JP5554452B2 - 局側装置、省電力制御システム及び省電力制御方法 - Google Patents

局側装置、省電力制御システム及び省電力制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、局側装置、省電力制御システム及び省電力制御方法に関する。
光通信を利用した通信システムとして、PON(Passive Optical Network)システムが知られている。PONシステムは、サービスを提供する側に配置される局側装置(OLT(Optical Line Terminal))と、サービスを利用する側に配置される加入者側装置(ONU(Optical Network Unit))の2種類の通信装置から構成される。
PONシステムでは、局側装置と加入者側装置との間で論理的な接続が確立されると、その後は、応答性を重視する観点から、送受信するデータがなくても、局側装置と加入者側装置との間の論理的な接続が維持される。しかし、この論理的な接続が利用されるのは、一般的に1日のうちの限られた時間であり、それ以外の時間では無駄に電力が消費されている。そこで、この種のシステムで無駄に消費される電力を削減するための技術が種々提案されている。
特許文献1には、局側装置が、局側装置の上位装置から加入者側装置へ送信される下り方向のトラフィック(下りトラフィック)を監視し、下りトラフィックが一定時間の間に一定量を下回る場合に、通常運用状態よりも低速で出力強度の小さい光信号によって有効データを送信するパワーセーブ状態に移行する技術が開示されている。
また、特許文献2には、局側装置が、加入者側装置の運用状態を監視し、加入者側装置が非運用状態となった場合に、その加入者側装置が運用状態であったときに局側装置によって割り当てられた送信帯域を取り消し、非運用状態となった加入者装置との間で行っていた通信を停止する技術が開示されている。
特開2011−205329号公報 特開2001−160820号公報
特許文献1及び2に開示された技術を利用すれば、一定以上の省電力効果は期待できるが、局側装置及び加入者側装置の両方を、通信停止状態(スリープ状態)にした方がさらなる省電力効果を期待できる。しかし、局側装置を通信停止状態とするためには、局側装置と通信を行う全ての加入者側装置が通信停止状態となっていることが条件となる。そのため、局側装置は、通信を行う全ての加入者側装置の通信状態を監視しなければならない、という問題があった。また、加入者側装置の数が多いほど、全ての加入者側装置が同時に通信停止状態となる時間は短くなり、省電力効果が期待できなくなる、という問題があった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、局側装置及び加入者側装置の両方について、より効率的に省電力化を図ることができる、局側装置、省電力制御システム及び省電力制御方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の観点に係る局側装置は、
通信の実行及び停止をそれぞれ予め設定された時間で交互に行う省電力動作を相手の通信装置に要求する第1の要求手段と、
前記第1の要求手段が前記相手の通信装置に前記省電力動作を要求した後、前記相手の通信装置との間で行う通信に基づいて、前記相手の通信装置が行っている前記省電力動作の第1の位相と、自己の前記省電力動作における前記第1の位相に対応する第2の位相とを特定する位相特定手段と、
前記位相特定手段が特定した前記第1の位相と前記第2の位相との差分を算出する差分算出手段と、
前記差分算出手段が算出した前記差分に基づいて、前記相手の通信装置に前記省電力動作を再度要求する第2の要求手段と、を備える。
本発明の第2の観点に係る省電力制御システムは、
局側装置と、加入者側装置とを備えた省電力制御システムであって、
前記局側装置は、
通信の実行及び停止をそれぞれ予め設定された時間で交互に行う省電力動作を前記加入者側装置に要求する第1の要求手段と、
前記第1の要求手段が前記加入者側装置に前記省電力動作を要求した後、前記加入者側装置との間で行う通信に基づいて、前記加入者側装置が行っている前記省電力動作の第1の位相と、自己の前記省電力動作における前記第1の位相に対応する第2の位相とを特定する位相特定手段と、
前記位相特定手段が特定した前記第1の位相と前記第2の位相との差分を算出する差分算出手段と、
前記差分算出手段が算出した前記差分に基づいて、前記加入者側装置に前記省電力動作を再度要求する第2の要求手段と、を備え、
