JP5557853B2 - 可変指向性アンテナ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、1本の給電素子と、少なくとも1本の無給電素子とを備えた可変指向性アンテナ装置に関する。
情報端末どうしを相互に接続するネットワーク形態の中で、無線通信を用いたネットワークは、有線通信を用いたネットワークに比較して、情報端末の可搬性及び配置の自由度の点で優れていること及び情報端末間の接続のための有線ケーブルを省くことにより情報端末を軽量化できることなどの利点を有する。これにより、無線通信装置は、従来のパーソナルコンピュータ間でのデータ伝送に利用されるのみならず、現在では、多くの家電製品にも搭載され、当該家電製品間での映像音声データの伝送のために利用されるようになってきた。
しかしながら、無線通信装置は上記のような利点を有する反面、空間に電磁波を放射して通信を行うので、多数の反射物が設置されているような空間に設置される場合、物体に反射して到来する遅延波によって引き起こされるフェージングの影響によって伝送特性の劣化が起きて、データ伝送を正常に行えないことがあった。例えば、大型テレビジョン放送受信装置やブルーレイディスク記録再生装置及びDVDレコーダなどの、固定して設置される家電機器を用いてインターネット・ビデオ・オン・デマンド(VoD;Video on Demand)技術を利用する場合、各家電機器に無線LAN(Local Area Network)への接続機能を搭載し、さらにインターネット回線に接続するための無線LANアクセスポイントを設ける必要がある。この場合には、主に、テレビジョン放送受信装置やDVDレコーダの周囲にいる人間、扉の開閉などの動きに起因するフェージングが発生する。また、ワンセグ・テレビジョン放送受信装置などの小型のテレビジョン放送受信装置又はポータブルDVDプレーヤなどの持ち運びが可能なポータブル機器に搭載された無線通信装置と無線アクセスポイントとの間で通信を行う場合には、主に、機器そのものを動かすことによりフェージングが発生する。
従来、このようなフェージングに対する対策として、送受信アンテナの指向性制御及び様々なダイバーシチ処理などの制御方法が提案されている。電波伝搬環境の時間変化に応じて無線信号を受信する従来技術に係る無線通信装置は、例えば特許文献1〜特許文献3に記載されている。
また、上記送受信アンテナの指向性制御のために、以下の可変指向性アンテナ装置が特許文献4において提案されている。当該可変指向性アンテナ装置は、給電アンテナ素子と無給電アンテナ素子とを備え、各無給電アンテナ素子には一対のPINダイオードが設けられる。PINダイオードをコントローラに接続する各制御線には、他の可変指向性アンテナと電磁的に結合した部分に所定間隔で設けられたインダクタが設けられる。インダクタを設ける間隔は、制御線におけるインダクタ間の区間が可変指向性アンテナの動作周波数において実質的に共振しない長さに設定される。
特開2000−134023号公報。 特開2005−142866号公報。 特開平8−172423号公報。 国際出願公開第2009/050883号。
一般的に無線通信装置において、アンテナ及び送受信機器用モジュールを、個別設計、及び評価した後、組み合わせ評価を行うため、無線機器として最適なアンテナ設計が行われているかは疑問点が多い。近年のMIMO(Multple Input Multple Output)技術は、従来のSISO(Single Input Single Output)技術と比較し、アンテナと変復調、それぞれの技術が密接な関係にある上、複数のアンテナを使用するため、アンテナ間の配置やアイソレーションに課題が多く存在する。
ここで、例えば2.4GHz帯と5GHz帯との両方を用いるデュアルバンド無線LANのためにアンテナ装置を構成した場合に、特に、5GHz帯の無線LANで使用する帯域が約800MHzと比較的広いために、当該広帯域にわたって所定値以上のアンテナ利得を確保しかつ可変指向性アンテナ装置でのフロント・バック比(以下、FB比という。)を所定値以上確保することが非常にむずかしいという問題点があった。
