JP5561117B2 - 組電池 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の積層した電池セルを電気的に接続して構成される組電池に関する。
特許文献1に記載の組電池の組立て方法は、方形の底板とこの底板上の前後左右を囲む四方の側板とを備えた組電池ケース内に、電池ケースの上端面から正負の電極端子を突出させた14個の蓄電池を収納し、隣接する蓄電池の電極端子間を接続するバスバーをナットで固着することにより14個の蓄電池を電気的に接続し、さらに組電池ケースの上端開口のフランジ部に組電池蓋板を取り付けて固定するものである。
特開2006−140023号公報
上記の従来技術のように、組電池の組立て工程の中で、積層された複数個の蓄電池から突出する電極端子間をバスバーで接続する工程を行うときには、接続すべき電極端子間を確実に接続できるように正確な位置にバスバーを設置する必要がある。しかしながら、1つの組電池において設置すべきバスバーは多数あるため、隣接するバスバーの間隔は狭く、バスバー同士が接触したり、バスバーが電気絶縁すべき他の部品に接触したりする状態で設置されることがある。このように、バスバーが所定の位置に設置されないと、バスバーが電気的に接続すべきでない箇所に接触して設置されてしまうことがあり、短絡等の不適切な電気接続状態が発生するという問題がある。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、電極端子間を接続するバスバーを設置する際に、不適切な電気接続状態の防止を図る組電池を提供することである。
本発明は上記目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。すなわち、請求項1は、外装ケース(11)から上方に突出する正極端子及び負極端子からなる電極端子(12)を有する電池セル(10)を複数個積層し、セル積層方向(X)に隣接する電池セル(10)における接続対象となる電極端子間をバスバー(20)で接続して通電可能に構成する組電池(1)に係る発明であって、
電気絶縁性を有し、セル積層方向(X)に隣接する電池セル間で電池セルの外装ケースの上面(11a)よりも上方に突出する位置決め凸部(31)を備え、
バスバー(20)は、中央側に湾曲するように突出して形成されたバスバー凸部(22)を具備する板状であり、さらに接続対象となる電極端子(12)がバスバー凸部(22)の両側で嵌まるように、バスバー凸部(22)に対して一方端側に形成された第1の端子嵌通開口部(23)と他方端側に形成された第2の端子嵌通開口部(24)と、を具備してなり、
バスバー(20)は、上方に突出するバスバー凸部の裏面(22a)側が位置決め凸部(31)に対向する姿勢で、第1の端子嵌通開口部(23)及び第2の端子嵌通開口部(24)が接続対象の電極端子(12)に嵌まり配置され
バスバー(20)は、セル積層方向(X)に複数個並ぶように設けられ、
電気絶縁性を有し、位置決め凸部(31)よりも上方に突出するバスバー間凸部(32)をさらに備え、
セル積層方向(X)に隣接するバスバー(20)は、バスバー間凸部(32)が介在するように配置され、
複数個積層されている電池セル間には、電池セルを冷却するための冷却流体が流通する電池セル間流体通路(50)が形成されており、
バスバー間凸部(32)には、外部に向けて開口し電池セル間流体通路(50)に連通する連通孔(32a)が設けられていることを特徴とする。
この発明によれば、上記の特徴を有する位置決め凸部に対して、バスバー凸部の裏面(22a)側を対向させる姿勢で、接続対象の電極端子は第1の端子嵌通開口部及び第2の端子嵌通開口部に嵌められて、バスバーは取り付けられる。これにより、バスバー凸部と位置決め凸部の位置決め構造によりバスバー凸部は拘束されるので、バスバーをセル積層方向にずれることなく所定の位置に位置決めして設置することができ、バスバーが本来、接触すべきでない他の部分に電気的に接続されることを回避することができる。したがって、電極端子間を接続するバスバーを設置する際に、例えば短絡等の不適切な電気接続状態を防止できる組電池が得られる。さらにこの発明によれば、バスバーにおけるセル積層方向の両側端部の変位がバスバー間凸部によって規制されることになる。これにより、バスバーが本来の設置位置よりもセル積層方向にずれるように配置されることを防止することができる。したがって、上記のバスバー凸部と位置決め凸部の位置決めによる位置規制に加え、隣接するバスバーの位置関係が不適切にならないようにバスバー間凸部によって規制されるため、不適切な電気接続状態を一層確実に防止することができる。さらにこの発明によれば、バスバー間凸部に外部と電池セル間流体通路とを連通させる連通孔が設けられていることにより、冷却流体が流れる通路を大きく確保することができるので電池セルを冷却する能力の向上を図ることができる。また、電池セル間流体通路からバスバー間凸部の連通孔を通って、外部に向けて流れる冷却流体がバスバーに接触する場合には、バスバーを冷却する能力を高めることができる。
