JP5562006B2 - 照明ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、円筒状の外装体内に複数の放電ランプが挿入された照明ユニットに関する。
従来から、液晶ディスプレイのバックライトや、スキャナーの原稿読取用光源、さらには照明用光源などに外部電極放電ランプが用いられている。この外部電極放電ランプは、水銀等の放電ガスが封入された長筒状の放電管と、放電管の両端部の外周面を被覆する電極とを備えており、電極としては、銅テープやアルミニウムテープなどの金属テープ、又は、銀ペースト等の導電性ペースト等が用いられている。放電管の両端部の電極に高周波高電圧を印加すると、放電管内で放電が発生し、外部電極放電ランプが点灯するようになっている。
また、電極を電源に接続するために、電極の外周面には給電端子が取り付けられる場合がある。このような給電端子として、例えば、特許文献1に開示されている給電端子は略U字断面形状を有しており、この給電端子の開いた部分から放電ランプの端部が嵌め込まれることで、電極の表面と給電端子とが接触する。こうして、予め電源装置に固定された給電端子と放電ランプの電極とが接続される。
特開2006−147298号公報
例えば、上記特許文献1に記載の技術を用いて、直管蛍光灯に類似の照明ユニット(円筒状の外装体内に光源として放電ランプが挿入されたもの)を組み立てた場合、放電ランプが給電端子の開いた部分から嵌め込まれるので、非常に組み立てにくくなる。つまり、外装体に挿入された放電ランプの電極を給電端子に装着するためには、放電ランプ又は給電端子を外装体の径方向にある程度移動させる必要がある。しかしながら、外装体の中ではそれほど放電ランプ又は給電端子を移動させることができないので、給電端子に放電ランプが嵌め込みにくくなり、組み立てにくくなる。
仮に、外装体よりも放電ランプを長くして放電ランプの電極を外装体から露出させると、外装体及び放電ランプ又は給電端子を移動させることで、給電端子に放電ランプを嵌め込むことが可能となる。しなしながら、この構成の場合においても、放電ランプを給電端子に嵌め込んだ後に、外装体の端部を給電端子及び放電ランプの端部とともに覆う別の部材を取り付ける必要が生じ、照明ユニットを組み立てるのが繁雑となる。
そこで、本発明の目的は、組立が簡単になる照明ユニットを提供することである。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明の照明ユニットは、少なくとも一部に透明又は透光部を有し、一方向に沿って延在した円筒状の外装体と、前記外装体に挿入され、両端部の外周面上に電極が形成された複数の放電ランプと、前記一方向に沿って前記外装体の各端部に嵌め込まれた2つのキャップと、前記外装体の各端部近傍に配置された2つの間隔保持部材とを備えている。そして、前記2つの間隔保持部材には、前記一方向と交差する方向に互いに離隔した前記放電ランプの端部を通し、前記複数の放電ランプを前記交差する方向に離隔させた状態で支持する複数の孔と、前記孔の周囲から前記キャップに向かって突出した突出部と、前記突出部に形成された前記放電ランプの先端の当り止め部とが形成されており、前記キャップは、前記一方向に沿い且つ前記外装体に向かって突出した複数の突片が形成された給電端子を有しており、前記複数の突片は、前記キャップが前記外装体の前記端部に嵌め込まれたときに前記間隔保持部材により支持された前記放電ランプの前記電極と接触する。
これによると、キャップを外装体に嵌め込むだけで給電端子と電極とが接触する。このため、各放電ランプの電極間に電圧を印加することが可能となるとともに、照明ユニットの組立が簡単になる。また、キャップを嵌め込む際に、複数の放電ランプを交差する方向に互いに離隔させた状態で支持することが可能になる。このため、給電端子と電極とを確実に接触させることが可能となり、照明ユニットの組立がより簡単になる。また、放電ランプの長手方向の移動が阻止され、当該先端がキャップに接触して破損するのを抑制することができる。
また、本発明において、前記間隔保持部材は電極ブーツに一体成形され、前記電極ブーツは、前記外装体との間、及び、前記キャップとの間をシールすることが好ましい。これにより、外装体内が密閉されるので、外装体内に埃や気中の水分などが侵入しにくくなる。そのため、放電ランプの電極や給電端子の劣化を抑制することができる。
また、本発明において、前記当り止め部には、前記一方向に沿って前記放電ランプの前記先端を逃がす逃がし部が形成されていることが好ましい。これにより、放電ランプの先端が例えば尖っていても逃がし部で吸収される。