本発明の目的は以上の問題点を解決し、2つの周波数帯で動作可能なデュアルバンド用可変指向性アンテナ装置において、高い方の周波数帯において広帯域にわたって、従来技術に比較して比較的高いアンテナ利得を確保しかつ従来技術に比較して比較的大きなFB比を確保することができる可変指向性アンテナ装置を提供することにある。
本発明に係る可変指向性アンテナ装置は、1本の給電素子と、上記給電素子を挟設するように並置されるとともに、上記給電素子と電磁的に結合するように近接して並置され、一端がダイオードを介して接地される2本の無給電素子とを備え、上記ダイオードをオン・オフすることにより指向特性を変更可能な可変指向性アンテナ装置において、上記給電素子は、第1の幅を有する第1のアンテナ素子と、上記第1の幅よりも広い第2の幅を有する第2のアンテナ素子と、上記第1のアンテナ素子と上記第2のアンテナ素子の間に直列に接続されるデュアルバンド形成用インダクタとを有し、かつ上記デュアルバンド形成用インダクタは、上記第1のアンテナ素子との接続部分における第1の幅と同一の素子幅から、上記第2のアンテナ素子に向かって素子幅が広くなるように形成された素子幅を有する台形の包絡線外形形状であり、上記2本の無給電素子のそれぞれは、上記デュアルバンド形成用インダクタに対向する先端角部に矩形形状の切欠部を有する構成としたことを特徴とする。
上記可変指向性アンテナ装置において、上記第2のアンテナ素子の第2の幅は、上記第2のアンテナ素子の長手方向の長さよりも大きくなるように形成されたことを特徴とする。
本発明に係る可変指向性アンテナ装置によれば、無給電素子は、デュアルバンド形成用インダクタに対向する先端角部に矩形形状の切欠部を有する構成としたので、デュアルバンド用可変指向性アンテナ装置において、高い方の周波数帯において広帯域にわたって、従来技術に比較して比較的高いアンテナ利得を確保しかつ従来技術に比較して比較的大きなFB比を確保することができる可変指向性アンテナ装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るタイプA0に係る可変指向性アンテナ装置1を備えた無線通信装置300の外観を示す斜視図である。 図1の無線通信装置300の平面図である。 図1の無線通信装置300の内部構成を示すブロック図である。 図1のアンテナ装置基板401の平面図である。 図1のアンテナ装置基板402の平面図である。 図1の無給電素子1a,1bがオフされているときの可変指向性アンテナ装置1の概略放射パターンを示すグラフである。 図1の無給電素子1bのみがオンされているときの可変指向性アンテナ装置1の概略放射パターンを示すグラフである。 図1の無給電素子1a,1bがオンされているときの可変指向性アンテナ装置1の概略放射パターンを示すグラフである。 図1の無給電素子1aのみがオンされているときの可変指向性アンテナ装置1の概略放射パターンを示すグラフである。 図1及び図2に図示されたタイプA0に係る可変指向性アンテナ装置1の試作装置の実験結果であって、図1の無給電素子1a,1bがオフされているときの可変指向性アンテナ装置1の放射パターンを示すグラフである。 図1及び図2に図示されたタイプA0に係る可変指向性アンテナ装置1の試作装置の実験結果であって、図1の無給電素子1bのみがオンされているときの可変指向性アンテナ装置1の放射パターンを示すグラフである。 図1及び図2に図示されたタイプA0に係る可変指向性アンテナ装置1の試作装置の実験結果であって、図1の無給電素子1aのみがオンされているときの可変指向性アンテナ装置1の概略放射パターンを示すグラフである。 図1及び図2に図示されたタイプA0に係る可変指向性アンテナ装置1の試作装置の実験結果であって、図1の無給電素子1a,1bがオンされているときの可変指向性アンテナ装置1の概略放射パターンを示すグラフである。 本発明の第1の変形例に係るタイプA1の可変指向性アンテナ装置1のアンテナ装置基板401のおもて面の導体パターンを示す平面図である。 図8Aのアンテナ装置基板401の裏面の導体パターンを示す透視平面図である。 本発明の第2の変形例に係るタイプB1の可変指向性アンテナ装置1のアンテナ装置基板401のおもて面の導体パターンを示す平面図である。 