JP2011146784A - 光加入者線終端装置 - Google Patents

光加入者線終端装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011146784A
JP2011146784A JP2010003993A JP2010003993A JP2011146784A JP 2011146784 A JP2011146784 A JP 2011146784A JP 2010003993 A JP2010003993 A JP 2010003993A JP 2010003993 A JP2010003993 A JP 2010003993A JP 2011146784 A JP2011146784 A JP 2011146784A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
subscriber line
optical subscriber
control unit
physical ports
osus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010003993A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5323729B2 (ja
Inventor
Satoshi Shimazu
聡志 嶌津
Junichi Kani
淳一 可児
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2010003993A priority Critical patent/JP5323729B2/ja
Publication of JP2011146784A publication Critical patent/JP2011146784A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5323729B2 publication Critical patent/JP5323729B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

【課題】OLTの省電力化を実現する。
【解決手段】複数のOSUを収容し、n個の物理ポート、各OSUとn個の物理ポートとの間でフレーム転送を行うスイッチ、n個の物理ポートに対応するn個の物理リンクを1つの論理的なリンクに集約するLAG制御を行う制御ユニットを備えた光加入者線終端装置(OLT)であり、スイッチを2つ(SW1,SW2)に分けて、SW1はn個の物理ポートのうちm個の物理ポートに接続し、SW2は残りのn−m個の物理ポートに接続し、OSUは、SW1またはSW2との接続を切り替えるセレクタ手段を備え、制御ユニットは、SW1の最大スイッチング容量よりも少ない閾値を設定し、光加入者線終端装置全体の上り信号の容量が閾値を下回っている場合に、複数のOSUのセレクタ手段に対して上り信号をSW1に振り分け、SW2およびSW2に接続されるn−m個の物理ポートをスリープ状態にする省電力制御部を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、PON(passive optical network )と多重分離装置(L2SW:layer 2 switch)とにより構成される光アクセスシステムにおいて、PONの光加入者線終端装置(OLT:optical line terminal )の高信頼化技術およびリンク省電力化技術に関する。
本格的なFTTHの普及に伴い、アクセス系および基幹系ネットワークは情報化社会のインフラとして役割を果たしており、高信頼化が望まれている。また、情報化社会で扱う情報量は、2025年には約 200倍(2006年比)になると見込まれている。この情報爆発に伴いネットワーク機器の数が大幅に増加するため、ネットワーク機器の消費電力が約5倍(2006年比)になると予想されている。このことから、ネットワーク機器自体やネットワークシステムでは、高信頼化と省電力化が重要な課題になっている。
ネットワークシステムの省電力化を図るために、トラフィックの有無によりネットワーク機器の一部機能をスリープ状態へ移行するLPI(low power idle)方式(非特許文献1)や、トラフィックに応じてリンクレートを変更するALR(adaptive link rate)方式(非特許文献2)が提案されている。LPI方式は、入力トラフィックが無い場合に当該リンクをスリープさせる方式である。送信側はスリープに入る際にスリープ信号を送信するとともに送信器をスリープさせる。受信側はスリープ信号を受信するとともに受信器をスリープさせる。トラフィックの再開に対応するために、受信側は一定のスリープ時間の後に受信を再開し、送信側はそのタイミングに合わせてウェイク信号またはリフレッシュ信号(スリープ継続メッセージ)を送信する。一方、ALR方式は、高速で消費電力の高いモードと低速で消費電力の低いモードを切り換えて利用する方式であり、パラレルインタフェースの一部をスリープさせて総速度を調整する方式もALR方式の範疇である。
また、複数の物理リンクを1つの論理的なリンクに集約する技術であるリンクアグリゲーション(LAG:link aggregation)において、LPI方式とALR方式を応用し、トラフィックに応じて動的に物理リンク数を変更する方式(リンク省電力化手法)が提案されている(非特許文献3,4)。
