JP5563876B2 - コイルの製造方法およびモータ - Google Patents
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Description
また、製造されたコイルは、軸中心を指向するティース部の傾斜に沿う角度と略同一の傾斜角度を有する一対のスロット挿入部を有しているため、複数のステータコア片を円環状にする際に、変形してしまうのを防止することができる。つまり、複数のステータコア片を円環状にする際に、コイル渡り部に無理な力がかからず、導線の整列崩れを防止することができる。結果として、帯状に複数連結されたステータコア片にコイルを装着した後、該ステータコア片をスムーズに円環状にしてステータを形成することができる。さらに、一対の巻線端部の間に形成されるコイル渡り部に相当する位置の内径面側から導線を巻枠に導入して、該導線を巻枠の内径面から外径面へ向かって導線同士を密着させながら巻き進める導線駆け上げ工程と、導線駆け上げ工程の後に、導線駆け上げ工程において巻回された導線の上層に、巻枠の外径面から内径面に向かって導線同士を密着させながら巻き進める導線駆け下げ工程と、を有しているため、導線を巻枠に巻回する際に導線の位置がずれるのを防止することができる。
図6はコイル20の斜視図であり、図7は図6のA−A線に沿う断面図であり、図8はステータ21の側面図である。
本実施形態では、まず導線52を巻枠70に巻き回すことにより、導線巻回体71(図19参照)を作製し、該導線巻回体71をコイル成型装置(不図示)により成型することでコイル20を製造する。
まず、導線52の一端を固定部81に固定するとともに、導線52を溝部80に挿入し、導線52を支持固定する。
図20はコア片45の帯状時の斜視図である。図20に示すように、複数の平板鋼板47を積層・接合して所望の厚みを有したコア片45を複数形成する。そして、コア片45を同じ向きに帯状に並べる。
具体的には、まずリング状のコイル20を複数形成する。このとき、コイル20を構成する導線52の両端部はリングから延出させて、中性点バスリングや3相配電バスリング(ともに不図示)に接続できるようにしておく。なお、本実施形態では、24個のコイル20を製造しておく。
Claims (2)
- ティース部およびヨーク部が形成されたステータコア片が複数連結されて円環状に形成されたステータコアと、隣接する前記ステータコア片の前記ティース部間に形成されるスロット部を架け渡すように挿入されるコイルと、を備えたステータと、該ステータの内周側に配され、回転可能に支持されたロータと、を有するモータに使用される前記コイルの製造方法であって、
前記コイルは、前記ステータコア片が連結されて円環状になった際に、軸中心を指向する前記ティース部の傾斜に沿う角度と略同一の傾斜角度を有し、前記スロット部に挿入される一対のスロット挿入部と、前記ステータコアの軸方向端面において前記一対のスロット挿入部の端部同士の間を連結する一対のコイル渡り部と、を備えるとともに、一方の前記コイル渡り部の両端部に電源部と接続される一対の巻線端部が配されており、
前記コイルは、導線を巻枠に巻き回すことにより製造され、
前記巻枠は、前記ティース部の傾斜に対応した傾斜面を有する一対のスロット挿入部形成部と、前記スロット部に挿入された状態における前記ステータの内周側にあたる内径面から前記ステータの外周側にあたる外径面に向かって前記一対のコイル渡り部同士の距離が広がるような傾斜面を有する一対のコイル渡り部形成部と、前記スロット挿入部形成部と前記コイル渡り部形成部との境界に形成された曲面部と、を有しており、
前記一対の巻線端部の間に形成される前記コイル渡り部に相当する位置の前記内径面側から前記導線を前記巻枠に導入する導線導入工程と、
前記巻枠の前記内径面から前記外径面へ向かって前記導線同士を密着させながら巻き進める導線駆け上げ工程と、
該導線駆け上げ工程の後に、前記導線駆け上げ工程において巻回された前記導線の上層に、前記巻枠の前記外径面から前記内径面に向かって前記導線同士を密着させながら巻き進める導線駆け下げ工程と、を有し、
前記導線駆け下げ工程では、回転可能なローラ部によって前記導線を前記巻枠側に押し付けながら巻き進めることを特徴とするコイルの製造方法。 - ティース部およびヨーク部が形成されたステータコア片が複数連結されて円環状に形成されたステータコアと、隣接する前記ステータコア片の前記ティース部間に形成されるスロット部を架け渡すように挿入されるコイルと、を備えたステータと、該ステータの内周側に配され、回転可能に支持されたロータと、を有するモータであって、
前記コイルは、導線が複数層に巻き回されて形成されており、前記ステータコア片が連結されて円環状になった際に、軸中心を指向する前記ティース部の傾斜に沿う角度と略同一の傾斜角度を有し、前記スロット部に挿入される一対のスロット挿入部と、前記ステータコアの軸方向端面において前記一対のスロット挿入部の端部同士の間を連結する一対のコイル渡り部と、を備えるとともに、前記一対のコイル渡り部のうち、一方の前記コイル渡り部の両端部に、電源部と接続される一対の巻線端部が配されており、
前記コイルのうち、前記スロット挿入部と前記コイル渡り部との境界部は円弧状とされ、
前記一方のコイル渡り部上において、前記コイル渡り部の両端に位置する前記境界部よりも内側に位置する部分には、内周側導線層から該内周側導線層の上層に形成される外周側導線層へ移行する部位である導線移行部が配されていることを特徴とするモータ。
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