JP3439732B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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- JP3439732B2 JP3439732B2 JP2000299005A JP2000299005A JP3439732B2 JP 3439732 B2 JP3439732 B2 JP 3439732B2 JP 2000299005 A JP2000299005 A JP 2000299005A JP 2000299005 A JP2000299005 A JP 2000299005A JP 3439732 B2 JP3439732 B2 JP 3439732B2
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンタ等の画像形成装置に関するものであり、
より詳細には、転写ユニットが給紙搬送ユニットと一体
的に、画像形成装置を構成する本体ハウジング内に導入
し且つ本体ハウジング内から脱着し得る画像形成装置に
関する。
ミリ、プリンタ等の画像形成装置に関するものであり、
より詳細には、転写ユニットが給紙搬送ユニットと一体
的に、画像形成装置を構成する本体ハウジング内に導入
し且つ本体ハウジング内から脱着し得る画像形成装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】複写機に代表される電子写真法による画
像形成装置では、これを構成する本体ハウジング内に感
光体ドラムが配置された画像形成領域を備えており、こ
の感光体ドラムの周囲に主帯電装置、画像露光のための
光学系、現像装置、除電装置及びクリーニング装置等の
周辺装置が配置されており、画像形成領域の下側に、感
光体ドラムに形成されたトナー像を所定の用紙（転写
紙）に転写させるための転写ユニットが組み込まれてい
る。また、本体ハウジング内には、転写紙を転写ユニッ
トに供給するための給紙搬送ユニットや、転写紙表面に
転写されたトナー像を定着させるための定着ユニットも
組み込まれている。
像形成装置では、これを構成する本体ハウジング内に感
光体ドラムが配置された画像形成領域を備えており、こ
の感光体ドラムの周囲に主帯電装置、画像露光のための
光学系、現像装置、除電装置及びクリーニング装置等の
周辺装置が配置されており、画像形成領域の下側に、感
光体ドラムに形成されたトナー像を所定の用紙（転写
紙）に転写させるための転写ユニットが組み込まれてい
る。また、本体ハウジング内には、転写紙を転写ユニッ
トに供給するための給紙搬送ユニットや、転写紙表面に
転写されたトナー像を定着させるための定着ユニットも
組み込まれている。
【０００３】ところで、最近ではフルカラー画像を形成
し得る画像形成装置も広く使用されるようになり、この
ようなフルカラー画像形成装置として、各色専用の感光
体ドラムが給紙方向に沿ってサイドバイサイドに複数配
置された所謂タンデム式のものが知られている。即ち、
黒色トナー像、シアントナー像、マゼンタトナー像、イ
エロートナー像などを、各色専用の別個の感光体ドラム
により形成し、各色のトナー像を転写紙上に転写して重
ね合わせることにより、フルカラー画像を形成するとい
うものである。このようなタンデム式フルカラー画像形
成装置では、転写ベルト式の転写ユニットが使用され、
上述した各色の感光体ドラムの下側には、複数のローラ
間に張架された転写ベルトが配置されており、この転写
ベルト上に転写紙を供給し、転写ベルトによって各感光
体ドラムの転写領域に転写紙を通過させることによって
トナー像の転写及び重ね合わせが行われ、転写紙を連続
して給紙しながらフルカラー画像形成が行われるという
利点がある。
し得る画像形成装置も広く使用されるようになり、この
ようなフルカラー画像形成装置として、各色専用の感光
体ドラムが給紙方向に沿ってサイドバイサイドに複数配
置された所謂タンデム式のものが知られている。即ち、
黒色トナー像、シアントナー像、マゼンタトナー像、イ
エロートナー像などを、各色専用の別個の感光体ドラム
により形成し、各色のトナー像を転写紙上に転写して重
ね合わせることにより、フルカラー画像を形成するとい
うものである。このようなタンデム式フルカラー画像形
成装置では、転写ベルト式の転写ユニットが使用され、
上述した各色の感光体ドラムの下側には、複数のローラ
間に張架された転写ベルトが配置されており、この転写
ベルト上に転写紙を供給し、転写ベルトによって各感光
体ドラムの転写領域に転写紙を通過させることによって
トナー像の転写及び重ね合わせが行われ、転写紙を連続
して給紙しながらフルカラー画像形成が行われるという
利点がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述したタンデム式フ
ルカラー画像形成装置では、複数の感光体ドラムがサイ
ドバイサイドに配置され、この下側の全体にわたって転
写ベルトが配置されることから、転写ユニットが大型化
し、このため、転写ベルトの交換等のための転写ユニッ
トのハウジング本体からの取り外しが極めて面倒である
という欠点を有している。即ち、従来公知の装置におい
ては、ハウジング本体の上部カバーを開け、感光体ドラ
ム等を取り外した後に、転写ユニットをハウジング本体
の上部から取り外すような構造となっているため、その
取り外しに極めて手間がかかるという問題がある。従っ
て、転写ベルトを交換する場合は勿論のこと、所謂ＪＡ
Ｍ（転写紙詰まり）が生じた場合にも、ＪＡＭした転写
紙を取り除くために、感光体ドラム等の取り外しが必要
となってしまい、その改善が求められている。
ルカラー画像形成装置では、複数の感光体ドラムがサイ
ドバイサイドに配置され、この下側の全体にわたって転
写ベルトが配置されることから、転写ユニットが大型化
し、このため、転写ベルトの交換等のための転写ユニッ
トのハウジング本体からの取り外しが極めて面倒である
という欠点を有している。即ち、従来公知の装置におい
ては、ハウジング本体の上部カバーを開け、感光体ドラ
ム等を取り外した後に、転写ユニットをハウジング本体
の上部から取り外すような構造となっているため、その
取り外しに極めて手間がかかるという問題がある。従っ
て、転写ベルトを交換する場合は勿論のこと、所謂ＪＡ
Ｍ（転写紙詰まり）が生じた場合にも、ＪＡＭした転写
紙を取り除くために、感光体ドラム等の取り外しが必要
となってしまい、その改善が求められている。
【０００５】従って本発明の目的は、転写ユニットのハ
ウジング本体内部からの取り外しやハウジング本体内部
への装着を、容易に行うことが可能な画像形成装置、特
にタンデム式フルカラー画像形成装置を提供することに
ある。
ウジング本体内部からの取り外しやハウジング本体内部
への装着を、容易に行うことが可能な画像形成装置、特
にタンデム式フルカラー画像形成装置を提供することに
ある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、感光体
ドラムが配置された画像形成領域を備えた本体ハウジン
グ内に、転写ベルトを備えた転写ユニットと、給紙ロー
ラを備えた給紙搬送ユニットとが組み込まれ、給紙搬送
ユニットの給紙ローラから転写ユニットに転写紙の搬送
が行なわれ、転写ユニットの転写ベルトにより転写紙の
搬送を行いながら、感光体ドラム上に形成されたトナー
像を該転写紙表面に転写させる画像形成装置において、
前記本体ハウジングの内面には、前記転写紙の給紙搬送
方向に沿って延びているレール状溝が形成されており、
前記転写ユニットの側部外面には、前記レール状溝と係
合し且つ該レール状溝内をスライドし得る位置決めボス
が形成されており、 前記給紙搬送ユニットの側部外面に
は、前記レール状溝と係合し且つ該レール状溝内をスラ
イドし得ると共に、途中で断線したレール状突部が形成
されており、 前記レール状突部を、その断線部分に前記
位置決めボスが入り込んだ状態で前記レール状溝内にス
ライドさせることにより、転写ユニットと給紙搬送ユニ
ットとを一体的に本体ハウジング内に導入し及び本体ハ
ウジング内から脱着し得ることを特徴とする画像形成装
置が提供される。尚、本明細書において、脱着とは、離
脱させることと同義である。
ドラムが配置された画像形成領域を備えた本体ハウジン
グ内に、転写ベルトを備えた転写ユニットと、給紙ロー
ラを備えた給紙搬送ユニットとが組み込まれ、給紙搬送
ユニットの給紙ローラから転写ユニットに転写紙の搬送
が行なわれ、転写ユニットの転写ベルトにより転写紙の
搬送を行いながら、感光体ドラム上に形成されたトナー
像を該転写紙表面に転写させる画像形成装置において、
前記本体ハウジングの内面には、前記転写紙の給紙搬送
方向に沿って延びているレール状溝が形成されており、
前記転写ユニットの側部外面には、前記レール状溝と係
合し且つ該レール状溝内をスライドし得る位置決めボス
が形成されており、 前記給紙搬送ユニットの側部外面に
は、前記レール状溝と係合し且つ該レール状溝内をスラ
イドし得ると共に、途中で断線したレール状突部が形成
されており、 前記レール状突部を、その断線部分に前記
位置決めボスが入り込んだ状態で前記レール状溝内にス
ライドさせることにより、転写ユニットと給紙搬送ユニ
ットとを一体的に本体ハウジング内に導入し及び本体ハ
ウジング内から脱着し得ることを特徴とする画像形成装
置が提供される。尚、本明細書において、脱着とは、離
脱させることと同義である。
【０００７】本発明によれば、ハウジング本体の内面に
給紙方向に沿って設けられているレール状溝を利用し、
このレール状溝に沿って、転写ユニットと給紙搬送ユニ
ットとを一体的にハウジング本体内部から引き出し、ま
たハウジング本体内部に導入することができる。従っ
て、転写ユニットの引き出しに際して、感光体ドラム等
をハウジング本体内部から取り外す必要がなく、また感
光体ドラムが取り付けられたままの状態で転写ユニット
を装着することができ、転写ベルトの交換や紙詰まりし
た転写紙の除去作業を至って容易に行うことができる。
給紙方向に沿って設けられているレール状溝を利用し、
このレール状溝に沿って、転写ユニットと給紙搬送ユニ
ットとを一体的にハウジング本体内部から引き出し、ま
たハウジング本体内部に導入することができる。従っ
て、転写ユニットの引き出しに際して、感光体ドラム等
をハウジング本体内部から取り外す必要がなく、また感
光体ドラムが取り付けられたままの状態で転写ユニット
を装着することができ、転写ベルトの交換や紙詰まりし
た転写紙の除去作業を至って容易に行うことができる。
【０００８】本発明において、ハウジング本体の内面に
形成されているレール状溝と係合し該レール状溝に沿っ
てスライドする転写ユニット側部外面の突部を位置決め
ボスとし、また、給紙搬送ユニット側部外面の突部を、
途中で断線したレール状突部とする。即ち、給紙搬送ユ
ニットに形成されているレール状突部の断線部分に、転
写ユニットに形成されている位置決めボスを入り込ませ
ることにより、転写ユニットと給紙搬送ユニットとの一
体的な導入及び脱着を容易に行うことができる。
形成されているレール状溝と係合し該レール状溝に沿っ
てスライドする転写ユニット側部外面の突部を位置決め
ボスとし、また、給紙搬送ユニット側部外面の突部を、
途中で断線したレール状突部とする。即ち、給紙搬送ユ
ニットに形成されているレール状突部の断線部分に、転
写ユニットに形成されている位置決めボスを入り込ませ
ることにより、転写ユニットと給紙搬送ユニットとの一
体的な導入及び脱着を容易に行うことができる。
【０００９】また、本体ハウジング内面に形成されてい
るレール状溝は、広幅の第１のレール状溝と、第１のレ
ール状溝内に形成されている狭幅の第２のレール状溝と
から形成されていることが好ましく、転写ユニット側部
外面の位置決めボスとしては、第１のレール状溝と係合
してスライドし得る大径ボスと、第２のレール状溝と係
合してスライドし得る小径ボスとを使用し、給紙搬送ユ
ニット側部外面のレール状突部は、広幅の第１のレール
状溝と係合してスライドし得るような形状とすることが
好適である。即ち、本体ハウジングのレール状溝を二重
構造とし、転写ユニット側部外面の位置決めボスとし
て、第１或いは第２のレール状溝と係合スライドし得る
２種類のものを使用することにより、第１及び第２のレ
ール状溝の形状設定により、装着された転写ユニットを
感光体ドラムに近接して位置決めすることができ、また
給紙搬送ユニットと一体的に行われる転写ユニットの引
き出しに際して、転写ユニットを感光体ドラムから離隔
せしめることができる。
るレール状溝は、広幅の第１のレール状溝と、第１のレ
ール状溝内に形成されている狭幅の第２のレール状溝と
から形成されていることが好ましく、転写ユニット側部
外面の位置決めボスとしては、第１のレール状溝と係合
してスライドし得る大径ボスと、第２のレール状溝と係
合してスライドし得る小径ボスとを使用し、給紙搬送ユ
ニット側部外面のレール状突部は、広幅の第１のレール
状溝と係合してスライドし得るような形状とすることが
好適である。即ち、本体ハウジングのレール状溝を二重
構造とし、転写ユニット側部外面の位置決めボスとし
て、第１或いは第２のレール状溝と係合スライドし得る
２種類のものを使用することにより、第１及び第２のレ
ール状溝の形状設定により、装着された転写ユニットを
感光体ドラムに近接して位置決めすることができ、また
給紙搬送ユニットと一体的に行われる転写ユニットの引
き出しに際して、転写ユニットを感光体ドラムから離隔
せしめることができる。
【００１０】
【発明の実施の態様】以下、添付図面に示す具体例に基
づいて本発明を説明する。図１は、本発明の画像形成装
置において、転写ユニットと給紙搬送ユニットとがハウ
ジング本体内に装着された状態の概略側断面を示し、図
２は、本発明に用いる転写ユニットの側断面を示す図で
あり、図３は、本発明に用いる給紙搬送ユニットの側断
面を示す図であり、図４は、ハウジング本体内面に形成
されているレール状溝の断面を拡大して示す図であり、
図５は、転写ユニットと給紙搬送ユニットとを一体的に
装着或いは脱着させるときの両者の位置関係を示す図で
ある。
づいて本発明を説明する。図１は、本発明の画像形成装
置において、転写ユニットと給紙搬送ユニットとがハウ
ジング本体内に装着された状態の概略側断面を示し、図
２は、本発明に用いる転写ユニットの側断面を示す図で
あり、図３は、本発明に用いる給紙搬送ユニットの側断
面を示す図であり、図４は、ハウジング本体内面に形成
されているレール状溝の断面を拡大して示す図であり、
図５は、転写ユニットと給紙搬送ユニットとを一体的に
装着或いは脱着させるときの両者の位置関係を示す図で
ある。
【００１１】図１において、この画像形成装置において
は、本体ハウジング（便宜上、省略）内に、全体として
Ａで示す画像形成領域が設けられており、この画像形成
領域Ａには、複数の感光体ドラム（図１において、右か
ら順に、黒トナー用感光体ドラム１ａ、シアントナー用
感光体ドラム１ｂ、マゼンタトナー用感光体ドラム１
ｃ、イエロートナー用感光体ドラム１ｄ）がサイドバイ
サイドに配置されており、画像形成領域Ａの下側（即
ち、各感光体ドラム１ａ〜１ｄの下側）には全体として
２で示す転写ユニットが組み込まれ、且つ画像形成領域
Ａの右側には、全体として３で示す給紙搬送ユニットが
組み込まれている。
は、本体ハウジング（便宜上、省略）内に、全体として
Ａで示す画像形成領域が設けられており、この画像形成
領域Ａには、複数の感光体ドラム（図１において、右か
ら順に、黒トナー用感光体ドラム１ａ、シアントナー用
感光体ドラム１ｂ、マゼンタトナー用感光体ドラム１
ｃ、イエロートナー用感光体ドラム１ｄ）がサイドバイ
サイドに配置されており、画像形成領域Ａの下側（即
ち、各感光体ドラム１ａ〜１ｄの下側）には全体として
２で示す転写ユニットが組み込まれ、且つ画像形成領域
Ａの右側には、全体として３で示す給紙搬送ユニットが
組み込まれている。
【００１２】転写ユニット２の構造を示す図２を併せて
参照して、この転写ユニット２は、一対のベルト駆動ロ
ーラ５，５（一方が駆動ローラであり、他方が従動ロー
ラ）を備えており、このベルト駆動ローラ５，５に転写
ベルト６が張架されており、転写ベルト６は、上記画像
形成領域Ａの下方全体にわたって配置されている。即
ち、各感光体ドラム１ａ〜１ｄの何れの下側にも転写ベ
ルト６が位置している。また、転写ベルト６の内側に
は、各感光体ドラム１ａ〜１ｄ対面するように、それぞ
れ転写ローラ８が設けられている。各転写ローラ８は、
図１に示されているように、必要により、バネ９により
上方に賦勢されており、各感光体ドラムに転写ベルト６
が当接するようになっている。上述したベルト駆動ロー
ラ５や転写ローラ８は、ユニット枠の側板１０に保持さ
れている。
参照して、この転写ユニット２は、一対のベルト駆動ロ
ーラ５，５（一方が駆動ローラであり、他方が従動ロー
ラ）を備えており、このベルト駆動ローラ５，５に転写
ベルト６が張架されており、転写ベルト６は、上記画像
形成領域Ａの下方全体にわたって配置されている。即
ち、各感光体ドラム１ａ〜１ｄの何れの下側にも転写ベ
ルト６が位置している。また、転写ベルト６の内側に
は、各感光体ドラム１ａ〜１ｄ対面するように、それぞ
れ転写ローラ８が設けられている。各転写ローラ８は、
図１に示されているように、必要により、バネ９により
上方に賦勢されており、各感光体ドラムに転写ベルト６
が当接するようになっている。上述したベルト駆動ロー
ラ５や転写ローラ８は、ユニット枠の側板１０に保持さ
れている。
【００１３】また、給紙搬送ユニット３の構造を示す図
３を図１と併せて参照して、給紙ローラ１２及び搬送ガ
イドローラ１３を備えており、これらは、ユニット枠の
側板１５に保持されている。また、図示されていない
が、給紙搬送ユニット３のユニット枠の給紙ローラ１２
の近傍には、給紙カセットの装着部が設けられている。
３を図１と併せて参照して、給紙ローラ１２及び搬送ガ
イドローラ１３を備えており、これらは、ユニット枠の
側板１５に保持されている。また、図示されていない
が、給紙搬送ユニット３のユニット枠の給紙ローラ１２
の近傍には、給紙カセットの装着部が設けられている。
【００１４】即ち、図１において、各感光体ドラム１ａ
〜１ｄの周囲には、それぞれ、主帯電装置、画像露光用
の光学系、現像装置、除電装置及びクリーニング装置な
どの画像形成用機器（図示せず）が配置されており、例
えば、黒トナー用感光体ドラム１ａでは、この感光体ド
ラム１ａを主帯電装置によって一様に所定極性に帯電
し、光学系を介しての光照射により画像露光が行われて
静電潜像が形成され、この静電潜像が現像装置により現
像されて、この感光体ドラム１ａ上に黒トナー像が形成
される。一方、給紙搬送ユニット３に装着された給紙カ
セットに積載されている転写紙が、給紙ローラ１２から
搬送ガイドローラ１３を介して、転写ユニット２の転写
ベルト６上に供給され、図１中、右側から左側に搬送さ
れる。感光体ドラム１ａの下側を転写紙が通過する際
に、転写ベルト６を間に挟んで該ドラム１ａに対面して
配置されている転写ローラ８に、ドラム１ａ上の黒トナ
ー像とは逆極性のバイアス電圧が印加され、これによ
り、転写紙表面に黒トナー像が転写される。黒トナー像
の転写終了後は、除電装置による感光体ドラム１ａ表面
の除電が行われ、更にクリーニング装置により、該ドラ
ム１ａ上に残存するトナー（黒トナー）が除去され、黒
トナー用感光体ドラム１ａでの画像形成サイクルが完了
する。以下、シアントナー用感光体ドラム１ｂ、マゼン
タトナー用感光体ドラム１ｃ及びイエロートナー用感光
体ドラム１ｄにおいても同様の画像形成サイクルが行わ
れ、転写紙表面に黒トナー像、シアントナー像、マゼン
タトナー像及びイエロートナー像が重ね合わされて、フ
ルカラートナー像が転写紙表面に形成される。このよう
にしてフルカラートナー像が形成された転写紙は、転写
ベルト６から図１中左側に排出され、画像形成装置中に
組み込まれている定着ユニット（図示せず）中に導入さ
れ、熱、圧力による定着が行われ、これにより、フルカ
ラー画像の形成が行われる。
〜１ｄの周囲には、それぞれ、主帯電装置、画像露光用
の光学系、現像装置、除電装置及びクリーニング装置な
どの画像形成用機器（図示せず）が配置されており、例
えば、黒トナー用感光体ドラム１ａでは、この感光体ド
ラム１ａを主帯電装置によって一様に所定極性に帯電
し、光学系を介しての光照射により画像露光が行われて
静電潜像が形成され、この静電潜像が現像装置により現
像されて、この感光体ドラム１ａ上に黒トナー像が形成
される。一方、給紙搬送ユニット３に装着された給紙カ
セットに積載されている転写紙が、給紙ローラ１２から
搬送ガイドローラ１３を介して、転写ユニット２の転写
ベルト６上に供給され、図１中、右側から左側に搬送さ
れる。感光体ドラム１ａの下側を転写紙が通過する際
に、転写ベルト６を間に挟んで該ドラム１ａに対面して
配置されている転写ローラ８に、ドラム１ａ上の黒トナ
ー像とは逆極性のバイアス電圧が印加され、これによ
り、転写紙表面に黒トナー像が転写される。黒トナー像
の転写終了後は、除電装置による感光体ドラム１ａ表面
の除電が行われ、更にクリーニング装置により、該ドラ
ム１ａ上に残存するトナー（黒トナー）が除去され、黒
トナー用感光体ドラム１ａでの画像形成サイクルが完了
する。以下、シアントナー用感光体ドラム１ｂ、マゼン
タトナー用感光体ドラム１ｃ及びイエロートナー用感光
体ドラム１ｄにおいても同様の画像形成サイクルが行わ
れ、転写紙表面に黒トナー像、シアントナー像、マゼン
タトナー像及びイエロートナー像が重ね合わされて、フ
ルカラートナー像が転写紙表面に形成される。このよう
にしてフルカラートナー像が形成された転写紙は、転写
ベルト６から図１中左側に排出され、画像形成装置中に
組み込まれている定着ユニット（図示せず）中に導入さ
れ、熱、圧力による定着が行われ、これにより、フルカ
ラー画像の形成が行われる。
【００１５】本発明において、ハウジング本体の内面に
は、図１の点線で示されているように、転写紙の搬送方
向（図１において矢線Ｘで示す）に沿って、レール状溝
２０が形成されており、このレール状溝２０に沿っての
スライドにより、上述した転写ユニット２及び給紙搬送
ユニット３を一体化しての装着及び脱着が行われる。こ
のレール状溝２０は二重構造を有しており、図４の側断
面図に示されているように、広幅の第１のレール状溝２
５と、第１のレール状溝内に形成されて延びている狭幅
の第２のレール状溝２６とから形成されている。
は、図１の点線で示されているように、転写紙の搬送方
向（図１において矢線Ｘで示す）に沿って、レール状溝
２０が形成されており、このレール状溝２０に沿っての
スライドにより、上述した転写ユニット２及び給紙搬送
ユニット３を一体化しての装着及び脱着が行われる。こ
のレール状溝２０は二重構造を有しており、図４の側断
面図に示されているように、広幅の第１のレール状溝２
５と、第１のレール状溝内に形成されて延びている狭幅
の第２のレール状溝２６とから形成されている。
【００１６】図１から明らかな通り、第１のレール状溝
２５は、第２のレール状溝２６よりも長く形成されてお
り、その先端部分（図１中左側）には、上方に向かって
傾斜した傾斜部分２５ａが形成されており、この傾斜部
分２５ａに連なる短い水平部２５ｂで第１のレール状溝
２５は終結している。一方、第２のレール状溝２６の先
端部分は、第１のレール状溝２５から脱線しており、上
方に向かって傾斜した短い傾斜部分２６ａで終結してい
る。尚、上記のような形状乃至構造のレール状溝２０
は、図１において手前側のハウジング内面及び奥側のハ
ウジング内面に形成されている。
２５は、第２のレール状溝２６よりも長く形成されてお
り、その先端部分（図１中左側）には、上方に向かって
傾斜した傾斜部分２５ａが形成されており、この傾斜部
分２５ａに連なる短い水平部２５ｂで第１のレール状溝
２５は終結している。一方、第２のレール状溝２６の先
端部分は、第１のレール状溝２５から脱線しており、上
方に向かって傾斜した短い傾斜部分２６ａで終結してい
る。尚、上記のような形状乃至構造のレール状溝２０
は、図１において手前側のハウジング内面及び奥側のハ
ウジング内面に形成されている。
【００１７】また、本発明においては、図１及び図２か
ら明らかな通り、転写ユニット２の側板１０の外面に、
位置決め用の大径ボス３０及び小径ボス３１とが形成さ
れている。大径ボス３０は、本体ハウジング内面に形成
されている広幅の第１のレール状溝２５と係合し、この
溝２５内をスライドするものであり、一方、小径ボス３
１は、広幅の第１のレール状溝２５内を延びている狭幅
の第２のレール状溝２６と係合し、この溝２６内をスラ
イドするものである。従って、小径ボス３１の高さは、
大径ボス３０よりも高く設定されている。また、大径ボ
ス３０と小径ボス３１との間隔Ｄは、第１のレール状溝
２５と第２のレール状溝２６との終端部の間隔に相当す
るように設定されている。尚、このような大径ボス３０
及び小径ボス３１は、図２には示されていない裏面側の
側板１０にも形成されている。
ら明らかな通り、転写ユニット２の側板１０の外面に、
位置決め用の大径ボス３０及び小径ボス３１とが形成さ
れている。大径ボス３０は、本体ハウジング内面に形成
されている広幅の第１のレール状溝２５と係合し、この
溝２５内をスライドするものであり、一方、小径ボス３
１は、広幅の第１のレール状溝２５内を延びている狭幅
の第２のレール状溝２６と係合し、この溝２６内をスラ
イドするものである。従って、小径ボス３１の高さは、
大径ボス３０よりも高く設定されている。また、大径ボ
ス３０と小径ボス３１との間隔Ｄは、第１のレール状溝
２５と第２のレール状溝２６との終端部の間隔に相当す
るように設定されている。尚、このような大径ボス３０
及び小径ボス３１は、図２には示されていない裏面側の
側板１０にも形成されている。
【００１８】更に本発明においては、給紙搬送ユニット
３の側板１５の下方部分には、転写ユニット２側に延び
ている延長部２ａが形成されており、この延長部２ａを
含めて、下方部分外面の全体にわたって、レール状突部
３５が延びている。 このレール状突部３５は、前述し
た本体ハウジング内面に形成されている広幅の第１のレ
ール状溝２５と係合し、該溝２５内をスライドするもの
である。また、図３から明らかな通り、このレール状突
部３５の先端部分近傍には、断線部３６が形成されてお
り、この断線部３６を含むようにして、側板１５には切
り欠き３８が形成されている。この断線部３６は、少な
くとも前述した小径ボス３１が入り込むような大きさを
有しており、且つ切り欠き３８は、断線部３６に対し
て、図３中右側のレール状突部３５上に小径ボス３１が
乗り上げて保持されるような大きさ乃至形状を有してい
る。尚、上述したレール状突部３５及び切り欠き３８
は、図３には示されていない裏面側の側板１５にも形成
されている。
３の側板１５の下方部分には、転写ユニット２側に延び
ている延長部２ａが形成されており、この延長部２ａを
含めて、下方部分外面の全体にわたって、レール状突部
３５が延びている。 このレール状突部３５は、前述し
た本体ハウジング内面に形成されている広幅の第１のレ
ール状溝２５と係合し、該溝２５内をスライドするもの
である。また、図３から明らかな通り、このレール状突
部３５の先端部分近傍には、断線部３６が形成されてお
り、この断線部３６を含むようにして、側板１５には切
り欠き３８が形成されている。この断線部３６は、少な
くとも前述した小径ボス３１が入り込むような大きさを
有しており、且つ切り欠き３８は、断線部３６に対し
て、図３中右側のレール状突部３５上に小径ボス３１が
乗り上げて保持されるような大きさ乃至形状を有してい
る。尚、上述したレール状突部３５及び切り欠き３８
は、図３には示されていない裏面側の側板１５にも形成
されている。
【００１９】本発明によれば、上述した構造の転写ユニ
ット２及び給紙搬送ユニット３を使用することにより、
これらのユニット２及び３を一体化した状態で、画像形
成装置を構成する本体ハウジング内の所定位置に導入
し、且つ本体ハウジング内から脱着させることができ
る。即ち、このような装着（導入）或いは脱着する時の
転写ユニット２と給紙搬送ユニット３の位置関係を示す
図５を参照して、転写ユニット２の小径ボス３１が給紙
搬送ユニット３のレール状突部３５の断線部３６に入り
込むようにして、転写ユニット２を給紙搬送ユニット３
上に保持し、この状態で、装着及び脱着が行われる。
ット２及び給紙搬送ユニット３を使用することにより、
これらのユニット２及び３を一体化した状態で、画像形
成装置を構成する本体ハウジング内の所定位置に導入
し、且つ本体ハウジング内から脱着させることができ
る。即ち、このような装着（導入）或いは脱着する時の
転写ユニット２と給紙搬送ユニット３の位置関係を示す
図５を参照して、転写ユニット２の小径ボス３１が給紙
搬送ユニット３のレール状突部３５の断線部３６に入り
込むようにして、転写ユニット２を給紙搬送ユニット３
上に保持し、この状態で、装着及び脱着が行われる。
【００２０】例えば、図５に示す状態で、転写ユニット
２の大径ボス３０及び給紙搬送ユニット３のレール状突
部３５を、本体ハウジング内面を延びている広幅の第１
のレール状溝２５内に挿入し、図１の右側から左側にス
ライドせしめる。これにより、断線部３６内に入り込ん
でいる小径ボス３１は、狭幅の第２のレール状溝２６内
をスライドすることになる。このようにして、転写ユニ
ット２と給紙搬送ユニット３とを一体的に本体ハウジン
グ内に押し込んでいくと、転写ユニット２の大径ボス３
０は、広幅の第１のレール状溝２５の先端部分の傾斜部
２５ａを通り、水平部２５ｂ内に入り込んだ状態で止ま
る。一方、小径ボス３１は、第２のレール状溝２６の先
端部分に形成されている傾斜部２６ａ内に入り込んで止
まるが、レール状突部３５は、第１のレール状溝２５内
をスライドするため、傾斜部２６ａ内で止まった小径ボ
ス３１は、レール状突部３５上に乗った状態で安定に保
持されている。このようにして、転写ユニット２は、最
終的に上方に持ち上げられた状態で保持され、図１に示
す様に、転写ユニット２に設けられている転写ベルト６
と感光体ドラム１ａ〜１ｄとが近接した状態で転写ユニ
ット２が位置決めされ、前述した画像形成が行われる。
２の大径ボス３０及び給紙搬送ユニット３のレール状突
部３５を、本体ハウジング内面を延びている広幅の第１
のレール状溝２５内に挿入し、図１の右側から左側にス
ライドせしめる。これにより、断線部３６内に入り込ん
でいる小径ボス３１は、狭幅の第２のレール状溝２６内
をスライドすることになる。このようにして、転写ユニ
ット２と給紙搬送ユニット３とを一体的に本体ハウジン
グ内に押し込んでいくと、転写ユニット２の大径ボス３
０は、広幅の第１のレール状溝２５の先端部分の傾斜部
２５ａを通り、水平部２５ｂ内に入り込んだ状態で止ま
る。一方、小径ボス３１は、第２のレール状溝２６の先
端部分に形成されている傾斜部２６ａ内に入り込んで止
まるが、レール状突部３５は、第１のレール状溝２５内
をスライドするため、傾斜部２６ａ内で止まった小径ボ
ス３１は、レール状突部３５上に乗った状態で安定に保
持されている。このようにして、転写ユニット２は、最
終的に上方に持ち上げられた状態で保持され、図１に示
す様に、転写ユニット２に設けられている転写ベルト６
と感光体ドラム１ａ〜１ｄとが近接した状態で転写ユニ
ット２が位置決めされ、前述した画像形成が行われる。
【００２１】一方、転写ユニット２及び給紙搬送ユニッ
ト３を脱着する場合には、図１の状態で、給紙搬送ユニ
ット３を図１中右側に引っ張ると、レール状突部３５が
第１のレール状溝２５内を右側にスライドするため、こ
のレール状突部３５上に乗った状態で保持されている転
写ユニット２の小径ボス３１は、レール状突部３５の断
線部３６内に落下して入り込み、第２のレール状溝２６
内を右方向にスライドするため、転写ユニット２の大径
ボス３０も、第１のレール状溝２５内を傾斜部２５ａを
通過して右側にスライドする。即ち、転写ユニット２
は、全体として下方に下がり、転写ベルト６と感光体ド
ラム１ａ〜１ｄとの間隔が大きくなった状態で、給紙搬
送ユニット３と一体的に引き出されるわけである。
ト３を脱着する場合には、図１の状態で、給紙搬送ユニ
ット３を図１中右側に引っ張ると、レール状突部３５が
第１のレール状溝２５内を右側にスライドするため、こ
のレール状突部３５上に乗った状態で保持されている転
写ユニット２の小径ボス３１は、レール状突部３５の断
線部３６内に落下して入り込み、第２のレール状溝２６
内を右方向にスライドするため、転写ユニット２の大径
ボス３０も、第１のレール状溝２５内を傾斜部２５ａを
通過して右側にスライドする。即ち、転写ユニット２
は、全体として下方に下がり、転写ベルト６と感光体ド
ラム１ａ〜１ｄとの間隔が大きくなった状態で、給紙搬
送ユニット３と一体的に引き出されるわけである。
【００２２】
【発明の効果】このように本発明によれば、感光体ドラ
ム１ａ〜１ｄ等を本体ハウジング内から取り外すことな
く、転写ユニット２と給紙搬送ユニット３とを一体的
に、本体ハウジング内から容易に脱着させることがで
き、また、これらを一体として、本体ハウジング内に装
着することができる。従って、転写ベルト６上でＪＡＭ
した転写紙の除去作業を、転写ユニット２を取り外すこ
とにより極めて容易に行うことができ、また転写ユニッ
ト２が備えている転写ベルト６の交換作業等もきわめて
容易に行うことができる。本発明は、タンデム式フルカ
ラー画像形成装置のように転写ベルト上に多数の感光体
ドラムが配置され、転写ベルトを備えた転写ユニットの
取り出し作業が面倒な大型の画像形成装置に特に有用で
あるが、１個の感光体ドラムしか備えていない他のタイ
プのフルカラー画像形成装置或いはモノクロ画像専用の
画像形成装置にも適用し得ることは言うまでもない。
ム１ａ〜１ｄ等を本体ハウジング内から取り外すことな
く、転写ユニット２と給紙搬送ユニット３とを一体的
に、本体ハウジング内から容易に脱着させることがで
き、また、これらを一体として、本体ハウジング内に装
着することができる。従って、転写ベルト６上でＪＡＭ
した転写紙の除去作業を、転写ユニット２を取り外すこ
とにより極めて容易に行うことができ、また転写ユニッ
ト２が備えている転写ベルト６の交換作業等もきわめて
容易に行うことができる。本発明は、タンデム式フルカ
ラー画像形成装置のように転写ベルト上に多数の感光体
ドラムが配置され、転写ベルトを備えた転写ユニットの
取り出し作業が面倒な大型の画像形成装置に特に有用で
あるが、１個の感光体ドラムしか備えていない他のタイ
プのフルカラー画像形成装置或いはモノクロ画像専用の
画像形成装置にも適用し得ることは言うまでもない。
【図１】本発明の画像形成装置において、転写ユニット
と給紙搬送ユニットとがハウジング本体内に装着された
状態の概略側断面を示す図。
と給紙搬送ユニットとがハウジング本体内に装着された
状態の概略側断面を示す図。
【図２】本発明に用いる転写ユニットの側断面を示す
図。
図。
【図３】本発明に用いる給紙搬送ユニットの側断面を示
す図。
す図。
【図４】ハウジング本体内面に形成されているレール状
溝の断面を拡大して示す図。
溝の断面を拡大して示す図。
【図５】転写ユニットと給紙搬送ユニットとを一体的に
装着或いは脱着させるときの両者の位置関係を示す図。
装着或いは脱着させるときの両者の位置関係を示す図。
１ａ〜１ｄ：感光体ドラム
２：転写ユニット
３：給紙搬送ユニット
６：転写ベルト
８：転写ローラ
１０：転写ユニットの側板
１２：給紙ローラ
１５：給紙搬送ユニットの側板
２０：レール状溝
２５：広幅の第１のレール状溝
２６：狭幅の第２のレール状溝
３０：大径ボス
３１：小径ボス
３５：レール状突部
３６：断線部
３８：切り欠き
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
G03G 15/00 550
G03G 21/16 - 21/18
G03G 15/16 - 15/16 103
G03G 15/01 - 15/01 117
Claims (4)
- 【請求項１】 感光体ドラムが配置された画像形成領域
を備えた本体ハウジング内に、転写ベルトを備えた転写
ユニットと、給紙ローラを備えた給紙搬送ユニットとが
組み込まれ、給紙搬送ユニットの給紙ローラから転写ユ
ニットに転写紙の搬送が行なわれ、転写ユニットの転写
ベルトにより転写紙の搬送を行いながら、感光体ドラム
上に形成されたトナー像を該転写紙表面に転写させる画
像形成装置において、 前記本体ハウジングの内面には、前記転写紙の給紙搬送
方向に沿って延びているレール状溝が形成されており、前記転写ユニットの側部外面には、前記レール状溝と係
合し且つ該レール状溝内をスライドし得る位置決めボス
が形成されており、 前記給紙搬送ユニットの側部外面には、前記レール状溝
と係合し且つ該レール状溝内をスライドし得ると共に、
途中で断線したレール状突部が形成されており、 前記レール状突部を、その断線部分に前記位置決めボス
が入り込んだ状態で 前記レール状溝内にスライドさせる
ことにより、転写ユニットと給紙搬送ユニットとを一体
的に本体ハウジング内に導入し及び本体ハウジング内か
ら脱着し得ることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項２】 前記本体ハウジング内面に形成されてい
るレール状溝は、広幅の第１のレール状溝と、第１のレ
ール状溝内に形成されている狭幅の第２のレール状溝と
から成り、 転写ユニット側部外面には、前記位置決めボスとして、
第１のレール状溝と係合してスライドし得る大径ボス
と、第２のレール状溝と係合してスライドし得る小径ボ
スとが形成されており、 前記給紙搬送ユニット側部外面に形成されているレール
状突部は、第１のレール状溝と係合してスライドし得る
ものであり、 前記小径ボスが前記レール状突部の断線部分に入り込ん
だ状態で、転写ユニット給紙搬送ユニットとの一体的な
導入及び脱着が行なわれる請求項１に記載の画像形成装
置。 - 【請求項３】 第１のレール状溝は、先端部分が傾斜し
て立ち上がり、この立ち上がり部に連なる短いフラット
な部分で終結していると共に、第２のレール状溝は、先
端部分が第１のレール状溝から脱線し且つ傾斜して立ち
上がって終結しており、転写ユニットと給紙搬送ユニッ
トとがハウジング本体に装着された状態において、前記
大径ボスは、第１のレール状溝の終結部に保持され、前
記小径ボスは、第２のレール状溝の終結部に保持され且
つレール状突部の断線部分から脱着してレール状突部上
に乗った状態で保持されている請求項２に記載の画像形
成装置。 - 【請求項４】 画像形成領域には複数の感光体ドラムが
サイドバイサイドに配置され、これら感光体ドラムの全
体にわたって且つ下方に、転写ユニットの転写ベルトが
位置している請求項１乃至３の何れかに記載の画像形成
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000299005A JP3439732B2 (ja) | 2000-09-29 | 2000-09-29 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000299005A JP3439732B2 (ja) | 2000-09-29 | 2000-09-29 | 画像形成装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002108172A JP2002108172A (ja) | 2002-04-10 |
