JP5560773B2 - ステータ - Google Patents

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Description

本発明は、ステータに関し、特に、回転電機に用いられるステータに関する。
従来からコイルの冷却が図られた回転電機やステータが各種提案されている。特表2003−525010号公報に記載された電気的回転装置は、環状に形成されたステータを備え、ステータには、半径方向に延在する冷媒通路が形成されている。この冷媒通路内に複数の高電圧導体が配置されている。
特開2004−208461号公報に記載された回転電機は、ロータと、ロータの外周側に配置されたステータとを備え、ステータには、ステータコイルが巻装されている。
ステータはステータコアを含み、ステータコアにはステータコイルとステータコアとの導通を防止する絶縁部が設けられている。この絶縁部の周囲にステータコイルが配置される。
絶縁部は、ステータコイルからの熱が伝達される環状の熱伝導部と、熱伝道部に伝導された熱を冷却する冷却通路とを含む。なお、熱伝導部および冷却通路は、ステータコアのティース部の側面に沿って延びている。
特表2003−525010号公報 特開2004−208461号公報
発明者等は、回転電機を駆動させることで、次のようなメカニズムでコイルの内端面側が他の部分よりも温度が高くなることを見出した。
回転電機が駆動すると、ローラからの磁束がステータティースの内端面から入り込む。この際、ステータティースの内端面側では、磁束が飽和し、ステータティースの側面から漏れ、漏れた磁束がコイルのコイル線を通過する。漏れ磁束がコイル線を通ることで渦電流が発生し、コイルの温度が高くなる。
ここで、磁束が漏れる位置は、ステータティースの内端面側で多く漏れるため、コイルの径方向内方に位置する部分が他の部分よりも温度が高くなる。
特表2003−525010号公報に記載された電気的回転装置においては、冷媒通路は、ステータの内周面に溝を形成し、この溝の開口部を楔状部材で密閉している。
高電圧導体の最も内径側に位置する部分は、この楔状部材と接触している。このため、高電圧導体の径方向内方に位置する部分は冷媒と接触しにくく、良好に冷却され難くなっている。
特開2004−208461号公報に記載された回転電機においても、環状に形成されたステータコイルの内周面は冷却される。その一方で、ステータコイルの径方向内方に位置する部分を積極的に冷却する構造となっていない。
このように、従来の回転電機においては、コイルの径方向内方に位置する部分を積極的に冷却することができず、当該部分が劣化し易くなっている。
本発明は、上記のような課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、コイルの径方向内方側に位置する部分を積極的に冷却することができるステータを提供することである。
本発明に係るステータは、ステータティースが形成された環状のステータコアと、ステータティースに装着されたコイルと、コイルの内端面に設けられ、コイルを冷却する吸熱構造とを備える。
好ましくは、上記吸熱構造は、コイルの内端面に沿って延び、環状とされた冷却路と、冷却路内に封入された冷媒とを含む。好ましくは、上記冷媒は、固体から液体に変化可能な相変化物質を含む。
好ましくは、ステータは、上記ステータティースに装着され、ステータコアとコイルとを絶縁するインシュレータをさらに備える。インシュレータは、ステータティースが挿入される穴部が形成された板部、および板部から突出するように形成され、ステータティースを受け入れ可能なティース受入部を含む第1分割インシュレータと、ステータコアと係合可能に設けられた第2分割インシュレータとを含む。上記第2分割インシュレータがステータコアと係合することで、第1分割インシュレータおよび第2分割インシュレータは、コイルを挟み込む。上記第2分割インシュレータは、コイルの内端面側に配置された鍔部を含み、冷却路は、鍔部とコイルの内端面との間に配置される。上記冷却路は、鍔部とコイルの内端面とによって形成される。
好ましくは、上記冷却路のうち、ステータコアの高さ方向の中央部に位置する部分は、流路面積が小さくなるように形成される。好ましくは、上記冷却路内には、コイルからの熱を冷媒に放熱する放熱部が設けられる。好ましくは、上記ステータコアは、主に主回転方向に回転するロータと対向するように配置される。上記コイルは、ステータティースの側面に沿って、ステータコアの高さ方向に延びる第1側部および第2側部を含み、第1側部は、第2側部よりロータの主回転方向の上流側に位置する。上記冷却路は、第1側部上を延びる第1側路と、第2側部上を延びる第2側路とを含み、第1側路の流路面積は、第2側路の流路面積よりも小さい。
好ましくは、上記ステータコアは、主に主回転方向に回転するロータと対向するように配置される。上記コイルは、ステータティースの側面に沿って、ステータコアの高さ方向に延びる第1側部および第2側部を含む。上記第1側部は、第2側部よりロータの主回転方向の上流側に位置し、冷却路は、第1側部上を延びる第1側路と、第2側部上を延びる第2側路とを含む。上記コイルは、内側コイルと、内側コイルの外周側に位置する外側コイルとを含み、第1側路のうち、外側コイルの内端面と隣り合う部分は、内側コイルの内端面と隣り合う部分よりも、流路面積が小さい。
好ましくは、上記吸熱構造は、コイルの内端面に設けられ、ステータコアの高さ方向に延びる吸熱材を含む。好ましくは、上記ステータコアの端面に形成されたモールド樹脂をさらに備える。上記吸熱材は、モールド樹脂からステータコアの高さ方向に突出するように形成される。好ましくは、上記ステータティースは複数設けられ、ステータティースは、第1ステータティースと第2ステータティースとを含む。上記コイルは、第1ステータティースに装着された第1コイルと、第2ステータティースに装着された第2コイルとを含み、吸熱材は、第1コイルの内端面に設けられた第1吸熱材と、第2コイルの内端面に設けられた第2吸熱材とを含む。上記第1吸熱材と第2吸熱材とは互いに連結される。
本発明に係るステータによれば、温度が高くなり易いコイルの径方向内方に位置する部分を積極的に冷却することができる。
本発明の実施の形態1に係る回転電機の概略構成を示す側断面図である。 回転中心線O方向から平面視したステータの平面図である。 U相コイルおよび分割ステータコア等を含むブロックの斜視図である。 上記図3に示すU相コイルおよび分割ステータコア等を含むブロックの分解斜視図である。 図3に示すV−V線における断面図である。 U相コイル側から見たときの第2分割インシュレータの正面図である。 U相コイルの内端面およびその周囲に位置する構成を示す断面図であり、永久磁石からの磁力線の流れを模式的に示す断面図である。 実施の形態2に係るステータに設けられた冷却機構の断面図である。 放熱部を示す冷却路の断面図である。 放熱部の変形例を示す断面図である。 冷却路、U相コイルおよびステータティースを示す断面図である。 図11のXII−XII線における断面図である。 ステータおよびロータ内の磁束密度の分布を示す断面図である。 実施の形態に係るステータに設けられた冷却機構およびU相コイル等の断面図である。 実施の形態5に係るステータの一部を示す断面図である。 実施の形態6に係るステータの平面図である。 図16の示すステータを模式的に示す展開図である。 U相コイルおよび分割ステータコア等を含むブロックの分解斜視図である。 U相コイルが分割ステータコアに固定された状態における分割ステータコアの平面図である。 図19に示すXXで囲われた領域およびその周囲に位置する領域の拡大図である。 吸熱材の変形例を示す断面図である。 冷却機構の変形例を示す展開図である。 、第1分割インシュレータおよび第2分割インシュレータが装着されたブロックの分解斜視図である。 ブロックの一部断面図である。 係止部材およびその周囲の構成を示す平面図である。 ブロックの断面図である。
