JP6286791B2 - 光源ユニット及びそれを用いた照明器具 - Google Patents

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本発明は、光源ユニット及びそれを用いた照明器具に関するものである。
従来より、天井に埋め込まれる天井埋込型の照明器具が提供されている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に記載された照明器具は、天井に埋め込まれる器具本体と、器具本体に対して着脱自在に取り付けられるランプ装置と、器具本体に取り付けられる非常用光源と、非常時に非常用光源を点灯させる非常用ユニットとを備える。
器具本体は、下面が開口する有底筒状に形成され、器具本体の底部には放熱体が一体に設けられている。また、器具本体の内部にはランプ装置が収納されるようになっており、ランプ装置の光源で発生した熱が器具本体の放熱体を介して外部に放熱される。
特開2012−204209号公報
上述の特許文献1に示した照明器具は、放熱体が器具本体に設けられているため、例えば光源の種類に応じて放熱体を変更しようとした場合、器具本体も一緒に交換しなければならず、汎用性に乏しかった。
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、汎用性を向上させた光源ユニット及びそれを用いた照明器具を提供することにある。
本発明の光源ユニットは、光源と、前記光源の発光面側に配置される透光性部材と、前記透光性部材との間に前記光源が配置されるようにして前記光源及び前記透光性部材が取り付けられる取付部材と、前記光源で発生する熱を放熱する放熱部材とを備え、前記放熱部材は、一面が開口する筒状に形成され、前記取付部材が底面側、前記透光性部材が開口側となる向きで前記光源、前記透光性部材及び前記取付部材が内部に収納されており、前記取付部材は、前記透光性部材が前記光源の発光面に接触しないようにして前記光源を収容する収容凹部を有し、前記収容凹部の底面には開口部が設けられていることを特徴とする。
この光源ユニットにおいて、前記透光性部材は、前記透光性部材又は前記取付部材の一方に設けられた突起部を、他方に設けられた第1溝部に差し込むことで前記取付部材に取り付けられるのが好ましい。
また、この光源ユニットにおいて、前記取付部材は、前記取付部材又は前記放熱部材の一方に設けられた引掛部を、他方に設けられた被引掛部に引っ掛けることで前記放熱部材に取り付けられるのも好ましい。
また、この光源ユニットにおいて、前記被引掛部は、前記放熱部材の内部に設けられ、前記透光性部材が収納される小径部と、前記光源の光軸と交差する第1方向における内側寸法が前記小径部よりも大きく前記取付部材が収納される大径部との間に形成された段部からなり、前記引掛部は、前記第1方向における前記取付部材の両端部に設けられ、前記透光性部材に近づくほど互いに離れる方向に傾斜する一対の弾性体からなり、前記第1方向における前記一対の弾性体の外側寸法が、前記第1方向における前記小径部の内側寸法よりも大きくなっているのも好ましい。
また、この光源ユニットにおいて、前記放熱部材は、前記引掛部が前記被引掛部から外れる方向に前記引掛部を移動させるための治具が差し込まれる第1孔を有しているのも好ましい。
また、この光源ユニットにおいて、前記取付部材は、前記透光性部材と反対側に突出する給電用のコネクタ部を有し、前記放熱部材は、前記コネクタ部を外部に露出させるための第2孔を底面部に有しているのも好ましい。
また、この光源ユニットにおいて、前記第2孔は、前記底面部の中心から偏心させた位置に設けられているのも好ましい。
また、この光源ユニットにおいて、前記コネクタ部は、前記第2孔を通して外部に露出した状態で外側から前記第2孔の開口端縁に引っ掛かる爪部を有しているのも好ましい。
また、この光源ユニットにおいて、前記取付部材は、前記光源から前記コネクタ部への電線が収容される第2溝部を有しているのも好ましい。
本発明の照明器具は、上記光源ユニットと、上記光源ユニットが取り付けられる器具本体と、上記光源ユニットに電源を供給する電源ブロックとを備えたことを特徴とする。
本発明の構成によれば、放熱部材を光源ユニットに設けることで、光源の種類に応じて放熱部材を変更する場合でも同じ器具本体を用いることができ、汎用性の高い光源ユニット及びそれを用いた照明器具を提供することができるという効果がある。
