JP5549910B2 - 携帯機器の外装構造 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯機器の外装構造に関し、特に、外装カバー間の隙間を低減することと、サイドカバーの強度を向上することとを両立させた携帯機器の外装構造に関する。
従来のカメラの外装構造として、例えば特許文献1には、外観的に美しさを損ねない電子機器を提供することを目的とし、前・後の金属外装のそれぞれに、固着部で固着される内側部材と、前・後金属外装の間に配置されるサイドカバーとを備え、それぞれの内側部材により、前面及び後面の金属外装が固定されると共に、固着部を覆う位置にサイドカバーを配置して締付ねじで固定してなる電子機器が開示されている。
また、防水構造を有するものとしては、例えば特許文献2に開示されているように、筐体内外に圧力差が生じた時に、該筐体の肉薄部が内外方向へ変形するように構成することで、この内外圧力差を緩和する防水カメラが開示されている。
また、カメラを構えるときに撮影者によって把持されるグリップ部を含むカメラボディ前面の構造に関するものとして、金属製の前カバーを用いたカメラにおいて、前カバーの内面側に内装され、ボディ本体部に連結されるプラスチック製の内枠にグリップ部を一体成形し、このグリップ部を前記前カバーから表面に露呈させる構成とし、前記グリップ部の表面に凹凸を設けてなる構成が開示されている。
しかしながら、上記背景技術で述べた特許文献1に開示されている電子機器の場合、前・後の金属外装の各々に、固着部で固着される内側部材と、前・後金属外装の間に配置されるサイドカバーとを有し、それぞれの内側部材により、前・後金属外装が固定されると共に、固着部を覆う位置にサイドカバーを配置させる構成では、サイドカバーの強度が不足しサイドカバーにストラップ引掛け部を形成することはできない、という問題がある。
また、特許文献1の電子機器においては、前カバーと後カバーとの間を、フッキング部材を半抜き凸形状にかしめることで固定し、その上面をサイドカバーで覆うだけであるので、外装カバー間の隙間が生じ易く、しかも構成が複雑であることが問題となる。
さらにまた、特許文献2にあっては、水密的気密的に密閉されたカメラ筐体内部と外部との間に圧力差が生じることによる不具合を解決するものであって、特許文献1による問題点については、何ら考慮が払われていない。
また、特許文献3にあっては、あまりコストアップをせずにグリップ性を向上させる目的でなされているが、ボディ本体部の他にグリップ部を一体成形した内枠を必要とし、これらを前カバーと後カバーで覆い、グリップ部を露呈させる形式であるため、カバーの強度は弱く、カバーのサイドにストラップ掛けを形成しても強度不足となり、また前カバーと後カバーとの間に隙間が生じ易い、という難点がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、複数のカバー部材間の隙間を低減すると共に、サイドカバーの強度を向上させ得る携帯機器の外装構造を提供することにある。
また、本発明の他の目的とするところは、サイドカバーの強度延いてはカバー全体の強度を向上させることにより、携帯機器の形態の便宜となるストラップ取付部を設けることが可能となると共に、外観品位を向上させ得る携帯機器の外装構造を提供することにある。
請求項1に記載の発明に係る携帯機器の外装構造は、上述した目的を達成するために、携帯機器を保護する、サイドカバーと、複数のカバー部材と、内装部材を保持するメインシャーシを含む携帯機器の外装構造であって、前記サイドカバーは、その両側に長手方向にわたり設けられた凹溝を有し、
前記凹溝に前記複数のカバー部材が嵌められ、前記サイドカバーと前記メインシャーシの間で前記複数のカバー部材のうち少なくとも二つが重なる位置で、前記サイドカバーが締付ねじによって前記メインシャーシに固定されていることを特徴としている。
また、請求項2の発明に係る携帯機器の外装構造は、前記複数のカバー部材は、少なくとも前カバーと後カバーと上カバーとからなり、前記サイドカバーと前記メインシャーシの間で前記前カバーと前記後カバーが重なる位置で、前記サイドカバーが締付ねじによって前記メインシャーシに固定されていることを特徴としている。
また、請求項3に記載の発明に係る携帯機器の外装構造は、前記サイドカバーの前記凹溝の一部は穴であり、前記前カバーおよび前記後カバーが前記穴に挟み込まれ、前記穴の位置で、前記サイドカバーが締付ねじによってメインシャーシに固定されることを特徴としている。
また、請求項4に記載の発明に係る携帯機器の外装構造は、前記上カバーは、前記サイドカバーの凹溝に嵌められ、前記前カバーまたは前記後カバーの少なくとも一方に挟まれて前記メインシャーシに締付ねじによって固定されていることを特徴とする。
また、請求項に記載の発明に係る携帯機器の外装構造は、前記サイドカバーは、凹溝を含んでモールド成形され、前記上カバー、前記前カバーおよび前記後カバーは、金属素材からなることを特徴としている。
また、請求項に記載の発明に係る携帯機器の外装構造は、前記サイドカバーには、ストラップ取付部が形成されていることを特徴としている。
さらに、請求項に記載の発明に係る携帯機器の外装構造は、前記携帯機器は、前記ストラップ取付部は、サイドカバーの上端寄りおよび/または下端寄りに、近接して穿設され、内部において連通する2つの孔からなることを特徴としている。
また、請求項に記載の携帯機器の外装構造は、携帯機器が撮像装置であることを特徴としている。
また、請求項に記載の携帯機器の外装構造は、前記撮像装置がカメラであることを特徴としている。
また、請求項10に記載の携帯機器の外装構造は、前記撮像装置が、携帯情報端末装置であることを特徴としている。
また、請求項11に記載の携帯機器の外装構造は、前記メインシャーシに、撮像光学系、撮像ユニット、ストロボユニット、電池室、基板等が搭載されることを特徴としている
また、請求項12に記載の発明に係る携帯機器の外装構造は、上述した目的を達成するために、
携帯機器を保護するサイドカバーおよび複数のカバー部材と、内装部材を保持するメインシャーシを含む携帯機器の外装構造であって、前記サイドカバーは、携帯機器の2方向以上を把持できるようにモールド成形されたグリップ部材であり、
前記複数のカバー部材は、金属素材で、前カバーと後カバーと上カバーとを含み
前記グリップ部材は、前カバーの端部が嵌まる嵌合用溝と、前記グリップ部材の上下方向にわたり設けられかつ後カバーの端部が嵌まる第1の凹溝と、上カバーの端部が嵌まる第2の凹溝と、を有し、
前記嵌合用溝に前記前カバーの一部が嵌められ、
前記前カバーと前記グリップ部材とが携帯機器前面側で固定され、
前記第1および前記第2の凹溝に、前記後カバーおよび前記上カバーのそれぞれの一部が嵌合され、前記携帯機器の側面で、前記グリップ部材と前記メインシャーシの間で、前記前カバー、前記後カバー、前記上カバーが重なる位置で、前記グリップ部材が前記メインシャーシに締付ねじで固定されてなることを特徴としている。
また、請求項13に記載の発明に係る携帯機器の外装構造は、前記サイドカバーまたは前記グリップ部材が、携帯機器の前面側と側面側とでは、表面処理を異ならせていることを特徴としている。
また、請求項14に記載の発明に係る携帯機器の外装構造は、前記サイドカバーまたは前記グリップ部材の携帯機器前面側が、ローレット形状の表面処理を施してなることを特徴としている。
また、請求項15に記載の発明に係る携帯機器の外装構造は、前記携帯機器が、請求項12〜14のいずれか1項に記載の外装構造を備える撮像装置であることを特徴としている。
また、請求項16に記載の発明に係る携帯機器の外装構造は、前記撮像装置が、カメラであることを特徴としている。
また、請求項17に記載の発明に係る携帯機器の外装構造は、前記撮像装置が、携帯情報端末装置であることを特徴としている。
また、請求項18に記載の発明に係る携帯機器の外装構造は、前記メインシャーシが、撮像光学系、撮像ユニット、ストロボユニット、電池室、基板等が搭載されることを特徴としている。
本発明によれば、サイドカバーの凹溝に前記複数のカバー部材が嵌められ、前記サイドカバーと前記メインシャーシの間で前記複数のカバー部材のうち少なくとも二つが重なる位置で、前記サイドカバーが締付ねじによって前記メインシャーシに固定されていることにより、後カバー、上カバーを含む複数のカバー部材が携帯機器の前後方向、左右方向および上下方向に位置決めすることができ、もって外側より見た隙間を低減させることが可能となり、さらに、複数のカバー部材がサイドカバーと内部にあるメインシャーシとによって固定されることにより、サイドカバーの強度(剛性)を向上させ得る携帯機器の外装構造を提供することができる。
また、サイドカバーの強度が向上したことにより、サイドカバーにストラップ取付部を設けることが可能な携帯機器の外装構造を提供することができる。
さらに、本発明によれば、携帯機器を保護する、サイドカバー、上カバーおよび複数のカバー部材と、内装部材を保持するメインシャーシを含む携帯機器の外装構造であって、前記サイドカバーはその両側に長手方向にわたり設けられた凹溝を有し、前記サイドカバーと前記メインシャーシの間で前記上カバーと前記複数のカバー部材が重なる位置で、前記サイドカバーが前記メインシャーシに締結部材で固定されることにより、複数のカバー部材間の隙間を低減すると共に、カバー全体の強度を向上させ得る携帯機器の外装構造を提供することができる。
さらにまた、本発明によれば、携帯機器を保護するサイドカバーおよび複数のカバー部材と、内装部材を保持するメインシャーシを含む携帯機器の外装構造であって、前記サイドカバーは、携帯機器の2方向以上を把持できるようにモールド成形されたグリップ部材であり、
前記複数のカバー部材は、金属素材で、前カバーと後カバーと上カバーとを含み
前記グリップ部材は、前カバーの端部が嵌まる嵌合用溝と、前記グリップ部材の上下方向にわたり設けられかつ後カバーの端部が嵌まる第1の凹溝と、上カバーの端部が嵌まる第2の凹溝と、を有し、
前記嵌合用溝に前記前カバーの一部が嵌められ、前記前カバーと前記グリップ部材とが携帯機器前面側で固定され、
前記第1および前記第2の凹溝に、前記後カバーおよび前記上カバーのそれぞれの一部が嵌められ、前記携帯機器の側面で、前記グリップ部材と前記メインシャーシの間で、前記前カバー、前記後カバー、前記上カバーが重なる位置で、前記グリップ部材が前記メインシャーシに締付ねじで固定されてなることにより、組立てが容易で、且つ簡単な構成で、上カバーと前カバーとの間の隙間および上カバーと後カバーとの間の隙間を同時に低減し得る携帯機器の外装構造を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る携帯機器の外装構造の一例として、カメラの外装構造を背面側から見た外観構成を示す斜視図である。 図1に示されるカメラを正面側から見た外観構成を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係るカメラの外装構造を正面側から見た外観構成を示す斜視図である。 図4の(a)〜(d)は、図3に示すカメラの外装構造の各部を部分的に破断して示すそれぞれ斜視図であり、このうち、(a)は、図3のA−A線にて破断して矢視方向に見た図、(b)は、図3のB−B線にて破断して矢視方向に見た図、(c)は、図3のC−C線にて破断し矢視方向に見た図、(d)は、図3のE−E線にて破断し、矢視方向に見た図である。 本発明の第1の実施の形態に係るカメラの外装構造の構成を模式的に示す正面図である。 図5に示すカメラの外装構造を模式的に示す左側面図である。 図7の(a)〜(d)は、図6に示すカメラの外装構造の各部を部分的に破断して示すそれぞれ斜視図であり、このうち、(a)は、図6のA−A線にて破断し矢視方向に見た図、(b)は、図6のB−B線にて破断し矢視方向に見た図、(c)は、C−C線にて破断し、矢視方向に見た図、(d)は、D−D線にて破断し矢視方向に見た図である。 本発明の第1の実施の形態に係るカメラの外装構造におけるサイドカバーを中心とした、前カバー、後カバーおよび上カバーを順次組立てる手順を示す部分的な斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係るカメラの外装構造における上カバーを組み付ける手順を示す部分的な斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係るカメラの外装構造の一部を構成するメインシャーシの斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係る携帯機器の外装構造の一例としてのカメラの外装構造を正面側から見た外観構成を示す斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係るカメラの外装構造を背面側から見た外観構成を示す斜視図である。 図1の実施の形態の前カバーユニットを正面側から見た斜視図である。 図1の実施の形態の前カバーユニットを内面側から見た斜視図である。 第2の実施の形態に係るカメラの外装構造の前カバーとグリップ部材を内面側から見た斜視図である。 第2の実施の形態に係るカメラに用いられるメインシャーシの構成を示す斜視図である。 第2の実施の形態に係るカメラの外装構造を構成する前カバー、後カバー、上カバー、メインシャーシおよびグリップ部材(サイドカバー)を分解して背面側から見た分解斜視図である。 図17のカメラの外装構造を正面側から見た分解斜視図である。 図12に示すカメラのA−A線矢視方向の断面を示す断面図である。 図12に示すカメラのB−B線矢視方向の断面を示す断面図である。
以下、本発明に係る第1の実施の形態に基づき図面を参照して本発明の携帯機器の外装構造を詳細に説明する。
本発明は、携帯機器という概念の外装構造の発明に係るものであるが、携帯機器に包含されるものとして、撮像装置、スティルカメラ(ディジタルカメラおよび銀塩フィルムを用いるカメラ)、ビデオカメラ、カメラ機能付き携帯電話等の携帯情報端末装置、さらには、ミニディスクを用いるMD録/再プレーヤ、ディジタルオーディオプレーヤ等の各種携帯機器に適用が可能である。
尚、以下の説明においては、携帯機器を代表して、カメラ(特に、ディジタルカメラ)への適用例につき、詳細に説明する。
従来、金属の板材をプレス加工してカバー形状を形成するなどの方法で、金属の板材をカメラの外装部品として用いることが一般的に実施されている。また、高級感を出すために前・後外装を金属で構成して、カメラの厚みを実際よりも薄く見せたり、外観の変化を付与するために、前・後外装部材の間に他の外装部材を配置した外装構造は既に知られている。しかしながら、実際に外装構造の剛性を向上させると、カメラ重量が重くなるので、重量をなるべく軽くして落下に備えての落下強度の向上が要求されることになる。また、写真を撮る際には、しっかりとカメラを保持するために、保持した時の堅牢感が要求される。そこで、本発明に係るカメラの外装構造は、外装カバー間の隙間を低減すると共に、サイドカバーの強度を向上させることで上記課題を達成する。
以下、本発明の携帯機器の一例としてカメラを例にして、その外装構造の第1の実施形態について、図1〜図10を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るカメラの外装構造を備えたカメラを背面側から見た外観構成を示す斜視図であり、図2は、図1に示されるカメラを正面側から見た外観構成を示す斜視図である。
図3は、本発明の第1の実施の形態に係るカメラの外装構造を正面側から見た外観構成を示す斜視図であり、図4の(a)〜(d)は、図3に示すカメラの外装構造の各部を部分的に破断して示すそれぞれ斜視図であり、このうち、(a)は、図3のA−A線にて破断して矢視方向に見た図、(b)は、図3のB−B線にて破断して矢視方向に見た図、(c)は、図3のC−C線にて破断し矢視方向に見た図、(d)は、図3のE−E線にて破断し、矢視方向に見た図である。
図5は、本発明の第1の実施の形態に係るカメラの外装構造の構成を模式的に示す正面図であり、
図6は、図5に示すカメラの外装構造を模式的に示す左側面図であり、
図7の(a)〜(d)は、図6に示すカメラの外観構造の各部を部分的に破断して示すそれぞれ斜視図であり、このうち、(a)は、図6のA−A線にて破断し矢視方向に見た図、(b)は、図6のB−B線にて破断し矢視方向に見た図、(c)は、C−C線にて破断し、矢視方向に見た図、(d)は、D−D線にて破断し矢視方向に見た図である。
図8は、本発明の第1の実施の形態に係るカメラの外装構造におけるサイドカバーを中心とした、前カバー、後カバーおよび上カバーを順次組立てる手順を示す部分的な斜視図であり、
図9は、本発明の第1の実施の形態に係るカメラの外装構造における上カバーを組み付ける手順を示す部分的な斜視図である。
図10は、本発明の第1の実施の形態に係るカメラの外装構造の一部を構成するメインシャーシの斜視図である。
図1および図2において、第1の実施の形態に係るカメラの外装構造1Aを備えたカメラ1は、その外装構造として、その基本構成は、前カバー2、後カバー3、上カバー4、底カバー5およびサイドカバー6とからなる。前カバー2には、撮像レンズ(図示せず)の撮影光を採り入れる開口が穿設され、その開口には、撮像レンズを保持し、前後方向に進退するレンズ鏡胴7が配置され、その周辺部には、飾りリング8が取り付けられ、上端寄りには、低照度下での撮影等に照明光を発するストロボ9および補助光LED10がそれぞれ取付けられている。尚、レンズ鏡胴7の中に見える横長矩形状のものは、開閉可能とされたレンズバリア11が配設される。
上カバー4には、ズームレバー12、レリーズボタン13、電源ボタン14、モード切替ダイヤル15が、それぞれ配設される。
背面の後カバー3側には、モニタ用のLCD16、ADJボタン17、再生ボタン18等が配設される。
側面のサイドカバー6には、上方および下方に後述するストラップ取付部としての2つの連通孔19a、19bからなるストラップ取付部19が穿設されると共に、下端寄りには、メモリカードと電池(いずれも図示せず)を装着するカードスロットと電池室を被う電池蓋20が設けられる。
底カバー5には、図示しない三脚ねじ穴が形成されるのが、一般的である。
本発明の第1の実施の形態に係るカメラの外装構造を示す図3および図4において、飾りリング8の内部に見えるのは、メインシャーシ21であり、このメインシャーシ21には、図示は省略したが、撮像光学系、撮像ユニット、ストロボユニット、電池室、メイン基板、コネクタ(SDメモリ用、USB用)、等が保持されまたは連結されており、その一端側には、図10に示すように、3つの締付ねじ穴21a、21b、21cが形成されている。
サイドパネル6に対し、前カバー2、後カバー3、上カバー4がどのように、係合、固定されるかについては、図3のA−A線、B−B線、C−C線、E−E線にて、破断して示す図4の(a)〜(d)にて、詳しく図示されている。
即ち、断面A−A線部分では、サイドカバー6の凹溝26に対して、前・後
カバー2・3が嵌合され、断面B−B線部分では、サイドカバー6の穴に前カバー2と後カバー3が挟み込まれ、メインシャーシ21に対し、ねじ止め固定される。断面C−C線部分では、サイドカバー6の穴に前カバー2と後カバー3が挟み込まれている。断面E−E線部分では、サイドカバー6の凹溝26に対して、前カバー2と後カバー3が嵌合される。