図1から図26を用いて、本発明に係るステータおよび回転電機について説明する。なお、以下に説明する実施の形態において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。また、以下の実施の形態において、各々の構成要素は、特に記載がある場合を除き、本発明にとって必ずしも必須のものではない。また、以下に複数の実施の形態が存在する場合、特に記載がある場合を除き、各々の実施の形態の特徴部分を適宜組合わせることは、当初から予定されている。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る回転電機の概略構成を示す側断面図である。この図1に示すように、回転電機100は、回転中心線Oを中心に回転可能に支持された回転シャフト110と、この回転シャフト110に固設され、回転シャフト110と共に回転可能に設けられたロータ120と、このロータ120の周囲に設けられた環状のステータ140とを備えている。この回転電機100は、典型的には、ハイブリッド車両に搭載され、車輪を駆動する駆動源やエンジン等の動力によって電気を発電する発電機として機能する。さらには、電気自動車等にも搭載可能であり、車輪を駆動する駆動源としても利用される。
ロータ120は、複数の電磁鋼板等を積層して構成されたロータコア125と、ロータコア125に形成された磁石挿入孔126内に挿入された永久磁石123と、ロータコア125の軸方向の端面に設けられたエンドプレート122とを備えている。永久磁石123は、磁石挿入孔126内に充填された樹脂124によって固定されている。
ステータ140は、環状に形成されており、ロータ120の周囲を取り囲むように環状に形成されたステータコア141と、このステータコア141に装着されたU相コイル180U,V相コイル180V,W相コイル180Wとを備えている。このステータ140(ステータコア141)の軸方向端面177,178には、絶縁性のモールド樹脂172,173が形成されている。このモールド樹脂172は、たとえばBMC(Bulk Molding Compound)、エポキシ樹脂といった熱硬化性樹脂やPPS(Polyphenylene Sulfide)、PBT(Polybutylene Terephthalate)などの熱可塑性樹脂等により構成されている。なお、本実施の形態で説明するステータは、軸方向端面177,178にモールド樹脂が形成されているが、本発明を適用することができるステータとしては、この例に限られない。たとえば、軸方向端面177,178に位置するコイルをワニス等の樹脂によって固定したステータを採用することもできる。
図2は、回転中心線O方向から平面視したステータ140の平面図である。なお、この図2においては、モールド樹脂172が省略されている。
この図2に示すように、ステータ140は、ステータコア141を含み、ステータコア141は、環状に形成されたステータヨーク142と、このステータヨーク142の内周
面に形成された複数のステータティースとを含む。
さらに、ステータ140は、ステータティースに装着された複数のU相コイル180U、V相コイル180V,W相コイル180Wを含む。
ステータコア141は、回転中心線Oを中心に環状に複数配列された分割ステータコア175を備えており、各分割ステータコア175には、それぞれ、U相コイル180U、V相コイル180V,W相コイル180Wのいずれかのコイルが装着されている。
複数の分割ステータコア175が環状に配列されており、この環状に配列する分割ステータコア175の外周側に環状の固定部材179がはめ込まれている。
固定部材179は、各分割ステータコア175の外周面を径方向内方に向けて押圧している。これにより、隣り合う分割ステータコア175同士が密着し、分割ステータコア175が環状に配列した状態で固定される。そして、ステータ140の周方向に沿って、U相コイル180U、V相コイル180V,W相コイル180Wが順次配列しており、各U相コイル180U同士、V相コイル180V同士、W相コイル180W同士は、それぞれ、間隔を隔て配置されている。
ここで、隣り合うU相コイル180U同士は、渡線154Uによって接続されており、V相コイル180V同士は、渡線154Vによって接続され、さらに、W相コイル180W同士は、渡線154Wによって接続されている。
図3は、U相コイル180Uおよび分割ステータコア175等を含むブロック200の斜視図であり、図4は、上記図3に示すU相コイル180Uおよび分割ステータコア175等を含むブロック200の分解斜視図である。
図3において、ブロック200は、分割ステータコア175と、絶縁紙330と、U相コイル180Uと、インシュレータ400とを含む。図4において、分割ステータコア175は、分割ヨーク370と、この分割ヨーク370の周面から突出するように形成されたステータティース371とを含む。分割ヨーク370が環状に配列することで、図2に示す環状のステータヨーク142が形成される。
分割ステータコア175は、図1に示す回転中心線O方向に配列する軸方向端面372および軸方向端面373とを含む。複数の分割ステータコア175が環状に配列することで、環状に配列する軸方向端面372によって、図1に示す軸方向端面177が形成され、環状に配列する軸方向端面373によって、図1に示す軸方向端面178が形成される。
図3に示すインシュレータ400は、図4に示す第1分割インシュレータ350と、第2分割インシュレータ300とを含む。
第1分割インシュレータ350および第2分割インシュレータ300は、いずれも、PPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂やLCP(液晶ポリマー)樹脂等の絶縁材料によって形成されている。
第1分割インシュレータ350は、分割ステータコア175のステータティース371に装着される。第1分割インシュレータ350は、分割ヨーク370の内周面に当接し、ステータティース371が挿入される穴部352aが形成された板部351と、この板部351から突出するように形成され、ステータティース371を受け入れ可能なティース受入部352とを含む。板部351は、平板状に形成されており、分割ステータコア175の分割ヨーク370の内周面と当接している。ティース受入部352は、筒状に形成されており、板部351に形成された穴部352aと連通している。
第1分割インシュレータ350上には、絶縁紙330が装着されている。絶縁紙330は、絶縁材料によって形成されている。絶縁紙330は環状に形成されており、ステータティース371およびティース受入部352が挿入される穴部331が形成されている。
そして、絶縁紙330が装着された第1分割インシュレータ350にU相コイル180Uが装着されている。U相コイル180Uは、コイル線を巻回することで構成されており、筒状に形成されている。
本実施の形態に係る回転電機においては、コイルとして、2層コイルが採用されている。具体的には、U相コイル180Uは、内側巻線180Aと、この内側巻線180Aの外側に配置された外側巻線180Bとを含む。さらに、コイルとして、エッジワイズコイルが採用されており、コイル線の延在方向に対して垂直な断面形状は方形形状とされている。
第2分割インシュレータ300は、U相コイル180Uに対して、第1分割インシュレータ350と反対側に配置されている。第2分割インシュレータ300は、分割ステータコア175と係合する脚部303および脚部304を含む。
この図4に示す例においては、分割ステータコア175が第2分割インシュレータ300と直接係合しているが、これに限られない。たとえば、第1分割インシュレータ350を分割ステータコア175に係合させ、第2分割インシュレータ300を第1分割インシュレータ350に係合させて、間接的に第2分割インシュレータ300を分割ステータコア175に係合するようにしてもよい。
第2分割インシュレータ300が直接的または間接的に分割ステータコア175と係合することで、第2分割インシュレータ300は、第1分割インシュレータ350と協働して、U相コイル180Uを分割ステータコア175に固定する。
インシュレータ400によれば、第1分割インシュレータ350を分割ステータコア175に装着した後、U相コイル180Uを第1分割インシュレータ350に装着する。その後、第2分割インシュレータ300を分割ステータコア175に係合させることで、U相コイル180Uを分割ステータコア175に固定することができる。
このため、U相コイル180Uを固定する際に、インシュレータ400の一部を変形させる必要がなく、インシュレータ400の損傷が抑制されている。
インシュレータ400によれば、U相コイル180Uを固定する過程において、U相コイル180Uの端面を支持する鍔部302をU相コイル180Uの穴部内を通す必要がない。このため、第2分割インシュレータ300は、U相コイル180Uの端面を支持するために必要な大きさを確保することができる。第2分割インシュレータ300は、U相コイル180Uの端面の略全面を支持することができ、U相コイル180Uの脱落を抑制することができる。
本実施の形態1に係るインシュレータ400においては、第2分割インシュレータ300は、環状に形成されると共に板状に形成された鍔部302を含む。
U相コイル180Uは、ステータ140の径方向に配列する外端面と内端面とを含み、鍔部302は、U相コイル180Uの内端面を支持している。鍔部302は、U相コイル180Uの内端面の一方の軸方向端部から他方の軸方向端部に亘って延びるように形成されている。このため、鍔部302は、U相コイル180Uの内端面の略全面を支持可能とされ、内側巻線180Aおよび外側巻線180Bを支持することができる。鍔部302には、ティース受入部352およびステータティース371を受け入れ可能な穴部が形成されている。
脚部303および脚部304は、鍔部302に形成された穴部の開口縁部に連設され
ている。脚部303および脚部304は、回転中心線O方向に間隔をあけて設けられている。脚部303の端部には、爪部305が形成されており、脚部304の端部には、爪部306が形成されている。
分割ヨーク370の外周面には、溝部374が形成されている。溝部374は、分割ヨーク370の外周面の周方向中央部に位置しており、回転中心線O方向に延びている。
脚部303に形成された爪部305および脚部304に形成された爪部306が溝部374と係合することで、第2分割インシュレータ300が分割ステータコア175と係合する。
第1分割インシュレータ350のティース受入部352には、挿入部353および挿入部354が形成されている。挿入部353は、軸方向端面372側に位置するティース受入部352の端面に形成されており、ティース受入部352の端面から上方に突出するように形成されている。挿入部354は、軸方向端面373側に位置するティース受入部352の端面に形成されており、ティース受入部352の端面から突出するように形成されている。
第1分割インシュレータ350にU相コイル180Uが装着されると、ティース受入部352、挿入部353および挿入部354は、U相コイル180Uの穴部内に挿入される。挿入部353は、溝部を規定しており、挿入部353が規定する溝部の開口部は、ティース受入部352内に向けて開口している。
同様に、挿入部354も溝部を規定しており、挿入部354によって規定された溝部の開口部は、ティース受入部352内に向けて開口している。
そして、第1分割インシュレータ350が分割ステータコア175に装着されることで、挿入部353と分割ステータコア175の軸方向端面372とによって、脚部303を挿入可能な通路が規定される。また、分割ステータコア175の軸方向端面373と、挿入部354とによって、脚部304を挿入可能な通路が規定される。
絶縁紙330に形成された穴部331の開口縁部には、凹部332および凹部333が形成されている。凹部332は、穴部331の開口縁部のうち、軸方向端面372側に位置する辺部に形成されており、脚部303および挿入部353を受け入れ可能とされている。
凹部333は、穴部331の開口縁部のうち、軸方向端面373側に位置する辺部に形成されており、脚部304および挿入部354を受け入れ可能とされている。
そして、第2分割インシュレータ300を分割ステータコア175に装着すると、脚部303は、U相コイル180Uの穴部、凹部332、および挿入部353を通って、溝部374に達するように配置される。この際、脚部303は、分割ステータコア175の軸方向端面372上に配置される。
また、脚部304は、U相コイル180Uの穴部、凹部333、および挿入部354を通って、溝部374に達するように配置される。この際、脚部304は、分割ステータコア175の軸方向端面373上に配置される。
このように、第2分割インシュレータ300を分割ステータコア175に装着する際には、脚部303および脚部304は、挿入部353および挿入部354によって案内される。これにより、脚部303および脚部304が屈曲等して、損傷することが抑制されている。
脚部303と脚部304とは互いに回転中心線O方向に間隔をあけて設けられているため、第2分割インシュレータ300は、良好に分割ステータコア175に固定される。
なお、脚部303と脚部304とは、鍔部302から先端部に向かうにつれて、互いに近接するように形成されている。脚部303および脚部304間にステータティース371が挿入されると、脚部303および脚部304は、ステータティース371によって互いに離れるように押しのけられる。これにより、脚部303および脚部304には、互いに近接しようとする付勢力が生じる。このため、爪部305および爪部306が溝部374と良好に係合することができる。
鍔部302の上端部には、保持部材301が形成されている。この保持部材301には、複数の溝部が間隔をあけて形成されており、各溝部内には、図2に示す渡線154V,154Wが挿入される。第1分割インシュレータ350が分割ステータコア175に装着されると、板部351の上端部は、軸方向端面372から突出するように形成されている。板部351の上端部には、凹部(支持部)356が形成されている。
