JP5550173B2 - 詰替ラップフィルム包装体 - Google Patents
詰替ラップフィルム包装体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5550173B2 JP5550173B2 JP2010013152A JP2010013152A JP5550173B2 JP 5550173 B2 JP5550173 B2 JP 5550173B2 JP 2010013152 A JP2010013152 A JP 2010013152A JP 2010013152 A JP2010013152 A JP 2010013152A JP 5550173 B2 JP5550173 B2 JP 5550173B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wrap film
- sheet
- wound
- belt
- peripheral surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
- Packages (AREA)
- Wrappers (AREA)
Description
<1>筒状芯体の外周にラップフィルムが巻回された巻回ラップフィルムと、
前記巻回ラップフィルムの外周を覆う帯状シートと、を備え、
前記ラップフィルムは、幅(TD)方向又はこれに直交する流れ(MD)方向の少なくとも一方向に延伸された延伸フィルムであり、
前記巻回ラップフィルムの外周面は、前記帯状シートの内周面の少なくとも一部と実質的に隙間なく密着しており、
同一断面における前記巻回ラップフィルムと前記帯状シートとの密着が、下記式(1):
0.20≦a/D≦1.00 ・・・(1)
D :巻回ラップフィルムの外周面の周長(cm)
a :巻回ラップフィルムの外周面と接触する帯状シートの内周面の長さの総和(cm)
を満たすことを特徴とする、
詰替ラップフィルム包装体。
<2>前記帯状シートの内周面の少なくとも一部には、前記巻回ラップフィルムの軸方向に延出した3個以上の凸部が複数並設されており、
前記巻回ラップフィルムの外周面は、少なくとも、3個以上の前記凸部と実質的に隙間なく密着しており、
同一断面における前記巻回ラップフィルムと前記帯状シートの内周面の少なくとも一部との密着が、下記式(2)及び(3):
0.30≦Σ△dn/D≦0.90 ・・・(2)
Σ△dn=△d1+△d2+△d3・・・+△dn ・・・(3)
D :巻回ラップフィルムの外周面の周長(cm)
△dn:巻回ラップフィルムの外周面と接触するn番目の凸部の長さ(cm)
を満たすことを特徴とする、
上記<1>に記載の詰替ラップフィルム包装体。
<3>前記凸部は、前記巻回ラップフィルムの軸方向の略全長に亘って前記帯状シートの内周面にストライプ状に形成されている、
上記<1>又は<2>に記載の詰替ラップフィルム包装体。
<4>前記ラップフィルムは、塩素系樹脂フィルム、オレフィン系樹脂フィルム、及び、エステル系樹脂フィルムよりなる群から選択される少なくとも1種であることを特徴とする、
上記<1>〜<3>のいずれか一項に記載の詰替ラップフィルム包装体。
<5>前記帯状シートは、プラスチック製包装材、及び/又は、耐水加工を施した紙製包装材からなることを特徴とする、
上記<1>〜<4>のいずれか一項に記載の詰替ラップフィルム包装体。
<6>前記帯状シートは、下記式(4):
0.004≦(F×G+(1−F)×0.024)/E≦0.8 ・・・(4)
E :包装後の帯状シートの最大厚み(mm)
F :帯状シートのみかけの密度(g/cm3)
G :帯状シートの熱伝導率(W/(m・K))
を満たすことを特徴とする、
上記<1>〜<5>のいずれか一項に記載の詰替ラップフィルム包装体。
図1は、本実施形態の詰替ラップフィルム包装体1を概略的に示す斜視図である。
本実施形態の詰替ラップフィルム包装体1は、詰替用の巻回ラップフィルム11と、この巻回ラップフィルム11の外周を覆う帯状シート31とを備える。
巻回ラップフィルム11は、紙製又はポリエチレン等のプラスチック製の筒状芯体12の外周12aに、筒状芯体12の軸長さよりも幅狭のラップフィルム13を所定の数量分、巻きつけた(巻回した)ものである。
帯状シート31は、上述した詰替用の巻回ラップフィルム11の外周を覆い、梱包、輸送、陳列、販売、保管する際に使用される包装材である。本実施形態において、帯状シート31として、筒状芯体12の軸長さよりも幅広で且つ巻回ラップフィルム11の外周長よりも長い略矩形状のものが用いられている。そして、帯状シート31は、巻回ラップフィルム11の外周に所定のテンションをかけながら巻きつけられ、さらに、筒状芯体12の両端部において筒状芯体12内へ折り込まれている(図1参照)。