(a)は本実施形態の光源ユニットの分解斜視図、(b)は同上に用いられる別のレンズの斜視図である。 同上を示し、(a)は下側から見た全体斜視図、(b)は上側から見た全体斜視図である。 (a)は同上に用いられる取付部材にLEDチップを取り付ける前の斜視図、(b)は同上に用いられる取付部材にLEDチップを取り付けた後の斜視図である。 (a)〜(c)は同上の断面図である。 同上を用いた照明器具の分解斜視図である。
以下に、光源ユニット及びそれを用いた照明器具の実施形態について図1〜図5を参照しながら説明する。なお、以下では特に断りがない限り、器具本体1の長手方向を上下方向(開口部111側が下側)と規定して説明を行う。
本実施形態の照明器具10は、例えば天井に埋め込まれる天井埋込型の非常灯であって、商用電源が停電になると光源ユニット2を点灯させるものである。この照明器具10は、図5に示すように、器具本体1と、光源ユニット2と、電源装置3と、非常用電源4と、端子台5と、枠体6とを備える。
器具本体1は、例えば鋼板などの不燃材料からなり、上下方向に長い円筒状に形成された本体部11を有している。本体部11の下端部には、円形の開口部111が設けられており、開口部111の開口端縁には、側方に突出する鍔部12が全周に亘って設けられている。また、本体部11の側壁部には、T字状に開口する一対の切欠部112,112が、本体部11の中心軸に対して対称な位置に設けられている(図5では片側のみ図示)。
電源装置3は、図5に示すように、上下方向に長いケース31を有し、ケース31の下端部には引掛爪32が一体に設けられている。ケース31の内部には、商用電源が正常に供給される通常時において商用電源により非常用電源4を充電する充電回路(図示せず)と、商用電源が停電になると非常用電源4により光源ユニット2を点灯させる給電回路(図示せず)とが収納されている。ここに、本実施形態では、電源装置3により電源ブロックが構成されている。
非常用電源4は、図5に示すように、上下方向に長いケース41を有し、ケース41の下端部には引掛爪42が一体に設けられている。ケース41の内部には、複数の蓄電池(図示せず)が上下方向に並べて収納されている。また、非常用電源4は、電源装置3の被接続部(図示せず)に電気的に接続される接続部(図示せず)を有しており、非常用電源4の接続部を電源装置3の被接続部に接続することで、電源装置3と非常用電源4とが電気的に接続される。
端子台5は、矩形箱状に形成された本体部51を有し、本体部51の上端部には、外部からの電源線(図示せず)が接続される速結端子構造の接続部(図示せず)が設けられている。また、本体部51の下端部には、電源装置3の上端部に設けられた接続部(図示せず)が電気的に接続される被接続部(図示せず)が設けられている。そして、外部からの電源線を本体部51の接続部に接続し、電源装置3の接続部を本体部51の被接続部に接続することで、端子台5と電源装置3とが電気的に接続される。
枠体6は、例えば鋼板などの不燃材料からなり、円板状に形成された枠部61を有し、枠部61の中央には円形の開口部611が設けられている。また、枠部61の上面には、枠体6を器具本体1に取り付けるための一対の取付ばね62,62が向かい合わせに取り付けられている。そして、器具本体1に対して下側から枠体6を近づけていき、器具本体1の本体部11の内側面に設けられた各ばね受け部(図示せず)に対応する取付ばね62を引っ掛けることで、枠体6が器具本体1に取り付けられる。
光源ユニット2は、図1(a)に示すように、LEDチップ21(光源)と、レンズ22(透光性部材)と、取付部材23と、放熱部材24と、放熱シート25とを備える。なお、放熱シート25は、LEDチップ21の裏面(図1(a)中の上面)に予め取り付けられている。
レンズ22は、例えば透明なガラスからなり、上下方向を中心軸とする円柱状に形成された本体部221を有している。本体部221の上端縁には、側方に突出する一対の突起部222,222が、本体部221の中心軸に対して対称な位置に設けられている。また、本体部221の下面は、図4(a)に示すように、外縁側から中心側に近づくほど上向きに凹むようなすり鉢状に形成されている。このレンズ22は、LEDチップ21の下側(発光面側)に配置される。
