JP5545662B2 - 車載用のスピーカ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車内空間に向けられてスピーカが設置され、スピーカの背部から発せられる逆位相の音圧が、車体の隔壁に形成された排気口を通して車外空間に導かれる車載用のスピーカ装置に関する。
自動車に設置されるスピーカは、車内空間を仕切っているドアパネルや車両後部の車室パネルなどに取り付けられる。
以下の特許文献1に記載された車載用スピーカ装置は、車両ドアにスピーカが取り付けられている。スピーカは、車両ドアのインナーパネルに形成された開口部に固定されている。また、車両ドアのアウターパネルに開口部が形成され、車両ドアの内部に、インナーパネルの開口部とアウターパネルの開口部とを連通させるダクトが収納されており、前記スピーカはダクトの内部に配置されている。
この車載用スピーカ装置は、スピーカの背部に発生する逆位相の音圧をダクトを通して車外空間に逃がすことで、スピーカが動作したときの車両ドアの内部の振動音の発生を抑制するというものである。
以下の特許文献2に記載された自動車のスピーカ取付装置は、バン型車またはワゴン車の車室後部に設けられた車体内板の内側に筐体が設置される。筐体の内部に網状の筒体が内蔵され、この筒体によって、車室内板に形成された換気口に設けられた外側ダクトと筐体に開口する内側ダクトとが連通されている。そして、筐体の蓋部材にスピーカが取り付けられている。
このスピーカ取付装置は、スピーカの背部が筐体の内部空間に向けられ、筐体に開口する内側ダクトが車室内に向けられることで、バスレフ型のスピーカボックスと同等の音響効果が得られるというものである。
特開昭63−287296号公報 実願昭61−25283号(実開昭62−137152号)のマイクロフィルム
特許文献1に記載された車載用スピーカ装置は、車両ドアのアウターパネルに開口部を形成し、車両ドアの内部にダクトを収納しなくてはならず、車両ドアを改造することが必要になる。そのため、車両に対して後からスピーカを取り付ける場合にこの構造を採用することは難しい。
特許文献2に記載されたスピーカ取付装置は、車両の車室内板に形成された換気口に予め設けられている車両用ダクトを外して、前記換気口と筐体の内部空間を連通させる外側ダクトを取り付けることが必要である。当初から備えられている車両用ダクトを外す改良が必要になるため、取り付け作業が煩雑である。
本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、車両の構造を改変することなくスピーカを設置でき、良好な音質を得ることができ、且つ車内空間から車外空間への排気も効果的に行うことができる車載用のスピーカ装置を提供することを目的としている。
本発明は、自動車の排気口を有する隔壁の内側に取付けられるハウジングと、前記ハウジングに取り付けられたスピーカとを有するスピーカ装置において、
前記ハウジングは内部空間を有し、前記スピーカは発音側が車内空間に向けられた状態で前記ハウジングに開口する取付け穴に取り付けられ、
前記ハウジングには、前記排気口に設けられた蓋体を開放方向へ押圧して前記内部空間を車外空間に通じさせる押圧部と、前記車内空間と前記内部空間とを連通させる連通路が設けられており、
前記連通路に、前記スピーカが動作したときに前記内部空間の音圧が車内空間に及ぶのを規制し、且つ車内空間の風圧を前記内部空間に通過させる通気規制部が設けられていることを特徴とするものである。
本発明の車載用のスピーカ装置は、スピーカが取り付けられたハウジングを自動車の隔壁の内側に設置すると、ハウジングに設けられた押圧部で隔壁に設けられた蓋体が押され、隔壁に形成された排気口が解放させられて、ハウジングの内部空間が排気口を通じて車外空間に連通される。したがって、自動車の隔壁に予め取り付けられているダクトや蓋体を取り外す必要がなく、車両の改造を最少限に抑えることができる。