本実施形態の詰替ラップフィルム包装体1において、巻回ラップフィルム11の外周面は、帯状シート31を所定のテンションをかけながら巻きつけることにより、帯状シート31の内周面の少なくとも一部、具体的には、複数の凸部32の上面と実質的に隙間なく密着している(図5参照)。換言すれば、巻回ラップフィルム11の外周面は、その周方向(ラジアル方向)にわたって略均等に、複数の凸部32によって支持されている。また、本実施形態においては、各々の凸部32が巻回ラップフィルム11の筒状芯体12の軸方向に向かって延出するように併設されていることから、巻回ラップフィルム11の外周面は、筒状芯体12の軸方向(帯状シート31の幅方向)に向かって略均等に、複数の凸部32によって支持されている。
0.20≦a/D≦1.00 ・・・(1)
D :巻回ラップフィルム11の外周面の周長(cm)
a :巻回ラップフィルム11の外周面と接触する帯状シート31の内周面の長さの総和(cm)
0.30≦Σ△dn/D≦0.90 ・・・(2)
Σ△dn=△d1+△d2+△d3・・・+△dn ・・・(3)
D :巻回ラップフィルムの外周面の周長(cm)
△dn:巻回ラップフィルムの外周面と接触するn番目の凸部の長さ(cm)
0.004≦(F×G+(1−F)×0.024)/E≦0.8 ・・・(4)
E :包装後の帯状シート31の最大厚み(mm)
F :帯状シート31のみかけの密度(g/cm3)
G :帯状シート31の熱伝導率(W/(m・K))
Claims (5)
- 筒状芯体の外周にラップフィルムが巻回された巻回ラップフィルムと、
前記巻回ラップフィルムの外周を覆う帯状シートと、を備え、
前記ラップフィルムは、幅(TD)方向又はこれに直交する流れ(MD)方向の少なくとも一方向に延伸された延伸フィルムであり、
前記巻回ラップフィルムの外周面は、前記帯状シートの内周面の少なくとも一部と実質的に隙間なく密着しており、
同一断面における前記巻回ラップフィルムと前記帯状シートとの密着が、下記式(1):
0.20≦a/D≦1.00 ・・・(1)
D :巻回ラップフィルムの外周面の周長(cm)
a :巻回ラップフィルムの外周面と接触する帯状シートの内周面の長さの総和(cm)
を満たし、
前記帯状シートの内周面の少なくとも一部には、前記巻回ラップフィルムの軸方向に延出した3個以上の凸部が複数並設されており、
前記巻回ラップフィルムの外周面は、少なくとも、3個以上の前記凸部と実質的に隙間なく密着しており、
同一断面における前記巻回ラップフィルムと前記帯状シートの内周面の少なくとも一部との密着が、下記式(2)及び(3):
0.30≦Σ△dn/D≦0.90 ・・・(2)
Σ△dn=△d 1 +△d 2 +△d 3 ・・・+△dn ・・・(3)
D :巻回ラップフィルムの外周面の周長(cm)
△dn:巻回ラップフィルムの外周面と接触するn番目の凸部の長さ(cm)
を満たすことを特徴とする、
詰替ラップフィルム包装体。
- 前記凸部は、前記巻回ラップフィルムの軸方向の略全長に亘って前記帯状シートの内周面にストライプ状に形成されている、
請求項1に記載の詰替ラップフィルム包装体。 - 前記ラップフィルムは、塩素系樹脂フィルム、オレフィン系樹脂フィルム、及び、エステル系樹脂フィルムよりなる群から選択される少なくとも1種であることを特徴とする、
請求項1又は2に記載の詰替ラップフィルム包装体。 - 前記帯状シートは、プラスチック製包装材、及び/又は、耐水加工を施した紙製包装材からなることを特徴とする、
請求項1〜3のいずれか一項に記載の詰替ラップフィルム包装体。 - 前記帯状シートは、下記式(4):
0.004≦(F×G+(1−F)×0.024)/E≦0.8 ・・・(4)
E :包装後の帯状シートの最大厚み(mm)
F :帯状シートのみかけの密度(g/cm3)
G :帯状シートの熱伝導率(W/(m・K))
を満たすことを特徴とする、
請求項1〜4のいずれか一項に記載の詰替ラップフィルム包装体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010013152A JP5550173B2 (ja) | 2010-01-25 | 2010-01-25 | 詰替ラップフィルム包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010013152A JP5550173B2 (ja) | 2010-01-25 | 2010-01-25 | 詰替ラップフィルム包装体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011148539A JP2011148539A (ja) | 2011-08-04 |
JP5550173B2 true JP5550173B2 (ja) | 2014-07-16 |
Family
ID=44535938
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010013152A Active JP5550173B2 (ja) | 2010-01-25 | 2010-01-25 | 詰替ラップフィルム包装体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5550173B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0862783A (ja) * | 1994-06-16 | 1996-03-08 | Konica Corp | ロール状感光材料用包装体 |