請求項2は、外装ケース(11)から上方に突出する正極端子及び負極端子からなる電極端子(12)を有する電池セル(10)を複数個積層し、セル積層方向(X)に隣接する電池セル(10)における接続対象となる電極端子間をバスバー(20)で接続して通電可能に構成する組電池(1)に係る発明であって、
電気絶縁性を有し、セル積層方向(X)に隣接する電池セル間で電池セルの外装ケースの上面(11a)よりも上方に突出する位置決め凸部(31)を備え、
バスバー(20)は、中央側で外方に突出するように形成されたバスバー凸部(22)を具備する板状であり、さらに接続対象となる電極端子(12)がバスバー凸部(22)の両側で嵌まるように、バスバー凸部(22)に対して一方端側に形成された第1の端子嵌通開口部(23)と他方端側に形成された第2の端子嵌通開口部(24)と、を具備してなり、
バスバー(20)は、上方に突出するバスバー凸部(22)の裏面側が位置決め凸部(31)に対向する姿勢で、第1の端子嵌通開口部(23)及び第2の端子嵌通開口部(24)が接続対象の電極端子(12)に嵌まり配置され、
複数個積層されている電池セル間には、電池セルを冷却するための冷却流体が流通する電池セル間流体通路(50)が形成されており、位置決め凸部(31)には、バスバーに向けて開口して、電池セル間流体通路(50)に連通する連通孔(31a)が設けられていることを特徴とする。
この発明によれば、位置決め凸部にバスバーに向けて開口し電池セル間流体通路と連通する連通孔が設けられていることにより、電池セル間流体通路からバスバーに至る通路を形成できるため、冷却流体をバスバーに接触させることができるので、バスバーを冷却する能力を高めることができる。また、冷却流体が流れる通路を大きく確保することができるので、電池セルを冷却する能力の向上を図ることができる。
請求項3によると、位置決め凸部(31)の連通孔(31a)は、バスバー凸部の裏面(22a)側に対向するように開口して設けられていることを特徴とする。この発明によれば、位置決め凸部にバスバー凸部の裏面側に対向して開口する連通孔が電池セル間流体通路と連通して設けられていることにより、電池セル間流体通路を通る冷却流体の一部は、バスバー凸部の裏面側に衝突して、上方に位置するバスバー凸部を積極的に冷却することができる。これにより、上方に位置することによりバスバーの熱が伝わり易いバスバー凸部を冷却する能力を高めることができるため、バスバーを冷却する能力を向上することができる。
請求項4によると、バスバー間凸部(32)には、外部に向けて開口し電池セル間流体通路(50)に連通する連通孔(32a)が設けられており、位置決め凸部(31)に設けられる連通孔(31a)は、バスバー間凸部(32)に設けられる連通孔(32a)よりも通路断面積が大きく設定されていることを特徴とする。
この発明によれば、位置決め凸部に設けられる連通孔の通路断面積がバスバー間凸部の連通孔よりも大きく設定されていることにより、電池セル間流体通路を通る冷却流体の一部は、電池セル間流体通路からバスバー間凸部の連通孔を通って外部に向けて流れる流量よりも、バスバー凸部の裏面側により多くの流量で衝突することになる。これにより、上方に位置し熱が伝わり易いバスバー凸部を積極的に冷却することができるので、バスバーを冷却する能力を向上することができる。
上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
本発明を適用する第1実施形態の組電池においてバスバーと位置決め凸部及びバスバー間凸部との関係を説明するための側断面図である。 第1実施形態の組電池においてバスバーと位置決め凸部及びバスバー間凸部との関係を説明するための平面図である。 本発明を適用する第2実施形態の組電池においてバスバー、位置決め凸部及びバスバー間凸部の構成を説明するための側断面図である。
以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を適用することができる。各実施形態で具体的に組み合わせが可能であることを明示している部分同士の組み合わせばかりではなく、特に組み合わせに支障が生じなければ、明示していなくても実施形態同士を部分的に組み合わせることも可能である。