また、本発明において、前記給電端子と電気的に接続するケーブルを、前記キャップの外周面に前記一方向と交差する方向に導出、又は、前記給電端子と電気的に接続するプラグを、前記キャップの外周面に前記一方向と交差する方向に配置していることが好ましい。
本発明の一実施形態による照明ユニットの斜視図である。 図1に示す照明ユニットの部分分解斜視図である。 図2に示す電極ブーツ及び放電ランプの部分分解斜視図である。 (a)はランプカバーに電極ブーツが嵌め込まれたときに正面図であり、(b)は図4(a)のIV−IV線に沿った断面図である。 図1に示すキャップの分解斜視図である。 本発明の一実施形態による照明ユニットの変形例を示す部分斜視図である。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しつつ以下に説明する。
本発明の一実施形態による照明ユニット1は、図1及び図2に示すように、一方向に沿って延在した長尺な円筒状のランプカバー(外装体)10と、ランプカバー10に挿入された2本の放電ランプ20と、ランプカバー10の各端部の開口近傍を塞ぐ2つの電極ブーツ30と、ランプカバー10の端部及び電極ブーツ30を覆うようにしてランプカバー10の各端部に嵌め込まれた2つのキャップ50とを含んでいる。
本実施形態におけるランプカバー10は、透明又は透光性のあるポリカーボネイト樹脂から構成されているが、透明又は透光性を有するものであれば、どのような材料でもよい。例えば、アクリル樹脂やガラスなどの材料から構成されていてもよい。ランプカバー10の両端部外周には、図2に示すように、環状の溝11が形成されている。
各放電ランプ20は、ランプカバー10の長手方向(一方向)Aに沿って延在した放電管21と、放電管21の両端部の外周面上に形成された2つの電極22とを有している。放電管21は、円筒状のガラス管であり、その両端が封止されることで内部が密閉空間となっている。この密閉空間には、例えば、アルゴン(Ar)75%・ネオン(Ne)25%の放電ガスが充填されており、そのガス圧は30〜40Torrとなっている。
電極22は、導電ペーストを固化させたものであり、図2及び図3に示すように、放電管21の端部の外周面を覆う円筒部23aと、放電管21の上側半部の外周面を覆う半円筒部23bとを有している。円筒部23aは、放電管21の端部において全周にわたって形成されている。半円筒部23bは、円筒部23aの放電管21の中央側に連続して形成されている。この半円筒部23bは、半円筒部23bの半分の長さの円筒部の下側半部を、長手方向Aに関して当該円筒部の上側半部に隣接する位置に配置し、両半部同士を接続したものと同様に構成されている。このように電極22が放電管21の上側部分を覆う半円筒部23bを有することで、放電管21内で放電ガスが発光した際に、当該光が電極22で遮断されにくくなる。このため、放電管21の下側半部を有効利用することが可能となる。なお、電極22は、導電性を有しておれば、どのような材質から形成されていてもよい。
電極ブーツ30は、図2に示すように、シリコンゴムからなり弾性を有しており、ランプカバー10とキャップ50との間に設けられている。また、電極ブーツ30は、図2〜図4に示すように、筒体31と、筒体31の放電管21側の端部を閉塞する壁32とを有し、筒体31のキャップ50側の端部が開放された形状を有している。なお、図4(b)には、キャップ50の一部を2点鎖線で示し、キャップ50がランプカバー10及び電極ブーツ30に嵌め込まれたときの状況を分かり易く示している。
筒体31は、図4(b)に示すように、ランプカバー10の端部の開口径よりも若干小さい外径を有する小径部33と、小径部33よりも大きくキャップ50の内径よりも若干小さい外径を有する大径部34とを有している。小径部33の外周側面には、2つの環状突起33aが形成されている。これら環状突起33aの外径は、ランプカバー10の端部の開口径よりも若干大きくなっている。このため、電極ブーツ30がランプカバー10の端部に嵌め込まれることで、環状突起33aが弾性変形し電極ブーツ30とランプカバー10との間がシールされる。
大径部34の外周側面にも、2つの環状突起34aが形成されている。これら環状突起34aの外径は、キャップ50が電極ブーツ30に嵌め込まれたときに、キャップ50の大径部34と径方向に対向する部分の内径よりも若干大きくなっている。このため、キャップ50が電極ブーツ30及びランプカバー10の端部に嵌め込まれることで、環状突起34aが弾性変形しキャップ50と電極ブーツ30との間がシールされる。
