JP5556114B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成組立体用いた画像形成装置に関する。
従来の画像形成装置としては例えば特許文献1に示すものが既に提示されている。
特許文献1は、画像形成装置に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、プロセスカートリッジは感光体と感光体に作用する少なくとも一つの電子写真プロセス手段とを有し、感光体の軸線に平行に、他のプロセスカートリッジとの結合部として、ピンと穴を有している態様が開示されている。
特開2006−78923号公報(発明を実施するための最良の形態,図4)
本発明は、画像形成装置筐体の受部に対する装着操作性を良好に保つことが可能な画像形成組立体用いた画像形成装置を提供するものである。
請求項1に係る発明は、画像形成装置筐体に予め形成された受部と、この受部に挿脱自在に設けられ且つ転写媒体に対して画像を形成する画像形成組立体とを備え、前記受部は、その底面に設けられ且つ画像形成組立体の挿脱方向に沿って画像形成組立体を案内する案内部と、この案内部の案内方向奥側に設けられる位置決め部とを有し、前記画像形成組立体は、画像を形成する要素が収容され且つ前記画像形成装置筐体の受部に挿脱される組立体容器と、この組立体容器の底部に設けられ且つ前記受部の底面案内部に係わって案内される被案内部と、前記組立体容器の挿脱方向における挿入側端部に突出して設けられ且つ前記受部の予め決められた装着位置まで組立体容器を挿入したときに前記位置決め部に位置決めされる被位置決め部と、前記組立体容器の底部のうち前記被案内部とは異なる部位に設けられ、前記受部の装着位置に向かって前記組立体容器を挿入したときに、前記受部の底面に接触して移動し、かつ、前記組立体容器の姿勢を当該組立体容器の被位置決め部側が持ち上がるように調整した状態で、前記位置決め部に対して前記被位置決め部を挿入可能とする挿入姿勢調整部とを有し、前記案内部は、前記画像形成組立体の挿脱方向に沿って複数配列される案内突起からなり、前記被案内部は、前記複数の案内突起の配列方向に沿って延び、前記案内突起によって相対移動自在に案内される案内溝からなり、前記挿入姿勢調整部は前記組立体容器の底部のうち前記被位置決め部寄りに設けられる突起であることを特徴とする画像形成装置である。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る画像形成装置において、前記組立体容器は画像を形成する要素として画像を保持する回転可能な像保持体を収容し、前記被位置決め部は前記像保持体を回転可能に支持する支持部材であることを特徴とする画像形成装置である。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に係る画像形成装置において、前記挿入姿勢調整部は前記組立体容器の挿入方向における中心部よりも前記被位置決め部寄りに設けられていることを特徴とする画像形成装置である。
請求項4に係る発明は、請求項1ないし3いずれかに係る画像形成装置において、前記組立体容器は画像を形成する作像材料のうち画像形成後の残留物が回収可能な回収器を収容しており、前記組立体容器の底部には前記回収器に回収した残留物が排出可能な排出口を開設すると共に、この排出口を塞ぐ開閉自在な開閉蓋を設けたものであり、前記挿入姿勢調整部は前記組立体容器の底部のうち開閉蓋の近傍に設けられていることを特徴とする画像形成装置である。
請求項5に係る発明は、請求項1ないし4いずれかに係る画像形成装置において、前記受部は、前記画像形成組立体が受部の装着位置に装着された状態で、前記挿入姿勢調整部に対応した箇所に当該挿入姿勢調整部が埋没可能な凹所を有し、前記画像形成組立体の配設姿勢を前記位置決め部にて位置決めされた姿勢にするものであることを特徴とする画像形成装置である。
請求項6に係る発明は、請求項5に係る画像形成装置において、前記挿入姿勢調整部及び前記凹所縁部の少なくともいずれか一方は、前記画像形成組立体を装着位置から離脱する際に前記挿入姿勢調整部が前記凹所に埋没した状態から離脱するための案内傾斜部を有していることを特徴とする画像形成装置である。
請求項に係る発明は、請求項1ないし6いずれかに係る画像形成装置において、前記位置決め部は、前記画像形成組立体の前記被位置決め部を下から位置決めした状態で受け止める下側位置決め部材と、前記被位置決め部を上から弾性的に位置決めする上側位置決め部材とを有することを特徴とする画像形成装置である
請求項1に係る発明によれば、本構成を有さない場合に比べて、画像形成装置筐体の受部に対する画像形成組立体の装着操作性を良好に保つほか、簡単な構成で画像形成組立体の挿入姿勢を調整することが可能な画像形成装置を容易に構築することができる。更に、隣り合う画像形成組立体の間隔を狭めた状態で、画像形成装置筐体の受部に対する画像形成組立体の案内性能を良好に保つことができる。
請求項2に係る発明によれば、位置決め構成を簡略化しながら、画像形成装置筐体の受部に対する画像形成組立体の装着操作性を良好に保つことができる。
請求項3に係る発明によれば、本構成を有さない場合に比べて、画像形成組立体の位置決め部位に近い箇所で画像形成組立体の挿入姿勢を調整することができる。
請求項4に係る発明によれば、回収器を備えた画像形成組立体について、画像形成組立体の装着操作時に回収器を開閉する開閉蓋が不必要に邪魔になる事態を有効に回避することができる
請求項に係る発明によれば、本構成を有さない場合に比べて、画像形成装置筐体の受部に対する画像形成組立体の位置決め性能を良好に保つことができる。
請求項に係る発明によれば、画像形成組立体の離脱操作を良好に保つことができる。
請求項に係る発明によれば、画像形成装置筐体の受部に対する画像形成組立体の位置決め性能を良好に保つことができる
本発明が適用された画像形成装置の実施の形態の概要のうち、(a)は画像形成装置筐体の受部に画像形成組立体を装着する前の状態を示す説明図、(b)は画像形成装置筐体の受部の装着位置に画像形成組立体を装着する直前の状態を示す説明図である。 本発明が適用された画像形成装置の実施の形態1の全体構成を示す説明図である。 実施の形態1で用いられる画像形成組立体の詳細を示す説明図である。 実施の形態1で用いられる画像形成組立体の斜視説明図である。 (a)は図4中A方向から見た矢視図、(b)は図4中B方向から見た矢視図である。 実施の形態1で用いられる画像形成装置筐体の受部の詳細を示す説明図である。 (a)は図6に示す画像形成装置筐体の受部に案内部構成を示す説明図、(b)は(a)中B−B線に相当する断面説明図である。 図4中VIII方向から見た矢視図である。 図8に示す画像形成組立体の要部斜視図である。 実施の形態1で用いられる画像形成組立体と廃トナー回収装置との関係を示す説明図である。 実施の形態1で用いられる画像形成組立体の案内挙動過程を示す説明図である。 (a)は実施の形態1で用いられる画像形成組立体が画像形成装置筐体の受部の装着位置に装着されたときの状態を示す説明図、(b)は(a)中B方向から見た矢視図である。 実施の形態1で用いられる画像形成組立体が画像形成装置筐体の受部の装着位置に装着される前の挙動を示す説明図である。 実施の形態1で用いられる画像形成組立体の被位置決め部が画像形成装置筐体の位置決め部に到達する直前の状態を示す説明図である。 図14に示す画像形成組立体の被位置決め部が画像形成装置筐体の位置決め部に位置決めされる直前の状態を示す要部説明図である。 (a)は図13における画像形成装置筐体の受部に対する画像形成組立体の状態を模式的に示す説明図、(b)は画像形成組立体の被位置決め部が画像形成装置筐体の位置決め部に位置決めされたときの画像形成装置筐体の受部に対する画像形成組立体の状態を示す説明図、(c)は(b)中C部拡大説明図である。
◎実施の形態の概要
図1は本発明が適用された画像形成装置の実施の形態の概要を示す説明図であり、(a)は画像形成装置筐体の受部に画像形成組立体を装着する前の状態を示し、(b)は画像形成装置筐体の受部の装着位置に画像形成組立体を装着する直前の状態を示す。
同図において、画像形成装置は、画像形成装置筐体10に予め形成された受部11と、この受部11に挿脱自在に設けられ且つ転写媒体に対して画像を形成する画像形成組立体1とを備えている。
ここで、前記受部11は、その底面に設けられ且つ画像形成組立体1の挿脱方向に沿って画像形成組立体1を案内する案内部12と、この案内部12の案内方向奥側に設けられる位置決め部13とを有している。
一方、前記画像形成組立体1は、画像を形成する要素が収容され且つ前記画像形成装置筐体10の受部11に挿脱される組立体容器2と、この組立体容器2の底部に設けられ且つ前記受部11の底面案内部12に係わって案内される被案内部3と、前記組立体容器2の挿脱方向における挿入側端部に突出して設けられ且つ前記受部11の予め決められた装着位置まで組立体容器2を挿入したときに前記位置決め部13に位置決めされる被位置決め部4と、前記組立体容器2の底部のうち前記被案内部3とは異なる部位に設けられ、前記受部11の装着位置に向かって前記組立体容器2を挿入したときに、前記受部11の底面に接触して移動し、かつ、前記組立体容器2の姿勢を当該組立体容器2の被位置決め部4側が持ち上がるように調整した状態で、前記位置決め部13に対して前記被位置決め部4を挿入可能とする挿入姿勢調整部5とを有している。
そして、本実施の形態の代表的態様としては、前記案内部12は、前記画像形成組立体1の挿脱方向に沿って複数配列される案内突起からなり、前記被案内部3は、複数の案内突起の配列方向に沿って延び、前記案内突起によって相対移動自在に案内される案内溝からなり、前記挿入姿勢調整部5は前記組立体容器2の底部のうち前記被位置決め部4寄りに設けられる突起である態様が挙げられる。
このような技術的手段において、画像形成装置筐体10の受部11については、底面案内部12と位置決め部13とを有するものであれば適宜選定して差し支えない。
この底面案内部12は、受部11の底面に設けられて画像形成組立体1を案内するものであれば適宜選定して差し支えない。
また、位置決め部13については、本願で特に問題にしているのは底面案内部12の案内方向奥側に位置する位置決め部13であるが、「少なくとも底面案内部12の案内方向奥側に設けられた位置決め部」としたのは、通常画像形成組立体1が受部11の装着位置に装着されると、底面案内部12の案内方向手前側でも位置決めする方式が採用されることを考慮したものである。
一方、画像形成組立体1としては、少なくとも画像を形成する要素6(例えば電子写真方式を例に挙げれば、感光体などの像保持体6aや、像保持体6aを帯電する帯電器、像保持体6a上に形成される静電潜像をトナーにて可視像化する現像器、廃トナーを回収する回収器など)を収容する組立体容器2を要する。この組立体容器2としては、一つでもよいし、あるいは、複数に分かれたもの(例えば像保持体組立体と現像組立体)でもよい。
また、被案内部3は、受部11の底面案内部12と係わりを持つものであれば、底面案内部12の構成(案内突起又は案内溝)に応じて適宜選定してよい。
更に、被位置決め部4は、位置決め部13に位置決めされるものであれば適宜選定して差し支えないが、少なくとも組立体容器2の挿入側端部から突出して設けられることを要する。
更にまた、挿入姿勢調整部5としては、案内部12と被案内部3とからなる案内機構とは別の箇所に一箇所設ければよいが、複数設けても差し支えない。また、形態としては組立体容器2の挿入姿勢を持ち上げるように調整するものであれば適宜選定して差し支えないが、突起が代表的である。
次に、画像形成組立体1の代表的態様としては、組立体容器2は画像を形成する要素6として画像を保持する回転可能な像保持体6aを収容し、被位置決め部4が像保持体6aを回転可能に支持する支持部材(軸受部材)であるものが挙げられる。この場合、前記支持部材が被位置決め部4を兼用することから、組立体容器2に被位置決め部4を別途設ける必要がない。
また、挿入姿勢調整部5の代表的態様としての突起は、組立体容器2の挿入姿勢をより大きく調整するという観点からすれば、組立体容器2の底部のうち被位置決め部4寄りに設けるようにすればよい。
更に、組立体容器2としては、画像を形成する作像材料のうち画像形成後の残留物が回収可能な回収器を収容しており、組立体容器2の底部には回収器に回収した残留物が排出可能な排出口を開設すると共に、この排出口を塞ぐ開閉自在な開閉蓋を設けたものがある。
このような態様において、画像形成装置筐体10の受部11に画像形成組立体1を装着するにあたり、開閉蓋との干渉を有効に回避するという観点からすれば、挿入姿勢調整部5は組立体容器2の底部のうち開閉蓋の近傍に設けられていることが好ましい。
また、位置決め部13に対する画像形成組立体1の被位置決め部4の位置決めを良好に保つという観点からすれば、画像形成装置筐体10の受部11としては、画像形成組立体1が受部11の装着位置に装着された状態で、挿入姿勢調整部5に対応した箇所に当該挿入姿勢調整部5が埋没可能な凹所(図示せず)を有し、画像形成組立体1の配設姿勢を位置決め部13にて位置決めされた姿勢にするものが挙げられる。
ここでいう凹所としては有底な凹部は勿論であるが、貫通する孔をも含む。
更に、受部11に凹所を設けた態様の好ましい態様としては、挿入姿勢調整部5及び凹所縁部の少なくともいずれか一方は、画像形成組立体1を装着位置から離脱する際に挿入姿勢調整部5が凹所に埋没した状態から離脱するための案内傾斜部(図示せず)を有しているものが挙げられる。
本態様において、案内傾斜部としては、受部11から画像形成組立体1を離脱するときに、挿入姿勢調整部5が凹所から離脱するように案内する傾斜部を備えていればよい。
更にまた、位置決め部13の好ましい態様としては、画像形成組立体1の被位置決め部4を下から位置決めした状態で受け止める下側位置決め部材と、被位置決め部4を上から弾性的に位置決めする上側位置決め部材とを有するものが挙げられる。
ここで、下側位置決め部材としては例えばV字状位置決め板が挙げられ、上側位置決め部材としてはバネ部材が挙げられる。
また、案内機構(案内部12,被案内部3)の好ましい態様としては、案内部12は画像形成組立体1の挿脱方向に沿って複数配列される案内突起からなり、被案内部3は複数の案内突起の配列方向に沿って延び、案内突起によって相対移動自在に案内される案内溝からなるものが挙げられる。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいて本発明をより詳細に説明する。
◎実施の形態1
―画像形成装置の全体構成―
図2は本発明が適用された画像形成装置の実施の形態1の全体構成を示す。
同図において、画像形成装置は、筐体(以下装置筐体という)21内に四つの色(本実施の形態ではブラック、イエロ、マゼンタ、シアン)の画像形成部22(具体的には22a〜22d)を斜め上方に向かって僅かに傾斜した位置関係にて横方向に配列し、その上方に各画像形成部22の配列方向に沿って循環搬送される中間転写ベルト23を配設する一方、装置筐体21の下方には記録材が供給可能に収容される記録材供給装置24を配設すると共に、装置筐体21の上部には画像形成済みの記録材が排出収容される記録材排出受け26を設け、前記記録材供給装置24からの記録材を略鉛直方向に沿って延びる記録材搬送路25を介して前記記録材排出受け26に排出するようにしたものである。
本実施の形態において、各画像形成部22(22a〜22d)は、図2及び図3に示すように、中間転写ベルト23の循環方向上流側から順に、例えばブラック用、イエロ用、マゼンタ用、シアン用(配列は必ずしもこの順番とは限らない)のトナー像を形成するものであり、例えばドラム状に形成された感光体31と、この感光体31を予め帯電する帯電器32と、この帯電器32にて帯電された感光体31に静電潜像を書き込む露光器33と、感光体31上の静電潜像を各色トナーにて可視像化する現像器34と、感光体31上の残留トナーを清掃する清掃器(回収器に相当)35とを備えている。
ここで、露光器33は、各画像形成部22に対して共通するものであり、露光容器331内に各色成分の半導体レーザ(図示せず)などの光源からの光を偏向ミラー332で偏向走査し、図示外の結像レンズ、ミラーを介して対応する感光体31上の露光位置に光像を導くようにしたものである。
尚、本実施の形態では、感光体31の周囲のうち清掃器35に対して回転方向上流側には感光体31の残留電荷を除去する除電器36が設けられている。
また、中間転写ベルト23は張架ロール231〜233に掛け渡されており、例えば張架ロール231を駆動ロールとして循環移動するようになっている。そして、各感光体31に対応した中間転写ベルト23の裏面には一次転写器51(例えば一次転写ロール)が配設され、この一次転写器51にトナーの帯電極性と逆極性の電圧を印加することで、感光体31上のトナー像を中間転写ベルト23側に静電的に転写するようになっている。
更に、中間転写ベルト23の移動方向最下流に位置する画像形成部22dの下流側の張架ロール233に対応した部位には二次転写器52(例えば二次転写ロール)が配設されており、中間転写ベルト23上の一次転写像を記録材に二次転写(一括転写)するようになっている。
更にまた、中間転写ベルト23の二次転写部位の下流側の張架ロール231に対応した部位には中間転写ベルト23上の残留トナーを清掃する中間清掃器53が設けられている。
ここで、中間転写ベルト23はポリイミド、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリプロピレン等の樹脂または各種ゴムにカーボンブラック等の帯電防止剤を適当量含有させたものを用い、その体積抵抗率が10〜1014Ω・cmとなるように形成されている。
更に、本実施の形態では、記録材供給装置24のフィーダ61で送出された記録材は、記録材搬送路25中の適宜数の搬送ロール62にて搬送され、位置合せロール63にて位置合せされた後に二次転写器52の二次転写部位を通過し、定着器66にて未定着トナー像を例えば加熱加圧定着した後、排出ロール67を介して記録材排出受け26に排出収容されるようになっている。
尚、図2中、符号38(38a〜38d)は各画像形成部22(22a〜22d)の現像器34に新しいトナーを補給するトナー補給器(トナーカートリッジ)である。
−画像形成組立体−
本実施の形態では、感光体31は、図3及び図4に示すように、帯電器32、現像器34、清掃器35及び除電器36と一体化された画像形成組立体(プロセスカートリッジ)70として構成されており、この画像形成組立体70が装置筐体21の組立体受部に対して着脱自在に装着され、夫々の色成分の画像形成部22の要部を構築するようになっている。
特に、本実施の形態では、画像形成組立体70は、感光体31が組み込まれる感光体組立体71と、この感光体組立体71に対して揺動自在に連結され且つ現像器34が組み込まれる現像組立体72とを備えている。
<感光体組立体>
感光体組立体71は、図3及び図4に示すように、感光体31が収容される収容容器80を有し、この収容容器80内の感光体31の周囲には帯電器32、清掃器35及び除電器36を配設したものである。
ここで、感光体31はその回転軸両端部が収容容器80の両端に設けられた軸受部材121,122に回転自在に支持されており、画像形成組立体70装着時には感光体31の回転軸の一端に設けられたカップリング部材123が図示外の駆動機構に駆動連結されるようになっている。
また、帯電器32は、収容容器80の一部に帯電容器部81を設け、この帯電容器部81内に感光体31の表面に接触若しくは近接する帯電ロール82及びこの帯電ロール82の表面に付着したトナーが清掃される清掃ロール83を設けたものである。
更に、清掃器35は、収容容器80の一部に清掃容器部84を設け、この清掃容器部84の開口縁には感光体31表面の残留トナーが掻き取られる板状の清掃部材85を設けると共に、この清掃容器部84内には清掃部材85で掻き取られた残留トナーが廃トナー回収装置260(図10参照)に向けて搬送される回収搬送部材(例えば回転軸の周囲に螺旋状羽根を付した態様)86を配設したものである。
更にまた、除電器36は、収容容器80の一部に除電容器部87を設け、この除電容器部87に除電照射レンズ88を保持させ、この除電照射レンズ88に図示外の除電ランプからの除電光を導き、感光体31表面に対して除電光を照射するようにしたものである。
<現像組立体>
現像組立体72は、図3及び図4に示すように、感光体31に向かって開口し且つトナー及びキャリアが含まれる二成分現像剤が収容される現像容器90を有し、この現像容器90の開口に面した部位には現像剤が保持搬送される現像ロール91を配設すると共に、現像容器90内の現像ロール91の背面側には一対の現像剤撹拌部材(例えば回転軸の周囲に螺旋状羽根を付した態様)92,93を配設し、更に、現像ロール91の現像部位よりも回転方向上流側には現像ロール91に保持される現像剤層厚が規制される層厚規制部材(例えば層厚規制ロール)94を設けたものである。
そして、本実施の形態では、現像容器90は、画像形成組立体70装着時に現像剤が収容され且つ現像ロール91、現像剤撹拌部材92,93が配設される現像剤収容室95と、この現像剤収容室95に開口部96(本例では複数の開口部96a,96b)を介して隣接し且つ画像形成組立体70未装着時に初期現像剤が格納される初期現像剤格納室97とを有しており、画像形成組立体70未装着時、つまり現像組立体72未使用時には初期現像剤格納室97及び現像剤収容室95間の開口部96(96a,96b)を使用時に取り外し可能な密封シール98(本例では98a,98b)にて密封したものである。
<感光体組立体・現像組立体の取付構造>
本実施の形態において、感光体組立体71と現像組立体72とは、例えば図4及び図5(a)(b)に示すように、連結機構73にて揺動自在に支持されている。
本実施の形態では、連結機構73は、感光体組立体71の収容容器80と現像組立体72の現像容器90の長手方向両端取付片をピボット軸にて揺動自在に連結したものである。
この連結機構73は感光体31と現像ロール91との対向部位から離間した部位に設けられている。
そして、本実施の形態では、現像ロール91の両端には現像ロール91径よりも僅かに大きい位置調整用のトラッキングロール(図示せず)が設けられ、このトラッキングロールを感光体31表面に接触させることで現像ロール91と感光体31との間のギャップが予め決められた所定量に調整されるようになっている。
更に、図5(a)(b)に示すように、現像組立体72の現像容器90と感光体組立体71の収容容器80との間には付勢バネ111,112が設けられ、これらの付勢バネ111,112は感光体31に対し現像ロール91を押圧する方向に付勢するようになっている。
<画像形成組立体の駆動伝達系>
更に、図5(a)(b)に基づいて画像形成組立体70の駆動伝達系を説明する。
上述したように、感光体組立体71の感光体31は図示外の駆動機構に連結されたカップリング部材123から駆動され、清掃器35の回収搬送部材86は感光体31からの駆動力を駆動伝達ギア列124を介して伝達するようになっている。
一方、図示外の駆動モータにて駆動される駆動ギア130は、現像入力ギア131を介して現像ロール91への駆動伝達ギア132、及び、一方の現像剤撹拌部材92への駆動伝達ギア133に駆動力を伝達するようになっており、また、他方の現像剤撹拌部材93は駆動伝達ギア列134を介して一方の現像剤撹拌部材92から駆動伝達されるようになっている。
―組立体受部―
本実施の形態では、図6に示すように、装置筐体21には各色成分の画像形成組立体70が装置筐体21の手前側(ユーザー操作側)から装着される複数の組立体受部150が設けられている。
各組立体受部150は、装置筐体21の支持枠151に画像形成組立体70の底部が支えられる支持板152を固定し、この支持板152には画像形成組立体70の挿脱方向に沿って画像形成組立体70が案内可能な複数の案内部材160(具体的には161〜163)を設け、更に、前記支持板152の予め決められた装着位置に画像形成組立体70が装着されたときに前記画像形成組立体70の感光体31の軸受部材121,122を位置決めする位置決め機構180を設けたものである。
<案内部材>
本例では、案内部材160(具体的には161〜163)は、図7(a)(b)に示すように、案内部材160による案内方向に交差する交差方向に延びる案内取付板165を有し、この案内取付板165の一方に案内ピン166を一体的に突出形成すると共に、この案内取付板165の案内ピン166から離れた側には位置合わせ突起167を突出形成したものである。
一方、支持板152には案内ピン166が挿入されるピン挿入孔156及び位置合わせ突起167が表面から突出しない状態で嵌る位置合わせ孔157が開設されている。尚、符号159は支持板152の下側に設けられた露光器33(図2参照)を清掃する清掃部材が案内される案内レールである。
本例では、案内部材160(具体的には161〜163)は、支持板152の裏面側に配置され、支持板152のピン挿入孔156に案内ピン166を挿入した後にピン挿入孔156縁に対し前記案内ピン166を引っ掛けるように僅かに移動させると共に、前記位置合わせ孔157に位置合わせ突起167を挿入することで支持板152に案内取付板165を固定するようにしたものである。
尚、案内部材160の取付構造についてはこれに限られるものではなく、図示外の締付具を用いたり、案内取付板165の一部に弾性変形可能な押え取付部を形成する等適宜選定して差支えない。
特に、本例では、案内部材160(具体的には161〜163)の案内ピン166間の距離は不均一に設定されており、例えば案内部材161,162の案内ピン166間の距離をe、案内部材162,163の案内ピン166間の距離をfとしたときに、e<fの関係を満たすように設定されている。尚、寸法関係はこれに限られるものではなく、例えばe>fの関係を満たすように設定してもよい。
<位置決め機構>
本実施の形態において、組立体受部150の装着位置に画像形成組立体70を装着したときに、画像形成組立体70の挿入方向奥側に位置する支持枠151に位置決め機構180が設けられている。
本実施の形態では、位置決め機構180は、図6及び図13に示すように、画像形成組立体70の軸受部材121を位置決め支持する下側位置決め部材181と、この下側位置決め部材181に位置決めされた軸受部材121を上側から弾性的に押さえ付けて位置決めする上側位置決め部材185とを備えている。
ここで、下側位置決め部材181は、支持枠151の一部にV字溝183を有する位置決め板182を固定したものであり、前記V字溝183にて画像形成組立体70の軸受部材121を二点で支持するものである(図5(a)参照)。
一方、上側位置決め部材185は、支持枠151にブラケット186を固定し、このブラケット186に対して板バネ187を若干の遊び代を持って揺動自在に止め具188にて固定するようにしたものである。
本例において、板バネ187は、カップリング部材123が下側位置決め部材181位置を非接触状態で通過するときにカップリング部材123に当たるが、このときは前記遊び代を持ってカップリング部材123の通過を許容し、更に、軸受部材121が下側位置決め部材181位置に到達して前記二点にて位置決めされたときに軸受部材121の上側一点を弾性付勢力にて押圧するものである(図5(a)参照)。
尚、本実施の形態では、画像形成組立体70の挿入方向手前側にも図示外の位置決め機構が設けられており、画像形成組立体70が組立体受部150の装着位置に配置された状態において、例えば位置決め用の開閉扉(図示せず)を閉じることにより、この開閉扉に設けられた図示外の位置決め機構により画像形成組立体70の挿入方向手前側の軸受部材122が位置決めされるようになっている。
―画像形成組立体の案内構造―
<案内溝>
本実施の形態では、図8及び図9に示すように、画像形成組立体70のうち現像組立体72の現像容器90の底部には、組立体受部150の案内部材160(161〜163)の案内ピン166を滑り移動自在に案内する案内溝200が設けられている。この案内溝200は、案内ピン166の配列方向に沿って延びる一対の案内板201,202間に形成されており、一方の案内板201のうち、画像形成組立体70が組立体受部150の装着位置に挿入装着された状態で、各案内部材160(161〜163)の案内ピン166に対応した部位には案内ピン166が通過可能な切欠210が形成されている。
また、本実施の形態では、案内溝200を形成する一対の案内板201,202のうち画像形成組立体70の挿入先端部分は入口側に向かって拡開する拡開テーパ部205として形成されており、案内ピン166が案内溝200内に導かれるように工夫されている。
<挿入姿勢調整>
本実施の形態において、画像形成組立体70のうち感光体組立体71の収容容器80の底部には挿入姿勢調整突起220が形成されている。
この挿入姿勢調整突起220は画像形成組立体70の挿入先端寄りに一つ設けられており、本例では、画像形成組立体70の挿脱方向の前後に傾斜部221,222を有する断面台形状に形成されている。
本例では、挿入姿勢調整突起220は、画像形成組立体70が組立体受部150の支持板152の挿脱方向に沿って滑り移動するときに画像形成組立体70の挿入先端側が持ち上がるように画像形成組立体70の挿入姿勢を調整するものであり、挿入姿勢調整突起220の高さは画像形成組立体70の挿入先端側の軸受部材121が位置決め機構180の下側位置決め部材181の位置に到達するときに非接触配置される程度に設定されている。
また、本実施の形態では、組立体受部150の支持板152には、画像形成組立体70が組立体受部150の装着位置に配置された状態に至ったときに、挿入姿勢調整突起220が埋没する凹み孔240が設けられている。この凹み孔240に挿入姿勢調整突起220が埋没すると、これに伴って、画像形成組立体70の挿入姿勢が組立体受部150の支持板152に沿った姿勢になり、この段階では、前記画像形成組立体70の挿入先端側の軸受部材121は下側位置決め部材181に接触配置されるようになっている。
更に、本実施の形態では、凹み孔240のうち画像形成組立体70の挿脱方向の離脱方向側の縁部には、図13及び図16(c)に示すように、挿入姿勢調整突起220の傾斜部221に略対応した傾斜の案内傾斜部241が設けられている。
―画像形成組立体と廃トナー回収装置との関係―
更に、本実施の形態では、図8ないし図10に示すように、画像形成組立体70の感光体組立体71は清掃器35を収容しており、この清掃器35の回収搬送部材86の一端側にはシャッタ250が設けられている。本例では、シャッタ250は画像形成組立体70の挿入先端寄りに設けられており、各色成分の画像形成組立体70は、組立体受部150の装着位置に配置されたときに、廃トナー回収装置260の色成分毎の回収受け261に対応してシャッタ250を開放した状態で接続するようになっている。
ここで、廃トナー回収装置260は回収配管262の適宜箇所に回収受け261を有し、更に、回収配管262の一端には中間清掃器53からの廃トナーが搬送される搬送ダクト263を接続し、回収配管262の他端側に図示外の回収容器を配設するようにしたものである。尚、回収配管262内には回転軸の周囲に螺旋羽根が形成された螺旋状搬送部材(図示せず)が配設されている。
特に、本例では、挿入姿勢調整突起220はシャッタ250の近傍に設けられ、挿入姿勢調整突起220が組立体受部150の支持板152に接触配置されているときにはシャッタ250が支持板152と非接触配置されるようになっている。
尚、本例では、清掃器35の各シャッタ250は模式図として開放した位置に描かれているが、画像形成組立体70が組立体受部150の装着位置に配置されたときに、廃トナー回収装置260の回収受け161に対応した位置で開放されるものであることを申し添えておく。
―画像形成組立体の挿脱操作―
<画像形成組立体の装着操作>
図4、図11及び図16(a)に示すように、組立体受部150に画像形成組立体70を挿入装着する場合には、組立体受部150の案内部材160(161〜163)の案内ピン166を画像形成組立体70の案内溝200に導き、この状態で、組立体受部150の支持板152上に接触しながら移動させ、予め決められた装着位置まで画像形成組立体70を移動させるようにすればよい。
このとき、案内機構(案内部材160,案内溝200)は、案内ピン166間の距離が不均一に設定されていることから、案内ピン166の配列方向に沿って案内溝200が移動するが、この間、案内ピン166が案内溝200の切欠210から外れることはなく、画像形成組立体70は組立体受部150の装着位置に至るまで案内機構によって案内される。
また、画像形成組立体70が組立体受部150の装着位置に至ると、図12(a)(b)に示すように、各案内部材160(161〜163)の案内ピン166は案内溝200の切欠210に対応した位置に配置されることから、図5(a)(b)に示すように、付勢バネ111,112の付勢力によって、感光体組立体71側に現像組立体72が引き寄せられたとしても、案内ピン166に対する現像組立体72の移動が案内溝200の切欠210を介して許容される。
更に、図16(a)に示すように、画像形成組立体70は組立体受部150の支持板152に沿って接触しながら移動するとき、画像形成組立体70の挿入姿勢調整突起220が前記支持板152に接触しながら移動することから、画像形成組立体70は、挿入先端側が持ち上げられた状態で挿入姿勢が調整される。
この状態において、画像形成組立体70が更に挿入されると、図14に示すように、先ず、画像形成組立体70の先端に位置するカップリング部材123が位置決め機構180の下側位置決め部材181の上方を非接触で移動すると共に、上側位置決め部材185を遊び代だけ押し上げた状態でくぐり抜ける。
この後、画像形成組立体70の軸受部材121が下側位置決め部材181に対応した位置に到達すると、図15に示すように、軸受部材121は下側位置決め部材181の上方に非接触配置されると共に、上側位置決め部材185の板バネ187からの付勢力に抗して板バネ187に接触配置される。
この状態において、図16(b)及び(c)に実線Sで示すように、挿入姿勢調整突起220は凹み孔240に埋没することから、画像形成組立体70の挿入姿勢が先端持ち上がり姿勢から支持板152に沿った姿勢(略水平な姿勢)に戻り、これに伴って、画像形成組立体70の先端軸受部材121は下側位置決め部材181に接触して位置決めされ、かつ、上側位置決め部材185の板バネ187にて押し付け付勢されて位置決めされる。
この段階で、画像形成組立体70は組立体受部150の装着位置に位置決め装着された状態になる。
<画像形成組立体の離脱操作>
次に、組立体受部150から画像形成組立体70を離脱する場合には、図示外の開閉蓋を開き、画像形成組立体70の開閉蓋部分での位置決めを解除した後、画像形成組立体70を離脱方向に引き出すようにすればよい。
このとき、図16(c)に一点鎖線Rで示すように、挿入姿勢調整突起220は凹み孔240の案内傾斜部241によって凹み孔240から離脱することになるから、画像形成組立体70は先端側が持ち上がった姿勢のまま組立体受部150の支持板152に沿って移動していき、組立体受部150の装着位置から取り出される。
尚、画像形成組立体70離脱時には清掃器35のシャッタ250は閉鎖状態に戻るため、画像形成組立体70から廃トナーが漏れる懸念はない。
1…画像形成組立体,2…組立体容器,3…被案内部,4…被位置決め部,5…挿入姿勢調整部,6…要素,6a…像保持体,10…画像形成装置筐体,11…受部,12…案内部,13…位置決め部

Claims (7)

  1. 画像形成装置筐体に予め形成された受部と、
    この受部に挿脱自在に設けられ且つ転写媒体に対して画像を形成する画像形成組立体とを備え、
    前記受部は、その底面に設けられ且つ画像形成組立体の挿脱方向に沿って画像形成組立体を案内する案内部と、
    この案内部の案内方向奥側に設けられる位置決め部とを有し、
    前記画像形成組立体は、画像を形成する要素が収容され且つ前記画像形成装置筐体の受部に挿脱される組立体容器と、
    この組立体容器の底部に設けられ且つ前記受部の底面案内部に係わって案内される被案内部と、
    前記組立体容器の挿脱方向における挿入側端部に突出して設けられ且つ前記受部の予め決められた装着位置まで組立体容器を挿入したときに前記位置決め部に位置決めされる被位置決め部と、
    前記組立体容器の底部のうち前記被案内部とは異なる部位に設けられ、前記受部の装着位置に向かって前記組立体容器を挿入したときに、前記受部の底面に接触して移動し、かつ、前記組立体容器の姿勢を当該組立体容器の被位置決め部側が持ち上がるように調整した状態で、前記位置決め部に対して前記被位置決め部を挿入可能とする挿入姿勢調整部とを有し
    前記案内部は、前記画像形成組立体の挿脱方向に沿って複数配列される案内突起からなり、
    前記被案内部は、前記複数の案内突起の配列方向に沿って延び、前記案内突起によって相対移動自在に案内される案内溝からなり、
    前記挿入姿勢調整部は前記組立体容器の底部のうち前記被位置決め部寄りに設けられる突起であることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記組立体容器は画像を形成する要素として画像を保持する回転可能な像保持体を収容し、
    前記被位置決め部は前記像保持体を回転可能に支持する支持部材であることを特徴とする画像形成装置
  3. 請求項1又は2記載の画像形成装置において、
    前記挿入姿勢調整部は前記組立体容器の挿入方向における中心部よりも前記被位置決め部寄りに設けられていることを特徴とする画像形成装置
  4. 請求項1ないし3いずれかに記載の画像形成装置において、
    前記組立体容器は画像を形成する作像材料のうち画像形成後の残留物が回収可能な回収器を収容しており、前記組立体容器の底部には前記回収器に回収した残留物が排出可能な排出口を開設すると共に、この排出口を塞ぐ開閉自在な開閉蓋を設けたものであり、
    前記挿入姿勢調整部は前記組立体容器の底部のうち開閉蓋の近傍に設けられていることを特徴とする画像形成装置
  5. 請求項1ないし4いずれかに記載の画像形成装置において、
    前記受部は、前記画像形成組立体が受部の装着位置に装着された状態で、前記挿入姿勢調整部に対応した箇所に当該挿入姿勢調整部が埋没可能な凹所を有し、前記画像形成組立体の配設姿勢を前記位置決め部にて位置決めされた姿勢にするものであることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項記載の画像形成装置において、
    前記挿入姿勢調整部及び前記凹所縁部の少なくともいずれか一方は、前記画像形成組立体を装着位置から離脱する際に前記挿入姿勢調整部が前記凹所に埋没した状態から離脱するための案内傾斜部を有していることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1ないし6いずれかに記載の画像形成装置において、
    前記位置決め部は、前記画像形成組立体の前記被位置決め部を下から位置決めした状態で受け止める下側位置決め部材と、前記被位置決め部を上から弾性的に位置決めする上側位置決め部材とを有することを特徴とする画像形成装置。
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