(第1実施形態)
本発明を適用した第1実施形態の組電池1は、電池パックとも呼ばれ、複数個の電池セル10をその側面を対向させるように並べて積層配置し、隣り合う電池セル10の異極の電極端子同士をバスバー20によって電気的に直列接続して一体にした電池セル10の集合体である。
組電池1は、例えば内燃機関と電池に充電された電力によって駆動されるモータとを組み合わせて走行駆動源とするハイブリッド自動車、モータを走行駆動源とする電気自動車等に用いられる。組電池1を構成する二次電池は、例えばニッケル水素二次電池、リチウムイオン電池、有機ラジカル電池であり、ケース内に収納された状態で自動車の座席下、後部座席とトランクルームとの間の空間、運転席と助手席の間の空間などに配置される。
本発明の一実施形態である第1実施形態について図1及び図2を用いて説明する。図1は、第1実施形態の組電池1においてバスバー20と位置決め凸部31及びバスバー間凸部32との関係を説明するための側断面図である。ただし、電池セル10については側面図を表している。図2は、組電池1においてバスバー20と位置決め凸部31及びバスバー間凸部32との関係を説明するための平面図である。図1及び図2は、簡易的に5個の電池セル10を直列接続する状態を示した例である。各図において、電池セル10が複数個積層して並ぶ方向をセル積層方向Xとし、直方体状の各電池セル10が水平方向に細長状に延びる方向であって積層方向Xに直交する水平方向をYとし、電極端子12が突出する方向を電極端子突出方向Zまたは上方向Zとしている。
複数個の電池セル10の集合体である組電池1は、複数個の電池セル10の充電及び放電または温度調節に用いられる電子部品(図示せず)によって制御され、図示しない送風部材による送風を受けて各電池セル10が冷却される。組電池1は、積層配置した複数個の電池セル10をバスバー20により電気的に直列接続してなり、ケース40内に収納されている。また、組電池1は、各電池セル10がケース40内の所定の位置に動かないように設置されて支持される構造でもよいし、バンド等の拘束手段にてセル積層方向Xに圧縮力を受けて拘束されて一体に支持される構造でもよい。なお、上記の電子部品は、DC/DCコンバータ、送風部材を駆動するモータ、インバータによって制御される電子部品、各種の電子式制御装置等であり、例えばスイッチング電源装置であるパワー素子によって調整される電力で作動される部品である。
ケース40は、絶縁性を有し、例えばポリプロピレン(PP)、フィラーやタルク含有のPP等の合成樹脂で形成されている。ケース40には、車両側にケース40をボルト締め等により固定するための取付部、及び機器収納ボックス(ともに図示せず)が設けられている。当該機器ボックスには、(例えば電圧、温度等の電池セル10の状態を監視する各種センサからの検出結果が入力される電池監視ユニット(図示せず)と、電池監視ユニットと通信可能に構成されDC/DCコンバータの電力授受を制御するとともに、送風部材のモータの駆動を制御する制御装置(図示せず)と、各機器を接続するワイヤハーネス等と、が収納されている。電池監視ユニットは、各電池セル10の状態を監視する電池ECUであり、電池セル10の状態を検出するために電池セル10に設置された検出部(端子)から延びる多数の検出線を介して、組電池1に接続されている。
積層体を構成する各電池セル10は、例えばアルミ缶等の外殻を構成する外装ケース11を有し、外装ケースの上面11aから上方に突出する正極端子及び負極端子からなる電極端子12を備えている。異極の端子同士であって、隣り合う各電池セル10間で接続される対象となる電極端子12間は、通電性に優れた金属板であるバスバー20によって接続されている。1つの積層体を構成する複数個の電池セル10は、これに対応する数量のバスバー20によって通電可能に直列接続されることになる。換言すれば、組電池1のすべての電池セル10は、平面視で、電流がジグザク状または蛇行状に流れるように各バスバー20を介して電気的に直列接続されている。さらにバスバー20によって通電可能となった積層体の両端に配された各電極端子12は、端子嵌通開口部23A,24Aに嵌まった状態で平板状の電極板20Aに溶接により接合されている。この両端に配された電極板20Aは、電力の供給及び放出が行われる総端子部に接続されている。