電極ブーツ30の壁32には、図2及び図4に示すように、厚み方向(長手方向Aに平行な方向)に貫通した2つの孔35が形成されている。これら孔35は、長手方向Aと直交する方向に互いに離隔して配置されている。また、孔35は、放電ランプ20の電極22の外径よりも若干大きい内径を有している。つまり、孔35は、図4(b)に示すように、放電ランプ20が挿入されたランプカバー10に電極ブーツ30を嵌め込んだときに、当該放電ランプ20の端部が通される孔である。このように電極ブーツ30に孔35が形成されていることで、キャップ50を嵌め込む際に、放電ランプ20を互いに離隔させた状態で支持することが可能となる。そのため、後述の給電端子53と電極22とを確実に接触させることが可能となり、照明ユニット1の組立が簡単になる。すなわち、電極ブーツ30の壁32は放電ランプ20を互いに所定の間隔で保持する保持部材の役目を果たしており、本実施の形態では、この間隔保持部材(壁32)は電極ブーツ30に一体成形された形で設けられている。
壁32のキャップ50側の面(ランプカバー10とは反対側の面)には、図3及び図4に示すように、長手方向Aに沿って突出した2つの突出部40が形成されている。これら突出部40は、孔35と対向する位置に長手方向Aに沿って貫通する貫通部45が形成されている。つまり、貫通部45と孔35とは、長手方向Aに沿って連続している。また、突出部40は、この貫通部45によって分断されてなる。つまり、突出部40は、壁32のキャップ50側の面において各孔35の周囲から突出して形成されてなるものである。また、突出部40の貫通部45は、図中上下方向に開口している。このため、孔35に放電ランプ20が挿入されたとき、電極22(主に円筒部23a)の一部が貫通部45から露出する。また、これら突出部40は、小径部33及び大径部34の内周面と一体的に形成されているとともに、これら突出部40同士も連結部41によって一体的に連結されている。
また、壁32のキャップ50側の面には、図4(a)に示すように、長手方向Aに沿って突出した連結部42が形成されている。この連結部42は、連結部41の中央部と一体的に形成されている。連結部42は、図4中上下方向に延在し、その両端が小径部33及び大径部34の内周面と一体的に形成されている。
突出部40の先端には、当り止め部47が形成されている。当り止め部47は、貫通部45によって分断された突出部40の先端を繋ぐように形成されている。また、当り止め部47には、孔35に挿入された放電ランプ20の一端の中央と対向する位置に厚み方向(長手方向A)に貫通した、放電ランプ20の先端を逃がす逃がし部の役目を果たす孔48が形成されている。通常、放電管21の一端は、図4(b)に示すように、放電管21を製造するときに先細り形状となるが、当り止め部47に孔48が形成されていることで、例えば、放電管21の先端が尖っていてもこれを孔48に配置させ逃がすことが可能となる。すなわち、放電ランプ20の先端が円くなっていても尖っていてもよく、放電ランプ20の両端で同じ電極ブーツ30を使用することができる。なお、逃がし部となる孔48の代わりに、長手方向Aに沿って貫通しない穴や窪みを形成していてもよい。これにおいても上述と同様の効果を得ることができる。
また、放電管21の先端の両方が円く、あるいは尖がないように成形されている(ただし、このような形状成形のため、放電管がコスト高となる)場合は、特に当り止め部47に孔48のような逃がし部を設けていなくてもよい。この場合でも、放電ランプ20の先端を当り止め部47により当り止めをすることが可能になるので、放電ランプ20の先端がキャップ50などに接触して破損するのを抑制することができる。
キャップ50は、図2に示すように、円形の筒体51と、筒体51の一端部の開口を覆う蓋体52と、同軸ケーブル54に電気的に接続された給電端子53とを有している。筒体51の内周面には、図2、図4(b)及び図5に示すように、ランプカバー10にキャップ50を嵌め込んだときに溝11に係合する突起51aが形成されている。また、筒体51の内周面には、径方向に延在した中桟51bが形成されている。この中桟51bは、キャップ50の所定位置において給電端子53を支持している。また、筒体51の外周面には、筒体51を蓋体52に嵌め込んだときに、蓋体52と係合する突起51cが形成されている。
蓋体52には、図5に示すように、上部にケーブル54を通す連通口52aが形成されている。連通口52aは、ケーブル54の外径とほぼ同径であり、ケーブル54が連通口52aに通されることで、両者間に隙間がなくなる。また、蓋体52は、接着剤などによって筒体51に嵌め込まれた状態で接着され、両者間にほとんど隙間ができないようになっている。このように、筒体51、蓋体52及びケーブル54に接続された給電端子53が組み立てられてなるキャップ50は、電極ブーツ30に嵌め込まれる開口部分以外は外部と連通していない。なお、筒体51に蓋体52を嵌め込んだときに、蓋体52の内周面に全周にわたって接触する環状突起を筒体51に設けてもよい。この場合、筒体51と蓋体52とを接着剤で接着しなくても両者間がシールされる。
給電端子53は、図2及び図5に示すように、長手方向Aに突出した二対の突片55を有する薄板56と、長手方向Aに関して薄板56と蓋体52との間に配置された支持板57とを有している。これら薄板56及び支持板57は、ともに金属薄板を切り起こして形成されており、両者が互いに電気的に接続されるようにリベット止めされている。各対の突片55は、図5に示すように、薄板56の上端及び下端に形成され互いに上下方向に対向している。また、各対の突片55は、先端に向かって徐々にその離隔距離が狭まり、先端近傍において当該離隔距離が最も狭くなり、そこから先端にむかって当該離隔距離が広がるような形状を有している。このときの各対の突片55の最も狭い離隔距離は、放電管21の外径よりも若干小さくなっている。また、支持板57の上部にはケーブル54を把持する把持部57aが形成されており、給電端子53とケーブル54とが電気的に接続される。
この構成において、電極ブーツ30が嵌め込まれたランプカバー10の端部にキャップ50を嵌め込むことで、上述のようにキャップ50と電極ブーツ30との間がシールされる。このとき、給電端子53の各対の突片55が、貫通部45から露出した電極22に接触し、電極22と給電端子53とが電気的に接続される。さらに、このとき、各対の突片55の最小の離隔距離が電極22の外径よりも小さいので、電極22が2つの突片55によって挟まれる。このように電極22を各対の突片55が2点で挟みながら接触していることで、電極22と給電端子53との電気的接続の信頼性が向上する。
図1に戻って、ランプカバー10内には、反射板60と、ランプカバー10の中央において反射板60及び2本の放電ランプ20を支持する支持部材70とが設けられている。反射板60は、図1に示すように、ランプカバー10の内面に沿って湾曲した湾曲形状を有しており、2本の放電ランプ20の上側部分全体と対向して配置されている。このように反射板60が設けられていることで、例えば、照明ユニット1を天井に設けた際に、放電ランプ20の上側部分から発光した光を下側に向かって効果的に反射させることが可能となる。また、反射板60の中央には、支持部材70の突起72(後述する)を引っ掛ける孔61が形成されている。
支持部材70は、ランプカバー10の内径よりも若干小さい内径を有する円板形状を有している。支持部材70には、厚み方向(長手方向A)に貫通した2つの孔71が形成されている。これら孔71は、放電ランプ20の電極22の外径よりも若干小さい内径を有しており、長手方向Aと直交する方向に互いに離隔して配置されている。また、支持部材70には、その外周側面から孔71に達する2つの切欠き73が形成されている。なお、図1には、手前側の孔71に達する切欠き73しか図示されていないが、支持部材70には奥側の孔71に達す同様の切欠き73が形成されている。この構成により、支持部材70は、放電ランプ20が孔71に通されたときに、孔71の外径が広がるように弾性変形し、放電ランプ20を挟持する。また、支持部材70の上部には、突起72が形成されており、当該突起72を孔61に引っ掛けることで支持部材70に反射板60を取り付け可能となっている。
このような照明ユニット1を組み立てる場合は、まず、放電ランプ20の長手方向Aの中央に支持部材70が配置されるように孔71に放電ランプ20を挿入するとともに、支持部材70に反射板60を取り付ける。そして、支持部材70、反射板60、及び、2本の放電ランプ20が組み付けられた部材をランプカバー10内に挿入する。このとき、電極22の半円筒部23bと反射板60とが対向するように、放電ランプ20を回転させて位置決めする。なお、放電ランプ20は、図4(b)に示すように、長手方向Aに関して、ランプカバー10よりも僅かに長くなっており、ランプカバー10の端部から僅かに突出(露出)している。この場合、放電ランプ20が長くなっていることで非発光部(電極部:円筒部23a、半円筒部23b)の一部又は全部を吸収することで、ランプカバー10の有効発光長を効率的に長くすることができる。
次に、電極ブーツ30を長手方向Aに沿ってランプカバー10の端部の開口と対向する位置に配置する。そして、電極ブーツ30を長手方向Aに沿って移動させ、孔35に放電ランプ20の端部を挿入しつつ、ランプカバー10の両端部にそれぞれ嵌め込む。こうして、放電ランプ20を互いに離隔させた状態で放電ランプ20の端部を支持することが可能となる。加えて、電極ブーツ30とランプカバー10との間がシールされる。