これらの図から分かるように、サイドカバー6の両側(被写体側と、像面側)には、高さ方向全長域に、それぞれ凹溝26が形成され、図8に矢印にて示すように、前カバー2は、前側から、後カバー3は後側からサイドカバー6の凹溝26および図面には現れていないが、穴に挿入された後、サイドパネル6に穿設した締付ねじ穴24に挿通した締付ねじ23を雌ねじが形成されたメインシャーシ21にねじ込むことで、前カバー2と後カバー3は、サイドパネル6とメインシャーシ21の雌ねじ穴21a、21bに強固に固定される。
このとき、前カバー2と後カバー3は、サイドカバー6の凹溝26によって位置決めされるので、隙間が殆ど生じない状態となる。
そして、このように強固に形成された組立ユニットの中間に位置するサイドカバー6は、剛性が向上するため、近接して形成された2つの連通孔19aと19bにより、ストラップ取付部19が、側面の上下に2つ形成されることになる。
即ち、ストラップ(図示せず)を一方の連通孔19aに先端を挿入し、他方の連通孔19bからその先端を引き出し、適宜締結することで、頑丈なストラップ取付部19とすることができる。
また、上カバー4は、図9に示すように、上側から下に向けて組立てられるが、サイドカバーの凹溝に上カバー4を嵌合することにより、上カバー4の位置を決めることができる。
そして、後カバー4に穿設された締付ねじ穴24に締付ねじ25を挿通し、メインシャーシ21に形成された雌ねじ穴21cに螺合し締付けることで、上カバー4は、確実に固定される。
尚、サイドカバー6は、合成樹脂にてモールド成形され、外観品位を向上させるために、メッキ処理されている。
また、サイドカバー6は、ストラップの引掛け強度を保つ上でも、本発明のように、前カバー2、後カバー3、上カバー4を、サイドカバー6に固定する方式は、非常に有効である。
本発明の携帯機器の一例として、上述と同様に、デジタルカメラを代表してその外装構造の第2の実施の形態について、図11〜図20を参照して説明する。
図11は、本発明の第2の実施の形態に係る携帯機器の外装構造の一例としてのカメラの外装構造を正面側から見た外観構成を示す斜視図であり、図12は、本発明の第2の実施の形態に係るカメラの外装構造を背面側から見た外観構成を示す斜視図である。
図13は、図11の実施の形態の前カバーユニットを正面から見た斜視図であり、図14は、図11の実施の形態の前カバーユニットを内面側から見た斜視図である。
図15は、第2の実施の形態に係るカメラの外装構造の前カバーとグリップ部材を内面側から見た斜視図であり、図16は、第2の実施の形態に係るカメラに用いられるメインシャーシの構成を示す斜視図であり、図17は、第2の実施の形態に係るカメラの外装構造を構成する前カバー、後カバー、上カバー、メインシャーシおよびグリップ部材(サイドカバー)を分解して背面側から見た分解斜視図であり、図18は、図17のカメラの外装構造を正面側から見た分解斜視図である。
図19は、図12に示すカメラのA−A線矢視方向の断面を示す断面図であり、図20は、図12に示すカメラのB−B線矢視方向の断面を示す断面図である。
図11および図12において、第2の実施の形態に係るカメラの外装構造31Aを備えたカメラ31は、その外装構造31Aとして、その基本構成は、前カバー32、後カバー33、上カバー34およびグリップ機能を有するサイドカバー(以下、「グリップ部材」と称する)35とからなる。前カバー32には、撮像レンズ(図示せず)の撮影光を採り入れる開口が穿設され、その開口には、撮像レンズを保持し、前後方向に進退する撮影レンズユニット36が配置され、その周辺部には、飾りリング37が取り付けられ、上端寄りには、低照度下での撮影等に照明光を発するストロボ38および補助光LED窓39がそれぞれ取付けられている。尚、撮影レンズユニット36の中に見える横長矩形状のものは、開閉可能とされたレンズバリアが配設される。
上カバー34には、ズームレバー42、レリーズボタン43、電源ボタン44、モード切替ダイヤル45が、それぞれ配設される。
背面の後カバー33側には、モニタ用のLCD46、多方向ボタン台座47、多方向ボタン(キートップ)48、再生ボタン49等が配設される。多方向ボタン台座47を挟んで、右側にグリップ部50、左側に指置き部51が設けられている。
側面のサイドカバーを兼ねるグリップ部材35には、第1の実施の形態としての図1、図2等に示されるものと同等に、上方および下方に後述するストラップ取付部としての2つの連通孔35c、35cからなるストラップ取付部が穿設されると共に、側面には、パソコンやAV機器等のケーブル接続用端子を覆う端子カバー41が設けられている。カメラ下面には、メモリカードと電池(いずれも図示せず)を装着可能なカードスロットと電池室を被う電池蓋40が設けられる。
底カバーには、図示しない三脚ねじ穴が形成されるのが、一般的である。
本発明の第2の実施の形態に係るカメラの外装構造を示す図13および図20において、飾りリング37の内部および後カバー33の開口の内部に見えるのは、メインシャーシ57であり、このメインシャーシ57には、図示は省略したが、撮像光学系、撮像ユニット、ストロボユニット、電池室、メイン基板、コネクタ(SDメモリ用、USB用)、等が保持されまたは連結されており、その一端側には、2つの締付ねじ穴57a、57bが形成されている。
図13〜図14に示す、前カバーユニット200は、前カバー32、グリップ部材35、飾りリング37、補助光LED窓39等が設けられている。
グリップ部材35は、カメラの前面方向と側面方向の2方向で把持できる形状となっており、モールド成型されている。
グリップ部材35の前面側形状35aには、ローレット形状の表面処理が施されており、カメラの把持性をより向上させる効果がある。
グリップ部材35の側面側形状35bは、前面側形状35aとは異なる表面処理が施されており、側面側形状を細い帯状に見せることにより、カメラの厚みを実際より薄く見せる効果がある。
また、側面側形状35bには、ストラップ紐を通す為の穴35cが設けられている。
グリップ部材35は、前カバー32にねじ52と接着剤53で固定されている(図14参照)。本実施の形態以外に両面テープ、圧入、それらの組み合わせによる固定も可能である。
飾りリング37は、前カバー32にねじ54で固定されているが、これ以外に接着、それらの組み合わせによる固定も可能である。
補助光LED窓39は、前カバー32に接着剤により固定されているが、これ以外に圧入、それらの組み合わせによる固定も可能である。
図14、図15に示すように、前カバー32には、グリップ部材35との位置決め用穴32a、ねじ固定用穴32b、接着固定用穴32cが設けられている。
グリップ部材35には、前カバー32との位置決め用ボス35d、ねじ固定用ボス35e、接着固定用リブ35f、前カバー2の淵面32dとの嵌合用溝35gが設けられている。
前カバー32の位置決め用穴32aとグリップ部材35の位置決め用ボス35dとで位置決めを行い、前カバー32の淵面32dと嵌合用溝35gとで嵌合させ、ねじ22と接着剤53で固定し、前カバー32とグリップ部材35を前カバーユニット200として一体化する。
図16に示すように、メインシャーシとしての金属フレーム57は、ステンレス材等の板金を曲げ加工によって形成されている。
金属フレーム57には、金属外装カバーをグリップ部材35の側面方向からねじにより固定するねじ固定部57aと57bが設けられている。
図15、図17に示すように、前カバー32には、カメラグリップ側面にねじ固定用穴32eと32fが設けられている。
後カバー33には、カメラグリップ側面にねじ固定用穴33aと33bが設けられている(図17)。
グリップ部材35には、後カバー33と嵌合する為の凹溝35hが上下方向全域に設けられている。凹溝35hを挟んで外側にねじ固定用穴35jと35k、内面側にねじ固定用穴35lと35mが設けられている(図15)。
後カバー33のねじ固定用穴33aと33bを含む淵面をグリップ部材35の凹溝35hに嵌合させ、前カバー32のねじ固定用穴32eと32fを含む淵面の内側に配置された金属フレーム57のねじ固定部57aと57bとをねじ55で固定する。
グリップ部材35の上方近傍(図12のA−A線にて示す部分)において、ねじ55をグリップ部材35のねじ固定用穴35j→後カバー33のねじ固定用穴33a→グリップ部材35のねじ固定用穴35l→前カバー32のねじ固定用穴32eの順に挿通し、金属フレーム57の固定部57aの雌ねじ部にねじ55の雄ねじ部をねじ込むことによって、グリップ部材35と後カバー33と前カバー32と金属フレーム57とが一体的に強固に結合される。
また、グリップ部材35の下方近傍(図12のB−B線にて示す部分)において、ねじ55を、グリップ部35のねじ固定用穴35k→後カバー33のねじ用固定穴33b→グリップ部材35のねじ固定用穴35m→前カバー32のねじ固定用穴32fの順に挿通し、最終的に金属フレーム57の固定部57bの雌ねじ部に、ねじ55の雄ねじ部をねじ込むことによって、グリップ部材35と後カバー33と前カバー32と金属フレーム57とが一体的に強固に結合される。
次に、図17および図18を主に参照して上カバーの固定方法につき説明する。
上カバー34には、ズームレバー42、レリーズボタン43、電源ボタン44、モード切替ダイヤル45の各操作ボタンと、それらを固定保持、作動させるための各種機構部品(図示せず)と、前カバーユニット200や後カバーユニット300と嵌合、固定するための形状を設けたインナー部材56が取付けられ、上カバーユニット400と一体化されている。
