JP5547021B2 - アウターロータ型モータの固定子構造 - Google Patents
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Description
即ち、絶縁の信頼性の高い構造で実現することが困難であったことが、アウターロータ型PMステップモータの普及し難い理由となっている。
出力軸と、マグネットワイヤーを巻いたコイルを、櫛歯状の磁極歯が形成された固定子ヨークにより挟み込んだ固定子ユニットが同芯状に複数積層される固定子と、前記磁極歯に対向して磁極が形成される永久磁石を備え、前記出力軸を中心に回転可能に支持された回転子と、モータを駆動する駆動回路の端子である駆動回路端子部と、を備えたアウターロータ型モータの固定子構造であって、前記固定子ヨークの対向する上下一対の磁極歯を欠落した固定子ユニットどうしを積層することにより欠落した磁極歯位置に連続する空間部が形成され、前記各固定子ユニットのコイルリードと接続する駆動回路端子が複数起立形成された端子台に前記固定子ユニットを複数積層して外周面に連続して形成される前記空間部に前記駆動回路端子が配置され、前記駆動回路端子部と各固定子ユニットのコイルから引き出されたコイルリードとが各々電気的に接続されていることを特徴とする。
上記構成によれば、予め各固定子ユニットに上下一対の磁極歯を欠いた空間部が形成されているので、各固定子ユニットを積層するだけで固定子外周面に欠落した磁極歯位置に連続した空間部が形成される。この空間部に駆動回路端子を配置するようにしておくことで各固定子ユニットのコイルから引き出されたコイルリードと容易に電気的に接続することができる。よって、モータ特性は落ちるが回転子との干渉のおそれがなく固定子のコイルを駆動回路端子と確実かつ容易に配線接続することができる。
また、端子台に固定子ユニットを空間部が連続するように複数積層するだけで、駆動回路端子を空間部に配置して各固定子ユニットより引き出されたコイルリードと接合することができる。よって、コイルリードの配線作業を簡略化しかる磁極歯との干渉を確実に回避して配線することができる。
上記構成によれば、各固定子ユニットのコイルから引き出されたコイルリードが第一固定子ヨークと第二固定子ヨークの磁極歯間に露出するコイルリード保持部に保持されて磁極歯の隙間を通過して配線することができる。よって、コイルリードの配線作業がしやすく、かつコイルリードが回転子側に飛び出すことを防ぐことが可能となる。
上記構成によれば、コイルリードと固定子ヨークの磁極歯との絶縁の信頼性を向上させることができる。
上記構成によれば、モータに振動や熱膨張や熱収縮を繰り返す過酷な使用環境に置かれても、コイルリードが位置ずれすることなく、回転子側に飛び出すこともないので耐候性や信頼性を向上することができる。
2 永久磁石
3 回転子ヨーク
4 固定子
4a,4b,4c,4d 固定子ユニット
6 コイル
7a 第一固定子ヨーク
7b 第二固定子ヨーク
7c,7d 極歯
7e 係合部
7f 係合突起
8 コイルリード
9 コイルリード保持部材
9d 切欠き部
9f 架橋部
10 モールド樹脂
11 端子台
11a,11b,11c,11d コネクタ端子
11e 基台
Claims (5)
- 出力軸と、マグネットワイヤーを巻いたコイルを、櫛歯状の磁極歯が形成された固定子ヨークにより挟み込んだ固定子ユニットが同芯状に複数積層される固定子と、前記磁極歯に対向して磁極が形成される永久磁石を備え、前記出力軸を中心に回転可能に支持された回転子と、モータを駆動する駆動回路の端子である駆動回路端子部と、を備えたアウターロータ型モータの固定子構造であって、
前記固定子ヨークの対向する上下一対の磁極歯を欠落した固定子ユニットどうしを積層することにより欠落した磁極歯位置に連続する空間部が形成され、
前記各固定子ユニットのコイルリードと接続する駆動回路端子が複数起立形成された端子台に前記固定子ユニットを複数積層して外周面に連続して形成される前記空間部に前記駆動回路端子が配置され、前記駆動回路端子部と各固定子ユニットのコイルから引き出されたコイルリードとが各々電気的に接続されていることを特徴とするアウターロータ型モータの固定子構造。 - 前記固定子ユニットを形成する第一固定子ヨークと第二固定子ヨークの磁極歯間に露出するコイルリード保持部が形成されたコイルリード保持部材が、前記固定子ユニット内にコイルと共に積層されて挟み込まれ或いは前記固定子ユニット間及びコイルリード引き出し端側の固定子ユニットに積層されている請求項1記載のアウターロータ型モータの固定子構造。
- 前記固定子ヨークの外面が絶縁膜でコーティングされている請求項1又は請求項2記載のアウターロータ型モータの固定子構造。
- コイルリード線の外周は絶縁材で覆われているか若しくは絶縁コーティングされている請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載のアウターロータ型モータの固定子構造。
- 前記固定子全体がモールドされている請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載のアウターロータ型モータの固定子構造。
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JP2010223485A JP5547021B2 (ja) | 2010-10-01 | 2010-10-01 | アウターロータ型モータの固定子構造 |
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