JP2005220828A - 車両用エンジンの冷却装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ラジエータ73、車室空調用ヒータ33、及びオイル熱交換器6を含む車両用エンジンの冷却装置において、コストを抑制しつつ、ヒータ性能の確保とオイル熱交換器のウォーマ・クーラ機能の確保とを実現する。
【解決手段】エンジンオイル又は自動変速機オイルの少なくとも一方と冷却水との間の熱交換を行う熱交換器6を、ボトムバイパス経路8の途中に介設する。ボトムバイパス経路8における熱交換器6の下流側を2つに分岐して、その分岐経路84を、ヒータ経路3におけるヒータ33の下流に接続、又は、ラジエータ経路7におけるラジエータ73の下流にラジエータ経路側からボトムバイパス経路側への逆流を阻止するチェックバルブ91を介して接続する。
【選択図】図5

Description

本発明は、車両用エンジンの冷却装置に関する。
ラジエータと車室空調用ヒータとを含む冷却装置として、エンジン本体内に形成されたウォータジャケットの流入口にウォータポンプを設け、その流出口にウォータアウトレット部材を取り付け、そのウォータアウトレット部材とウォータポンプ吸込口とを連結するラジエータ経路とヒータ経路とのそれぞれにおいて、冷却水を循環させる装置が知られている。こうした冷却装置においては、上記ラジエータをバイパスするボトムバイパス経路と、上記ウォータポンプの吸込口に設けたサーモスタット弁とをさらに備えていて、エンジン冷間時には上記サーモスタット弁が上記ボトムバイパス経路側を開弁しかつラジエータ経路を閉弁して、上記ボトムバイパス経路によって冷却水を循環させる一方で、エンジン温間時には上記サーモスタット弁が上記ボトムバイパス経路側を閉弁しかつラジエータ経路を開弁して、上記ラジエータ経路によって冷却水を循環させるようにしている。
さらに近年、燃費向上を目的として、自動変速機オイル(以下、ATFとも言う)のウォーマ・クーラ(熱交換器)を備えた冷却装置が知られている(例えば特許文献1,2参照)。
具体的に、上記特許文献1には、車室空調用のヒータが介設されたヒータ経路において、該ヒータとATF熱交換器とを直列に配設した冷却装置が開示されている。また、上記特許文献2には、上記ヒータ経路のヒータをバイパスするバイパス経路をさらに設け、そこにATF熱交換器を介設することによって、上記ヒータとATF熱交換器とを並列に配設した冷却装置が開示されている。
特開2002−47935号公報 特開2002−323117号公報
ところが、上記ヒータや熱交換器は共に流路抵抗が大きく、特許文献1に開示されているヒータ・熱交換器の直列構成では、ヒータにおける冷却水の流量が低下してしまい、それによってヒータ性能が低下してしまうという不都合がある。
一方、特許文献2に開示されているヒータ・熱交換器の並列構成では、ヒータ経路の途中を分岐させているため、熱交換器側に流れる分だけヒータを流れる冷却水の流量は小さくなる。また、上記ヒータ経路を形成するヒータパイプ及びヒータリターンパイプが接続される上記ウォータアウトレット部材のヒータ流出ポート及びサーモスタットハウジングのヒータ流入ポートの径は、ラジエータ経路用の流出・流入ポートの径に比べて小さく、ヒータ経路を流れる冷却水の流量はもともと小さいこともあり、この並列構造でもヒータ性能の向上は望めない。
また、上記熱交換器をオイルのウォーマ・クーラとして機能させるには、上記エンジンの冷間時及び温間時のいずれにおいても冷却水を流さなければならない。そうした熱交換器のウォーマ・クーラ機能の確保と、ヒータ性能の確保とを実現するために、例えばウォータアウトレット部材の流出ポート構成を変更したり、必要に応じて電気的に制御する開閉バルブや切替バルブ等を用いることも考えられる。しかしその場合、エンジンの設計変更やコスト増大を招くことになる。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ラジエータ、車室空調用ヒータ、及びオイル熱交換器を含む車両用エンジンの冷却装置において、コストを抑制しつつ、ヒータ性能の確保とオイル熱交換器のウォーマ・クーラ機能の確保とを実現することにある。