JPH0826333A (ja) * | 1994-07-07 | 1996-01-30 | Kureha Plast Kk | 詰め替え用シートの包装体 |
JP2002002860A (ja) * | 2000-06-23 | 2002-01-09 | Masabumi Miyoshi | ロール状フィルム包装構造体 |
JP2002165555A (ja) * | 2000-11-30 | 2002-06-11 | Chisso Corp | 青果物包装用フィルム |
CA2545432C (en) * | 2005-05-03 | 2012-07-10 | Cascades Conversion Inc. | Protective wrapping paper for rolls |
-
2010
- 2010-01-25 JP JP2010013152A patent/JP5550173B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011148539A (ja) | 2011-08-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6149317B2 (ja) | 層間材に張力を印加したガラスリボンの巻回 | |
JP6236115B2 (ja) | フレキシブルガラスのロールおよびその巻取り方法 | |
JP6220995B2 (ja) | ポリビニルアルコール系重合体フィルムの包装体の保管方法および輸送方法 | |
AU2005101080B4 (en) | Ream wrap and packaging materials with tear tapes and tear tape applicator for same | |
US8453421B2 (en) | Method of packaging record rolls of cover tape and package | |
JP5550173B2 (ja) | 詰替ラップフィルム包装体 | |
JP6373161B2 (ja) | 巻回体収容体 | |
JP6195212B2 (ja) | 開封手段付包装材ロール、及びその製造方法と製造装置 | |
JP2011162231A (ja) | 詰替ラップフィルム包装体 | |
JP2014234271A (ja) | ラップフィルム巻回体及び巻回体収容体 | |
JP3382687B2 (ja) | 塩化ビニリデン系樹脂巻回ラップフィルムの緊縮包装体の製造方法 | |
JP7032691B2 (ja) | 固定用シート | |
JP2005298094A (ja) | 粘着テープ巻回体、それに用いられる巻芯、およびその巻芯を用いた粘着テープ巻回体の製造方法 | |
JP5547502B2 (ja) | 詰替ラップフィルム収納体及びこれに用いる刃なし収納箱 | |
JP5398137B2 (ja) | シート状物の巻取用巻芯体 | |
JPH07172445A (ja) | 巻回ラップフィルムの包装体 | |
JP2010042842A (ja) | 包装材及び包装材原反 | |
JP4191422B2 (ja) | 梱包用バンド | |
JP3093062U (ja) | 包装用プラスチックフィルム巻取り用紙管 | |
JP2000211667A (ja) | 梱包材およびこの梱包材の保管方法 | |
JP2007126202A (ja) | 梱包の帯掛け部の角を保護するための保護材料 | |
JP2003292251A (ja) | ロール製品 | |
JP2020023383A (ja) | 無端ベルトと保護シートの積層体及びその形成方法並びに積層体アセンブリ | |
JPH11292183A (ja) | ロール状物の包装体 | |
JP2006298455A (ja) | ポリイミドフィルムの梱包体及び梱包方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20120808 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130122 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131028 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131101 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131226 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140514 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140519 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5550173 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |