JP5558273B2 - Led照明灯 - Google Patents

Led照明灯 Download PDF

Info

Publication number
JP5558273B2
JP5558273B2 JP2010201508A JP2010201508A JP5558273B2 JP 5558273 B2 JP5558273 B2 JP 5558273B2 JP 2010201508 A JP2010201508 A JP 2010201508A JP 2010201508 A JP2010201508 A JP 2010201508A JP 5558273 B2 JP5558273 B2 JP 5558273B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
led
substrate
lamp
heat radiating
heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010201508A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011119227A (ja
Inventor
憲 波江野
龍彦 梶田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SUZUSAN
Original Assignee
SUZUSAN
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SUZUSAN filed Critical SUZUSAN
Priority to JP2010201508A priority Critical patent/JP5558273B2/ja
Priority to TW99138075A priority patent/TW201124670A/zh
Publication of JP2011119227A publication Critical patent/JP2011119227A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5558273B2 publication Critical patent/JP5558273B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)

Description

本発明は、屋外や工場内等の比較的広い範囲を照らす比較的大型のLED照明灯に関する。
上記のようなLED照明灯の一例として、特許文献1に記載のものが知られている。このLED照明灯は、LEDランプを光源として屋内或いは屋外の照明灯として機能し、LEDランプがLED配設基板上に所定方向に複数設けられ、全体としてLEDランプは略中央に穴が開いたドーナツ形に配設され、円の中心部分には配置されていない。LEDランプが配設されている間隔は略等間隔である。
また、比較的狭い範囲を照らす小型LED照明としては、特許文献2〜10に記載のものが知られている。
特開2001−256805号公報 特開2005−93097号公報 特開2006−40727号公報 特開2008−186758号公報 特開2009−4130号公報 特開2009−21264号公報 実用新案登録3112794号公報 実用新案登録3133586号公報 実用新案登録3151497号公報 実用新案登録3152234号公報
上記のようなLED照明灯は、白熱灯や蛍光灯を用いた照明灯に比して発生熱量を抑制することができるものの、光量を多くするために、LEDランプの数を増加させたり、LEDランプに流す電流を増大させると、発生熱量が大きくなり、LED照明灯の寿命を低下させることになる。
また、LEDランプから放出される光によって比較的広い範囲を照らす場合、LEDランプの数を増やすとともに、LEDランプの配置間隔を大きくするなどの手段を講じる必要があり、LED照明灯の消費電力増加や大型化を招くことになる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、LED照明灯の消費電力増加や大型化を招くことなく、広い範囲を照らすことができるとともに、効果的に放熱できるLED照明灯を提供することを課題としている。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、例えば図1〜図8に示すように、工場等の建屋内や敷地等を照らす大型のLED照明灯であって、
数のLEDランプ1が実装された円板状の基板2と、この基板2が取り付けられた放熱部3と、この放熱部3に取り付けられた筒状のケース部4と、このケース部4に設けられて、交流電源のソケットに装着される口金部5と、前記ケース部4内に設けられて、前記口金部5と前記基板2に電気的に接続されたコンバータとを備え、
前記LEDランプ1前記基板に固定されるパッケージ1aと、このパッケージ1a内に装填されたLEDチップ1bと、を備え、前記パッケージ1aには、前記LEDチップから放出される光を集光して拡散する拡散レンズ部1dが設けられており、
前記ケース部4は、その長さが、前記放熱部3の長さと略等しく、かつ前記口金部5を除くLED照明灯全体の長さの半分程度に設定され、
前記ケース部4の外周部には、当該ケース部4の軸方向に沿って長尺に形成され、かつ前記ケース部4の内部に設けられているコンバータ6で生じる熱を外部に放出する放出スリット20がケース部4の周方向に所定間隔で複数設けられており、
前記多数のLEDランプ1は、前記基板2に対し、当該基板2の中央部から周縁部にかけて三段階に分かれて放射状に、かつ円状および円環状を模るように集合して配置され、
三段階に分かれた多数のLEDランプ1の集合体同士の間は、少なくとも一つのLEDランプ1分の隙間を空けて配置されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、基板2に実装された数のLEDランプ1に、このLEDランプ1から放出される光を拡散する拡散レンズ部1dが設けられているので、LED照明灯の消費電力増加や大型化を招くことなく広い範囲を照らすことができる。
また、数のLEDランプ1が実装された基板2が放熱部3に取り付けられているので、LEDランプ1で発生した熱を基板2を介して放熱部3から外部に効果的に放熱できる。
また、コンバータ6で生じる熱は放出スリット20から放出されるので、ケース部4内に熱が篭ることがなく、よって、コンバータ6の熱による劣化や故障を防止できる。
請求項に記載の発明は、工場等の建屋内や敷地等を照らす大型のLED照明灯であって、
数のLEDランプが実装された円板状の基板と、この基板が取り付けられた放熱部と、この放熱部に取り付けられた防水仕様の筒状のケース部24と、このケース部24に設けられて前記基板2に電気的に接続されるコンバータと、前記コンバータを交流電源に接続する接続ケーブル25とを備え、
前記LEDランプ1は前記基板2に固定されるパッケージ1aと、このパッケージ1a内に装填されたLEDチップ1bと、を備え、前記パッケージ1aには、前記LEDチップ1bから放出される光を集光して拡散する拡散レンズ部1dが設けられており、
前記ケース部24は、その長さが、前記放熱部3の長さと略等しく、かつLED照明灯全体の長さの半分程度に設定されており、
前記ケース部24の外周部には、当該ケース部24の軸方向に沿って長尺に形成され、かつ前記ケース部24の内部に設けられているコンバータ6で生じる熱を外部に放出する放出スリット24cがケース部24の周方向に所定間隔で複数設けられており、
前記多数のLEDランプ1は、前記基板2に対し、当該基板2の中央部から周縁部にかけて三段階に分かれて放射状に、かつ円状および円環状を模るように集合して配置され、
三段階に分かれた多数のLEDランプ1の集合体同士の間は、少なくとも一つのLEDランプ1分の隙間を空けて配置されていることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、基板2に実装された数のLEDランプ1に、このLEDランプ1から放出される光を拡散する拡散レンズ部1dが設けられているので、LED照明灯の消費電力増加や大型化を招くことなく広い範囲を照らすことができる。
また、数のLEDランプ1が実装された基板2が放熱部3に取り付けられているので、LEDランプ1で発生した熱を基板2を介して放熱部3から外部に効果的に放熱できる。
さらに、コンバータが設けられるケース部24が防水仕様となっており、コンバータを接続ケーブル25によって交流電源に接続するので、屋外で使用するのに適したものとなる。
また、コンバータ6で生じる熱は放出スリット24cから放出されるので、ケース部24内に熱が篭ることがなく、よって、コンバータ6の熱による劣化や故障を防止できる。
請求項に記載の発明は。請求項に記載のLED照明灯において、前記ケース部に脚架が取り付けられていることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、ケース部に脚架が取り付けられているので、この脚架を取付対象物に取り付けることによって、LED照明灯を所望の取付対象物に容易に取り付けることができる。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか一項に記載のLED照明灯において、
