JP2007171460A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 より薄型、小型化された、表示装置を得る。結果、携帯型電子機器に最適な表示装置が得られる。
【解決手段】 本発明は、電子部品を実装した接続回路基板47を表示部材50に接続し、該接続回路基板47を接続した表示部材50を枠体51に収納した構成の表示装置60において、複数の電子部品48を前記接続回路基板47の少なくとも1箇所に列状あるいは行状に並んで配置し塊状に実装すると共に、前記接続回路基板47を前記枠体51を挟む如く前記表示部材50の反対側に延出して配設する。そして、前記塊状に実装された前記電子部品48が、前記枠体の前記表示部材50と反対側の面であり少なくとも1つの外辺あるいは角部に沿って設けた電子部品収納切欠部51aに収納される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、液晶表示装置などの表示装置に関し、特に、表示装置の薄型化に関するものである。
電気光学表示装置には、電気光学変換部材として液晶を用いた物が液晶表示装置が各方面の電子装置の表示装置として用いられているが、他に、エレクトロルミネッセンス表示装置などがあり本発明はこれらの表示装置に適用できる。
特に液晶表示装置はパーソナルコンピュータやファックス、電話などの情報機器、複写機などの事務用機器、電子レンジや冷蔵庫、洗濯機などの家電製品、工作機械などの制御表示盤、等々と今や各方面の機器に広く用いられてきている。その中で、携帯電話などの携帯情報端末装置などにおいてはとりわけ薄型化、軽量化、小型化などが強く求められる。
背景技術を説明するに当たり、表示装置の代表的な例として液晶表示装置を取り上げ、携帯電話に用いられる液晶表示装置における従来技術を説明する。図9は従来技術におけるあるモデルの液晶表示装置の平面図と要部断面図を示したもので、図9の(a)は平面図、図9の(b)は要部断面図を示している。また、図10は図9の(b)におけるFPC(フレキシブル・プリンテッド・回路基板)を下側から見た平面図を示したものである。
図9において、この液晶表示装置20は、メイン液晶パネル10にFPC(Flexible Printed Circuit Bord)11を取付け、そのFPC11をメイン液晶パネル10を保持した保持枠13の裏面に這わせた構造をなしている。尚、この従来技術に示す携帯電話は2種類の液晶パネルを用いており、1種類は大きさの大きいメイン液晶パネル10で、もう1種類は大きさの小さいサブ液晶パネル(図示していない)である。メイン液晶パネル10は、透明な上基板1と下基板2を一定の間隙を設けて対向して配置し、その間隙の間に液晶材料を封入したものからなっている。図9の(a)において、10bはその液晶材料を注入した後の封口部を示している。また、下基板2に設けた延設部2a上に液晶駆動IC5を設け、上基板1と下基板2の上下面に偏光板3、4を設けた構成をなしている。
上基板1及び下基板2の内面にはITO膜なる透明電極によって複数の表示画素が設けられており、これらの透明電極に導通を図る引廻し電極パターンが下基板2の延設部2a上に集合している。そして、液晶駆動IC5と接続している。また、液晶駆動IC5に外部から信号を入力するために液晶駆動IC5と接続して接続用電極パターンが延設部2a上に複数設けられており、この接続用電極パターンにFPC11が接続するようになっている。液晶駆動IC5は異方性導電接着剤を介して引廻し電極パターンと接続用電極パターンとに接続され、FPC11は異方性導電接着剤を介して接続用電極パターンと接続されている。そして、FPC11を介して外部から液晶駆動IC5に信号が入力され、該液晶駆動IC5からの駆動信号に基づいてメイン液晶パネル10の表示駆動が行われる。また、このFPC11及び液晶駆動IC5の取付け部分には保護膜21が設けられ、電極パターンの電蝕防止の保護を行っている。この保護膜21はシリコン樹脂などで形成している。
メイン液晶パネル10にはFPC11が接続される。このFPC11は、図10に示すように、一箇所開口の窓11aを持っている。この窓11aはサブ液晶パネル(図9、図
10には図示していない)を配設するために設けているもので、この窓11aの位置にサブ液晶パネルが配設されるようになっている。ここで、この液晶表示装置20はフォールド(蓋)と本体からなる折り畳み型(フォルダー型)の携帯電話に用いられる液晶表示装置で、フォールドを折り畳んだ時にはサブ液晶パネルが表側に見える。一方フォールドを開いた時はメイン液晶パネル10が現れる。そして、このメイン液晶パネルを見てキーボタン等の操作を行い、情報通信が行われる。また、このFPC11にはコンデンサーや抵抗、ダイオードなどの各種の電子部品12が実装されている。
このFPC11は、携帯電話の狭いスペースの中で用いるため、図9の(b)に示すように、メイン液晶パネル10を保持する保持枠13の裏面を這わせるようにして折り曲げて配設する。この時、実装した電子部品12が破損しないようにするためにFPC11の外側に配するように実装している。図10は図9の(b)におけるFPCを下側から見た平面図を示したもので、電子部品12が外側に分散して露出していて外側から見える。
メイン液晶パネル10は保持枠13によって固定される。保持枠13は上部側にメイン液晶パネル10を保持する保持部を持ち、下部側にバックライトユニットを収納する照明収納部を持っている。バックライトユニットは導光板14と、この導光板14の上下面に配設した光拡散シート15、16と、光源19などから構成している。尚、場合によってはプリズムシートを光拡散シート15、16上に積層して用いることも行われている。光源19はLEDが用いられるが、この光源19は光源用FPC18に取付けられていて、この光源用FPC18をシールド板17に接着固定することによって光源19が導光板14の側面に近接して配置されるようになっている。この光源用FPC18は前述のFPC11に異方性導電接着剤を介して接続されており、即ち、FPC11に設けてある光源用配線パターンと光源用FPC18の配線パターンとが接続してFPC11を介して光源19の点灯信号を得るようになっている。尚、この光源用FPC18はFPC11を枝分けして形成することも可能であるが、FPC材料の材料費節約で光源用FPC18を別個に製作し、これをFPC11に異方性導電接着剤で接続する方法を取っている。以上の構成からなるバックライトユニットは保持枠13の照明収納部に収納され、バックライトユニットからの光によりメイン液晶パネル10、並びに、サブ液晶パネルが照明されるようになっている。
また、保持枠13の裏面側にはシールド板17が保持枠13に固定して設けられている。このシールド板17はメイン液晶パネル10やサブ液晶パネルを電磁波からの保護する目的で設けているもので、ステンレス板をプレス抜きなどの方法で形成している。このシールド板17は、FPC11と同様に、サブ液晶パネルを配設する位置に開口部17aを設けている。
保持枠13の裏面側を這わせたFPC11は両面粘着テープなどでシールド板17に接着固定し、保持枠13の裏面側で動かないようにしている。
特開2002−72242号公報
以上の構成をなした表示装置20は、裏面側において、それぞれ高さの異なる電子部品の実装によって外面に凹凸が発生する。そのため、携帯電話や携帯PDA装置等の電子装置に表示装置を組み込む場合に、表示装置電の前記子部品の組込みスペースに電子部品の凹凸に対応したスペースを必要とする。従って従来の、電子装置の薄型化は制限されるものとなり、薄型が得られないとの問題を有していた。
