JP5560932B2 - クロック分配回路及びその回路を含む半導体回路装置 - Google Patents

クロック分配回路及びその回路を含む半導体回路装置 Download PDF

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Description

クロック信号を分配するクロック分配回路及びクロック分配回路を含む半導体回路装置に関する。
基準クロックを半導体チップ内において広範囲に伝送する場合、一般的に、バッファツリーを用いて、クロックを分配する。
バッファツリーを用いてクロックを分配する場合において、複数の最終バッファから出力される複数のクロックの位相を合わせる配慮がなされている。すなわち、バッファツリーの設計において、バッファ段数の調整、又は、配線距離の調整が行われる。より具体的には、バッファツリーの設計において、基準クロック入力端子から最終バッファの出力端子までのバッファツリーに寄生する容量によって発生する位相遅延、及び、バッファによる位相遅延を、ほぼ同程度とするような処理が行われる。
しかし、広範囲にわたったバッファツリー内においては、半導体チップを製造する際の製造バラツキ又は半導体チップ内の半導体回路の動作条件によって、設計時には予期しない、配線における寄生容量のバラツキ及びバッファの特性のバラツキが生じることがある。(特許文献1参照。)
その結果、複数の最終バッファから出力される複数のクロック間に無視できない位相差が生じることがある。
特開2004−145443号公報
半導体チップを製造する際の製造バラツキ、又は、半導体チップ内の半導体回路の動作条件によって生じる、複数の最終バッファから出力される複数のクロック間の位相差、を軽減することが可能なクロック分配回路を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、発明の第1の側面によれば、回路装置内に配置されたクロック分配回路であって、リング状のクロック配線と、クロック配線に接続し、自己発振により、前記クロック配線内に第1クロック信号を発生させる発振回路と、回路装置内において、2以上の場所それぞれに、配置され、第2クロック信号を出力する2以上の位相調整回路と、を備え、位相調整回路それぞれは、配置場所に応じた位相を有する前記第1クロック信号を受け取り、位相調整回路それぞれが受け取った第1クロック信号間の位相差よりも、位相調整回路それぞれが出力する第2クロック信号間の位相差を減じる調整を行うことを特徴とするクロック分配回路が提供される。
半導体チップを製造する際の製造バラツキ又は半導体チップ内の半導体回路の動作条件による、複数の最終バッファから出力される複数のクロック間の位相差を軽減することが可能なクロック分配回路を提供することができる。
図1は実施例1のクロック分配回路10及び半導体回路装置80を示す。 図2A、図2Bは、位相調整回路30aについて説明する図である。 図3は、実施例2のクロック分配回路100及び半導体回路装置180を示す図である。 図4は、クロック発生回路110を示す図である。 図5は実施例3のクロック配線211、212の配置を示す図である。 図6は実施例4のクロック配線311、312の配置を示す図である。 図7は実施例5のクロック配線411、412の配置を示す図である。 図8は実施例6のクロック配線511、512の配置を示す図である。
本発明は、以下に説明する実施例に対し、当業者が想到可能な、設計上の変更が加えられたもの、及び、実施例に現れた構成要素の組み換えが行われたものも含む。また、本発明は、その構成要素が同一の作用効果を及ぼす他の構成要素へ置き換えられたもの等も含み、以下の実施例に限定されない。
図1は実施例1のクロック分配回路10及び半導体回路装置80を示す。半導体回路装置80は、クロック分配回路10及びその他の内部回路20a、20b、20c、20d、20eを含む。
半導体回路装置80は、半導体チップ内に含まれる半導体回路装置である。なお、半導体回路は一つの半導体チップに含まれているとは限られず、複数の半導体チップに跨がって含まれる半導体回路であってもよい。
内部回路20a、20b、20c、20d、20eは、半導体チップ内に分散して配置されており、予め定められた機能を実行することに寄与するブロック回路である。なお、実施例1では内部回路の数は5ブロックであるが、かならずしも、5ブロックに限られない。
クロック分配回路10は、半導体チップ内に配置された内部回路20a、20b、20c、20d、20eに対して、動作の基準となるクロック信号を分配する回路である。
クロック分配回路10は、クロック配線60、70、LC発振回路40、位相調整回路30a、30b、30c、30d、30e、増幅器31a、32a、31b、32b、31c、32c、31d、32d、31e、32e、可変容量50を含む。
クロック配線60は、発振により発生したクロック信号が伝搬するクロック配線であり、ループ状である。また、クロック配線70は上記クロック信号の相補クロック信号が伝搬するクロック配線であり、ループ状である。
LC発振回路40は、容量45、インダクタ44、43、インバータ42、41からなる発振回路である。容量45は、その両端において、クロック配線60、70と接続する。
インダクタ44は、ループ状のクロック配線60に直列に含まれているインダクタである。インダクタ43は、ループ状のクロック配線70に直列に含まれているインダクタである。
インバータ41はクロック配線70を伝搬する信号が入力され、クロック配線60にその反転信号を出力する。インバータ42はクロック配線60を伝搬する信号が入力され、クロック配線70にその反転信号を出力する。インバータ41、42により、クロック信号及び相補クロック信号は、クロック配線60、70を減衰することなく伝搬する
可変容量50は、その両端において、クロック配線60、70と接続する。可変容量50は、信号を受けて容量が変化する容量である。可変容量50の容量が変化すると、クロック配線60とクロック配線70との間の容量が変化するため、LC発振回路40により自己発振により発生するクロック信号及びその相補クロック信号の周波数が変化する。
以上より、LC発振回路40及び可変容量50により、クロック配線60、クロック配線70に予め決められた周期を有するクロック信号が発生する。
ここで、位相調整回路30a、30b、30c、30d、30eが受け取るクロック信号の位相は、半導体チップを製造する際の製造バラツキや、半導体回路の動作条件によって左右されることはない。クロック配線の寄生容量は部分的には、製造バラツキの影響を受けるが、そのことによって、クロック配線全体に伝搬するクロック信号の周波数が部分的に変化することはないからである。また、LC発振回路40に含まれるインバータ41、42の動作条件によっても、クロック配線に伝搬するクロック信号の周波数が変化することはない。クロック配線はリング状であるため、自己発振によって発生したクロック信号の位相が、クロック配線を1周すると360度となるように制限されるためである。
位相調整回路30a、30b、30c、30d、30eは、各位相調整回路が配置されている地点において、各地点に対応して、異なる位相を有するクロック信号及びその相補クロック信号をクロック配線60、70から受けて、各相調整回路が受けたクロック信号の位相調整を行う。その結果、各位相調整回路30a、30b、30c、30d、30eはほぼ同相のクロック信号を出力する。すなわち、各位相調整回路30a、30b、30c、30d、30eは、位相差がほぼ0度に調整されたクロック信号又はその相補クロック信号を、対応する増幅器31a、32a、31b、32b、31c、32c、31d、32d、31e、32eに出力する回路である。なお、位相調整回路の詳細については図2A、図2Bを用いて説明する。
増幅器31a、32a、31b、32b、31c、32c、31d、32d、31e、32eは、位相調整回路30a、30b、30c、30d、30eからのクロック信号又はその相補クロック信号を、対応する内部回路20a、20b、20c、20d、20eに出力する回路である。
図2A、図2Bは、位相調整回路30aについて説明する図である。なお、各位相調整回路30a、30b、30c、30d、30eは、同様な回路要素を含む。
位相調整回路30aは、信号A及びその相補信号AXを出力する増幅器と、信号Out及びその相補信号Outx出力する増幅器と、インターポレータ回路から構成されている。
信号A及びその相補信号AXを出力する増幅器は入力信号IN及びその相補信号INXから、遅延した信号A及びその相補信号AXを発生させるための増幅器であり、抵抗30a1、抵抗30a2、N型トランジスタ30a5、30a6、定電流回路30a7を含む。
抵抗30a1は高電圧電源VccとN型トランジスタ30a5のドレインとに接続する。N型トランジスタ30a5のソースは定電流回路30a7と接続し、ゲートで入力信号INXを受け、ソースから信号Aを出力する。