次に、キャップ50を長手方向Aに沿って電極ブーツ30と対向する位置に配置する。そして、キャップ50を長手方向Aに沿って移動させ、各対の突片55で電極22を挟みつつ、ランプカバー10の端部にそれぞれ嵌め込む。このとき、電極ブーツ30とキャップ50との間がシールされ、照明ユニット1の組み立てが完了する。これにより、ランプカバー10内が密閉されるので、ランプカバー10内に埃や気中の水分などが侵入しにくくなる。そのため、放電ランプ20の電極22や給電端子53の劣化を抑制することができる。
組み立てられた照明ユニット1は、ケーブル54の端部に設けられたコネクタを介して電源部のインバータ電源(共に不図示)に接続する。そして、高周波高電圧がインバータ電源からケーブル54及び給電端子53を介して各電極22に印加されると、各放電管21内で放電が発生して放電ガスが発光する。こうして、照明ユニット1が発光する。なお、直管蛍光灯に類似の照明ユニット(円筒状の外装体内に光源として放電ランプが挿入されたもの)を組み立てた場合、例えば、照明ユニット1のユニット長は600mm〜1500mm、円筒径は20mm〜40mmの大きさである。もちろん、この大きさに限られることはない。
以上のように、本実施形態によると、キャップ50をランプカバー10に嵌め込むだけで給電端子50と電極22とが接触する。このため、各放電ランプ20の電極間に電圧を印加することが可能となるとともに、照明ユニット1の組立が簡単になる。
変形例として、図6(a)及び図6(b)に示すように、キャップ250には、ケーブル54の代わりに給電端子53に電気的に接続されたプラグ258が設けられていてもよい。この場合、照明ユニット201が取り付けられるベースにインバータ電源に電気的に接続されたソケット280を設け、当該ソケット280にプラグ258を嵌め込んで照明ユニット201をベースに取り付けることで、照明ユニット201の放電管21を発光させることが可能となる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な変更が可能なものである。例えば、ランプカバー10とキャップ50との間に電極ブーツ30が設けられていてなくてもよい。この場合、ランプカバー10にキャップ50を嵌め込むときに、各対の突片55と電極22とを接触させ、電気的接続するとともに放電ランプ20を支持すればよい。
1 照明ユニット
10 ランプカバー(外装体)
20 放電ランプ
22 電極
30 電極ブーツ
35 孔
40 突出部
47 当り止め部
48 孔
50 キャップ
53 給電端子
55 突片

Claims (4)

  1. 少なくとも一部に透明又は透光部を有し、一方向に沿って延在した円筒状の外装体と、
    前記外装体に挿入され、両端部の外周面上に電極が形成された複数の放電ランプと、
    前記一方向に沿って前記外装体の各端部に嵌め込まれた2つのキャップと、
    前記外装体の各端部近傍に配置された2つの間隔保持部材とを備えており、
    前記2つの間隔保持部材には、前記一方向と交差する方向に互いに離隔した前記放電ランプの端部を通し、前記複数の放電ランプを前記交差する方向に離隔させた状態で支持する複数の孔と、前記孔の周囲から前記キャップに向かって突出した突出部と、前記突出部に形成された前記放電ランプの先端の当り止め部とが形成されており、
    前記キャップは、前記一方向に沿い且つ前記外装体に向かって突出した複数の突片が形成された給電端子を有しており、
    前記複数の突片は、前記キャップが前記外装体の前記端部に嵌め込まれたときに前記間隔保持部材により支持された前記放電ランプの前記電極と接触することを特徴とする照明ユニット。
  2. 前記間隔保持部材は電極ブーツに一体成形され、
    前記電極ブーツは、前記外装体との間、及び、前記キャップとの間をシールすることを特徴とする請求項1に記載の照明ユニット。
  3. 前記当り止め部には、前記一方向に沿って前記放電ランプの前記先端を逃がす逃がし部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の照明ユニット。
  4. 前記給電端子と電気的に接続するケーブルを、前記キャップの外周面に前記一方向と交差する方向に導出、又は、前記給電端子と電気的に接続するプラグを、前記キャップの外周面に前記一方向と交差する方向に配置していることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の照明ユニット。
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