図1及び図2に示すように、バスバー20は、中央側で外方に突出するように形成されたバスバー凸部22を具備する板状体である。バスバー20は、セル積層方向Xにおけるバスバー凸部22の両側にバスバー凸部22の根元から横方向に延びる端子接続部21を備えている。つまり、バスバー20の縦断面形状は、バスバー凸部22に対応する逆U字状部分と、逆U字状部分から左右に延びる2つの水平部分とから構成される形状である。バスバー凸部22は、例えば、U字状に外方に突出する湾曲状、角形に折れ曲がった屈曲状等の凸部である。
水平に延びる部分である端子接続部21には、バスバー凸部22に対して一方端側に形成された第1の端子嵌通開口部23と他方端側に形成された第2の端子嵌通開口部24と、が形成されている。第1の端子嵌通開口部23と第2の端子嵌通開口部24には、隣接する電池セル10における接続対象となる電極端子12がバスバー凸部22の両側で嵌まるようになっている。つまり、第1の端子嵌通開口部23と第2の端子嵌通開口部24の形状は、電極端子12の断面形状と同様であり、電極端子12が挿通可能な大きさとなっている。
組電池1は、電気絶縁性を有し、セル積層方向Xに隣接する電池セル10の間で外装ケースの上面11aよりも上方に突出する位置決め凸部31を備えている。位置決め凸部31は、例えば、電気絶縁性を有する各種の樹脂により形成されており、ケース40の上部開口に蓋をするように外装ケースの上面11aを覆ってケース40に取り付けられるカバー部30に一体に形成されている。つまり、位置決め凸部31は、隣接する電池セル10間に形成されたセル間通路50(電池セル間流体通路)の上方を覆う部分に上方に起立する壁である。位置決め凸部31は、図1及び図2に図示するように、セル積層方向Xの厚みが薄く、電極端子突出方向Z(上方向Z)と方向Yの両方向についてセル間通路50に平行となるように延設される壁である。
位置決め凸部31は、図2のように、外装ケースの上面11a側でセル積層方向Xに所定ピッチで複数個並んでいる。このようにセル積層方向Xに所定ピッチで複数個並ぶ一組の位置決め凸部31は、外装ケースの上面11a側でさらに方向Yに所定間隔をあけてもう一組配設されている。これら二組の間は、セル積層方向Xに延びる2列のガイド壁34がカバー部30と一体に設けられている。2列のガイド壁34は、方向Yに所定の間隔をあけて外装ケースの上面11a側で立設しており、後述するバスバー間凸部32と同じ高さとなっている。両ガイド壁34の間には、セル積層方向Xに延びる通路が形成されている。当該通路は、図示していないが、電池セル10に設置された検出部から延びる多数の検出線を収容する収容部となっている。当該多数の検出線は、当該通路を通って電池監視ユニットに至るように配線されている。このようにガイド壁34は、検出線を他の部品との接触や外部から作用する外力から保護し、損傷を与えないように配線できる機能を有する。
カバー部30は、少なくとも電極端子12が挿通する開口部を有し、外装ケースの上面11aを部分的に覆う部材である。カバー部30は、絶縁性を有し、例えばポリプロピレン(PP樹脂)、フィラーやタルクを含有するPP樹脂等の合成樹脂で形成されており、バスバー20と外装ケース11とを電気絶縁する機能を有する。カバー部30は、その外周縁に、外側に向けて突出する嵌合凸部が形成された爪部33を複数個備えている。爪部33は、根元部が固定されており先端が固定されていない自由端となっており、内側に向けて爪部33に外力が作用した場合に、元の姿勢に戻ろうと外側に向けて弾性変形するようになっている。一方、カバー部30が取り付けられるケース40は、その外周縁の爪部33と対応する位置に、上方から挿入される爪部33を収容可能な収容部41を備えている。
収容部41には、上下方向に延びる内壁面の嵌合凸部と対応する位置に、嵌合凹部が形成されている。各爪部33を対応する収容部41に挿入するように、カバー部30をケース40に対して上方から取り付けようとすると、爪部33は、嵌合凸部が収容部41の内壁面に接触することで内側に向けて外力が働いて撓む。そして爪部33は、嵌合凸部が嵌合凹部に一致する位置になると、嵌合凸部が嵌合凹部に嵌まることで外側に向けて開くように復元してロック機構を形成し、その状態を維持して固定されることになる。
位置決め凸部31には、バスバー20に向けて開口する通路を構成し、セル間通路50に連通する連通孔31aが設けられている。連通孔31aは、位置決め凸部31において、上下方向に貫通し、方向Yに並ぶように複数個(本実施形態では2個)形成されている。この複数個の連通孔31aは、バスバー凸部22の頂部裏面に相当するバスバー凸部の裏面22aと位置決め凸部31の上端面との間に形成される空間と、セル間通路50とを連通する通路となっている。
