JP5564060B2 - オロパタジン及び/又はその薬学的に許容され得る塩の製造方法 - Google Patents

オロパタジン及び/又はその薬学的に許容され得る塩の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、オロパタジンの製造方法に関し、より詳細には、次式:
Figure 0005564060
で表されるジベンズ[b,e]オキセピン−11−オン誘導体と適切な試薬をウィッティヒ条件下で反応させることを含むオロパタジン製造方法の改良に関する。
オロパタジン(すなわち、(Z)−11−[3−(ジメチルアミノ)−プロピリデン]−6−11−ジヒドロジベンズ−[b,e]−オキセピン−2−酢酸)は、次式:
Figure 0005564060
で表されるジベンゾキセピン誘導体であり、アレルギー性鼻炎や蕁麻疹、気管支喘息の初期における全身治療に有用であり、局所抗アレルギー剤として開発されている。
オロパタジンは比較的選択的なヒスタミンH1拮抗薬であり、マスト細胞からのヒスタミン遊離の抑制剤である。オロパタジンはH1受容体に対して高い親和性を有し、アドレナリンα1受容体、アドレナリンα2受容体、ドーパミンD1受容体、ドーパミンD2受容体、ムスカリンM1受容体、ムスカリンM2受容体には影響を及ぼさないと考えられている。
オロパタジンの塩酸付加塩は市販品であり、固体経口剤形又は点眼液として投与することが可能であるが、点眼液はアレルギー性結膜炎の兆候や症状の治療に必要である。
オロパタジンへの合成的アプローチは、一般的に、公知の適切な置換が施されたジベンズ[b,e]オキセピン−11−オン基質から開始する。主に、2種類の異なる経路をたどる。一方は、式Ph3P=CH(CH22N(CH32で表されるリンイリドを用いたウィッティヒ反応を含み、他方は、式(CH32N(CH23MgXで表される試薬を用いたグリニャール反応と、それに続く強酸による脱水反応を含む。
オロパタジン塩基は、特許文献1に初めて記載されたが、その製造に関する具体例は特許文献1には記載されていない。
オロパタジン類似化合物の製造は、特に、次式:
Figure 0005564060
で表される化合物と、ウィッティヒ試薬Ph3P=CH(CH2nNR23との反応による周知のウィッティヒ法によって行われた。式中、R1、R2、R3及びR4は、特許文献1に開示された意味を有する。なお、ウィッティヒ試薬は、式Ph3P−CH2−(CH2nNR23Brで表される化合物と強塩基とを適切な不活性溶媒中で反応させて製造する。特許文献1の出願人は、ウィッティヒ反応前にカルボキシ基を保護するのが好ましいか、又は必須であることを明確に示している。実施例5のパートbには、エチルジベンズ[b,e]オキセピン−11−オンアクリレート誘導体と3−(ジメチルアミノ)−プロピルトリフェニルホスホニウムブロミド臭化水素酸塩とのウィッティヒ反応と、それに続くエステル部分の塩基脱保護による(E/Z)−11−[3−(ジメチルアミノ)−プロピリデン]−6−11−ジヒドロジベンズ[b,e]−オキセピン−2−(E)−アクリル酸の製造が記載されている。
特許文献2には、アレルギー性喘息の治療や抑制、更には炎症の治療にも有用な新しいジベンズ[b,e]オキセピン誘導体が記載されている。特許文献2においては、オロパタジン及びその類似化合物の製造方法が複数報告されている。特に、工程Cは、次のスキームで示される反応である。
Figure 0005564060
スキーム中、Y、Z、A’及びnは、特許文献2に記載された意味を有する。Yは、特に、−(CH2n−であり、A’は、特に、カルボキシ又は−CONR12である。式中、R1及びR2は、同一又は異なっており、水素原子又は低級アルキル基を示す。
リンイリドである化合物XIIIを、非特許文献1に記載の方法に従って製造できる。テトラヒドロフラン等の不活性溶媒中で化合物(IIb)を1〜5当量の化合物XIIIと反応させて化合物Ifを得る。
