JP5546882B2 - 部品組立体 - Google Patents

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Description

本発明は、部品と該部品が取り付けられる部品取付部材とを備えた部品組立体に関し、部品取付部材に設けられたロックアームが部品に係止することにより部品が取り付けられる部品組立体に関するものである。
図10は従来の部品組立体を示す断面図である。この部品組立体201は、自動車に搭載される電気接続箱を構成する(特許文献1を参照。)。前記電気接続箱は、前記自動車に搭載された電子機器に対して電力供給及び信号伝達を行うためのものである。
上記部品組立体201は、部品としてのボルトブロック203と、部品取付部材としてのカセットブロック202と、ボルトブロック203の脱落を防止するための一対のスペーサ204と、を備えている。
上記ボルトブロック203には、頭部17と軸部18とが設けられたボルト16と、このボルト16を取り付けた合成樹脂製の支持部材230と、が設けられている。前記ボルト16は、頭部17が支持部材230に埋設され、軸部18が支持部材230の上面235から突出した格好で、支持部材230に取り付けられている。前記軸部18は、円柱状に形成され外周に螺旋状の溝が切られた雄ねじである。この軸部18は、バスバ50の貫通穴51、電源線の端部に取り付けられた端子60の貫通穴61、に通され、ナット19が螺合される。また、バスバ50と端子60とは、貫通穴51,61に軸部18が通され、軸部18にナット19が螺合されることにより、互いに押し付けられて電気接続する。
上記カセットブロック202は、前記電気接続箱のケースをなす枠体に取り付けられるものであり、合成樹脂により形成されている。カセットブロック202には、ボルトブロック203の支持部材230が矢印K方向に挿入される取付穴220と、支持部材230の側面に設けられた突起状の一対の係止部239に係止する一対のロックアーム208と、取付穴220の外側に配置された複数の外壁226,227と、が設けられている。前記一対のロックアーム208には、取付穴220を構成する互いに相対する内壁222,224の下端面からそれぞれ片持ち板状に延設されたアーム部280と、アーム部280の先端から取付穴220の内側に向かって突出したロック部281と、が設けられている。これら一対のロックアーム208は、支持部材230に設けられた一対の係止部239に係止することによりボルトブロック203を固定する。
上記一対のスペーサ204は、ボルトブロック203がカセットブロック202に取り付けられた後に、一方のロックアーム208と外壁226との間の空間S1、及び、他方のロックアーム208と外壁227との間の空間S2にそれぞれ取り付けられ、一対のロックアーム208が支持部材230から離れる側に撓む(図10中の二点鎖線で示す。)ことを規制して、ボルトブロック203の脱落を防止する。
このような部品組立体201は、カセットブロック202にボルトブロック203が取り付けられ、カセットブロック202の空間S1,S2に一対のスペーサ204が取り付けられた後に、前記電気接続箱の前記枠体に取り付けられる。そして、前述したように、バスバ50と端子60とが支持部材230の上面235に重ねられ、バスバ50の貫通穴51及び端子60の貫通穴61を通された軸部18にナット19が螺合される。
また、軸部18にナット19が螺合される際は、ボルトブロック203がカセットブロック202の取付穴220から脱落する方向の外力(矢印Fで示す。)を受ける。このことにより、一対のロックアーム208は、二点鎖線で示すように、一対の係止部239との係止が解除される方向に撓もうとするが、一対のスペーサ204により一対のロックアーム208が支持部材230から離れる側に撓むことが規制されているので、ボルトブロック203がカセットブロック202の取付穴220から脱落することが防止される。
特開平6−276648号公報
しかしながら、上述した従来の部品組立体201においては、カセットブロック202と一対のスペーサ204とが別部品であるので、部品点数が増加し、部品コスト及び部品組み付けコストが高くなってしまうという問題があった。また、前述した問題は、ボルトブロック203以外の部品と、カセットブロック202以外の部品取付部材と、スペーサと、を備えた他の部品組立体にも同様に生じる問題である。
したがって、本発明は、部品点数を増加させることなく部品の脱落を防止することができる部品組立体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載された発明は、部品と、該部品が取り付けられる部品取付部材と、を備えた部品組立体において、前記部品取付部材には、前記部品に係止するロックアームと、前記部品の脱落を防止するための規制部と、が設けられ、前記規制部が、前記ロックアームと間隔をあけて配置され、かつ、前記部品に係止する際及び前記部品から係止解除される際に当該部品から離れる側に撓む前記ロックアームに押されることにより当該ロックアームと共に撓んで当該ロックアームを前記部品側に押し返すように形成されていることを特徴とする部品組立体である。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、前記規制部が、前記ロックアームの長手方向に沿って板状に延び、前記ロックアームの先端と相対する部分が自由端とされた片持ち板状に形成されていることを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明は、請求項1または請求項2に記載された発明において、前記部品が、合成樹脂製の支持部材と、該支持部材に取り付けられ、雌ねじが螺合される雄ねじと、が設けられたボルトブロックであることを特徴とするものである。
請求項1に記載された発明によれば、前記部品取付部材には、前記部品に係止するロックアームと、前記部品の脱落を防止するための規制部と、が設けられ、前記規制部が、前記ロックアームと間隔をあけて配置され、かつ、前記部品に係止する際及び前記部品から係止解除される際に当該部品から離れる側に撓む前記ロックアームに押されることにより当該ロックアームと共に撓んで当該ロックアームを前記部品側に押し返すように形成されているので、部品が部品取付部材から脱落する方向の外力を受けた場合には、規制部によりロックアームの撓み量を少なくすることができ、ロックアームの部品への係止が解除されることを防止できる。また、部品を部品取付部材に取り付ける際は、規制部がロックアームと間隔をあけて配置されていることから、部品の取付動作の初期段階、即ちロックアームが撓んで規制部に当接するまでの段階、においては、規制部が設けられていない場合と同じ力で部品を部品取付部材に取り付けることができる。そして、部品の取付動作の後期段階、即ちロックアームが部品に係止するために最大に撓む段階、においては、ロックアームだけでなく規制部も撓ませなければならないので、規制部が設けられていない場合よりも大きい力が必要になるが、この後期段階においては、前記初期段階において部品を取付位置に向かって移動させた勢いがついているので、ロックアーム及び規制部を容易に撓ませることができる。よって、部品点数を増加させることなく部品の脱落を防止することができる部品組立体を提供することができる。
請求項2に記載された発明によれば、前記規制部が、前記ロックアームの長手方向に沿って板状に延び、前記ロックアームの先端と相対する部分が自由端とされた片持ち板状に形成されているので、部品点数を増加させることなく部品の脱落を防止することができる部品組立体を提供することができる。
請求項3に記載された発明によれば、前記部品が、合成樹脂製の支持部材と、該支持部材に取り付けられ、雌ねじが螺合される雄ねじと、が設けられたボルトブロックであるので、雌ねじが雄ねじに螺合される際に部品が部品取付部材から脱落する方向の外力を受けた場合には、規制部によりロックアームの撓み量を少なくすることができ、ロックアームの部品への係止が解除されることを防止できる。よって、部品点数を増加させることなく部品の脱落を防止することができる部品組立体を提供することができる。
本発明の部品組立体を備えた電気接続箱を示す斜視図である。 図1に示された部品組立体を構成する部品取付部材を示す断面斜視図である。 図1に示された部品組立体を構成する部品を示す斜視図である。 図3に示された部品が図2に示された部品取付部材に取り付けられてなる部品組立体を示す断面斜視図である。 図4中のA−A線に沿った断面図である。 図5に示された部品取付部材に部品が取り付けられる様子を説明する図であり、部品取付部材の取付穴に部品が挿入される様子を示す断面図である。 図5に示された部品取付部材に部品が取り付けられる様子を説明する図であり、部品取付部材のロックアームが部品の係止部上に乗り上げて部品から離れる側に撓んでいる様子を示す断面図である。 図5に示された部品取付部材に部品が取り付けられる様子を説明する図であり、部品取付部材のロックアームが部品の係止部上に乗り上げて部品から離れる側に撓み、規制部を撓ませている様子を示す断面図である。 図5に示された部品組立体の部品に外力が加えられている様子を示す断面図である。 従来の部品組立体を示す断面図である。
本発明の一実施の形態に係る部品組立体を図1〜図9を参照して説明する。本発明の部品組立体1は、自動車に搭載され、前記自動車に搭載された電子機器に対して電力供給及び信号伝達を行う電気接続箱10を構成する。また、本発明では、ジャンクションブロック(ジャンクションボックスとも言う。)、ヒューズブロック(ヒューズボックスとも言う。)、リレーブロック(リレーボックスとも言う。)を、総称して以下電気接続箱と呼ぶ。
上記電気接続箱10は、図1に示すように、合成樹脂により形成されたケースと、ケースに収容されるヒューズ14、リレー15、ボルトブロック3、バスバ50等の複数の部品と、を備えている。また、前記ケースは、前述した複数の部品が取り付けられるケース本体7と、このケース本体7の上面4aに取り付けられる図示しないアッパカバーと、ケース本体7の下面に取り付けられるロアカバー5と、ケース本体7の側面に取り付けられるサイドカバー6と、により構成されている。
上記ケース本体7は、その外郭を構成する複数の周壁41とこれら周壁41の内側を仕切った複数の隔壁43とにより枠状に形成された枠体4と、枠体4とは別体で形成され、枠体4に取り付けられる複数のカセットブロック2,11,12と、により構成されている。また、複数の周壁41のうち、後述するカセットブロック2に面する周壁41には、切り欠き42が設けられており、前述したサイドカバー6は、この切り欠き42を覆う格好で周壁41に取り付けられる。
上記複数のカセットブロック2,11,12は、前述した複数の部品を取り付けるためのものである。例えば、カセットブロック2には、ボルトブロック3を取り付ける取付穴20などが設けられている。また、カセットブロック11には、ヒューズ14を取り付けるヒューズ取付部やバスバ50を取り付けるバスバ取付部などが設けられている。また、カセットブロック12には、バスバ50を取り付けるバスバ取付部やワイヤハーネスのコネクタと嵌合するコネクタ受け部13などが設けられている。
上記バスバ50(図9にその一部を示す。)は、金属板にプレス加工等が施されて得られる配線部材である。このバスバ50は、ヒューズ14、リレー15、コネクタ受け部13に嵌合されたコネクタ、電源線の端部に取り付けられた端子60(図9にその一部を示す。)同士を予め定められたパターンにしたがって互いに電気接続する。この電気接続箱10は、複数のバスバ50を備えている。
また、上述したボルトブロック3は、本発明の「部品」に相当し、上述したカセットブロック2は、本発明の「部品取付部材」に相当する。また、図4、図5に示すように、「部品取付部材」としてのカセットブロック2に「部品」としてのボルトブロック3が取り付けられたものを、本発明では、「部品組立体」と呼び、符号1を付す。即ち、本発明の電気接続箱10は、部品組立体1を備えている。以下、部品組立体1の構成について説明する。
上記部品組立体1は、「部品」としてのボルトブロック3と、このボルトブロック3が取り付けられる「部品取付部材」としてのカセットブロック2と、を備えている。
上記ボルトブロック3には、図3に示すように、頭部17と軸部18とが設けられたボルト16と、このボルト16を取り付けた合成樹脂製の支持部材30と、が設けられている。このボルトブロック3は、自動車のバッテリ等に接続された電源線の端部に取り付けられた端子60と前述したバスバ50とを電気接続するための部品である。
上記ボルト16は、頭部17が支持部材30に埋設され、軸部18が支持部材30の上面35から突出した格好で、支持部材30に取り付けられている。前記軸部18は、円柱状に形成され外周に螺旋状の溝が切られた「雄ねじ」である。この軸部18は、バスバ50の貫通穴51、電源線の端部に取り付けられた端子60の貫通穴61、に通され、「雌ねじ」としてのナット19が螺合される。また、バスバ50と端子60とは、貫通穴51,61に軸部18が通され、軸部18にナット19が螺合されることにより、互いに押し付けられて電気接続する。
上記支持部材30は、ブロック状に形成されており、軸部18が突出した上面35と、この上面35の反対側に位置する下面36と、4つの側面31,32,33,34と、を有している。また、4つの側面31,32,33,34のうち、側面32と、この側面32の反対側に位置する側面34とには、それぞれ、凹溝37と、一対の当接壁38と、係止部39と、が設けられている。前記凹溝37は、上面35から下面36に亘って凹状に延びている。前記一対の当接壁38は、側面32,34の下面36寄りの端部でかつ互いの間に凹溝37を位置付ける位置から板状に立設している。前記係止部39は、凹溝37の底面でかつ一対の当接壁38の間の位置に突起状に設けられている。
上記カセットブロック2は、合成樹脂により形成されている。カセットブロック2には、図2、図3に示すように、4つの内壁21,22,23,24に囲まれた、支持部材30が矢印K方向に挿入される取付穴20と、支持部材30の側面32,34に設けられた一対の係止部39に係止する一対のロックアーム8と、ボルトブロック3の取付穴20からの脱落を防止するための一対の規制部9と、上述した枠体4に係止する係止部25と、が一体で設けられている。
上記一対のロックアーム8には、互いに相対する内壁22,24の下端面からそれぞれ片持ち板状に延設されたアーム部80と、アーム部80の先端から取付穴20の内側に向かって突起状に突出したロック部81と、が設けられている。また、前記「内壁22,24の下端面」とは、図1に示す電気接続箱10において、紙面方向の下側に位置付けられる内壁22,24の端面を意味する。
また、ボルトブロック3は、図4〜図8に示すように、矢印K方向に沿って取付穴20に挿入され、当接壁38の上面35寄りの端面が内壁22,24の下端面に当接し、係止部39の下面36寄りの端面がロックアーム8のロック部81に当接することにより、カセットブロック2に取り付けられる。また、ボルトブロック3がカセットブロック2に取り付けられた状態において、支持部材30は取付穴20内に位置付けられており、軸部18は取付穴20の外側に位置付けられている。
また、「ロックアーム8がボルトブロック3の係止部39に係止する」とは、ロックアーム8のロック部81が係止部39の下面36寄りの端面に当接すること、即ちロック部81が係止部39に引っ掛かること、を意味する。また、ロックアーム8が係止部39に係止する際は、図7、図8に示すように、ボルトブロック3の取付穴20への挿入が進むにしたがって、ロック部81が係止部39上に乗り上げるとともに、アーム部80が支持部材30の凹溝37の底面から離れる方向に撓み、そして、ロック部81が係止部39の頂部を乗り越えることにより、アーム部80が撓む前の状態に弾性復元し、ロック部81が係止部39の下面36寄りの端面に当接して係止部39に係止する。
上記一対の規制部9は、一対のロックアーム8の外側、即ち一対のロックアーム8よりも取付穴20から離れた側、に各ロックアーム8と間隔をあけて配置されている。また、一対の規制部9は、ロックアーム8の長手方向に沿って板状に延び、各ロックアーム8の先端と相対する部分が自由端とされた片持ち板状に形成されている。前記「ロックアーム8の先端」とは、アーム部80の内壁22,24から離れた自由端を意味する。
このような一対の規制部9は、ロックアーム8がボルトブロック3の係止部39に係止する際、即ちボルトブロック3がカセットブロック2に取り付けられる際、及び、ロックアーム8がボルトブロック3の係止部39から係止解除される際、即ちボルトブロック3がカセットブロック2から取り外される際に、凹溝37の底面から離れる側に撓む一対のロックアーム8に押されることにより当該ロックアーム8と共に撓んで当該ロックアーム8を凹溝37の底面側に押し返す。
このような部品組立体1は、カセットブロック2にボルトブロック3が取り付けられた後に、枠体4に取り付けられる。そして、前述したように、バスバ50と端子60とが支持部材30の上面35に重ねられ、バスバ50の貫通穴51及び端子60の貫通穴61を通された軸部18にナット19が螺合される。また、上述したサイドカバー6は、ナット19の締結作業などを行う際は、作業を容易にするために周壁41から取り外され、ナット19の締結作業等が済んだ後に周壁41に取り付けられる。
また、図9に示すように、軸部18にナット19が螺合、即ち締結、される際は、ボルトブロック3がカセットブロック2の取付穴20から脱落する方向の外力(矢印Fで示す。)を受ける。このことにより、一対のロックアーム8は、一対の係止部39との係止が解除される方向、即ち凹溝37の底面から離れる側、に撓もうとするが、この時、一対の規制部9が一対のロックアーム8に当接して、これらロックアーム8が凹溝37の底面から離れる側に撓むことを規制する。即ち、一対のロックアーム8が一対の規制部9を押した時、これら規制部9がロックアーム8を凹溝37の底面側に押し返すことにより、ロックアーム8の係止部39への係止状態が維持される。よって、ボルトブロック3がカセットブロック2の取付穴20から脱落することが防止される。
上述した電気接続箱10を組み立てる際は、まず始めに、複数のカセットブロック2,11,12にそれぞれ部品を取り付ける。次に、部品が取り付けられたカセットブロック2,11,12を枠体4に取り付ける。そして、コネクタ受け部13にワイヤハーネスのコネクタを嵌合させ、電源線の端子60を軸部18とナット19とによりバスバ50に電気接続する。最後に、枠体4にアッパカバー、ロアカバー5、サイドカバー6を取り付けることにより電気接続箱10が組み立てられる。
また、ボルトブロック3をカセットブロック2に取り付ける際は、規制部9がロックアーム8と間隔をあけて配置されていることから、図6、図7に示すボルトブロック3の取付動作の初期段階、即ちロックアーム8が撓んで規制部9に当接するまでの段階、においては、規制部9が設けられていない場合と同じ力でボルトブロック3を取付穴20に挿入することができる。そして、図8に示すボルトブロック3の取付動作の後期段階、即ちロックアーム8がボルトブロック3の係止部39に係止するために最大に撓む段階、においては、ロックアーム8だけでなく規制部9も撓ませなければならないので、規制部9が設けられていない場合よりも大きい力が必要になるが、この後期段階においては、前記初期段階においてボルトブロック3を取付穴20内に向かって移動させた勢いがついているので、ロックアーム8及び規制部9を容易に撓ませることができる。
以上、説明したように、本発明では、規制部9をカセットブロック2に一体で設けたことにより、従来用いられていたスペーサを廃止することができるので、部品点数を増加させることなくボルトブロック3の脱落を防止することができる部品組立体1、及び、部品点数が少なく低コストな電気接続箱10を提供することができる。
また、上述した実施形態では、「部品」としてのボルトブロック3と「部品取付部材」としてのカセットブロック2とを備えた部品組立体1を例に挙げて説明したが、本発明では、「部品組立体」が、ボルトブロック3以外の「部品」とカセットブロック2以外の「部品取付部材」とを備えた構成であっても良い。例えば、「部品取付部材」が、枠体4とカセットブロック2,11,12とが一体で設けられた構成のケース本体7であっても良い。また、本発明の「部品組立体」は、電気接続箱を構成するものでなくても良い。
また、上述した実施形態では、ロックアーム8と規制部9とが一対ずつ設けられていたが、本発明の「部品組立体」は、ロックアーム8と規制部9とが少なくとも1つずつ設けられていれば良い。
また、上述した実施形態では、ボルトブロック3の係止部39が突起状に設けられていたが、本発明では、ボルトブロック3の係止部39が、ロックアーム8のロック部81が係止可能な凹部または貫通穴であっても良い。また、上述した実施形態では、ロックアーム8のロック部81が突起状に設けられていたが、本発明では、ロックアーム8のロック部81が、ボルトブロック3の係止部39に係止可能な凹部または貫通穴であっても良い。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 部品組立体
2 カセットブロック(部品取付部材)
3 ボルトブロック(部品)
8 ロックアーム
9 規制部
18 軸部(雄ねじ)
19 ナット(雌ねじ)
30 支持部材

Claims (3)

  1. 部品と、該部品が取り付けられる部品取付部材と、を備えた部品組立体において、
    前記部品取付部材には、前記部品に係止するロックアームと、前記部品の脱落を防止するための規制部と、が設けられ、
    前記規制部が、前記ロックアームと間隔をあけて配置され、かつ、前記部品に係止する際及び前記部品から係止解除される際に当該部品から離れる側に撓む前記ロックアームに押されることにより当該ロックアームと共に撓んで当該ロックアームを前記部品側に押し返すように形成されている
    ことを特徴とする部品組立体。
  2. 前記規制部が、前記ロックアームの長手方向に沿って板状に延び、前記ロックアームの先端と相対する部分が自由端とされた片持ち板状に形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の部品組立体。
  3. 前記部品が、合成樹脂製の支持部材と、該支持部材に取り付けられ、雌ねじが螺合される雄ねじと、が設けられたボルトブロックである
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の部品組立体。
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