位置決め凸部31と外装ケースの上面11aとの間には、連通孔31aとセル間通路50とを繋ぐ貫通孔が形成されたパッキン部材60が配設されている。パッキン部材60は、例えばゴム等の外力により弾性的に変形し得る材質で形成されている。セル間通路50を流通する冷却流体、例えば空気は、セル間通路50から外部に漏れないようにパッキン部材60の貫通孔を通って連通孔31aを上昇し、バスバー20に向けて流出する。
位置決め凸部31を上下方向に貫通する連通孔31aは、バスバー凸部22の頂部裏面に相当するバスバー凸部の裏面22a側に対向するように開口して設けられていることが好ましい。これにより、連通孔31aによって構成される通路は、真っ直ぐ上方に延びる通路となり、セル間通路50とバスバー凸部の裏面22aとを直線状に結ぶ通路を形成する。
各バスバー20は、上方に突出するバスバー凸部の裏面22a側が位置決め凸部31に対向する姿勢で、第1の端子嵌通開口部23及び第2の端子嵌通開口部24が接続対象の電極端子12に嵌まって配置されている。つまり、接続対象の電極端子12同士をバスバー20によって接続する工程を実施するときには、バスバー凸部22の頂部を上方向Zに向け、端子接続部21を水平方向に保った姿勢で、各バスバー20を、バスバー凸部の裏面22a側が位置決め凸部31に対向するように位置決めして、電極端子12を第1の端子嵌通開口部23及び第2の端子嵌通開口部24に嵌め込む。この位置決め構造により、バスバー20は、セル積層方向Xについて適切な位置で設置され、接続すべき電極端子12を正確に両嵌通開口部23,24に挿通することができる。
また、正極端子及び負極端子は、第1の端子嵌通開口部23と第2の端子嵌通開口部24に嵌められた後、例えばレーザー溶接、アーク溶接等の溶接により、バスバー20の端子接続部21に接合される。
さらに、組電池1は、セル積層方向Xに複数個並ぶように設けられて、隣接するバスバー20間にバスバー間凸部32を介在するように備えている。バスバー間凸部32の頂部は、電気絶縁性を有し、位置決め凸部31よりも上方に突出している。つまり、バスバー20を適切な位置に設置しようとするときには、バスバー間凸部32は、セル積層方向Xに隣接するバスバー20間を隔てる隔壁となって介在する。この構成によって、セル積層方向Xについてのバスバー20の変位が規制されるため、位置決めの作用を発揮することができるとともに、隣接するバスバー20同士を隔壁となって隔てるため、両者の接触を妨げてバスバー間の短絡を防止することができる。
バスバー間凸部32には、外部に向けて開口する通路を構成し、セル間通路50に連通する連通孔32aが設けられている。連通孔32aは、バスバー間凸部32において、上下方向に貫通し、方向Yに並ぶように複数個(本実施形態では2個)形成されている。この複数個の連通孔32aは、電池セル10上方の外部空間とセル間通路50とを連通する通路となっている。バスバー間凸部32を上下方向に貫通する連通孔32aによって構成される通路は、真っ直ぐ上方に延びる通路となり、セル間通路50と電池セル10上方の外部空間とを直線状に結ぶ通路を形成する。
バスバー間凸部32と外装ケースの上面11aとの間にも、連通孔32aとセル間通路50とを繋ぐ貫通孔が形成されたパッキン部材60が配設されている。セル間通路50を流通する冷却流体は、セル間通路50から外部に漏れないようにパッキン部材60の貫通孔を通って連通孔32aを上昇し、外部に向けて流出する。
位置決め凸部31に設けられる連通孔31aは、バスバー間凸部32に設けられる連通孔32aよりも通路断面積が大きく設定されていることが好ましい。このような関係に連通孔31a及び32aを構成することにより、セル間通路50に流入した冷却流体は、セル間通路50をY方向に流れるが、上方向Zにも上昇し、連通孔31a及び連通孔32aを通って上方に流出する。このとき、連通孔31aから流出する流量が連通孔32aから流出する流量よりも多くなるため、バスバー20に衝突する分の流量が多くなる。したがって、バスバー20の冷却効果が向上し得る流体経路を構築することができる。
また、位置決め凸部31に相当する部分は、カバー部30やケース40とは別個の部品からなるもので構成してもよい。この場合、例えば当該部分は、電池セル10の間に設けられる部材であって、電池セル10間のセル間通路50を形成する樹脂製のスペーサ部材と一体に形成することができる。
