JP5555507B2 - 照明装置および電気光学装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液晶装置等の電気光学装置に好適な照明装置の構造に関する。
液晶装置等の電気光学装置には平板型の照明装置が利用される。特許文献1に開示された照明装置は、図14に示すように、側端面82に対する入射光を電気光学装置との対向面から出射させる導光板84と、導光板84の側端面82に光を照射する複数の光源86とを含んで構成される。複数の光源86は、導光板84に固定された実装基板88に実装される。
特開2004−184493号公報
特許文献1の構成のもとでは、実装基板88の全長におよぶ広い範囲(図14の斜線の領域)にわたって実装基板88が導光板84の表面を覆う。したがって、実装基板88の表面での反射や吸収に起因した光の損失が大きいという問題がある。また、実装基板88の表面での反射時に、実装基板88の色相に対応する波長の成分が他の成分と比較して強調される(実装基板88の色相に着色される)から、導光板84からの出射光において各波長の強度が不均一になるという問題もある。以上の事情を考慮して、本発明は、実装基板と導光板とが重なることに起因した問題を解消することを目的とする。
以上の課題を解決するために、本発明の照明装置は、入射面からの入射光を出射面に導く導光板と、入射面に光を照射する光源部と、光源部が固定された実装部と実装部のうち導光板側の側端面から突出する第1突起部(例えば図1の突起部56)とを含む実装基板とを具備し、導光板は、入射面側の側縁部に、中心軸が出射面に直交する柱体に係合可能な第1係合部を有し、実装部は、第1係合部に対応する位置に形成され、柱体に係合可能な第2係合部を有し、導光板と実装基板とは、第1係合部と第2係合部とが柱体と係合するように載置され、第1突起部導光板に重なるとともに当該導光板に固定される。以上の構成では、実装部の側端面から部分的に突出する突起部が導光板に固定されるから、例えば実装部の周縁が全長にわたって導光板に固定される構成と比較して、実装基板のうち導光板と重なる領域の面積が削減される。したがって、実装基板の表面での反射または吸収に起因した光の損失や、実装基板の表面での反射に起因した着色(各波長の強度の不均一か)を抑制することが可能である。また、第1係合部および第2係合部の各々と柱体とを係合させることで実装基板と導光板とを高精度に所期の位置に調整できるという利点がある。
本発明の好適な態様において、導光板は、入射面から突出する複数の第2突起部(例えば図1の突起部66)を含み、実装部は、各第2突起部に重なるとともに当該第2突起部に固定される。以上の態様においては、実装基板の第1突起部と導光板との固定(接合)に加えて実装基板と導光板の第2突起部とが固定されるから、例えば第1突起部のみを導光板に固定した構成と比較して、実装基板を導光板に対して強固に固定することが可能である。
更に好適な態様において、実装部のうち第1突起部のみが導光板に重なる。このような構成によれば、実装基板のうち導光板と重なる領域の面積を削減できるという効果は格別に顕著となる。
本発明の好適な態様において、光源部は、実装部に配列されて導光板の入射面に対向する複数の光源を含み、複数の光源が配列する方向において第1突起部は各光源の間に位置する。以上の態様においては、光源の配列の方向における位置が第1突起部と各光源とで相違するから、光源と第1突起部とを同位置に配置した構成と比較して、実装基板の表面での光の反射や吸収を有効に低減することが可能である。
本発明の別の態様に係る照明装置は、複数の突起部(例えば図1の突起部66)が突出する入射面からの入射光を出射面に導く導光板と、入射面に光を照射する光源部と、光源部が固定された実装部を含む実装基板とを具備し、実装部は、各突起部に重なるとともに当該突起部に固定され、実装基板は、各突起部に重なる部分のみが導光板に重なる。以上の構成では、実装基板のうち各突起部に重なる部分のみが導光板に重なるから、実装基板のうち導光板と重なる領域の面積を削減できるという効果は格別に顕著となる。なお、以上の態様の具体例は第3実施形態として後述される。
本発明に係る電気光学装置は、以上の各態様に係る照明装置と、照明装置の出射面からの出射光に対する透過率が可変に制御される複数の電気光学素子が面状に配列された表示体とを具備する。以上の電気光学装置によれば、本発明の照明装置と同様の作用および効果が実現される。