スピーカの背部から発せられる音圧は、筐体の内部空間から排気口を通じて車外空間に伝搬するため、スピーカの発音側である前部の音圧と、これと逆位相の背部の音圧とが連通路を介して干渉するのを防止でき、音圧を高めて音質を良好にできる。また、ハウジングに設けられた連通路によって、車内空間の圧力を車外空間に排気させることができる。
本発明は、例えば、前記通気規制部は、前記連通路を塞ぐ可動弁を有しており、前記可動弁は、弾性力によって前記連通路を閉鎖する姿勢に設定されたものとして構成できる。
この場合に、前記可動弁は、通気性素材で形成されているものが好ましい。
可動弁を通気性素材で形成することで、可動弁が閉鎖しているときでも、自動車の内部の空気を車外空間へ向けて排気しやすくなる。
または、本発明は、前記通気規制部は、前記連通路の内部に区画された複数の区画空間と、前記区画空間どうしを連通する通路とで構成されている。
本発明は、車両の改造を最少限にしてスピーカを取り付けることができ、取付け後は、発音の音圧が大きく音質が良好であり、また車内空間から車外空間への排気も効果的に行うことが可能になる。
スピーカ装置が搭載された自動車の側面図、 本発明の第1の実施の形態の車載用のスピーカ装置の構造を示す図1におけるII−II線の断面図、 図2に示すスピーカ装置に設けられた連通路と通気規制部を示す拡大断面図、 図2に示すスピーカ装置に設けられた連通路と通気規制部を示す分解斜視図、 第2の実施の形態の車載用のスピーカ装置に設けられた連通路と通気規制部を示す拡大断面図、 第3の実施の形態の車載用のスピーカ装置に設けられた連通路と通気規制部を示す拡大断面図、 本発明の第4の実施の形態の車載用のスピーカ装置の構造を示す断面図、
図1は、ワンボックスタイプの自動車1の外観を示している。この自動車1の後部に第1の実施の形態のスピーカ装置20が搭載されている。
図2には、自動車1の外装板2と後部バンパー3の一部と底板4の一部が示されている。外装板2の内側に車内空間を区画する隔壁である内側パネル5が設けられている。内側パネル5の内側が車内空間6であり、外装板2と内側パネル5との間の空間が中間空間7である。外装板2の外側が車外空間8である。
内側パネル5に、車内空間6と中間空間7とを連通させる開口部5aが形成され、外装板2に、中間空間7と車外空間8とを連通させる開口部2aが形成されている。
内側パネル5の開口部5aに、車両ダクト10が取り付けられている。車両ダクト10は、金属製または合成樹脂製である。車両ダクト10は、内側パネル5の内面に設置される支持部11と、内側パネル5の開口部5aに嵌合する嵌合部12を有している。支持部11が取付ねじ14またはその他の手段で内側パネル5に固定されている。
車両ダクト10の嵌合部12に、排気口13が貫通して形成されている。嵌合部12の中間空間7に露出する端部には、上部に軸部15を介して回動自在に支持された蓋体16が設けられている。
外装板2の開口部2aと内側パネル5の開口部5aは、車両製造時に開口しているものである。また、車両ダクト10および蓋体16も、車両製造時に予め取り付けられている。
スピーカ装置20が取り付けられる前は、蓋体16が自重と自らの弾性力で垂直姿勢となり、蓋体16によって排気口13が塞がれている。車両のドアが閉められたときのように車内空間6の圧力が上昇すると、この圧力で蓋体16が開放させられ、車内空間6の空気圧を中間空間7から車外空間8に逃がすことができるようになっている。
スピーカ装置20は、車両ダクト10と蓋体16を取り外すことなく設置することができる。したがって、スピーカ装置20を取り付けるために必要な車両の改造作業は、配線工程などの最少限の作業で済ませることができる。
スピーカ装置20は、合成樹脂製または金属製のハウジング21を有している。ハウジング21は所定の容積の内部空間22を有している。ハウジング21に、連結部23が形成され、連結部23に連結穴24が開口している。連結部23が車両ダクト10に連結され、連結穴24と排気口13とが連通した状態で、ハウジング21が車内空間6に設置される。ハウジング21は、内側パネル5などに予め開口している取付け穴を利用するなどして、車内空間6に固定される。