図1は、リンク省電力化手法を組み入れた従来のL2SWの構成例を示す。L2SWは、フレーム転送を行うスイッチ11と、LAGの制御やリンク省電力制御を行う制御ユニット12と、LAGを構成する物理ポート13から構成される。図1のL2SWの物理ポート13は4個となっているが、装置によっては4個以上の物理ポートを有するものもある。スイッチ11は、受信フレームを一時的に溜めておくフレームバッファと、宛先アドレス(またはVID:VLAN ID )と物理ポートの対応表である転送テーブルと、LAGポートと物理ポートの対応表であるLAG転送テーブルを有する。なお、LAGポートはLAGを構成する複数の物理ポートを管理するための識別子として使用される。制御ユニット12は、各テーブルの設定およびLAGを物理ポートに指示するCPU(central processing unit)、LAGの状態を管理するLAG管理DB(data base)、およびトラフィックに応じて動的に物理リンク数を変更するリンク省電力制御部から構成される。
次に、制御ユニット12のLAG設定について説明する。複数の物理ポートをLAGで論理的に集約して使用する場合、管理者は対向する装置間で集約したい物理ポートを装置ごとに制御ユニット12のLAG管理DBに登録する。図1では管理者はL2SW−1の物理ポート1,2,3の3ポートとL2SW−2の物理ポート1,2,3の3ポートを各々のLAG管理DBに登録する。なお、ここでは対向する装置間で同一の物理ポート番号同士を接続しているが、接続する物理ポート番号を同じにする必要はない。
次に、L2SWのリンク省電力化手法について説明する。制御ユニット12のリンク省電力制御手段はフレームバッファに溜まっているフレーム量やトラフィックを定期的に監視し、それらに応じて、LAGに属している物理ポートの有効リンク数を制御する。この有効リンク数を決定するアルゴリズムがリンク省電力化手法の核となる要素である。非特許文献3および非特許文献4では、フレームバッファを定期的に監視し、バッファ使用率とフレームバッファに蓄積されているフレーム量の増減によって有効リンク数を決定するMIAD(multiplcative increase additive decrease)方式、過去の複数回のトラフィックを観測し、その平均トラフィックを基に有効リンク数を決定するSTA(simple traffic average)方式などが提案されている。これらの方式は、フレームバッファに現在蓄積されているフレーム量や過去のトラフィックから未来のトラフィックを予測し、有効リンク数を決定する特徴をもつ。
図2は、光アクセスシステムの構成例を示す。光アクセスシステムは、PONとL2SWで構成されており、PONは、1つのOSU(optical subscriber unit )21が複数のONU(optical network unit)22と光ファイバ23および1対Nの光スプリッタ24を介して、ポイント・ツー・マルチポイントの通信を行うネットワークである(Nは自然数)。OLT20は、複数のOSU21と1つの制御ユニット25で構成される。制御ユニット25は、管理者が各OSUの設定や各OSUに接続されているONUの設定をする場合に利用する。L2SW26は各OSU21と接続され、複数のOSU21からのフレームを多重する大規模な多重分離装置である。
PONの規格として、IEEE802.3ahで規定されているEPON(Ethernet(登録商標) passive optical network)が標準化されている。EPONでは、複数のONUから送信された信号が光スプリッタから先の光ファイバで共有されるため、異なるONUから送信された信号の衝突を避けるように、信号の送信タイミングを制御するプロトコル(MPCP:multi point control protocol)を規定している。MPCPにおける上り通信では、OLTが各ONUの送信開始時間と送信フレーム量を指示し、各ONUはその指示に従って上りフレームを送信する。したがって、OLTは事前に各ONUからの上りフレーム量を把握している。
また、図3に示すように従来のOLTに、スイッチ11、制御ユニット12および物理ポート13を加えて多重機能をもたせ、OLTとL2SW間のリンクをLAGで接続する形態も知られている。この形態の利点は、(1) 論理的なリンクの帯域幅は集約した個々のリンクの帯域幅の和となるために帯域幅が拡大することと、(2) 集約した個々のリンクのうち、いくつかのリンクにおいて障害が発生しても残りのリンクで通信を継続できるため、信頼性が向上することである。
IEEE P802.3az (1) http://www.ieee802.org/3/az/public/mar08/chou 01 0308.pdf (2) http://www.ieee802.org/3/az/public/mar08/healey 01 0308.pdf (3) http://www.ieee802.org/3/az/public/may08/taich 02 0508.pdf C. Gunaratne, K. Christensen, B. Nordman and S. Suen, "Reducing the Energy Consumption of Ethernet with Adaptive Link Rate (ALR)," IEEE Transaction on Computers, Vol.57, No.4, pp.448-461, 2008. 相原慎司,福田豊,川原憲治,尾家祐二,"リンク集約技術を利用したスイッチ省電力化手法",信学技報,Vol.106, No.461, pp.55-60, 2007. 今泉英明,南正輝,永田智大,國頭吾郎,山崎憲一,"グリーンネットワークに向けたリンク省電力化手法",信学技報,Vol.108, No.476, pp.105-110, 2009. 秦野智也,笠原康信,吉原慎一,岩田敏行,前田洋一,"フレーム順序逆転を抑制する動的L2振り分け方式",信学技報,Vol.105, No.512, pp.19-24, 2006.
従来のOLTに各OSU21を集約するスイッチ11をもたせ、OLTとL2SW間のリンクをLAGで接続する形態は、広帯域化および高信頼化に有効である。また、OLTとL2SW間にリンク省電力化手法を適用することは、光アクセスシステムの省電力化に有効である。
しかし、図3のような従来のOLTに図1のような省電力化機能を追加した場合には、OLTのスイッチ11が障害を検知したときに、OLTのOSU21が正常に動作していても、サービスが停止することがあった。また、従来のリンク省電力手法では、スリープさせた物理リンクをいつウェイクアップさせるかを予測によって決定しているため、予測と異なるトラフィックが生じた場合に性能の低下が生じる可能性があった。例えば、予測より少ないトラフィックが生じた場合には最大限の省電力化ができないし、予測より多いトラフィックが生じた場合にはフレーム破棄が生じる可能性がある。また、予測を用いず、到着したフレームに応じて省電力制御を行った場合には、到着したフレームを物理リンクがウェイクアップするまでフレームバッファに格納する必要があり、フレーム破棄および遅延が発生する課題があった。
本発明は、上記の課題を解決するために、OLTのスイッチを2つに分け、OLTとL2SW間をLAGで接続してリンク省電力手法を適用することで、高信頼かつ省電力効果の高いOLTを提供することを目的とする。
本発明は、光ファイバおよび光スプリッタを介して接続される複数のONUに対して、各ONUが送信する上り信号の送信開始時間および送信フレーム量を制御する複数のOSUを収容し、n個(nは2以上の自然数)の物理ポート、各OSUとn個の物理ポートとの間でフレーム転送を行うスイッチ、n個の物理ポートに対応するn個の物理リンクを1つの論理的なリンクに集約するLAG制御を行う制御ユニットを備えた光加入者線終端装置(OLT)において、スイッチを2つに分けてそれぞれSW1,SW2とし、SW1はn個の物理ポートのうちm個(mはn>mかつ1以上の自然数)の物理ポートに接続し、SW2は残りのn−m個の物理ポートに接続し、OSUは、SW1またはSW2との接続を切り替えるセレクタ手段を備え、制御ユニットは、SW1の最大スイッチング容量よりも少ない閾値を設定し、光加入者線終端装置全体の上り信号の容量が当該閾値を下回っている場合に、複数のOSUのセレクタ手段に対して上り信号をSW1に振り分け、SW2およびSW2に接続されるn−m個の物理ポートをスリープさせる制御を行う省電力制御部を備える。
本発明の光加入者線終端装置において、制御ユニットは、光加入者線終端装置全体の上り信号の容量が当該閾値を上回っている場合に、複数のOSUの半数のセレクタ手段に対して上り信号をSW1に振り分け、複数のOSUの残りの半数のセレクタ手段に対して上り信号をSW2に振り分ける制御を行う構成である。
本発明の光加入者線終端装置において、制御ユニットは、光加入者線終端装置全体の上り信号の容量が当該閾値を上回っている場合に、複数のOSUのセレクタ手段に対して、優先度の高い上り信号をSW1に振り分け、SW1の最大スイッチング容量を超える残りの上り信号をSW2に振り分ける制御を行う構成である。
このように高優先度の上り信号の経路をSW1に固定することにより、SW2のスリープまたは障害検知で高優先度の上り信号の経路が切り替わることがないので、高優先度の上り信号の順序の逆転を防止することができる。また、高優先度の上り信号を処理するSWがスリープに入ることがなくなるため、スリープによる遅延やフレーム廃棄が高優先度のフレームに生じる可能性がなくなる。
本発明の光加入者線終端装置において、制御ユニットは、光加入者線終端装置全体の上り信号の容量が当該閾値を上回っている場合に、複数のOSUのセレクタ手段に対して、SW1とSW2の上りトラフィックレートが同程度になるように、上り信号をSW1とSW2に振り分ける制御を行う構成である。このようにSW1とSW2の負荷を分散することにより、帯域使用効率を向上させることができる。
なお、優先度制御とSW1とSW2の負荷を分散する制御を組み合わせてもよい。
本発明の光加入者線終端装置において、制御ユニットは、SW1またはSW2に関わる障害を検知したときに、複数のOSUのセレクタ手段に対して非障害のSWへ上り信号を振り分ける制御を行う構成である。
本発明の光加入者線終端装置において、OSUは、SW1およびSW2に対応して、ONUへ送信する下り信号をそれぞれバッファリングする受信バッファを備え、セレクタ手段は各SWに対応する受信バッファを選択する構成であり、制御ユニットは複数のOSUのセレクタ手段に対して、SW2がスリープしている場合およびSW2が動作している場合に、SW1からの下り信号を対応する受信バッファに接続する制御を行う構成である。
本発明の光加入者線終端装置において、制御ユニットは、SW1またはSW2に関わる障害を検知したときに、複数のOSUのセレクタ手段に対して、当該障害のSWに対応する受信バッファが空になった後に、非障害のSWからの下り信号を対応する受信バッファに接続する制御を行う構成である。
本発明の光加入者線終端装置において、SW1とSW2は、同じスイッチング容量を有する構成である。
本発明の光加入者線終端装置において、制御ユニットの機能は、SW1およびSW2のそれぞれに組み込まれており、SW1内の制御ユニット機能とSW2内の制御ユニット機能が接続されて制御情報のやり取りを行う構成である。
また、SW2およびその物理ポートと対向するL2SWの送受信ポートを、SW2と連動してスリープさせるために、SW1のリンクを利用するようにしてもよい。
また、スリープによる遅延を低減させるため、上りフレームについては、ONUがOLTに送信待ちフレーム容量を利用して、次のDBAサイクルでOLTが受信する上りフレーム容量を見積もるようにしてもよい。なお、EPONの場合、ONUは、REPORTフレームによって送信待ちフレーム容量をOLTに報告する。
本発明のOLTは、送受信容量が比較的小さい場合に、一方のスイッチの経路に集約することにより、他方のスイッチの経路をスリープにして省電力化を図ることができる。さらに、高優先度フレームの順序の逆転を防止することができる。スリープによる遅延やフレーム廃棄が高優先度のフレームに生じる可能性がなくなる。
また、どちらか一方のSWが故障した場合でも、縮退動作をしてサービスを停止しないため、高信頼性なOLTを実現することができる。また、障害が発生していない場合でも、SW1系とSW2系の通信を意図的にどちらか一方へ片寄せできるため、サービスを停止することなく保守が可能となる。
さらに、省電力制御時に、OSUにおいてフレーム廃棄を最小化し、高優先度フレームの遅延を最小化することができる。
また、SW2とその物理ポートと対向するL2SWの送受信ポートを容易にウェイクアップできるようになる。
リンク省電力化手法を組み入れた従来のL2SWの構成例を示す図である。 光アクセスシステムの構成例を示す図である。 多重機能をもつOLTの構成例を示す図である。 本発明のOLTの実施例1の構成例を示す図である。 スイッチ管理DBの構成を示す図である。 OLTのSW部の状態遷移を示す図である。 OSUにおけるフレームの振り分け例1を示す図である。 OSUにおけるフレームの振り分け例2を示す図である。 本発明のOLTの実施例2の構成例を示す図である。 本発明のOLTの実施例3の構成例を示す図である。
図4は、本発明のOLTの実施例1の構成例を示す。
本構成例のOLTは、図3に示す従来のOLTに対して、2つのスイッチ(SW1)11−1,スイッチ(SW2)11−2設け、制御ユニット12のLAG管理DBに代えてスイッチ管理DBを備え、省電力制御部を付け加えたことを特徴とする。なお、SW1,SW2をまとめてSW部と呼び、SW1を主系、SW2を副系とする。SW1,SW2にはそれぞれ物理ポート13が接続される。なお、ここでは、各SWに1つの物理ポートが接続される例を示すが、SW1はn個(nは2以上の自然数)の物理ポートのうちm個(mはn>mかつ1以上の自然数)の物理ポートに接続し、SW2は残りのn−m個の物理ポートに接続する構成でもよい。
SW部は、各OSU21とL2SWとの間のフレームを多重分離する機能をもち、フレームの転送先を表す転送テーブルとフレームを一時的に保存しておくフレームバッファを備える。
制御ユニット12の省電力制御部は、SW部のトラフィックレートやフレームバッファに溜まっているフレーム量を監視し、各OSU21に省電力制御命令を伝達してから、SW2およびSW2に接続される物理ポートをスリープ/ウェイクへ遷移させる。OSU21は選択回路(SEL:selector)を有し、上りフレームをSW1とSW2へ振り分けて送信する。また、OSU21はSW1用とSW2用の受信バッファをもち、両系からの下りフレームを一時的にバッファに溜めてから選択してONUへ転送する。
たとえば、図4のOLTの構成として、SW1とSW2のスイッチング容量を各10Gbps 、物理ポートを各10GbE(10 gigabit Ethernet (登録商標))、PONをEPON、OSUの数を16〜20とする。
スイッチ管理DBは、図5に示すように、転送テーブルとスイッチ管理テーブルの2つのテーブルで構成される。転送テーブルはVLANのVIDとOSUの対応表であり、管理者がその対応を設定する。CPUは管理者が設定したスイッチ管理DBのスイッチ管理テーブルをSW部の転送テーブルに登録する。スイッチ管理テーブルは、SW部の物理ポート番号、SW部の主系・副系(ここでは、SW1を主系、SW2を副系とし、副系をスリープさせるようにする)を排他的に選択する主系/副系、ACT/SLP/障害、およびスリープ状態から構成されている。
図6は、OLTのSW部の状態遷移を示す。状態はSW1とSW2の組みで表し、SW1とSW2はそれぞれ「ACT」、「SLP」または「障害」の状態をもつ。ここで、スリープ遷移条件は、OLT全体の上りフレーム量がSW1のスイッチング容量を下回っている場合である。また、ウェイク遷移条件は、OLT全体の上りフレーム量がSW1のスイッチング容量を上回っている場合である。
(OSUにおけるフレーム振り分け例1)
図7は、各OSUがSW部に流すフレームの振り分け例1を示す。ここでは1つのOLTにOSUの数が16の場合を仮定している。
SW1,SW2がともにACT状態の場合、図7(a) のようにOSU1〜OSU8はSW1へフレームを送信し、OSU9〜OSU16はSW2へフレームを送信する。このとき各OSUとSW部の対応は固定とする。また、SW2が障害検知またはSLP状態の場合、図7(b) のようにOSU1〜16がSW1へフレームを送信する。
(OSUにおけるフレーム振り分け例2)
図8は、各OSUがSW部に流すフレームの振り分け例2を示す。ここでは、フレームの優先度に応じて振り分けを行う例を示す。
SW1,SW2がともにACT状態の場合、図8(a) のように各OSUは優先度の高いフレームから順番にSW1へ送信し、SW1のスイッチング容量を超える残りのフレームはSW2へ送信する。これにより、SW1に高優先度のフレームが流れ、SW2に低優先度のフレームが流れる。したがって、SW2が障害またはSLP状態の場合、図8(b) のように各OSUがSW1へフレームを送信するので、高優先度のフレームはリンクを切り替える可能性は少ない。なお、SWの障害とは、SWに関わる障害全般、たとえば、SW故障、物理ポート故障、OSUとSW間の配線断および物理ポートに接続されるファイバ切断などを意味する。
(OSUにおけるフレーム振り分け例3)
図7に示すフレーム振り分け例1では、どちらか一方のSWにスイッチング容量を超える過剰なトラフィックが集中した場合、フレーム破棄が生じる可能性がある。そこで、フレーム振り分け例3として、SW1とSW2のトラフィックレートが同程度になるように各OSUとSW部の対応を動的に制御する方法をとる。たとえば、制御ユニットが、SW部のフレームバッファおよびトラフィックレートを監視し、SW1とSW2のトラフィックレートが同程度になるよう、各OSUがSW部に流すフレームを指示する。このように、SW1とSW2の負荷を分散することでSW部全体の帯域利用効率を向上させることができる。
(OSUにおけるフレーム振り分け例4)
フレーム振り分け例4は、フレーム振り分け例2とフレーム振り分け例3を組み合わせたものである。この場合、優先度の高いフレームから順番にSW1へ送信し、かつSW1とSW2のトラフィックレートが同程度になるように制御する。
(L2SWにおけるフレーム振り分け例)
OLTに接続されるL2SWは、SW1とSW2に上位ネットワークからの下りフレームを振り分ける。下りフレームの振り分け方法は、下りトラフィックレートが対向のOLTのSW1のスイッチング容量を上回っているかどうかで場合分けをする。下回っている場合、L2SWはSW1に下りフレームを送信する。このとき、L2SWの送信ポートと対向するOLTのSW2の受信部はスリープする。上回っている場合、OSUでの上りフレームの振り分け例(例えば図8のフレーム振り分け例2)と一致するように、VIDを用いて下りフレームをSW1とSW2へ振り分ける。
L2SWが下りフレームをフレーム振り分け例2で振り分けている場合、SW1の下りフレームが高優先度である可能性が高いので、SW1用の受信フレームバッファを優先して選択する。この選択方法として、たとえば重みづけラウンド・ロビン方式があげられる。
また、SW2および物理ポートのスリープに合わせて、対向するL2SWの送受信ポートをスリープさせることができれば、ネットワーク全体の省電力化にさらに効果的である。この制御をSW1を経由して行えば、SW2がスリープしていても制御が可能となるため効果的である。例えば、SW2に接続されるL2SWの送受信ポートをウェイクさせる場合には、SW1のリンクを利用してSW2とL2SWのポートのウェイクアップのタイミングを合わせるようにすればよい。
どちらか一方のSWの障害を検知した場合には、各OSUはその時点で溜まっている2つの受信フレームバッファを重みづけラウンド・ロビン方式で処理し、障害を検知したSWの受信バッファが空になった後、障害検知後から溜まっているもう一方のSW用の受信バッファを選択する。
図9は、本発明のOLTの実施例2の構成例を示す。
本実施例のOLTは、図4に示す実施例1のOLTにおいて、制御ユニットが各OSU21からDBA情報を受け取り、省電力制御部が次のDBA(dynamic bandwidth allocation)サイクルでOLTが受信する上りフレームの総トラフィックを見積もる。その見積りによって、省電力制御部は省電力制御命令を使って各OSU21のフレームの送信先をSW1またはSW2に決定する構成である。
図10は、本発明のOLTの実施例3の構成例を示す。
本実施例のOLTは、図4に示す実施例1および図9に示す実施例2のOLTにおいて、制御ユニット12の機能の一部(省電力制御機能と、SW1またはSW2の障害を検知したときに、複数のOSUのセレクタ手段に対して非障害のSWへ上り信号を振り分ける制御機能と、スイッチ管理テーブル)をSW1とSW2に分散配置する構成である。ここで、SW1の制御ユニットとSW2の制御ユニットは、互いに制御情報(たとえば、障害検知情報、DBA情報、スイッチ管理テーブル情報など)をやり取りできる構成である。
この構成においても実施例1および実施例2と同じ機能が得られる。さらに、制御ユニットを介さずにSW1またはSW2から直接、各OSUのセレクタ手段の制御を行うことができるので、実施例1および実施例2のOLTよりも高速な制御が可能となる。また、実施例3のSW1の制御ユニット、SW2の制御ユニットおよび各OSUは、図10ではそれぞれ互いに1対1に接続されているが、たとえば共通のバスに接続され、互いに制御情報をやりとりできる構成でもある。
11 スイッチ(SW1,SW2)
12 制御ユニット
13 物理ポート
20 OLT(optical line terminal )
21 OSU(optical subscriber unit )
22 ONU(optical network unit)
23 光ファイバ
24 光スプリッタ
25 制御ユニット
26 多重分離装置(L2SW:layer 2 switch)

Claims (9)

  1. 光ファイバおよび光スプリッタを介して接続される複数のONU(optical network unit)に対して、各ONUが送信する上り信号の送信開始時間および送信フレーム量を制御する複数のOSU(optical subscriber unit )を収容し、
    n個(nは2以上の自然数)の物理ポート、各OSUと前記n個の物理ポートとの間でフレーム転送を行うスイッチ、前記n個の物理ポートに対応するn個の物理リンクを1つの論理的なリンクに集約するLAG(link aggregation)制御を行う制御ユニットを備えた光加入者線終端装置(OLT:optical line terminal )において、
    前記スイッチを2つに分けてそれぞれSW1,SW2とし、SW1は前記n個の物理ポートのうちm個(mはn>mかつ1以上の自然数)の物理ポートに接続し、SW2は残りのn−m個の物理ポートに接続し、
    前記OSUは、前記SW1または前記SW2との接続を切り替えるセレクタ手段を備え、
    前記制御ユニットは、前記SW1の最大スイッチング容量よりも少ない閾値を設定し、前記光加入者線終端装置全体の上り信号の容量が当該閾値を下回っている場合に、前記複数のOSUのセレクタ手段に対して前記上り信号を前記SW1に振り分け、前記SW2および前記SW2に接続される前記n−m個の物理ポートをスリープさせる制御を行う省電力制御部を備えた
    ことを特徴とする光加入者線終端装置。
  2. 請求項1に記載の光加入者線終端装置において、
    前記制御ユニットは、前記光加入者線終端装置全体の上り信号の容量が当該閾値を上回っている場合に、前記複数のOSUの半数のセレクタ手段に対して前記上り信号を前記SW1に振り分け、前記複数のOSUの残りの半数のセレクタ手段に対して前記上り信号を前記SW2に振り分ける制御を行う構成である
    ことを特徴とする光加入者線終端装置。
  3. 請求項1に記載の光加入者線終端装置において、
    前記制御ユニットは、前記光加入者線終端装置全体の上り信号の容量が当該閾値を上回っている場合に、前記複数のOSUのセレクタ手段に対して、優先度の高い前記上り信号を前記SW1に振り分け、前記SW1の最大スイッチング容量を超える残りの前記上り信号を前記SW2に振り分ける制御を行う構成である
    ことを特徴とする光加入者線終端装置。
  4. 請求項1に記載の光加入者線終端装置において、
    前記制御ユニットは、前記光加入者線終端装置全体の上り信号の容量が当該閾値を上回っている場合に、前記複数のOSUのセレクタ手段に対して、前記SW1と前記SW2の上りトラフィックレートが同程度になるように、前記上り信号を前記SW1と前記SW2に振り分ける制御を行う構成である
    ことを特徴とする光加入者線終端装置。
  5. 請求項2〜請求項4のいずれかに記載の光加入者線終端装置において、
    前記制御ユニットは、前記SW1または前記SW2に関わる障害を検知したときに、前記複数のOSUのセレクタ手段に対して非障害のSWへ前記上り信号を振り分ける制御を行う構成である
    ことを特徴とする光加入者線終端装置。
  6. 請求項1に記載の光加入者線終端装置において、
    前記OSUは、前記SW1および前記SW2に対応して、前記ONUへ送信する下り信号をそれぞれバッファリングする受信バッファを備え、前記セレクタ手段は各SWに対応する受信バッファを選択する構成であり、
    前記制御ユニットは、前記複数のOSUのセレクタ手段に対して、前記SW2がスリープしている場合および前記SW2が動作している場合に、前記SW1からの前記下り信号を対応する受信バッファに接続する制御を行う構成である
    ことを特徴とする光加入者線終端装置。
  7. 請求項6に記載の光加入者線終端装置において、
    前記制御ユニットは、前記SW1または前記SW2に関わる障害を検知したときに、前記複数のOSUのセレクタ手段に対して、当該障害のSWに対応する受信バッファが空になった後に、非障害のSWからの前記下り信号を対応する受信バッファに接続する制御を行う構成である
    ことを特徴とする光加入者線終端装置。
  8. 請求項1に記載の光加入者線終端装置において、
    前記SW1と前記SW2は、同じスイッチング容量を有する構成である
    ことを特徴とする光加入者線終端装置。
  9. 請求項1に記載の光加入者線終端装置において、
    前記制御ユニットの機能は、前記SW1および前記SW2のそれぞれに組み込まれており、前記SW1内の制御ユニット機能と前記SW2内の制御ユニット機能が接続されて制御情報のやり取りを行う構成である
    ことを特徴とする光加入者線終端装置。
JP2010003993A 2010-01-12 2010-01-12 光加入者線終端装置 Expired - Fee Related JP5323729B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010003993A JP5323729B2 (ja) 2010-01-12 2010-01-12 光加入者線終端装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010003993A JP5323729B2 (ja) 2010-01-12 2010-01-12 光加入者線終端装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011146784A true JP2011146784A (ja) 2011-07-28
JP5323729B2 JP5323729B2 (ja) 2013-10-23

Family

ID=44461279

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010003993A Expired - Fee Related JP5323729B2 (ja) 2010-01-12 2010-01-12 光加入者線終端装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5323729B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011199834A (ja) * 2010-02-26 2011-10-06 Alaxala Networks Corp パケット中継装置
WO2013031267A1 (ja) * 2011-08-29 2013-03-07 住友電気工業株式会社 Ponシステム、局側装置とその運用方法及びアクセス制御装置
WO2013108559A1 (ja) * 2012-01-17 2013-07-25 三菱電機株式会社 局側装置、省電力制御システム及び省電力制御方法
WO2014030770A2 (en) 2012-08-22 2014-02-27 Dow Corning Toray Co., Ltd. Copolymer having carbosiloxane dendrimer structure and hydrophilic group
JP5614482B1 (ja) * 2013-09-02 2014-10-29 沖電気工業株式会社 局側終端装置及び経路切替方法
JP2015519826A (ja) * 2012-05-04 2015-07-09 アルカテル−ルーセント 電力を意識した接続拠点の設計および自動設定
WO2022101970A1 (ja) * 2020-11-10 2022-05-19 日本電信電話株式会社 上位装置、光アクセスシステム、転送方法及びコンピュータプログラム
WO2023242915A1 (ja) * 2022-06-13 2023-12-21 日本電信電話株式会社 無線通信装置及び無線通信方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008160227A (ja) * 2006-12-21 2008-07-10 Hitachi Communication Technologies Ltd ネットワーク装置及び通信システム
JP2009141888A (ja) * 2007-12-10 2009-06-25 Mitsubishi Electric Corp Ponシステム局側装置
JP2010219655A (ja) * 2009-03-13 2010-09-30 Nec Corp 代理中継サーバ、帯域管理サーバ、ルータ装置、ファイル転送システム、方法およびプログラム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008160227A (ja) * 2006-12-21 2008-07-10 Hitachi Communication Technologies Ltd ネットワーク装置及び通信システム
JP2009141888A (ja) * 2007-12-10 2009-06-25 Mitsubishi Electric Corp Ponシステム局側装置
JP2010219655A (ja) * 2009-03-13 2010-09-30 Nec Corp 代理中継サーバ、帯域管理サーバ、ルータ装置、ファイル転送システム、方法およびプログラム

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011199834A (ja) * 2010-02-26 2011-10-06 Alaxala Networks Corp パケット中継装置
WO2013031267A1 (ja) * 2011-08-29 2013-03-07 住友電気工業株式会社 Ponシステム、局側装置とその運用方法及びアクセス制御装置
US9426547B2 (en) 2011-08-29 2016-08-23 Sumitomo Electric Industries, Ltd. PON system, station side device and method for operating the same, and access control device
WO2013108559A1 (ja) * 2012-01-17 2013-07-25 三菱電機株式会社 局側装置、省電力制御システム及び省電力制御方法
JP5554452B2 (ja) * 2012-01-17 2014-07-23 三菱電機株式会社 局側装置、省電力制御システム及び省電力制御方法
JP2015519826A (ja) * 2012-05-04 2015-07-09 アルカテル−ルーセント 電力を意識した接続拠点の設計および自動設定
WO2014030770A2 (en) 2012-08-22 2014-02-27 Dow Corning Toray Co., Ltd. Copolymer having carbosiloxane dendrimer structure and hydrophilic group
JP5614482B1 (ja) * 2013-09-02 2014-10-29 沖電気工業株式会社 局側終端装置及び経路切替方法
WO2022101970A1 (ja) * 2020-11-10 2022-05-19 日本電信電話株式会社 上位装置、光アクセスシステム、転送方法及びコンピュータプログラム
WO2023242915A1 (ja) * 2022-06-13 2023-12-21 日本電信電話株式会社 無線通信装置及び無線通信方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5323729B2 (ja) 2013-10-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5323729B2 (ja) 光加入者線終端装置
US8554077B2 (en) Energy efficiency and cost efficient protection in passive optical networks
JP5084953B2 (ja) 光終端局装置およびponシステム
JP4903276B2 (ja) Ieee802標準のネットワークにおけるパワー・セービング
US9509429B2 (en) Energy conservation by means of traffic shaping
EP3036869A1 (en) Reconfigurable and variable-rate shared multi-transponder architecture for flexible ethernet-based optical networks
TW201032501A (en) EPON with power-saving features
WO2006113553A3 (en) Dynamic bandwidth allocation and service differentiation for broadband passive optical networks
Kubo et al. Sleep and adaptive link rate control for power saving in 10G-EPON systems
WO2012088878A1 (zh) 光线路终端、光网络单元和无源光网络系统
US9210097B2 (en) Central-office termination apparatus of adaptively changing connection to subscriber-terminal terminator and path switching method
US9942097B2 (en) Power management in a network of interconnected switches
Jung et al. A bandwidth allocation algorithm for improving QoS in EPON with sleep mode
US20120263469A1 (en) Method for Reducing Power Consumption of a Passive Optical Network
WO2016101433A1 (zh) 无源光网络系统、控制器及通信的方法
JP2014049775A (ja) 光通信システム、親局装置、経路切替制御装置および通信制御方法
KR20140036622A (ko) 다중 레인 기반 이더넷의 동적 전력 절감 장치 및 방법
CN103780424B (zh) 在siepon交换子系统中的启用服务供应的管理
Pakpahan et al. Enabling flexible software-defined energy-efficient orchestration in TWDM-PON
Pakpahan et al. Enabling agile software-defined and NFV based energy-efficient operations in TWDM-PON
JP2012235409A (ja) 光回線ユニット、局側装置および通信経路制御方法
JP2011124788A (ja) Osu、olt、光アクセスシステムおよびリンク省電力制御方法
US20140112663A1 (en) Dynamic Readjustment of Energy Efficient Network Control Policy Parameters in an Optical Network Unit Based on a SIEPON Protocol
Takahashi et al. Energy-efficient PON system with a 1Gbps/10Gbps independent and adaptive link rate control
KR20130048091A (ko) 고속 이더넷 광링크 인터페이스에서 다중 레인 운용 장치 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120125

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130305

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130319

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130520

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130716

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130717

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5323729

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees