JPH066372Y2 - プロセスユニットの着脱構造 - Google Patents

プロセスユニットの着脱構造

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JPH066372Y2
JPH066372Y2 JP1987180038U JP18003887U JPH066372Y2 JP H066372 Y2 JPH066372 Y2 JP H066372Y2 JP 1987180038 U JP1987180038 U JP 1987180038U JP 18003887 U JP18003887 U JP 18003887U JP H066372 Y2 JPH066372 Y2 JP H066372Y2
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process unit
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locking
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JP1987180038U
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Inventor
雅彦 小林
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三田工業株式会社
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、複写機等の画像形成装置におけるプロセスユ
ニットの着脱構造に関するものである。
(従来技術) 電子写真複写機等の画像形成装置の中には、感光体ドラ
ムとクリーニング装置、感光体ドラムと現像装置、ある
いは三者を一体としたプロセスユニットを備えたものが
ある。このようなプロセスユニットとしては、画像形成
装置本体の前面から脱着可能に構成されたものが多く、
このようにプロセスユニットを取外した状態で、ユーザ
ーが容易に各部品の交換を行えるようになっている。
ところで、従来のプロセスユニットの着脱構造は、画像
形成装置本体の前面に形成された開口部からプロセスユ
ニットを装着あるいは脱着するものが一般的となってい
る。この構造の場合、プロセスユニットを取り外す要領
としては、プロセスユニット前面に設けられた取手等を
片手で把持し、ある程度手前に引出してからプロセスユ
ニットを両手で支える等して抜取ることになるが、片手
で引出す際に、不用意にプロセスユニットを引出し過ぎ
ると、プロセスユニット全体が装置本体の開口部から抜
き出てしまい、プロセスユニットがその後端から落下し
て、その衝撃によりトナーがプロセスユニットの外部に
漏れたり、内部に備えられている感光体ドラムや現像装
置のセット位置がずれたり、あるいは破損が生じたりす
るおそれがある。
このような不具合を解消する手段としては、例えば実開
昭58−52544号公報に示されるように、プロセス
ユニットが所定位置まで引出された状態でこのユニット
を停止させる停止部材を設け、この停止部材の規制を解
除するレバー等を装置本体外部に設けるようにしたもの
が挙げられる。
しかし、この構造の場合、停止部材や、この停止部材を
揺動させる特別な機構を設けなければならないので、構
造が複雑であるとともにコスト高となる問題点がある。
また、この構造においてプロセスユニットを引出す際に
停止部材によって引出しが停止すると、この停止部材の
規制をレバー等で解除しながら、さらにプロセスユニッ
トをある程度引出し、この状態からプロセスユニットを
両手で把持する等して抜取らなければならず、抜出し作
業が面倒となる欠点がある。
また、実開昭62−58458号公報には、プロセスカ
ートリッジ側に画像形成装置本体からの脱落防止用爪を
設け、装置本体側に上記爪の受け部材を設けたものが開
示されているが、この機構は、装置本体のカバーを閉じ
て収納状態とした時のプロセスカートリッジの位置規制
を行うためのものであり、プロセスカートリッジ引出し
時の落下防止は行うことができない。
(考案の目的) 本考案は上記事情に鑑み、簡単な構造で、プロセスユニ
ットの抜出しの際の落下防止を図ることができ、しかも
画像形成装置に対してプロセスユニットを容易に着脱す
ることができる構造を提供することを目的とする。
(考案の構成) 本考案は、画像形成装置本体の前面からプロセスユニッ
トを装着および脱着するためのプロセスユニットの着脱
構造であって、上記装置本体内に、前方に開口するプロ
セスユニット収納部を設けるとともに、このプロセスユ
ニット収納部下面の入口近傍部位に、前下がりに傾斜し
た状態で下方に窪む係止部を形成し、プロセスユニット
下面の奥側端部近傍部位に、上記係止部と係合可能な突
出部を設け、これら突出部および係止部を、プロセスユ
ニットの挿入方向に関しては突出部が上記係止部からプ
ロセスユニット収納部下面に乗上げ可能で、プロセスユ
ニットの引出し方向に関しては突出部が係止部に係止さ
れるように構成したものである。
このような構成において、プロセスユニットを装着した
状態から手前に引き出してこのプロセスユニットの奥側
端部近傍部位がプロセスユニット収納部の入口近傍部位
に到達すると、このプロセスユニットの突出部が係止部
に係止されることによってそれ以上のプロセスユニット
のスライドが規制されるが、この状態からプロセスユニ
ットを少し持上げることによって係合が解除され、この
状態のままプロセスユニットを抜出すことができる。ま
た、プロセスユニットの挿入時においては、プロセスユ
ニットを所定位置まで押込むことにより突出部が係止部
に一時的に係合するが、そのまま続けてプロセスユニッ
トを押込むことにより突出部が係止部からプロセスユニ
ット収納部下面に乗上がるので、容易にプロセスユニッ
トの装着を行うことができる。