図9Aのアンテナ装置基板401の裏面の導体パターンを示す透視平面図である。 本発明の第3の変形例に係るタイプA2の可変指向性アンテナ装置1のアンテナ装置基板401のおもて面の導体パターンを示す平面図である。 図10Aのアンテナ装置基板401の裏面の導体パターンを示す透視平面図である。 本発明の第4の変形例に係るタイプB2の可変指向性アンテナ装置1のアンテナ装置基板401のおもて面の導体パターンを示す平面図である。 図11Aのアンテナ装置基板401の裏面の導体パターンを示す透視平面図である。 図8A及び図8Bに図示されたタイプA1に係る可変指向性アンテナ装置の試作装置の実験結果であって、図8Aの無給電素子1a,1bがオフされているときの可変指向性アンテナ装置1の放射パターンを示すグラフである。 図8A及び図8Bに図示されたタイプA1に係る可変指向性アンテナ装置の試作装置の実験結果であって、図8Aの無給電素子1bのみがオンされているときの可変指向性アンテナ装置1の放射パターンを示すグラフである。 図8A及び図8Bに図示されたタイプA1に係る可変指向性アンテナ装置の試作装置の実験結果であって、図8Aの無給電素子1aのみがオンされているときの可変指向性アンテナ装置1の概略放射パターンを示すグラフである。 図8A及び図8Bに図示されたタイプA1に係る可変指向性アンテナ装置の試作装置の実験結果であって、図8Aの無給電素子1a,1bがオンされているときの可変指向性アンテナ装置1の概略放射パターンを示すグラフである。 図9A及び図9Bに図示されたタイプB1に係る可変指向性アンテナ装置の試作装置の実験結果であって、図9Aの無給電素子1a,1bがオフされているときの可変指向性アンテナ装置1の放射パターンを示すグラフである。 図9A及び図9Bに図示されたタイプB1に係る可変指向性アンテナ装置の試作装置の実験結果であって、図9Aの無給電素子1bのみがオンされているときの可変指向性アンテナ装置1の放射パターンを示すグラフである。 図9A及び図9Bに図示されたタイプB1に係る可変指向性アンテナ装置の試作装置の実験結果であって、図9Aの無給電素子1aのみがオンされているときの可変指向性アンテナ装置1の概略放射パターンを示すグラフである。 図9A及び図9Bに図示されたタイプB1に係る可変指向性アンテナ装置の試作装置の実験結果であって、図9Aの無給電素子1a,1bがオンされているときの可変指向性アンテナ装置1の概略放射パターンを示すグラフである。 図10A及び図10Bに図示されたタイプA2に係る可変指向性アンテナ装置の試作装置の実験結果であって、図10Aの無給電素子1a,1bがオフされているときの可変指向性アンテナ装置1の放射パターンを示すグラフである。 図10A及び図10Bに図示されたタイプA2に係る可変指向性アンテナ装置の試作装置の実験結果であって、図10Aの無給電素子1bのみがオンされているときの可変指向性アンテナ装置1の放射パターンを示すグラフである。 図10A及び図10Bに図示されたタイプA2に係る可変指向性アンテナ装置の試作装置の実験結果であって、図10Aの無給電素子1aのみがオンされているときの可変指向性アンテナ装置1の概略放射パターンを示すグラフである。 図10A及び図10Bに図示されたタイプA2に係る可変指向性アンテナ装置の試作装置の実験結果であって、図10Aの無給電素子1a,1bがオンされているときの可変指向性アンテナ装置1の概略放射パターンを示すグラフである。 図11A及び図11Bに図示されたタイプB2に係る可変指向性アンテナ装置の試作装置の実験結果であって、図11Aの無給電素子1a,1bがオフされているときの可変指向性アンテナ装置1の放射パターンを示すグラフである。 図11A及び図11Bに図示されたタイプB2に係る可変指向性アンテナ装置の試作装置の実験結果であって、図11Aの無給電素子1bのみがオンされているときの可変指向性アンテナ装置1の放射パターンを示すグラフである。 図11A及び図11Bに図示されたタイプB2に係る可変指向性アンテナ装置の試作装置の実験結果であって、図11Aの無給電素子1aのみがオンされているときの可変指向性アンテナ装置1の概略放射パターンを示すグラフである。 図11A及び図11Bに図示されたタイプB2に係る可変指向性アンテナ装置の試作装置の実験結果であって、図11Aの無給電素子1a,1bがオンされているときの可変指向性アンテナ装置1の概略放射パターンを示すグラフである。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の各実施形態において、同様の構成要素については同一の符号を付している。
図1は本発明の一実施形態に係るタイプA0に係る可変指向性アンテナ装置1を備えた無線通信装置300の外観を示す斜視図であり、図2は図1の無線通信装置300の平面図であり、図3は図1の無線通信装置300の内部構成を示すブロック図である。
図1〜図3において、無線通信装置300は、例えば無線LANの通信規格IEEE802.11nに準拠した2×2のMIMO伝送方式の無線通信装置であって、図3に示すように、可変指向性アンテナ装置1,2と、装置全体の動作を制御する装置コントローラ10と、可変指向性アンテナ装置1,2の放射パターンを制御する放射パターンコントローラ11と、無線送信信号を可変指向性アンテナ装置1,2を介して送信し又は無線受信信号を可変指向性アンテナ装置1,2を介して受信する無線送受信回路を含む無線通信回路12と、外部装置から電源を受電しかつ信号を送受信するUSB(Universal Serial Bus)インターフェース13と、当該USBインターフェース13に接続されたUSBコネクタ307とを備えて構成される。
図1〜図3において、可変指向性アンテナ装置1は、アンテナ装置基板401上において、給電素子1cと、当該給電素子1cと互いに平行となり、かつ給電素子1cと電磁的に結合するように近接して、給電素子1cを動作波長の1/4の間隔で挟設するように並置されてなる無給電素子1a,1bとを備えて構成される。無給電素子1aはPINダイオード501を介して接地されるとともに、高周波阻止用インダクタ511を介して放射パターンコントローラ11に接続される。また、無給電素子1bはPINダイオード502を介して接地されるとともに、高周波阻止用インダクタ51を介して放射パターンコントローラ11に接続される。さらに、給電素子1cはトップローディング型アンテナ素子1fとデュアルバンド形成用インダクタ1eとアンテナ素子1dとが直列に接続されて構成され、アンテナ素子1dの一端である給電点Q1は給電ケーブル521を介して無線通信回路12に接続される。ここで、放射パターンコントローラ11は所定の制御電圧をPINダイオード51,52に印加し又は印加しないことによりPINダイオード51,52をオン・オフさせて可変指向性アンテナ装置1の指向性を変化させることにより、図6を参照して詳細後述するように、例えばPINダイオード51,52がオンされた無給電素子1a,1bが例えば反射器として動作する。本実施形態において、PINダイオード51,52がオンされた無給電素子1a,1bについては、無給電素子1a,1bがオンされたといい、PINダイオード51,52がオフされた無給電素子1a,1bについては、無給電素子1a,1bがオフされたという。
図1〜図3において、可変指向性アンテナ装置2は、アンテナ装置基板402上において、可変指向性アンテナ装置1と同様に、給電素子2cと、当該給電素子2cと互いに平行となりかつ給電素子2cを動作波長の1/4の間隔で挟設するように並置されてなる無給電素子2a,2bとを備えて構成される。無給電素子2aはPINダイオード503を介して接地されるとともに、高周波阻止用インダクタ513を介して放射パターンコントローラ11に接続される。また、無給電素子2bはPINダイオード504を介して接地されるとともに、高周波阻止用インダクタ514を介して放射パターンコントローラ11に接続される。さらに、給電素子2cはトップローディング型アンテナ素子2fとデュアルバンド形成用インダクタ2eとアンテナ素子2dとが直列に接続されて構成され、アンテナ素子2dの一端である給電点Q2は給電ケーブル522を介して無線通信回路12に接続される。ここで、放射パターンコントローラ11は所定の制御電圧をPINダイオード53,54に印加し又は印加しないことによりPINダイオード53,54をオン・オフさせて可変指向性アンテナ装置の指向性を変化させることにより、図6を参照して詳細後述するように、例えばPINダイオード53,54がオンされた無給電素子2a,2bが例えば反射器として動作する。本実施形態において、PINダイオード53,54がオンされた無給電素子2a,2bについては、無給電素子2a,2bがオンされたといい、PINダイオード53,54がオフされた無給電素子2a,2bについては、無給電素子2a,2bがオフされたという。
図1及び図2において、アンテナ装置基板401及び402はそれぞれ、アンテナ装置基板403の対向する2つの辺に連結されかつ、アンテナ装置基板40に対して60度の角度をなすように固定されている。また、USBコネクタ307はアンテナ装置基板403の別の一辺に固定されている。また、アンテナ装置基板403の裏面には接地導体406が形成されている。
図4は図1のアンテナ装置基板401の平面図であり、図5は図1のアンテナ装置基板402の平面図である。図4及び図5においては、当該実施の形態に係る実験例の試作装置を図示している。
図6Aは図1の無給電素子1a,1bがオフされているときの可変指向性アンテナ装置1の概略放射パターンを示すグラフであり、図6Bは図1の無給電素子1bのみがオンされているときの可変指向性アンテナ装置1の概略放射パターンを示すグラフであり、図6Cは図1の無給電素子1a,1bがオンされているときの可変指向性アンテナ装置1の概略放射パターンを示すグラフであり、図6Dは図1の無給電素子1aのみがオンされているときの可変指向性アンテナ装置1の概略放射パターンを示すグラフである。
図6Aに示すように、無給電素子1a及び1bがオフされているときには、無給電素子1a及び1bは給電素子1cの放射パターンに影響を及ぼさず、可変指向性アンテナ装置1の放射パターンは給電素子1cの放射パターンと同一であってほぼ無指向性となる。さらに、無給電素子1a及び1bのうちの少なくとも一方をオンすることにより、可変指向性アンテナ装置1の放射パターンは図6B〜図6Dに示すように変化する。このように、可変指向性アンテナ装置1は図6A〜図6Dに示す4つの放射パターンを有する。
図7A〜図7Dは図1及び図2に図示されたタイプA0に係る可変指向性アンテナ装置の試作装置の実験結果であって、図7Aは図1の無給電素子1a,1bがオフされているときの可変指向性アンテナ装置1の放射パターンを示すグラフであり、図7Bは図1の無給電素子1bのみがオンされているときの可変指向性アンテナ装置1の放射パターンを示すグラフであり、図7Cは図1の無給電素子1aのみがオンされているときの可変指向性アンテナ装置1の概略放射パターンを示すグラフであり、図7Dは図1の無給電素子1a,1bがオンされているときの可変指向性アンテナ装置1の概略放射パターンを示すグラフである。図7A〜図7Dから明らかなように、図6A〜図6Dの概略放射パターンと同様の指向性を得ることができることがわかる。
以下の図8A、図8B、図9A、図9B、図10A、図10B、図11A及び図11Bにおいては、上述の実施の形態からアンテナの電気的特性を改善した変形例について説明する。ここで、各変形例では、具体的には、2.4GHz帯と5GHz帯との両方を用いるデュアルバンド無線LANのために可変指向性アンテナ装置について説明する。
図8Aは本発明の第1の変形例に係るタイプA1の可変指向性アンテナ装置1のアンテナ装置基板401のおもて面の導体パターンを示す平面図であり、図8Bは図8Aのアンテナ装置基板401の裏面の導体パターンを示す透視平面図である。なお、図8Bについて平面図で図示すべきであるが、図示の便宜上、おもて面から見た透視平面図(可視できない部分については点線ではなく実線で図示した)で示し、図9B、図10B及び図11Bにおいても同様である。
図8Aにおいて、アンテナ装置基板401のおもて面上に、その下側に略矩形形状の接地導体404が形成される一方、その上側に、ストリップ形状の無給電素子1aと、給電素子1cと、ストリップ形状の無給電素子1bとが動作波長の1/4の間隔で並置されるように形成される。給電素子1cは、矩形形状のトップローディング型アンテナ素子1fと、デュアルバンド形成用インダクタ1eと、ストリップ形状のアンテナ素子1dとが直列に接続されて構成される。アンテナ素子1dの幅W1dは無給電素子1a,1bの幅W1a,W1bよりも広く、アンテナ素子1fの幅W1fはアンテナ素子1dの幅W1dよりも広くなるように形成されており、ここで、アンテナ装置1fの幅W1fはその長手方向の長さL1fよりも大きいように形成されている。
また、図8Bにおいて、アンテナ装置基板401の裏面上に、接地導体404にアンテナ装置基板401を挟んで対向するように接地導体404gが形成され、無給電素子1a,1bにそれぞれアンテナ装置基板401を挟んで対向するように無給電素子1ah,1bhが形成されかつこれら対向する各1対の無給電素子(1aと1ah;1bと1bh)はアンテナ装置基板401を厚さ方向に貫通する1本又は複数のスルーホール導体(図示せず。)を介して接続されて一体化して動作する。また、アンテナ素子1dにアンテナ装置基板401を挟んで対向するようにアンテナ素子1dhが形成されかつこれら対向する1対のアンテナ素子(1dと1dh)はアンテナ装置基板401を厚さ方向に貫通する1本又は複数のスルーホール導体(図示せず。)を介して接続されて一体化して動作する。なお、これらのおもて面の素子と裏面の素子との一体化は、導体厚さを大きくして耐電力を高めるためである。
図8Aにおいて、特に、デュアルバンド形成用インダクタ1eはメアンダ形状を有し、アンテナ素子1dとの接続部分におけるアンテナ素子1dの幅W1dと同一の素子幅(メアンダ形状の包絡線幅をいう。)から、上側のアンテナ素子1fに向かって素子幅が広くなるように形成された素子幅を有し、台形の包絡線外形形状を有するメアンダ形状で形成されている。これにより、詳細後述するように、無給電素子1a又は1bをオンしたときのアンテナ装置の指向性パターンにおけるFB比を図1〜図5及び図6A〜図6Dの実施の形態に比較して大きくすることができる。
図9Aは本発明の第2の変形例に係るタイプB1の可変指向性アンテナ装置1のアンテナ装置基板401のおもて面の導体パターンを示す平面図であり、図9Bは図9Aのアンテナ装置基板401の裏面の導体パターンを示す透視平面図である。
第2の変形例は、図8A及び図8Bの第1の変形例に比較して、以下の点が異なる。
(1)無給電素子1aにおいて、デュアルバンド形成用インダクタ1eに横方向で対向する右上の先端角部(PINダイオード501が接続された一端とは異なる他端の角部)に矩形形状の切欠部1acを形成したこと、すなわち、無給電素子1aの右上の先端角部を階段形状に形成したこと、
(2)無給電素子1bにおいて、デュアルバンド形成用インダクタ1eに横方向で対向する左上の先端角部(PINダイオード502が接続された一端とは異なる他端の角部)に矩形形状の切欠部1bcを形成したこと、すなわち、無給電素子1bの左上の先端角部を階段形状に形成したこと、
(3)無給電素子1ahにおいて、無給電素子1aの切欠部1acと対向する位置(右上の先端角部)に矩形形状の切欠部1ahcを形成したこと、すなわち、無給電素子1ahの右上の先端角部を階段形状に形成したこと、及び
(4)無給電素子1bhにおいて、無給電素子1bの切欠部1bcと対向する位置(左上の先端角部)に矩形形状の切欠部1bhcを形成したこと、すなわち、無給電素子1bhの左上の先端角部を階段形状に形成したこと。
第2の変形例では、第1の変形例に比較して、無給電素子1a,1b,1ah,1bhにそれぞれ切欠部1ac,1bc,1ahc,1bhcを形成することにより、詳細後述するように、無給電素子1a又は1bをオンしたときのアンテナ装置の指向性パターンにおけるFB比を図1〜図5、図6A〜図6Dの実施の形態に比較して大きくしかつアンテナ装置の利得を第1の変形例に比較して大きくすることができる。
図10Aは本発明の第3の変形例に係るタイプA2の可変指向性アンテナ装置1のアンテナ装置基板401のおもて面の導体パターンを示す平面図であり、図10Bは図10Aのアンテナ装置基板401の裏面の導体パターンを示す透視平面図である。第3の変形例は、第1の変形例に比較して、以下の点が異なる。
(1)アンテナ素子1fを矩形形状に代えて、上辺が下辺よりも広い台形形状で形成したこと、及び
(2)デュアルバンド形成用インダクタ1eを、台形の包絡線外形形状を有するメアンダ形状に代えて、矩形の包絡線外形形状を有するメアンダ形状で形成したこと。
図11Aは本発明の第4の変形例に係るタイプB2の可変指向性アンテナ装置1のアンテナ装置基板401のおもて面の導体パターンを示す平面図であり、図11Bは図11Aのアンテナ装置基板401の裏面の導体パターンを示す透視平面図である。第4の変形例は、第3の変形例に比較して、無給電素子1a,1b,1ah,1bhにそれぞれ切欠部1ac,1bc,1ahc,1bhcを形成したことが異なる。
次いで、第1〜第4の変形例に係る可変指向性アンテナ装置1の試作装置の実験結果について以下に説明する。
図12A〜図12Dは図8A及び図8Bに図示されたタイプA1に係る可変指向性アンテナ装置の試作装置の実験結果であって、図12Aは図8Aの無給電素子1a,1bがオフされているときの可変指向性アンテナ装置1の放射パターンを示すグラフであり、図12Bは図8Aの無給電素子1bのみがオンされているときの可変指向性アンテナ装置1の放射パターンを示すグラフであり、図12Cは図8Aの無給電素子1aのみがオンされているときの可変指向性アンテナ装置1の概略放射パターンを示すグラフであり、図12Dは図8Aの無給電素子1a,1bがオンされているときの可変指向性アンテナ装置1の概略放射パターンを示すグラフである。また、図13A〜図13Dは図9A及び図9Bに図示されたタイプB1に係る可変指向性アンテナ装置の試作装置の実験結果であって、図13Aは図9Aの無給電素子1a,1bがオフされているときの可変指向性アンテナ装置1の放射パターンを示すグラフであり、図13Bは図9Aの無給電素子1bのみがオンされているときの可変指向性アンテナ装置1の放射パターンを示すグラフであり、図13Cは図9Aの無給電素子1aのみがオンされているときの可変指向性アンテナ装置1の概略放射パターンを示すグラフであり、図13Dは図9Aの無給電素子1a,1bがオンされているときの可変指向性アンテナ装置1の概略放射パターンを示すグラフである。さらに、図14A〜図14Dは図10A及び図10Bに図示されたタイプA2に係る可変指向性アンテナ装置の試作装置の実験結果であって、図14Aは図10Aの無給電素子1a,1bがオフされているときの可変指向性アンテナ装置1の放射パターンを示すグラフであり、図14Bは図10Aの無給電素子1bのみがオンされているときの可変指向性アンテナ装置1の放射パターンを示すグラフであり、図14Cは図10Aの無給電素子1aのみがオンされているときの可変指向性アンテナ装置1の概略放射パターンを示すグラフであり、図14Dは図10Aの無給電素子1a,1bがオンされているときの可変指向性アンテナ装置1の概略放射パターンを示すグラフである。またさらに、図15A〜図15Dは図11A及び図11Bに図示されたタイプB2に係る可変指向性アンテナ装置の試作装置の実験結果であって、図15Aは図11Aの無給電素子1a,1bがオフされているときの可変指向性アンテナ装置1の放射パターンを示すグラフであり、図15Bは図11Aの無給電素子1bのみがオンされているときの可変指向性アンテナ装置1の放射パターンを示すグラフであり、図15Cは図11Aの無給電素子1aのみがオンされているときの可変指向性アンテナ装置1の概略放射パターンを示すグラフであり、図15Dは図11Aの無給電素子1a,1bがオンされているときの可変指向性アンテナ装置1の概略放射パターンを示すグラフである。以下、図12A〜図15Dの実験結果について考察する。
説明の簡単化のために例えば、図12C、図13C、図14C及び図15Cの無給電素子1aのみをオンした場合について考えると、まず、図15CのタイプB2において、デュアルバンド形成用インダクタ1eを台形の包絡線外形形状を有するメアンダ形状した場合、図12CのタイプA1の5GHz帯において、横方向の不要放射が減少してFB比が大幅に大きくなっているが、アンテナ装置の利得が減少していることがわかる。これを改善するために、無給電素子1a,1b等に切欠部1ac,1bc等を形成した場合、図13CのタイプB1の5GHz帯において、横方向の不要放射が減少してFB比が大きい値を保持しつつ5GHz帯の広い帯域でアンテナ装置の利得を増大させることができる。
以上説明したように、5GH帯の無線LANシステムでは約800MHzと使用帯域が広いためすべての帯域で指向性を切り替えることが難しいが、図9A及び図9BのタイプB1に示すように、無給電素子1a,1b等の先端部の形状を階段形状で形成するように切欠部1ac,1bcを形成することにより、アンテナ装置の周波数特性の改善を図ることができる。この形状により、各チャネルにおいて良好に指向性が切り替え可能な広帯域可変指向性アンテナとして作用する。また、指向性切り替えを切り替えることで、ヌルポイントを避け、設置箇所を選ばない安定した通信が可能である。
また、5GH帯の無線LANシステムでは約800MHzと使用帯域が広いため、すべての帯域で指向性を切り替えることは難しいが、図8A及び図8BのタイプA1及び図9A及び図9BのタイプB1に示すように、2.4GHzと5GHz帯の周波数分離のために使用する給電素子1cのインダクタ1eを徐々に広がる形状にすることで、使用周波数帯域が広い5GHz帯すべての帯域で指向性が可変となる。また、指向性切り替えを切り替えることで、ヌルポイントを避け、設置箇所を選ばない安定した通信が可能である。
以上の実施形態及び変形例において、無線通信装置300は、無線LANの通信規格IEEE802.11nに準拠した2×2のMIMO伝送方式の無線通信装置であったが、本発明はこれに限られず、携帯電話機などの他の無線通信規格に準拠した無線通信装置であってもよい。
以上の実施形態及び変形例において、PINダイオード501〜504を用いているが、本発明はこれに限らず、その他の高周波用ダイオードを用いてもよい。
以上詳述したように、本発明に係る可変指向性アンテナ装置によれば、上記無給電素子の他端角部に、矩形形状の切欠部を形成したので、デュアルバンド用可変指向性アンテナ装置において、高い方の周波数帯において広帯域にわたって、従来技術に比較して比較的高いアンテナ利得を確保しかつ従来技術に比較して比較的大きなFB比を確保することができる可変指向性アンテナ装置を提供することができる。
1…可変指向性アンテナ装置、
1a,1b,1ah,1bh…無給電素子、
1ahc,1bhc…切欠部、
1c…給電素子、
1d,1f,1dh…アンテナ素子、
1e…デュアルバンド形成用インダクタ、
10…装置コントローラ、
11…放射パターンコントローラ、
12…無線通信回路、
13…USBインターフェース、
401…アンテナ装置基板、
404,404g…接地導体、
501,502…PINダイオード、
511,512…高周波阻止用インダクタ。

Claims (2)

  1. 1本の給電素子と、上記給電素子を挟設するように並置されるとともに、上記給電素子と電磁的に結合するように近接して並置され、一端がダイオードを介して接地される2本の無給電素子とを備え、上記ダイオードをオン・オフすることにより指向特性を変更可能な可変指向性アンテナ装置において、
    上記給電素子は、第1の幅を有する第1のアンテナ素子と、上記第1の幅よりも広い第2の幅を有する第2のアンテナ素子と、上記第1のアンテナ素子と上記第2のアンテナ素子の間に直列に接続されるデュアルバンド形成用インダクタとを有し、かつ上記デュアルバンド形成用インダクタは、上記第1のアンテナ素子との接続部分における第1の幅と同一の素子幅から、上記第2のアンテナ素子に向かって素子幅が広くなるように形成された素子幅を有する台形の包絡線外形形状であり、
    上記2本の無給電素子のそれぞれは、上記デュアルバンド形成用インダクタに対向する先端角部に矩形形状の切欠部を有する構成としたことを特徴とする可変指向性アンテナ装置。
  2. 上記第2のアンテナ素子の第2の幅は、上記第2のアンテナ素子の長手方向の長さよりも大きくなるように形成されたことを特徴とする請求項1記載の可変指向性アンテナ装置。
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