JP5558282B2 - 金属箔、金属箔の加工方法、および蓄電デバイス - Google Patents
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Description
図1〜図5は、本発明の実施の形態1にかかる集電箔の構成及び加工装置と加工方法を説明するためのものである。図1は、集電箔の構成を説明するためのもので、図1(a)は集電箔の部分平面図、図1(b)は図1(a)の円B内の拡大透過図、図1(c)は図1(b)のC−C線における部分断面図である。また、図2は実施の形態1における金属箔の加工装置と加工方法を説明するための平面図で、図2(a)は加工装置の全体図、図2(b)は図2(a)の円E内の拡大図である。図3は金属箔の加工装置と加工方法を示す斜視図、図4は金属箔の加工装置と加工方法を示す部分側面図、図5は図2(a)におけるD1〜D4の断続した4つの線における部分断面をつないだ図である。以下、図に基づいて説明する。
図において、加工装置20にセットされた穿孔対象である無垢の金属箔1Mは、蓄電デバイスの集電箔として用いるためのもので、厚さ15μm、幅300mmの銅箔であり、加工前はロール状に巻かれている。本実施の形態1では、このうち、幅200mmの範囲Rsにレーザを照射して穿孔する。加工装置20が備えるレーザ発振器11としては、銅材が吸収しやすい波長λが0.5μmのグリーンレーザを用い、アッテネータ12でレーザの出力を調整し、ビームエキスパンダ13でレーザビーム径を調整する。これをミラー14に照射して、ミラー14を軸AX周りに位置決め可能に回動(位置決めしながら所定角度の回転を繰り返し反転)させることで、fθレンズ15を介して金属箔1Mに照射されるレーザビームの到達位置を制御する。ミラー14としては、反射材として石英ガラスを用いたガルバノミラーや共振タイプのスキャンミラーを使用することができる。
図5は、本実施の形態2における金属箔の加工装置210および加工方法を説明するための斜視図である。本実施の形態2では、ミラーを回動させて照射位置を変化させるのではなく、ポリゴンミラー214を一定方向に回転させる点が実施の形態1と異なっている。ポリゴンミラー214を用いることで、レーザビームBの走査方向が一方向(例えば図5では「−x」方向)となるので、ジグザグではなく、平行な線を高速に形成することができる。平行な線の間隔を密にすることで、多くの微細な傾斜した貫通孔2を形成することが可能になる。これにより、ジグザグの実施の形態1に比べて金属箔1中の開孔度を大幅に高めることができ、集電箔の貫通孔を介して多量のイオンを行き来させたい用途、たとえば、リチウムイオンキャパシタとリチウムイオン電池をセル内部で複合化させた複合型蓄電デバイスなどに好適に用いることができる。
本実施の形態3では、上記実施の形態1や2で示した金属箔1を集電箔に用いた蓄電デバイスの構成および集電箔を製造する方法について記す。
図7と図8は、本実施の形態3にかかる蓄電デバイスおよびその製造方法を説明するためのもので、図7は蓄電デバイスの構成を説明するための断面模式図、図8は蓄電デバイスの製造工程のうち、金属箔に電極層を形成する工程を説明するための図である。はじめに、図7を用いて蓄電デバイスの構成について説明する。
共通負極21に用いられるキャパシタ負極電極層22とリチウム電池負極電極層23の材料としては、平均粒子径が1〜20μm程度の炭素系粒子、いわゆるカーボン粒子が用いられる。カーボン粒子の組成としては、一般にリチウムイオン電池に使われている高電位からリチウムの吸蔵放出を行うことのできるハードカーボン系粒子が用いられるが、例えば、低電位で大量のリチウムイオンの吸蔵放出を行うことのできる黒鉛系粒子とを混合して調整したりしてもよい。
正極としては、正極集電箔6の表裏に、活性炭粒子を含むキャパシタ正極電極層24と、リチウム含有金属化合物粒子を含むリチウム電池正極電極層25を形成し、単位セルを積層したときに一方のセルのキャパシタ正極であり、隣接するセルのリチウム電池正極として働くハイブリッド正極26として構成している。キャパシタ正極電極層24とキャパシタ負極電極層22を第1のセパレータ27を介して対峙させ、キャパシタ部を構成し、リチウム電池の正極電極層25とリチウム電池負極電極層23を第2のセパレータ28を介して対峙させている。つまり、集電箔6の一方の面に、キャパシタ正極電極層24、他方の面にリチウム電池正極電極層25が形成された同仕様のハイブリッド正極26を、図7では配置の違い(使用する面の違い)により、26Cをキャパシタ正極、26Lをリチウム電池正極と、それぞれ役割を変えるようにしている。
電解液としては、例えば電解質であるLiPF6を有機溶媒に含有させた電解液を用いることができ、キャパシタ部とリチウム電池部とで共用する。有機溶媒としては、例えば炭酸プロピレン(PC:Propylene Carbonate)や炭酸エチレン(EC:Ethylene Carbonate)と炭酸ジエチル(DEC:Diethyl Carbonate)などを用いることができる。第1のセパレータ27および第2のセパレータ28は、例えば厚さが10〜50μm程度、気孔率(空隙率)が60〜80体積%程度、平均気孔径が数〜数十μm程度の多孔質のセルロース、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの絶縁フィルムを用いることができる。
10 加工装置、 11 レーザ発振器、 12 アッテネータ、 13 ビームエキスパンダ、 14 ミラー(平板)、 15 fθレンズ、 16 ロール、
210 加工装置、 214 ミラー(ポリゴン)
20 蓄電デバイス、 21 共通負極(第3の電極)、 22 キャパシタ負極電極層(第3の電極層)、 23 リチウム電池負極電極層(第3の電極層)、 24 キャパシタ正極電極層(第1の電極層)、 25 リチウム電池正極電極層(第1の電極層)、 6 正極集電箔、 26 正極(26C:ハイブリッド正極(キャパシタ正極扱い)、26L:ハイブリッド正極(リチウム電池正極扱い))、 27 第1のセパレータ、
28 第2のセパレータ、
B レーザビーム、 D2 貫通孔の口径、 Dt 金属箔送り方向、 SW 加工面、 Ts レーザ走査軌跡、 t1 金属箔の厚み。
Claims (6)
- 蓄電デバイスの電極に用いるため、主面の電極層が形成される領域に複数の貫通孔が分散して形成された金属箔であって、
前記複数の貫通孔のそれぞれは、0.1μm〜10μmの口径を有するとともに、一方の面における開口部の他方の面への前記主面に垂直な投影像が、前記他方の面における開口部と重ならないように、厚み方向に対して傾いて形成されている、
ことを特徴とする金属箔。 - 前記金属箔は、アルミニウム材または銅材で、10〜50μmの厚みを有し、
前記貫通孔のそれぞれは、0.5〜10μmの口径を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の金属箔。 - 請求項1または2に記載の金属箔を製造する方法であって、
金属箔を当該金属箔の主面の延在方向に位置決め可能に移動させる金属箔移動手段と、
レーザビームを発振するレーザ発振器と、
前記レーザビームの前記主面に対する入射位置を、前記移動方向の垂直方向において位置決め可能に移動する入射位置移動手段と、を備えた金属箔の加工装置を用い、
前記金属箔に入射するレーザビームを、前記主面に対して、前記移動方向に沿って傾けるとともに、前記金属箔または前記入射位置が位置決めするたびに前記レーザビームを発振して前記複数の貫通孔を形成する、
ことを特徴とする金属箔の加工方法。 - 前記加工装置には、前記レーザ発振器から発振されたレーザビームを前記金属箔に向けて反射するミラーを備え、
前記ミラーを所定の軸を中心に回動させることにより、前記レーザビームの前記主面に対する入射位置を変化させる、
ことを特徴とする請求項3に記載の金属箔の加工方法。 - 前記加工装置には、前記レーザ発振器から発振されたレーザビームを前記金属箔に向けて反射する多角形のミラーを備え、
前記多角形のミラーを所定の軸を中心に回転させることにより、前記レーザビームの前記主面に対する入射位置を変化させる、
ことを特徴とする請求項3に記載の金属箔の加工方法。 - 第1の集電箔の一方の面に活性炭の微粒子を含む第1の電極層が形成された第1の電極と、
第2の集電箔の一方の面にリチウム含有金属化合物の粒子を含んだ第2の電極層が形成された第2の電極と、
請求項1または2に記載の金属箔の少なくとも一方の面に、前記電極層として炭素系材料で構成された電極層が形成された第3の電極と、
多孔質の絶縁フィルムからなる第1のセパレータと、
多孔質の絶縁フィルムからなる第2のセパレータと、を備え、
前記第1の電極層と前記第3の電極の一方の面との間に前記第1のセパレータを挟持して前記第3の電極を負極とするキャパシタを形成し、前記第2の電極層と前記第3の電極の他方の面との間に前記第2のセパレータを挟持して前記第3の電極を前記キャパシタとの共通負極とするリチウムイオン電池を形成し、前記第1の電極と前記第2の電極を短絡接続した、
ことを特徴とする蓄電デバイス。
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