このような状況の中にあって、表示装置の薄型化を狙った技術として下記の特許文献1に記載の技術を見ることができるが、しかしなから、特許文献1に表示装置として記載された液晶表示装置の構成は次のような問題を有する。第1の問題として、バックライト構成を発光素子と導光体機能を有する保持部材とで構成していることから、保持部材の側面などから光が漏れ光の損失が多くなり、照明の明るさが暗いものとなる。即ち、保持部材の側面などから光が放射されて光損失が多くなり、光の利用効率が悪く、照明の明るさが低くなる。従って、光の利用効率を高めて照明を明るくするためには保持部材の周りに遮光手段を設けなければならない。そして、新たに遮光手段を設ける構成にするとコスト的に高くなる。
また、電子部品の収納場所は液晶駆動用ICの取付け側に限られる。従って、収納できる電子部品の数に制限が生じ、回路基板に沢山の電子部品が装着される場合には保持部材に収納しきれない部品が現れる。
以上のことから、本発明は、上記の課題に鑑みてなされたもので、簡単な構成で完全なる薄型化を図り、そして、明るい照明を得ることを目的とするものである。
上記課題を解決するために本発明は、電子部品を実装した接続回路基板を表示部材に接続し、該接続回路基板を接続した表示部材を枠体に収納した構成の表示装置において、複数の前記電子部品を前記接続回路基板の少なくとも1箇所に塊状に実装すると共に、前記接続回路基板を前記枠体を挟む如く前記表示部材の反対側に延出して配設し、前記塊状に実装された前記電子部品を前記枠体の前記表示部材と反対側の面に設けた電子部品収納切欠部に収納したことを特徴とする。
さらに、前記電子部品収納切欠部は、矩形形状をなす前記枠体の前記表示部材を収納した面側と反対側にあたる面側の少なくとも1つの外辺に沿って設けたことを特徴とする。
さらに、前記電子部品収納切欠部は、矩形形状をなす前記枠体の前記表示部材を収納した面側と反対側にあたる面側の少なくとも1つの外辺の角部に設けたことを特徴とする。
さらに、前記1箇所に実装された電子部品の塊は、列状あるいは行状に並んで配置したことを特徴とする。
さらに、前記電子部品収納切欠部は前記照明収納部の位置から外れた位置に設けたことを特徴とする。
さらに、該液晶パネルの液晶材料の封口部は前記接続回路基板の接続側と対向する位置にある前記液晶パネルの側面に設けたことを特徴とする。
さらに、前記電子部品収納切欠部を設けた枠体のコーナ残肉部分に強度補強手段を設けたことを特徴とする。
さらに、前記強度補強手段は肉盛りによる厚肉形状でもって構成していることを特徴とする。
さらに、前記照明収納部には前記表示部材を照明する照明手段を収納したことを特徴とする。
さらに、前記照明手段は、光源、導光板、光拡散板、プリズムシートなどからなることを特徴とする。
さらに、前記枠体が反射機能を有することを特徴とする。
発明の効果として、本発明の表示装置は、接続回路基板に複数の電子部品を塊状に少なくとも1箇所に実装する。
そして、その塊は列状あるいは行状に並べて配置する。この様に塊で実装すると、枠体に電子部品の収納場所を略長方形形状に少なくとも1箇所設ければ収納できる。
そして、収納場所として広いスペースもいらない。そして、枠体に収納した表示部材の反対側の面に電子部品収納切欠部を設け、その切欠部に収納する構成にすると、枠体の厚みの中で電子部品を収納することができる。
このようにして、電子部品の厚みに影響を受けない薄型にした表示装置が得られる。
また、枠体に設ける電子部品収納切欠部は矩形形状をなす枠体の外辺に沿って設ける。或いは、外辺の角部に設ける。
或いはまた、枠体内に設けた照明収納部より外れた位置に設ける。外辺に近い部分や外辺の角部の部分、照明収納部より外れた位置の部分は収納場所として邪魔する他の構成部品もないことから、収納場所として好適に選ぶことができる。
また、略長方形形状の収納形状も作り易い。
また、照明収納部より外れた位置にあると切欠部から照明光が漏れる心配がない。そして、電子部品に影響を受けずに、表示装置の大きさ(面積)を変えることなく所望の大きさの表示装置を得ることができる。
また、表示部材として液晶パネルを用いると低電圧での表示駆動が得られ、消費電力の節約が得られる。また、液晶パネルの液晶材料の封口部を接続回路基板の接続側と対向する位置にある液晶パネルの側面に設ける。封口部に位置する側の枠体の外壁は封口部が枠体より突出するのを避けるために厚みを厚く取っている。
従って、この厚くなっているこの部分の外壁を利用して電子部品の収納スペースとして利用することができるので、電子部品収納切欠部を1箇所増やすことができる。
また、本発明においては、電子部品収納切欠部を設けた枠体のコーナ残肉部分に強度補強手段を設ける。この強度補強手段を設けることにより枠体の強度を強め、枠体の変形や破損を防止することができる。強度補強手段として肉盛りによる厚肉形状の構成を取る。枠体は射出成形方法で形成することから、金型の形状を変えることによって簡単に肉盛り形状ができる。部品コストをアップすることなく強度補強手段を講じることができる。
次に、本発明においては、枠体は反射機能を持つ。枠体に反射機能を持たせることにより、照明手段である光を有効に活用し、照明の明るさを高める効果が得られる。枠体の反射機能は枠体を白色樹脂で形成することで得られるのでコストを掛けずに簡単に得られる。
このように、本発明は、より薄型、小型化された、表示装置が得られる。
結果、携帯型電子機器に最適な表示装置が得られる。
特に携帯電子機器としての信頼性あるいは構造強度が得られ、且つ薄型、小型化された、表示装置を得ることができる効果を有する。
本発明は、電子部品を実装した接続回路基板47を表示部材50に接続し、該接続回路基板47を接続した表示部材50を枠体51に収納した構成の表示装置60において、複数の電子部品48を前記接続回路基板47の少なくとも1箇所に列状あるいは行状に並んで配置し塊状に実装すると共に、前記接続回路基板47を前記枠体51を挟む如く前記表示部材50の反対側に延出して配設する。そして、前記塊状に実装された前記電子部品48が、前記枠体の前記表示部材50と反対側の面であり少なくとも1つの外辺あるいは角部に沿って設けた電子部品収納切欠部51aに収納されることで、特に携帯電子機器としての信頼性あるいは構造強度が得られ、且つ薄型、小型化された、表示装置を得ることができる効果を有する。(図1参照)
以下、本発明を実施するための最良の形態について図1、図2を用いて説明する。
ここで、図1は本発明の実施形態に係る表示装置の表面側の平面図、断面図、裏面側の平面図を示したもので、図1の(a)は表面側の平面図、図1の(b)は図1の(a)のD−D断面図、図1の(c)は裏面側の平面図を示したものである。
また、図2は図1における枠体の電子部品収納切欠部を説明する断面図と部分斜視図で、図2の(a)は断面図、図2の(b)は部分斜視図を示している。尚、図1の(b)の断面図は部品構成を分かり易くするために厚み方向は拡大して描いてある。
本実施形態に係る表示装置は表示部材に液晶パネルを用いた表示装置を示している。図1より、本実施形態の表示装置60は、表示部材50が枠体51の上部側にある収納部に収納されて固定されている。表示部材50には外部から信号を入力する接続回路基板47が接続しており、図1の(b)に示すように、その接続回路基板47は折り曲げられて枠体51の底51cの下面側を這うようにして延設されている。
また、枠体51の下側である底51cと表示部材50の下面との間に、照明収納部51bが配設されている。電子部品収納切欠部51aが枠体51の底51cの外側の面であり且つ側方の外面に配設されている。
照明収納部51bには表示部材50を照明するバックライトユニット57が収納されている。また、電子部品収納切欠部51aには複数の電子部品48が1列に並んだ状態になって収納されている。
複数の電子部品48は接続回路基板47に実装されているもので、図1の(c)に示すように、楕円で囲ったE部の部位において、1列の列をなして1つの塊として設けられている。この1つの塊として実装されている電子部品48はコンデンサー、抵抗、ダイオードなどの部品である。一方、バックライトユニット57の光源を電子部品に含めていないが、光源を含めることもできる。この光源を前記電子部品の塊に含める場合には図1の(b)でのLED56の下の枠体51に切欠きを設ける必要がある。
電子部品収納切欠部51aは枠体51の外辺51gに沿っての片側開放のL字形なる長方形の切欠き形状をなしている。そして、この長方形の切欠き形状をなす電子部品収納切欠部51aに接続回路基板47の略1列の塊状に実装した複数の電子部品48を収納する構造をなしている。
枠体51はポリカーボネイト樹脂やポリエチレン樹脂などの透明な樹脂に白色顔料であるところの酸化チタン(TiO2)を配合した白色樹脂を用いて射出成形方法で形成する。白色樹脂で形成していることから非常に高い反射機能を有し、また、ポリカーボネイト樹脂やポリエチレン樹脂などの樹脂を用いていることから耐熱性、耐湿性、耐衝撃性、耐薬品性などにも優れた性能を持つ。
接続回路基板47はFPC基板(Flexible Printed Circuit
Bord)を用いている。FPC基板は可撓性を有することから湾曲や折り曲げが可能となり本発明には好適に適用できる。
照明収納部51bに収納されるバックライトユニット57は、導光板52と光拡散シート53と2種類のプリズムシート54a1、54a2と光源ユニットから構成しており、光源ユニットは光源用回路基板55に光源56を取付けたものからなっている。光源56はLED(発光ダイオード)を用いており、導光板52の側面に近接して配設している。
2種類のプリズムシート54a1、54a2はプリズムを平行に連設したプリズムシートを用いており、プリズムシート54a1とプリズムシート54a2はプリズム面を直交して重ね合わせた配置を取っている。
直交して重ね合わせることにより、光拡散シート53で拡散した光が垂直方向に進み、照明輝度を高める効果が得られる。導光板52はアクリル樹脂やポリカーボネイト樹脂などで形成するが、その下面にプリズムなどの反射手段が設けられたものからなり、光源56の出射光を導光板52の奥方に導光すると共に導光板52の上面から光を出射する働きをなしている。
光拡散シート53は酸化シリコン(SiO2)粒子を分散したシートからなり、導光板52の上面から出射した光を拡散させて明るさを均一にする働きをなしている。
尚、光拡散シート53は酸化シリコン(SiO2)粒子を分散したシートの外に表面に微小な凹凸を設けたシートなども利用することができる。
光源ユニットを構成する光源用回路基板55は、本実施形態においては、FPC基板を用いているが、前述の接続回路基板47とは別体で製作したものを用いている。
そして、枠体51の枠の外で光源用回路基板55を接続回路基板47に異方性導電接着剤を介して接続する構造を取っている。
尚、この構造はFPC基板材料の節約目的で採用しているが、必ずしもこの構造に限るものではなく、接続回路基板47を枝分けして形成することも可能である。
表示部材50は液晶パネルを用いている。この液晶パネルは透明な上基板41と下基板42を一定の間隙を設けて対向して配置し、その間隙の間に液晶材料を封入したものからなっている。
図1の(a)において、50bはその液晶材料を注入した後の封口部を示している。また、下基板42には延設部42aを設けており、この延設部42a上に液晶駆動IC45を配設している。また、上基板41の上面に偏光板43を、下基板42の下面に偏光板44を設けた構成をなしている。液晶材料はネマティック液晶を用いている。
上基板41及び下基板42の内面にはITO膜なる透明電極によって複数の表示画素が設けられている。そして、これらの透明電極に導通を図る複数の引廻し電極パターンが下基板42の延設部42a上に集合している。
そして、液晶駆動IC45と接続している。また、延設部42a上には、液晶駆動IC45に外部から信号を入力するために液晶駆動IC45と接続して接続用電極パターンが複数設けられており、この接続用電極パターンに接続回路基板47が接続する。液晶駆動IC45は異方性導電接着剤を介して引廻し電極パターンと接続用電極パターンとに接続し、接続回路基板47は異方性導電接着剤を介して接続用電極パターンと接続する。
そして、接続回路基板47を介して外部(制御基板など)から液晶駆動IC45に信号が入力され、該液晶駆動IC45からの駆動信号に基づいて液晶パネルの表示駆動が行われるようになっている。
また、この接続回路基板47及び液晶駆動IC45の取付け部分には保護樹脂膜46が設けられ、延設部42aに配設された電極パターンの電蝕防止の保護を行っていると共に液晶駆動IC45のチップを保護している。この保護樹脂膜46はシリコン樹脂やエポキシ樹脂などで形成している。
以上の構成をなした表示装置60は、接続回路基板47に実装される電子部品48を1つの塊として列状(スペースが確保できれば複数列でも良い)に実装し、その実装した電子部品48を全て枠体51の中に収納している。
従って、電子部品48の厚みに影響を受けずに表示装置60の厚みを設定することができる。また、枠体51の裏面に這うようにして延出した接続回路基板47を枠体51の裏面に両面粘着テープなどで貼付けると接続回路基板47は動くことなく固定される。
そして、表示装置60の裏面は平坦な面に形成される。従って、前述の図10をもって説明した従来技術の構成と比較すると、実装電子部品の厚みや他の構成部品との接触防止のための余裕隙間などを考慮する必要がなくなるので表示装置の薄型化やこの表示装置を用いた表示機器の薄型化が達成できる。
また、枠体51に反射機能を持たせてあることより、導光板52の側面あるいは下面から出射して逃げる光も枠体51からの反射によって再び導光板52内に戻る。光源56の光を効率良く利用する構造をなしているので明るい照明が得られる。
尚、本実施形態においては、接続回路基板47に実装した複数の電子部品48は枠体51の電子部品収納切欠部51aに収納した。図2の(b)に示すように、接続回路基板47に略1列(切欠部51aのスペースが広く余裕のある時には2列以上であっても良い)に並べて塊状に実装した複数の電子部品48は、外辺51gに沿って片側開放して形成した長方形形状の電子部品収納切欠部51aに収納している。
図2の(a)において、一点鎖線で示した幅wは枠体51の外形領域内での電子部品48の収納幅を示している。側壁のない片側開放状態の切欠部形状を取ると側壁の厚み分幅が増え、収納幅wを広く取ることができる。
そして、サイズの大きい電子部品も収納することができるようになる。また、外形領域の内側に電子部品を収納する限りにおいては他の構成部品との接触を避けることができる。このように、片側側壁のない開放された切欠部であっても収納部として何ら支障はない。
以下、実施例をもって本発明の表示装置の更に詳しい内容を説明する。最初に、図3、図4を用いて本発明の表示装置に係る実施例1を説明する。ここで、図3は本発明の実施例1に係る表示装置の上面側から見た平面図、断面図、下面側から見た平面図を示していて、図3の(a)は上面側から見た平面図、図3の(b)は図3の(a)におけるD−D断面図、図3の(c)は下面側から見た平面図である。また、図4は強度補強手段の構造を説明する説明図で、図4の(a)は図3の(b)のH部を拡大しての強度補強説明図、図4の(b)は他の強度補強構造を示した表示部材の封口部分の部位の強度補強説明図で、図4の(c)は図4の(b)の封口部分以外の部位の強度補強説明図ある。尚、図3の(b)の断面図は部品構成を分かり易くするために厚み方向は拡大して描いてある。
実施例1の表示装置80は折り畳み式の携帯電話に用いられる表示装置で、2種類の表示部材を持っている。1種類は枠体71の上部に収納された表示部材50で、もう1種類は枠体71の下面側に引き回された接続回路基板67に配設されたサブ表示部材70である。
表示部材50、及びサブ表示部材70は共に液晶パネルで構成しており、表示部材50はそのサイズも大きく、情報通信を行うのに必要とされる諸々の表示はこの表示部材50でできるようになっている。
一方、サブ表示部材70はそのサイズも小さく、限られた表示だけができるようになっている。この表示部材50とサブ表示部材70は共に折り畳み式携帯電話のフォールド側に配設されて、折り畳んだときにサブ表示部材70が表側に見えるようになっている。
サブ表示部材70は表示部材50と区別する意味で、ここではサブ表示部材70と呼称
している。
液晶パネルからなる表示部材50は、前述の実施形態での表示部材と同じ部品構成をなしており、部品仕様も同じ仕様のものを用いている。
従って、同一符号を付して説明する。また、サブ表示部材70は表示部材50と同じ構成を取っているのでその仕様の詳細説明は省略する。
枠体71の上部側には表示部材50を収納して固定する。表示部材50には接続回路基板67が接続し、その接続回路基板67は折り曲げられて、表示部材50の収納側と反対側に当たる枠体71の下面側を這うようにして延出して配設される。この接続回路基板67は、図3の(c)に示すように、枠体71の下面側にあって開口切欠部67aが設けられ、その開口切欠部67aの部位にサブ表示部材70が設けられている。
従って、接続回路基板67には表示部材50とサブ表示部材70の2つの表示部材が接続している。
また、接続回路基板67には、枠体71の下面側にあって、楕円で囲ったF部の部位に1列の列をなした複数の電子部品68の塊と、同じく、楕円で囲ったG部の部位に1列の列をなした複数の電子部品69の塊が実装されている。
この複数の電子部品68、69はコンデンサーや抵抗、ダイオードなどで、表面実装型の仕様を取っており、接続回路基板67の回路パターンに実装されている。これらの電子部品は縦・横の大きさが大きいもので1.6〜0.8mm、小さいもので1.0〜0.5mmの寸法をなしており、厚みは厚いもので1.1mmの厚みをなしている。
また、F部に実装した電子部品68は表示部材50に接続する回路パターン上に実装され、G部に実装した電子部品69はサブ表示部材70に接続する回路パターン上に実装されている。
そして、F部の1列(収納切欠部のスペースが広く余裕のある時には2列以上であっても良い)の塊として実装した複数の電子部品68は枠体71の下部に設けた電子部品収納切欠部71a(図3の(b)の左側の端)に収納し、G部の1列(収納切欠部のスペースが広く余裕のある時には2列以上であっても良い)の塊として実装した複数の電子部品69は枠体71の下部に設けた電子部品収納切欠部71c(図3の(b)の右側の端)に収納している。
尚、本実施例1においては、接続回路基板67は可撓性のあるFPC基板を用いている。
枠体71は矩形をなした中空の形状をなしており、上部側に表示部材50を収納する収納部を有しており、下部側の左端に電子部品収納切欠部71a、右端に電子部品収納切欠部71cを有して接続回路基板67に実装した複数の電子部品68と69を収納している。また、左端の電子部品収納切欠部71aと右端の電子部品収納切欠部71cとの間の中央には照明収納部71bを有して、その照明収納部71bにはバックライトユニット77を収納している。
ここで、左端の電子部品収納切欠部71aは、図3の(b)において、枠体71の外辺71gに沿って、且つ、角部に設けられて、長方形形状の奥行きのある片側側壁のない開放された切欠き形状をなしている。
角部に設けられて、長方形形状の奥行きのある片側側壁のない開放された切欠き形状をなしている、との点は、図3の(b)で電子部品68の接続回路基板67側の面(電子部品68の左側側方)に沿って壁を配設しても良い。ここで電子部品68が挿入される部位は解放(窓)となっている。
そして、この電子部品収納切欠部71aの部位には接続回路基板67のF部に実装した複数の電子部品68を収納するようになっている。
一方、右端の電子部品収納切欠部71cは、電子部品収納切欠部71aと同様に、枠体71の外辺71eに沿って、且つ、外辺71eの角部に設けられて、片側開放の切欠き形状をなしている。そして、この電子部品収納切欠部71cの部位には接続回路基板67のG部に実装した複数の電子部品69を収納するようになっている。
枠体71の下部中央にはバックライトユニット77を収納している。このバックライトユニット77は枠体71の上部に収納した表示部材50と枠体71の裏面側にあって接続回路基板67に接続して設けたサブ表示部材70の両方を照明する構成を取っている。
即ち、このバックライトユニット77は、図3の(b)に示すように、真ん中に導光板72を配設し、その上下面に光拡散シート、プリズムシートを積層した構成をなし、更に、導光板72の側面に光源76を配設した構成をなしている。
光拡散シート、プリズムシートなどの積層は図4の(a)に示す積層構造になっている。尚、図4の(a)は図3の(b)のH部を拡大して示したものである。図4の(a)より、中央に導光板72を配設し、その導光板72の上面側に光拡散シート73aと2枚のプリズムシート74a1、74a2を積層し、導光板72の下面側に光拡散シート73bと2枚のプリズムシート74b1、74b2を積層した構成をなしている。
そして、導光板72の側面に、図3の(b)に示すように、光源用回路基板75に設けた光源76を配設する構成をなしている。尚ここで、光拡散シート73a、73bは全く同じ仕様の拡散シートを用いているもので、上面側と下面側とを区別をする目的で上面側にある光拡散シートを73a、下面側にある光拡散シートを73bと符合しているものである。
また、プリズムシート74a1、74a2、74b1、74b2はプリズムを平行に連接したシートで、プリズムシート74a1と74a2はプリズム面が直交した配置になっている。同様に、プリズムシート74b1と74b2もプリズム面が直交した配置になっている。2枚のプリズムシートを直交して配置すると光が垂直方向に進み、輝度を高める効果が得られる。
本実施例1においては、導光板72はポリカーボネイト(ポリカ)なる樹脂でもって形成したもので構成し、光拡散シート73a、73bは酸化シリコン(SiO2)粒子を分散したシートでもって構成し、プリズムシート74a1、74a2、74b1、74b2は住友3M社製の商品名Thin−BEFを使用している。
また、図3の(b)に示すように、一番上に配設されるプリズムシート74a2は導光板72より大きく形成してあり、このプリズムシート74a2に光源76を設けた光源用回路基板75を接着剤で固定し、光源76を導光板72の側面に近接して配置する構造を取っている。ここでの光源用回路基板75はFPC基板を用いており、枠体71の外で接続回路基板67と異方性導電接着剤で接続する構成を取っている。また、光源はLEDを用いている。
更にまた、一番下に配設されるプリズムシート74b2の下面には半透過反射板78を配設し、その上にシールド板79を配設した構造をなしている。半透過反射板78は表示部材50を表示駆動したときに反対側にあるサブ表示部材70が映し出されないようにするために設けているもので、本実施例1においては、住友3M社製の商品名D−BEFを使用している。
これは、反射軸とそれに直交して透過容易軸を持つ反射型偏光板で、反射軸と平行な振動面を持つ直線偏光成分の光は反射し、透過容易軸と平行な振動面を持つ直線偏光成分の光は透過する特性を持っている。この半透過反射板78の下面には金属からなるシールド板79が枠体71の裏面を覆うようにして枠体71に固定されている。
このシールド板79はステンレス板から形成しており、表示部材50、サブ表示部材7
0を電磁波ノイズから保護すると共に、この表示装置を用いた携帯電話から発生する電磁波ノイズでの他の機器への影響を避けるために設けている。このシールド板79と枠体71との固定方法は、シールド板79に設けた少なくとも2対の小孔と枠体71に設けた2対の突起からなるフックとのはめ合い方式で固定する構造を取っている。
このシールド板79は、図3の(b)及び(c)に示すように、窓79aを設けており、窓79aの周りには部分的に下面側に突き出たガイド79bを設けている。この窓79aの部分に接続回路基板67に設けられたサブ表示部材70が配設され、ガイド79bでもって位置決めされている。
ここで、液晶パネルからなる表示部材50は、前述の実施形態での表示部材と同一仕様のものを用いている。即ち、透明な上基板41と下基板42を一定の間隙を設けて対向して配置し、その間隙の間に液晶材料を封入したものからなっている。
また、下基板42には延設部42aを設けており、この延設部42a上に液晶駆動IC45を配設している。また、上基板41の上面に偏光板43を、下基板42の下面に偏光板44を設けた構成をなしている。液晶材料はネマティック液晶を用いている。
また、上基板41及び下基板42の内面にはITO膜なる透明電極によって複数の表示画素が設けられており、これらの透明電極に導通を図る複数の引廻し電極パターンが下基板42の延設部42a上に集合している。そして、液晶駆動IC45と接続している。
また、延設部42a上には、液晶駆動IC45に外部から信号を入力するために液晶駆動IC45と接続して接続用電極パターンが複数設けられており、この接続用電極パターンに接続回路基板67が接続している。液晶駆動IC45は異方性導電接着剤を介して引廻し電極パターンと接続用電極パターンとに接続し、接続回路基板67は異方性導電接着剤を介して接続用電極パターンと接続している。
また、この接続回路基板67及び液晶駆動IC45の取付け部分には保護樹脂膜46が設けられ、電極パターンの電蝕防止の保護を行うと共に液晶駆動IC45のチップを保護している。この保護樹脂膜46はシリコン樹脂やエポキシ樹脂などで形成している。
ここで、図3の(a)において、50bはその液晶材料を注入した後の注入口を封口した封口部を示している。実施例1においては、液晶パネルの封口部50bを接続回路基板67の接続側と対向する位置にある液晶パネルの側面に設けている。
封口部50bは紫外線硬化型の樹脂でもって液晶材料の注入口を封口して形成することから、液晶パネルの側面から少し飛び出した状態で形成される。このため、液晶パネルの封口部50bのある側面を支持して収納する枠体71の外辺71e側の外壁は、図3の(a)に示すように、その外壁の厚み幅mを封口部50bが枠体71の外側に突き出ないようにするために少し広目に取って設計している。
従って、外辺71e側の立脚壁は少し厚目に形成されている。この厚みを利用して外辺71eの角部に電子部品収納切欠部71cを設けている。
また、本実施例1においては、この電子部品収納切欠部71cのコーナ残肉部分には、図4の(a)に示すように、丸で囲ったI部またはJ部またはI部とJ部の部分に肉盛りした厚肉形状の強度補強手段を設けている。
Iの部分は、液晶パネル50の偏光板44の厚みに相当する隙間が現れることから、その隙間を利用して隙間分に相当する厚みの肉盛りを内側に向かって行っている。偏光板44の厚みは0.17〜0.4mmの厚みを有することから、この厚みに相当する肉盛りを施せば可成り効果的な強度補強を施すことができる。
また、Jの部分は、電子部品収納切欠部71cにおける電子部品69との隙間を利用して斜面なる肉盛りを行っている。
このように切欠部を設けた枠体71の立脚壁のコーナ部分に肉盛りなる強度補強手段を
施すことにより枠体71の強度を強くして、表示装置全体として薄型化、小型化したときに薄型、小型による全体の湾曲、ねじれ曲がり、落下での破損を防ぐことができる。
尚、本実施例1においてはIとJの2箇所の部分に肉盛りした強度補強手段を施したが、どちらか1箇所設けることで格段な強度向上の効果が得られる。
ここで、図4の(b)と(c)は他の強度補強構造を示したものである。図4の(b)、(c)に示した枠体81と表示部材65との収納構造は、表示部材65の下基板62の下面に設けた偏光板64を枠体81が支持して表示部材65を収納する構造をなしている。
前述の図4の(a)で示した構造は、枠体71は偏光板44の一部を支持する構造をなしたものであり、図4の(b)、(c)も下基板62の下面に設けた偏光板64を枠体81が支持する構造をなしているものである。
また、図4の(b)は表示部材65の封口部65bの部位における表示部材65と枠体81との収納状態を示した断面図で、図4の(c)は表示部材65の封口部65b以外の部位における収納状態を示した断面図を示している。
この図4の(b)に示す構造において、Tで示すコーナの部分に斜面形状をもって肉盛りした強度補強手段を設けている。
Tで示すコーナの部分は、偏光板64の大きさが下基板62の大きさより小さいことから下基板62と枠体81との間に偏光板64の厚みに相当する分の隙間が発生する。
また、表示部材65の封口部65bの突出した部分にも突出量に相当する分の隙間が発生する。この両方の隙間を利用して枠体の一部として樹脂による肉盛りを行って枠体の部材の厚肉の形状として強度の補強を施している。
図4(b)、(c)では、斜面を指す様に、すなわち立体的に表現すると肉盛部が三角柱なる形状としているが、その形状を角柱としても良いし、円柱の薪を割る如く円柱を4分の1に分割したした形状でも良いし、補強部を部分的に複数箇所に離間させて配設しても良い。
また、図4の(c)に示す構造において、Uで示すコーナの部分に肉盛りした強度補強手段を設けている。
Uで示すコーナの部分は、偏光板64の大きさが下基板62の大きさより小さいことから下基板62と枠体81との間に偏光板64の厚みに相当する分の隙間が発生する。この隙間の部分に斜面なる肉盛りを行って斜面なる厚肉形状の強度補強を施している。図4の(b)と(c)は枠体81の外辺81eでの封口部65bのある部分と封口部65bの無い部分とを示しているが、外辺81eの角部には電子部品収納切欠部81cが設けられているので、枠体81の残肉が非常に薄くなる部位でもある。
このように、枠体を形成する樹脂の残肉が薄くなる部分に補強用の樹脂による肉盛りをすることで枠体の強度が一段と高められる。
また更に、電子部品収納切欠部81cのコーナ部に、図4の(a)で示したJ部の如く、肉盛りによる枠体の強度の補強を施すとさらに強度がアップする効果が得られる。
枠体71はポリカーボネイト樹脂やポリエチレン樹脂などの透明な樹脂に白色顔料であるところの酸化チタン(TiO2)を配合した白色樹脂を用いて射出成形方法で形成する。
白色樹脂で形成していることから非常に高い反射機能を持ち、また、ポリカーボネイト樹脂やポリエチレン樹脂などの樹脂を用いていることから耐熱性、耐湿性、耐衝撃性、耐薬品性などにも優れた性能を持つ。
また、前述した肉盛りによる補強手段は金型の形状を変えることで達成できるので、非常に簡単に補強手段を設けることができる。
以上の構成をなした表示装置80は、接続回路基板67に配設される複数の電子部品6
8、69を2列に分割して接続回路基板67に実装し、そして、その実装した電子部品68、69を枠体71の2箇所に設けた電子部品収納切欠部71a、71cの部位に収納する。実装した電子部品が枠体71の外側にはみ出さない構造をなしているので電子部品の厚みに影響受けずに薄型にできる効果を得る。
また、電子部品収納切欠部71a、71cを照明収納部71bから外れた位置に設けてあること、枠体71に反射機能を持たせていること、シールド板79に反射率の高いステンレス材で形成していること、などからバックライトユニットからの照明光が逃げることなく効果的に作用し、明るい表示画像が得られる。また、枠体71に補強手段を設けていることから破損などが生じない効果を得る。
また、表示装置全体としては薄型化、小型化したときに薄型、小型による全体の湾曲、ねじれ曲がり、落下での破損を防ぐことができる。
次に、本発明の表示装置に係る実施例2について図5、図6を用いて説明する。図5は本発明の実施例2に係る表示装置の上面側から見た平面図、断面図、下面側から見た平面図を示していて、図5の(a)は上面側から見た平面図、図5の(b)は図5の(a)におけるD−D断面図、図5の(c)は下面側から見た平面図である。また、図6は図5の(a)におけるK−K断面図を示したものである。
実施例2における表示装置100は前述の実施例1と同様に折り畳み式の携帯電話に用いられる表示装置を示していて、実施例1の仕様と同じ仕様の表示部材50とサブ表示部材70を接続回路基板87に接続して用いている。
表示部材50は枠体91の上部に収納支持され、サブ表示部材70は枠体91の下面側に配設されている。
サブ表示部材70の配設方法は前述の実施例1の方法と同じ方法を取っている。
即ち、サブ表示部材70を接続回路基板87の開口切欠部87aの部位に配設してサブ表示部材70と接続回路基板87とを接続し、その接続されたサブ表示部材70を同位置に設けたシールド板99の窓99aに配置して、シールド板99の窓99aの部位に設けた外側に突き出たガイド99bでサブ表示部材70の位置決めを行う配設方法を取っている。
実施例2における表示装置100の構成で前述の実施例1の表示装置の構成と大きく異なる部位は、電子部品を接続回路基板の図5の(c)に示す如く、上下の辺に沿って実装した構成にした部位である。以下、相異する部位を中心にして実施例2の表示装置を説明する。
表示部材50、サブ表示部材70に接続する接続回路基板87には3つのブロックに別れて複数の電子部品が塊状になって実装されている。
1つ目のブロックの塊は、図5の(c)に示すように、楕円で囲ったL部の部位に1列の列をなして塊状に実装した複数の電子部品88、2つ目のブロックは楕円で囲ったM部の部位に1列の列をなして塊状に実装した複数の電子部品89、3つ目のブロックは楕円で囲ったN部の部位に1列に列をなして塊状に実装した電子部品96である。
これらの電子部品88、89、96はコンデンサー、抵抗、ダイオードなどで、表面実装仕様タイプのものである。
尚、本実施例2においては、L部、M部、N部の箇所は何れも1列の塊で電子部品を実装したが、後述する電子部品収納切欠部の収納スペースが広く取れて、スペース的に余裕のある場合は2列以上の複数列なる塊として設けても良い。
また、3箇所L、M、Nに集中して電子部品を配設したが、Nに対向する辺である上方の辺に設けても良い(図5の(c)参照)。また、1箇所でも良く、複数箇所でも良く、適宜設定するのが良い。
枠体91は上部に表示部材50を収納し、下部には中央にバックライトユニット97の収納部と外辺91e、外辺91f、外辺91gに沿った部位の3箇所に上記した電子部品88、89、96を収納する収納部を持っている。
図5の(b)に示すように、外辺91eに沿った収納部は外辺91eの角部に設けた電子部品収納切欠部91cで構成しており、この部位に接続回路基板87に実装した電子部品89を収納している。また、外辺91gに沿った収納部は外辺91gの角部に設けた電子部品収納切欠部91aで構成しており、この部位に接続回路基板87に実装した電子部品88を収納している。
この電子部品収納切欠部91cと電子部品収納切欠部91aは外側に向かって開放した切欠部になっている。また、電子部品収納切欠部91cの部位においては、丸で囲ったIとJの部分のコーナ残肉部分には肉盛りによる強度補強手段を施してある。
この強度補強手段は前述の実施例1と同じ手段を用いて行っている。
また、外辺91fに沿った収納部は、図6に示すように、枠体91の外辺91fの角部に設けてあり外側に向かって開放した電子部品収納切欠部91dで構成している。この部位に接続回路基板87に実装した電子部品96を収納している。
バックライトユニット97は、図6に示すように、導光板92を中心にして上面側に光拡散シート93a、2枚のプリズムシート94a1、94a2が積層し、下面側に光拡散シート93b、2枚のプリズムシート94b1、94b2が積層し、光源用回路基板85に実装された光源86を導光板92の側面に配置した構造をなしている。ここでの導光板92、光拡散シート93a、93b、プリズムシート94a1、94a2、94b1、94b2、光源用回路基板85、光源86は前述の実施例1に用いたものと同一仕様のものを用いている。
また、本実施例2の表示装置100は、前述の実施例1の構成と同様に、バックライトユニット97を構成するプリズムシート94b2の下面側に半透過反射板98とシールド板99を配設する。
尚、ここでの半透過反射板98、シールド板99は前述の実施例1と同じ目的で設けており、また、その仕様も前述の実施例1で用いた仕様と同じ仕様のものを用いているのでその詳細説明は省略する。
シールド板99と枠体91との係止固定構造は、図6に示すように、シールド板99の両端を折り曲げて折り曲げ部99eを形成し、その両端の折り曲げ部99eの部分に少なくとも1対の小孔(図示していない)を設け、一方、相手側の枠体91に突出したフック(図示していない)を設ける。
そして、この小孔とフックを係止することによってシールド板99を枠体91に固定する構造をなしている。
また、本実施例2における枠体91も前述の実施例1で用いた枠体と同じ仕様の材料を用いて射出成形で形成している。また、接続回路基板87は可撓性のあるFPC基板を用いている。
以上の構成を取ることにより、接続回路基板87に実装した電子部品88、89、96の全てを枠体91の外形領域内に収納することができ、薄型の表示装置が得られる。また、接続回路基板87を両面粘着テープなどでシールド板99に接着固定する構造を取れば、接続回路基板87が動くことのない薄型でコンパクトに纏まった表示装置が得られる。
尚、本実施例2の表示装置100の構造は光源86を枠体91の内部に配設する構造を取っているが、光源を枠体の外辺に沿って設けた切欠部に配設することも可能である。図7は実施例2の応用例として光源を枠体の外辺に沿って設けた切欠部に配設した図で、図
7の(a)は表示装置の裏面側から見た平面図、図7の(b)は図7の(a)のR−R断面図、図7の(c)は図7の(b)におけるS部の拡大斜視図を示している。
この応用例は、実施例2の構成の接続回路基板にLEDなる光源の電子部品を配設した構成をなしたものである。
即ち、表示部材50に接続する接続回路基板137に、図7の(a)に示すように、楕円で囲ったL部の部位に1列(収納切欠部のスペースが広く余裕のある時には複数列あっても良い)の列をなした複数の電子部品88を塊状に実装し、楕円で囲ったM部の部位に1列(収納切欠部のスペースが広く余裕のある時には複数列あっても良い)の列をなした複数の電子部品89を塊状に実装し、楕円で囲ったN部の部位に1列なる列をなした複数の電子部品96を塊状に実装し、更に、N部と反対側に当たる辺に沿って楕円で囲ったO部の部位に1列なる列をなした塊状に電子部品136を実装した構成をなしている。
そして、電子部品88、89、96はコンデンサー、抵抗、ダイオードなどの表面実装仕様タイプの電子部品であるのに対して、電子部品136はLEDなる光源の電子部品で構成している。
一方、これらの電子部品88、89、96、136を収納する枠体131は4つの外辺に沿ってそれぞれ電子部品収納切欠部を設けている。外辺131gには電子部品収納切欠部131aを、外辺131eには電子部品収納切欠部131cを、外辺131fには電子部品収納切欠部131dを、外辺131hには電子部品収納切欠部131iを設けている。
そして、電子部品収納切欠部131a、電子部品収納切欠部131c、電子部品収納切欠部131dは、実施例2の切欠部と同様に、枠体131の外辺の角部に設けた片側開放状態の切欠部形状をなしているが、電子部品収納切欠部131iは、図7の(b)、(c)に示すように、両側開放の切欠部になっていて、バックライトユニット97(但し、このバックライトユニット97は光源を除いたユニットになっているものである)を収納する照明収納部に連設した切欠部になっている。
そして、電子部品収納切欠部131aには電子部品88が収納し、電子部品収納切欠部131cには電子部品89が収納し、電子部品収納切欠部131dには電子部品96が収納し、電子部品収納切欠部131iにはLEDなる電子部品136が収納するようになっている。
また、バックライトユニット97の下面には、実施例2と同様に、半透過反射板138とシールド板139が配設されるが、シールド板139は両端に折り曲げ部139eを持ち、実施例2と同様な方法で枠体131と係止固定される。
この時、図7の(b)、(c)に示すように、電子部品収納切欠部131iはシールド板139によって塞がれた構造になっている。シールド板139の電子部品収納切欠部131iに位置する部位には切欠き穴139fが設けられており、この切欠け穴139fから接続回路基板137に実装した電子部品136を挿入して、電子部品136を電子部品収納切欠部131iに収納する構造を取っている。
このような応用例の構造をなすことによって、LEDなる光源も接続回路基板に配設でき、併せて、枠体の外辺に沿って設けた切欠き部に配設することができる。1本の帯状のFPCに光源を含む必要とする電子部品を配設できることから、部品コストや組立コストを下げる効果を得る。
次に、本発明の表示装置に係る実施例3を図8を用いて説明する。図8は本発明の実施例3に係る表示装置の上面側から見た平面図、断面図、下面側から見た平面図を示したもので、図8の(a)は上面側から見た平面図、図8の(b)は図8の(a)におけるQ−
Q断面図、図8の(c)は下面側から見た平面図を示している。
実施例3の表示装置は表示部材に散乱型液晶パネルを用いた場合の実施例である。散乱型液晶パネルを用いてサイドライト方式の照明構造をなしている。図8の(b)に示す如く、前述の実施例1、2の導光板をなくして、液晶パネルの下基板102を導光板として用いているので表示装置自体を非常に薄型にできると云う特徴がある。また、液晶パネル自体も偏光板や配向膜を必要としないので薄型にできると云う特徴を有する。
実施例3の表示装置130は、図8に示すように、枠体121の上部に収納された表示部材110に接続回路基板117を接続する。接続回路基板117は途中でメイン基板117aと光源用分枝基板117bとに枝分かれし、メイン基板117aは枠体121の表示部材110の収納面側と対向する面側、即ち、表示部材110の反対側に当たる枠体121の下面側(図8の(b)参照)に延出して配設する。
一方、光源用分枝基板117bには光源126を実装し、その光源126が表示部材110の側面、所定の位置に来るように配置する。この配置は光源用分枝基板117bを表示部材110の所定の位置に両面粘着テープなどを介して貼付けることによって所定の位置に配置される。また、この接続回路基板117は可撓性のあるFPC基板を用いている。
枠体121の下面側に延出した接続回路基板117のメイン基板117aには、図8の(c)に示すように、楕円で囲ったP部の位置に複数の電子部品118を1列の列状の塊をなして実装している。この電子部品118はダイオード、抵抗、コンデンサーなどで、従来はこれらの電子部品を分散的に実装していたものであるが、本発明においては列状の塊で実装できるように回路パターンを設計している。尚、本実施例3においては1列なる塊で設けたが、実装する電子部品の数によっては2列以上の複数列で設けても良い。この1列の塊で実装した電子部品118は枠体121の下面側に設けた電子部品収納切欠部121aに収納する。
枠体121は長方形形状をなし、上部側に表示部材110の収納凹部を持ち、下面側に、外辺121gに沿って、且つ、外辺121gの角部を切欠けての電子部品収納切欠部121aを持つ。この電子部品収納切欠部121aは枠体121の外側に向かって開放面を持つ長方形の切欠形状を成している。
この電子部品収納切欠部121aにメイン基板117aに1列をなして実装した電子部品118を収納する。枠体121はポリカーボネイト樹脂やポリエチレン樹脂などの透明な樹脂に白色顔料であるところの酸化チタン(TiO2)を配合した白色樹脂を用いて射出成形方法で形成する。白色樹脂で形成していることから非常に高い反射機能を有し、また、ポリカーボネイト樹脂やポリエチレン樹脂などの樹脂を用いていることから耐熱性、耐湿性、耐衝撃性、耐薬品性などにも優れた性能を有する。
表示部材110は分散型液晶パネルを用いている。この分散型液晶パネルは上基板101と下基板102との間に分散型液晶材料を封入したものからなる。上基板101は、図8の(a)に示すように、左側と上側の2方向に延設部を持ち、左側の延設部101aの下面には液晶駆動IC105を設けている。
更に、この液晶駆動IC105と電気的に接続する接続回路基板117を接続している。また、上側の延設部101bの下面には光源126を配設した接続回路基板117の光源用分枝基板117bを両面粘着テープなどで貼付けている。配設する光源126の個数は、液晶パネルの大きさ、照明の明るさ具合などを考慮して適宜に設定するのが好ましい。
分散型液晶材料はPNLCモードの液晶材料を用いている。これは、高分子材料(モノ
マー)と液晶材料(例えば、ネマティック液晶材料など)との混合材料で、紫外線照射によってモノマーが重合して3次元網目状のポリマーネットワークを形成し、そのポリマーネットワークの中に液晶材料が分散した形を取ったものである。
上下の透明電極に電圧が印加されると、その間に挟まれた液晶分子はその印加電圧の電界強度によりその長軸が電極と垂直な方向に配向し、液晶分子の屈折率とポリマーネットワーク状の樹脂の屈折率とが同じになり、透明状態になって光が透過する。
これに対して、電圧が印加されない部分においては、液晶分子の長軸がランダムな方向に配向し、巨視的にみると不規則な方向に配向しているのと同じような状態になっている。このため、液晶分子の屈折率とポリマーネットワーク状の樹脂の屈折率とが異なってきて光の散乱が発生する。従って、電圧が印加されていない部分においては光の散乱状態が現れて白濁した色調が現れる。
上基板101の延設部101bに配置した光源126の出射光は下基板102の端面から下基板102内に入射する。図8の(b)に図示はしていないが、下基板102の下面には反射膜を設けた反射プリズムが設けられており、その反射プリズムが光源126の入射光を下基板102内に奥深く導光すると共に上基板101側に反射する働きをなしている。このような作用によって液晶パネルの表示が明るく照明されて、表示が鮮明に現れる。
以上の構成をなすことにより、接続回路基板117のメイン基板117aに実装した電子部品118を枠体121の内部に収納していること、また、表示部材110の照明装置も表示部材の側面に設ける構成で枠体121自体の厚みを非常に薄くできること、などの作用によって非常に薄型の表示装置が得られる。
また、枠体121の下面側に延出して配設した接続回路基板117のメイン基板117aを両面粘着テープなどを介して枠体121に貼付ければ、メイン基板117aが動くことなく薄型でコンパクトに纏まった表示装置になる。
また、表示装置130の裏面側は平坦な面になるので他の構成部品と重ね合わせることも可能となり、表示機器自体の薄型化も可能になり、薄型化の効果が得られる。
以上、本発明の表示装置について液晶パネルを用いての実施例で説明したが、液晶パネルに限らずプラズマディスプレイ表示装置、エレクトロルミネッセンス表示装置などについても同様に適用でき、そして、同様な効果を得ることができる。
本発明の実施形態に係る表示装置であり、 図1の(a)は表面側の平面図、 図1の(b)は図1の(a)のD−D断面図、 図1の(c)は裏面側の平面図である。 図1における枠体の電子部品収納切欠部を説明する図であり、 図2の(a)は断面図であり、 図2の(b)は部分斜視図である。 本発明の実施例1に係る表示装置であり、 図3の(a)は上面側から見た平面図、 図3の(b)は図3の(a)におけるD−D断面図、 図3の(c)は下面側から見た平面図である。 本発明の、強度を補強する構成あるいは手段を説明する説明図であり、 図4の(a)は図3の(b)のH部を拡大しての強度補強説明図、 図4の(b)は他の強度補強構造を示した表示部材の封口部分の部位の強度補強説明図で、 図4の(c)は図4の(b)の封口部分以外の部位の強度補強説明図ある。 本発明の実施例2に係る表示装置であり、 図5の(a)は上面側から見た平面図、 図5の(b)は図5の(a)におけるD−D断面図、 図5の(c)は下面側から見た平面図である。 図5の(a)におけるK−K断面図を示したものである。 実施例2の応用例として光源を枠体の外辺に沿って設けた切欠部に配設した図であり、 図7の(a)は表示装置の裏面側から見た平面図、 図7の(b)は図7の(a)のR−R断面図、 図7の(c)は図7の(b)におけるS部の拡大斜視図である。 本発明の実施例3に係る表示装置の上面側から見た図であり、 図8の(a)は上面側から見た平面図、 図8の(b)は図8の(a)におけるQ−Q断面図、 図8の(c)は下面側から見た平面図である。 従来技術におけるあるモデルの液晶表示装置の平面図と要部断面図で、図9の(a)は平面図、図9の(b)は要部断面図である。 図9の(b)におけるFPCを下側から見た平面図である。
符号の説明
41、61、101 上基板
42、62、102 下基板
42a、101a、101b 延設部
43、44、63、64 偏光板
45、105 液晶駆動IC
46、106 保護樹脂膜
47、67、87、117、137 接続回路基板
48、68、69、88、89、96、118、136 電子部品
50、65、110 表示部材
50b 封口部
51、71、81、91、121、131 枠体
51a、71a、71c、81c、91a、91c、91d 電子部品収納切欠部
51b、71b 照明収納部
51c (枠体の)底
51g、71e、71g、81e、91e、91f、91g 外辺
52、72、92 導光板
53、73a、73b、93a、93b 光拡散シート
54a1、54a2、74a1、74a2、74b1、74b2 プリズムシート
55、75、85、 光源用回路基板
56、76、86、126 光源
57、77、97 バックライトユニット
60、80、100、130 表示装置
67a、87a 開口切欠部
70 サブ表示部材
78、98、138 半透過反射板
79、99、139 シールド板
79a、99a 窓
79b、99b ガイド
94a1、94a2、94b1、94b2 プリズムシート
99e、139e 折り曲げ部
117a メイン基板
117b 光源用分枝基板
121a、131a、131c、131d、131i 電子部品収納切欠部
121g、131g、131e、131f、131h 外辺

Claims (11)

  1. 電子部品を実装した接続回路基板を表示部材に接続し、該接続回路基板を接続した表示部材を枠体に収納した構成の表示装置において、
    複数の前記電子部品を前記接続回路基板の少なくとも1箇所に塊状に実装すると共に、前記接続回路基板を前記枠体を挟む如く前記表示部材の反対側に延出して配設し、前記塊状に実装された前記電子部品を前記枠体の前記表示部材と反対側の面に設けた電子部品収納切欠部に収納したことを特徴とする表示装置。
  2. 前記電子部品収納切欠部は、矩形形状をなす前記枠体の前記表示部材を収納した面側と反対側にあたる面側の少なくとも1つの外辺に沿って設けたことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記電子部品収納切欠部は、矩形形状をなす前記枠体の前記表示部材を収納した面側と反対側にあたる面側の少なくとも1つの外辺の角部に設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. 前記1箇所に実装された電子部品の塊は、列状あるいは行状に並んで配置したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の表示装置。
  5. 前記枠体には照明収納部を有し、前記電子部品収納切欠部は前記照明収納部の位置から外れた位置に設けたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の表示装置。
  6. 前記表示部材は液晶パネルであり、該液晶パネルの液晶材料の封口部は前記接続回路基板の接続側と対向する位置にある前記液晶パネルの側面に設けたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の表示装置。
  7. 前記電子部品収納切欠部を設けた枠体のコーナ残肉部分に強度補強手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の表示装置。
  8. 前記強度補強手段は肉盛りによる厚肉形状でもって構成していることを特徴とする請求項7に記載の表示装置。
  9. 前記照明収納部には前記表示部材を照明する照明手段を収納したことを特徴とする請求項5に記載の表示装置。
  10. 前記照明手段は、光源、導光板、光拡散板、プリズムシートなどからなることを特徴とする請求項9に記載の表示装置。
  11. 前記枠体は反射機能を有することを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の表示装置。
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