JP5549920B2 - クリーニングブレード、画像形成装置、及び、プロセスカートリッジ - Google Patents
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Description
このクリーニング装置のクリーニング部材として、一般的に構成を簡単にでき、クリーニング性能も優れていることから、短冊形状のクリーニングブレードを用いたものがよく知られている。このクリーニングブレードは、ポリウレタンゴムなどの短冊形状の弾性体で構成されている。そして、クリーニングブレードの基端を支持部材で支持して先端稜線部を像担持体の周面に押し当て、像担持体上に残留するトナーをせき止めて掻き落とし除去する。
また、請求項2の発明は、請求項1の画像形成装置において、上記クリーニングブレードの表面層のブレードは、紫外線硬化樹脂からなり該表面層のブレード下面における層厚が1[μm]以上5[μm]以下であることを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1または2の画像形成装置において、上記クリーニングブレードの上記表面層は紫外線硬化樹脂からなり該表面層のブレード先端面における層厚が1[μm]以上5[μm]以下であることを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1乃至3いずれかの画像形成装置において、上記クリーニングブレードの上記弾性体ブレードとして、ウレタン基を含むゴムを用いたことを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項1乃至4いずれの画像形成装置において、イソシアネート化合物、フッ素化合物、シリコーン化合物から選ばれる少なくとも1種により、上記クリーニングブレードの先端稜線部の摩擦係数を0.5以下にする含浸改質処理が、上記クリーニングブレードの先端稜線部に対して、施されていることを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、像担持体と、少なくとも該像担持体の表面に付着した残トナーを除去するクリーニングブレードを有するクリーニング手段とを一体に支持し、画像形成装置本体に対して着脱自在なプロセスカートリッジにおいて、上記クリーニングブレードは、上記先端稜線部を1辺に有し、前記先端稜線部よりも下流側で上記像担持体と対向するブレード下面に、先端稜線部から20[μm]以上50[μm]以下の間隔を開けて、該弾性ブレードよりも硬い表面層を形成するとともに先端稜線部を1辺に有し、上記弾性ブレードの厚み方向に平行な面である先端面の先端稜線部から上記弾性ブレードよりも硬い表面層を設けたものであり、上記像担持体表面は、潤滑剤非塗布面であることを特徴とするものである。
一方、表面層形成開始位置が、20[μm]未満、すなわち、先端稜線部から20[μm]未満の間隔を開けて、表面層が形成されたクリーニングブレードだと、ブレード下面の先端稜線部からの表面層非形成領域幅が短く、先端稜線部にまで表面層が形成されたクリーニングブレードと同様、先端稜線部の弾性変形が表面層により阻害され、良好なクリーニング性能が得られない結果となった。また、表面層形成開始位置が、50[μm]を越える、すなわち、先端稜線部から50[μm]を越える間隔を開けて、表面層が形成されたクリーニングブレードだと、ブレード下面の先端稜線部からの表面層非形成領域幅が長くなり、表面層によって、先端稜線部のめくれを抑制することができず、表面層を設けない場合と同様に、先端面にえぐれ摩耗が発生した。
このように、先端稜線部から20[μm]以上50[μm]以下の間隔を開けて、表面層が形成されたクリーニングブレードを用いることで、像担持体表面を滑剤が塗布されない滑剤非塗布面としても、先端のえぐれ摩耗を抑制し、かつ、先端稜線部の被清掃体に対する追随性を良好にでき、良好なクリーニング性を得ることができることがわかった。
また、像担持体表面に滑剤が塗布されないので、像担持体表面に塗布された滑剤の帯電劣化による粘性の増加で、先端稜線部のめくれが生じさせるおそれがない。また、滑剤塗布手段を無くすことができるので、装置の小型化、コスト削減を図ることができる。
図1は、本実施形態に係るプリンタの要部を示す概略構成図である。プリンタは、単一色の複写を行うものであり、図示しない画像読み取り部で読み取った画像データに基づいてモノクロ画像形成を行う。
これらの帯電方式のうち、特に接触帯電方式、あるいは非接触の近接配置方式がより望ましく、帯電効率が高くオゾン発生量が少ない、装置の小型化が可能である等のメリットを有する。
また、所望の波長域の光のみを照射するために、シャープカットフィルター、バンドパスフィルター、近赤外カットフィルター、ダイクロイックフィルター、干渉フィルター、色温度変換フィルターなどの各種フィルターを用いることもできる。
図示しない操作部などからプリント実行の信号を受信したら、帯電装置4、現像ローラ51にそれぞれ所定の電圧または電流が順次所定のタイミングで印加される。同様に、露光装置及び除電ランプなどにもそれぞれ所定の電圧又は電流が順次所定のタイミングで印加される。また、これと同期して、駆動手段としての感光体駆動モータ(不図示)により感光体3が図中矢印方向に回転駆動される。
本プリンタに用いるトナーとしては、画質向上のために、高円形化、小粒径化がし易い懸濁重合法、乳化重合法、分散重合法により製造された重合トナーを用いるのが好ましい。特に、円形度が0.97以上、体積平均粒径5.5[μm]以下の重合トナーを用いるのが好ましい。平均円形度が0.97以上、体積平均粒径5.5[μm]のものを用いることにより、より高解像度の画像を形成することができる。
クリーニングブレード62は、金属や硬質プラスチックなどの剛性材料からなる短冊形状のホルダー621と、短冊形状の弾性体ブレード622とで構成されている。弾性体ブレード622は先端稜線部62cに含浸処理がなされている。また、先端面62aとブレード下面62bには、ブレード長手方向にわたって表面層623が形成されている。なお、ブレード下面62bにおいては、表面層623は先端稜線部から20[μm]以上50[μm]以下の間隔を開けて形成されており、図3に示すように、ブレード下面62bには、先端稜線部62cから20〜50[μm]幅の表面層非形成領域624が形成されている。
弾性体ブレード622としては、感光体3の偏心や感光体表面の微小なうねりなどに追随できるように、高い反発弾性体率を有するものが好ましく、ウレタン基を含むゴムであるウレタンゴムなどが好適である。
また、弾性体ブレード622の硬度としては、25℃における硬度が70〜75度(JIS A)のウレタンゴムが好ましい。ウレタンゴムの硬度が75度を超えると、柔軟性に乏しくなり、例えば、ホルダー621が微小に傾いて取り付けるなどしたときに、クリーニングブレード62の軸方向一端側と他端側とで当接圧が異なる所謂偏当りしやすくなり、軸方向で均一な当接圧が得にくくなる。その結果、クリーニング性が低下するおそれがある。一方、硬度が70度未満の場合は、重合トナーでもクリーニングできるよう当接圧を高く設定したときに、クリーニングブレード62が反ってしまって、クリーニングブレード62の先端稜線部62cが浮きあがって、クリーニングブレード62のブレード下面62bが感光体3と当接する所謂腹当たり現象が生じてしまう。腹当たり現象が生じると、クリーニングブレード62と感光体表面との当接面積が急激に増大するため、クリーニングブレード62を大きな力で押しつけても逆に当接圧は小さくなり、クリーニング性が低下してしまう。
弾性体ブレード622の材質、表面層623の材質、含浸処理方法、ブレード下面62bにおける表面層623の形成をそれぞれ変化させて、耐久試験を行った。
弾性体ブレード622としては、25[℃]における物性が以下の物性となっている5つのウレタンゴムを用意した。
ウレタンゴム1:硬度74度、反発弾性率49[%](東洋ゴム工業製)
ウレタンゴム2:硬度69度、反発弾性率50[%](東洋ゴム工業製)
ウレタンゴム3:硬度72度、反発弾性率31[%](東洋ゴム工業製)
ウレタンゴム4:硬度71度、反発弾性率18[%](東洋ゴム工業製)
ウレタンゴム5:硬度72度、反発弾性率23[%](シンジーテック製)
ウレタンゴムの反発弾性は、東洋精機製作所製No.221レジリエンステスタを用い、JIS K6255に準じて測定した。試料は厚さ4[mm]以上となるように約2[mm]のシートを重ね合わせたものとした。
含浸剤としては、以下のものを用いた。
(含浸剤1)
イソシアネート化合物:日本ポリウレタン MR−100 10部
2−ブタノン 90部
(含浸剤2)
イソシアネート化合物:日本ポリウレタン MR−100 10部
シリコーン樹脂:日油 モディパーFS−700 2部
2−ブタノン 88部
(含浸剤3)
イソシアネート化合物:関東化学 MDI 5部
2−ブタノン 95部
(含浸剤4)
イソシアネート化合物:関東化学 MDI 5部
シリコーン樹脂:日油 モディパーFS−700 2部
2−ブタノン 93部
表面層としては、以下のものを用いた。
(表面層1)
ウレタンアクリレートオリゴマー1:根上工業 UN−904 0.5部
ウレタンアクリレートオリゴマー2:根上工業 UN−2700 19.5部
重合開始剤:チバスペシャリティーケミカルズ社 イルガキュア184 1部
溶媒:2−ブタノン 79部
塗膜硬度:鉛筆硬度2H
摩擦係数:0.6
(表面層2)
ウレタンアクリレートオリゴマー1:根上工業 UN−904 5部
ウレタンアクリレートオリゴマー2:根上工業 UN−2700 15部
重合開始剤:チバスペシャリティーケミカルズ社 イルガキュア184 1部
溶媒:2−ブタノン 79部
塗膜硬度:鉛筆硬度3H
摩擦係数:0.5
(表面層3)
ウレタンアクリレートオリゴマー1:根上工業 UN−904 8部
ウレタンアクリレートオリゴマー2:根上工業 UN−2700 12部
重合開始剤:チバスペシャリティーケミカルズ社 イルガキュア184 1部
溶媒:2−ブタノン 79部
塗膜硬度:鉛筆硬度6H
摩擦係数:0.45
(表面層4)
ウレタンアクリレートオリゴマー1:根上工業 UN−3320HA 5部
ウレタンアクリレートオリゴマー2:根上工業 UN−2700 15部
重合開始剤:チバスペシャリティーケミカルズ社 イルガキュア184 1部
溶媒:2−ブタノン 79部
塗膜硬度:鉛筆硬度2H
摩擦係数:0.5
(表面層5)
ウレタンアクリレートオリゴマー1:根上工業 UN−904 20部
重合開始剤:チバスペシャリティーケミカルズ社 イルガキュア184 1部
溶媒:2−ブタノン 79部
塗膜硬度:鉛筆硬度9H
摩擦係数:0.4
表面層623の摩擦係数は、新東科学製トライボギアミューズ94iを用い、最大静止摩擦係数を測定した。試料は、50[mm]×50[mm]のガラス板上にコーティング材料を約5[μm]スプレー塗工したものとした。
上記ウレタンゴム1〜5のいずれかを用いて厚さ1.8[mm]の短冊形状の弾性体ブレードを作成し、この弾性体ブレードを含浸剤1〜4のいずれかに所定時間浸漬したのち、3分間風乾し、さらにスプレー塗工法とスクリーン印刷法により上記表面層1〜表面層5いずれかの表面層を形成した。具体的には、適宜含浸処理を行った各々のウレタンゴムからなる弾性体ブレードに対し、まずスプレー塗工によりブレード先端面から10[mm/s]のスプレーガン移動速度にて所定の層厚になるように先端面全面に重ね塗りを行った。3分間指触乾燥後、ブレード下面にスクリーン印刷によりブレード稜線部から所定の非形成領域をはさんで先端約3[mm]幅に表面層が形成されるように塗工した。ブレード下面へのパターン塗工は、太陽精機製シルクスクリーン230メッシュを用い、UV露光により非形成領域を規制する所定のパターンを形成したのち、上記表面層材料を溶媒量により粘度調節して塗工した。その後さらに3分間指触乾燥を行い、紫外線露光(140[W/cm]×5[m/min]×5パス)を行った。
トナー母体:円形度0.98、平均粒径4.9[μm]
外添剤 :小粒径シリカ1.5部(クラリアント製H2000)
小粒径酸化チタン0.5部(テイカ製MT−150AI)
大粒径シリカ1.0部(電気化学工業製UFP−30H)
クリーニング不良発生:有無(目視観察)
評価時画像:縦帯パターン(紙進行方向に対して)43[mm]幅、3本チャート
出力20枚(A4横)
ブレードエッジ摩耗幅:図7に示すようにブレード下面側からみた摩耗幅
ベースウレタンゴム:ウレタンゴム3
含浸剤:含浸剤1
含浸時間:90秒
表面層:表面層5
ブレード下面先端非形成幅:40[μm]
エッジ部より50[μm]での表面層厚:ブレード下面1[μm]
:先端面1[μm]
潤滑剤塗布:なし
先端摩擦係数:0.5
ブレードエッジ摩耗幅:5[μm]
クリーニング不良発生:なし
異音発生:なし
ベースウレタンゴム:ウレタンゴム4
含浸剤:含浸剤4
含浸時間:120秒
表面層:表面層3
ブレード下面先端非形成幅:30[μm]
エッジ部より50[μm]での表面層厚:ブレード下面2[μm]
:先端面3[μm]
潤滑剤塗布:なし
先端摩擦係数:0.3
ブレードエッジ摩耗幅:6[μm]
クリーニング不良発生:なし
異音発生:なし
ベースウレタンゴム:ウレタンゴム2
含浸剤:含浸剤2
含浸時間:120秒
表面層:表面層5
ブレード下面先端非形成幅:50[μm]
エッジ部より50[μm]での表面層厚:ブレード下面2[μm]
:先端面2[μm]
潤滑剤塗布:なし
先端摩擦係数:0.3
ブレードエッジ摩耗幅:8[μm]
クリーニング不良発生:なし
異音発生:なし
ベースウレタンゴム:ウレタンゴム1
含浸剤:含浸剤3
含浸時間:150秒
表面層:表面層2
ブレード下面先端非形成幅:30[μm]
エッジ部より50[μm]での表面層厚:ブレード下面5[μm]
:先端面5[μm]
潤滑剤塗布:なし
先端摩擦係数:0.5
ブレードエッジ摩耗幅:8[μm]
クリーニング不良発生:なし
異音発生:なし
ベースウレタンゴム:ウレタンゴム5
含浸剤:含浸剤1
含浸時間:120秒
表面層:表面層4
ブレード下面先端非形成幅:20[μm]
エッジ部より50[μm]での表面層厚:ブレード下面5[μm]
:先端面5[μm]
潤滑剤塗布:なし
先端摩擦係数:0.5
ブレードエッジ摩耗幅:12[μm]
クリーニング不良発生:なし
異音発生:なし
ベースウレタンゴム:ウレタンゴム2
含浸処理:無
表面層:表面層1
ブレード下面先端非形成幅:10[μm]
エッジ部より50[μm]での表面層厚:ブレード下面10[μm]
:先端面20[μm]
潤滑剤塗布:あり
先端摩擦係数:0.6
ブレードエッジ摩耗幅:20[μm]
クリーニング不良発生:スジ状クリーニング不良3ヶ所
異音発生:ビビリ発生
ベースウレタンゴム:ウレタンゴム3
含浸剤:無
表面層:表面層2
ブレード下面先端非形成幅:0[μm](全面形成)
エッジ部より50[μm]での表面層厚:ブレード下面7[μm]
:先端面10[μm]
潤滑剤塗布:あり
先端摩擦係数:0.5
ブレードエッジ摩耗幅:40[μm]
クリーニング不良発生:帯状クリーニング不良2ヶ所
異音発生:ビビリ発生
ベースウレタンゴム:ウレタンゴム5
含浸剤:含浸剤3
含浸時間:60秒
表面層:表面層4(ブレード下面のみ形成)
ブレード下面先端非形成幅:70[μm]
エッジ部より50[μm]での表面層厚:ブレード下面30[μm]
:先端面0[μm]
潤滑剤塗布:あり
先端摩擦係数:0.4
ブレードエッジ摩耗幅:30[μm]
クリーニング不良発生:スジ状クリーニング不良2ヶ所
異音発生:なし
先端面えぐれ摩耗発生
2 枠体
3 感光体
4 帯電装置
5 現像装置
6 クリーニング装置
7 転写装置
10 潤滑剤塗布装置
14 転写ベルト
51 現像ローラ
52 供給スクリュ
53 攪拌スクリュ
54 ドクタ
62 クリーニングブレード
62a 先端面
62b ブレード下面
62c 先端稜線部
101 ファーブラシ
103 固形潤滑剤
262 クリーニングブレード
262a 先端面
262b ブレード下面
262c 先端稜線部
621 ホルダー
622 弾性体ブレード
623 表面層
624 ブレード下面表面層非形成領域
Claims (6)
- 像担持体と、
該像担持体の表面を帯電する帯電手段と、
帯電した像担持体表面に静電潜像を形成する潜像形成手段と、
該像担持体表面に形成された静電潜像を現像してトナー像化する現像手段と、
該像担持体表面のトナー像を転写体に転写する転写手段と、
短冊形状の弾性ブレードで構成され、該弾性ブレードの先端稜線部を該像担持体の表面に当接して、該像担持体表面から粉体を除去するクリーニングブレードを有するクリーニング手段とを備えた画像形成装置において、
上記クリーニングブレードは、上記先端稜線部を1辺に有し、前記先端稜線部よりも下流側で上記像担持体と対向するブレード下面に、先端稜線部から20[μm]以上50[μm]以下の間隔を開けて、該弾性ブレードよりも硬い表面層を形成するとともに先端稜線部を1辺に有し、上記弾性ブレードの厚み方向に平行な面である先端面の先端稜線部から上記弾性ブレードよりも硬い表面層を設けたものであり、
上記像担持体表面に滑剤が塗布されない構成としたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1の画像形成装置において、
上記クリーニングブレードの表面層のブレードは、紫外線硬化樹脂からなり該表面層のブレード下面における層厚が1[μm]以上5[μm]以下であることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1または2の画像形成装置において、
上記クリーニングブレードの上記表面層は紫外線硬化樹脂からなり該表面層のブレード先端面における層厚が1[μm]以上5[μm]以下であることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至3いずれかの画像形成装置において、
上記クリーニングブレードの上記弾性体ブレードとして、ウレタン基を含むゴムを用いたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至4いずれの画像形成装置において、
イソシアネート化合物、フッ素化合物、シリコーン化合物から選ばれる少なくとも1種により、上記クリーニングブレードの先端稜線部の摩擦係数を0.5以下にする含浸改質処理が、上記クリーニングブレードの先端稜線部に対して、施されていることを特徴とする画像形成装置。 - 像担持体と、少なくとも該像担持体の表面に付着した残トナーを除去するクリーニングブレードを有するクリーニング手段とを一体に支持し、画像形成装置本体に対して着脱自在なプロセスカートリッジにおいて、
上記クリーニングブレードは、上記先端稜線部を1辺に有し、前記先端稜線部よりも下流側で上記像担持体と対向するブレード下面に、先端稜線部から20[μm]以上50[μm]以下の間隔を開けて、該弾性ブレードよりも硬い表面層を形成するとともに先端稜線部を1辺に有し、上記弾性ブレードの厚み方向に平行な面である先端面の先端稜線部から上記弾性ブレードよりも硬い表面層を設けたものであり、
上記像担持体表面は、潤滑剤非塗布面であることを特徴とするプロセスカートリッジ。
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