前記加入者側装置は、
前記局側装置からの前記省電力動作の要求に従って、前記省電力動作を実行する制御手段と、
前記省電力動作の実行時に前記局側装置に向けて送信可能な時刻を表す送信情報を前記局側装置から受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した前記送信情報により表される前記送信可能な時刻に前記局側装置に向けて所定の情報を送信する送信手段と、を備える。
本発明の第3の観点に係る省電力制御方法は、
局側装置において、
通信の実行及び停止をそれぞれ予め設定された時間で交互に行う省電力動作を加入者側装置に要求する第1の要求ステップと、
前記第1の要求ステップで前記加入者側装置に前記省電力動作を要求した後、前記加入者側装置との間で行う通信に基づいて、前記加入者側装置が行っている前記省電力動作の第1の位相と、自己の前記省電力動作における前記第1の位相に対応する第2の位相とを特定する位相特定ステップと、
前記位相特定ステップで特定した前記第1の位相と前記第2の位相との差分を算出する差分算出ステップと、
前記差分算出ステップで算出した前記差分に基づいて、前記加入者側装置に前記省電力動作を再度要求する第2の要求ステップと、を有し、
前記加入者側装置において、
前記局側装置からの前記省電力動作の要求に従って、前記省電力動作を実行する制御ステップと、
前記省電力動作の実行時に前記局側装置に向けて送信可能な時刻を表す送信情報を前記局側装置から受信する受信ステップと、
前記受信ステップで受信した前記送信情報により表される前記送信可能な時刻に前記局側装置に向けて所定の情報を送信する送信ステップと、を有する。
本発明によれば、局側装置及び加入者側装置の両方について、より効率的に省電力化を図ることができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る省電力制御システムの構成を示す図である。 図2は、図1に示した局側装置の構成を示すブロック図である。 図3は、図1に示した加入者側装置の構成を示すブロック図である。 図4は、局側装置と加入者側装置との間で行われる通常の動作時の相互の動作を説明するシーケンス図である。 図5は、装置間で異なる処理遅延時間が生じた場合の局側装置における省電力動作が可能な時間を説明するシーケンス図である。 図6は、省電力動作の位相を装置間で一致させた場合の局側装置における省電力動作が可能な時間を説明するシーケンス図である。 図7は、局側装置が行う処理を説明するフローチャート図である。 図8は、加入者側装置が行う処理を説明するフローチャート図である。 図9は、局側装置と加入者側装置との間で行われる省電力動作時の相互の動作を説明するシーケンス図である。 図10は、局側装置と加入者側装置との間で行われる省電力動作時の相互の動作を説明するシーケンス図である。
以下に、本発明にかかる局側装置、省電力制御システム及び省電力制御方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
はじめに、図1を参照して、本実施形態に係る省電力制御システム1の構成を説明する。
省電力制御システム1は、サービスを提供する側に配置される局側装置(OLT)10と、サービスを利用する側に配置される加入者側装置(ONU)20の2種類の通信装置から構成されるシステムである。ここでは、省電力制御システム1の一例として、GE−PON(Gigabit Ethernet(登録商標)−PON)システムに本発明を適用した場合について説明する。
局側装置10は、光ファイバケーブルOF、光カプラCP等を備える伝送経路を介して、加入者側装置20と接続される。なお、ここでは、2つの加入者側装置20a,20bを備える例を挙げているが、加入者側装置20は1つ以上あれば良い。省電力制御システム1において、局側装置10から加入者側装置20への向きを下り方向、加入者側装置20から局側装置10への向きを上り方向と呼ぶ。局側装置10は、一定の条件を満足した場合、通常の動作と省電力動作とを切り替える。
ここで、通常の動作と省電力動作とを切り替える判断方法はどのようなものを用いてもよく、例えば、局側装置10が通常の動作を行っている場合において、上り及び下り方向のデータ量が、一定時間の間に一定量を下回る場合(または、上り及び下り方向のデータが発生していない場合)に、加入者側装置20に対して省電力モード(パワーセーブモード)への移行を要求し、すべての加入者側装置20から省電力モードへ移行したことの通知を受け取った場合に、通常の動作から省電力動作に切り替える。一方、局側装置10が省電力動作を行っている場合において、上り及び下り方向のデータ量が、一定時間の間に一定量を上回る場合(または、上りまたは下り方向のデータが発生した場合)は、省電力動作から通常の動作に切り替える。以下では、この判断方法を用いた場合について説明するが、省電力動作が可能かどうかの判断方法はこの方法に限られないことはいうまでもない。また、局側装置10及び加入者側装置20は、互いに時刻を同期し、上り方向の通信には時分割多重通信を行い、下り方向の通信には同報通信を行う。
局側装置(OLT)10は、L2SW(Layer 2 SWitch)等の上位装置30を経由して上位ネットワークに接続される。一方、加入者側装置20は、例えば、HGW(Home Gate Way)、VoIP(Voice over Internet Protocol)、PC(Personal computer)等の通信端末40と接続される。なお、加入者側装置20に接続される通信端末40は1つ以上でも良い。
次に、図2を参照して、図1に示した局側装置10の構成を説明する。局側装置10は、上位装置通信部11と、PON制御部12と、光送信部13と、光受信部14と、光合分波器15とを備える。
上位装置通信部11は、SNI(Service Node Interface) PHY(物理層:PHYsical layer)回路から構成される。上位装置通信部11は、上位装置30と信号の送受信を行う。上位装置通信部11は、上位装置30から受信した信号をPON制御部12に供給する。上位装置通信部11は、上位装置30から伝送対象である音声データ、画像データ等を表す主信号等を受信する。また、上位装置通信部11は、PON制御部12から受け取った信号を上位装置30に送信する。
光送信部13は、PON制御部12から供給される電気信号を光信号に変換し、変換した光信号を、光合分波器15を介して光ファイバケーブルOFに出力する。なお、光送信部13は、加入者側装置20に対し、伝送対象である音声データ、画像データ等を表す主信号等を送信する。なお、主信号には、データの送信先を特定するアドレス等が含まれており、光信号を受信する加入者側装置20は、送信先が自身のものである場合にのみ受信する。
光受信部14は、光ファイバケーブルOF、光合分波器15を介して加入者側装置20より受信した光信号を電気信号に変換し、変換した電気信号をPON制御部12に供給する。
光合分波器15は、光送信部13から受け取った、下り用波長の光信号を多重化して光ファイバケーブルOFに出力する。また、光合分波器15は、光ファイバケーブルOFを介して受け取った多重化された光信号を波長毎に分離し、上り用波長の光信号のみを光受信部14に供給する。
PON制御部12は、PONプロトコルに基づいて局側装置10の処理を実施する。また、PON制御部12は、省電力制御部121を備える。省電力制御部121は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、CPUのメインメモリとして機能するRAM(Random Access Memory)、タイマ等から構成される。なお、省電力制御部121は、一部がASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の専用回路から構成されてもよい。省電力制御部121は、上位装置通信部11及び光受信部14から受け取る信号により表される上り及び下り方向のデータ量に基づいて、通常の動作と省電力動作とを切り替える。
また、省電力制御部121は、第1の要求部121a、位相特定部121b、時間差算出部(差分算出部)121c、第2の要求部121dとして機能する。各部121a〜121dは、後述の各種処理を行う。
次に、図3を参照して、図1に示した加入者側装置20の構成を説明する。加入者側装置20は、端末通信部21と、PON制御部22と、光送信部23と、光受信部24と、光合分波器25とを備える。
端末通信部21は、UNI(User Network Interface) PHY回路から構成される。端末通信部21は、通信端末40と信号の送受信を行う。端末通信部21は、通信端末40から受信した信号をPON制御部22に供給する。端末通信部21は、通信端末40から伝送対象である音声データ、画像データ等を表す主信号等を受信する。また、端末通信部21は、PON制御部22から受け取った信号を通信端末40に送信する。
光送信部23は、PON制御部22から供給される電気信号を光信号に変換し、変換した光信号を、光合分波器25を介して光ファイバケーブルOFに出力する。
光受信部24は、光ファイバケーブルOF、光合分波器25を介して受信した光信号を電気信号に変換し、変換した電気信号をPON制御部22に供給する。光受信部24は、局側装置10より伝送対象である音声データ、画像データ等を表す主信号等を受信する。
光合分波器25は、光送信部23から受け取った、上り用波長の光信号を多重化して光ファイバケーブルOFに出力する。また、光合分波器25は、光ファイバケーブルOFを介して受け取った多重化された光信号を波長毎に分離し、下り用波長の光信号のみを光受信部24に供給する。
PON制御部22は、例えば、CPU、CPUのメインメモリとして機能するRAM、タイマ等から構成される。なお、PON制御部22は、一部がASIC等の専用回路から構成されてもよい。PON制御部22は、局側装置10からの省電力モードへの移行要求に従って、省電力モードへ移行し、後述の省電力動作を実行する。
次に、上記構成を有する省電力制御システム1の通常の動作を説明する。通常の動作では、局側装置10及び加入者側装置20は、互いに時刻を同期し、上り方向の通信には時分割多重通信を行い、下り方向の通信には同報通信を行う。
局側装置10は、各加入者側装置20が送信する上り方向の信号が光ファイバケーブルOF内で衝突しないよう、各加入者側装置20から上り方向の通信が可能な時間を割り当てる。局側装置10は、図4に示すように、割り当てた時間を制御フレーム(GATEフレーム)に含めて各加入者側装置20に通知する。
一方、各加入者側装置20は、上り方向の通信において、自身の装置に割り当てられた時刻に各種情報を送信する時分割多重通信を行う。各種情報には、通信端末40から受信した音声データや画像データ等の上りデータ、上り方向のデータ量等を局側装置10に通知する制御フレーム(REPORTフレーム)がある。
このように、通常の動作時には、局側装置10は、各加入者側装置20に向けてGATEフレームの同報送信を行い、各加入者側装置20は、自身の装置に割り当てられた時刻に従って、局側装置10に向けて時分割多重通信を行う。また、局側装置10は、GATEフレームを所定の周期(周期P)で送信し、所定の時間TL(所定回数)以上、通信が可能な時刻を割り当てた加入者側装置20からのREPORTフレームを受信しなかった場合、その加入者側装置20は、何らかの異常があったものとみなされる。
次に、省電力制御システム1の省電力動作を説明する前に、局側装置10から各加入者側装置20に、同じタイミングで省電力動作を要求した場合の例を説明する。各加入者側装置20が互いに同じタイミングで通信停止状態(スリープ状態)となれば、その間、局側装置10をスリープ状態とすることができる。しかし、局側装置10が通信の停止を行う時間を設定し、この停止時間に従って省電力動作を行うよう要求しても、図5に示すように、加入者側装置20間では、伝送距離や装置の性能等の違いによって、異なる処理遅延時間が生じるため、同時に省電力動作を開始することができない。そのため、この場合には、局側装置10は、全ての加入者側装置20(20a,20b)が同時に通信停止状態となる時間(停止時間が全て重複する時間)にしか省電力動作を行うことができない。
以下、図7及び図8を参照して、省電力制御システム1の省電力動作を説明する。この省電力動作によれば、加入者側装置20間で異なる処理遅延時間が生じても、局側装置10が加入者側装置20間で省電力動作の周期の位相を一致させる情報(図6に示す時間差ΔTa,ΔTb)を求めることによって、加入者側装置20を互いに同じタイミング(省電力動作の周期の位相が一致した状態)で通信停止状態(スリープ状態)とすることができる。ここで、通信停止状態(スリープ状態)とは、加入者側装置20の光送信部23および光受信部24の両方を停止(送受信機能を停止)させてもよく、また、光送信部23のみを停止(送信機能を停止)させるようにしてもよい。また、省電力動作とは上述の通信停止状態(スリープ状態)と通常動作(一時起動状態)を予め定められた時間交互に行う動作を言う。なお、適宜省電力動作を行う加入者側装置20の状態を省電力モードと呼び、通常動作状態から省電力動作状態へ移行することを省電力モードへ移行するという。また、省電力動作の周期の位相(以下、適宜単に位相と略記する)とは、省電力動作の周期の任意の時間位置を指すものとし、例えば、省電力動作の開始時点等をいうこととする。
図7に示すように、局側装置10の第1の要求部121aは、局側装置10の電源が投入された後、加入者側装置20ごとに上位装置通信部11及び光受信部14から受け取る上り及び下り方向のデータ量を算出し、これらのデータ量が、一定時間の間に一定量を下回るか否かによって、各加入者側装置20が省電力動作を行うか否かを判別する(ステップS101)。上り及び下り方向のデータ量が、一定時間の間に一定量を上回る場合、第1の要求部121aは、省電力動作を行わないと判別し(ステップS101;NO)、前述の通常の動作を行う。一方、上り及び下り方向のデータ量が、一定時間の間に一定量を下回る場合(あるいは上り及び下り方向のデータが発生していない場合)、第1の要求部121aは、省電力動作を行うと判別する(ステップS101;YES)。この場合、第1の要求部121aは、予め設定されてメモリに記録された、通信の実行時間(T1)及び停止時間(T2)によって、第1の省電力動作を行う(省電力モードへ移行する)よう加入者側装置20(図9では加入者側装置20a)に要求する(ステップS102)。
また、第1の要求部121aは、実行時間(T1)及び停止時間(T2)から構成される省電力動作の任意の時間位置を目標位相として設定し、これをメモリに記録する。例えば、図9に示すように、省電力動作の実行時間(T1)の開始位置が目標位相として設定される。また、第1の要求部121aは、省電力動作の開始位置(T1の開始時点)から、第1の省電力動作を要求するまでの時間(図9に示すTx)をメモリに記録する。
一方、図8に示すように、加入者側装置20のPON制御部22は、自身の加入者側装置20の電源が投入された後、局側装置10から、省電力動作の要求がされたか否かを判別する(ステップS201)。PON制御部22は、省電力動作の要求がされるまで前述の通常の動作を行う(ステップS201;NO)。一方、PON制御部22は、省電力動作の要求がされたと判別した場合(ステップS201;YES)、一定の処理遅延時間(Tda)を要した後、局側装置10からの要求に従って、実行時間(T1)及び停止時間(T2)から構成される省電力動作を開始する(ステップS202)。また、PON制御部22は、省電力動作を開始した旨を局側装置10に応答する(ステップS203)。
図7に戻り、局側装置10の位相特定部121bは、加入者側装置20から省電力動作を開始した旨の応答があったと判別した場合は(ステップS103;YES)、前述の目標位相に対応する加入者側装置20の省電力動作における位相(推定位相;第1の位相)を特定し、その推定位相の直後の、自己の目標位相(第2の位相)を特定する(ステップS104)。
推定位相(第1の位相)は、上り方向の通信に時分割多重通信を行い、下り方向の通信に同報通信を行うことにより特定できる。図9に示すように、位相特定部121bは、加入者側装置20から省電力を開始した旨の応答があった後、前述の通常の動作と同様にして、GATEフレームを送信するとともに、REPORTフレームを受信する。位相特定部121bは、GATEフレームを送信した時刻と、そのGATEフレームが加入者側装置20に到達したときに加入者側装置20が省電力の実行時間(T1)であったか否かを、REPORTフレームの受信の有無によって判別する。例えば、時刻t=ts(2)ではREPORTフレームが局側装置10で受信できていないが、時刻t=ts(3)ではREPORTフレームが局側装置10で受信できている。これにより、位相特定部121bは、時刻t=ts(2)とts(3)の間に、省電力動作の実行時間(T1)の開始位置があると特定でき、例えば(ts(2)+ts(3))/2を、予め設定された目標位相に対応する推定位相として特定できる。なお、GATEフレームの送信周期Pを短くすればするほど、この推定位相は、より正確に求められる。また、推定位相の特定には、平均を求める以外にRTT(Round Trip Time)を考慮して求めても良い。
一方、推定位相の直後の自己の目標位相(第2の位相)は、推定位相の時刻(例えば、(ts(2)+ts(3))/2)と、自己の省電力動作の周期(T1+T2)とに基づいて特定される。
時間差算出部(差分算出部)121cは、位相特定部121bが特定した推定位相と目標位相との時間差(ΔT)を算出する(ステップS105)。その後、PON制御部12は、第1の省電力動作を終了するよう各加入者側装置20(図9では加入者側装置20a)に要求する(ステップS106)。
一方、図8において、加入者側通信装置20aのPON制御部22は、局側装置10から省電力動作の終了(通常モードへの移行)が要求されるまで、局側装置10から受信したGATEフレームに応答するREPORTフレームを、省電力動作のうち通常動作(一時起動状態)の間、局側装置10によって割り当てられた時間に局側装置10に送信する処理を繰り返し行う(ステップS204;YES,ステップS205)。
そして、PON制御部22は、局側装置10から省電力動作の終了が要求されたと判別した場合(ステップS206;YES)、省電力動作を終了する旨を局側装置10に応答する(ステップS207)。PON制御部22は、その後、実行している省電力動作を終了し、前述の通常の動作を行う。
図7に戻り、局側装置10の第2の要求部121dは、加入者側装置20から省電力動作を終了した旨の応答があったと判別した場合は(ステップS107;YES)、先の第1の要求部121aが省電力動作を要求したタイミングよりも、時間差算出部121cが算出した時間差(ΔT)だけ遅らせてから、再度、第2の省電力動作を行うよう要求する(ステップS108)。例えば、図10に示すように、自己の省電力動作の開始時刻(T1の開始位置)から第1の省電力動作を要求するまでの時間(図9に示すTx)と、時間差(ΔT)だけ遅らせて第2の省電力動作を行うよう要求する。これにより、局側装置10と加入者側装置20との省電力動作の周期の位相を一致させることができる。局側装置10は、局側装置10とすべての加入者側装置20との省電力動作の周期の位相のずれが所定値以下となった場合に、自身の省電力動作を開始する。
なお、処理遅延時間(Tda)に揺らぎがある場合などでは、時間差(ΔT)だけ遅らせて第2の省電力動作を行うよう要求を行った場合でも省電力動作の周期のずれが生じる場合がある。そのような場合には、上述の手順により推定位相を計算して目標位相に一致することを確認し(周期のずれを算出し)、一致していない場合(算出したずれが所定値以上ある場合)、第2の要求部121dは、同じ手順を繰り返すことにより、処理遅延時間(Tda)の揺らぎ等により生じるずれをより小さくすることができる。また、加入者側装置20の管理する時刻が局側装置10のそれとずれる場合も考えられ、このずれに起因する省電力動作の位相のずれが生じる恐れがある。そのため、常にまたは定期的に上記の手順により目標位相に入っていることを確認するようにしてもよい。
一方、図8に示すように、加入者側装置20のPON制御部22は、局側装置10から、省電力動作の要求がされたと判別した場合(ステップS201;YES)、前述の処理と同様に、一定の処理遅延時間(Tda)を要した後、局側装置10からの要求に従って、実行時間(T1)及び停止時間(T2)から構成される省電力動作を開始する(ステップS202)。また、PON制御部22は、省電力動作を開始した旨を局側装置10に応答する(ステップS203)。
局側装置10の第2の要求部121dは、加入者側装置20から省電力動作を開始した旨の応答があったと判別した場合に(ステップS109;YES)、局側装置10とすべての加入者側装置20との省電力動作の周期の位相が一致していれば(省電力動作の位相のずれが所定値以下の場合を含む)省電力動作を開始する(ステップS110)。その後、第2の要求部121dは、上位装置通信部11及び光受信部14から受け取る上り及び下り方向のデータ量が、一定時間の間に一定量を上回る(ステップS111;YES)と判別するまで、省電力動作を行う。一方、第2の要求部12dは、一定時間の間に一定量を上回ると判別した場合(ステップS111;YES)、省電力動作を終了し(ステップS112)、前述の通常の動作を行う。
なお、これまで、説明の便宜上、局側装置10と1つの加入者側装置20aとの間で行う通信のやりとりを説明したが、局側装置10は、全ての加入者側装置20との間で、位相差を算出し、算出した位相差に基づいて第2の省電力動作を要求し、局側装置10と全ての加入者側装置20との省電力動作の周期の位相を一致させる。
また、これまで、複数の加入者側装置20の省電力動作の周期(T1+T2)が同じ場合について説明したが、加入者側装置20ごとに省電力動作の周期が異なる場合であってもよい。特に、各加入者装置20に指示する状態の省電力動作の周期が、互いに整数倍の関係にある場合に本発明の効果が大きくなる。例えば、加入者装置20aの省電力周期をT1+T3とし、加入者装置20bの省電力周期をT1+T3とした場合、T1+T3=2×(T1+T2)である場合も、局側装置10はT1+T2の周期で省電力動作が可能である。
以上、説明したように、本実施形態によれば、局側装置10と各加入者側装置20との省電力動作の位相を一致させることができるので、局側装置10及び加入者側装置20の両方について、より効率的に省電力化を図ることができる。
なお、位相特定部121bは、加入者側装置20から自己に向けて送信可能な時刻を表す送信情報への応答(REPORTフレーム)を受けた時刻に基づいて、上記の推定位相を特定しても良い。
また、第2の要求部121dは、全ての加入者側装置20の省電力動作の位相を一致させる前に、所定のタイミングで、自己における通信の停止が可能な時間(全ての加入者側装置20の停止時間T2が重複する時間)を特定し、この時間に局側装置20の通信を通信停止状態としても良い。
時間差算出部121cは、算出した時間差を加入者側装置20毎に記録し、第1の要求部121aは、時間差算出部121cによって記録された加入者側装置20に対応する時間差に基づいて、その加入者側装置20に省電力動作を要求しても良い。これにより、即座に、局側装置10と各加入者側装置20との省電力動作の位相を一致させることができる。
なお、本発明に係る局側装置10及び各加入者側装置20は、それぞれ、通常のコンピュータにより実現できる。この場合、上記の実施形態で説明した手順は、コンピュータにより実行される。また、コンピュータは、プログラムに従って、それぞれ、上記の実施形態で説明した動作を行う。また、プログラムは、持ち運び可能な記録媒体等に記録されたものでもよい。持ち運び可能な記録媒体には、例えば、CD−ROM、DVD−ROM、BD−ROM等がある。また、プログラムは、持ち運び可能な記録媒体から各種読取装置を介して、局側装置10及び各加入者側装置20にインストールされたものでも良い。さらに、プログラムは、インターネット等を介して、局側装置10及び各加入者側装置20にダウンロード及びインストールされたものでもよい。また、プログラムは、局側装置10及び各加入者側装置20と通信可能なサーバ等の記憶装置に格納されたものでも良い。また、局側装置10及び各加入者側装置20の構成をハードウェアを用いて構成してもよい。
その他、本発明は、上記実施形態の説明及び図面によって限定されるものではなく、上記実施形態及び図面に適宜変更等を加えることは可能である。
1 省電力制御システム(PONシステム)、10 局側装置、11 上位装置通信部、12 PON制御部、121 省電力制御部、121a 第1の要求部(第1の要求手段)、121b 位相特定部(位相特定手段)、121c 時間差算出部(差分算出手段)、121d 第2の要求部(第2の要求手段)、13 光送信部、14 光受信部、15 光合分波器、20,20a,20b 加入者側装置、21 端末通信部、22 PON制御部、23 光送信部、24 光受信部、25 光合分波器、30 上位装置、40 通信端末、OF 光ファイバケーブル、CP 光カプラ。

Claims (11)

  1. 通信の実行及び停止をそれぞれ予め設定された時間で交互に行う省電力動作を相手の通信装置に要求する第1の要求手段と、
    前記第1の要求手段が前記相手の通信装置に前記省電力動作を要求した後、前記相手の通信装置との間で行う通信に基づいて、前記相手の通信装置が行っている前記省電力動作の第1の位相と、自己の前記省電力動作における前記第1の位相に対応する第2の位相とを特定する位相特定手段と、
    前記位相特定手段が特定した前記第1の位相と前記第2の位相との差分を算出する差分算出手段と、
    前記差分算出手段が算出した前記差分に基づいて、前記相手の通信装置に前記省電力動作を再度要求する第2の要求手段と、を備える、
    ことを特徴とする局側装置。
  2. 前記位相特定手段は、前記相手の通信装置との間で行う通信に基づいて、自己の前記省電力動作の位相に対応する、前記相手の通信装置の前記省電力動作における位相を前記第1の位相として特定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の局側装置。
  3. 前記位相特定手段は、自己への送信が可能な時刻を表す送信情報を前記相手の通信装置に送信した時刻、及び、前記送信情報が送信された前記相手の通信装置からの応答の有無に基づいて、前記第1の位相を特定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の局側装置。
  4. 前記位相特定手段は、自己への送信が可能な時刻を表す送信情報が送信された前記相手の通信装置から応答を受けた時刻に基づいて、前記第1の位相を特定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の局側装置。
  5. 前記相手の通信装置は複数存在し、
    前記第2の要求手段は、前記差分算出手段が算出した全ての前記相手の通信装置にそれぞれ対応する前記差分に基づいて、前記相手の通信装置に前記省電力動作を再度要求する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の局側装置。
  6. 前記第2の要求手段は、自己における前記通信の停止が可能な時刻を特定し、前記通信の停止が可能な時刻に前記通信の停止を行う、
    ことを特徴とする請求項5に記載の局側装置。
  7. 前記差分算出手段は、算出した前記第1の位相と前記第2の位相との差分を前記相手の通信装置毎に記録し、
    前記第1の要求手段は、前記差分算出手段が記録した前記相手の通信装置に対応する前記差分に基づいて、前記省電力動作を前記相手の通信装置に要求する、
    ことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の局側装置。
  8. 前記第2の要求手段により要求された相手の通信装置の省電力動作における周期と、自装置における省電力動作における周期のずれを算出する周期ずれ算出手段を備え、
    前記第2の要求手段は、前記周期ずれ算出手段により算出された周期のずれが所定値以上の場合、前記周期のずれに基づいて、前記相手の通信装置に前記省電力動作を要求する、
    ことを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の局側装置。
  9. 前記複数の通信装置は、相互に整数倍の関係にある周期によって前記省電力動作を行う、
    ことを特徴とする請求項5または6に記載の局側装置。
  10. 局側装置と、加入者側装置とを備えた省電力制御システムであって、
    前記局側装置は、
    通信の実行及び停止をそれぞれ予め設定された時間で交互に行う省電力動作を前記加入者側装置に要求する第1の要求手段と、
    前記第1の要求手段が前記加入者側装置に前記省電力動作を要求した後、前記加入者側装置との間で行う通信に基づいて、前記加入者側装置が行っている前記省電力動作の第1の位相と、自己の前記省電力動作における前記第1の位相に対応する第2の位相とを特定する位相特定手段と、
    前記位相特定手段が特定した前記第1の位相と前記第2の位相との差分を算出する差分算出手段と、
    前記差分算出手段が算出した前記差分に基づいて、前記加入者側装置に前記省電力動作を再度要求する第2の要求手段と、を備え、
    前記加入者側装置は、
    前記局側装置からの前記省電力動作の要求に従って、前記省電力動作を実行する制御手段と、
    前記省電力動作の実行時に前記局側装置に向けて送信可能な時刻を表す送信情報を前記局側装置から受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した前記送信情報により表される前記送信可能な時刻に前記局側装置に向けて所定の情報を送信する送信手段と、を備える、
    ことを特徴とする省電力制御システム。
  11. 局側装置において、
    通信の実行及び停止をそれぞれ予め設定された時間で交互に行う省電力動作を加入者側装置に要求する第1の要求ステップと、
    前記第1の要求ステップで前記加入者側装置に前記省電力動作を要求した後、前記加入者側装置との間で行う通信に基づいて、前記加入者側装置が行っている前記省電力動作の第1の位相と、自己の前記省電力動作における前記第1の位相に対応する第2の位相とを特定する位相特定ステップと、
    前記位相特定ステップで特定した前記第1の位相と前記第2の位相との差分を算出する差分算出ステップと、
    前記差分算出ステップで算出した前記差分に基づいて、前記加入者側装置に前記省電力動作を再度要求する第2の要求ステップと、を有し、
    前記加入者側装置において、
    前記局側装置からの前記省電力動作の要求に従って、前記省電力動作を実行する制御ステップと、
    前記省電力動作の実行時に前記局側装置に向けて送信可能な時刻を表す送信情報を前記局側装置から受信する受信ステップと、
    前記受信ステップで受信した前記送信情報により表される前記送信可能な時刻に前記局側装置に向けて所定の情報を送信する送信ステップと、を有する、
    ことを特徴とする省電力制御方法。
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