JP4191422B2 - 梱包用バンド - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、中空コイル状に巻かれた梱包用バンドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、合成樹脂等からなる長尺紐状の梱包用バンドは、中空コイル状に巻かれ、主として自動梱包機用によってタンボール等を緊締するのに広く用いられている。
このような梱包用バンドは、一般には巻き終わり端部から繰り出して使用されることから、この巻き終わり端部は、裏面に粘着剤を塗布した粘着テープが上から貼着されてコイルの外周面に止められており、使用時にこの粘着テープを剥がすようになされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記の如く巻き終わり端部が粘着テープで止められていると、剥がしたはずの粘着テープが梱包用バンドの他の部分にくっついて自動梱包機の中に入り込んで、梱包作業に支障を生じるという問題点がある。
【0004】
そこで本発明は、前記の如き問題点を解消し、巻き終わり端部によって梱包作業に支障を生じることのない梱包用バンドを提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は次のような構成としている。
すなわち本発明に係る梱包用バンドは、梱包用バンドが中空コイル状に巻かれ、自己粘着性を有するフイルムが、前記コイルの中空部を通ってコイル断面を周回するように、このコイルに複数回巻き付けられると共に、この巻き付けられたフイルムの巻き間にバンドの巻き終わり端部が配置された梱包用バンドであって、バンドの巻き終わり端部の下に、自己粘着性を有するフイルムが、コイルの中空部を通ってコイル断面を周回するように1回又は数回巻き付けられると共に、この巻き付けられたフイルムの上に前記バンドの巻き終わり端部が重ねられ、さらにその上から前記フイルムが、コイルの中空部を通ってコイル断面を周回するように1回又は数回巻き付けられて、前記バンドの巻き終わり端部が、コイルの外周面に止められ保持されて、自己粘着性を有するフイルムの巻き間にバンドの巻き終わり端部が配置されていることを特徴とするものである。
【0006】
本発明によれば、バンドの巻き終わり端部は、自己粘着性を有するフイルムによってコイルの外周面に止められており、このフイルムを外すことにより、巻き終わり端部を繰り出すことができる。
すなわち、巻き終わり端部は、粘着テープによって止められていないので、粘着テープが自動梱包機の中に入り込む問題がない。又、巻き終わり端部は、この自己粘着性を有するフイルムの巻き間に配置されているので、巻き終わり端部の表裏両面は自己粘着性を有するフイルムに密着しており、且つ巻き終わり端部の周囲はこのフイルム同志が互いに密着していることから、巻き終わり端部は、不必要な動きが抑えられ、解けることなくしっかりとコイルの外周面に止められ保持される。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態について図を参照にして詳細に説明する。
まず図1は本発明に係る梱包用バンドの実施の一形態を示す正面図、図2はその主要部の断面図である。
【0008】
図面において、1は梱包用バンド11が中空コイル状に巻かれたコイル、2は前記コイル1の中空部12を通ってコイル断面を周回するように、複数回巻き付けられた自己粘着性を有するフイルムである。
【0009】
コイル1は、梱包用バンド11が紙管等の筒状の巻芯上に巻かれていてもよいし、巻芯が無いコアレス状で巻かれていてもよい。又コイル1の側面に形崩れを防止する側板が設けられていてもよい。前記バンド11の材質は、ポリプロピレンやポリエステル、ポリエチレンテレフタレート等の合成樹脂からなるものや、紙からなるもの等、バンドを形成する材料は特に限定されるものではない。
【0010】
自己粘着性を有するフイルム2は、粘着剤を用いず、フイルム自体に粘着性を有するプラスチックフイルムであって、例えば、ストレッチフイルムが好適である。ストレッチフイルムとしては、塩化ビニール樹脂や塩化ビニリデン樹脂等からなるものも使用できるが、これらは廃棄時の燃焼により有毒ガスを発生することから、かかる害の少ないポリエチレン等のオレフイン系合成樹脂からなるものが好適である。
【0011】
自己粘着性を有するフイルム2は、コイル1の中空部12を通ってコイル断面を周回するように、コイル1に複数回巻き付けられている。そしてこの巻き付けられた自己粘着性を有するフイルム2の巻き間にバンド11の巻き終わり端部13が配置され、これによって巻き終わり端部13は、コイル1の外周面14に止められ保持されている。
【0012】
自己粘着性を有するフイルム2の幅、厚み、又巻き付けるべき巻数については、使用するフイルム2に対する梱包用バンド11の滑り性、使用する梱包用バンド11の材質、幅、厚み等を考慮して適宜決定される。
【0013】
自己粘着性を有するフイルム2の巻き間にバンド11の巻き終わり端部13を配置するには、先ず巻き終わり端部13の下に、自己粘着性を有するフイルム2を、コイル1の中空部12を通ってコイル断面を周回するように、1回又は数回巻き付け、その後、この巻き付けたフイルム2の上に巻き終わり端部13を重ね、さらにその上から再びフイルム2を1回又は数回巻き付ければよい。
【0014】
そしてこの梱包用バンド11を使用する際は、前記フイルム2の巻きを解いたり、カッターで切断する等して、フイルム2を取り外せば、巻き終わり端部13がフリーになって繰り出すことができる。
【0015】
尚、この自己粘着性を有するフイルム2は、巻き終わり端部13の箇所のみならず、複数箇所、本形態では例えばほぼ90度間隔で4箇所巻き付けられており、これらによって、コイル1としての梱包用バンド11の形崩れを防止している。すなわち、巻き付けられた複数のフイルム2において、巻き終わり端部13の箇所に巻き付けられたフイルム2は、巻き終わり端部13をコイル1の外周面14に止めることと、コイル1としての梱包用バンド11の形崩れを防止することとを兼ね備えている。
【0016】
【発明の効果】
本発明によれば、巻き終わり端部は、自己粘着性を有するフイルムでコイルの外周面に止められており、粘着テープによって止められていないので、粘着テープが自動梱包機の中に入り込む問題がない。又、巻き終わり端部は、この自己粘着性を有するフイルムの巻き間に配置されているので、不必要な動きが抑えられ、解けることなくしっかりとコイルの外周面に止められ保持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る梱包用バンドの実施の一形態を示す正面図である。
【図2】図1に示される形態の主要部の断面図である。
【符号の説明】
1 コイル
11 梱包用バンド
12 中空部
13 巻き終わり端部
14 外周面
2 フイルム

Claims (2)

  1. 梱包用バンドが中空コイル状に巻かれ、自己粘着性を有するフイルムが、前記コイルの中空部を通ってコイル断面を周回するように、このコイルに複数回巻き付けられると共に、この巻き付けられたフイルムの巻き間にバンドの巻き終わり端部が配置された梱包用バンドであって、バンドの巻き終わり端部の下に、自己粘着性を有するフイルムが、コイルの中空部を通ってコイル断面を周回するように1回又は数回巻き付けられると共に、この巻き付けられたフイルムの上に前記バンドの巻き終わり端部が重ねられ、さらにその上から前記フイルムが、コイルの中空部を通ってコイル断面を周回するように1回又は数回巻き付けられて、前記バンドの巻き終わり端部が、コイルの外周面に止められ保持されて、自己粘着性を有するフイルムの巻き間にバンドの巻き終わり端部が配置されていることを特徴とする梱包用バンド。
  2. 自己粘着性を有するフイルムは、ストレッチフイルムであることを特徴とする請求項1に記載の梱包用バンド。
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