特許文献2においては、包括的に保護されたカルボキシ基誘導体に対してウィッティヒ反応を行う機会が必要とされているが、各種ジベンズ[b,e]オキセピン−11−オンアミド誘導体へのジメチルアミノプロピリデン鎖の挿入に関する実験研究は個別的に行なわれていない。
具体的なオロパタジンの製造(実施例9及び35)においては、保護されていないジベンズ[b,e]オキセピン−11−オン酢酸誘導体に対してウィッティヒ反応を行っている。このようにして得たオロパタジンを対応するエチルエステルに転化した後、加水分解して適切なE/Z比を有するオロパタジンを得る。
オロパタジン塩酸塩(すなわち、有効成分)の製造は、最初に非特許文献2に記載された。アルキル又はビニルスペーサー(4c−e)によって結合されたカルボキシ基を有するジベンズ[b,e]オキセピン−11−オン誘導体をウィッティヒ反応に付し、得られた粗生成物をエステル化することにより精製を容易とした。この方法によってZ異性体が優先的に得られた(E/Z=3/7、実験セクションE/Z=1/2)。このようにして得たエステルを異性化せずに鹸化し、p−トルエンスルホン酸塩に転化し、p−トルエンスルホン酸塩をアルコール溶媒から再結晶化し、中和し、塩酸で処理して所望の生成物を得た。
また、その論文には、対応するエステル保護誘導体(例えば、酢酸メチル誘導体)から同一のウィッティヒ条件下で同一の生成物を製造する試みによって出発材料が回収されたことも報告されている。
オロパタジンの製造方法に関し、幾つかの別法が文献で報告されている。
特許文献3には、次式:
Figure 0005564060
(式中、R4及びR5の一方はハロゲン、他方はCHOであり、R3は酸保護基である)で表される化合物をPh3P(CH23N(CH32又はその塩と塩基存在下で反応させることを含む、オロパタジンの製造方法が記載されている。
その後のパラジウム触媒による環化と脱保護によってオロパタジンが得られる。
酸保護基は、好ましくはアルキル基を意味するが、特に、実験研究ではメチルを取り扱う。
特許文献4には、塩酸オロパタジンの新しい多形形態とその製造、精製及び処理方法が記載されている。オロパタジン塩基の合成的製造は、強塩基としてヘキシルリチウム又は水素化ナトリウムを用いる11−オキソ−6,11−ジヒドロジベンゾ[b,e]オキセピン−2−イル)−酢酸に対する古典的なウィッティヒ反応を含む。
特許文献5には、塩酸オロパタジンの新しい多形形態とその製造方法が記載されている。詳細には、特許文献5は、3−ジメチルアミノプロピルトリフェニルホスホニウムハライド又はその塩を水素化ナトリウムと混合して反応混合物を得て、当該混合物をウィッティヒ条件下で11−オキソ−6,11−ジヒドロジベンゾ[b,e]オキセピン−2−イル)−酢酸と反応させることを含む、オロパタジンの製造方法を説明する。
先行技術から明らかなように、オロパタジン及びその有効な薬学的に許容され得る塩の製造においてウィッティヒ反応は重要な役割を果たす。
しかし、先行技術の方法は、かなりコストがかかり、手続き上の不利を被る。
詳細には、過剰なウィッティヒ試薬や強塩基が必要になることや、文献に低収率が報告されている限りにおいて、ジベンズ[b,e]オキセピン−11−オン誘導体の最終生成物への転化が不完全であること、所要の純粋なZ異性体を製造する上で立体選択性が低いこと、ウィッティヒ反応後、カルボキシル基の保護及び脱保護によって反応工程数が増加すること、更には、クロマトグラフィーによるエステル誘導体精製によって得られるZ異性体に富んだ誘導体は、再結晶化によって更に精製される必要があることが挙げられる。
従って、純粋なオロパタジン又はその塩を収率良く、産業上利用の観点から好ましい条件下で製造するための他の効率的な方法を研究することが望ましいであろう。更に、ウィッティヒ反応を穏和な条件下で実施するのが一層望ましい。詳細には、高価で危険な試薬の量を削減することによって、オロパタジンを誘導体化する必要性を回避する。
欧州特許第0214779号明細書 欧州特許第0235796号明細書 国際公開第2006/010459号 国際公開第2007/119120号 国際公開第2007/110761号
ケミカル アブストラクト C.A.63,16366a(1965) ジャーナル.オブ.メディカル.ケミストリー(J.Med.Chem.)1992年,第35巻,p.2074〜2084
本発明者らは、驚くべきことに、オロパタジンアミド、すなわちオロパタジンを製造する上での重要な中間体を容易に且つ効率的に合成する代替法を見出し、それにより先行技術に記載された方法の欠点を克服できた。
従って、本発明の第1の目的は、次式:
Figure 0005564060
で表される化合物と3−ジメチルアミノプロピルトリフェニルホスホニウムハライド又はその塩を塩基の存在下、ウィッティヒ条件下で反応させることによって、次式:
Figure 0005564060
で表される化合物の製造方法にある。
式IIIで表される化合物は公知の方法、例えば、欧州特許第0069810号(メルク アンド カンパニー社、米国)に従って製造する。欧州特許第0069810号には、対応する酸誘導体から開始する製造が記載されている。
本発明の一実施形態においては、トルエン中で市販の11−オキソ−6,11−ジヒドロジベンゾ[b,e]オキセピン−2−酢酸と、SOCl2とを反応させて対応する塩化物を得る。得られた塩化物をその場でアンモニアと反応させて式IIIで表される化合物を白色粉末として得る。
ウィッティヒ反応は当業者には非常に良く知られており、アルデヒド又はケトンをリンイリドで処理してオレフィン誘導体が得られる反応である。前記イリドは一般に、ホスホニウム塩を塩基で処理して製造する。
従って、ウィッティヒ条件は、ホスホニウム塩(すなわち、3−ジメチルアミノプロピルトリフェニルホスホニウムハライド又はその塩)を塩基と混合して対応するリンイリドを含む反応混合物を得て、当該リンイリドを基質(すなわち、11−オキソ−6,11−ジヒドロジベンゾ[b,e]オキセピン−2−イル)−酢酸アミド)と適切な溶媒中で反応させることを必要とする。
反応物質である3−ジメチルアミノプロピルトリフェニルホスホニウムハライド又はその塩は市販品を用いるか、もしくは公知の方法に従って製造することができる。また、両者を用いることもできる。欧州特許第0235796号の工程Cには、本発明に係るウィッティヒ反応に有用なリンイリドが詳細に開示されている。
適切な塩は、ハロゲン化水素酸塩、詳細には、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩又は塩酸塩である。
好ましい反応物質は、3−ジメチルアミノプロピルトリフェニルホスホニウムブロミド臭化水素酸塩である。
本発明に係る適切な塩基は、アルカリ水素化物やアルカリアルコキシド、アルカリ炭酸塩、有機リチウム誘導体等である。
好ましい塩基は、ブチルリチウムやヘキシルリチウム、水素化ナトリウム、水素化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、ナトリウムアミド、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、LDA、LiHMDS、KHMDS等である。
最も好ましい塩基は、n−ブチルリチウムであり、これをn−ヘキサン又はトルエン溶液中で用いることが好ましい。
本発明の適切な溶媒は、テトラヒドロフラン等のエーテル系溶媒や炭化水素、詳細には、トルエン等の芳香族炭化水素である。
好ましい溶媒は、テトラヒドロフランである。
反応物質と式IIIで表される化合物を、2.0〜4.0のモル比で用いるが、2.5:1のモル比で混合することが好ましい。
適切な塩基と式IIIで表される化合物を、4.0〜7.0のモル比で用いるが、5.5:1のモル比で混合することが好ましい。
一般に、式IIIで表される化合物とウィッティヒ試薬との前記反応を、−70℃〜70℃の温度で行う。
前記反応を、−20℃〜70℃の範囲で行うことが好ましい。
機能的に、強塩基とホスホニウム塩を混合して得られる反応混合物を、その場で式IIIで表されるアミド誘導体と不活性溶媒中で反応させて式IIで表される化合物を高純度で得る。得られた式IIで表される化合物を更に精製し、オロパタジン又はその塩に転化する。
オロパタジンはZ配置を有するため、式IIで表される化合物を、例えば、従来の方法によって更に精製してZ/E比を高める必要がある。
本発明の一実施形態においては、ウィッティヒ反応によってアミノプロピリデン鎖を挿入し、得られる式IIで表されるアミド(約25/75のE/Z混合物)をアルコール溶媒からp−トルエンスルホン酸塩として結晶化して精製し、高純度のZ配置に富んだオロパタジンアミドを得る。
ウィッティヒ反応によって得られたオロパタジンアミドは結晶又は溶液として回収することができ、好ましくは、アルコール溶液として回収することができる。そして、これを直接p−トルエンスルホン酸と反応させて対応する塩を得て、この塩を濾過によって単離する。
前記塩は再結晶化等の公知の方法に従って更に精製することができるが、アルコール溶媒から行うことが好ましく、メタノールから行うことがより好ましい。
純粋なオロパタジンアミドp−トルエンスルホン酸塩を中和し、加水分解してオロパタジン遊離塩基を遊離させる。
一般に、中和と加水分解は塩基又は酸の存在下で行われる。
好ましい塩基は、水酸化ナトリウムや水酸化カリウム等の水酸化アルカリである。
好ましい酸は、臭化水素酸や塩酸、硫酸等の鉱酸であり、塩酸が好ましい。
本発明の好ましい実施形態においては、オロパタジンアミドp−トルエンスルホン酸塩を水酸化ナトリウムの存在下で加水分解する。
その後、任意に、純粋なオロパタジン塩基を、従来の方法に従って対応する薬学的に許容され得る塩に転化する。好ましい酸付加塩は塩酸オロパタジンであり、これは先行技術の方法(J.Med.Chem.1992,35,2074〜2084)に従い塩酸との反応によって製造することができる。
従って、本発明の更なる目的は、オロパタジンの製造方法であって、次式:
Figure 0005564060
で表される化合物と3−ジメチルアミノプロピルトリフェニルホスホニウムハライド又はその塩を塩基の存在下、ウィッティヒ条件下で反応させることによって、次式:
Figure 0005564060
で表される化合物で特徴づけられるオロパタジンの製造方法にある。
本発明の更なる目的は、オロパタジンの製造方法であって、
a.次式:
Figure 0005564060
で表される化合物と3−ジメチルアミノプロピルトリフェニルホスホニウムハライド又はその塩を塩基の存在下、ウィッティヒ条件下で反応させて、次式:
Figure 0005564060
で表される化合物を得ることと、
b.式IIで表される化合物を対応するp−トルエンスルホン酸塩の分別結晶化によって精製すること、とを含む方法である。
本発明の更なる目的は、高純度のオロパタジン最終生成物を製造する上で重要な中間体としての化合物である(Z)−11−[3−(ジメチルアミノ)−プロピリデン]−6−11−ジヒドロジベンズ[b,e]−オキセピン−2−アセトアミドp−トルエンスルホン酸塩にある。
本発明の更なる目的は、オロパタジン又はその薬学的に許容され得る塩の製造方法であって、
a.次式:
Figure 0005564060
で表される化合物と3−ジメチルアミノプロピルトリフェニルホスホニウムハライド又はその塩をウィッティヒ条件下で反応させて、次式:
Figure 0005564060
で表される化合物を得ることと、
b.式IIで表される化合物を対応するp−トルエンスルホン酸塩の分別結晶化によって精製することと、
c.このようにして得られた式IIで表される純粋なZ異性体を加水分解してオロパタジンを得て、任意に、それを対応する薬学的に許容され得る塩に転化すること、とを含む方法にある。
このように、本発明の目的である方法が、工業的生産や、オロパタジン製造のための効率的且つ経済的な代替合成手段、更には、合成工程数の削減、高収率の達成、及びプロセスコストや効率に関する顕著な利益の取得に対して如何に適しているかは明らかである。
本発明の特徴は、ジベンズ[b,e]オキセピン−11−オンアミド誘導体に対してウィッティヒ反応を行うという点にある。
本発明者らが知る限りにおいては、酢酸部分を一級アミドで保護した状態で、ジメチルアミノプロピリデン鎖をウィッティヒ条件下で導入することは当該技術分野では知られておらず、また、如何なる先行技術文献によっても示唆されていない。
先行技術では酢酸部分の全体的な保護を伴うが、これは、酸基質の状態でウィッティヒ反応を行うものであり、本発明者らは、エステル誘導体はウィッティヒ条件に耐えられず、加水分解過程を経ることを既に確認している。
一方、酸部分をアミド誘導体として保護することによって、試薬の量を削減できると共に、出発材料をオロパタジンアミドに完全に転化することができる。
また、本発明に従いアミド基質状態でウィッティヒ反応を行った場合、驚くべきことに、Z異性体が非常に多く含まれ(Z/E=75/25)、よって、所望の純粋なZ異性体の有効成分の分離を目的とする後の精製工程に適した生成物が得られる。
例えば、約2.5当量の試薬と約5.5当量の塩基を用いた本発明に係るウィッティヒ反応によって、式IIIで表される化合物は、ほぼ定量的に、Z/E比が約75/25の式IIで表されるオロパタジンアミドのジアステレオマー混合物に転化する。
実際、主に分別結晶化によって行う精製工程を簡素化するためには、Z異性体に富んだ誘導体を得ることが必須であると思われる。
このように、本発明の方法では、ウィッティヒ反応後に更なるエステル化工程を必要とせず、また、カラムクロマトグラフィーによる精製も必要としないため、無駄な収率損失が回避される。
続く鹸化では異性化を経ず、高純度の最終生成物が得られる。
本発明の目的である方法の実施形態は、ホスホニウム塩(すなわち、3−ジメチルアミノプロピルトリフェニルホスホニウムハライド又はその塩)と塩基を混合して対応するリンイリドを含有する反応混合物を得て、前記リンイリドを基質(すなわち、11−オキソ−6,11−ジヒドロジベンゾ[b,e]オキセピン−2−イル)−酢酸アミドとウィッティヒ条件下で反応させることを含む。
本発明の目的である方法の好ましい実施形態は、市販の11−オキソ−6,11−ジヒドロ−ジベンゾ−[b,e]−オキセピン−2−酢酸を式IIIで表されるアミドに転化することと、3−ジメチルアミノプロピルトリフェニルホスホニウムハライド又はその塩と塩基(好ましくはブチルリチウム)を混合して反応混合物を得て、これを式IIIで表される前記アミドとウィッティヒ条件下(好ましくはエーテル系溶媒の存在下)で反応させることと、このようにして得られる式IIで表されるアミド(約25/75のE/Z混合物)をアルコール溶媒(好ましくはメタノール)からp−トルエンスルホン酸塩として結晶化することによって精製して高純度のZ異性体に富んだオロパタジンアミド塩を得ることと、任意に、アルコール溶媒(好ましくはメタノール)から再結晶化を行うことと、オロパタジンアミドp−トルエンスルホン酸塩を好ましくは塩基の存在下で加水分解してオロパタジン遊離塩基を遊離させることと、前記遊離塩基を対応する塩酸塩に転化することとを含む。
以下の実施例によって本発明をより詳細に説明する。
[実施例1]
11−オキソ−6,11−ジヒドロジベンゾ[b,e]オキセピン−2−アセトアミドの製造
11−オキソ−6,11−ジヒドロ−ジベンゾ−[b,e]−オキセピン−2−酢酸(47g、0.1752モル)のトルエン懸濁液を90℃で加熱した。塩化チオニル(22.9g、0.1927モル)を添加し、得られた混合物を90℃で4時間攪拌した。
転化終了後、溶媒と過剰の試薬を留去し、残渣をTHFで希釈した後、30%wtアンモニア水溶液(85.5mL)に15℃で添加した。式IIIで表される標記化合物を0℃で濾過によって単離した(44.3g、収率95%)。
[実施例2]
(Z)−11−[3−(ジメチルアミノ)−プロピリデン]−6,11−ジヒドロ−ジベンゾ−[b,e]−オキセピン−2−アセトアミドの製造及び対応するp−トルエンスルホン酸塩への転化
3−ジメチルアミノプロピルトリフェニルホスホニウムブロミド臭化水素酸塩(285g、0.5615モル)の無水THF(600mL)懸濁液に2.5MBuLi/n−ヘキサン溶液(491.6mL、1.2291モル)を5℃で添加し、25℃まで加熱した。得られた溶液を式IIIで表される化合物(60g、0.2245モル)の無水THF(600mL)懸濁液に66℃で添加した。得られた混合物を66℃で4時間攪拌した。反応終了時に、過剰のイリドとBuLiを10%wt塩化アンモニウム水溶液でクエンチし、当該有機化合物をジクロロメタンにて抽出し、廃水層を廃棄した。次に、有機相を4N塩酸で2回洗浄し、廃有機層を廃棄した。水層を回収し、30%wt水酸化ナトリウム水溶液でpHを13に調整し、式IIで表される化合物をIPACで抽出し、濃縮した後、メタノールで希釈した。
式IIで表される標記化合物(Z/E比:約75/25)をメタノール溶液として得た(250mL、62.1g、収率83%)。このようにして得た式IIで表される化合物のメタノール混合物にp−トルエンスルホン酸一水和物(38.5g、0.2024モル)を室温(R.T.)で添加し、対応するp−トルエンスルホン酸塩を濾過によって0℃で単離し、メタノールから再結晶化して、純粋な(Z)−11−[3−(ジメチルアミノ)−プロピリデン]−6,11−ジヒドロ−ジベンゾ−[b,e]−オキセピン−2−アセトアミドp−トルエンスルホン酸塩を得た(50.7g、収率45%、Z異性体>99.5%)。
1H-NMR (600MHz, DMSO-d6): δ=2.25 (s, 3H, CH 3 C6H5SO3H); 2.71 (m, 2H, CH2C=C); 2.73 (s, 6H, N(CH3)2); 3.24 (m, 2H, CH 2 N(CH3)2); 3.30 (s, 2H, CH2CONH2); 5.16 (m, 2H, CH2O); 5.59 (m, 1H, C=CHCH2); 6.75 (dd, J=8.4, 1H,Ar); 6.84 (s, 1H, NH2); 7.04 (m, J=2.1, 1H, Ar); 7.06 (m, J=8.4, 2.1, 1H, Ar); 7.08 (dd, J=8.0, 2H, Ar); 7.25 (dd, J=7.6, 1.2, 1H, Ar); 7.30 (m, J=7.6, 1.2, 1H, Ar); 7.35 (m, J=7.6, 1H, Ar); 7.36 (m, J=7.6, 1.2, 1H, Ar); 7.42 (s, 1H, NH2); 7.45 (dd, J=8.0, 2H, Ar); 9.25 (s, 1H, NH+).
13C-NMR (20 MHz, DMSO-d6): δ= 20.7 (CH 3 C6H5SO3H); 24.8 (CH2C=C); 39.4 (CH 2 CONH2); 42.2 (N(CH3)2); 55.8 (CH 2 N(CH3)2; 69.5 (CH2O); 119.1 (Ar); 122.7 (Ar); 125.4 (Ar); 125.8 (Ar); 126.5 (Ar); 127.8 (Ar); 128.0 (Ar); 128.6 (C=CHCH2); 129.0 (Ar); 130.3 (Ar); 131.5 (Ar); 133.5 (Ar); 137.5 (Ar); 141.3 (Ar); 144.4 (C=CHCH2); 145.7 (Ar); 153.6 (Ar); 172.5 (CONH2).
[実施例3]
(Z)−11−[3−(ジメチルアミノ)−プロピリデン]−6−11−ジヒドロ−ジベンズ−[b,e]−オキセピン−2−酢酸の製造
式IIで表される化合物のp−トルエンスルホン酸塩(1.32g、0.002595モル)のジクロロメタン(13.2mL)メタノール(0.6mL)懸濁液に5%wt重炭酸ナトリウム水溶液(6.6g、0.003928モル)を添加した。得られた混合物を15分間攪拌し、廃水層を廃棄した。有機層を5%wt重炭酸ナトリウム水溶液(4.0g、0.002381モル)で洗浄した。廃水層を廃棄し、有機相を濃縮し、メタノール(6mL)で希釈し、5M水酸化カリウム水溶液(4.16mL、0.0208モル)を添加した。得られた混合物を70℃で8時間攪拌した。反応終了時に、混合物を室温(R.T.)まで冷却し、6N塩酸でpH11まで中和した。式Iで表される化合物を樹脂DIAION SK1B(23mL、0.0506モル)に吸収させて精製し、5%アンモニア水溶液(511g)で洗浄して回収した。最後に、イソプロピルアルコール(20mL)を添加し、溶媒を蒸発させて標記化合物を得た(0.388g、収率44.3%)。

Claims (13)

  1. 次式:
    Figure 0005564060
    で表される化合物と3−ジメチルアミノプロピルトリフェニルホスホニウムハライド又はその塩を塩基の存在下、ウィッティヒ条件下で反応させることによって、次式:
    Figure 0005564060
    で表される化合物を製造する工程、さらに次の工程a〜d及び任意の工程eを含むことを特徴とするオロパタジン又はその薬学的に許容され得る塩の製造方法
    a.式IIで表される化合物を対応するp−トルエンスルホン酸塩に転化すること、
    b.前記塩を分別結晶化によって精製すること、
    c.純粋なZ異性体のp−トルエンスルホン酸塩を中和すること、
    d.このようにして得られた式IIで表される純粋なZ異性体を加水分解してオロパタジンを得ること、
    e.任意にオロパタジンを対応する薬学的に許容され得る塩に転化すること。
  2. 3−ジメチルアミノプロピルトリフェニルホスホニウムハライド又はその塩として、3−ジメチルアミノプロピルトリフェニルホスホニウムブロミド臭化水素酸塩を用いる、請求項1に記載の方法。
  3. 前記塩基が、nブチルリチウムである、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 式IIIで表される化合物と3−ジメチルアミノプロピルトリフェニルホスホニウムハライド又はその塩との前記反応をエーテル系溶媒中で行う、請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
  5. 前記エーテル系溶媒が、テトラヒドロフランである、請求項4に記載の方法。
  6. 3−ジメチルアミノプロピルトリフェニルホスホニウムハライド又はその塩と式IIIで表される化合物を、2.0〜4.0のモル比で用いる、請求項1〜5のいずれかに記載の方法。
  7. モル比を、2.5:1とする、請求項6に記載の方法。
  8. 塩基と式IIIで表される化合物を、4.0〜7.0のモル比で用いる、請求項1〜7のいずれかに記載の方法。
  9. モル比を、5.5:1とする、請求項8に記載の方法。
  10. 前記3−ジメチルアミノプロピルトリフェニルホスホニウムハライド又はその塩と式IIIで表される化合物の反応を、−20℃〜70℃の温度で行う、請求項1〜9の何れかに記載の方法。
  11. 工程bを、メタノールからの結晶化によって行う、請求項1〜10のいずれかに記載の方法。
  12. 工程dを、水酸化ナトリウムの存在下で行う、請求項1〜11のいずれかに記載の方法。
  13. (Z)−11−[3−(ジメチルアミノ)−プロピリデン]−6−11−ジヒドロジベンズ[b,e]−オキセピン−2−アセトアミドp−トルエンスルホン酸塩。
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