取付部材23は、例えば合成樹脂成型品であって、図3(a)及び図3(b)に示すように、円板状に形成された本体部231を有している。本体部231の下面には、LEDチップ21を収容するための収容凹部231aが設けられている。また、本体部231の外周縁には、L字状に形成された一対の突壁部232,232が向かい合うようにして設けられている。その結果、各突壁部232と本体部231の下面との間に溝部232aが形成される。
さらに、本体部231の外周縁には、レンズ22に近づくほど(つまり下側に行くほど)互いに離れる方向(つまり外向き)に傾斜する一対の弾性片233,233(弾性体)が向かい合うようにして設けられている。また、本体部231の上面には、上向きに突出するコネクタ部234が設けられている。
コネクタ部234は、角筒状に形成された筒体234aと、筒体234aの内部に収納される接続端子26とで構成され、接続端子26は、電線27を介してLEDチップ21に電気的に接続されている(図4(b)参照)。また、コネクタ部234の筒体234aの側面には、下側に行くほど互いに離れる方向に傾斜する一対の引掛爪234b,234bが設けられている。
収容凹部231aの底面には、図3(a)に示すように、矩形状に開口する開口部231dが設けられている。開口部231dの開口端縁には、対角に位置する一対の角部のうちの一方を除くようにして、一対のL字状のリブ231e,231eが向かい合わせに設けられている。また、開口部231dの開口端縁には、LEDチップ21を取付部材23に取り付けるための引掛爪231fが設けられている。
さらに、収容凹部231aの底面には、開口部231dと横並びに溝部231cが設けられている。溝部231cは、図3(b)示すように、LEDチップ21に接続された電線27を収容するためのものであり、本実施形態では、溝部231cにより第2溝部が構成されている。
また、開口部231dと溝部231cの間には、両者の間を隔てるようにリブ231gが設けられている。さらに、収容凹部231aの底面においてコネクタ部234と対応する位置に、コネクタ部234の筒体234aの内部につながる一対の孔231b,231bが設けられている。この取付部材23は、上下方向においてレンズ22との間にLEDチップ21が配置されるようにして、LEDチップ21及びレンズ22が取り付けられる。
放熱部材24は、例えば放熱性の高いアルミニウムからなり、図1(a)及び図2に示すように、円筒状に形成された本体部241を有している。本体部241の下端部には、円形の開口部241aが設けられており、さらに本体部241の側壁部には、側方に突出する放熱用のフィン241gが全周に亘って設けられている。また、本体部241の底面部には、取付部材23のコネクタ部234と対応する位置に矩形の孔241bが設けられるとともに、一対の孔241c,241cが向かい合うようにして設けられている(図2(b)参照)。
また、本体部241の内部には、図4(c)に示すように、レンズ22が収納される小径部241dと、取付部材23が収納される大径部241eとが設けられている。大径部241eは、LEDチップ21の光軸と交差する第1方向(図4(c)中の左右方向)における内側寸法が、第1方向における小径部241dの内側寸法よりも大きくなっている。これにより、前後方向における小径部241dと大径部241eの間に段部241fが形成される。
次に、光源ユニット2の組立手順について説明する。まず最初に、作業者は、放熱シート25が取り付けられたLEDチップ21を、発光面側が下側となるようにして取付部材23に取り付ける。このとき、作業者は、LEDチップ21の角部をリブ231eとリブ231gの間に差し込んだ後、LEDチップ21の反対側の角部を引掛爪231fで固定する。これにより、LEDチップ21が取付部材23の収容凹部231a内に収容される(図3(b)参照)。
その後、作業者は、LEDチップ21に接続された電線27,27を、取付部材23の孔231b,231bに通して接続端子26,26にそれぞれ接続し、両接続端子26,26を上側からコネクタ部234の筒体234a内に収納する。
さらに、作業者は、取付部材23に対して下側からレンズ22を近づけていき、レンズ22の各突起部222を取付部材23の対応する溝部232aに差し込む。このとき、各突起部222が対応する突壁部232に接触することで突壁部232が外側に撓み、レンズ22をさらに押し込むことで各突起部222が対応する溝部232aに差し込まれる。その結果、レンズ22が取付部材23に取り付けられる(図4(a)参照)。ここに、本実施形態では、溝部232aにより第1溝部が構成されている。
なおこのとき、LEDチップ21は、上下方向においてレンズ22と取付部材23の間に配置されるが、収容凹部231aの深さ寸法がLEDチップ21の厚み寸法よりも深く設定されているため、レンズ22はLEDチップ21の発光面に接触しない。
そして最後に、作業者は、一体に組み付けられたLEDチップ21、レンズ22及び取付部材23を、レンズ22が開口側、取付部材23が底面側となる向きで放熱部材24の内部に収納する。
またこのとき、取付部材23のコネクタ部234が放熱部材24の孔241bを通して外部に露出する。そして、コネクタ部234の両引掛爪234b,234bが外側から孔241bの開口端縁に引っ掛かり、放熱部材24に対して取付部材23が抜け止めされる(図4(b)参照)。ここに、本実施形態では、孔241bにより第2孔が構成され、引掛爪234bにより爪部が構成されている。
また、本実施形態では、第1方向(図4(c)中の左右方向)における一対の弾性片233,233の外側寸法が、第1方向における小径部241dの内側寸法よりも大きくなっている。そのため、一体に組み付けられたLEDチップ21、レンズ22及び取付部材23を放熱部材24の内部に収納すると、取付部材23の各弾性片233が放熱部材24の対応する段部241fに引っ掛かり、取付部材23が放熱部材24に取り付けられる。ここに、本実施形態では、取付部材23の弾性片233により引掛部が構成され、放熱部材24の段部241fにより被引掛部が構成されている。
ここで、放熱部材24の底面部に設けた一対の孔241c,241cは、図4(c)に示すように、それぞれ取付部材23の弾性片233,233に臨むようにして設けられている。そして、例えばマイナスドライバなどの治具(図示せず)を各孔241cに挿入し、各弾性片233を内向き(段部241fから外れる向き)に押すことで、放熱部材24から取付部材23を取り外すことができる。ここに、本実施形態では、孔241cにより第1孔が構成されている。
続けて、照明器具10の組立手順について説明する。作業者は、端子台5、電源装置3、非常用電源4、光源ユニット2の順番で器具本体1の内部に収納した後、枠体6により器具本体1の開口部111を閉塞する。このとき、電源装置3の接続部が端子台5の被接続部に接続されるとともに、非常用電源4の接続部が電源装置3の被接続部に接続される。
また、光源ユニット2のコネクタ部234が電源装置3に設けられたコネクタ部(図示せず)に接続され、電源装置3とLEDチップ21とが電気的に接続される。さらに、電源装置3の引掛爪32及び非常用電源4の引掛爪42がそれぞれ光源ユニット2に設けた被引掛部(図示せず)に引っ掛けられ、光源ユニット2が電源装置3及び非常用電源4に保持される。
ところで、取付部材23のコネクタ部234を外部に露出させるための孔241bは、放熱部材24の底面部の中心に設けることも考えられる。しかしながら、この場合、取付部材23を180度逆向きに取り付けることも可能であり、逆向きに取り付けた場合には電源の極性が逆向きになってしまう。そこで、本実施形態では、図4(b)に示すように、孔241bを放熱部材24の底面部の中心から距離L1だけ偏心させており、これにより取付部材23の取付向きが一義的に決まり、電源の極性が逆極性となるのを抑えることができる。
而して、本実施形態によれば、放熱部材24を光源ユニット2に設けることで、光源の種類に応じて放熱部材24を変更する場合でも同じ器具本体1を用いることができ、汎用性の高い光源ユニット2及び照明器具10を提供することができる。また、レンズ22の各突起部222を取付部材23の対応する溝部232aに差し込むだけでレンズ22を取付部材23に取り付けることができ、ねじなどを用いて固定する場合に比べて作業性を向上させることができる。
さらに、一体に組み付けられたLEDチップ21、レンズ22及び取付部材23を放熱部材24に取り付ける際には差し込むだけでよく、同様に作業性を向上させることができる。また、放熱部材24に取り付けられたLEDチップ21、レンズ22及び取付部材23を取り外す際には、孔241cに挿入した治具によって各弾性片233を段部241fから外れる方向に押すだけでよく、簡単に取り外すことができる。
さらに、本実施形態のように、LEDチップ21を収容する収容凹部231aを取付部材23に設けた場合には、LEDチップ21からレンズ22までの距離が一定となり、これにより所望の配光制御を実現することができる。また、本実施形態のように、LEDチップ21からコネクタ部234への電線27が収容される溝部231cを取付部材23に設けた場合には、組付状態においてレンズ22と取付部材23との間に電線27が挟まれるのを抑えることができる。
さらに、本実施形態のように、LEDチップ21の下側にレンズ22を配置した場合には、人がLEDチップ21に直接触れるのを抑制することができる。また、人がLEDチップ21に直接触れられないことから、LEDチップ21に対する直接荷重による故障を抑制することもできる。
さらに、器具本体1及び枠体6を鋼板で形成した場合には、器具本体1及び枠体6をアルミニウムで形成した場合に比べて放熱効率は低下するが、本実施形態のように放熱部材24を光源ユニット2に設けることで、放熱効率の低下を抑えることもできる。
なお、非常用電源4は、内蔵する蓄電池の寿命により交換が必要であるため、本実施形態のように容易に交換できる構造であるのが望ましい。また、本実施形態では、レンズ22に突起部222,222を設け、取付部材23に溝部232a,232aを設けたが、レンズ22に第1溝部を設け、取付部材23に突起部を設けてもよい。
さらに、本実施形態では、図1(a)に示すように、レンズ22の周方向における一部に突起部222を設けているが、図1(b)に示すように、突起部222を全周に亘って設けてもよく、これにより製造コストを低減することができる。
また、本実施形態では、取付部材23に引掛部(弾性片233)を設け、放熱部材24に被引掛部(段部241f)を設けたが、取付部材23に被引掛部を設け、放熱部材24に引掛部を設けてもよい。さらに、引掛部と被引掛部は本実施形態のものに限らず、取付部材を放熱部材に取り付けられるものであれば、他の形状でもよい。
また、本実施形態の照明器具10は一例であって、例えば天井直付け型の照明器具に本発明に係る光源ユニットを適用してもよい。さらに、本実施形態では、接続端子26をコネクタ部234の筒体234aに挿入する構成としたが、例えば接続端子26をコネクタ部234とともにインサート成形してもよい。この場合、金属導体によってLEDチップ21と接続端子26とを接続することでインサート成形が可能になる。
また、本実施形態では、LEDチップ21を光源としたが、例えば有機発光ダイオード(OLED)などを光源としてもよく、本実施形態に限定されない。
本実施形態の光源ユニット2は、LEDチップ21(光源)と、レンズ22(透光性部材)と、取付部材23と、放熱部材24とを備える。レンズ22は、LEDチップ21の発光面側に配置される。取付部材23は、レンズ22との間にLEDチップ21が配置されるようにしてLEDチップ21及びレンズ22が取り付けられる。放熱部材24は、一面が開口する筒状に形成され、取付部材23が底面側、レンズ22が開口側となる向きでLEDチップ21、レンズ22及び取付部材23が内部に収納され、LEDチップ21で発生する熱を放熱する。
また、本実施形態の光源ユニット2のように、レンズ22は、レンズ22又は取付部材23の一方に設けられた突起部222を、他方に設けられた溝部232a(第1溝部)に差し込むことで取付部材23に取り付けられるのが好ましい。
また、本実施形態の光源ユニット2のように、取付部材23は、取付部材23又は放熱部材24の一方に設けられた引掛部(弾性片233)を、他方に設けられた被引掛部(段部241f)に引っ掛けることで放熱部材24に取り付けられるのが好ましい。
また、本実施形態の光源ユニット2のように、前記被引掛部は、放熱部材24の内部に設けられるのが好ましい。この場合、前記被引掛部は、レンズ22が収納される小径部241dと、LEDチップ21の光軸と交差する第1方向における内側寸法が小径部241dよりも大きく取付部材23が収納される大径部241eとの間に形成された段部241fからなる。前記引掛部は、第1方向における取付部材23の両端部に設けられ、レンズ22に近づくほど互いに離れる方向に傾斜する一対の弾性片233,233(弾性体)からなる。第1方向における一対の弾性片233,233の外側寸法は、第1方向における小径部241dの内側寸法よりも大きくなっている。
また、本実施形態の光源ユニット2のように、放熱部材24は、前記引掛部が前記被引掛部から外れる方向に前記引掛部を移動させるための治具が差し込まれる孔241c(第1孔)を有しているのが好ましい。
また、本実施形態の光源ユニット2のように、取付部材23は、レンズ22がLEDチップ21の発光面に接触しないようにしてLEDチップ21を収容する収容凹部231aを有しているのが好ましい。
また、本実施形態の光源ユニット2のように、取付部材23は、レンズ22と反対側に突出する給電用のコネクタ部234を有しているのが好ましい。この場合、放熱部材24は、コネクタ部234を外部に露出させるための孔241b(第2孔)を底面部に有している。
また、本実施形態の光源ユニット2のように、孔241bは、放熱部材24の底面部の中心から偏心させた位置に設けられているのが好ましい。
また、本実施形態の光源ユニット2のように、コネクタ部234は、孔241bを通して外部に露出した状態で外側から孔241bの開口端縁に引っ掛かる引掛爪234b(爪部)を有しているのが好ましい。
また、本実施形態の光源ユニット2のように、取付部材23は、LEDチップ21からコネクタ部234への電線27が収容される溝部231c(第2溝部)を有しているのが好ましい。
本実施形態の照明器具10は、光源ユニット2と、光源ユニット2が取り付けられる器具本体1と、光源ユニット2に電源を供給する電源装置3(電源ブロック)とを備える。
2 光源ユニット
21 LEDチップ(光源)
22 レンズ(透光性部材)
23 取付部材
24 放熱部材

Claims (10)

  1. 光源と、前記光源の発光面側に配置される透光性部材と、前記透光性部材との間に前記光源が配置されるようにして前記光源及び前記透光性部材が取り付けられる取付部材と、前記光源で発生する熱を放熱する放熱部材とを備え、
    前記放熱部材は、一面が開口する筒状に形成され、前記取付部材が底面側、前記透光性部材が開口側となる向きで前記光源、前記透光性部材及び前記取付部材が内部に収納されており、
    前記取付部材は、前記透光性部材が前記光源の発光面に接触しないようにして前記光源を収容する収容凹部を有し、
    前記収容凹部の底面には開口部が設けられていることを特徴とする光源ユニット。
  2. 前記透光性部材は、前記透光性部材又は前記取付部材の一方に設けられた突起部を、他方に設けられた第1溝部に差し込むことで前記取付部材に取り付けられることを特徴とする請求項1記載の光源ユニット。
  3. 前記取付部材は、前記取付部材又は前記放熱部材の一方に設けられた引掛部を、他方に設けられた被引掛部に引っ掛けることで前記放熱部材に取り付けられることを特徴とする請求項1又は2記載の光源ユニット。
  4. 前記被引掛部は、前記放熱部材の内部に設けられ、前記透光性部材が収納される小径部と、前記光源の光軸と交差する第1方向における内側寸法が前記小径部よりも大きく前記取付部材が収納される大径部との間に形成された段部からなり、
    前記引掛部は、前記第1方向における前記取付部材の両端部に設けられ、前記透光性部材に近づくほど互いに離れる方向に傾斜する一対の弾性体からなり、
    前記第1方向における前記一対の弾性体の外側寸法が、前記第1方向における前記小径部の内側寸法よりも大きくなっていることを特徴とする請求項3記載の光源ユニット。
  5. 前記放熱部材は、前記引掛部が前記被引掛部から外れる方向に前記引掛部を移動させるための治具が差し込まれる第1孔を有していることを特徴とする請求項3又は4記載の光源ユニット。
  6. 前記取付部材は、前記透光性部材と反対側に突出する給電用のコネクタ部を有し、
    前記放熱部材は、前記コネクタ部を外部に露出させるための第2孔を底面部に有していることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の光源ユニット。
  7. 前記第2孔は、前記底面部の中心から偏心させた位置に設けられていることを特徴とする請求項6記載の光源ユニット。
  8. 前記コネクタ部は、前記第2孔を通して外部に露出した状態で外側から前記第2孔の開口端縁に引っ掛かる爪部を有していることを特徴とする請求項6又は7記載の光源ユニット。
  9. 前記取付部材は、前記光源から前記コネクタ部への電線が収容される第2溝部を有していることを特徴とする請求項6〜8の何れか1項に記載の光源ユニット。
  10. 請求項1〜9の何れか1項に記載の光源ユニットと、前記光源ユニットが取り付けられる器具本体と、前記光源ユニットに電源を供給する電源ブロックとを備えたことを特徴とする照明器具。
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