JP5560341B2 - デジタルカメラ及びそのファインダ装置 - Google Patents

デジタルカメラ及びそのファインダ装置 Download PDF

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Description

本発明は、光学式ビューファインダと電子ビューファインダの両方を併せ持つハイブリッドなファインダ装置とこのファインダ装置を搭載したデジタルカメラに関する。
固体撮像素子を搭載し、撮像画像データをカメラ内でデジタル処理して記録媒体に保存するデジタルカメラにも、従来は、光学式ビューファインダ(以下、OVFともいう。)が設けられていた。撮影者はファインダを覗き、被写体の構図などを目視し、シャッタボタンを押す様になっていた。
しかし、近年のデジタルカメラは、光学式ビューファインダを設けずに、カメラ背面に設けた大型液晶表示装置に固体撮像素子から出力されるスルー画像(ライブビュー画像)を表示し、ファインダ代わりとするのが一般的になっている。
しかしながら、カメラ背面の大型液晶表示装置にスルー画像を表示する形式のデジタルカメラでは、このスルー画像を確認するためにカメラを顔から離して見なければならず、シャッタボタンを押したとき手振れが発生してしまうという問題がある。また、固体撮像素子から出力され画像処理されたスルー画像を表示するため、実際の被写体の状態に比べて若干のタイムラグが存在するという課題もある。
これに対し、光学式ビューファインダの代わりに、電子ビューファインタ(以下、EVFともいう。)を搭載したデジタルカメラもある。電子ビューファインダは、小さなファインダの覗き窓内に小型液晶表示装置を設け、ここに固体撮像素子から出力されるスルー画像を表示し、撮影者に被写体の構図などを確認させるものである。
しかしながら、電子ビューファインダは、スルー画像を表示する小型液晶表示装置の画素数が少ないため、粗い画像しか表示できず、撮影者が被写体の細かな部分の確認ができないという課題がある。また、上記と同様に、固体撮像素子から出力され画像処理されたスルー画像を表示するため、実際の被写体の状態に比べて若干のタイムラグが存在するという課題もある。
近年のデジタルカメラには、上述した種々の問題や課題がある他、カメラファンの中には、光学式ビューファインダの復活を望む声も多い。このため、例えば下記の特許文献1に記載されている様な光学式ビューファインダと電子ビューファインダの両方を併せ持つハイブリッドなファインダ装置をデジタルカメラに搭載することが考えられている。
このハイブリッドなファインダ装置は、光学式ビューファインダの光路の途中に斜め45度のハーフミラーを置き、このハーフミラーに、EVF用小型液晶表示装置の画面に表示した画像の光を投射する構成となっている。そして、光学式ビューファインダを通した被写体の光像と、EVF用小型液晶表示装置の画面に表示した画像のいずれか一方を選択してファインダ接眼レンズを通して撮影者の目に投影し、或いは、両者を混合して撮影者の目に投影する。
日本国特開平3―292067号公報
光学式ビューファインダを通した被写体の像と、電子ビューファインダの表示画像とを撮影者の目に投影する上記特許文献1のファインダ装置の場合、ハーフミラーを持つプリズムを通すために、OVF光像やEVF画像が見づらくなることがある。これを図9を用いて説明する。
図9(a)は、ハイブリッドなファインダ装置のうち光学式ビューファインダを通した光像を撮影者の目に投影するときの原理説明図である。被写体からの入射光は、ファインダ窓16を通してプリズム66に入射する。プリズム66は、三角プリズム2個を貼り合わせて構成され、入射光に対して斜め45度に傾斜する接合面に、例えば銀膜でなるハーフミラー63が形成されている。
ファインダ窓16を透過し、ハーフミラー63を直進して透過した被写体からのOVF光像は、プリズム66から出射して撮影者の目に到達する。一方、ハーフミラー63で約50%の光が反射し、この反射光は、入射光に対して直角方向に進み、プリズム66の端面67に達する。
この端面67には、例えば炭素が塗布されており、この反射光を吸収する様になっているが、全てを吸収できるわけではなく、端面67で反射してしまう光もある。この光が迷光となってプリズム内で多重反射し、撮影者の目に入ることになる。この光は、被写体から直進して撮影者の目に入る像をぼやけさせる有害光となる。