抵抗30a2は高電圧電源VccとN型トランジスタ30a6のドレインとに接続する。N型トランジスタ30a6のソースは定電流回路30a7と接続し、ゲートで入力信号INを受け、ソースから信号AXを出力する。
定電流回路30a7は一方の端子でN型トランジスタ30a5、30a6と接続し、他方の端子でグランド電源と接続する。
信号Out及びその相補信号Outxを出力する端子に接続する増幅器は入力信号IN及びその相補信号INXから、インターポレータ回路と関連する遅延を有する信号Out及び信号Outxを発生させるための増幅器であり、抵抗30a3、抵抗30a4、N型トランジスタ30a8、30a9、定電流回路30a10を含む。
抵抗30a3は高電圧電源VccとN型トランジスタ30a8のドレインとに接続する。N型トランジスタ30a8のソースは定電流回路30a9と接続し、ゲートで入力信号INを受け、ソースから信号Outxを出力する。
抵抗30a4は高電圧電源VccとN型トランジスタ30a9のドレインとに接続する。N型トランジスタ30a9のソースは定電流回路30a10と接続し、ゲートで入力信号INXを受け、ソースから信号Outを出力する。
定電流回路30a10は一方の端子でN型トランジスタ30a8、30a9と接続し、他方の端子でグランド電源と接続する。
インターポレータ回路はN型トランジスタ30a11、30a12、定電流回路30a13を含む。N型トランジスタ30a11はドレインから信号Outを出力する端子に接続し、ゲートで信号AXを受け、ソースで定電流回路30a13と接続する。N型トランジスタ30a12はドレインから信号Outxを出力する端子に接続し、ゲートで信号Aを受け、ソースで定電流回路30a13と接続する。
定電流回路30a7の駆動能力を「1」、定電流回路30a10の駆動能力を「k1」、定電流回路30a13の駆動能力を「k2」とすると、k1+k2=1の関係が成立している。
図2Bは、位相調整回路30aの動作波形を示す図である。図2Bにおいて、最上段の波形は位相調整回路30aへの入力信号IN及びその相補信号INXを表す。入力信号IN及びその相補信号INXは、時刻T1において論理が変化する。
図2において、中段の波形は信号A及びその相補信号AXを出力する増幅器が出力する信号を表す。信号A及び信号AXは、入力信号IN及びINXの論理変化からTd遅れて、時刻T2において論理が変化する。信号A及びその相補信号AXを出力する増幅器によって信号が遅延するからである。
図2において、下段の波形はインターポレータからの出力信号である信号Out及び相補信号Outxを示す。信号Out及び相補信号Outxは、時刻T1から(1+k2)×Td遅れて時刻T3において論理が変化する。
インターポレータ及び信号Out及びその相補信号Outxを出力する端子に接続する増幅器によって、信号A及び信号AXがさらに、k2×Tdだけ遅延するからである。
以上より、位相調整回路30aによれば、インターポレータに含まれる定電流回路30a7の電流能力k2に従って位相の調整が可能である。
そこで、各位相調整回路30a、30b、30c、30d、30eは、位相調整回路30aと同様な回路要素を含むため、同様にクロック信号を入力信号として受けた場合に、各位相調整回路から出力されるクロックの位相を、それぞれのインターポレータの定電流回路の電流能力に従って調整することができる。
そこで、各位相調整回路30a、30b、30c、30d、30eが配置されている場所に応じて、インターポレータの定電流回路の電流能力を設定しておけば、各位相調整回路30a、30b、30c、30d、30eはほぼ同相のクロック信号を出力する。
実施例1の例では、位相調整回路30bの付近ではクロック信号の位相は約0度であり、位相調整回路30cの付近ではクロック信号の位相は約90度である。同様に、位相調整回路30dの付近ではクロック信号の位相は約160度、位相調整回路30eの付近ではクロック信号の位相は約200度、位相調整回路30aの付近ではクロック信号の位相は約270度である。そこで、位相調整回路30cでは、90度の位相を減じて0度とするような調整をし、位相調整回路30dでは、160度の位相を減じて0度とするような調整をし、位相調整回路30eでは、200度の位相を減じて0度とするような調整をし、位相調整回路30aでは、270度の位相を減じて0度とするような調整をすることとなる。
以上より、クロック分配回路10は、
リング状のクロック配線と、
クロック配線に接続し、自己発振により、クロック配線内に第1クロック信号を発生させる発振回路と、
回路装置内において、2以上の場所それぞれに、配置され、第2クロック信号を出力する2以上の位相調整回路と、を備え、
位相調整回路それぞれは、配置場所に応じた位相を有する第1クロック信号を受け取り、前記位相調整回路それぞれが受け取った前記第1クロック信号間の位相差よりも、前記位相調整回路それぞれが出力する前記第2クロック信号間の位相差を減じる調整を行うことを特徴とする。
上記で説明したように、位相調整回路30a、30b、30c、30d、30eが受け取るクロック信号の位相は、半導体チップを製造する際の製造バラツキや、半導体回路の動作条件によって左右されることはない。
その結果、実施例1のクロック分配回路10は、半導体回路80に分散配置されている、内部回路20a、20b、20c、20d、20eに対して、それぞれの位置に対応して、位相調整回路がクロック信号の位相を調整することにより、製造バラツキや、半導体回路の動作条件によって左右されず、ほぼ同相のクロック信号を分配することができる。
ここで、実施例1では、リング状のクロック配線内を伝搬するクロック信号は、回路装置内に存在する、そのクロック配線に接続する自己発振回路によって発生されている。しかし、リング状のクロック配線内を伝搬するクロック信号は、回路装置の外部から入力されたクロック信号又はそれに同期したクロック信号であってもよい。
図3は、実施例2のクロック分配回路100及び半導体回路装置180を示す図である。半導体回路装置180は、クロック分配回路100及びその他の内部回路20a、20b、20c、20d、20eを含む。
半導体回路装置180は、半導体チップ内に含まれる半導体回路装置である。なお、半導体回路は一つの半導体チップに含まれているとは限られず、複数の半導体チップに跨がって含まれる半導体回路であってもよい。
内部回路20a、20b、20c、20d、20eは実施例1における同様の符号が付されている回路と同様な回路である。
クロック分配回路100は、半導体チップ内に配置された内部回路20a、20b、20c、20d、20eに対して、動作の基準となるクロック信号を分配する回路である。
クロック分配回路100は、クロック配線60、70、クロック発生回路110、位相調整回路30a、30b、30c、30d、30e、増幅器31a、32a、31b、32b、31c、32c、31d、32d、31e、32eを含む。上記の回路の内、クロック発生回路110を除く、他の回路は実施例1における同様の符号が付されている回路と同様な回路である。
クロック発生回路110は、図4を用いて説明する。
図4は、クロック発生回路110を示す図である。クロック発生回路110は、位相周波数比較回路111、チャージポンプ112、Low−Pass−Filter113、分周器114、発振回路115を含む。
位相周波数比較回路111はクロック分配回路100の外部から入力されるリファレンスクロック信号と、クロック配線60、70を伝搬するクロック信号を分周した信号との位相を比較する回路である。さらに、位相周波数比較回路111は比較した結果を、逐次、比較結果に応じたパルス信号として出力する。比較結果に応じたパルス信号とは、例えば、ハルス幅や、パルス頻度、パルス電圧等が比較結果に応じているとの意味である。なお、リファレンスクロックは半導体回路装置180内で発生された信号であってもよいし、半導体回路装置180の外部から与えられた信号であってもよい。
チャージポンプ112は、比較結果に応じたパルス信号に応じたチャージをLow−Pass−Filter113に供給する回路である。
Low−Pass−Filter113は供給されたチャージ量に応じた状態を表す信号を出力する。なお、チャージ量に応じた状態を表す信号とは、例えば、信号の電圧レベルがチャージ量に応じた電圧レベルであることを意味する。
発振回路115は電圧制御発振器であり、Low−Pass−Filter113からの信号の信号電圧レベルに応じて発生するクロック信号の周波数が変化する。可変容量116a、116b、インダクタンス116c、116d、インバータ116e、116fを含む。
可変容量116aと可変容量116bは、クロック配線60とクロック配線70との間に直列に配置されているとともに、可変容量116aはクロック配線60と接続し、可変容量116bはクロック配線70と接続している。さらに、可変容量116aと可変容量116bとが接続している中間ノードにはLow−Pass−Filter113からの信号線が接続しており、その信号線には、上記のチャージ量に応じた状態を表す信号が出力される。従って、チャージ量に応じた状態を表す信号の電圧レベルに従って、可変容量116aと116bによってクロック配線60、70に付加される容量が変化する。なお、可変容量116aと116bの基本的な容量値は、発振回路115により発生したいクロック信号の周波数によって、予め設定することができる。ここで、基本的な容量値とは、チャージ量に応じた状態を表す信号の信号電圧レベルが、初期値であるときの容量値をいう。
インダクタンス116c、116eはそれぞれ、クロック配線60、70の一部として、クロック配線60、70と直列に配置されているインダクタンスである。従って、可変容量116a及び可変容量116bがクロック配線60、70に付加する容量と、インダクタンス116c、116dのインダクタンスによって、クロック配線60、70に発生するクロックの周波数が決定される。
インバータ116eはクロック配線60に入力端子で接続し、クロック配線60に伝搬する信号の反転信号をクロック配線70に出力する。インバータ116fはクロック配線70に入力端子で接続し、クロック配線70に伝搬する信号の反転信号をクロック配線60に出力する。インバータ116e、116fによって、クロック配線60、70に発生したクロック信号は維持される。
分周器114は、クロック配線60、70において伝搬しているクロック信号の周波数を分周する回路である。ここで、分周器114は、リファレンスクロックの周波数に合致するように、クロック信号を分周する。
上記において説明した、クロック発生回路110において、発振器115により発生したクロック信号を分周して得られた分周クロック信号と、リファレンスクロックとは、周波数及び位相において、位相周波数比較回路111により、比較される。その結果は、チャージポンプ112及びLow−Pass−Filter113を使用して発振器115にフィードバックされる。そうすると、分周クロック信号と、リファレンスクロックとは、周波数及び位相において合致する。従って、クロック発生回路110は、リファレンスクロックに同期したクロック信号を、クロック配線60、70に発生する機能を有する。
そうすると、位相調整回路30a、30b、30c、30d、30eが受け取るクロック信号の位相は、半導体チップを製造する際の製造バラツキや、半導体回路の動作条件によって左右されることはない。クロック配線の寄生容量は部分的には、製造バラツキの影響を受けるが、そのことによって、クロック配線全体に伝搬するクロック信号の周波数が部分的に変化することはないからである。また、クロック発生回路110に含まれるインバータ116e、116fの動作条件によっても、クロック配線に伝搬するクロック信号の周波数が変化することはない。クロック発生回路110によって発生したクロック信号の位相を、クロック配線を1周した段階で360度となるように、クロック発生回路110自身がフィードバックしているからである。
以上より、クロック分配回路100は、
リング状のクロック配線と、
クロック配線に接続し、外部から入力するクロックに同期して、クロック配線内に第1クロック信号を発生させる発振回路と、
回路装置内において、2以上の場所それぞれに、配置され、第2クロック信号を出力する2以上の位相調整回路と、を備え、
位相調整回路それぞれは、配置場所に応じた位相を有する前記第1クロック信号を受け取り、前記位相調整回路それぞれが受け取った前記第1クロック信号間の位相差よりも、前記位相調整回路それぞれが出力する前記第2クロック信号間の位相差を減じる調整を行うことを特徴とする。
ここで、実施例2のクロック分配回路100は、外部から与えられた外部クロック信号に同期したクロック信号を発生し、内部回路20a、20b、20c、20d、20eに対して、そのクロック信号を分配する回路である。
また、上記で説明したように、位相調整回路30a、30b、30c、30d、30eが受け取るクロック信号の位相は、半導体チップを製造する際の製造バラツキや、半導体回路の動作条件によって左右されることはない。
そこで、実施例1のクロック分配回路10と同様に、実施例2のクロック分配回路100においても.半導体回路80に分散配置されている、内部回路20a、20b、20c、20d、20eに対して、それぞれの位置に対応して、位相調整回路がクロック信号の位相を調整することにより、製造バラツキや、半導体回路の動作条件によって左右されることがない、ほぼ同相のクロック信号を分配することができる。
ところで、実施例1、2においては、クロック配線60、70は、お互いに交差することがない。クロック配線60が外周リングを形成し、クロック配線70が内周リングを形成している。
しかし、クロック配線60、70が常に外周又は内周に設置されるとは限らない。すなわち、クロック配線60、70の配線長の等長設定、半導体チップ中央部へのクロック配線の設定等を行う際には、クロック配線60、70が互いに交差することがあってもよい。
図5は実施例3のクロック配線211、212の配置を示す図である。なお、実施例3は、実施例1におけるクロック配線60、70にかわって、クロック配線211、212が図5に示すように配置されている変形例である。従って、実施例3の半導体回路装置200においては、クロック配線211、212にクロック配線が置き換わった、クロック分配回路10の変形例、及び、内部回路20a、20b、20c、20d、20eが含まれる。
また、実施例3のクロック分配回路10の変形例は、クロック配線211、212、LC発振回路40、位相調整回路30a、30b、30c、30d、30e、増幅器31a、32a、31b、32b、31c、32c、31d、32d、31e、32e、可変容量50を含む。クロック配線211、212以外の構成要素は、実施例1に記載した構成要素と同様なものであるため、説明を省略する。
クロック配線211、212は、半導体チップの外周部を通過するように配置され、リング状の形状をしている。
半導体チップ内部の回路から半導体チップの外部に信号を出力する場合、半導体チップ外周に形成されている金属パッドを介して行うのが通常である。そこで、金属パッド等の外部付加を駆動するために入出力回路は金属パッドに近接して配置されている。そこで、多くの場合、入出力回路より内部に内部回路20a、20b、20c、20d、20eは配置されている。
そこで、外周部とは、例えば、概ね、半導体チップにおいて入出力回路が配置されている領域をいう。
ところで、実施例3においては、クロック配線211、212は、図5に示す半導体チップの右上及び左下の角部において、交差点1、及び、交差点2を有する。その結果、クロック配線211、212は、交差点1、及び、交差点2において、外周と内周がいれかわる。そうすると、クロック配線211、212の配線長は概ね等長となる。
なお、交差点とは、クロック配線211がクロック配線212と交わる点という意味ではなく、クロック配線同士が立体交差をする場合に、平面的に重なって見える点をいう。すなわち、クロック配線間の絶縁は保たれている。さらに、クロック配線211とクロック配線212とが、立体交差をするときに、一方のクロック配線のみが他方のクロック配線に近接する場合に交差ということとする。
以上より、実施例3のクロック分配回路10の変形例は、実施例1のクロック分配回路において、クロック配線が交差点を有することを特徴とする。
図6は実施例4のクロック配線311、312の配置を示す図である。なお、実施例4は、実施例1におけるクロック配線60、70にかわって、クロック配線311、312が図6に示すように配置されている変形例である。従って、実施例4の半導体回路装置300においては、クロック配線311、312にクロック配線が置き換わった、クロック分配回路10の変形例、及び、内部回路20a、20b、20c、20d、20eが含まれる。
また、実施例4のクロック分配回路10の変形例は、クロック配線311、312、LC発振回路40、位相調整回路30a、30b、30c、30d、30e、増幅器31a、32a、31b、32b、31c、32c、31d、32d、31e、32eを含む。クロック配線311、312以外の構成要素は、実施例1に記載した構成要素と同様なものであるため、説明を省略する。
クロック配線311、312は、半導体チップの外周部を通過するように配置され、リング状の形状をしている。
そこで、外周部とは、例えば、概ね、半導体チップにおいて入力端子又は出力端子に接続し、入力信号の受信或いは出力信号の出力を行う入出力回路が配置されている領域をいい、実施例3における外周部と同様なものである。
ところで、実施例4においては、クロック配線311、312は、図6に示す半導体チップの右上の交差点1、左下の交差点2、及びLC発振回路40に近接するひねり部を有する。その結果、クロック配線311、312は、交差点、及び、ひねり部において、外周と内周がいれかわる。
ここで、ひねり部は、クロック配線311、312がお互いに近接していく区間、立体交差点、及び、所定の距離まで離間する区間を有する。実施例3の交差点に比較し、実施例4のひねり部においては、クロック配線の等長及び寄生容量を等しくすることについて配慮されている。
従って、クロック配線311、312の配線長は概ね等長となる。さらに、クロック配線60、70に寄生する容量も近接させることができる。
以上より、実施例4のクロック分配回路10の変形例は、実施例1のクロック分配回路において、クロック配線が交差点及びヒネリ部を有することを特徴とする。
図7は実施例5のクロック配線411、412の配置を示す図である。なお、実施例5は、実施例1におけるクロック配線60、70にかわって、クロック配線411、412が図7に示すように配置されている変形例である。従って、実施例7の半導体回路装置400においては、クロック配線411、412にクロック配線が置き換わった、クロック分配回路10の変形例、及び、内部回路20a、20b、20c、20d、20eが含まれる。
また、実施例5のクロック分配回路10の変形例は、クロック配線411、412、LC発振回路40、位相調整回路30a、30b、30c、30d、30e、増幅器31a、32a、31b、32b、31c、32c、31d、32d、31e、32eを含む。クロック配線411、412以外の構成要素は、実施例1に記載した構成要素と同様なものであるため、説明を省略する。
クロック配線411、412は、半導体チップの外周部及び中央部を通過するように配置され、リング状である。
そこで、外周部とは、例えば、概ね、半導体チップにおいて入出力回路が配置されている領域をいい、実施例3における外周部と同様なものである。
一方、中央部とは、概ね、入力端子又は出力端子との接続がない内部回路が配置されている場所をいう。すなわち、内部回路20a、20b、20c、20d、20eが配置されている領域である。
従って、位相調整回路30a、30b、30c、30d、30eを、内部回路20a、20b、20c、20d、20eに近接して配置することができる。その結果、位相調整回路30a、30b、30c、30d、30eから出力されてクロック信号について、クロック信号を受ける地点による位相差を抑制することができる。
ところで、実施例5においては、クロック配線411、412は、図7に示す半導体チップの右上の交差点1、左下の交差点2、右下の交差点3、及び左下の交差点4を有する。その結果、クロック配線411、412は、外周と内周がいれかわる交差点が偶数個である。従って、クロック配線411、412の配線長は概ね等長となる。
以上より、実施例5のクロック分配回路10の変形例は、実施例1のクロック分配回路において、クロック配線が内部回路配置領域を通過する部分を有することを特徴とする。
図8は実施例6のクロック配線511、512の配置を示す図である。なお、実施例6は、実施例1におけるクロック配線60、70にかわって、クロック配線511、512が図8に示すように配置されている変形例である。従って、実施例8の半導体回路装置500においては、クロック配線511、512にクロック配線が置き換わった、クロック分配回路10の変形例、及び、内部回路20a、20b、20c、20d、20eが含まれる。
また、実施例6のクロック分配回路10の変形例は、クロック配線511、512、LC発振回路40、位相調整回路30a、30b、30c、30d、30e、増幅器31a、32a、31b、32b、31c、32c、31d、32d、31e、32eを含む。クロック配線511、512以外の構成要素は、実施例1に記載した構成要素と同様なものであるため、説明を省略する。
クロック配線511、512は、半導体チップの外周部及び中央部を通過するように配置され、リング状である。
そこで、外周部とは、例えば、概ね、半導体チップにおいて入出力回路が配置されている領域をいい、実施例3における外周部と同様なものである。
一方、中央部とは、上記の外周部以外の場所である。すなわち、内部回路20a、20b、20c、20d、20eが配置されている領域である。
ところで、実施例6においては、クロック配線511、512は、図7に示す半導体チップの右上の交差点1、左下の交差点2、右下の交差点3、左下の交差点4、及び、左下に自己交差部を有する。