ハウジング21の連結部23に押圧部25が一体に形成されている。ハウジング21の連結部23が車両ダクト10に連結されるときに、押圧部25が車両ダクト10の排気口13に挿入され、押圧部25の先部によって蓋体16の基部が中間空間7に押し開かれて、ハウジング21の内部空間22が、内側パネル5の外側の中間空間7および外装板2の外側の車外空間8と連通される。
ハウジング21には、取付け穴26が開口しており、この取付け穴26にスピーカ30が取付けられている。スピーカ30は低音用または中音用である。
スピーカ30は、円形や楕円形のフレーム31を有している。フレーム31が取付け穴26に設置され、フレーム31の外周部分の複数箇所が、取付けねじ32によってハウジング21に固定されている。フレーム31にコーン形状の振動板33が支持されており、フレーム31の後部に、振動板33を振動させる磁気駆動部34が設けられている。
スピーカ30は発音側である前部30aが自動車1の車内空間6に向けられ、発音側と逆側の背部30bが、ハウジング21の内部空間22に向けられている。スピーカ30の背部30bは、前部30aに与えられる音波と逆位相となる音圧を発生するが、この音圧は、ハウジング21の内部空間22から排気口13の内部を経て、中間空間7および車外空間8に逃げることができる。
ハウジング21には、連通穴27が開口している。ハウジング21は、前記連結穴24と前記取付け穴26および連通穴27の3箇所が開口し、それ以外に開口部が形成されてない。
前記連通穴27に連通管40が固定され、連通管40の内部に連通路41が形成されている。連通路41の内部開口端41aは車内空間6に向けて開口し、外部開口端41bは、ハウジング21の内部空間22に向けて開口している。
連通路41の外部開口端41bに通気規制部45が設けられている。図3と図4に示すように、外部開口端41bでは連通管40にフランジ部42が一体に形成されている。フランジ部42の外面42aに、通気規制部45を構成する可動弁46が取付けられている。
可動弁46は、支持部46aと、支持部46aから延びるシート部46bとを有している。支持部46aが、フランジ部42の外面42aに固定され、シート部46bが、連通路41の外部開口端41bに対向している。
シート部46bは、弾性と剛性を有し且つ通気性を有する素材で形成されている。例えば、シート部46bは、表裏に連通する通気孔が多数形成された発泡樹脂や発泡ゴム、不織布、多孔性の樹脂シートなどで形成されている。図4に示すように、シート部46bを薄い素材で形成するときは、凹凸加工(コルゲート加工)して弾性力と剛性を強化しておくことも可能である。
シート部46bは、弾性と剛性を有しているために、スピーカ30の振動板33の振動で発生する比較的周波数の高い音圧では動きにくいが、自動車1のドアが閉められたときのような、周波数がきわめて低い空気の流れには追従して動きやすい。したがって、ドアが閉められたときのように、車内空間6の空気の圧力が一時的に高まったときは、シート部46bがα方向へ開いて、車内空間6の空気を、連通路41を介して内部空間22からさらに中間空間7および車外空間8へ逃がしやすくなる。一方で、スピーカ30の振動板33の振動による音圧は連通路41を通過しにくい。特に、スピーカ30の背部30bから発生せられる音圧は、その空気圧によってシート部46bをフランジ部42に押し付けるように機能するために、連通路41の内部に移行しにくくなる。
したがって、スピーカ30の前部30aから車内空間6に向けて発せられる音圧が、背部30bから発せられる逆位相の音圧で相殺されにくくなる。
また、シート部46bが通気性の素材で形成されていると、可動弁46が閉じている状態であっても、車内空間6の汚れた空気が、連通路41を通り、シート部46bを透過して内部空間22から車外空間8へ排気されやすくなる。
