JP6908864B2 - 加入者側通信装置及びスリープ制御方法 - Google Patents
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Description
図1は、実施形態におけるPON100のシステム構成の概略を示す図である。PON100は、ONU1−1〜1−n(nは1以上の整数)と、光スプリッタ2と、OLT3とを備える。ONU1−k(1≦k≦n)は、ユーザ通信端末4−kをPON100に収容する加入者側の光回線終端装置である。以下、特に区別する必要が無い場合には、ONU1−1〜1−nをONU1と記載し、ユーザ通信端末4−1〜4−nをユーザ通信端末4と記載する。
PON100が、OLT3から送信される維持信号(以下、「下り維持信号」という。)をONU1が継続して受信することによってONU1とOLT3との間のリンクを維持する形態のPONである場合、スリープ制御部144は下りデータの受信に応じて自装置を省電力モードからノーマルモードに移行させるように構成されてもよい。この場合、下りバッファ部143は、下りデータに対する上り受信検出機能と同様の検出機能(以下、「下り受信検出機能」という。)を有する。この場合、スリープ制御部144は、省電力モードでの動作中において、下り維持信号以外の信号が受信された場合に、自装置をノーマルモードに移行させる。すなわち、この場合、ノーマルモードへの遷移の契機は、上りデータの受信及び下り維持信号を除く下りデータの受信となる。そのため、上りデータ及び下りデータの両方に対して遅延時間を低減することができる。よって、特に高い通信品質を要求するユーザに対しても低遅延なスリープ機能を実現できることになる。
ONU1は、省電力モードにおける上り維持信号の送信間隔の最大値が、OLT3においてリンク断が検出される閾値時間よりも短く設定されてもよい。省電力モードで動作中のONU1が、スリープモードから定期的にアクティブモードに移行して上り維持信号を送信することによって、ONU1とOLT3との間のリンク断を確実に回避することができる。その上で、上り維持信号の送信間隔の最大値を、リンク断が検出されない範囲での最大値とすることにより、リンク断を回避しつつ省電力効果を高めることができる。
ONU1は、メッセージ長の短い上りデータをアクティブモードでの動作中に送信するように構成されてもよい。この場合、スリープ制御部144は、省電力モードでの動作中に受信されたメッセージがアクティブモードとして動作する期間Tactiveの間に送信を完了することができるか否かを判定する。スリープ制御部144は、自装置がアクティブモードに移行した後、Tactiveの間に送信を完了することができると判定された上りデータの送信を指示する。
ONU1は、省電力モードからノーマルモードに移行するか否かを、受信された上りデータの優先度に応じて判定してもよい。具体的には、スリープ制御部144は、省電力モードでの動作中に上りデータが受信された場合、許容される遅延時間の範囲内でノーマルモードへの移行を遅らせるか又は中止してもよい。この場合、スリープ制御部144は、ノーマルモードへの移行を遅らせるか又は中止させるかの判定や、ノーマルモードへの移行をどれだけ遅らせるかの決定、自装置をノーマルモードで動作させる時間の決定などを、上り受信データの優先度に基づいて決定する。
Claims (6)
- 加入者側通信装置が局側通信装置に対して上り維持信号を送信することによって前記局側通信装置との間のリンクを維持する通信システムにおける前記加入者側通信装置であって、
前記加入者側通信装置は、信号の送受信が可能なノーマルモードと、一部機能の休止によって省電力動作を実現する省電力モードとのいずれかの動作モードで動作し、
前記省電力モードは、前記局側通信装置とのリンクを維持するための上り維持信号を送信するアクティブモードと、前記上り維持信号を送信しないスリープモードとからなり、
前記省電力モードにおいて、前記局側通信装置とのリンクが切断されない範囲で前記アクティブモード及び前記スリープモードを繰り返し実行するスリープ制御部と、
前記省電力モードでの動作中に受信された上りデータを、自装置が前記ノーマルモードに移行するまで蓄積する上りバッファ部と、
を備え、
前記スリープ制御部は、前記省電力モードでの動作中に上りデータが受信された場合に、自装置を前記ノーマルモードに移行させ、
前記スリープ制御部は、前記省電力モードから前記ノーマルモードへの移行に関して、受信された前記上りデータの優先度が低い場合、自装置における前記ノーマルモードへの移行を中止するか、又は前記上りデータについて遅延が許容される範囲内で自装置における前記ノーマルモードへの移行を遅らせる、
加入者側通信装置。 - 前記通信システムは、一の局側通信装置に対して複数の加入者側通信装置を備えるポイント・トゥ・マルチポイント型の通信システムである、
請求項1に記載の加入者側通信装置。 - 前記通信システムが、前記上り維持信号と、前記局側通信装置から前記加入者側通信装置に送信される下り維持信号とによって、前記局側通信装置と前記加入者側通信装置との間のリンクを維持する場合、
前記スリープ制御部は、下り維持信号以外の信号が受信された場合に自装置を省電力モードからノーマルモードに移行させる、
請求項1又は2のいずれか一項に記載の加入者側通信装置。 - 前記スリープモードは、少なくとも信号を送信する機能を有する送信部が休止された状態の動作モードである、
請求項1から3のいずれか一項に記載の加入者側通信装置。 - 前記省電力モードにおいて、前記上り維持信号が送信される時間間隔の最大値は、前記局側通信装置がリンク断を判定する閾値時間よりも短い時間である、
請求項1から4のいずれか一項に記載の加入者側通信装置。 - 加入者側通信装置が局側通信装置に対して上り維持信号を送信することによって前記局側通信装置との間のリンクを維持する通信システムにおける前記加入者側通信装置が行うスリープ制御方法であって、
前記加入者側通信装置が、信号の送受信が可能なノーマルモードと、一部機能の休止によって省電力動作を実現する省電力モードとのいずれかの動作モードで動作し、
前記省電力モードが、前記局側通信装置とのリンクを維持するための上り維持信号を送信するアクティブモードと、前記上り維持信号を送信しないスリープモードとからなる場合に、
前記省電力モードにおいて、前記局側通信装置とのリンクが切断されない範囲で前記アクティブモード及び前記スリープモードを繰り返し実行するスリープ制御ステップと、
前記省電力モードでの動作中に受信された上りデータを、自装置が前記ノーマルモードに移行するまで蓄積する上りバッファステップと、
を有し、
前記スリープ制御ステップにおいて、前記省電力モードでの動作中に上りデータが受信された場合に、自装置を前記ノーマルモードに移行させ、
前記省電力モードから前記ノーマルモードへの移行に関して、受信された前記上りデータの優先度が低い場合、自装置における前記ノーマルモードへの移行を中止するか、又は前記上りデータについて遅延が許容される範囲内で自装置における前記ノーマルモードへの移行を遅らせる、
スリープ制御方法。
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