| JP3439732B2 true JP3439732B2 (ja) | 2003-08-25 |
Family
ID=18780873
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000299005A Expired - Fee Related JP3439732B2 (ja) | 2000-09-29 | 2000-09-29 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3439732B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7555238B2 (en) | 2004-09-29 | 2009-06-30 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image-forming device and angularly shifted belt unit |
| US7586508B2 (en) | 2004-06-22 | 2009-09-08 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image-forming device with scanner unit |
| US7881635B2 (en) | 2007-02-14 | 2011-02-01 | Ricoh Company, Limited | Image forming apparatus including a detachable convey-guiding member detachably attached to a fixed convey-guiding member fixed to a device main body |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1674948B1 (en) | 2004-12-27 | 2018-08-01 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
| JP4615340B2 (ja) * | 2005-03-17 | 2011-01-19 | 株式会社リコー | ベルトユニット及びこれが挿脱される画像形成装置 |
| JP4412258B2 (ja) | 2005-08-25 | 2010-02-10 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置 |
| US7454158B2 (en) | 2005-08-25 | 2008-11-18 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus with accommodation spaces |
| KR101315459B1 (ko) * | 2008-10-14 | 2013-10-04 | 삼성전자주식회사 | 전사유닛 및 이를 포함하는 화상형성장치 |
| JP4710972B2 (ja) * | 2008-12-26 | 2011-06-29 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置 |
| US8185016B2 (en) * | 2008-12-26 | 2012-05-22 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
| JP5556114B2 (ja) * | 2009-10-02 | 2014-07-23 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置 |
-
2000
- 2000-09-29 JP JP2000299005A patent/JP3439732B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7586508B2 (en) | 2004-06-22 | 2009-09-08 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image-forming device with scanner unit |
| US7555238B2 (en) | 2004-09-29 | 2009-06-30 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image-forming device and angularly shifted belt unit |
| US7881635B2 (en) | 2007-02-14 | 2011-02-01 | Ricoh Company, Limited | Image forming apparatus including a detachable convey-guiding member detachably attached to a fixed convey-guiding member fixed to a device main body |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2002108172A (ja) | 2002-04-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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