隣接する電池セル10における接続対象の電極端子12間を電気的に接続するときには、カバー部30を取り付けた組電池に対して、バスバー凸部22を上方に向けた姿勢でバスバー凸部の裏面22a側を位置決め凸部31に対向させるようにバスバー20を近づけ、電池セル10に対して位置決めする。そして、バスバー20の位置を微調整して、当該電極端子12を第1の端子嵌通開口部23及び第2の端子嵌通開口部24に嵌め込む。この工程を組電池1に設置するすべてのバスバー20について行う。バスバー凸部の裏面22a側を位置決め凸部31に対向させた位置決めにより、バスバー20のセル積層方向Xの位置が規制されるので、各電極端子12を端子嵌通開口部23,24に嵌める工程を迅速に行うことに寄与し、またバスバー20が接触すべきでない部品に触れることを妨げて短絡等の不適切な接続や部品の損傷等を未然に防止できる。
さらに、セル積層方向Xに隣接するバスバー20間に相当する位置には、位置決め凸部31よりも上方に高く起立するバスバー間凸部32が存在している。このため、バスバー20を配置するときに、バスバー20を位置ずれさせて配置してしまっても端子接続部21の先端が背の高いバスバー間凸部32に接触することにより、隣接するバスバー20同士を重ならないように、適切な位置に配置することができる。換言すれば、各バスバー20を上方からおおよその位置に置いたとしても、各バスバー20は、背の高いバスバー間凸部32によって他のバスバー20と干渉しないように配置され、さらにバスバー凸部の裏面22a側と位置決め凸部31との位置決め作用によって電極端子12を適切に接続できる位置に配置されることになる。
次に、本実施形態の組電池1がもたらす作用効果について説明する。組電池1は、電気絶縁性を有し、セル積層方向Xに隣接する電池セル間で電池セル10の外装ケースの上面11aよりも上方に突出する位置決め凸部31を備える。バスバー20は、中央側で外方に突出するように形成されたバスバー凸部22を具備する板状であり、さらに接続対象の電極端子12がバスバー凸部22の両側で嵌まるように、バスバー凸部22に対して一方端側に形成された第1の端子嵌通開口部23と他方端側に形成された第2の端子嵌通開口部24と、を具備する。バスバー20は、上方に突出するバスバー凸部22の裏面側が位置決め凸部31に対向する姿勢で、第1の端子嵌通開口部23及び第2の端子嵌通開口部24が接続対象の電極端子12に嵌まり配置されている。
この構成によれば、位置決め凸部31に対してバスバー凸部の裏面22a側を対向させる姿勢で位置決めされ、接続対象の電極端子12は第1の端子嵌通開口部23及び第2の端子嵌通開口部24に嵌められてバスバー20を取り付けることができる。これにより、バスバー凸部22と位置決め凸部31の位置決め構造によってバスバー凸部22はセル積層方向Xについて拘束されるので、バスバー20をセル積層方向Xにずれることなく所定の位置に位置決めして適切に設置することができる。ゆえに、バスバー20が本来、接触すべきでない他の部分に電気的に接続されることを回避することができる。したがって、電極端子12間を接続するバスバー20を設置する際に、例えば短絡等の不適切な電気接続状態を防止できる組電池1が得られる。また、この構成により、バスバー20と電極端子12との接続を迅速かつ正確に実施できる工程を提供できる。
また、組電池1には、バスバー20はセル積層方向Xに複数個並ぶように設けられている。組電池1は、電気絶縁性を有し、位置決め凸部31よりも上方に突出するバスバー間凸部32を備える。セル積層方向Xに隣接するバスバー20は、バスバー間凸部32が介在するように配置されている。
この構成によれば、バスバー20におけるセル積層方向Xの両側端部、つまり端子接続部21の変位がバスバー間凸部32によって規制されることになる。これにより、バスバー20が本来の設置場所からセル積層方向Xにずれるように配置されることを防止することができる。したがって、上記のバスバー凸部22と位置決め凸部31の位置決め構造による位置規制に加え、隣接するバスバー20の位置関係が不適切にならないようにバスバー間凸部32によって規制されるため、バスバー20同士の接触等の不適切な電気接続状態を一層確実に防止することができる。また、この構成により、バスバー20と電極端子12との接続を迅速かつ正確に実施できる工程を提供できる。
また、複数個積層されている電池セル10間には、電池セル10を冷却するための冷却流体が流通するセル間通路50が形成されている。バスバー間凸部32には、外部に向けて開口し外部とセル間通路50とを連通する連通孔32aが設けられている。
この構成によれば、バスバー間凸部32に外部とセル間通路50とを連通させる連通孔32aが設けられていることにより、冷却流体が流れる通路を大きく確保することができるため、電池セル10を冷却する能力の向上を図ることができる。また、セル間通路50からバスバー間凸部32の連通孔32aを通って外部に向けて流れる冷却流体がバスバー20に接触する場合には、バスバー20をさらに冷却する能力を高めることができる。
また、位置決め凸部31には、バスバー20に向けて開口して、セル間通路50に連通する連通孔31aが設けられている。この構成によれば、位置決め凸部31にバスバー20に向けて開口しセル間通路50と連通する連通孔31aが設けられていることにより、セル間通路50からバスバー20に至る通路を形成できるため、冷却流体をバスバー20に接触させることができるので、バスバー20を冷却する能力を高めることができる。また、冷却流体が流れる通路を大きく確保することができるので、電池セル10をさらに冷却する能力の向上を図ることができる。
また、位置決め凸部31の連通孔31aは、バスバー凸部の裏面22a側に対向するように開口して設けられている。この構成によれば、位置決め凸部31にバスバー凸部の裏面22a側に対向して開口する連通孔31aがセル間通路50と連通して設けられていることにより、セル間通路50を通る冷却流体の一部は、バスバー凸部の裏面22a側に衝突するため、バスバー凸部22を積極的に冷却することができる。これにより、上方に位置することによってバスバー20の熱が伝わり易いバスバー凸部22を冷却する能力を高めることができるため、バスバー20をさらに冷却する能力を向上することができる。
また、バスバー間凸部32には、外部に向けて開口しセル間通路50に連通する連通孔32aが設けられている。位置決め凸部31に設けられる連通孔31aは、バスバー間凸部32に設けられる連通孔32aよりも通路断面積が大きく設定されている。また、複数個の連通孔31aの合計通路断面積は、複数個の連通孔32aの合計通路断面積よりも大きく設定されている。
この構成によれば、位置決め凸部31に設けられる連通孔31aの通路断面積がバスバー間凸部32の連通孔32aよりも大きく設定されていることにより、セル間通路50を通る冷却流体の一部は、セル間通路50からバスバー間凸部32の連通孔32aを通って外部に向けて流れる流量よりも、バスバー凸部の裏面22a側により多くの流量で衝突することになる。これにより、上方に位置して熱が伝わり易いバスバー凸部22を積極的に冷却することができるので、バスバー20をさらに冷却する能力を向上することができる。
(第2実施形態)
第2実施形態では、第1実施形態の位置決め凸部31及びバスバー間凸部32に対する他の形態としての位置決め凸部71及びバスバー間凸部72について図3を参照して説明する。図3は、第2実施形態の組電池1Aにおいてバスバー20、位置決め凸部71及びバスバー間凸部72の構成を説明するための側断面図である。なお、図3は、特徴部分を見易くするため、ケース40、カバー部30を図示してないが、組電池1Aは以下に説明する構成以外は第1実施形態の組電池1と同様である。以下、相違点のみ説明する。
図3に示すように、第2実施形態の位置決め凸部71及びバスバー間凸部72は、第1実施形態のようにカバー部30に一体に設けられている部分ではなく、セル間通路50を形成するように電池セル10間に設けられた樹脂製のスペーサ部材の一部をなす。すなわち、位置決め凸部71及びバスバー間凸部72はスペーサ部材70の一部として一体に設けられている。
スペーサ部材70は、セル積層方向Xが直交する外装ケース11の側面の全体に亘る大きさを有し、電池セル10と交互に配されて、隣接する電池セル10間に挟持される部材である。スペーサ部材70は、電池セル10の下面と係合してセル下面を支持する支持部73を下部に備え、上部の一方側に位置決め凸部71と他方側にバスバー間凸部72を備え、支持部73と位置決め凸部71及びバスバー間凸部72とを連結する側板部74を備える。スペーサ部材70は、電池セル10間に配するときには、セル積層方向Xの1個おきに180度反転させた姿勢で配置する。つまり、図2を例に説明すると、セル積層方向Xに並ぶ4個のスペーサ部材70は、図2のセル積層方向Xに向けて、Y方向側に位置決め凸部71とバスバー間凸部72が交互に位置するような向きで、配置すればよい。
位置決め凸部71には第1実施形態の連通孔31aと同様の構成である連通孔71aが形成されており、バスバー間凸部72には第1実施形態の連通孔32aと同様の構成を有する連通孔72aが形成されている。セル間通路50に流入した冷却流体は、セル間通路50をY方向に流れるとともに、その一部は上昇して連通孔71a及び連通孔72aから外部に噴き出される。特に連通孔71aから噴き出された冷却流体は、バスバー20に衝突するため、バスバー20を積極的に冷却し、組電池1の冷却能力を向上する機能を果たす。
1,1A…組電池
10…電池セル
11…外装ケース
11a…外装ケースの上面
12…電極端子
20…バスバー
22…バスバー凸部
22a…バスバー凸部の裏面
23…第1の端子嵌通開口部
24…第2の端子嵌通開口部
31,71…位置決め凸部
31a,71a…連通孔
32,72…バスバー間凸部
32a,72a…連通孔
50…セル間通路(電池セル間流体通路)
X…セル積層方向

Claims (4)

  1. 外装ケース(11)から上方に突出する正極端子及び負極端子からなる電極端子(12)を有する電池セル(10)を複数個積層し、セル積層方向(X)に隣接する前記電池セル(10)における接続対象となる前記電極端子間をバスバー(20)で接続して通電可能に構成する組電池(1)であって、
    電気絶縁性を有し、前記セル積層方向(X)に隣接する前記電池セル間で前記電池セルの外装ケースの上面(11a)よりも上方に突出する位置決め凸部(31)を備え、
    前記バスバー(20)は、中央側で外方に突出するように形成されたバスバー凸部(22)を具備する板状であり、さらに前記接続対象となる前記電極端子(12)が前記バスバー凸部(22)の両側で嵌まるように、前記バスバー凸部(22)に対して一方端側に形成された第1の端子嵌通開口部(23)と他方端側に形成された第2の端子嵌通開口部(24)と、を具備してなり、
    前記バスバー(20)は、上方に突出する前記バスバー凸部(22)の裏面側が前記位置決め凸部(31)に対向する姿勢で、前記第1の端子嵌通開口部(23)及び前記第2の端子嵌通開口部(24)が前記接続対象の前記電極端子(12)に嵌まり配置され
    前記バスバー(20)は、前記セル積層方向(X)に複数個並ぶように設けられ、
    電気絶縁性を有し、前記位置決め凸部(31)よりも上方に突出するバスバー間凸部(32)をさらに備え、
    前記セル積層方向(X)に隣接する前記バスバー(20)は、前記バスバー間凸部(32)が介在するように配置され、
    複数個積層されている前記電池セル間には、前記電池セルを冷却するための冷却流体が流通する電池セル間流体通路(50)が形成されており、
    前記バスバー間凸部(32)には、外部に向けて開口し前記電池セル間流体通路(50)に連通する連通孔(32a)が設けられていることを特徴とする組電池。
  2. 外装ケース(11)から上方に突出する正極端子及び負極端子からなる電極端子(12)を有する電池セル(10)を複数個積層し、セル積層方向(X)に隣接する前記電池セル(10)における接続対象となる前記電極端子間をバスバー(20)で接続して通電可能に構成する組電池(1)であって、
    電気絶縁性を有し、前記セル積層方向(X)に隣接する前記電池セル間で前記電池セルの外装ケースの上面(11a)よりも上方に突出する位置決め凸部(31)を備え、
    前記バスバー(20)は、中央側で外方に突出するように形成されたバスバー凸部(22)を具備する板状であり、さらに前記接続対象となる前記電極端子(12)が前記バスバー凸部(22)の両側で嵌まるように、前記バスバー凸部(22)に対して一方端側に形成された第1の端子嵌通開口部(23)と他方端側に形成された第2の端子嵌通開口部(24)と、を具備してなり、
    前記バスバー(20)は、上方に突出する前記バスバー凸部(22)の裏面側が前記位置決め凸部(31)に対向する姿勢で、前記第1の端子嵌通開口部(23)及び前記第2の端子嵌通開口部(24)が前記接続対象の前記電極端子(12)に嵌まり配置され、
    複数個積層されている前記電池セル間には、前記電池セルを冷却するための冷却流体が流通する電池セル間流体通路(50)が形成されており、
    前記位置決め凸部(31)には、前記バスバーに向けて開口して、前記電池セル間流体通路(50)に連通する連通孔(31a)が設けられていることを特徴とする組電池。
  3. 前記位置決め凸部(31)の前記連通孔(31a)は、前記バスバー凸部の裏面(22a)側に対向するように開口して設けられていることを特徴とする請求項2に記載の組電池。
  4. 前記バスバー間凸部(32)には、外部に向けて開口し前記電池セル間流体通路(50)に連通する連通孔(32a)が設けられており、
    前記位置決め凸部(31)に設けられる前記連通孔(31a)は、前記バスバー間凸部(32)に設けられる前記連通孔(32a)よりも通路断面積が大きく設定されていることを特徴とする請求項2に記載の組電池。
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