本発明の冷却装置は、エンジン本体内に形成されたウォータジャケットに冷却水を通すことによって該エンジン本体の冷却を行う車両用エンジンの冷却装置である。
上記冷却装置は、上記ウォータジャケット流入口に設けられたウォータポンプと、上記ウォータジャケット流出口と上記ウォータポンプの吸込口とを連結する経路であって、その途中にラジエータが介設されたラジエータ経路と、上記ウォータジャケット流出口と上記ウォータポンプの吸込口とを連結して、上記ラジエータをバイパスするボトムバイパス経路と、上記ウォータポンプの吸込口、上記ラジエータ経路の下流端、及びボトムバイパス経路の下流端の間に介設される弁であって、エンジン冷間時には上記ボトムバイパス経路側を開弁しかつラジエータ経路を閉弁する一方、エンジン温間時には上記ボトムバイパス経路側を閉弁しかつラジエータ経路を開弁するサーモスタット弁と、上記ウォータジャケット流出口と上記ウォータポンプの吸込口とを連結する経路であって、その途中に車室空調用ヒータが介設されたヒータ経路と、エンジンオイル及び自動変速機オイルの少なくとも一方と上記冷却水との間で熱交換を行う熱交換器であって、上記ボトムバイパス経路の途中に介設された熱交換器と、を備える。
そして、上記ボトムバイパス経路における上記熱交換器の下流側を2つに分岐して、その分岐経路を、上記ヒータ経路におけるヒータの下流に接続、又は、上記ラジエータ経路側からボトムバイパス経路側への逆流を阻止するチェックバルブを介して上記ラジエータ経路におけるラジエータの下流に接続する。
この構成によると、ラジエータ経路は、上記エンジン本体のウォータジャケット流出口からラジエータ、サーモスタット弁を介して、ウォータジャケット流入口に設けられたウォータポンプに至る。また、上記ラジエータ経路に対して並列に設けられたボトムバイパス経路は、上記ウォータジャケット流出口からサーモスタット弁を介して上記ウォータポンプに至る。
上記サーモスタット弁は、エンジン冷間時には上記ボトムバイパス経路側を開弁しかつ、ラジエータ経路を閉弁する一方、エンジン温間時には上記ボトムバイパス経路側を閉弁しかつ、ラジエータ経路を開弁する。これにより、エンジン冷間時には、冷却水がウォータジャケット流出口からボトムバイパス経路を経由して上記ウォータポンプに流れる。その結果、上記冷却水はラジエータにおいて冷却されずエンジンの暖機を早めることができる。一方、エンジン温間時には、冷却水がウォータジャケット流出口からラジエータ経路を経由して上記ウォータポンプに流れ、上記冷却水はラジエータによって冷却される。
また、上記エンジン本体のウォータジャケット流出口と上記ウォータポンプとを連結しるヒータ経路に車室空調用(暖房用)ヒータが介設され、これによって、上記ラジエータ経路又はボトムバイパス経路とは別に、上記エンジン本体とヒータとの間で冷却水が循環する回路が形成される。
そして、上記ボトムバイパス経路には、エンジンオイル及び自動変速機オイルの少なくとも一方と冷却水との間で熱交換を行う熱交換器が介設されている。上述したように、エンジン冷間時には上記ボトムバイパス経路を冷却水が流れるため、オイルよりも早く昇温する冷却水とオイルとの間で熱交換が行われ、上記オイルは早期に昇温される。それによって、エンジン及び/又は自動変速機のフリクションが低減し、燃費が向上する。
また、上記ボトムバイパス経路において、熱交換器の下流側(熱交換器とサーモスタット弁との間)が分岐していて、その分岐経路は、上記ヒータ経路におけるヒータ下流に接続、又は、上記ラジエータ経路側からボトムバイパス経路側への逆流を阻止するチェックバルブを介して上記ラジエータ経路におけるラジエータ下流に接続される。
上記分岐経路をヒータ経路におけるヒータ下流に接続した場合は、温間時にサーモスタット弁によってボトムバイパス経路側が閉弁されたときでも、ボトムバイパス経路を冷却水が流れて、オイルと冷却水との間で熱交換が行われる。この場合、冷却水温度とオイル温度との高低に応じて、上記熱交換器はウォーマ又はクーラとして機能する。尚、分岐経路をヒータ経路の下流側に接続することによってヒータを流れる流量は低下するが、温間時には高いヒータ性能は要求されないため、そのことによる不都合は生じない。また、上記分岐経路をヒータ経路におけるヒータ下流に接続した場合は、冷間時においてもその分岐経路を介してヒータ下流に冷却水が流れることになるが、例えば分岐経路の径をボトムバイパス経路の径に比べて小径とすることによって、ヒータ経路への流量を抑えることが可能であり、それによって、所望のヒータ性能を確保することが可能になる。尚、分岐経路上にチェックバルブ等を介設して、バイパス経路からヒータ経路への流れを阻止してもよい。
これに対し、上記分岐経路をラジエータ経路におけるラジエータ下流に接続した場合は、温間時にサーモスタット弁によってボトムバイパス経路側が閉弁されたときでも、チェックバルブを介してラジエータ経路側に冷却水が流れる。これによって、熱交換器においてオイルと冷却水との間で熱交換が行われる。つまり、熱交換器はウォーマ又はクーラとして機能する。尚、温間時においてラジエータ経路側からボトムバイパス経路側への逆流はチェックバルブによって阻止される。一方、上記分岐経路をラジエータ経路におけるラジエータ下流に接続した場合は、冷間時にラジエータ経路側に冷却水が流れることはない。
こうして、ラジエータ、室内空調用ヒータ及び熱交換器を含む冷却装置において、その熱交換器をボトムバイパス経路に介設することによって、上記ヒータを流れる冷却水流量が低下することが防止され、特に冷間時において所望のヒータ性能を確保することができる。
また、上記ボトムバイパス経路における熱交換器の下流側を分岐して、その分岐経路を上記ヒータ経路又は上記ラジエータ経路に接続することによって、上記熱交換器をオイルのウォーマ・クーラとして機能させることができる。
また、上記冷却装置は、ボトムバイパス経路に熱交換器を介設すると共に、経路の分岐及び合流をするだけの構成であるため、熱交換器を含まない従来の冷却装置からの変更箇所が少なく、コストの増大を抑制することが可能である。
上記冷却装置は、上記エンジン本体に取り付けられて上記ウォータジャケット流出口と連通すると共に、上記ラジエータ経路用、ヒータ経路用、及びボトムバイパス経路用の3つの流出ポートを有するウォータアウトレット部材と、上記エンジン本体に設けられて上記ウォータポンプの吸込口と連通すると共に、上記ラジエータ経路用、ヒータ経路用、ボトムバイパス経路用の3つの流入ポートを有する、上記サーモスタット弁が内蔵されたサーモスタットハウジングと、をさらに備えるようにして、上記ラジエータ経路、ヒータ経路、及びボトムバイパス経路をそれぞれ、上記ラジエータ、ヒータ、及び熱交換器と、上記ウォータアウトレットの各ポート及びサーモスタットハウジングの各ポートとに接続される冷却水パイプによって形成し、上記分岐経路を、上記ボトムバイパス経路を形成するパイプと、上記ヒータ経路又はラジエータ経路を形成するパイプとに接続される冷却水パイプによって形成してもよい。
上記ラジエータ経路用、ヒータ経路用、及びボトムバイパス経路用の3つの流出ポートを有するウォータアウトレット部材は、熱交換器を有しない従来の冷却装置のウォータアウトレット部材と同じものとすることができ、同様に上記ラジエータ経路用、ヒータ経路用、ボトムバイパス経路用の3つの流入ポートを有するサーモスタットハウジングも、熱交換器を有しない冷却装置のサーモスタットハウジングと同じ構成とすることができる。つまり、上記ラジエータ経路、ヒータ経路、ボトムバイパス経路を形成する冷却水パイプの取り回しを、従来の冷却装置から変更するだけで、ヒータ性能及びオイル熱交換器のウォーマ・クーラ機能を確保した冷却装置が構成される。従って、コストの抑制が図られると共に、エンジン本体の共用化も実現する。
また、上記冷却装置は、上記ボトムバイパス経路に接続されて上記熱交換器をバイパスする経路であって、その途中に所定圧力で開弁する圧力リリーフ弁が介設された圧力リリーフ経路をさらに備えてもよい。
上述したように、熱交換器は流路抵抗が高く、ボトムバイパス経路に熱交換器を介設した構成では、特に冷間時において経路内の圧力の増大を招く。その結果、例えば配管の接続部分で抜け等が生じる虞がある。
そこで、上記熱交換器をバイパスする圧力リリーフ経路をさらに備え、その圧力リリーフ経路に圧力リリーフ弁を介設する。これにより、冷間時においては、経路内の圧力が低いときには、圧力リリーフ弁が閉じ、ボトムバイパス経路を流れる冷却水が全て熱交換器を通るため、熱交換効率が高まる。一方、経路内の圧力が高くなれば圧力リリーフ弁が開くことによって経路内の圧力が低下し、接続部分での配管抜け等が防止される。
以上説明したように、本発明の車両用エンジンの冷却装置は、ボトムバイパス経路に熱交換器を介設することによって、ヒータ経路に設けた車室空調用ヒータの性能の低下を防止することができる。また、上記熱交換器の下流側を分岐させて、その分岐経路をヒータ経路又はラジエータ経路に接続することによって、上記熱交換器をオイルウォーマ・クーラとして機能させることができる。しかも、ヒータ性能の確保と熱交換器のウォーマ・クーラ機能の確保とが、配管の取り回しを変更するだけで実現するため、コストの抑制及びエンジンの共用化を図ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係るエンジン1の概略構成を示している。このエンジン1は、図示は省略するが、その本体部の長手方向であるエンジン前後方向(図1の紙面左手前から右奥に向かう方向)に4つの気筒が前側(図1の手前側)から後側(図1の奥側)に向かって順番に並設された直列4気筒エンジンであり、クランク軸が車幅方向となるようにエンジンルーム内に横置きに配置される。上記エンジン1の後側には、自動変速機2が配設される。
同図において、11はシリンダブロック、12はシリンダブロック11の上側に配設されるシリンダヘッド、13はシリンダヘッド12の上側に配設されるシリンダヘッドカバー、14は上記エンジンの左側(エンジンの後側から前側を見たときの左側であって、図1の手前側)に配設されて上記各気筒(燃焼室)内に吸気を導入する吸気マニホールドであり、エンジン1の右側(エンジンの後側から前側を見たときの右側であって、図1の奥側)には、図示は省略するが排気系が設けられる。
上記シリンダブロック11及びシリンダヘッド12からなるエンジン本体10の内部には、ウォータジャケット(図示省略)が形成されている。このウォータジャケットの流入口にはウォータポンプ16の吐出口が接続される。ウォータポンプ16は、上記シリンダブロック11の左側面における上部前側位置に配設されていて、エンジン1の前側に配設されたクランクプーリ15に対してVベルト(図示省略)により駆動連結されている。こうして、上記ウォータポンプ16はクランクシャフトによって駆動される。
また、上記シリンダブロック11の左側面における上部前側位置には、上記ウォータポンプ16の吸込口に連通するサーモスタットハウジング4が設けられている。このサーモスタットハウジングは3つの流入ポート41,42,43を有していると共に、そのハウジング内にはサーモスタット弁が内蔵されている。
より詳細に、上記サーモスタットハウジング4は、図1,2に示すように、上記シリンダブロック11の左側面に凹設されて上記ウォータポンプ16の吸込口に連通する凹部46と、取付フランジ44を有するサーモスタット弁45とからなり、上記凹部46の開口に取付フランジ44が取り付けられることによって、サーモスタット弁45が凹部46内に内蔵されて構成される。上記サーモスタットハウジング4は、その上面側に開口したバイパス流入ポート41を有していると共に、上記取付フランジ44から外方に突出するヒータ流入ポート42と、ラジエータ流入ポート43との2つのポートを有していて、合計3つの流入ポートを有している。
上記サーモスタット弁45は、例えばワックス型であって、冷却水温度が低いときにはワックスが収縮してスプリングの付勢力により、弁体がスプリングの軸方向に移動して上記ラジエータ流入ポート43を閉じると共に上記バイパス流入ポート41を開く。一方、冷却水温度が所定温度以上になると、ワックスの膨張によって弁体がスプリングの軸方向に移動して上記ラジエータ流入ポート43を開くと共に、上記バイパス流入ポート41を閉じる。こうして上記サーモスタット弁45は、冷却水温度に応じて上記バイパス流入ポート41とラジエータ流入ポート43とを択一的に開弁して、バイパス流入ポート41又はラジエータ流入ポート43をウォータポンプ16に連通させる。尚、ヒータ流入ポート42には開閉弁がなく、常にウォータポンプ16に連通した状態となっている。
上記シリンダヘッド12の後側面には、図1,3に示すように、ウォータアウトレット部材5が取り付けられている。このウォータアウトレット部材5は、図4に示すように、上記シリンダヘッド12に取り付けられるフランジ51とこのフランジ51から外方に突出する本体部52とからなる。上記本体部52には、上記ウォータジャケットの流出口17に連通し、エンジン後方に延びる共通流路53が形成されており、この共通流路53の先端部には、エンジン右側(車両の後側)に延びて開口するヒータ流出ポート54と、エンジン左側(車両の前側)に延びて開口するラジエータ流出ポート55とが設けられている。また、上記共通流路53の流れ方向中間部には、その共通流路53の下部に連通すると共に、車両の前側に延びて開口するバイパス流出ポート56が設けられており、上記ウォータアウトレット部材5は、合計3つの流出ポートを有している。尚、ヒータ流出ポート54は、ラジエータ流出ポート55に比べて小径とされている。
上記エンジン本体10と自動変速機2との境界近傍における、上記シリンダブロック11の左側面の下部位置には、図1に示すように、略円筒形状を有するATFウォーマ・クーラ6が配設されている。このATFウォーマ・クーラ6は、冷却水と自動変速機オイル(ATF)との間で熱交換を行うものであり、その前端面にはオイル流入ポート61とオイル流出ポート62との2つオイルポートが形成されている。このオイル流入ポート61には、上記自動変速機2の側部に接続されると共に、この自動変速機2からATFウォーマ・クーラ6に向かってオイルが流れるオイルパイプ63が接続され、上記オイル流出ポート62には、上記自動変速機2の側部に接続されると共に、ATFウォーマ・クーラ6から自動変速機2に向かってオイルが流れるオイルリターンパイプ64が接続されている。
また、上記ATFウォーマ・クーラ6の周側面には、冷却水流入ポート65と冷却水流出ポート66との2つの冷却水ポートが形成されており、詳しくは後述するが、上記冷却水流入ポート65には、上記ATFウォーマ・クーラ6に冷却水を流入させるバイパスパイプ81が、上記冷却水流出ポート66には、上記ATFウォーマ・クーラ6から冷却水を流出させるバイパスリターンパイプ82が、それぞれ接続される。
次に、上記冷却装置の配管構成について、図1,3,5を参照しながら説明する。
上記ウォータアウトレット部材5のヒータ流出ポート54には、ヒータパイプ31の一端が接続されている。このヒータパイプ31は車両の後側に延びていて、図1では図示を省略する車室空調用ヒータ33に、その他端が接続される。また、この車室空調用ヒータ33には、ヒータリターンパイプ32の一端が接続されており、このヒータリターンパイプ32は、上記ヒータパイプ31に沿って配設されて、上記ウォータアウトレット部材5の下側を通り、図1に示すように、エンジン1の左側面まで延びている。尚、図1では、ヒータリターンパイプ32の一部の図示を省略している。このヒータリターンパイプ32の他端は、上記サーモスタットハウジング4のヒータ流入ポート42に接続される。
上記ウォータアウトレット部材5のラジエータ流出ポート55には、ラジエータパイプ71の一端が接続されていて、このラジエータパイプ71の他端は、図1では図示を省略するが、車両の前端位置に配設されたラジエータ73に接続されている。このラジエータ73にはラジエータリターンパイプ72の一端が接続されていて、その他端は、上記サーモスタットハウジング4のラジエータ流入ポート43に接続されている。
上記ウォータアウトレット部材5のバイパス流出ポート56には、バイパスパイプ81の一端が接続されており、このバイパスパイプ81の他端は上記ATFウォーマ・クーラ6の冷却水流入ポート65に接続されている。また、このATFウォーマ・クーラ6の冷却水流出ポート66には、バイパスリターンパイプ82の一端が接続されていて、このバイパスリターンパイプ82の他端は、上記サーモスタットハウジング4のバイパス流入ポート41に接続されている。上記バイパスリターンパイプ82には、その途中に分岐管83が介設されていて、その分岐管83に接続された分岐バイパスリターンパイプ84は、上記ヒータリターンパイプ32に介設された合流管34に接続されている。これによって、分岐バイパスリターンパイプ84は上記サーモスタットハウジング4のヒータ流入ポート42に接続されることになる。尚、この分岐バイパスリターンパイプ84は、上記バイパスリターンパイプ82と比較して小径となっている。
こうして、上記ヒータパイプ31、ヒータ33、及びヒータリターンパイプ32によって、ウォータジャケット流出口17と上記ウォータポンプ16の吸込口とを連結するヒータ経路3が形成され、上記ラジエータパイプ71、ラジエータ73、及びラジエータリターンパイプ72によって、ウォータジャケット流出口17と上記ウォータポンプ16の吸込口とを連結するラジエータ経路7が形成される。
また、上記バイパスパイプ81、ATFウォーマ・クーラ6、及びバイパスリターンパイプ82によって、上記ラジエータをバイパスするボトムバイパス経路8が形成され、このボトムバイパス経路8におけるATFウォーマ・クーラ6の下流側が分岐して、その分岐経路(分岐バイパスリターンパイプ84)が上記ヒータ経路3のヒータ33よりも下流側に接続されることになる。
この冷却装置では、上記ウォータポンプ16の吸込口と、上記ラジエータ経路7の下流端及びボトムバイパス経路8の下流端との間には、サーモスタット弁45が介設されているため、上述したように、エンジン冷間時には上記ボトムバイパス経路8が開弁されかつラジエータ経路7が閉弁される。これによって冷却水は、ウォータジャケット、ウォータアウトレット部材5、バイパスパイプ81、ATFウォーマ・クーラ6、バイパスリターンパイプ82、サーモスタットハウジング4、及びウォータポンプ16の順に流れて循環する。こうして、ATFウォーマ・クーラ6において、比較的早期に昇温する冷却水とATFとの間で熱交換が行われて、ATFが早期に昇温する。また、冷却水は、ウォータジャケット、ウォータアウトレット部材5、ヒータパイプ31、ヒータ33、ヒータリターンパイプ32、サーモスタットハウジング4、及びウォータポンプ16の順に流れて循環し、ヒータ33において熱交換が行われる。このとき、上記分岐バイパスリターンパイプ84が、上記ヒータリターンパイプ32に接続されていることで、ボトムバイパス経路8からヒータ経路3への冷却水の流れが生じるが、上記分岐バイパスリターンパイプ84は、バイパスリターンパイプ82に比べて小径であるため、分岐バイパスリターンパイプ84を介してボトムバイパス経路8からヒータ経路3へ流れる冷却水の流量は僅かとなる。その結果、上記ヒータ経路3の冷却水流量が低下することなく、所望のヒータ33性能が確保される。
一方、エンジン温間時には上記ボトムバイパス経路8が閉弁されかつラジエータ経路7が開弁される。これによって冷却水は、ウォータジャケット、ウォータアウトレット部材5、ラジエータパイプ71、ラジエータ73、ラジエータリターンパイプ72、サーモスタットハウジング4、及びウォータポンプ16の順に流れて循環する。こうして、冷却水はラジエータ73によって冷却される。また、分岐バイパスリターンパイプ84が、上記ヒータリターンパイプ32に接続されていることで、エンジン温間時でも、ボトムバイパス経路8に冷却水が流れる。これによって、ATFウォーマ・クーラ6において冷却水とATFとの間で熱交換が行われ、このATFウォーマ・クーラ6は、冷却水温度がATF温度よりも高いときにはATFウォーマとして、冷却水温度がATF温度よりも低いときにはATFクーラとして機能する。さらに、上述したように、エンジン温間時にも、ボトムバイパス経路8からヒータ経路3に冷却水が流れるが、温間時には高いヒータ33性能が要求されないため、そのことによる不都合は生じない。
こうして、所望のヒータ性能を確保しつつ、ATFウォーマ・クーラ6としての機能を確保することができる。
また、上記ウォータアウトレット部材5及びサーモスタットハウジング4はそれぞれ3ポートを有しており、これは、従来のウォータアウトレット部材5及びサーモスタットハウジング4から設計変更されていない。つまり、上記冷却装置は、ウォータアウトレット部材5及びサーモスタットハウジング4を従来のものと同じとしながら、ボトムバイパス経路8にATFウォーマ・クーラ6を介設しかつ、バイパスリターンパイプ82から分岐してヒータリターンパイプ32に合流する分岐バイパスリターンパイプ84を追加するだけで実現する。その結果、コストの抑制と、エンジン1の共用化とを図ることができる。
(実施の形態2)
図6は、本発明の実施の形態2に係る冷却装置の配管構成を示す。この冷却装置は、実施の形態1の冷却装置と比較して、ボトムバイパス経路8にATFウォーマ・クーラ6を介設する点、その下流側を分岐させる点は同じであるが、その分岐バイパスリターンパイプ84をチェックバルブ91を介してラジエータ経路7におけるラジエータ73の下流に接続している点が、上記実施の形態1の冷却装置と異なる。
尚、実施の形態2に係る冷却装置において、実施の形態1の冷却装置と同じ構成については、同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
上記チェックバルブ91は、ボトムバイパス経路8からラジエータ経路7に向かう流れを許容し、その逆方向の流れを阻止するものである。
また、上記の冷却装置では、上記バイパスパイプ81の途中で分岐して、上記バイパスリターンパイプ82に合流する圧力リリーフパイプ92がさらに設けられていて、その圧力リリーフパイプ92には、所定圧力で開弁する圧力リリーフ弁93が介設されている。この圧力リリーフパイプ92及び圧力リリーフ弁93によって圧力リリーフ経路9が形成される。
この冷却装置でも、エンジン冷間時には、サーモスタット弁45によって上記ボトムバイパス経路8が開弁されかつラジエータ経路7が閉弁されるため、冷却水はボトムバイパス経路8を流れて、ATFウォーマ・クーラ6においてATFが昇温される。ATFウォーマ・クーラ6を通過した冷却水は、サーモスタットハウジング4に流れる。
また、上記冷却水はヒータ経路3を通って、ヒータ33において熱交換が行われるが、このヒータ経路3の冷却水流量が低下することがなく、所望のヒータ性能が確保される。
一方、エンジン温間時には、サーモスタット弁45によって上記ボトムバイパス経路8が閉弁されかつラジエータ経路7が開弁されるため、冷却水はラジエータ経路7を流れ、それによって、その冷却水はラジエータ73において冷却される。このとき、ラジエータ経路7におけるラジエータ73の下流側には、分岐バイパスリターンパイプ84が接続されているが、その接続部分にチェックバルブ91が介設されているため、ラジエータ経路7からボトムバイパス経路8への冷却水の流れは阻止される。一方、サーモスタット弁45によって閉弁されているものの、分岐バイパスリターンパイプ84がラジエータ経路7に接続されていることによって、上記ボトムバイパス経路8には冷却水が流れ、それによって、上記ATFウォーマ・クーラ6を、ATFウォーマ又はATFクーラとして機能させることができる。
こうして、所望のヒータ性能を確保しつつ、ATFウォーマ・クーラ6の機能を確保することができる。しかも、この冷却装置も、ウォータアウトレット部材5及びサーモスタットハウジング4は従来のものと同じでありながら、バイパスリターンパイプ82から分岐して、ラジエータリターンパイプ72に合流する分岐バイパスリターンパイプ84及び比較的安価なチェックバルブ91を設けるだけで実現する。その結果、コストの抑制と、エンジンの共用化とを図ることができる。
また、上記冷却装置では、ボトムバイパス経路8をバイパスする圧力リリーフ経路9を設けていることにより、配管の抜けを防止することができる。つまり、ATFウォーマ・クーラ6の流路抵抗は比較的大きいため、エンジン冷間時であって、冷却水がボトムバイパス経路8を流れるときは、その冷却水の循環が抑制される。冷却水の循環が抑制されることによって、パイプ内の圧力の上昇によって配管の抜けが生じる虞がある。そこで、上記圧力リリーフ経路9に圧力リリーフ弁93を介設することによって、パイプ内の圧力が低いときには、上記圧力リリーフ弁93を閉弁することによって、冷却水がATFウォーマ・クーラ6側に流れて熱交換効率が高まる一方、パイプ内の圧力が高くなれば、上記圧力リリーフ弁93が開弁して圧力を低下させ、それによって、配管の抜け等を防止することができる。
尚、実施の形態1に係る冷却装置においても、ボトムバイパス経路8をバイパスする圧力リリーフ経路9を設けて、その経路上に圧力リリーフ弁93を介設させることができる。
また、ATFウォーマ・クーラ6に代えて、エンジンオイルの熱交換器をボトムバイパス経路8に介設してもよい。また、ATFウォーマ・クーラ6とエンジンオイルの熱交換器とを、ボトムバイパス経路8に直列に介設することも可能である。
実施の形態1に係るエンジンの斜視図である。 サーモスタット弁45ハウジングの断面図である。 ウォータジャケットの流出側の部分を拡大して示すエンジンの斜視図である。 ウォータアウトレット部材の断面図である。 実施の形態1に係る冷却装置の配管図である。 実施の形態2に係る冷却装置の配管図である。
符号の説明
1 エンジン
10 エンジン本体
11 シリンダブロック
12 シリンダヘッド
16 ウォータポンプ
3 ヒータ経路
31 ヒータパイプ
32 ヒータリターンパイプ
33 車室空調用ヒータ
4 サーモスタットハウジング
41 バイパス流入ポート
42 ヒータ流入ポート
43 ラジエータ流入ポート
45 サーモスタット弁
5 ウォータアウトレット部材
54 ヒータ流出ポート
55 ラジエータ流出ポート
56 バイパス流出ポート
6 ATFウォーマ・クーラ(熱交換器)
7 ラジエータ経路
71 ラジエータパイプ
72 ラジエータリターンパイプ
73 ラジエータ
8 ボトムバイパス経路
81 バイパスパイプ
82 バイパスリターンパイプ
84 分岐バイパスリターンパイプ(分岐経路)
9 圧力リリーフ経路
91 チェックバルブ
92 圧力リリーフパイプ
93 圧力リリーフ弁


Claims (3)

  1. エンジン本体内に形成されたウォータジャケットに冷却水を通すことによって該エンジン本体の冷却を行う車両用エンジンの冷却装置であって、
    上記ウォータジャケット流入口に設けられたウォータポンプと、
    上記ウォータジャケット流出口と上記ウォータポンプの吸込口とを連結する経路であって、その途中にラジエータが介設されたラジエータ経路と、
    上記ウォータジャケット流出口と上記ウォータポンプの吸込口とを連結して、上記ラジエータをバイパスするボトムバイパス経路と、
    上記ウォータポンプの吸込口、上記ラジエータ経路の下流端、及びボトムバイパス経路の下流端の間に介設される弁であって、エンジン冷間時には上記ボトムバイパス経路側を開弁しかつラジエータ経路を閉弁する一方、エンジン温間時には上記ボトムバイパス経路側を閉弁しかつラジエータ経路を開弁するサーモスタット弁と、
    上記ウォータジャケット流出口と上記ウォータポンプの吸込口とを連結する経路であって、その途中に車室空調用ヒータが介設されたヒータ経路と、
    エンジンオイル及び自動変速機オイルの少なくとも一方と上記冷却水との間で熱交換を行う熱交換器であって、上記ボトムバイパス経路の途中に介設された熱交換器と、を備え、
    上記ボトムバイパス経路における上記熱交換器の下流側は2つに分岐しており、その分岐経路は、上記ヒータ経路におけるヒータの下流に接続、又は、上記ラジエータ経路側からボトムバイパス経路側への逆流を阻止するチェックバルブを介して上記ラジエータ経路におけるラジエータの下流に接続されている冷却装置。
  2. 請求項1に記載の冷却装置において、
    上記エンジン本体に取り付けられて上記ウォータジャケット流出口と連通すると共に、上記ラジエータ経路用、ヒータ経路用、及びボトムバイパス経路用の3つの流出ポートを有するウォータアウトレット部材と、
    上記エンジン本体に設けられて上記ウォータポンプの吸込口と連通すると共に、上記ラジエータ経路用、ヒータ経路用、ボトムバイパス経路用の3つの流入ポートを有する、上記サーモスタット弁が内蔵されたサーモスタットハウジングと、をさらに備え、
    上記ラジエータ経路、ヒータ経路、及びボトムバイパス経路はそれぞれ、上記ラジエータ、ヒータ、及び熱交換器と、上記ウォータアウトレットの各ポート及びサーモスタットハウジングの各ポートとに接続される冷却水パイプによって形成され、
    上記分岐経路は、上記ボトムバイパス経路を形成するパイプと、上記ヒータ経路又はラジエータ経路を形成するパイプとに接続される冷却水パイプによって形成されている冷却装置。
  3. 請求項1に記載の冷却装置において、
    上記ボトムバイパス経路に接続されて上記熱交換器をバイパスする経路であって、その途中に所定圧力で開弁する圧力リリーフ弁が介設された圧力リリーフ経路をさらに備えている冷却装置。
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