JP5556592B2 - 内燃機関の冷却装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関とラジエータとの間で冷却水を循環させるようにした冷却装置に関する。
一般に、車両に搭載される内燃機関の冷却装置には、内燃機関とラジエータとの間で冷却水を循環させるためのラジエータ用循環路と、冷却水を流動させるためのウォーターポンプとが設けられている。
この冷却装置の冷却水は、内燃機関の熱で昇温するが、内燃機関の冷間運転時には内燃機関から取り出される低温の冷却水をラジエータに流さずに内燃機関に戻すことにより前記冷却水および内燃機関を昇温させるようにし、また、温間運転時には内燃機関から取り出される冷却水の熱をラジエータで発散させるようにしている。
また、前記冷却装置に、内燃機関と排気熱回収器との間で冷却水を循環させる排気熱回収用循環路を設け、この排気熱回収用循環路の途中に、EGRクーラやヒータコアなどの熱交換器を設置するようにしたものがある(特許文献1参照)。
排気熱回収器は、内燃機関から排気管に排出される排気ガスの熱を回収し、内燃機関の冷間運転時のように冷却水が低温の場合に、排気熱回収器で回収した熱を利用して冷却装置の低温の冷却水を早期に昇温させる。EGRクーラは、内燃機関に付設されるEGR装置のEGRガスを冷却するもので、内燃機関から取り出される冷却水とEGRガスとの間で熱交換を行う。ヒータコアは、車両室内に設置されて、内燃機関から取り出される冷却水の熱を車両室内に発散する。
前記特許文献1では、排気熱回収器が内燃機関よりも鉛直方向下側に配置されているとともに、EGRクーラおよびヒータコアが水平方向に並んだ状態で内燃機関よりも鉛直方向上側に配置されているようなレイアウトになっている。このような特許文献1の冷却装置では、その設置後に冷却水を充填するため、あるいは冷却水交換時に冷却水を充填するために、冷却水注水用のリザーブタンクを冷却装置の全構成要素のなかで最も高い位置に設置している。
特開2010−59880号公報
上記特許文献1に係る従来例の冷却装置では、空の状態から冷却水を充填する際に、リザーブタンクから注水した冷却水が、内燃機関から排気熱回収用循環路の導入路と還流路の両方に流入して、この導入路と還流路の両方から排気熱回収器へと流入するようになっており、そのために、この排気熱回収器内に存在するエアが行き場を無くし、そこに残留する可能性がある。この状態で、仮にウォーターポンプを作動させたとしても、リザーブタンクの容積が前記エアの残留量よりも小さい場合には前記排気熱回収器から残留エアを取り除くことはできない。
これに対しては、例えば排気熱回収用循環路の適宜位置にエア抜き弁を設置することによって、前記残留エアを取り除くことが考えられるものの、その場合には設備コストが嵩むことが懸念される。
このような事情に鑑み、本発明は、内燃機関の冷却装置において、エア抜き弁を排除して設備コストを低減しながらも、冷却水を充填する際に、エアが残留する可能性を低くして冷却水を円滑に充填できるようにすることを目的としている。
本発明に係る内燃機関の冷却装置は、内燃機関よりも低い位置に設置されて内燃機関の冷却水と熱交換する第1熱交換器と、内燃機関のウォータージャケットのシリンダブロック側の入口寄りに設置されるウォーターポンプと、ウォーターポンプ作動時に内燃機関のウォータージャケットのシリンダヘッド側の出口から流出される冷却水を第1熱交換器に流入させるための導入路と、ウォーターポンプ作動時に第1熱交換器を通過した冷却水を前記ウォータージャケットのシリンダブロック側の入口に戻すための還流路と、前記導入路に設置される第2熱交換器と、前記還流路に設置される第3熱交換器と、内燃機関のウォータージャケットに冷却水を注水可能にかつ前記ウォータージャケットの上方位置からエアを回収可能に設置されるリザーブタンクとを備えている。そして、前記リザーブタンクは、前記各要素のなかで最も高い位置に配置され、前記第2熱交換器と前記第3熱交換器とは、水平方向に並んだ状態で、前記リザーブタンクと前記内燃機関との間の高さ位置に配置されている。前記導入路において第1熱交換器の入口寄り部位が、前記還流路において第1熱交換器の出口寄り部位よりも鉛直方向の下側に配置されている。前記第3熱交換器の鉛直方向下側部位と、前記導入路において前記第2熱交換器から第1熱交換器までの間とが連通路で接続されている。前記リザーブタンクの容積が、前記第2、第3熱交換器の各容積と、前記導入路において前記第2熱交換器の入口寄り領域および出口寄り領域の各容積と、前記還流路において前記第3熱交換器の入口寄り領域および出口寄り領域の各容積との合計より大きく設定されている。前記導入路において前記第2熱交換器の前記入口寄り領域および前記出口寄り領域とは、前記導入路において前記第3熱交換器に対する前記連通路の接続部よりも鉛直方向の上側に配置されている部分のことである。また、前記還流路において前記第3熱交換器の前記入口寄り領域および前記出口寄り領域とは、前記還流路において前記第3熱交換器に対する前記連通路の接続部よりも鉛直方向の上側に配置されている部分のことである。
この構成では、ウォーターポンプを作動させると、内燃機関のウォータージャケット内の冷却水が導入路から第2熱交換器、第1熱交換器、第3熱交換器の順に流れてから還流路を経て内燃機関のウォータージャケットに戻される。
ところで、前記構成において、空の冷却装置に新規に冷却水を充填する際には、リザーブタンクから冷却水を注水するのであるが、このリザーブタンクに注水される冷却水は、内燃機関のウォータージャケットのシリンダヘッド側の出口から流入されるようになる。
このウォータージャケット内の冷却水量が増加すると、その冷却水が還流路をウォーターポンプ作動時と逆向きに流れて第3熱交換器にその出口から流入するようになる。そして、第3熱交換器内に流入した冷却水が連通路を経て導入路に流入するようになって、第1熱交換器へと流れるようになる。このとき、連通路が第3熱交換器の鉛直方向下側部位に接続されていて、この接続部分が第3熱交換器の入口よりも低い位置にあるので、第3熱交換器に流入した冷却水は第3熱交換器の入口に流れずに、連通路に流れるようになるのである。
その一方で、内燃機関のウォータージャケットが冷却水で満たされると、この冷却水がウォータージャケットのシリンダヘッド側の出口からオーバーフローして導入路から第2熱交換器に流入するようになる。
このように第3熱交換器から連通路に流入する冷却水と第2熱交換器を通過する冷却水とが導入路を経て第1熱交換器に流入するようになるが、この第1熱交換器内の冷却水量が増加するにつれて、この冷却水が還流路をウォーターポンプ作動時と同じ向きに上昇して第3熱交換器に流入するようになる。この冷却水の上昇に伴い、第1熱交換器内に存在していたエアが第3熱交換器およびその周辺に集められるようになる。
このような状態になると、例えばリザーブタンクに注水される冷却水が水頭圧でウォータージャケット側に排出されなくなる。この状態では、リザーブタンクに近い高さ位置に配置される部分(第2、第3熱交換器と、第2循環路において第2、第3熱交換器の各入口寄り領域および各出口寄り領域とを含む)にエアが残留する。
そこで、本発明の前記構成を備えている場合には、前記したようにリザーブタンクに注水される冷却水が水頭圧でラジエータへ排出されなくなった段階で、ウォーターポンプを作動させることによって内燃機関のウォータージャケット内の冷却水を導入路へ強制的に送り込むようにすることが可能になる。
このようにすると、ウォーターポンプの吐出圧によって、前記リザーブタンクに近い高さ位置に配置される部分(第2、第3熱交換器と、第2循環路において第2、第3熱交換器の各入口寄り領域および各出口寄り領域とを含む)に残留しているエアが、還流路を経て内燃機関のウォータージャケットのシリンダブロック側の入口に送り込まれるようになるので、このウォータージャケット内をエアが上昇することによってリザーブタンクに排出されるようになる。このとき、本発明の前記構成ではリザーブタンクの容積を、前記エアの残留しやすくなる部分(第2、第3熱交換器と、第2循環路において第2、第3熱交換器の各入口寄り領域および各出口寄り領域とを含む)の合計容積より大きく設定しているから、リザーブタンクに流入するエアによってリザーブタンク内の冷却水がウォータージャケット側に排出されるようになる。これにより、前記残留エアとリザーブタンク内の冷却水とが入れ替わることになる。
このようなことから、空の冷却装置内に新規冷却水を円滑に充填することが可能になって、前記リザーブタンクに近い高さ位置に配置される部分(第2、第3熱交換器と、第2循環路において第2、第3熱交換器の各入口寄り領域および各出口寄り領域とを含む)にエアが残留する可能性を低くできるようになる。そのため、従来例で説明したようなエア抜き弁を不要化できるので、設備コストの低減に貢献できるようになる。
好ましくは、前記ウォーターポンプは、電動機により作動される電動式ウォーターポンプとされる。
この構成では、内燃機関を運転していない場合にも、ウォーターポンプを作動させることで、冷却水を内燃機関のウォータージャケットと第1熱交換器との間で循環させることが可能になる。
好ましくは、前記冷却装置は、さらに、ウォーターポンプ作動時に内燃機関のウォータージャケットのシリンダヘッド側の出口からラジエータに冷却水を流入させるための導入路と、ウォーターポンプ作動時にラジエータから内燃機関のウォータージャケットのシリンダブロック側の入口に冷却水を戻すための還流路と、この還流路において前記ウォーターポンプよりもラジエータ寄りに設置されかつ冷却水の温度が基準値より低いときに閉弁する一方で、冷却水の温度が基準値より高いときに開弁するサーモスタットとを備えている。
ここでは、内燃機関のウォータージャケットとラジエータとの間で冷却水を循環させる経路を備えるようにしている。そして、この構成では、冷却装置内に冷却水を充填した後でウォーターポンプを作動させた場合、冷却水の温度が基準値より低いときにはサーモスタットが閉弁するので、冷却水をラジエータで冷却せずに昇温させることが可能になる一方で、冷却水の温度が基準値より高くなると、サーモスタットが開弁するので、冷却水をラジエータで冷却することが可能になる。
また、前記サーモスタットにジグル弁を装備することができる。その場合には、サーモスタットが閉弁している状態でも、サーモスタットの上流側から下流側へエアや微量の冷却水を通過させることが可能になる。
本発明に係る内燃機関の冷却装置は、エア抜き弁を排除して設備コストを低減しながらも、冷却水を充填する際に、エアが残留する可能性を低くして冷却水を円滑に充填することが可能になる。
本発明に係る内燃機関の冷却装置の一実施形態で、その全体の外観を示す側面図である。 図1の冷却装置を模式的に示す図であり、冷間運転時における冷却水の流れを示している。 図1の冷却装置を模式的に示す図であり、温間運転時における冷却水の流れを示している。 図1の冷却装置を模式的に示す図であり、冷却水充填時における冷却水の流れを示している。
以下、本発明を実施するための最良の実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1から図4に、本発明の一実施形態を示している。先に、内燃機関の冷却装置の全体構成について説明する。
図中、1は内燃機関であり、この内燃機関1には、シリンダブロック1aおよびシリンダヘッド1bを冷却水(例えばロングライフクーラントと呼ばれる不凍液)で冷却するための内部冷却通路としてウォータージャケット1cが設けられている。
ウォータージャケット1cの入口はシリンダブロック1aの下側に設置されており、ウォータジャケット1cの出口はシリンダヘッド1b側に設けられている。なお、ウォータージャケット1cの前記入口および出口とは、下記するウォーターポンプ4を作動させたときに冷却水が流れる方向を基準としている。
ウォータージャケット1cの出口には、ラジエータ2へ冷却水を送るための第1導入路3aが接続されている。ウォータージャケット1cの入口には、ラジエータ2からシリンダブロック1a側のウォータージャケット1cに冷却水を戻すための第1還流路3bが接続されている。なお、第1導入路3aは第1還流路3bよりも鉛直方向の上側に配置されている。
これにより、内燃機関1のウォータージャケット1cとラジエータ2との間で冷却水を循環させることが可能になっている。このように、第1導入路3aと、第1還流路3bと、ウォータージャケット1cとが、内燃機関1とラジエータ2との間で冷却水を循環させるためのラジエータ用循環路を構成している。
第1還流路3bにおいて内燃機関1寄り位置には、冷却水を流動させるための電動式のウォーターポンプ4が設置されている。また、第1還流路3bにおいてウォーターポンプ4よりもラジエータ2寄り位置には、サーモスタット5が設置されている。
このサーモスタット5は、冷却水の温度が基準値より低いときに閉弁してラジエータ用循環路における冷却水循環を禁止する一方で、冷却水の温度が基準値より高いときに開弁してラジエータ用循環路における冷却水循環を許容する。
また、このサーモスタット5には、ジグル弁5aが設けられている。このジグル弁5aは、公知のように、冷却水に混入しているエアや少量の冷却水の通過を許容するものであり、サーモスタット5において冷却水流れ方向の上流側と下流側との圧力差が小さいときに開弁される一方、前記圧力差が大きいときに閉弁される。
そして、内燃機関1から排気ガスが排出される排気管6には、排気ガスの熱を利用して前記冷却水を加熱するための排気熱回収器7(請求項の第1熱交換器に相当)が設けられている。この排気熱回収器7は排気ガスから回収した熱を内燃機関1の冷却水と交換するようになっている。
この排気熱回収器7は内燃機関1のウォータージャケット1cに第2導入路8aおよび第2還流路8bを介して連通されている。これにより、排気熱回収器7と内燃機関1のウォータージャケット1cとの間で冷却水を循環させることが可能になっている。
第2導入路8aは、ウォータージャケット1cのシリンダヘッド1b側の出口から排出される冷却水を排気熱回収器7へ送るように接続されている。第2還流路8bは、排気熱回収器7からウォータージャケット1cのシリンダブロック1a側の入口に冷却水を戻すように接続されている。なお、第2還流路8bは、この実施形態においてウォーターポンプ4の冷却水導入口に接続されている。第2導入路8aにおいて排気熱回収器7の入口寄り部位は第2還流路8bにおいて排気熱回収器7の出口寄り部位より鉛直方向上側に配置されている。このように、第2導入路8aと、第2還流路8bと、ウォータージャケット1cとが、内燃機関1と排気熱回収器7との間で冷却水を循環させるための排気熱回収用循環路を構成している。
この第2導入路8aには、ヒータコア9(請求項の第2熱交換器に相当)が直列に接続されている。このヒータコア9は、公知のように、図示していない車両室内に設置されて、内燃機関1から取り出される冷却水の熱を前記車両室内に発散させる熱交換器である。
また、第2還流路8bには、EGRクーラ10(請求項の第3熱交換器に相当)が直列に接続されている。このEGRクーラ10は、公知のように、内燃機関1に付設されるEGR装置(図示省略)のEGRガスと内燃機関1から取り出される冷却水との間で熱交換を行うことにより、EGRガスを冷却する熱交換器である。
この実施形態において、EGRクーラ10は、冷却水が充填される箱とされており、詳細に図示していないが、内部にEGRガス配管の一部が収納されている。このEGRクーラ10の鉛直方向下側部位と、第2導入路8aにおいてヒータコア9から排気熱回収器7までの間とが連通路11で接続されている。この連通路11は、第2導入路8aにおいてヒータコア9から排気熱回収器7へ向かう途中部位に対して、三方分岐通路12を介して接続されている。
なお、EGRクーラ10と第2還流路8bとの接続状態について説明すると、この第2還流路8bは途中で分離されており、その上流側分離端がEGRクーラ10の入口10aに接続され、下流側分離端がEGRクーラ10の出口10bに接続されている。前記上流側および下流側とは、ウォーターポンプ4の作動時に冷却水が流れる方向を基準にしている。
さらに、この実施形態では、内燃機関1の吸気通路(図示省略)に設けられるスロットルボディ13を冷却するための冷却通路14が設けられている。
この冷却通路14は、内燃機関1のウォータージャケット1cのシリンダヘッド1b側の出口と、第2還流路8bにおいてウォーターポンプ4の冷却水導入口寄り位置とに接続されていて、スロットルボディ13の内部を通過するように設置されている。そのため、内燃機関1のウォータージャケット1cのシリンダヘッド1b側の出口から排出されて冷却通路14に流入される冷却水は、スロットルボディ13との間で熱交換してから、ラジエータ2およびサーモスタット5を通過することなく内燃機関1のウォータジャケット1cに戻されるようになる。
このように、この実施形態の内燃機関1の冷却装置は、ラジエータ2、第1導入路3a、第2還流路3b、ウォーターポンプ4、サーモスタット5、排気熱回収器7、第2導入路8a、第2還流路8b、ヒータコア9、EGRクーラ10、連通路11、冷却通路14などを備えた構成になっている。
さらに、この冷却装置には、冷却水を新規充填あるいは補填するためのリザーブタンク15が設けられている。このリザーブタンク15は、内燃機関1の運転中において、冷却装置内の冷却水の温度変化に伴う冷却水の体積変化を吸収するとともに、冷却水に混入しているエア(内燃機関1の運転に伴う冷却水の気化分など)を冷却水から分離させるような働きをする。
そして、リザーブタンク15は、前記冷却装置を構成する各要素のなかで鉛直方向に最も高い位置に配置されている。このリザーブタンク15において鉛直方向の略最下部位には、その内部の冷却水をラジエータ2に導入するための冷却水通路16が設けられている。この冷却水通路16は、この実施形態においてラジエータ2の略最上部位に接続されている。また、リザーブタンク15の天井寄りの位置には、主として冷却装置内部のエアを回収するためのエア通路17が設けられている。このエア通路17は、内燃機関1のウォータージャケット1cの鉛直方向略最上部位に接続されている。さらに、リザーブタンク15の天井には、冷却水の注水口18が設けられており、この注水口18には、キャップ19が取り外し可能に取り付けられている。
ところで、ヒータコア9およびEGRクーラ10は、略同じような高さ位置に水平方向に並んだ状態で、リザーブタンク15と内燃機関1との間の高さ位置に配置されている。
具体的に、ヒータコア9およびEGRクーラ10のそれぞれ鉛直方向の最上部位は、リザーブタンク15の天井位置より低い位置に設置されている。図示例では、ヒータコア9およびEGRクーラ10の各最上部位が、リザーブタンク15において鉛直方向の略中央の高さ位置に配置されている。
このリザーブタンク15の容積は、図4の二点鎖線で囲む領域30内に配置されるヒータコア9とEGRクーラ10と第2導入路8aの一部と第2還流路8bの一部とにおける各容積の合計より大きく設定されている。
なお、前記領域30内に配置される第2導入路8aの一部とは、第2導入路8aにおいてヒータコア9の入口寄り領域および出口寄り領域のことである。また、前記領域30内に配置される第2還流路8bの一部とは、第2還流路8bにおいてEGRクーラ10の入口寄り領域および出口寄り領域のことである。また、第2導入路8aにおいてヒータコア9の入口寄り領域および出口寄り領域とは、第2導入路8aにおいてEGRクーラ10に対する連通路11の接続部10cよりも鉛直方向の上側に配置されている部分のことである。第2還流路8bにおいてEGRクーラ10の入口寄り領域および出口寄り領域とは、第2還流路8bにおいてEGRクーラ10に対する連通路11の接続部10cよりも鉛直方向の上側に配置されている部分のことである。
このように設定すると、例えば空の冷却装置に冷却水を充填する際、リザーブタンク15から注水される冷却水を、ラジエータ2、内燃機関1のウォータージャケット1c、排気熱回収器7とヒータコア9とEGRクーラ10との内部に円滑に流入させることが可能になって、第2導入路8aにおいてヒータコア9の入口寄り領域および出口寄り領域と、第2還流路8bにおいてEGRクーラ10の入口寄り領域および出口寄り領域とにエアが残留する可能性を低下させることが可能になる。
次に、図2および図3を参照して、この実施形態で例示する内燃機関1の冷却装置における基本的な動作を説明する。
まず、内燃機関1の冷間運転時には、サーモスタット5が閉弁しているので、ウォーターポンプ4を作動すると、内燃機関1のウォータージャケット1cのシリンダヘッド1b側の出口から送り出される冷却水は、第1導入路3aからラジエータ2に流入せずに、図2の実線矢印で示すように、第2導入路8aからヒータコア9を通過して排気熱回収器7に流れることになって、さらに第2還流路8bからEGRクーラ10に流れる。
このEGRクーラ10を通過した冷却水は、ウォーターポンプ4を経て内燃機関1のウォータージャケット1cのシリンダブロック1a側の入口に戻されるようになる。このように、排気熱回収用循環路内のみで冷却水が循環されるようになって、ラジエータ2に冷却水が流れないので、冷却水が冷却されずに昇温が促進されるようになる。このとき、排気熱回収器7では、内燃機関1から排出される排気ガスと冷却水との間で熱交換が行われるので、冷却水が加熱されるようになり、冷却水の昇温がさらに促進されるようになる。
なお、サーモスタット5が閉弁していても、サーモスタット5に設けられているジグル弁5aが開くと、サーモスタット5の上流側から下流側へエアや少量の冷却水が流通するようになる。
このようにして、冷却水の温度が基準値よりも高くなると、サーモスタット5が開弁するので、前記冷間運転が終了して温間運転に移行することになる。
この温間運転では、ウォーターポンプ4を作動している間、図3の実線矢印で示すように、内燃機関1のウォータージャケット1cのシリンダヘッド1b側の出口から取り出される冷却水がラジエータ用循環路と前記排気熱回収用循環路との両方で循環されるようになる。つまり、ウォータージャケット1cのシリンダヘッド1b側の出口から取り出される冷却水は、第1導入路3aからラジエータ2に流入され、このラジエータ2を通過することによって冷却されてから第1還流路3bを経てウォータージャケット1cのシリンダブロック1a側の入口に戻されるようになる。
なお、排気熱回収器7は、冷却水の温度が所定の上限値に到達するまでは排気ガスと冷却水との間で熱交換を行うことによって冷却水の昇温を促進するようになっているが、冷却水が前記上限値に到達すると、排気ガスと冷却水との熱交換を停止することによって冷却水の過剰昇温を防止するようになっている。このような排気熱回収用循環路内を流通する冷却水の熱は、ヒータコア9およびEGRクーラ10で消費されてから内燃機関1に戻される。
ところで、ウォーターポンプ4の作動は、図示していない電子制御ユニットによってデューティ制御される。具体的には、ウォータポンプ4に電力が供給される時間と電力が供給されない時間との比(デューティ比)が調節され、デューティ比が高い比率であるときほど、ウォータポンプ4への供給電力量が多くなってウォータポンプ4による冷却水の圧送量も多くなる。基本的には、機関回転速度(NE)が高いときほどウォーターポンプ4による冷却水の圧送量を多くするように前記デューティ比が高い比率に設定されるが、例えば内燃機関1の出口付近の冷却水温度(THW)が低いときや、外気温(THA)が低いときなどでは、ウォータポンプ4が無駄に運転されることを抑えるべく前記デューティ比が低い比率に設定される。
次に、図4を参照して、空の冷却装置に冷却水を充填する際の手順や様子を説明する。なお、図4において、実線矢印はウォーターポンプ4の作動前の冷却水の流れを、また、一点鎖線矢印はウォーターポンプ4の作動後の冷却水の流れを、さらに、二点鎖線矢印はエアの排出経路を示している。この冷却水の充填時には、サーモスタット5は閉弁しているものとする。
まず、リザーブタンク15に冷却水を注水すると、図4の実線矢印で示すように、このリザーブタンク15から冷却水通路16を経てラジエータ2に冷却水が流入するようになる。その際、ラジエータ2内のエアが図4中の二点鎖線矢印で示すようにエア通路17を経てリザーブタンク15に回収される。
このようにしてラジエータ2内の冷却水量が増加すると、その冷却水が水頭圧によって第1導入路3aを経てウォータージャケット1cのシリンダヘッド1b側の出口と冷却通路14と第2導入路8aとに流入するようになる。このときの第1導入路3a内における冷却水の流れ方向は、内燃機関1の前記温間運転時とは逆向きになる。
まず、前記のようにウォータージャケット1cのシリンダヘッド1b側の出口から流入した冷却水は、ウォーターポンプ4の作動時と逆向きに(下向き)に流れて、ウォータージャケット1cのシリンダブロック1a側の入口から流出するようになる。この冷却水は、ウォーターポンプ4内をその作動時と逆向きに通過して第1還流路3bに流れ込むようになる。
また、前記のように冷却通路14に流入した冷却水は、第1還流路3bに流れ込むようになる。
この他、ラジエータ2内の冷却水が前記のように第1導入路3aに流入する量に比べて少量であるものの、第1還流路3bからサーモスタット5のジグル弁5aを通過してウォーターポンプ4へ向けて流れるようになる。
このような3つの経路から第1還流路3bに冷却水が流入するが、この第1還流路3b内の冷却水量が増加するにつれて、この冷却水が第2還流路8bをウォーターポンプ4の作動時と逆向きに上昇してEGRクーラ10にその出口10bから流入するようになる。
そして、EGRクーラ10内に流入した冷却水は、EGRクーラ10の入口10aから流出せずに、連通路11から三方分岐通路12を経て第2導入路8aに流れ込むようになる。これは、EGRクーラ10の入口10aよりもEGRクーラ10に対する連通路11の接続部が鉛直方向で低い位置に設置されているからである。
その一方で、前記のようにラジエータ2から第1導入路3aを経て第2導入路8aに流入した冷却水は、ヒータコア9を通過して排気熱回収器7に流れ込むようになる。
このようにEGRクーラ10から連通路11に流入する冷却水とヒータコア9を通過する冷却水とが第2導入路8aを経て排気熱回収器7に流入するようになるが、この排気熱回収器7内の冷却水量が増加するにつれて、この冷却水が第2還流路8bをウォーターポンプ4の作動時と同じ向きに上昇してEGRクーラ10に流入するようになる。この冷却水の上昇に伴い、ヒータコア9および排気熱回収器7の内部に存在していたエアがEGRクーラ10およびその周辺に集められるようになる。
このようにしてEGRクーラ10に流入した冷却水がEGRクーラ10の出口10bから排出されて第2還流路8bにおいてEGRクーラ10の出口10bから内燃機関1のウォータージャケット1cの入口までの領域に存在している冷却水に合流するようになると、リザーブタンク15に注水される冷却水が水頭圧でラジエータ2へ排出されなくなる。
この状態では、例えばリザーブタンク15に近い高さ位置に配置される部分、つまり図4の二点鎖線で囲む領域30内に配置されているEGRクーラ10と、第2還流路8bにおいてEGRクーラ10の入口寄り領域および出口寄り領域とにエアが残留する。その他、図4の二点鎖線で囲む領域30内に配置されているヒータコア9と、第2導入路8aにおいてヒータコア9の入口寄り領域および出口寄り領域とが、リザーブタンク15に近い高さに配置されているために、この領域にもエアが残留する。
そこで、前記したようにリザーブタンク15に注水される冷却水が水頭圧でラジエータ2に排出されなくなった段階で、ウォーターポンプ4を作動させるようにする。これにより、ウォーターポンプ4の吐出圧によって内燃機関1のウォータージャケット1c内の冷却水が、第2導入路8aに流入してヒータコア9と排気熱回収器7とEGRクーラ10とを通過して第2還流路8bからウォータージャケット1cのシリンダブロック1a側の入口に戻されるようになる他、冷却通路14を通過してからウォータージャケット1cのシリンダブロック1a側の入口に戻される。
このような排気熱回収用循環路内での冷却水の流れによって、図4の二点鎖線で囲む領域30内に残留しているエアがウォータージャケット1cのシリンダブロック1a側の入口に送り込まれるようになる。
この後、ウォータージャケット1cの入口に流入したエアがシリンダヘッド1b側に上昇すると、エア通路17を経てリザーブタンク15に排出されるようになる。このとき、リザーブタンク15の容積を、図4の二点鎖線で囲む領域30内に配置されているヒータコア9とEGRクーラ10と第2導入路8aの一部と第2還流路8bの一部とにおける各容積の合計より大きく設定しているから、リザーブタンク15に流入するエアによってリザーブタンク15内の冷却水がラジエータ2に排出されることになる。なお、ウォータージャケット1cのシリンダヘッド1b側の出口に到達する冷却水は、再度、前記のように第2導入路8aと冷却通路14とに流される。
このようなことから、空の冷却装置内に新規冷却水を円滑に充填することが可能になって、図4の二点鎖線で囲む領域30内にエアが残留する可能性を低くすることが可能になる。要するに、冷却装置内のエアを、リザーブタンク15に注水される新規冷却水に円滑に入れ替えることが可能になる。そのため、従来例で説明したようなエア抜き弁を不要化できるので、設備コストの低減に貢献できるようになる。
このようにして、冷却装置内に冷却水を充填すると、最終的にリザーブタンク15内に所定量の冷却水を貯留するように注水し、充填を終了する。
以上説明したように、本発明を適用した実施形態では、空の冷却装置内に冷却水を充填する際に、従来例で説明したようなエア抜き弁を装備することなく、冷却装置内に冷却水を円滑に充填することが可能になって、リザーブタンク15に近い高さ位置に配置される部分(EGRクーラ10と、ヒータコア9と、第2循環路8においてEGRクーラ10およびヒータコア9の各入口寄り領域および各出口寄り領域とを含む)にエアが残留する可能性を低くすることが可能になる。
これにより、比較的安価で安定した性能を発揮できる内燃機関の冷却装置を提供できるようになる。
なお、本発明は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲内および当該範囲と均等の範囲内で適宜に変更することが可能である。
(1)上記実施形態に示す冷却装置は、排気熱回収用循環路にヒータコア9およびEGRクーラ10などを設置した例を挙げているが、本発明は、これに限定されるものではなく、前記とは異なる種類の熱交換器を設置した構成にも適用することが可能である。
(2)上記実施形態に示す冷却装置は、スロットルボディ13を冷却するための冷却通路14を設置した例を挙げているが、本発明は、これに限定されるものではなく、前記冷却通路14を排除した構成にも適用することが可能である。
本発明は、内燃機関1とラジエータ2との間で冷却水を循環させるためのラジエータ用循環路と、内燃機関1と第1熱交換器(排気熱回収器7)との間で冷却水を循環させるための熱交換路と、この熱交換路に設置される2つの熱交換器(ヒータコア9、EGRクーラ10)と、リザーブタンク15とを備え、かつ、第1熱交換器(排気熱回収器7)が内燃機関1の下側に設置され、リザーブタンク15が冷却装置を構成する各要素のなかで最も高い位置に設置され、前記2つの熱交換器(ヒータコア9、EGRクーラ10)が略横並びとされた状態で内燃機関1とリザーブタンク15との間の高さ位置に設置される構成の冷却装置に適用することができる。
1 内燃機関
1c 内燃機関のウォータージャケット
2 ラジエータ
3a 第1導入路
3b 第1還流路
4 ウォーターポンプ
5 サーモスタット
7 排気熱回収器(第1熱交換器に相当)
8a 第2導入路
8b 第2還流路
9 ヒータコア(第2熱交換器に相当)
10 EGRクーラ(第3熱交換器に相当)
10a EGRクーラの入口
10b EGRクーラの出口
10c EGRクーラに対する連通路の接続部
11 連通路
12 三方分岐通路
15 リザーブタンク
16 冷却水通路
17 エア通路

Claims (3)

  1. 内燃機関よりも低い位置に設置されて内燃機関の冷却水と熱交換する第1熱交換器と、内燃機関のウォータージャケットのシリンダブロック側の入口寄りに設置されるウォーターポンプと、ウォーターポンプ作動時に内燃機関のウォータージャケットのシリンダヘッド側の出口から流出される冷却水を第1熱交換器に流入させるための導入路と、ウォーターポンプ作動時に第1熱交換器を通過した冷却水を前記ウォータージャケットのシリンダブロック側の入口に戻すための還流路と、前記導入路に設置される第2熱交換器と、前記還流路に設置される第3熱交換器と、内燃機関のウォータージャケットに冷却水を注水可能にかつ前記ウォータージャケットの上方位置からエアを回収可能に設置されるリザーブタンクとを備え、
    前記リザーブタンクは、前記各要素のなかで最も高い位置に配置され、前記第2熱交換器と前記第3熱交換器とは、水平方向に並んだ状態で、前記リザーブタンクと前記内燃機関との間の高さ位置に配置され、
    前記導入路において第1熱交換器の入口寄り部位が、前記還流路において第1熱交換器の出口寄り部位よりも鉛直方向の下側に配置され、
    前記第3熱交換器の鉛直方向下側部位と、前記導入路において前記第2熱交換器から第1熱交換器までの間とが連通路で接続され、
    前記リザーブタンクの容積が、前記第2、第3熱交換器の各容積と、前記導入路において前記第2熱交換器の入口寄り領域および出口寄り領域の各容積と、前記還流路において前記第3熱交換器の入口寄り領域および出口寄り領域の各容積との合計より大きく設定され
    前記導入路において前記第2熱交換器の前記入口寄り領域および前記出口寄り領域とは、前記導入路において前記第3熱交換器に対する前記連通路の接続部よりも鉛直方向の上側に配置されている部分のことであり、
    また、前記還流路において前記第3熱交換器の前記入口寄り領域および前記出口寄り領域とは、前記還流路において前記第3熱交換器に対する前記連通路の接続部よりも鉛直方向の上側に配置されている部分のことである、ことを特徴とする内燃機関の冷却装置。
  2. 請求項1に記載の内燃機関の冷却装置において、
    前記ウォーターポンプは、電動機により作動される電動式ウォーターポンプとされる、ことを特徴とする内燃機関の冷却装置。
  3. 請求項1または2に記載の内燃機関の冷却装置において、
    ォーターポンプ作動時に内燃機関のウォータージャケットのシリンダヘッド側の出口からラジエータに冷却水を流入させるための導入路と、ウォーターポンプ作動時にラジエータから内燃機関のウォータージャケットのシリンダブロック側の入口に冷却水を戻すための還流路と、この還流路において前記ウォーターポンプよりもラジエータ寄りに設置されかつ冷却水の温度が基準値より低いときに閉弁する一方で、冷却水の温度が基準値より高いときに開弁するサーモスタットとを備えている、ことを特徴とする内燃機関の冷却装置。
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