本発明の好適な態様に係る電気光学装置は、表示体に端部が固定されるとともに実装基板を囲むように湾曲して、導光板を挟んで表示体とは反対側に至る配線基板と、配線基板のうち実装部における光源部との対向面に実装された実装部品とを具備し、光源部は、実装部に配列されて導光板の入射面に対向する複数の光源を含み、実装部品は、各光源の間に位置する。以上の態様においては、配線基板に実装された実装部品が各光源の間に位置する(すなわち、各光源の間の空間が有効に利用される)から、電気光学装置の小型化に有利である。
本発明の第1実施形態に係る電気光学装置の分解斜視図である。 照明装置のうち実装基板の周辺の平面図である。 導光板と実装基板とを分離した平面図である。 図2におけるIV-IV線の断面図である。 導光板と実装基板との位置を調整する工程の説明図である。 実装基板の各光源と配線基板の各実装部品との関係を示す断面図である。 第2実施形態における照明装置の平面図である。 第3実施形態における照明装置の平面図である。 変形例に係る照明装置の部分的な平面図である。 変形例に係る照明装置の部分的な平面図である。 電子機器の形態(パーソナルコンピュータ)を示す斜視図である。 電子機器の形態(携帯電話機)を示す斜視図である。 電子機器の形態(携帯情報端末)を示す斜視図である。 従来の技術における照明装置の平面図である。
<A:第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る電気光学装置100の分解斜視図である。電気光学装置100は、画像を表示する平板型の表示装置であり、図1に示すように表示体12と照明装置14とを含んで構成される。以下の説明では、電気光学装置100を構成する板状または層状の各要素の板面(主面)に平行で相互に直交するX方向およびY方向と、X-Y平面に垂直なZ方向とを便宜的に想定する。電気光学装置100の任意の地点からみてZ方向の正側が前面側(表示画像を視認する利用者にとって手前側)に相当し、当該位置からみてZ方向の負側が背面側(利用者にとって奥側)に相当する。
表示体12は、相対向する状態で接合された光透過性の第1基板21と第2基板22との間隙に液晶(図示略)を封止した構造の液晶パネルである。図1に示すように、電極間に液晶を介在させた構造の複数の液晶素子(画素)Eが、X方向およびY方向にわたって表示領域D内に行列状に配列される。第2基板22のうち第1基板21の周縁から張出した領域には可撓性の配線基板16が固定される。液晶素子Eの駆動に使用される各種の制御信号が外部装置から配線基板16を経由して表示体12に供給される。
照明装置14は、表示体12の背面側に配置されて表示領域Dに光を照射する平板型の面光源(バックライト)である。照明装置14からの出射光の透過率を各液晶素子Eが可変に制御することで表示領域D内に所望の画像が表示される。図1に示すように、照明装置14は、導光板30と光源部40と実装基板50とを含んで構成される。光源部40を支持する実装基板50が導光板30に固定される。
図2は、照明装置14のうち実装基板50の近傍の部分の平面図である。図3は、導光板30と実装基板50とを分離して図示した平面図であり、図4は、図2のIV-IV線の断面図である。なお、図4では、照明装置14に加えて表示体12および配線基板16が併記されている。図1から図4に示すように、導光板30は、例えば光透過性の樹脂材料(例えばアクリル樹脂)で導光部32と側縁部34とを一体に形成した板状部材である。
図1に示すように、導光部32は、表示体12の表示領域Dに対向する表面(以下「出射面」という)322を主面とする平板状の部位であり、側縁部34は、導光部32の縁辺(X方向)に沿う長尺状の部位である。導光板30は、側縁部34のうち導光部32とは反対側の側端面(以下「入射面」という)622からの入射光を出射面322に導く。なお、実際には、背面側に進行する光を前面側に反射する反射板が導光部32の背面側(出射面322とは反対側)の表面に設置され、出射面322からの出射光を適度に拡散させる拡散板が導光部32の出射面322に設置されるが、反射板や拡散板の図示は便宜的に省略されている。
図1から図4に示すように、側縁部34は、前述の入射面622に隣接するとともに出射面322に平行な実装面624と、入射面622とは反対側にて実装面624から下方に傾斜して導光部32(出射面322)の縁辺に至る傾斜面626とを含んで構成される。以上の構成によれば、入射面622の高さ(Z方向の寸法)が導光部32の厚さを上回る寸法に設定されるから、側縁部34を導光部32と同じ厚さに形成した構成と比較して、入射面622の面積(入射面622に入射する光量)を充分に確保することが可能である。
側縁部34の傾斜面626には、傾斜面626から前面側に突出する複数(本形態では3個)の台座部64が形成される。各台座部64は、導光部32の出射面322に平行で実装面624に連続する頂面641を含んで構成される。また、側縁部34の両端部には、入射面622からY方向の正側に突出する突起部66が形成される。図2および図3に示すように、突起部66は、導光部32の出射面322に平行で実装面624に連続する頂面662と先端側の係合部664とを含んで構成される。係合部664は、X-Y平面に平行な断面での形状が半円状となるようにZ方向に延在する溝状の部分である。
図1に示すように、光源部40は、導光板30の入射面622に光を照射する複数(本形態では4個)の光源42を含んで構成される。各光源42は、例えばLED(Light Emitting Diode)等の発光素子である。実装基板50は、各光源42を支持するとともに各光源42に電力を伝達する可撓性の配線基板であり、実装部52と接続部54と複数の突起部56とが連続する平板状に形成される。
実装部52は、導光板30の側縁部34に対応する長尺状の部分である。図1および図3に示すように、光源部40の複数の光源42は、実装部52の長手(X方向)に沿って間隔をあけて配列するように実装部52の背面側の表面に固定される。接続部54は、実装部52に連続する部分であり、実装部52とは反対側に位置する端部が外部装置(図示略)に接続される。各光源42を発光させる駆動信号が、外部装置から接続部54の配線(図示略)を経由して各光源42に供給される。
実装部52のうち導光板30の係合部664に対応する各位置(実装部52のX方向の両端部)には係合部522が形成される。各係合部522は、導光板30の各係合部664におけるX-Y平面での断面に対応する形状(本形態では円形)に形成された貫通孔である。導光板30の係合部664と実装基板50の係合部522とは、以下に説明するように、実装基板50と導光板30とを相互に固定する工程で両者間の相対的な位置を決定するために利用される。
実装基板50と導光板30との位置の調整には、図5の治具90が利用される。図5に示すように、治具90は、導光板30が載置される載置台92と、載置台92の表面から鉛直に突出する複数(2個)の位置指標94とを含んで構成される。各位置指標94は、載置台92の表面(載置台92に配置された導光板30の出射面322)に中心軸が直交する円柱状に形成される。図5に示すように、各位置指標94の間隔は、導光板30の各係合部664の間隔や実装基板50の各係合部522の間隔と略同等の寸法に設定される。
導光板30と実装基板50とを固定する工程では、図5に示すように、治具90の各位置指標94が導光板30の各係合部664に係合する(すなわち、位置指標94の外周面と係合部664の内周面とが接触する)ように導光板30が載置台92に配置される。そして、治具90の各位置指標94が実装基板50の各係合部522に係合する(位置指標94が係合部522を貫通する)ように実装基板50が導光板30の実装面624に載置される。すなわち、各位置指標94を基準として導光板30と実装基板50との相対的な位置が決定される。以上の状態で導光板30と実装基板50とが固定される。図2および図4に示すように、実装基板50が導光板30に固定された状態では、実装基板50に固定された各光源42の発光面が導光板30の入射面622に対向(理想的には接触)する。
図1および図3に示すように、実装基板50の複数の突起部56の各々は、実装部52のうち導光板30(導光部32)側の側端面524からY方向の負側に突出する。各突起部56のX方向の位置は各光源42のX方向の位置とは相違する。すなわち、図1および図3から理解されるように、X方向に相隣接する2個の光源42の間隙に突起部56が位置する。実装基板50と導光板30とが固定された状態では、図2および図4に示すように、各突起部56が導光板30の側縁部34の各台座部64の頂面641と重なる。
図2では、実装基板50のうち導光板30に接合される領域に斜線が付加されている。図2および図4に示すように、実装基板50の各突起部56の背面側の表面と導光板30の台座部64の頂面641とが、両者間に形成された図4の接着層(接着剤や両面テープ)72で相互に接合される。また、図2に示すように、実装基板50のうち導光板30の各突起部66に重なる部分(両端部)が接着層(図示略)で突起部66の頂面662に接合される。以上に説明した箇所の接合で、導光板30と実装基板50とは、治具90を利用した調整後の位置を維持した状態で相互に固定される。なお、以上の例示では、実装基板50と導光板30の実装面624とが接合されない構成を例示したが、実装基板50を実装面624に接合した構成も採用され得る。
図1で便宜的に平板状に図示された配線基板16は、実際には図4に示すように、表示体12(第2基板22)に固定された端部から実装基板50や側縁部34を囲むように背面側に湾曲して導光板30の背面側(導光板30を挟んで表示体12とは反対側)に至る。配線基板16の湾曲の内側の表面(実装基板50との対向面)162には、液晶素子Eの駆動に使用される複数の実装部品(電子部品)18が実装される。具体的には、実装部品18は、配線基板16の内面162のうち光源42との対向面に配置される。実装部品18は、例えば容量素子や抵抗素子である。
図6は、実装基板50に実装された各光源42と配線基板16に実装された各実装部品18とをY方向(入射面622に垂直な方向)からみた模式図である。図6に示すように、相隣接する各光源42の間隙に実装部品18が位置するように実装部品18の実装の位置が選定される。したがって、図4に示すようにX方向からみると、各光源42と実装部品18とは相互に部分的に重なる。
以上の形態では、実装基板50のうち実装部52の側端面524から部分的に突出した突起部56が導光板30に固定されるから、実装基板50の周縁が全長にわたって導光板30に固定される図14の構成(特許文献1)と比較して、実装基板50のうち導光板30と重なる面積が減少し、実装基板50の表面での光の反射や吸収が低減される。したがって、実装基板50の表面での反射または吸収に起因した光の損失や、実装基板50の表面での反射に起因した着色(各波長の強度の不均一化)を抑制できるという利点がある。第1実施形態では、突起部56が各光源42の間に形成される(各光源42を避ける位置に突起部56が形成される)から、突起部56のX方向の位置が光源42と合致する構成と比較すると、実装基板50(突起部56)の表面での光の反射や吸収が抑制されるという効果は格別に顕著である。
なお、実装基板50が導光板30を覆う面積を減少させるという観点のみからすると、実装基板50から複数の突起部56を省略した構成(後述の第3実施形態)も想定され得る。しかし、各突起部56を省略した構成では、実装基板50と導光板30とを接合する面積を充分に確保できないから、導光板30に対する実装基板50の固定の強度が不足する可能性がある。第1実施形態では、各突起部56が導光板30に接合されるから、実装基板50を導光板30に対して強固に固定できるという利点もある。しかも、第1実施形態では、各突起部56と導光板30の台座部64(頂面641)との接合に加えて実装部52の両端部が導光板30の各突起部66(頂面662)に接合されるから、各突起部56のみで実装基板50を導光板30に接合する構成と比較すると、実装基板50と導光板30との固定の強化という効果は顕著となる。
ところで、導光板30と実装基板50との相対的な位置を確定する構成としては、例えば、導光板30を収容する筐体(フレーム)に対して実装基板50を位置合わせする構成(以下「対比例」という)も想定され得る。しかし、対比例の構成では、筐体に対する導光板30の公差と筐体に対する実装基板50の公差とが発生し得るから、導光板30と実装基板50との相対的な位置を高精度に調整することが困難である。他方、本実施形態では、治具90の各位置指標94に係合するように導光板30と実装基板50との相対的な位置が決定される。すなわち、実装基板50が導光板30に対して位置合わせされるから、対比例と比較して実装基板50と導光板30とを所期の位置関係に高精度に調整できるという利点がある。
なお、図14の特許文献1の構成では、導光板84に形成された突起(図示略)を実装基板88の貫通孔に挿入することで両者の位置を決定する構成が開示されている。しかし、導光板84に突起を形成した構成では、外力の作用で突起が破損し易いという問題や、突起の高さ分だけ導光板84の厚さが増加するという問題が発生し得る。治具90の位置指標94に対して導光板30と実装基板50とを位置合わせする第1実施形態によれば、実装基板50の位置の基準となる突起を導光板30に形成する必要がないから、特許文献1の前述の問題が解消されるという利点がある。
また、配線基板16の実装部品18が各光源42の間に位置する。以上のように光源42の間の空間を有効に利用した構成によれば、例えば配線基板16のうち内面162とは反対側の表面に実装部品18を実装した構成と比較して、電気光学装置100が小型化されるという利点もある。
<B:第2実施形態>
本発明の第2実施形態を説明する。以下の各例示において作用や機能が第1実施形態と同等である要素については、以上の説明で参照した符号を流用して各々の詳細な説明を適宜に省略する。
図7は、第2実施形態における照明装置14の平面図である。第1実施形態では、実装基板50の実装部52が、台座部64の頂面641および突起部66の頂面662に加えて実装面624にも重なる構成を例示した。第2実施形態の導光板30は、第1実施形態の実装面624を省略した形状である。したがって、第2実施形態の実装基板50は、図7に示すように、導光板30の各突起部66の頂面662に重なる部分(両端部)と各突起部56とのみが導光板30に重なる。すなわち、実装基板50の実装部52の側端面524(突起部56以外の部分)と導光板30の入射面622とは、X-Z平面に平行な同一平面内に位置する。
実装基板50の実装部52の側端面524と光源部40の各光源42の発光面とがX-Z平面に平行な同一平面内に位置するように各光源42は実装基板50の実装部52に実装される。したがって、実装基板50が導光板30に固定された状態では、第1実施形態と同様に、各光源42の発光面は導光板30の入射面622に接触する。
第2実施形態においても第1実施形態と同様の効果が実現される。また、第2実施形態では、実装基板50の実装部52のうち両端部(導光板30の各突起部66に重なる部分)と各突起部56とのみが導光板30に重なるから、実装基板50のうち導光板30と重なる面積が第1実施形態と比較して削減される。したがって、実装基板50の表面での反射または吸収に起因した光の損失や実装基板50の表面での反射に起因した着色を抑制できるという効果が、第1実施形態と比較して増加するという利点がある。なお、図7では、実装部52の側端面524と導光板30の入射面622とが同一平面内に位置する場合を例示したが、実装部52の側端面524が導光板30の入射面622からみてY方向の正側に位置する構成も採用され得る。
<C:第3実施形態>
図8は、第3実施形態における照明装置14の平面図である。図8に示すように、第3実施形態の照明装置14の実装基板50は、第2実施形態の各突起部56を省略した構造である。すなわち、実装基板50の実装部52の側端面524は、実装部52の全長にわたってX方向に直線状に連続する。
第2実施形態と同様に、実装面624の側端面524と導光板30の入射面622とは、X-Z平面に平行な同一平面内に位置する。したがって、実装基板50は、導光板30の各突起部66の頂面662に重なる部分(両端部)のみが導光板30に重なり、当該部分以外は導光板30の実装面624に重ならない。第2実施形態と同様に、側端面524と各光源42の発光面とが同一平面内に位置するように各光源42は実装部52に実装されるから、各光源42の発光面は導光板30の入射面622に接触する。
第3実施形態においても第2実施形態と同様の効果が実現される。また、第3実施形態では、実装基板50が実装部52の両端部以外で導光板30に重ならないから、実装基板50の表面での反射または吸収に起因した光の損失や実装基板50の表面での反射に起因した着色を抑制できるという効果を、第1実施形態や第2実施形態と比較して増加することが可能である。
<D:変形例>
以上の形態は多様に変形され得る。具体的な変形の態様を以下に例示する。以下の例示から任意に選択された2以上の態様は適宜に併合され得る。
(1)変形例1
以上の各形態では、導光板30の各突起部66の係合部664の断面形状を半円状とし、実装基板50の各係合部522の平面形状を円形としたが、係合部664や係合部522の形状は適宜に変更され得る。例えば、治具90の各位置指標94が角柱状である場合には、図9に示すように各係合部664や各係合部522の形状を多角形とした構成も採用される。また、以上の各形態では、導光板30の各係合部664を溝部(切欠)とし、実装基板50の各係合部522を貫通孔としたが、図10に示すように、導光板30の各係合部664を貫通孔とし、実装基板50の各係合部522を切欠とした構成も採用され得る。なお、図9および図10では、位置指標94の断面が斜線で併記されている。以上の説明から理解されるように、導光板30の係合部664および実装基板50の係合部522は、位置指標94として機能する柱体に係合可能な部分として包括される。
(2)変形例2
以上の各形態における表示体12は液晶パネルに限定されない。例えば、電気泳動素子を行列状に配列した表示体も採用され得る。以上の説明から理解されるように、以上の各例示における表示体12は、電界の印加等の電気的な作用に応じて階調(例えば透過率)が変化する電気光学素子(液晶素子Eや電気泳動素子)を利用して画像を表示する要素として包括される。
<E:応用例>
以上の各形態に例示した電気光学装置100は、各種の電子機器に利用され得る。図11から図13には、電気光学装置100を採用した電子機器の具体的な形態が例示されている。
図11は、電気光学装置100を採用した可搬型のパーソナルコンピュータの構成を示す斜視図である。パーソナルコンピュータ2000は、各種の画像を表示する電気光学装置100と、電源スイッチ2001やキーボード2002が設置された本体部2010とを具備する。
図12は、電気光学装置100を適用した携帯電話機の構成を示す斜視図である。携帯電話機3000は、複数の操作ボタン3001およびスクロールボタン3002と、各種の画像を表示する電気光学装置100とを備える。スクロールボタン3002を操作することによって、電気光学装置100に表示される画面がスクロールされる。
図13は、電気光学装置100を適用した携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistants)の構成を示す斜視図である。情報携帯端末4000は、複数の操作ボタン4001および電源スイッチ4002と、各種の画像を表示する電気光学装置100とを備える。電源スイッチ4002を操作すると、住所録やスケジュール帳といった様々な情報が電気光学装置100に表示される。
なお、本発明に係る電気光学装置100が適用される電子機器としては、図11から図13に例示した機器のほか、プロジェクタ,デジタルスチルカメラ,テレビ,ビデオカメラ,カーナビゲーション装置,車載用の表示器(インパネ),電子手帳,電子ペーパー,電卓,ワードプロセッサ,ワークステーション,テレビ電話,POS端末,プリンタ,スキャナ,複写機,ビデオプレーヤ,タッチパネルを備えた機器等などが挙げられる。
100……電気光学装置、12……表示体、14……照明装置、16……配線基板、18……実装部品、21……第1基板、22……第2基板、30……導光板、32……導光部、322……出射面、34……側縁部、622……入射面、624……実装面、626……傾斜面、64……台座部、641……頂面、66……突起部、662……頂面、664……係合部、40……光源部、42……光源、50……実装基板、52……実装部、522……係合部、54……接続部、56……突起部。

Claims (12)

  1. 入射面からの入射光を出射面に導く導光板と、
    前記入射面に光を照射する光源部と、
    前記光源部が固定された実装部と前記実装部のうち前記導光板側の側端面から突出する第1突起部とを含む実装基板と、
    を具備し、
    前記導光板は、前記入射面側の側縁部に、前記入射面とは反対側にて当該入射面の高さから下方に傾斜して前記出射面の縁辺に至る傾斜面と、前記出射面と平行な頂面を備えて前記傾斜面から前記傾斜面の前面側に突出する台座部と、中心軸が前記出射面に直交する柱体に係合可能な第1係合部を有し、前記実装部は、前記第1係合部に対応する位置に形成され、前記柱体に係合可能な第2係合部を有し、
    前記導光板と前記実装基板とは、前記第1係合部と前記第2係合部とが前記柱体と係合するように載置され、前記第1突起部が前記導光板の前記台座部の頂面に重なるとともに当該導光板に固定される
    ことを特徴とする照明装置。
  2. 前記導光板は、前記入射面側の側縁部に、前記入射面に隣接し、前記出射面に平行に形成される実装面を有し、
    前記台座部の頂面は、前記実装面よりも低く形成されており、接着層を介して前記第1突起部と相互に接合される
    ことを特徴とする請求項に記載の照明装置。
  3. 前記実装部は、前記第1突起部のみが前記導光板に重なる
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  4. 前記導光板は、前記入射面から突出する複数の第2突起部を含み、
    前記実装部は、前記各第2突起部に重なるとともに当該第2突起部に固定される
    ことを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載の照明装置。
  5. 前記光源部は、前記実装部に配列されて前記導光板の前記入射面に対向する複数の光源を含み、
    前記複数の光源が配列する方向において前記第1突起部は前記各光源の間に位置する
    ことを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載の照明装置。
  6. 請求項1〜の何れか1項に記載の照明装置と、
    前記照明装置の前記出射面からの出射光に対する透過率が可変に制御される複数の電気光学素子が面状に配列された表示体と
    を具備する電気光学装置。
  7. 前記表示体に端部が固定されるとともに前記実装基板を囲むように湾曲して、前記導光板を挟んで前記表示体とは反対側に至る配線基板と、
    前記配線基板のうち前記実装部における前記光源部との対向面に実装された実装部品とを具備し、
    前記光源部は、前記実装部に配列されて前記導光板の前記入射面に対向する複数の光源を含み、
    前記実装部品は、前記各光源の間に位置する
    ことを特徴とする請求項に記載の電気光学装置。
  8. 入射面からの入射光を出射面に導く導光板と、前記入射面に光を照射する光源部と、前記光源部が固定された実装部と前記実装部のうち前記導光板側の側端面から突出する第1突起部とを含む実装基板と、を具備し、前記第1突起部が、前記導光板に重なるとともに当該導光板に固定される照明装置と、
    前記照明装置の前記出射面からの出射光に対する透過率が可変に制御される複数の電気光学素子が面状に配列された表示体と、
    前記表示体に端部が固定されるとともに前記実装基板を囲むように湾曲して、前記導光板を挟んで前記表示体とは反対側に至る配線基板と、
    前記配線基板のうち前記実装部における前記光源部との対向面に実装された実装部品と、
    を具備し、
    前記光源部は、前記実装部に配列されて前記導光板の前記入射面に対向する複数の光源を含み、
    前記実装部品は、前記各光源の間に位置する
    ことを特徴とする電気光学装置。
  9. 前記導光板は、前記入射面から突出する複数の第2突起部を含み、
    前記実装部は、前記各第2突起部に重なるとともに当該第2突起部に固定される
    ことを特徴とする請求項に記載の電気光学装置。
  10. 前記各第2突起部は、中心軸が前記出射面に直交する柱体が係合可能な第1係合部を含み、
    前記実装部には、前記柱体が係合可能な第2係合部が前記各第2突起部に対応して形成される
    ことを特徴とする請求項に記載の電気光学装置。
  11. 前記実装部は、前記各第2突起部に重なる部分と前記第1突起部のみが前記導光板に重なる
    ことを特徴とする請求項または10に記載の電気光学装置。
  12. 前記光源部は、前記実装部に配列されて前記導光板の前記入射面に対向する複数の光源を含み、
    前記複数の光源が配列する方向において前記第1突起部は前記各光源の間に位置する
    ことを特徴とする請求項11の何れか1項に記載の電気光学装置。
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