保持部材301は、鍔部302からステータ140の径方向外方に向けて延びており、保持部材301の端部は、第1分割インシュレータ350に形成された凹部356にはめ込まれ、板部351によって支持されている。
図5は、図3に示すV−V線における断面図である。この図5に示すように、U相コイル180Uの内周面と、ステータティース371との間にはティース受入部352が配置されている。U相コイル180Uの径方向外方側の端面と、分割ヨーク370との間には、板部351と絶縁紙330とが配置されている。これにより、U相コイル180Uと分割ステータコア175との間の絶縁性が確保されている。
さらに、図3および図5に示すように、U相コイル180Uの側面は、絶縁紙330によって覆われており、隣り合うコイル同士の絶縁性が確保されている。
第2分割インシュレータ300は、分割ステータコア175に係合することで、U相コイル180Uの径方向内方側の端面を押圧している。そして、第1分割インシュレータ350と第2分割インシュレータ300とはU相コイル180Uを挟みこみ、分割ステータコア175に固定している。
この図5に示すように、U相コイル180Uの内端面503には、冷却機構500が設けられている。冷却機構500は、環状に延びる冷却路501と、この冷却路501内に封入された冷媒502とを備える。冷却路501は、内端面503と、鍔部302との間に位置してる。内端面503に冷却機構500が設けられているので、内端面503を良好に冷却することができる。
図6は、U相コイル180U側から見たときの第2分割インシュレータ300の正面図である。この図6および上記図5に示すように、鍔部302は、平坦面状に形成された内端壁310と、この内端壁310の外周縁部に沿って延びる環状の環状壁309とを含む。
そして、鍔部302がU相コイル180Uの内端面503に押さえつけられることで、図5に示すように、内端面503と、環状壁309と内端壁310と、ティース受入部352の外周面とによって、冷却路501が形成されている。冷却路501は、ステータティース371の周面に沿って環状に形成されている。
図7は、U相コイル180Uの内端面503およびその周囲に位置する構成を示す断面図であり、永久磁石からの磁力線の流れを模式的に示す断面図である。
この図7に示す状態においては、永久磁石123の径方向外側の表面はN極とされ、径方向内側がS極とされている。
そして、永久磁石123の径方向外方側の表面から磁力線MF1〜MF5がステータティース371の内端面に向けて放射されている。
ステータティース371の内端面では、磁束密度が高く、永久磁石123からの磁力線の一部がステータティース371の側面から外部に漏れ出す。ステータティース371の側面から漏れた磁力線MF1,MF2,MF3は、U相コイル180Uの内側巻線180Aおよび外側巻線180Bを横切る。具体的には、磁力線MF1,MF2は、内側巻線180Aおよび外側巻線180Bの内端面に位置する内端コイル線180Cおよび内端コイル線180Dを横切る。磁力線MF3は、内端コイル線180Cおよび内端コイル線180Dより径方向外側に位置するコイル線を横切る。
磁力線MF1,MF2,MF3が内側巻線180Aおよび外側巻線180Bを通過すると、内側巻線180Aおよび外側巻線180B内には、渦電流が発生し、内側巻線180Aおよび外側巻線180B内の温度が上昇する。
ここで、ステータティース371内における磁束密度は、径方向内方側ほど高く、内端面から離れるにつれて磁束密度が小さくなる。漏れ磁束の磁束量は、ステータティース371の内端面側ほど多くなる。この結果、U相コイル180Uのうち、径方向内方側ほど、通過する漏れ磁束が多くなり、U相コイル180Uの内端面側ほど、温度が高くなる。この結果、U相コイル180Uのうち、内端面503が最も温度が高くなりやすくなっている。
ここで、内端面503は、冷却路501の一部を形成しており、冷却路501内の冷媒502が内端面503に直接接触しており、内端面503を積極的に冷却することができる。
冷却路501の一部を規定する環状壁309および内端壁310は、第2分割インシュレータ300の鍔部302に形成されている。図4において、第2分割インシュレータ300の爪部305,306が分割ステータコア175の溝部374と係合することで、鍔部302は、U相コイル180Uの内端面に押圧される。
この押圧力によって、図4に示す環状壁309とU相コイル180Uの内端面とが密着し、冷却路501内の冷媒502が外部に漏れることが抑制されている。
冷却路501内には、たとえば、U相コイル180Uからの熱によって固体から液体に変化する冷媒や水等の液体状の冷媒等が充填されている。
固体から液体に状態変化する相変化物質を冷媒として採用する場合には、相変化物質が固体から液体に変化するときに必要な潜熱によって、U相コイル180Uが冷却される。相変化物質としては、パラフィン等を採用することができる。
液体状の相変化物質は、冷却路501内を対流する。これにより、U相コイル180Uの内端面503を略均一に冷却することができる。
なお、水等の液体状の冷媒を冷却路501内に充填したときにおいても、同様に冷媒が冷却路501内を対流して、U相コイル180Uの内端面503が略均一に冷却される。
U相コイル180Uの内端面503は、環状に形成されている一方で、冷却路501も、内端面503に沿って延ている。このため、内端面503の全面が冷却路501によって冷却される。
(実施の形態2)
図8から図10および適宜図4等を用いて、本実施の形態2に係るステータの冷却機構500について説明する。なお、図8から図10に示す構成のうち、上記図1から図7に示す構成と同一または相当する構成については、同一の符号を付してその説明を省略する場合がある。
図8は、本実施の形態2に係るステータに設けられた冷却機構500の断面図である。この図8において、冷却路501は管状に形成されており、ステータティース371の周囲を環状に延びている。
この冷却路501は、図4に示す第2分割インシュレータ300の鍔部302に形成されている。鍔部302は、内端壁310と、環状壁309と、内端壁310と対向する冷却壁312と、ティース受入部352と接触する環状壁311とを含み、これら、環状壁309、内端壁310、環状壁311および冷却壁312によって、管状の冷却路501が形成されている。
冷却壁312は、U相コイル180Uの内端面503に接触しており、冷却壁312には、複数の放熱部313が形成されている。放熱部313は、冷却路501内に向けて突出するように形成されている。
そして、U相コイル180Uの内端面503から冷却壁312および放熱部313に熱が伝達され、冷却壁312および放熱部313から冷媒502に熱が放出される。複数の放熱部313が設けられているため、U相コイル180Uの内端面503を良好に冷却することができる。
なお、本実施の形態2においても、図4に示すように、第2分割インシュレータ300が分割ステータコア175と係合することで、鍔部302がU相コイル180Uに押圧される。
その結果、図8に示す冷却壁312がU相コイル180Uの内端面503に押圧される。内端面503が内端面503に押圧されることで、U相コイル180Uからの熱が良好に冷却壁312に伝達される。
図9は、放熱部313を示す冷却路501の断面図である。この図9に示す例においては、放熱部313はステータティース371の高さ方向に延び、間隔をあけて複数形成されている。なお、放熱部313を、図10に示すように、突起状に形成し、複数の放熱部313を冷却壁312に分布させてもよい。このような放熱部313を形成することで、U相コイル180Uの冷却効率の向上を図ることができる。
(実施の形態3)
図11および図12を用いて、本実施の形態3に係るステータについて説明する。なお、図11および図12に示す構成のうち、上記図1から図10に示す構成と同一または相当する構成については、同一の符号を付してその説明を省略する場合がある。
図11は、冷却路501、U相コイル180Uおよびステータティース371を示す断面図であり、図12は、本実施の形態3に係るステータに設けられた冷却路501を断面視した図であって、図11のXII−XII線における断面図である。
この図11および図12に示すように、冷却路501は、管状に形成され、冷却路501内には、冷媒502が充填されている。冷却路501は、鍔部302に一体化している。冷却路501は、ステータティース371の周面に沿って環状に延び、内端面503に沿って形成されている。
このため、冷媒502は、U相コイル180Uからの熱によって対流し、冷却路501内を循環する。
冷却路501は、分割ステータコア175の高さ方向に延びる側管506を含む。なお、側管506は、ステータティース371の両側にそれぞれ設けられており、互いに接続されている。
側管506は、上端側および下端部側に位置する幅広部504と、幅広部504の間に位置する幅狭部505とを含む。幅狭部505は、側管506の高さ方向の中央部に位置しており、U相コイル180U(ステータティース371)の高さ方向の中央部に位置している。
図11および図12に示すように、幅広部504および幅狭部505の周方向の幅は同一である。ステータの径方向における幅狭部505の幅は、幅広部504の幅よりも小さい。このため、幅狭部505における流路面積は、幅広部504における流路面積よりも小さく、幅狭部505における冷媒502の流通速度は、幅広部504における冷媒502の流通速度よりも速い。
幅狭部505における冷媒502の流速が速いため、冷媒502による熱交換効率が高く、内端面503のうち、高さ方向の中央部に位置する部分から積極的に熱を吸収することができる。
この結果、内端面503のうち、高さ方向の中央部に位置する部分が高温となることを抑制することができ、良好に冷却することができる。
(実施の形態4)
図13および図14を用いて、本実施の形態4に係るステータについて説明する。なお、図13および図14に示す構成のうち、上記図1から図12に示す構成と同一または相当する構成については、同一の符号を付してその説明を省略する場合がある。
図13は、ステータおよびロータの一部を示す断面図であって、ステータおよびロータ内の磁束密度の分布を示す断面図である。
この図13においては、最大トルク進角時におけるロータ120を示し、領域R1は、最も磁束密度が高く、領域R2、領域R3、領域R4、領域R5、領域R6、領域R7となるにしたがって、磁束密度が小さくなっている。
ロータ120は、主回転方向121に回転している。ロータ120は、車両が前進しているときには、主回転方向121に回転する一方で、車両が後進しているときなどに主回転方向121と反対方向に回転する場合がある。すなわち、ロータ120は主に、主回転方向121に回転している。
U相コイル180Uは、環状に形成されており、U相コイル180Uは、主回転方向121の上流側に位置し、ステータティース371の側面に沿って延びる側部181と、この側部181に対して主回転方向121下流側に位置し、ステータティース371の他方の側面に沿って延びる側部182とを含む。
図13に示すように、側部181は、径方向内方側に向かうと共に、ステータティース371に近接するにしたがって、領域R7から領域R4が順次配列している。その一方で、側部182内の磁束密度は低く、側部182には、領域R7が位置している。
そして、ステータの径方向内方に位置する側部181の内端面における磁束密度は、側部182の内端面における磁束密度よりも高くなっている。このため、側部182の内端面の温度よりも、側部181の内端面の温度の方が高くなりやすい。
図14は、本実施の形態に係るステータに設けられた冷却機構500およびU相コイル180U等の断面図である。
この図14に示すように、冷却機構500は、管状に形成された冷却路501と、この冷却路501内に充填された冷媒502とを含む。U相コイル180Uの内端面503は、ステータティース371の周面に沿って環状に延びており、冷却路501は、内端面503に沿って環状に延びている。
冷却路501は、側部181の内端面に配置された側管506と、側部182の内端面に設けられた側管507とを含み、側管506および側管507は互いに接続されている。
ステータの径方向における側管506の径方向の開口幅は、側管507の径方向の開口幅よりも小さい。ステータの周方向における側管506の開口幅は、側管507の開口幅と略等しくなっている。このため、側管506の流路面積は、側管507の流路面積よりも小さくなっている。
このため、側管506内を流れるときの冷媒502の流速は、側管507内を流れるときの冷媒502の流速よりも速く、側管506における冷却効率は、側管507の冷却効率よりも高い。このように、高温になり易い側部181の内端面を積極的に冷却することができ、側部181の内端面が高温となることを抑制することができる。
(実施の形態5)
図15および上記図7,図13などを適宜用いて、本実施の形態5に係るステータについて説明する。図15に示す構成のうち、上記図1から図14に示す構成と同一または相当する構成については、同一の符号を付してその説明を省略する場合がある。図15は、本実施の形態5に係るステータの一部を示す断面図である。
上記図7において、ステータティース371から漏れた磁力線MF1,MF2によって、内側巻線180Aの内端コイル線180Cおよび外側巻線180Bの内端コイル線180Dを通過すると、上述のように、内端コイル線180Cおよび内端コイル線180Dの温度が上昇する。
この際、内端コイル線180Cは、ティース受入部352およびステータティース371に近接しており、内端コイル線180Cに生じた熱は、ティース受入部352を介して、ステータティース371に放熱される。このため、内端コイル線180Cよりも、内端コイル線180Dの方が温度が高くなりやすくなっている。
図15において、側部181の径方向内方に位置する内端面503には、内側巻線180Aの内端コイル線180Cおよび外側巻線180Bの内端コイル線180Dが位置しており、この内端コイル線180Cおよび内端コイル線180Dの径方向外方側には、コイル線180E,180Fが位置している。
その一方で、側部182の径方向内方に位置する内端面503には、180Aの内端コイル線180Gおよび外側巻線180Bの内端コイル線180Hが位置している。この内端コイル線180Gおよび内端コイル線180Hの径方向外方側には、コイル線180Iおよびコイル線180Jが位置している。
ここで、上記図13に示されるように、U相コイル180Uの側部182を通る磁束密度は、側部181を通る磁束密度よりも小さい。このため、図15において、内端コイル線180Cの温度は、内端コイル線180Gの温度よりも高くなりやすく、内端コイル線180Dの温度は、内端コイル線180Hよりも温度が高くなりやすい。さらに、コイル線180Eの温度は、コイル線180Iの温度よりも高くなり易く、コイル線180Fの温度は、コイル線180Jの温度よりも高くなりやすい。
内端コイル線180Cを通過する磁束は、内端コイル線180Dも通過し、内端コイル線180Cおよび内端コイル線180Dは同じように、発熱する一方で、内端コイル線180Cの熱は、ステータティース371に放熱され易い一方で、内端コイル線180Dの熱は、外部に放出され難くなっている。
このため、内端コイル線180C,内端コイル線180D、内端コイル線180H、内端コイル線180G、コイル線180E、コイル線180F、コイル線180Iおよびコイル線180Jのうち、内端コイル線180Dの温度が最も高くなりやすくなっている。
図15において、本実施の形態5においても、冷却機構500は、冷却路501と、この冷却路501内に充填された冷媒502とを含み、冷却路501は、側管506および側管507を含む。
ステータティース371は、側面375と、この側面375より主回転方向121下流側に位置する側面376とを含み、側管506は、側面375に沿って延び、側管507は、側面375に沿って延びている。
側管506は、側部181の内端面に設けられており、側管507は側部182の内端面に設けられている。
側管506は、内端コイル線180Cの内端面と接触する幅広部510と、内端コイル線180Dの内端面と接触する幅狭部511とを含み、幅広部510と幅狭部511とは互いに連通している。
ステータの径方向における幅狭部511の開口幅は、幅広部510の開口幅よりも狭くなっている。幅狭部511の流路面積は、幅広部510の流路面積よりも小さくなっている。
幅狭部511内を流れる冷媒502の流速は、幅広部510内を流れる冷媒502の流速よりも速く、幅狭部511の冷却効率は、幅広部510の冷却効率よりも高くなっている。このため、内端コイル線180Dは、幅狭部511によって積極的に冷却される。
なお、ステータの径方向における側管507の開口幅は、幅広部510と略一致しており、幅狭部511は、冷却路501内で最もステータの径方向における幅が狭くなるように形成されている。
(実施の形態6)
図16から図21を用いて、本実施の形態6に係るステータについて説明する。なお、図16から図21に示す構成のうち、上記図1から図15に示す構成と同一または相当する構成については、同一の符号を付してその説明を省略する場合がある。
図16は、本実施の形態6に係るステータ140の平面図であり、図17は、図16の示すステータ140を模式的に示す展開図である。なお、図16においては、ステータコアの両軸方向端面に形成されたモールド樹脂は、図示されていない。
図16および図17に示すように、ステータ140は、複数の分割ステータコア175と、この分割ステータコア175に形成されたステータティース371に装着された複数のU相コイル180U,V相コイル180V,W相コイル180Wと、各相コイルの内端面を冷却する冷却機構500とを備えている。
図17において、冷却機構500は、各相コイルの内端面に配置され、各ステータティース371の側面375および側面376に沿って延びる複数の吸熱材520,521と、各吸熱材520,521の一方端同士を連結する連結部材522と、各吸熱材520,521の他方端部同士を連結する連結部材523とを備える。
ステータティース371ごとに、吸熱材520および吸熱材521が設けられており、吸熱材520は、側面375に沿って延び、吸熱材521は、側面376に沿って延びている。
各吸熱材520および吸熱材521は、ステータ140の高さ方向に延び、モールド樹脂172,172の軸方向端面から外部に突出するように形成されている。なお、モールド樹脂172は、ステータ140の一方の軸方向端面に形成されており、モールド樹脂173は、ステータ140の他方の軸方向端面に形成されている。
モールド樹脂172の軸方向端面上には、連結部材522が配置されており、モールド樹脂173の軸方向端面上には、連結部材523が配置されている。
連結部材522および連結部材523は、環状に形成されており、連結部材522および連結部材523には、吸熱材520および吸熱材521が接続されている。
なお、回転電機100は、たとえば、車両内において、ロータ120の回転中心線Oが水平方向に向くように配置される。
そして、回転電機100には、ギヤ等で掻き揚げられたオイル530が降り注がれてている。このため、モールド樹脂172およびモールド樹脂173から外部に露出する連結部材522,523はオイル530によって冷却される。
また、吸熱材520の軸方向端部と、吸熱材521の両軸方向端部は、モールド樹脂172,173の軸方向端面から外部に突出している。このため、吸熱材520および吸熱材521の端部は、オイル530によって冷却されている。なお、本実施の形態においては、連結部材522および連結部材523が設けられた例について説明しているが、連結部材522および連結部材523は必須の構成ではなく、連結部材522および連結部材523が設けられていなくてもよい。
図18は、U相コイル180Uおよび分割ステータコア175等を含むブロック200の分解斜視図である。
この図18に示すように、本実施の形態6においても、第2分割インシュレータ300が分割ステータコア175と係合することで、U相コイル180Uは、第1分割インシュレータ350および第2分割インシュレータ300が協働して、U相コイル180Uを挟みこみ、U相コイル180Uを分割ステータコア175に固定する。
そして、吸熱材520および吸熱材521は、鍔部302に形成されている。そして、第2分割インシュレータ300が分割ステータコア175と係合すると、吸熱材520および吸熱材521は、U相コイル180Uの内端面に押圧される。
図19は、U相コイル180Uが分割ステータコア175に固定された状態における分割ステータコア175の平面図である。
この図19に示すように、第2分割インシュレータ300の爪部305が分割ステータコア175の溝部374と係合することで、鍔部302が吸熱材520および吸熱材521をU相コイル180Uの内端面に押圧する。
図20は、図19に示すXXで囲われた領域およびその周囲に位置する領域の拡大図である。この図20に示すように、吸熱材520は、内端コイル線180Dおよび内端コイル線180Cの内端面と接触している。吸熱材520は、たとえば、セラミックスなどの非磁性材料から形成されている。
そして、内端コイル線180Cおよび内端コイル線180Dが発熱すると、吸熱材520が吸熱する。同様に、図19に示す吸熱材521もコイル線の熱を吸熱する。なお、
吸熱材520および吸熱材521は、U相コイル180Uの側部181および側部182の一方端から他方端に亘って延びており、側部181および側部182の内端面の略全面が冷却される。
図17において、吸熱材520および吸熱材521に伝達された熱は、連結部材522および連結部材523に伝達される。
そして、吸熱材520,521の両端部と、連結部材522,523とがオイル530によって冷却される。このようにして、U相コイル180Uの内端面を積極的に冷却することができる。
図21は、吸熱材520の変形例を示す断面図である。この図21に示す例においては、吸熱材520は、複数の金属線525と、この金属線525の表面を覆う非磁性材料524とを含む。
金属線525は、銅やアルミニウム等の金属材料によって形成されており、吸熱材520の吸熱効率の向上が図られている。
なお、吸熱材521、連結部材522および連結部材523も、同様に、複数の金属線と、金属線の表面を覆う非磁性材料とで形成してもよい。
図22は、冷却機構500の変形例を示す展開図である。図22に示すように、ステータおよびロータを収容するケース550は、ステータの一方の軸方向端面側に配置された天板部551と、ステータの他方の軸方向端部側に配置された天板部552と、天板部552および天板部551の周縁部に連設され、天板部551および天板部552に亘って形成された周壁部553とを含む。周壁部553は、筒状に形成されており、天板部551および天板部552は、筒状に形成された周壁部553の開口部を閉塞するように配置されている。
そして、吸熱材520および吸熱材521の一方の端部は、天板部551に接続され、吸熱材520および吸熱材521の他方の端部は、天板部552に接続されている。
このように、吸熱材520および吸熱材521をケース550に接続することで、コイルからの熱を表面積および熱容量の大きいケース550に伝達することができる。
図23から図26を用いて、インシュレータの変形例として、第1分割インシュレータ350および第2分割インシュレータ360について説明する。
図23は、第1分割インシュレータ350および第2分割インシュレータ360が装着されたブロックの分解斜視図である。
この図23に示すインシュレータは、第1分割インシュレータ350と、第2分割インシュレータ360とを含む。第1分割インシュレータ350は、分割ステータコア175と係合し、第2分割インシュレータ360は、第1分割インシュレータ350と係合している。
このため、第2分割インシュレータ360は、第1分割インシュレータ350を介して、分割ステータコア175と係合している。
第2分割インシュレータ360は、板状に形成され、U相コイル180Uの内端面を支持可能な鍔部302と、鍔部302から突出する脚部380,381および脚部382,383が形成されている。
脚部380,381は、軸方向端面372側に配置されており、脚部382,383は、軸方向端面373側に配置されている。
脚部380と脚部381とは、互いに間隔をあけて配置されており、脚部382および脚部383も互いに間隔をあけて配置されている。
図24は、ブロックの一部断面図であり、軸方向端面372を平面視している。この図24および図23に示すように、第1分割インシュレータ350のティース受入部352の一方の軸方向端面には、係止部材395が形成され、他方の軸方向端面には、係止部材396が形成されている。
そして、係止部材395には、脚部380および脚部381が係合している。同様に、係止部材396には、脚部382および脚部383が係合している。
さらに、この図24に示す例では、上記実施の形態1と同様に、鍔部302は、内端壁310と、環状壁309とを含む。そして、U相コイル180Uの内端面と、鍔部302との間に、冷却路501が形成されている。
図25は、係止部材395およびその周囲の構成を示す平面図である。この図25に示すように、脚部380の先端部には、爪部384が形成され、脚部381の先端部にも、爪部385が形成されている。
係止部材395には、爪部384,385を係止する係止部386,387が形成されている。そして、脚部380と、係止部386とが互いに係合すると共に、脚部381と係止部387とが互いに係合する。同様に、図23に示す脚部382および脚部383と係止部材396とが係合することで、第2分割インシュレータ360と第1分割インシュレータ350とが互いに結合されている。
図26は、ブロックの断面図である。この図26に示すように、分割ステータコア175の軸方向端面372には、爪部390が形成され、軸方向端面373には爪部391が形成されている。
分割ステータコア175は、複数の電磁鋼鈑を積層することで構成されている。爪部390は、軸方向端面372を規定する電磁鋼鈑の一部を切り欠き、この切りかかれた切欠部を反り返らせることで形成されている。
同様に、爪部391は、軸方向端面373を規定する電磁鋼鈑の一部を切り欠き、この切欠部を反り返らせることで形成されている。
ステータ140を組み立てた際に、ステータ140の径方向外方側に位置する爪部390および爪部391の端部は、自由端とされており、軸方向端面372および軸方向端面373から突出している。
このように、爪部390,391は、径方向内方から径方向外方に向かうにしたがって、軸方向端面372,373から離れるように形成されている。その一方で、ロータ120の径方向内方側に位置する爪部390および爪部391の端部は、軸方向端面372および軸方向端面373を規定する電磁鋼鈑に連設されている。
係止部材395の径方向外側には、支持部397が形成されており、係止部材396の径方向外側には、支持部398が形成されている。
本実施の形態3に係る回転電機の製造方法について、図23および図26を用いて説明する。分割ステータコア175を、たとえば、回転テーブル上に配置する。この際、ステータティース371が上方に向けて突出するように配置する。
そして、分割ステータコア175に第1分割インシュレータ350を装着する。この際
、爪部390,391は、軸方向端面372,373の先端部側から分割ヨーク370の外周面側に向かうにしたがって、軸方向端面372,373から離れるように湾曲している。
このため、第1分割インシュレータ350を装着する際には、図26に示す第1分割インシュレータ350の支持部397,398が爪部390,391を軸方向端面372,373に押さえつける。
そして、支持部397,398が、爪部390,391上を通過すると、爪部390,391が通常の状態に戻り、支持部397,398が爪部390,391によって支持される。これにより、分割ステータコア175および第1分割インシュレータ350が互いに連結される。
その後、絶縁紙330、U相コイル180U、第2分割インシュレータ360を順次、分割ステータコア175に装着する。これにより、第2分割インシュレータ360と第1分割インシュレータ350とが連結され、U相コイル180Uが固定される。
なお、第2分割インシュレータ360の鍔部302も、U相コイル180Uの内端面の略全面を支持可能とされている。そして、第2分割インシュレータ360を分割ステータコア175に装着することで、ブロックを組み立てることができる。この際、第2分割インシュレータ360を分割ステータコア175に装着すると、U相コイル180Uが固定され、図24に示すように、鍔部302がU相コイル180Uの内端面に密着し、形成される冷却路501に隙間が生じることが抑制されている。これにより、液体状の冷却路501が外部に漏れることが抑制されている。
なお、この図24に示す例では、上記実施の形態1において説明した冷却機構500を適用した例について記載したが、上記実施の形態2から実施の形態6で説明した冷却機構500を適用することができる。
また、上記実施の形態1〜6においては、インシュレータが第1分割インシュレータと、第2分割インシュレータとに分割された例に基づいて説明したが、インシュレータとしては、この例に限られない。たとえば、ステータティースが挿入される穴部が形成された板部と、板部の穴部の周縁に形成され、ステータティースを受け入れ可能なティース受入部と、ティース受入部の先端部に形成され、コイルの内端面を支持可能な鍔部とを備えたインシュレータを採用してもよい。このインシュレータにおいても、鍔部とコイルの内端面との間に冷却路を形成することで、コイルの内端面を積極的に冷却することができる。
なお、上記実施の形態1〜6においては、2層巻のコイルを採用しているが、単層巻のコイルであってもよい。
以上のように本発明の実施の形態について説明を行なったが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。さらに、上記数値などは、例示であり、上記数
値および範囲にかぎられない。
本発明は、ステータに適用することができ、特に、回転電機に用いられるステータに好適である。
100 回転電機、110 回転シャフト、120 ロータ、121 主回転方向、122 エンドプレート、123 永久磁石、124 樹脂、125 ロータコア、126 磁石挿入孔、140 ステータ、141 ステータコア、142 ステータヨーク、154U,154V,154W 渡線、172,173 モールド樹脂、175 分割ステータコア、177,178 軸方向端面、179 固定部材、180A 内側巻線、180B 外側巻線、180C,180D,180G,180H 内端コイル線、180U U相コイル、180V V相コイル、180W W相コイル、181,182 側部、200 ブロック、300 第2分割インシュレータ、301 保持部材、302 鍔部、303 脚部、304 脚部、305,306 爪部、309 環状壁、310 内端壁、311 環状壁、312 冷却壁、313 放熱部、330 絶縁紙、331 穴部、332,333 凹部、350 第1分割インシュレータ、351 板部、352 ティース受入部、352a 穴部、353 挿入部、354 挿入部、370 分割ヨーク、371 ステータティース、372,373 軸方向端面、374 溝部、375,376 側面、380,381 脚部、380,381,382,383 脚部、384,385,390,391 爪部、386,387 係止部、395,396 係止部材、397,398 支持部、400 インシュレータ、500 冷却機構、501 冷却路、502 冷媒、503 内端面、504 幅広部、505 幅狭部、506 側管、507 側管、510 幅広部、511 幅狭部、520,521 吸熱材、522,523 連結部材、522 連結部材、522,523 連結部材、524 非磁性材料、525 金属線、530 オイル、550 ケース、551,552 天板部、553 周壁部、MF1,MF2,MF3 磁力線、MF3 磁力線。

Claims (10)

  1. ステータティースが形成された環状のステータコアと、
    前記ステータティースに装着されたコイルと、
    前記コイルの内端面に設けられ、前記コイルを冷却する吸熱構造とを備え、
    前記吸熱構造は、
    前記コイルの前記内端面に沿って延び、かつ前記コイルに沿って環状とされた冷却路と、
    前記冷却路内に封入された冷媒とを含む、ステータ。
  2. 前記冷媒は、固体から液体に変化可能な相変化物質を含む、請求項1に記載のステータ。
  3. 前記ステータティースに装着され、前記ステータコアと前記コイルとを絶縁するインシュレータをさらに備え、
    前記インシュレータは、前記ステータティースが挿入される穴部が形成された板部、および前記板部から突出するように形成され、前記ステータティースを受け入れ可能なティース受入部を含む第1分割インシュレータと、
    前記ステータコアと係合可能に設けられた第2分割インシュレータとを含み、
    前記第2分割インシュレータが前記ステータコアと係合することで、前記第1分割インシュレータおよび前記第2分割インシュレータは、前記コイルを挟み込み、
    前記第2分割インシュレータは、前記コイルの前記内端面側に配置された鍔部を含み、
    前記冷却路は、前記鍔部と前記コイルの前記内端面との間に配置された、請求項1または請求項2に記載のステータ。
  4. 前記冷却路は、前記鍔部と前記コイルの前記内端面とによって形成された、請求項に記載のステータ。
  5. 前記冷却路のうち、前記ステータコアの高さ方向の中央部に位置する部分は、流路面積が小さくなるように形成された、請求項1から請求項4のいずれかに記載のステータ。
  6. 前記冷却路内には、前記コイルからの熱を前記冷媒に放熱する放熱部が設けられた、請求項1から請求項5のいずれかに記載のステータ。
  7. 前記ステータコアは、主に主回転方向に回転するロータと対向するように配置され、
    前記コイルは、前記ステータティースの側面に沿って、前記ステータコアの高さ方向に延びる第1側部および第2側部を含み、
    前記第1側部は、前記第2側部より前記ロータの主回転方向の上流側に位置し、
    前記冷却路は、前記第1側部上を延びる第1側路と、前記第2側部上を延びる第2側路とを含み、
    前記第1側路の流路面積は、前記第2側路の流路面積よりも小さい、請求項1から請求項6のいずれかに記載のステータ。
  8. 前記ステータコアは、主に主回転方向に回転するロータと対向するように配置され、
    前記コイルは、前記ステータティースの側面に沿って、前記ステータコアの高さ方向に延びる第1側部および第2側部を含み、
    前記第1側部は、前記第2側部より前記ロータの主回転方向の上流側に位置し、
    前記冷却路は、前記第1側部上を延びる第1側路と、前記第2側部上を延びる第2側路とを含み、
    前記コイルは、内側コイルと、前記内側コイルの外周側に位置する外側コイルとを含み

    前記第1側路のうち、前記外側コイルの前記内端面と隣り合う部分は、前記内側コイルの内端面と隣り合う部分よりも、流路面積が小さい、請求項1から請求項7のいずれかに記載のステータ。
  9. ステータティースが形成された環状のステータコアと、
    前記ステータティースに装着されたコイルと、
    前記ステータコアの端面に形成されたモールド樹脂と、
    前記コイルの内端面に設けられ、前記コイルを冷却する吸熱構造とを備え、
    前記吸熱構造は、前記コイルの前記内端面に設けられ、前記ステータコアの高さ方向に延びる吸熱材を含み、
    前記吸熱材は、前記モールド樹脂から前記ステータコアの高さ方向に突出するように形成された、ステータ。
  10. 前記ステータティースは複数設けられ、前記ステータティースは、第1ステータティースと第2ステータティースとを含み、
    前記コイルは、前記第1ステータティースに装着された第1コイルと、前記第2ステータティースに装着された第2コイルとを含み、
    前記吸熱材は、前記第1コイルの前記内端面に設けられた第1吸熱材と、前記第2コイルの内端面に設けられた第2吸熱材とを含み、
    前記第1吸熱材と前記第2吸熱材とは互いに連結された、請求項9に記載のステータ。
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