(実施例) 本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、1は静電複写機(画像形成装置)の本
体であり、この本体1の上面には、コンタクトガラス2
を備えた原稿載置台3が設けられている。同じ本体1の
一側部には、転写紙が収容された転写紙カセット4が装
着されており、他側部には、複写が行なわれた転写紙が
排出される排紙トレイ5が装着されている。
本体1の内部には、中心軸6を中心に回動する感光体ド
ラム7と、その周辺機器として主帯電装置8、現像装置
9、転写装置10、分離装置11、クリーニング装置1
2等が設けられている。上記感光体ドラム7、主帯電装
置8、現像装置9、およびクリーニング装置12は、プ
ロセスユニット13内に一体に設けられており、後に記
すように、このプロセスユニット13は本体1に対して
着脱自在に構成されている。
このプロセスユニット13の上方には、露光ランプ14
等を有する光学系15が設けられ、同プロセスユニット
13の下方には、転写紙の搬送機構としてその搬送方向
に順次、給紙ローラ16、レジストローラ対17、定着
装置18における定着ローラ対19、および排紙ローラ
対20が設けられている。
上記現像装置9は、第2図に示されるように、現像容器
90および現像剤収納部91を備えており、現像容器9
0内には現像ローラ92および撹拌ローラ93が設けら
れている。
上記現像剤収納部91は、下方の現像容器90に連通
し、トナーおよびキャリアが予め混合された現像剤(ス
タート材)を収納するスタート材収納部91aと、トナ
ーのみを収納するトナー収納部91bとからなってお
り、トナー収納部91bと現像容器90との連通部分に
はトナー補給ローラ94が設けられている。
この現像剤収納部91の下部には、使用前の段階におい
てシール部材95が設けられている。このシール部材9
5は、その中間部で折返された状態で現像剤収納部91
の下部に貼着されており、これによって現像剤収納部9
1内の現像剤が密封されている。このシール部材95の
一端部95aは、現像剤収納部91の外壁下部に貼着さ
れ、他端部95bは、第3図にも示されるように、プロ
セスユニット13に設けられたスリット13aを通って
同ユニット13の外方に導出されており、この端部95
bをプロセスユニット13の斜め前方でかつ第2図の矢
印に示される方向に引張ることにより、シール部材95
が引抜かれて上記密封が解かれるようになっている。
次に、このプロセスユニット13の着脱構造を説明す
る。第3図に示されるように、画像形成装置本体1の前
部にはカバー21が開閉自在に設けられ、このカバー2
1を開いた状態で前壁22が前方に露出するようになっ
ている。一方、本体1の内部には、第4図に示されるよ
うなプロセスユニット13を収納するプロセスユニット
収納部23が設けられており、このプロセスユニット収
納部23は、上記前壁22から前方に開口した状態とな
っている。
このプロセスユニット収納部23において、その入口近
傍の左右両側の所定位置には、第5図にも示されるよう
に、このプロセスユニット収納部23の下壁の一部を下
方に折曲げることによって、プロセスユニット収納部2
3の下面から前下がりに傾斜した状態で下方に窪み係止
部24が形成されている。
一方、プロセスユニット13は、前部下面の左右面側部
分が若干下方に突出する形状に形成されており、同プロ
セスユニット13の後部下面の左右両側には、下方に突
出する突出部25が設けられている。この突出部25の
前面はほぼ垂直に形成されているが、後面は前下がりの
傾斜面とされており、上記係止部24に係合可能な形状
となっている。
また、このプロセスユニット13の前面には、プロセス
ユニット収納部23から手前に引出すための取手26が
設けられ、同プロセスユニット13の上面には、プロセ
スユニット13を持上げるための取手27が設けられて
いる。
次に、この構造におけるプロセスユニット13の着脱要
領を説明する。まず、プロセスユニット13を第4図に
二点鎖線で示される装着状態から抜出す場合には、その
前面の取手26を把持して手前に引く。これによってプ
ロセスユニット13が所定位置まで前方にスライド移動
すると、このプロセスユニット13下面の突出部25が
係止部24に落込んで両者が係合状態となる。この状態
では、プロセスユニット13の引出し方向に関して突出
部25が係止部24に係止されているので、それ以上の
プロセスユニット13のスライドが阻止される。
そして、この状態から取手27を把持してプロセスユニ
ット13を持上げると、上記係合が外れ、しかも、この
ようにプロセスユニット13を吊り下げた状態のままで
プロセスユニット収納部23からプロセスユニット13
を容易に抜取ることができる。
逆に、交換したプロセスユニット13を装着する場合に
は、取手27を把持してプロセスユニット13を吊下
げ、その後端をプロセスユニット収納部23の開口部に
合せるようにして挿入する。このようにして所定位置ま
でプロセスユニット13を挿入すると、上記突出部25
が係止部24に落込んで一時的に係合状態となるが、係
止部24は前下がりに傾斜する形状となっているため、
この状態からプロセスユニット13をそのまま本体1の
内方に押込めば、突出部25が係止部24からプロセス
ユニット収納部23の下面に乗上がり、以下、完全な状
態までプロセスユニット13を装着することができる。
以上のようにこの構造によれば、プロセスユニット13
を本体1から脱着する際に、同プロセスユニット13を
所定位置まで引出した段階で突出部25が係止部24に
係止されることにより、それ以上のプロセスユニット1
3のスライドが規制されるので、プロセスユニット13
を引出し過ぎて落下させてしまう心配がない。しかも、
係合状態となった後は、プロセスユニット13を少し持
上げるだけで係合が解除され、この状態のまま容易にプ
ロセスユニット13を取出すことができる。逆に、プロ
セスユニット13を挿入する際にも突出部25と係合部
24が一時的に係合するが、そのままプロセスユニット
13を押込むだけで容易にプロセスユニット13の装着
を行うことができる。
また、この実施例のように、現像装置9のシール部材9
5をプロセスユニット13の外方から斜め手前に引出す
構成としている場合、従来は装着時に片手でプロセスユ
ニット13を固定しながら片手でシール部材95を手前
に引出さなければならず、作業が面倒でミスも比較的起
こし易い傾向があったが、上記構成においては、交換し
た新しいプロセスユニット13を挿入する際、突出部2
5と係止部24が係合した段階でプロセスユニット13
は手前にはスライドしない状態となるので、この状態で
簡単にシール部材95をプロセスユニット13から引抜
くことができ、これによって作業性の向上が果される。
なお、本考案において上記突出部25および係止部24
を設ける位置は適宜設定すればよいが、両者が係合した
状態から容易にプロセスユニット13を抜取ることがで
きるように、係止部24はなるべくプロセスユニット収
納部23の入口付近に設け、突出部25はなるべくプロ
セスユニット13の後部に設けることが望ましい。また
上記実施例では、突出部25に係止部24とほぼ合致す
る傾斜面を形成するようにしているが、プロセスユニッ
ト13の挿入時に係止部24から乗り上げ可能であれば
突出部25の形状は問わず、例えば外形が滑らかな曲線
を描くような側面形状を有するものでも同様の効果を得
ることができる。
(考案の効果) 以上のように本考案は、画像形成装置本体内に設けられ
たプロセスユニット収納部の下面における入口近傍部位
に、前下がりに傾斜した状態で窪む係止部を形成し、こ
の係止部と係合する突出部をプロセスユニット下面の奥
側端部近傍部位に設け、このプロセスユニットの挿入時
にのみ、この突出部が上記係止部から乗上げ可能となる
ようにしたものであるので、簡単な構造でプロセスユニ
ットの落下を防止することができるととともに、この係
合状態からプロセスユニットを持上げるだけで容易にプ
ロセスユニットを抜出すことができる効果がある。逆
に、プロセスユニットを装着する場合も、プロセスユニ
ットを単にプロセスユニット収納部に挿入するだけでよ
く、容易にプロセスユニットの装着を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における静電複写機の内部構
造図、第2図は同複写機本体に装着されるプロセスユニ
ット内の現像装置の断面図、第3図は同プロセスユニッ
トの着脱状態を示す斜視図、第4図は同状態を示す断面
図、第5図は同プロセスユニットの突出部およびプロセ
スユニット収納部に設けられた係止部を示す斜視図であ
る。 1……静電複写機(画像形成装置)本体、13……プロ
セスユニット、23……プロセスユニット収納部、24
……係止部、25……突出部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成装置本体の前面からプロセスユニ
    ットを装着および脱着するためのプロセスユニットの着
    脱構造であって、上記装置本体内に、前方に開口するプ
    ロセスユニット収納部を設けるとともに、このプロセス
    ユニット収納部下面の入口近傍部位に、前下がりに傾斜
    した状態で下方に窪む係止部を形成し、プロセスユニッ
    ト下面の奥側端部近傍部位に、上記係止部と係合可能な
    突出部を設け、これら突出部および係止部を、プロセス
    ユニットの挿入方向に関しては突出部が上記係止部から
    プロセスユニット収納部下面に乗上げ可能で、プロセス
    ユニットの引出し方向に関しては突出部が係止部に係止
    されるように構成したことを特徴とするプロセスユニッ
    トの着脱構造。
JP1987180038U 1987-11-25 1987-11-25 プロセスユニットの着脱構造 Expired - Lifetime JPH066372Y2 (ja)

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JP1987180038U JPH066372Y2 (ja) 1987-11-25 1987-11-25 プロセスユニットの着脱構造

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JPH0185735U JPH0185735U (ja) 1989-06-07
JPH066372Y2 true JPH066372Y2 (ja) 1994-02-16

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5556114B2 (ja) * 2009-10-02 2014-07-23 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
JP5219953B2 (ja) * 2009-07-21 2013-06-26 村角工業株式会社 プレパラート収納ケース

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50150530U (ja) * 1974-05-30 1975-12-15
JPS54161724U (ja) * 1978-04-28 1979-11-12
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JPS58142377A (ja) * 1982-02-17 1983-08-24 Canon Inc クリ−ニング装置

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JPH0185735U (ja) 1989-06-07

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