その結果、クロック配線511、512は、交差点、において外周と内周がいれかわる。従って、クロック配線411、412の配線長は概ね等長となる。
また、自己交差部とは、クロック配線511又はクロック配線512が自己の配線と、立体交差する部分である。クロック配線511、512において、自己交差部があることにより、クロック配線511、512の配置に自由度が増す効果がある。
以上より、実施例6のクロック分配回路10の変形例は、実施例1のクロック分配回路において、クロック配線が自己交差する部分を有することを特徴とする。
半導体チップを製造する際の製造バラツキ又は半導体チップ内の半導体回路の動作条件による、複数の最終バッファから出力される複数のクロック間の位相差を軽減することが可能なクロック分配回路を提供することができる。
10、100 クロック分配回路
20a、20b、20c、20d、20e 内部回路
30a、30b、30c、30d、30e 位相調整回路
40 LC発振回路
50 可変容量
80、180、200、300、400、500 半導体回路装置
110 クロック発生回路


Claims (7)

  1. 閉じられた配線からなるループ状のクロック配線と、
    前記ループ状のクロック配線に接続し、自己発振により、前記ループ状のクロック配線内のどの位置における位相も、発振元における位相から360度以内となる第1クロック信号を発生させる発振回路と、
    回路装置内において、2以上の場所それぞれに、配置され、第2クロック信号を出力する2以上の位相調整回路と、を備え、
    前記位相調整回路それぞれは、配置場所に応じた位相を有する前記第1クロック信号を受け取り、前記位相調整回路それぞれが受け取った前記第1クロック信号間の位相差よりも、前記位相調整回路それぞれが出力する前記第2クロック信号間の位相差を減じるための調整部を有することを特徴とするクロック分配回路。
  2. 閉じられた配線からなるループ状のクロック配線と、
    前記ループ状のクロック配線に接続し、外部から入力する外部クロック信号に同期して、前記ループ状のクロック配線内のどの位置における位相も、発振元における位相から360度以内となる第1クロック信号を発生させる発振回路と、
    回路装置内において、2以上の場所それぞれに、配置され、第2クロック信号を出力する2以上の位相調整回路と、を備え、
    前記位相調整回路それぞれは、配置場所に応じた位相を有する前記第1クロック信号を受け取り、前記位相調整回路それぞれが受け取った前記第1クロック信号間の位相差よりも、前記位相調整回路それぞれが出力する前記第2クロック信号間の位相差を減じるための調整部を有することを特徴とするクロック分配回路。
  3. 前記第1クロック信号は、正相第1クロック信号及び逆相第1クロック信号からなる相
    補信号であり、
    前記クロック配線は、前記正相第1クロック信号に対応した閉じられた配線からなるループ状の正相クロック配線及び前記逆相第1クロック信号に対応した閉じられた配線からなるループ状の逆相クロック配線からなっており、
    前記正相クロック配線と前記逆相クロック配線とが立体交差することを特徴とする請求
    項1記載のクロック分配回路。
  4. 前記第1クロック信号は、正相第1クロック信号及び逆相第1クロック信号からなる相
    補信号であり、
    前記クロック配線は、前記正相第1クロック信号に対応した閉じられた配線からなるループ状の正相クロック配線及び前記逆相第1クロック信号に対応した閉じられた配線からなるループ状の逆相クロック配線からなっており、
    前記正相クロック配線と前記逆相クロック配線とが、互いに近接する区間を有するとと
    もに、立体交差することを特徴とする請求項1記載のクロック分配回路。
  5. 前記クロック配線が立体的に自己交差していることを特徴とする請求項1記載のクロッ
    ク分配回路。
  6. 請求項1乃至請求項5の内の一つに示すクロック分配回路を含む半導体回路装置。
  7. 前記半導体回路装置は、外部から信号を受ける入力端子又は、外部へ信号を出力する出力端子に接続する入出力回路が配置されている周辺回路部と、
    前記入力端子又は前記出力端子との接続がない内部回路が配置されている中央部とを備え、
    前記クロック配線の一部が前記中央部を通過することを特徴とする請求項6記載の半導体回路装置。
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