インナー部材56には、グリップ部材35のねじ固定用穴35jと対応するように、側面にねじ固定用穴56aが設けられている。
グリップ部材35には、上カバー34と嵌合するための凹溝35iが設けられている。上カバー34のグリップ部材35上方の淵面をグリップ部材35の凹溝35iに嵌合させ、インナー部材56のねじ固定用穴56aを含む淵面を金属フレーム57のねじ固定部57aの内面に配置し、ねじ55で固定する。
即ち、上述したところと、一部共通するが、グリップ部材35の上方近傍において、ねじ55をグリップ部材35のねじ固定用穴35j→後カバー33のねじ固定用穴33a→グリップ部材35のねじ固定用穴35l→前カバー32の固定用穴32e→金属フレーム57のねじ固定部57aの順に挿通し、最終的に上カバー34のインナー部材56に設けられたねじ固定用穴56aの雌ねじ部にねじ55の雄ねじ部をねじ込むことによって、グリップ部材35と後カバー33と前カバー32と金属フレーム57と上カバー34が一体的に強固に結合される。
このように、1本のねじ55により、前カバーユニット200、後カバーユニット300、上カバーユニット400および金属フレーム57が一体的に強固に結合され、組み立てられる。
従って、組立てが容易で且つ簡易な構成で、上カバー34と前カバー32との間の隙間、並びに上カバー34と後カバー33との間の隙間を同時に低減することができる。
さらに、複数のカバー部材、即ち、前カバー32、後カバー33、上カバー34とメインシャーシとしての金属フレーム57とが、同一の締結部材であるねじ55に係合し、固定されることで、カバー全体の強度(剛性)を向上させることができる。
図19によれば、グリップ部材35の上端近傍、即ち、図12のA−A線断面におけるねじ55を中心とした断面構成が明らかであり、図20によれば、グリップ部材35の下端近傍、即ち、図12のB−B線断面におけるねじ55を中心とした断面構成が明らかであり、グリップ部材35の上方のねじ55は、その最奥部のインナー部材56のねじ固定用穴56aと螺合しているのに対し、下方のねじ55は、その最奥部の金属フレーム57のねじ固定部57bと螺合している点が異なっている。
尚、グリップ部材35は、図11、図13、図18、図19および図20でも分かるように、その前面側形状35aと、側面側形状35bとの表面処理が異なっており、本発明の実施の形態においては、グリップ部材35の前面側は、ローレット形状の表面処理を施してカメラの把持性を向上させるようにしているが、グリップ部材35の側面側形状35bは、前面側形状35aとは異なる表面処理が施されており、側面側形状は、細い帯状を呈し、カメラの前後方向の厚みを薄く見せるように配慮している。
本発明は、携帯機器を保護する、サイドカバーと複数のカバー部材と、内装部材を保持するメインシャーシからなる携帯機器の外装構造として説明したが、携帯機器である限り、実施の形態にて例示したカメラの外装構造に限らず、携帯情報端末装置、各種デジタルICレコーダ、等の携帯機器に対しても充分、利用可能性がある。
1 カメラ
1A カメラの外装構造
2 前カバー
3 後カバー
4 上カバー
5 底カバー
6 サイドカバー
7 レンズ鏡胴
8 飾りリング
9 ストロボ
10 補助光LED
11 レンズバリア
12 ズームレバー
13 レリーズボタン
14 電池ボタン
15 モード切替ダイヤル
16 LCD
17 ADJボタン
18 再生ボタン
19 ストラップ取付部
19a、19b 2つの連通孔
20 電池蓋
21 メインシャーシ
21a、21b、21c 雌ねじ穴
22 締付ねじ穴(サイドカバー用)
23 締付ねじ(サイドカバー用)
24 締付ねじ穴(後カバー用)
25 締付ねじ(後カバー用)
26 凹溝
31 デジタルカメラ
32 前カバー
32a 位置決め用穴
32b ネジ固定用穴
32c 接着固定用穴
32d 前カバー淵面
32e、32f、33a、33b、35j、35k、35l、35m、56a ネジ固定用穴
33 後カバー
34 上カバー
35 グリップ部材
35a 前面側形状
35b 側面側形状
35c 穴
35d 位置決め用ボス
35e ネジ固定用ボス
35f 接着固定用リブ
35g 嵌合用溝
35h、35i 凹溝
36 撮影レンズユニット
37 飾りリング
38 ストロボ
39 補助光LED窓
40 電池蓋
41 端子カバー
42 ズームレバー
43 レリーズボタン
44 電源ボタン
45 モード切替ダイヤル
46 LCD
47 多方向ボタン台座
48 多方向ボタン(キートップ)
49 再生ボタン
50 グリップ部
51 指置き部
52、54、55 ねじ
53 接着剤
56 インナー部材
57 金属フレーム
57a、57b ネジ固定部
200 前カバーユニット
300 後カバーユニット
400 上カバーユニット
特開2007−33510号公報 特開2002−268124号公報 特許第3290063号

Claims (18)

  1. 携帯機器を保護する、サイドカバーと、複数のカバー部材と、内装部材を保持するメインシャーシを含む携帯機器の外装構造であって、前記サイドカバーは、その両側に長手方向にわたり設けられた凹溝を有し、
    前記凹溝に前記複数のカバー部材が嵌められ、前記サイドカバーと前記メインシャーシの間で前記複数のカバー部材のうち少なくとも二つが重なる位置で、前記サイドカバーが締付ねじによって前記メインシャーシに固定されていることを特徴とする携帯機器の外装構造。
  2. 前記複数のカバー部材は、少なくとも前カバーと後カバーと上カバーとからなり、前記サイドカバーと前記メインシャーシの間で前記前カバーと前記後カバーが重なる位置で、前記サイドカバーが締付ねじによって前記メインシャーシに固定されていることを特徴とする請求項1に記載の携帯機器の外装構造。
  3. 前記サイドカバーの前記凹溝の一部は穴であり、前記前カバーおよび前記後カバーが前記穴に挟み込まれ、前記穴の位置で、前記サイドカバーが締付ねじによってメインシャーシに固定されることを特徴とする請求項2に記載の携帯機器の外装構造。
  4. 前記上カバーは、前記サイドカバーの凹溝に嵌められ、前記前カバーまたは前記後カバーの少なくとも一方に挟まれて前記メインシャーシに締付ねじによって固定されていることを特徴とする請求項2に記載の携帯機器の外装構造。
  5. 前記サイドカバーは、凹溝を含んでモールド成形され、前記上カバー、前記前カバーおよび前記後カバーは、金属素材からなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の携帯機器の外装構造。
  6. 前記サイドカバーには、ストラップ取付部が形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の携帯機器の外装構造。
  7. 前記ストラップ取付部は、サイドカバーの上端寄りおよび/または下端寄りに、近接して穿設され、内部において連通する2つの孔からなることを特徴とする請求項6に記載の携帯機器の外装構造。
  8. 前記携帯機器は、請求項1〜7のいずれか1項に記載の外装構造を備える撮像装置であることを特徴とする携帯機器の外装構造。
  9. 前記撮像装置は、カメラであることを特徴とする請求項8に記載の携帯機器の外装構造。
  10. 前記撮像装置は、携帯情報端末装置であることを特徴とする請求項8に記載の携帯機器の外装構造。
  11. 前記メインシャーシに、撮像光学系、撮像ユニット、ストロボユニット、電池室、基板等が搭載されることを特徴とする請求項7〜10のいずれか1項に記載の携帯機器の外装構造。
  12. 携帯機器を保護するサイドカバーおよび複数のカバー部材と、内装部材を保持するメインシャーシを含む携帯機器の外装構造であって、前記サイドカバーは、携帯機器の2方向以上を把持できるようにモールド成形されたグリップ部材であり、
    前記複数のカバー部材は、金属素材で、前カバーと後カバーと上カバーとを含み
    前記グリップ部材は、前カバーの端部が嵌まる嵌合用溝と、前記グリップ部材の上下方向にわたり設けられかつ後カバーの端部が嵌まる第1の凹溝と、上カバーの端部が嵌まる第2の凹溝と、を有し、
    前記嵌合用溝に前記前カバーの一部が嵌められ、
    前記前カバーと前記グリップ部材とが携帯機器前面側で固定され、
    前記第1および前記第2の凹溝に、前記後カバーおよび前記上カバーのそれぞれの一部が嵌合され、前記携帯機器の側面で、前記グリップ部材と前記メインシャーシの間で、前記前カバー、前記後カバー、前記上カバーが重なる位置で、前記グリップ部材が前記メインシャーシに締付ねじで固定されてなることを特徴とする携帯機器の外装構造。
  13. 前記サイドカバーまたは前記グリップ部材は、携帯機器の前面側と側面側とでは、表面処理を異ならせていることを特徴とする請求項12に記載の携帯機器の外装構造。
  14. 前記サイドカバーまたは前記グリップ部材の携帯機器前面側は、ローレット形状の表面処理を施してなることを特徴とする請求項13に記載の携帯機器の外装構造。
  15. 前記携帯機器は、請求項12または13のいずれか1項に記載の外装構造を備える撮像装置であることを特徴とする携帯機器の外装構造。
  16. 前記撮像装置は、カメラであることを特徴とする請求項15に記載の携帯機器の外装構造。
  17. 前記撮像装置は、携帯情報端末装置であることを特徴とする請求項15に記載の携帯機器の外装構造。
  18. 前記メインシャーシは、撮像光学系、撮像ユニット、ストロボユニット、電池室、基板等が搭載されることを特徴とする請求項12に記載の携帯機器の外装構造。
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