図1ないし図4に示すスピーカ装置20の動作を説明する。
自動車1に予め取り付けられている車両ダクト10および蓋体16を外すことなく、車両の改造を最少限にして、内側パネル5の内側にスピーカ装置20を取り付けることができる。スピーカ装置20のハウジング21の連結部23を車両ダクト10に連結した時点で、押圧部25によって蓋体16が外側に押され、ハウジング21の内部空間22が、中間空間7および車外空間8に通じる。スピーカ装置20を取り外さない限り、蓋体16は開いたままである。
ハウジング21の内部空間22と車内空間6を連通している連通路41は、通常は可動弁46で閉じられているため、車外空間8の汚れた空気が、不用意に車内空間6に入り込むことがない。
スピーカ30の振動板33が振動すると、発音側であるスピーカ30の前部30aから車内空間6に向けて、空気の粗密が連続する音圧が与えられ、スピーカ30の背部30bから内部空間22に向けて、前部30aから発せられる音圧と位相が逆の音圧が与えられる。
通気規制部45を構成している可動弁46のシート部46bは、弾性と剛性を有し、所定の質量を有しているため、前記音圧のような比較的周波数の高い空気の流れには反応しにくい。また、内部空間22が正となる音圧は、シート部46bに対して連通路41を閉じる方向に作用する。これにより、スピーカ30の前後の互いに逆位相の音圧が互いに干渉しにくくなる。また、ハウジング21の内部空間22は排気口13から車外空間8に連通しているため、内部空間22の音圧が車外空間8に逃げやすく、内部空間22において、スピーカ30の振動板33の振動を抑制するエアーダンパーが発生しにくい。そのため、スピーカ30から車内空間6に向けて大きい音圧で音質の良好な音波が与えられる。
一方で、自動車1のドアが閉められるなどして、車内空間6の空気圧が一時的に高まると、シート部46bがこの圧力の増加に反応してα方向へ開かれる。よって、車内空間6の空気圧が連通路41を通過し、内部空間22から中間空間7を経て車外空間8に逃がされ、ドアが閉じられたときに、車内空間6の内部圧力が異常に高まるなどの不都合を防止できるようになる。
図5に示す第2の実施の形態のスピーカ装置20Aは、ハウジング21に固定された連通管40の内部に通気規制部45Aが設けられている。
この通気規制部45Aは、連通路41を内部で遮断する複数の可動弁47が設けられている。連通路41の断面が四角形の場合には、連通路41の対向する内面に固定された一対の可動弁47が連通路41の中心部に向けて延びている。連通路41の断面が円形の場合には、連通路41の内周面に固定された複数の可動弁47が、連通路41の断面の中心に向けて延びている。
可動弁47は、弾性と剛性を有する通規性の素材で形成されている。例えば、可動弁47は、連続する気泡を含む発泡樹脂や発泡ゴムなどで形成されている。可動弁47は、車内空間6からハウジング21の内部空間22に向かう方向(α方向)および、内部空間22から車内空間6に向かう方向(β方向)の両方向に向けて変形可能である。
連通路41に空気の流れが無いときは、可動弁47は自らの弾性力によって、連通路41を閉鎖する姿勢を維持している。
スピーカ30の振動板33が振動すると、車内空間6と内部空間22とで、位相が逆となる音圧が発生するが、この音圧の周波数すなわち空気の粗密の周波数は比較的高いため、弾性力を有し剛性を有する可動弁47が動きにくく、連通路41が閉鎖された状態に維持されやすい。したがって、位相が逆の音圧によって、車内空間6に与えられる音圧が抑制されるのを防止しやすくなる。
自動車1のドアを閉めると、車内空間6の内圧が一時的に高くなるが、その圧力変化の周波数は、スピーカが発生する音圧に比較して十分に低い。この場合、可動弁47は、図5において破線で示すようにα方向へ変形し、車内空間6の内圧が連通管41を経て内部空間22および車外空間8に排出される。また、可動弁47は通気性の素材で形成されているため、車内空間6と内部空間22との間での通気性を保つことができる。
図6に示す第3の実施の形態のスピーカ装置20Bは、連通管40の内部の連通路41に通気規制部45Bが設けられている。
通気規制部45Bは、消音構造であり、連通路41の内部が複数の区画空間48に分かれており、複数の区画空間48どうしをランダムに連通する通路49が形成されている。この通気規制部45Bは、連通路41の内部を通過する空気の経路が長くなり、さらに、それぞれの区画空間48がエアーダンパー効果を発揮する。
そのため、スピーカ30の振動板33で発生する比較的高い周波数の音圧は、通気規制部45Bを通過しづらく、一方において、ドアを閉めたときなどのように、車内空間6の圧力が比較的低い周波数で変化するときは、そのときの空気圧が、通気規制部45Bを通過しやすい。また、車内空間6の空気を内部空間22から車外空間8へ向けて常に排気させることも可能である。
図7は、本発明の第4の実施の形態のスピーカ装置120を示している。このスピーカ装置120は、図2に示す第1の実施の形態のスピーカ装置20と同じ構成部分に同じ符号を付して詳しい説明を省略している。
図7に示す実施の形態の自動車は、内側パネル5の開口部5aに車両ダクト110が取り付けられている。
この車両ダクト110は、排気口113に、スリット状の複数の通気孔114が形成され、それぞれの通気孔114を開閉する複数の蓋体116が設けられている。
スピーカ装置120のハウジング21の連結部23には、複数の押圧部125が設けられている。ハウジング21が車両ダクト110に連結されて取り付けられると、それぞれの押圧部125がスリット状の通気孔114に挿入され、それぞれの押圧部125によって、複数の蓋体116が個別に押されて開放される。
このとき、複数の押圧部125によって全ての蓋体116が押されて開放されてもよいし、図7に示すように、一部の蓋体116が押圧部125で押されて開放され、いくつかの蓋体116が閉鎖状態とされたままであってもよい。
1 自動車
2 外装板
5 内側パネル(隔壁)
5a 開口部
6 車内空間
7 中間空間
8 車外空間
10 車両ダクト
13 排気口
16 蓋体
20 スピーカ装置
21 ハウジング
22 内部空間
24 連結穴
25 押圧部
27 連通穴
30 スピーカ
31 フレーム
33 振動板
40 連通管
41 連通路
45,45A,45B 通気規制部
46,47 可動弁
48 区画空間
49 通路
110 車両ダクト
116 蓋体
125 押圧部

Claims (4)

  1. 自動車の排気口を有する隔壁の内側に取付けられるハウジングと、前記ハウジングに取り付けられたスピーカとを有するスピーカ装置において、
    前記ハウジングは内部空間を有し、前記スピーカは発音側が車内空間に向けられた状態で前記ハウジングに開口する取付け穴に取り付けられ、
    前記ハウジングには、前記排気口に設けられた蓋体を開放方向へ押圧して前記内部空間を車外空間に通じさせる押圧部と、前記車内空間と前記内部空間とを連通させる連通路が設けられており、
    前記連通路に、前記スピーカが動作したときに前記内部空間の音圧が車内空間に及ぶのを規制し、且つ車内空間の風圧を前記内部空間に通過させる通気規制部が設けられていることを特徴とする車載用のスピーカ装置。
  2. 前記通気規制部は、前記連通路を塞ぐ可動弁を有しており、前記可動弁は、弾性力によって前記連通路を閉鎖する姿勢に設定されている請求項1記載の車載用のスピーカ装置。
  3. 前記可動弁は、通気性素材で形成されている請求項2記載の車載用のスピーカ装置。
  4. 前記通気規制部は、前記連通路の内部に区画された複数の区画空間と、前記区画空間どうしを連通する通路とで構成されている請求項1記載の車載用のスピーカ装置。
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