図9(b)は、ハイブリッドなファインダ装置のうち電子ビューファインダを通したEVF画像を撮影者の目に投影するときの原理説明図である。被写体からの入射光は、ファインダ窓16とプリズム66との間に設けられた図示省略のシャッタを「閉」とすることで遮断する。そして、プリズム66に並置したEVF用表示装置61に撮影画像や撮影条件情報等を含むEVF画像を表示する。このEVF画像の光は、プリズム66に入射してハーフミラー63で90度反射される。この反射光は撮影者の目に入射し、撮影者は、EVF用表示装置61の表示画像を目にすることになる。
EVF用表示装置61から出射された光の約50%は、ハーフミラー63を透過して直進し、プリズム66の端面67に達する。炭素が塗布された端面67は、この透過光を吸収するが、全てを吸収できるわけではなく、端面67で反射してしまう光もある。この光が迷光となってプリズム内で多重反射し、撮影者の目に入ることになる。この光が、EVF表示装置61から撮影者の目に入った画像をぼやけさせる有害光となる。
従来のファインダ装置は、上述した有害光を無くすことが難しかったため、鮮明なOVF光像,EVF画像を撮影者に提供するのが困難であった。
本発明の目的は、上記の有害光を抑制し、ハイブリッドなファインダ装置を通し撮影者の目に投影するOVF光像やEVF画像を見やすい画像とするデジタルカメラ及びそのファインダ装置を提供することにある。
本発明のファインダ装置は、被写体側ファインダ窓と撮影者側ファインダ覗き窓との間に配置され前記被写体側ファインダ窓からの入射光の光軸に対して斜め45度に傾斜して配置された偏光ビームスプリッタと、該偏光ビームスプリッタの前記入射光が入って来る側に設けられ該入射光の中のS偏光波を反射又はカットする偏光フィルタと、前記偏光ビームスプリッタにS偏光波の表示情報を投射し該偏光ビームスプリッタで反射された前記表示情報を前記撮影者側ファインダ覗き窓の方向に投影する表示装置とを備える。
本発明の撮像装置は、被写体の画像を撮像する固体撮像素子と、上記記載のファインダ装置を搭載する。
本発明によれば、透過光と反射光とが50%ずつとなるハーフミラーを使用せずに、S偏光波のほぼ100%を反射しP偏光波のほぼ100%を透過する偏光ビームスプリッタを用い、P偏光波で光学式ビューファインダを機能させ、S偏光波で電子ビューファインダを機能させる構成としたため、迷光が少なくなり有害光でOVF光像やEVF画像が邪魔されることがなくなる。
本発明の一実施形態に係るデジタルカメラの外観斜視図である。 図1に示すデジタルカメラの内部構成図である。 光学式ビューファインダを通した光学像の一例(a)と、この光学像に重ねて表示するEVFによる情報の一例(b)を示す図である。 図3(a)と図3(b)を重ねて表示した例を示す図である。 ハイブリッドなファインダ装置の外観斜視図である。 ファインダ装置に用いる偏光ビームスプリッタの原理説明図である。 実施形態のファインダ装置の光学式ビューファインダ部分の動作説明図である。 実施形態のファインダ装置の電子ビューファインダ部分の動作説明図である。 従来のハイブリッドなファインダ装置の不具合を説明する図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るコンパクトタイプのデジタルカメラの外観斜視図である。本実施形態の撮像装置であるデジタルスチルカメラ10は、矩形の筐体11を備え、正面中央に沈胴式のレンズ鏡筒12が設けられ、レンズ鏡筒12内に撮影レンズ(焦点位置合わせレンズやズームレンズ等)13が収納されている。
筐体11の上端面の片側にはシャッタレリーズボタン14が設けられ、シャッタレリーズボタン14とは反対側の角の筐体11内には、詳細は後述するハイブリッド形式のファインダ装置15が設けられている。ファインダ装置15の被写体側ファインダ窓16が、筐体11正面の角部に設けられ、その背面側に、ファインダ装置15の撮影者側ファインダ覗き窓17が設けられている。
図1の符号74はフレキシブルプリント基板(FPC)を示し、ファインダ装置15に接続されたFPC74(図5参照)が後述のビデオエンコーダ41に接続される。
図2は、図1に示すデジタルカメラ10の内部ブロック構成図である。デジタルカメラ10は、固体撮像素子21と、撮影レンズ13と、絞り(アイリス)24と、CDSAMP25と、アナログデジタル(A/D)変換器26とを備える。固体撮像素子21は、単板式カラー画像撮像用の固体撮像素子である。なお、固体撮像素子21は、この例ではCCD型であるが、勿論、CMOS型等の他の形式の固体撮像素子でも良い。撮影レンズ13は、固体撮像素子21の前段に置かれたており、ズームレンズ13aと、フォーカス用レンズ13bとを含む。絞り(アイリス)24は固体撮像素子に入射する光の量を調整する。CDSAMP25は、固体撮像素子21の出力信号(撮像画像信号)をアナログ信号処理し、相関二重サンプラ(CDS)と利得制御増幅器(AMP)とを含む。A/D変換器26は、CDSAMP25の出力信号をデジタル信号に変換する。
デジタルカメラ10は、更に、画像入力コントローラ31と、演算処理装置(CPU)32と、画像信号処理回路33と、AF検出回路34と、AE&AWB検出回路35と、SDRAM36と、顔検出回路37と、動体検出回路38と、圧縮処理回路39と、液晶表示装置40と、ビデオエンコーダ41と、メディアコントローラ43と、これらを相互接続するバス44とを備える。画像入力コントローラ31は、A/D変換器26から出力されるデジタル信号でなる撮像画像信号を取り込む。演算処理装置(CPU)32は、このデジタルカメラ10の全体を統括制御する。画像信号処理回路33は、撮像画像信号を画像処理する。AF検出回路34は、固体撮像素子21から出力される画像データから焦点位置を検出する。AE&AWB検出回路35は露出量とホワイトバランスを自動検出する。SDRAM36は、ワークメモリとして使用する記憶部として機能する。顔検出回路37は、被写体中の「顔」画像を検出する。動体検出回路38は、被写体中の動体を検出する。圧縮処理回路39は、画像処理後の撮像画像データをJPEG画像やMPEG画像に圧縮する。ビデオエンコーダ41は、カメラ背面等に設けられた液晶表示装置40やファインダ装置15内の液晶表示装置(EVF)61に撮像画像やスルー画像,後述の各種情報を表示する。メディアコントローラ43は、記録メディア42に撮像画像データを保存する。
このデジタルカメラ10は、モータドライバ46と、モータドライバ47と、モータドライバ48と、タイミングジェネレータ49とを備える。モータドライバ46は、ズームレンズ13aの駆動モータに駆動パルスを供給する。モータドライバ47は、フォーカスレンズ13bの位置を駆動するモータに駆動パルスを供給する。モータドライバ48は、絞り24の絞り位置制御を行う駆動モータに駆動パルスを供給する。タイミングジェネレータ49は、モータドライバ48と、固体撮像素子11に駆動タイミングパルス(電子シャッタパルス,読み出しパルス,転送パルス等)を供給する。モータドライバ46と、モータドライバ47と、モータドライバ48と、タイミングジェネレータ49は、CPU32からの指令に基づいて動作する。また、CDSAMP25もCPU32からの指令に基づいて動作する。
CPU32には、更に、撮影モード/再生モードを切り換えるスイッチ51と、2段シャッタのシャッタレリーズボタン52とが接続されている。CPU32は、これらスイッチ51,52から入力されるユーザ指示に基づき、デジタルカメラ10を制御する。更に、本実施形態のデジタルカメラ10は、CPU32の指示で動作するモータドライバ53を備え、このモータドライバ53は、ファインダ装置15内の後述のOVFシャッタ(この例ではメカニカルシャッタ)62を開閉駆動する。
ファインダ装置15は、被写体側ファインダ窓16と撮影者側覗き窓17との間に、例えば単焦点の対物レンズ65と、OVFシャッタ62と、偏光ビームスプリッタ69を内部に持つプリズム66と、接眼レンズ64とがこの順に収納されている。
偏光ビームスプリッタ69は、三角プリズムを2個が貼り合わせられる四角形の接合面に形成された誘電体多層膜等である。偏光ビームスプリッタ69は、光が入射する側の表面が被写体からの入射光軸Lに対して斜め45度になるように設置されている。この偏光ビームスプリッタ69を内部に持つプリズム66に隣接しかつ入射光軸Lに対して表示面が平行になるように、EVFパネル用の前述の液晶表示装置61が設けられている。これにより、偏光ビームスプリッタ69を透過した被写体からの入射光と、液晶表示装置61から発せされ偏光ビームスプリッタ69で反射した光とが重なった状態で撮影者の目に投影される様になっている。
EVF用液晶表示装置61には、カメラ背面に設けられた大型液晶表示装置40と同じ情報が装置61と装置40のいずれか一方だけに排他的に表示される様に図示省略の切り替えスイッチが設けられており、この切り替えスイッチが撮影者によって切り替えられる。EVF用液晶表示装置61への表示情報は、固体撮像素子21から出力されるスルー画像情報や、撮影後の撮影画像情報であるが、撮影条件情報等の情報も表示される。
OVFシャッタ62を「開」状態としかつEVF用液晶表示装置61を非表示とすることで、ファインダ装置15が光学式ビューファインダ(OVF)として使用される。OVFシャッタ62を「閉」状態としかつEVF用表示装置61にスルー画像情報と撮影条件情報を表示することで、ファインダ装置15が電子ビューファインダ(EVF)として使用される。
また、EVF用表示装置61に撮影条件情報等の情報を表示させ、OVFシャッタ62を「開」状態とすることで、被写体の構図を光学式ビューファインダで確認しながら、撮影条件情報を同時に同一ファインダ枠内で確認することができる。
図3(a)は、ファインダ装置15の被写体側ファインダ窓16に入射し、偏光ビームスプリッタ69を透過し、撮影者側覗き窓17を透過して撮影者の目に投影された光学像の一例を示している。この図では、図2に示す被写体70の光学像70aがファインダ枠71の中央に映っている状態を示している。
図3(b)は、EVF用表示装置61に表示する撮影条件等の情報の一例を示す図である。画面(ファインダ枠71)の下側に、撮影モード情報75を示す「P」(この例ではプログラム撮影モードを示す)と、撮影条件情報(シャッタ速度1/2000秒、絞りF=5.6、ISO感度200)76が表示されている。また、画面内の右上に「19枚」を例示する撮影枚数情報77が表示されている。また、画面内には、中央部分にフォーカスさせる位置を示すAFフレーム枠78と、フレーミングガイド線79とが表示されている。
図4は、この図3(a)と図3(b)の各情報を、OVFシャッタ62を「開」にして重ねた状態を示している。この様にすることで、光学式ビューファインダによる被写体像に、EVFによる情報を重ねて表示させることが可能となる。
ここで注意することは、図3(b)に示す各情報75〜79を「黒」で表示しないことである。光情報で「黒」色を表現することはできず、実際には光を遮光することで「黒」を表現している。液晶表示装置の場合、黒色にすべき画素位置を遮光してバックライトの光が前面に漏れ出ない様にすることで「黒」を表現している。
このため、この「黒」情報と、光学式ビューファインダの光「有り」の情報とが重ね合わされると、「黒」情報が光有りの「白」で上書きされてしまい、黒で表された情報が消えてしまう。そこで、「黒」での表示は止め、何らかの有彩色で図3(b)に示す各情報75〜79を表示する。
なお、EVF表示装置61で表示するEVF情報は、上述した撮影条件情報に限るものではなく、例えば、固体撮像素子21から出力されるスルー画像情報でも良く、また、撮影した直後に撮影した被写体画像をプレビュー表示する画像であっても良い。
図5は、ファインダ装置15の外観斜視図である。被写体側のファインダ窓16と撮影者側覗き窓17との間にプリズム66が設けられ、プリズム66内に入射光軸Lに対して斜め45度に傾いた偏光ビームスプリッタ69が形成されている。
偏光ビームスプリッタ69は、本実施形態ではダイクロイックミラーで構成され、図6(a)に示す様に、電界成分が入射面に垂直なS偏光波を反射し、図6(b)に示す様に、電界成分が入射面に平行なP偏光波は透過する性質を持つ。このダイクロイックミラーを持つプリズム66としては、市販品をそのまま利用しても良い。
プリズム66とファインダ窓16との間には、対物レンズ65と、図5では図示を省略した図2のOVFシャッタ62とが設けられる。偏光ビームスプリッタ69の光入射側に配置される対物レンズ65の表面側には、S偏光波を反射する或いはカットする偏光フィルタ65a(図7参照)が設けられている。この偏光フィルタ65aは、レンズ65の他に別途用意しても良いが、偏光フィルタを形成する薄膜を対物レンズ65の表面に形成してレンズ65と一体にしても良い。
プリズム66と撮影者用覗き窓17との間には、接眼レンズ64と保護ガラス68とが設けられ、プリズム66にEVF用液晶表示装置61が並置される。EVF用液晶表示装置61とプリズム66との間にもレンズ73が設けられ、表示装置61と図2のビデオエンコーダ41とがFPC74で接続される。
図7は、ファインダ装置15を光学式ビューファインダとして使用する場合の説明図である。図2で説明したOVFシャッタ62(図7では図示省略)が「開」となり、EVF液晶表示装置61が非表示状態のとき、被写体からの入射光がファインダ装置15のファインダ窓16を通して入射する。
入射光のうち、S偏光波は偏光フィルタ65aでカットされ、P偏光波だけがプリズム66に入射する。このP偏光波は、ほぼ100%、偏光ビームスプリッタ69を透過して直進し、撮影者の目に入射することになる。
P偏光波は、ほぼ100%、偏光ビームスプリッタ69を透過するが、僅かな光が偏光ビームスプリッタ69で反射され、端面67側に進む。しかし、この僅かな光は、端面67に塗布された炭素膜に吸収されてしまい、有害光となる虞は極めて小さい。
OVFシャッタ62を「閉」とし、EVF用の液晶表示装置61に画像情報や撮影条件情報等を表示すると、図8に示す様に、液晶表示装置61からは表示画像の光が出射される。液晶表示装置61は、画面に偏光板が貼り付けられているため、画面から出射される光は直線偏光された光となっている。この直線偏光の種類としては、S偏光波とP偏光波とがあるが、EVF用の液晶表示装置61として、S偏光波が出射されるものを選択して使用する。
プリズム66に入射したEVF用表示装置61からのS偏光波は、偏光ビームスプリッタ69でほぼ100%反射され、撮影者の目に向けて投射される。これにより、撮影者は、EVF情報を目にすることが可能となる。
偏光ビームスプリッタ69で、ほぼ100%、S偏光波は反射されるが、極めて僅かな光が偏光ビームスプリッタ69を透過して端面67に進む。しかし、この僅かな光は、端面67に塗布された炭素膜に吸収されてしまい、有害光となる虞は極めて小さい。
なお、上述した実施形態では、S偏光波をカットする偏光フィルタ65aを凹レンズでなる対物レンズ65の光入射側(平面側)に設けたが、プリズム66の光入射側に設けても良い。しかし、好ましくは、ファインダ窓16の光入射側に設けるのが良い。ファインダ窓16の光入射面で反射したS偏光波は、カメラ外に出射されるため、これが迷光となって有害光になる虞がないためである。偏光フィルタは、別体品としても、また、ファインダ窓16にコーティングして一体化したものでもよい。コーティングしたものの方が、部品点数が減るため、組み立てコストの低減が図れる。
また、上述した実施形態では、EVF用の液晶表示装置61としてS偏光波が出射されるものを選択するとして説明したが、P偏光波が出射する液晶表示装置しか用意できない場合もある。この場合には、図8の液晶表示装置61の光出射側のプリズム66までの光路内に、偏光が90度変わる位相板を設置し、S偏光波に変換すれば良い。
上述した実施形態では、OVFシャッタ62を搭載した例を説明した。しかし、常時、OVFによる被写体の光学像にEVFの表示情報を重ねて表示する構成の場合には、OVFシャッタ62は必ずしも必要ない。
また、上述した実施形態では、EVF用表示装置61として液晶表示装置を用いており、画面に偏光板が貼られている。このため、EVF用表示装置61から出射される光がS偏光波又はP偏光波となっている。しかし、EVF用表示装置61として他の表示装置たとえば有機EL発光パネルを使用しても良い。この場合には、出射される光がS偏光波となる偏光板と組み合わせて使用すれば、上述した実施形態にそのまま適用可能となる。
以上述べた実施形態のファインダ装置は、被写体側ファインダ窓と撮影者側ファインダ覗き窓との間に配置され前記被写体側ファインダ窓からの入射光の光軸に対して斜め45度に傾斜して配置された偏光ビームスプリッタと、該偏光ビームスプリッタの前記入射光が入って来る側に設けられ該入射光の中のS偏光波を反射又はカットする偏光フィルタと、前記偏光ビームスプリッタにS偏光波の表示情報を投射し該偏光ビームスプリッタで反射された前記表示情報を前記撮影者側ファインダ覗き窓の方向に投影する表示装置とを備える。
また、実施形態のファインダ装置は、前記表示装置は画面に貼られた偏光板からS偏光波が出射される液晶表示装置を有する。
また、実施形態のファインダ装置は、前記表示装置は画面に貼られた偏光板からP偏光波が出射される液晶表示装置を有し、該液晶表示装置と前記偏光ビームスプリッタとの間に偏光が90度変わる位相板が介挿される。
また、実施形態のファインダ装置の前記偏光フィルタは、前記偏光ビームスプリッタの前記入射光が入ってくる側に配置される対物レンズの表面側に設けられる。
また、実施形態のファインダ装置の前記偏光フィルタは、前記対物レンズの前記表面側にコーティングされて形成される。
また、実施形態のファインダ装置の前記偏光フィルタは、前記被写体側ファインダ窓の光入射面側に設けられる。
また、実施形態のファインダ装置の前記偏光フィルタは、前記被写体側ファインダ窓の光入射面にコーティングされて形成される。
また、実施形態のファインダ装置は、前記偏光ビームスプリッタがダイクロイックミラーで形成される。
また、実施形態のファインダ装置は、前記偏光ビームスプリッタの前記入射光が入ってくる側に、該入射光を透過し又は遮断するシャッタが設けられる。
また、実施形態の撮像装置は、被写体の画像を撮像する固体撮像素子と、上記のいずれかに記載のファインダ装置を搭載する。
以上述べた実施形態によれば、S偏光波のほぼ100%を反射しP偏光波のほぼ100%を透過する偏光ビームスプリッタを用いてハイブリッドファインダ装置を構成したため、偏光ビームスプリッタを透過するS偏光波や反射するP偏光波は極めて小さくなり、有害光が低減し、見易いOVF光像,EVF画像をファインダを覗く撮影者に提供可能となる。
本発明に係るファインダ装置によれば、有害光が極めて小さくなるため、ファインダを通して見る光像や画像を鮮明に見ることができ、見易いハイブリッドファインダ装置を提供することができ、デジタルカメラに適用すると有用である。
本発明を詳細に又は特定の実施形態を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。
本出願は、2010年9月17日出願の日本特許出願(特願2010−210227)に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
10 デジタルカメラ
11 筐体
13 撮影レンズ
15 ハイブリッドなファインダ装置
16 被写体側ファインダ窓
17 撮影者側覗き窓
21 固体撮像素子
32 CPU
33 画像信号処理回路
61 EVF用液晶表示装置
62 OVFシャッタ
65 対物レンズ
65a 偏光フィルタ(S偏光波カットフィルタ)
66 プリズム
67 端面(炭素膜塗布)
69 偏光ビームスプリッタ
75〜79 EVF用各種情報

Claims (10)

  1. 被写体側ファインダ窓と撮影者側ファインダ覗き窓との間に配置され前記被写体側ファインダ窓からの入射光の光軸に対して斜め45度に傾斜して配置された偏光ビームスプリッタと、
    該偏光ビームスプリッタの前記入射光が入って来る側に設けられ該入射光の中のS偏光波を反射又はカットする偏光フィルタと、
    前記偏光ビームスプリッタにS偏光波の表示情報を投射し該偏光ビームスプリッタで反射された前記表示情報を前記撮影者側ファインダ覗き窓の方向に投影する表示装置と
    を備えるファインダ装置。
  2. 請求項1に記載のファインダ装置であって、前記表示装置は画面に貼られた偏光板からS偏光波が出射される液晶表示装置を有するファインダ装置。
  3. 請求項1に記載のファインダ装置であって、前記表示装置は画面に貼られた偏光板からP偏光波が出射される液晶表示装置を有し、
    該液晶表示装置と前記偏光ビームスプリッタとの間に偏光が90度変わる位相板が介挿されたファインダ装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のファインダ装置であって、前記偏光フィルタは、前記偏光ビームスプリッタの前記入射光が入ってくる側に配置される対物レンズの表面側に設けられるファインダ装置。
  5. 請求項4に記載のファインダ装置であって、前記偏光フィルタは、前記対物レンズの前記表面側にコーティングされて形成されるファインダ装置。
  6. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のファインダ装置であって、前記偏光フィルタは、前記被写体側ファインダ窓の光入射面側に設けられるファインダ装置。
  7. 請求項6に記載のファインダ装置であって、前記偏光フィルタは、前記被写体側ファインダ窓の光入射面にコーティングされて形成されるファインダ装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のファインダ装置であって、前記偏光ビームスプリッタがダイクロイックミラーで形成されるファインダ装置。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のファインダ装置であって、前記偏光ビームスプリッタの前記入射光が入ってくる側に、該入射光を透過し又は遮断するシャッタが設けられるファインダ装置。
  10. 被写体の画像を撮像する固体撮像素子と、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載のファインダ装置を搭載した撮像装置。
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