前記放熱部3は、前記基板2が装着される台座部8と、この台座部8の周囲に、周方向に所定間隔で設けられた複数の放熱板9とを備えていることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、基板2を台座部8に安定的に装着できるとともに、この台座部8の周囲に、複数の放熱板9が周方向に所定間隔で設けられているので、LEDランプ1で発生した熱を基板2、台座部8を介して複数の放熱板9から外部により効果的に放熱できる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載のLED照明灯において
前記放熱部3の基端部にリング状のプレート16が設けられ、このプレート16に前記放熱板9の基端部が固定され、
前記台座部8に前記放熱板9の先端部が固定されていることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、放熱部3の基端部に設けられたプレート16に放熱板9の基端部が固定され、台座部8に放熱板9の先端部が固定されているので、放熱板9を強固かつ安定的に取り付けることができる。
本発明によれば、基板に実装された数のLEDランプに、このLEDランプから放出される光を拡散する拡散レンズ部が設けられているので、LED照明灯の消費電力増加や大型化を招くことなく広い範囲を照らすことができ、また、数のLEDランプが実装された基板が放熱部に取り付けられているので、LEDランプで発生した熱を基板を介して放熱部から外部に効果的に放熱できる。
本発明に係るLED照明灯の一例を示すもので、LED照明灯の斜視図である。 同、側面図である。 同、正面図である。 同、背面図である。 同、分解斜視図である。 同、断面図である。 同、LEDランプの断面図である。 同、放熱板の斜視図である。 本発明に係るLED照明灯の他の例を示すもので、LED照明灯の斜視図である。 同、分解斜視図である。 同、断面図である。 同、ケース部を示すもので(a)は正面図、(b)は(a)におけるA−A線断面図、(c)は平面図である。
以下、図面を参照して本発明に係るLED照明灯の実施の形態について説明する。
(第1の実施の形態)
図1〜図8はLED照明灯の第1の実施の形態を示す。
本実施の形態のLED照明灯は、例えば工場等の建屋内や敷地等を照らすものであり、全長が300mm〜400mm、最大直径(先端部の直径)が200mm〜350ミリ程度の大きさのものである。
このLED照明灯は、多数のLEDランプ1が実装された基板2と、この基板2が取り付けられた放熱部3と、この放熱部3に取り付けられた筒状のケース部4と、このケース部4に設けられて、交流電源のソケットに装着される口金部5と、前記ケース部4内に設けられて、前記口金部5と前記基板2に電気的に接続されたコンバータ(AC−DCコンバータ)6とを備えている。
前記放熱部3は、前記基板2が装着される台座部8と、この台座部8の周囲に、周方向に所定間隔で設けられた多数の放熱板9・・・とを備えており、放熱板9・・・は全体として略半球を形成するように配置している。
台座部8は円板状の銅板で形成されており、この台座部8の外周部には、リング状の反射鏡10が固定されている。この反射鏡10の内周面は、外周側に向けて凸の鏡面となっている。反射鏡10の前面部には、透明な樹脂で形成された円板状の保護蓋11が設けられている。
前記放熱板9は、図8に示すように、アルミの薄板で形成されている。放熱板9は放熱板本体9aと、この放射板9aに一体的に折り曲げ形成された、第1折曲板9b、第2折曲板9c、第3折曲板9dとによって構成されている。
放熱板本体9aは、円弧状の円弧縁91aと、この円弧縁91aの一端から当該円弧縁91aに対して略直角に延びる第1直線縁91bと、この第1直線縁91bの一端から当該第1直線縁91bに対して略直角に延びる第2直線縁91cと、この第2直線縁91cの一端から当該第2直線縁91cに対して略直角に延びる第3直線縁91dと、この第3直線縁91dの一端から当該第3直線縁91dに対して略直角に延びる第4直線縁91eと、この第4直線縁91eの一端から当該第4直線縁91eに対して略直角に延びる第5直線縁91fと、この第5直線縁91fの一端から当該第5直線縁91fに対して略直角に延びる第6直線縁91gと、この第6直線縁91gの一端から当該第6直線縁91gに対して略直角に延びる第7直線縁91hと、この第7直線縁91hの一端から当該第7直線縁91hに対して略直角に延びる第8直線縁91iと、この第8直線縁91iの一端から当該第8直線縁91iに対して略直角に前記円弧縁91aの他端まで延びる第9直線縁91jとによって囲まれた薄板状に形成されている。
前記第1折曲板9bは前記第3直線縁91dに沿って形成され、第4直線縁91eに近付くにしたがって漸次幅狭に形成されている。第2折曲板9cは前記第7直線縁91hに沿って形成され、第6直線縁91gに近付くにしたがって漸次幅狭に形成されている。第3折曲板9dは前記第8直線縁91iに沿って同幅に形成されている。
また、第1折曲板9b、第2折曲板9c、第3折曲板9dは、放熱板本体9aに対して全て同方向に直角に折り曲げ形成されている。
上記のような放熱板9は、台座部8の周囲に周方向に一定間隔で多数配置されている。
すなわちまず、図1〜図4に示すように、多数の放熱板9・・・はLED照明灯の軸に対して放射状に配置されている。
そして、図6に示すように、台座部8の外周面に、放熱板9の第2直線縁91cの端部が当接され、台座部8の裏面外周部に、放熱板9の第3直線縁91dが当接されるとともに、第1折曲板9bが当接されている。また、放熱板9の第1直線縁91bは保護蓋11の表面とほぼ面一になるように配置されている。
また、台座部8の裏面中央部には、リング12a,12bが同軸に固定されている。リング12bはリング12aより大径でかつ厚さが薄くなっており、リング12aの外周部にはめ込まれている。
リング12aの外周部には放熱板9の第4直線縁91eが当接され、リング12aの表面には放熱板9の第5直線縁91fが当接されている。
リング12bの外周部には放熱板9の第6直線縁91gの端部が固定されている。
さらに、周方向に隣り合う放熱板9,9のうち、一方の放熱板9の第1折曲板9bは、他方の放熱板9の第3直線縁91dに当接して、該第3直線縁91dに固定されている。
このようにして、多数の放熱板9・・・の先端部は台座部8に固定されている。
また、周方向に隣り合う放熱板9,9のうち、一方の放熱板9の第2折曲板9cは、他方の放熱板9の第7直線縁91hに当接または近接され、一方の放熱板9の第3折曲板9dは、他方の放熱板9の第8直線縁91iに当接または近接されている。
したがって、放射状に配置された多数の放熱板9の内側には、放熱板9・・・の第6直線縁91g・・・によって囲まれた円筒状の空洞部13が形成されるとともに、第3折曲板9d・・・によって囲まれた円筒状の空洞部14が形成されている。空洞部13と空洞部14とは同軸に配置されており、これら空洞部13,14の境界部には、多数の第2折曲板9c・・・によって形成された段差部15が設けられている。
また、放熱部3の基端部(図6では上端部)には、リング状のプレート16が配置されている。このプレート16はリング状の平面板16aと、この平面板16aの裏面に一体的に形成された円筒状の筒部16bとから構成されている。
そして、放熱板9の第3折曲板9dの端部が筒部16bの外周面に固定され、第9直線縁91jが平面板16aの裏面に固定されている。
このようにして、多数の放熱板9・・・の基端部はプレート16に固定されている。
前記プレート16には、前記ケース部4の先端部が固定されている。ケース部4は円筒状に形成されており、その基端部(図6では上端部)は閉塞されている。ケース部4の先端部は若干外側に膨らんだ膨出部4aとなっており、この膨出部4aの先端部が前記プレート16の外周部に嵌められたうえで、図示しないビスによって固定されている。
ケース部4の基端面(図6では上端面)の中央部には口金部5が設けられており、この口金部5は、ケース部4の内部に設けられているコンバータ6に電気的に接続されている。したがって、口金部5を交流電源のソケットに嵌め込むことによって、コンバータ6には交流が供給されるようになっている。
コンバータ6はケース部4の内部に挿入されているが、その端部はケース部4の先端部から突出して、前記放熱部3の空洞部14に挿入されている。コンバータ6の端部には、ハット型のブラケット18が係合しており、このブラケット18の両端部は、ケース部4の膨出部4aの内面に図示しないビスによって固定されている。これによって、コンバータ6はケース部4から外れて、放熱部3の空洞部13に侵入できないようになっている。
また、ケース部4の外周部には、コンバータ6で生じる熱を外部に放出する放出スリット20がケース部4の周方向に所定間隔で多数設けられている。また、放出スリット20の端部はケース部4の膨出部4aの一部まで達している。
前記コンバータ6とLEDランプ1が実装された基板2とは電気コード21によって電気的に接続されており、これによって、基板2に直流電流が供給され、さらに、この直流電流が全てのLEDランプ1に供給されるようになっている。
LEDランプ1は、図7に示すように、基板2に固定された、熱伝導性に優れたセラミックで形成されたパッケージ1aと、このパッケージ1a内に装填されたLEDチップ1bと、このLEDチップ1bをパッケージ1aに封入するための透明な樹脂1cとから構成されており、パッケージ1aには拡散レンズ部1dが被せられている。
パッケージ1aには、LEDチップ1bを挿入するための断面台形状の凹所が形成されており、この凹所の底面にLEDチップ1bが設置されている。そして、この凹所に透明な樹脂1cを充填することによって、LEDチップ1bがパッケージ1aに封入されている。
また、パッケージ1aの底面には、円板状または四角形板状の突出部1eが形成されており、この突出部1eは、基板2に形成された貫通孔に挿入されたうえで、銅板で形成された台座部8に当接されている。
前記拡散レンズ部1dは、LEDランプから放出される光を拡散する機能を有するレンズであり、表面が曲面状に形成された拡散レンズ本体1fと、この拡散レンズ本体1fの外周部に一体的に形成され、パッケージ1aの外周部に外側から係合する係合部1gとから構成されている。係合部1gの底面には、パッケージ1aの外周部に係合するような凹部が形成されており、この凹部をパッケージ1aの外周部に外側から係合することによって、パッケージ1aに拡散レンズ部1dが被せられている。
拡散レンズ部1dが設けられたLEDランプ1は、図3に示すように、円板状の基板2の中央部から放射方向に所定間隔で、かつ、周方向に所定間隔で多数配置されている。
上記のような構成のLED照明灯は、その口金部5を工場等の建屋内に設けられた交流電源のソケットに装着するとともに、建屋内の柱や梁あるいは専用に設けた支持部材に取り付けて使用される。
交流電源からの交流がコンバータ6によって直流に変換されたうえで、基板2に供給されることによって、多数のLEDランプ1・・・が一斉に点灯する。LEDランプ1のLEDチップ1bから放出された光は、拡散レンズ部1dの拡散レンズ本体1fに集光されたうえで拡散され、広い範囲を照らす。
また、LEDランプ1のLEDチップ1bで発生した熱は、パッケージ1aの突出部1eや基板2を介して銅板で形成された台座部8に伝わり、さらに、放熱部3を構成する多数の放熱板9・・・に伝わって、これら放熱板9から外部に放熱される。
本実施の形態のLED照明灯によれば、基板2に実装された多数のLEDランプ1に、このLEDランプ1から放出される光を拡散する拡散レンズ部1dが設けられているので、LED照明灯の消費電力増加や大型化を招くことなく広い範囲を照らすことができる。
また、多数のLEDランプ1が実装された基板2が放熱部3に取り付けられているので、LEDランプ1で発生した熱を基板2を介して放熱部3から外部に効果的に放熱できる。
また、放熱部3は、基板2が装着される銅板で形成された台座部8と、この台座部8の周囲に、周方向に所定間隔で設けられた多数の放熱板9とを備えているので、基板2を台座部8に安定的に装着できるとともに、LEDランプ1で発生した熱を基板2、台座部8を介して多数の放熱板9から外部により効果的に放熱できる。
さらに、放熱部3の基端部にリング状のプレート16が設けられ、このプレート16に放熱板9の基端部が固定され、台座部8に放熱板9の先端部が固定されているので、放熱板9を強固かつ安定的に取り付けることができる。
加えて、前記プレート16にケース部4の先端部が固定されているので、ケース部4をプレート16を介して多数の放熱板9を有する放熱部3に容易に取り付けることができる。また、ケース部4の基端部に口金部5が設けられているので、口金部5を放熱部3から最も離間させることができる。よって、口金部5が放熱部3から放出される熱によって悪影響を受け難い。
また、ケース部4の外周部に、放出スリット21がケース部4の周方向に所定間隔で多数設けられているので、コンバータ6で生じる熱は放出スリット21から放出される。したがって、ケース部4内に熱が篭ることがなく、よって、コンバータ6の熱による劣化や故障を防止できる。
(第2の実施の形態)
図9〜図12はLED照明灯の第2の実施の形態を示す。
本実施の形態が前記第1の実施の形態と異なる点は、コンバータ6が設けられるケース部の構成、脚架を設けた点等であるので、以下ではこの点について詳しく説明し、第1の実施の形態と共通部分には同一符号を付してその説明を省略ないし簡略化する。
本実施の形態のLED照明灯は、多数のLEDランプ1が実装された基板2と、この基板2が取り付けられた放熱部3と、この放熱部3に取り付けられた防水仕様の筒状のケース部24と、このケース部24に設けられて基2に電気的に接続されるコンバータ6と、コンバータ6を交流電源に接続する接続ケーブル25と、脚架26とを備えている。基板2および放熱部3は、前記第1の実施の形態と同じ構成であるので、その説明を省略する。
ケース部24は防水仕様となっており、図10、図11、図12に示すように、大径円筒部24aと、この大径円筒部24の端部に同軸に形成された小径円筒部24bとから構成されている。この小径円筒部24bの一方の端面は閉塞されている。
大径円筒部24aは小径円筒部24bより長尺に形成されており、その外周部には軸方向に延在するスリット24cが4つ周方向に所定間隔で形成されている。このスリット24cはコンバータ6で生じる熱を外部に放出するためのものである。
また、小径円筒部24bの他方の端部外周面には一対のブラケット27,27が径方向に対向して配置されている。ブラケット27の一端部は大径円筒部24aの端部に固定されており、他端部にはねじ穴27aが形成され、小径円筒部24bの外周部にはねじ穴27aと同軸に穴27bが形成されている。
また、小径円筒部24bの端部には小スリット24dが周方向に所定間隔で複数形成され、小径円筒部24bの端面中央部には接続ケーブル25を通すための穴24eが形成されている。
図11に示すように、放熱部3の基端部(図11では上端部)には、第1の実施の形態と同様に、リング状のプレート16が配置されており、このプレート16の外周部にケース部24の大径円筒部24aの先端部が嵌められたうえで、図示しないビスによって固定されている。
ケース部24の端面の穴24eには円筒状のブッシュ28が挿入固定され、このブッシュ28には接続ケーブル25が挿通され、この接続ケーブル25がコンバータ6に電気的に接続されている。接続ケーブル25は図示しない交流電源に接続されるようになっている。これによって、コンバータ6には交流が供給されるようになっている。
コンバータ6はケース部24の内部に挿入されているが、その端部はケース部24の先端部から突出して、前記放熱部3の空洞部14に挿入されている。コンバータ6の端部には、ハット型のブラケット18が係合しており、このブラケット18の両端部は、ケース部24の大径円筒部24aの内面に図示しないビスによって固定されている。これによって、コンバータ6はケース部24から外れて、放熱部3の空洞部13に侵入できないようになっている。
図9および図10に示すように、ケース部24には以下のようにして脚架26が取り付けられている。
すなわちまず、脚架26は固定板30とこの固定板30の両端部に形成された支持板31,31とからなる略コ字型に形成されている。
固定板30には固定穴30aが所定間隔で複数形成されている。また、支持板31の先端部には穴31aが形成されている。
一方、ケース部24の小径円筒部27bに設けられたブラケット27,27を挟むようにして脚架26の支持板31,31が、その穴31a,31aをブラケット27,27のねじ穴27a,27aに同軸になるように配置されている。
そして、穴31a,31aにボルト32,32を挿通し、このボルト32,32をねじ穴27a,27aにねじ込むことによって、支持板31,31がブラケット27,27に取り付けられている。
このような脚架26はその固定板30を、床、台、壁等に取付対象物に当接したうえで、固定穴30aに図示しない固定ボルトを挿通して、この固定ボルトを床、台、壁等の取付対象物に設けられたねじ穴、ナット等に螺合して締め付けることによって、取付対象物に取り付けられるようになっている。
また、ボルト32,32を緩めることによって、ケース部24がボルト32,32を軸として首振り可能となっている。これによって、LED照明灯の首振り角度を調整可能となっている。
本実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる他、以下のような効果を得ることができる。
コンバータ6が設けられるケース部24が防水仕様となっており、コンバータ24を接続ケーブル25によって交流電源に接続するので、屋外で使用するのに適したものとなる。
また、ケース部24に脚架26が取り付けられているので、この脚架26を床、台、壁等の取付対象物に取り付けることによって、LED照明灯を所望の取付対象物に容易に取り付けることができる。
なお、本実施の形態では、放熱部3を構成する放熱板9・・・を全体として略半球を形成するように配置したが、これに代えて、全体として略円錐状、半楕円球状等に配置してみよい。
また、多数の放熱板9の先端部を補強するために、放熱板9の先端部を繋ぐようなリング状補強材を取り付けてもよい。
1 LEDランプ
1d 拡散レンズ部
2 基板
3 放熱部
4,24 ケース部
5 口金部
6 コンバータ
8 台座部
9 放熱板
16 プレート
20 放出スリット
26 接続ケーブル
26 脚架

Claims (5)

  1. 工場等の建屋内や敷地等を照らす大型のLED照明灯であって、
    数のLEDランプが実装された円板状の基板と、この基板が取り付けられた放熱部と、この放熱部に取り付けられた筒状のケース部と、このケース部に設けられて、交流電源のソケットに装着される口金部と、前記ケース部内に設けられて、前記口金部と前記基板に電気的に接続されたコンバータとを備え、
    前記LEDランプ前記基板に固定されるパッケージと、このパッケージ内に装填されたLEDチップと、を備え、前記パッケージには、前記LEDチップから放出される光を集光して拡散する拡散レンズ部が設けられており、
    前記ケース部は、その長さが、前記放熱部の長さと略等しく、かつ前記口金部を除くLED照明灯全体の長さの半分程度に設定され、
    前記ケース部の外周部には、当該ケース部の軸方向に沿って長尺に形成され、かつ前記ケース部の内部に設けられているコンバータで生じる熱を外部に放出する放出スリットがケース部の周方向に所定間隔で複数設けられており、
    前記多数のLEDランプは、前記基板に対し、当該基板の中央部から周縁部にかけて三段階に分かれて放射状に、かつ円状および円環状を模るように集合して配置され、
    三段階に分かれた多数のLEDランプの集合体同士の間は、少なくとも一つのLEDランプ分の隙間を空けて配置されていることを特徴とするLED照明灯。
  2. 工場等の建屋内や敷地等を照らす大型のLED照明灯であって、
    数のLEDランプが実装された円板状の基板と、この基板が取り付けられた放熱部と、この放熱部に取り付けられた防水仕様の筒状のケース部と、このケース部に設けられて前記基に電気的に接続されるコンバータと、前記コンバータを交流電源に接続する接続ケーブルとを備え、
    前記LEDランプ前記基板に固定されるパッケージと、このパッケージ内に装填されたLEDチップと、を備え、前記パッケージには、前記LEDチップから放出される光を集光して拡散する拡散レンズ部が設けられており、
    前記ケース部は、その長さが、前記放熱部の長さと略等しく、かつLED照明灯全体の長さの半分程度に設定されており、
    前記ケース部の外周部には、当該ケース部の軸方向に沿って長尺に形成され、かつ前記ケース部の内部に設けられているコンバータで生じる熱を外部に放出する放出スリットがケース部の周方向に所定間隔で複数設けられており、
    前記多数のLEDランプは、前記基板に対し、当該基板の中央部から周縁部にかけて三段階に分かれて放射状に、かつ円状および円環状を模るように集合して配置され、
    三段階に分かれた多数のLEDランプの集合体同士の間は、少なくとも一つのLEDランプ分の隙間を空けて配置されていることを特徴とするLED照明灯。
  3. 請求項に記載のLED照明灯において、
    前記ケース部に脚架が取り付けられていることを特徴とするLED照明灯。
  4. 請求項1〜のいずれか一項に記載のLED照明灯において、
    前記放熱部は、前記基板が装着される台座部と、この台座部の周囲に、周方向に所定間隔で設けられた複数の放熱板とを備えていることを特徴とするLED照明灯。
  5. 請求項に記載のLED照明灯において
    前記放熱部の基端部にリング状のプレートが設けられ、このプレートに前記放熱板の基端部が固定され、
    前記台座部に前記放熱板の先端部が固定されていることを特徴とするLED照明灯。
JP2010201508A 2009-11-05 2010-09-09 Led照明灯 Expired - Fee Related JP5558273B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010201508A JP5558273B2 (ja) 2009-11-05 2010-09-09 Led照明灯
TW99138075A TW201124670A (en) 2009-11-05 2010-11-05 LED lighting lamp.

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009253644 2009-11-05
JP2009253644 2009-11-05
JP2010201508A JP5558273B2 (ja) 2009-11-05 2010-09-09 Led照明灯

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011119227A JP2011119227A (ja) 2011-06-16
JP5558273B2 true JP5558273B2 (ja) 2014-07-23

Family

ID=44284299

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010201508A Expired - Fee Related JP5558273B2 (ja) 2009-11-05 2010-09-09 Led照明灯

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5558273B2 (ja)
TW (1) TW201124670A (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101079151B1 (ko) 2011-08-18 2011-11-02 이슬기 발광다이오드 조명 모듈
WO2013135180A1 (zh) * 2012-03-15 2013-09-19 杭州华普永明光电股份有限公司 Led照明装置及led照明装置中的灯架的制作方法
CN103899998B (zh) * 2012-12-28 2017-08-25 深圳市海洋王照明工程有限公司 顶灯
JP6286791B2 (ja) * 2013-12-10 2018-03-07 パナソニックIpマネジメント株式会社 光源ユニット及びそれを用いた照明器具
JP7281184B2 (ja) * 2019-07-25 2023-05-25 株式会社放送技研 ハンディライト構造

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007048638A (ja) * 2005-08-10 2007-02-22 Pearl Denkyu Seisakusho:Kk 照明装置
JP2007258114A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Jefcom Kk 照明装置
TWM297441U (en) * 2006-03-30 2006-09-11 Cheng-Jiun Jian LED projection light source module
JP4569683B2 (ja) * 2007-10-16 2010-10-27 東芝ライテック株式会社 発光素子ランプ及び照明器具
TWM336390U (en) * 2008-01-28 2008-07-11 Neng Tyi Prec Ind Co Ltd LED lamp
JP3148018U (ja) * 2008-11-12 2009-01-29 ▲黄▼ 崇賢 フィンが環状に嵌め合い構成される排熱モジュール
JP3151497U (ja) * 2009-04-13 2009-06-25 ワールド・ワイド・エンジニアリング株式会社 電球形led照明灯

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011119227A (ja) 2011-06-16
TW201124670A (en) 2011-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5558273B2 (ja) Led照明灯
JP5549926B2 (ja) 口金付ランプおよび照明器具
JP2010192336A (ja) ランプ装置および照明器具
KR200448868Y1 (ko) 조명기구용 엘이디 모듈
JP5615404B1 (ja) Led照明装置
JP3163765U (ja) 照明器具用ボディ及び照明器具
JP5530746B2 (ja) 発光ダイオードランプ
US20150204520A1 (en) Indirect Dome Light
JP2011049154A (ja) Led照明灯
JP5322776B2 (ja) 街路灯用発光ユニット
KR200463715Y1 (ko) 의료용 조명등의 조립구조
JP2015008149A (ja) 口金付ランプおよび照明器具
CN103672442B (zh) 灯具
EP2993393B1 (en) Lighting apparatus
JP2016004602A (ja) 照明装置
KR200476036Y1 (ko) 조도를 향상시킨 엘이디 방사램프
JP6375247B2 (ja) 照明器具
JP2014035833A (ja) 照明器具
CN216952978U (zh) 一种散热结构及具有其的照明灯具
JP2011070946A (ja) 照明装置
JP3197902U (ja) 発光ダイオードを用いた発光ダイオード照明器具
JP2010192338A (ja) ランプ装置および照明器具
JP2012079565A (ja) Led照明装置
JP5637417B2 (ja) 口金付ランプおよび照明器具
JP2016029604A (ja) 照明装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130723

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140311

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140501

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140603

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140604

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5558273

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees