JP5543484B2 - 歯インプラント - Google Patents

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Description

発明は、少なくとも、互いに接続される基部側インプラントパーツ及び末端側インプラントパーツを有して、二つのインプラントパーツが接続状態にあるとき接続部位が得られるようなマルチパーツ歯インプラントに関する。
このタイプの歯インプラントは、たとえばDE20 2005 015 074、DE299 24 510又はUS4,756,689から公知である。これらすべての引用例において、末端側インプラントパーツは、基部側インプラントパーツ及び、必要ならば、さらなるインプラントパーツを末端側インプラントパーツに取り付ける前にそれぞれの部位で顎の骨にねじ込むことができる人工歯根として働く。基部側インプラントパーツは通常、積み重ね部ステムとして働き、人工歯冠を担持する。多くの場合、末端側及び基部側インプラントパーツはシリンダねじによって互いに接続される。
DE195 09 118 A1が開示するインプラント構成は、顎骨に挿入可能なインプラントボディと、ボルト又は鋲のような保持要素の手段により取り外し可能にインプラントボディに固定される積み重ねボディとを備え、積み重ねボディ上にキャップ(41)又は冠交換材のようなものを配置し又は固定することが可能である。この構成によれば、インプラントの軸方向及び/又は矢状方向において積み重ねボディが弾性的に動くことができるように支持される。
末端側インプラントパーツと基部側インプラントパーツとの接続部位においては、造りに依存して、そこに細菌が侵入し、多少なりとも蓄積するおそれがあり、それが、たとえば炎症を招くという問題がある。
本発明の基礎にある目的は、接続部位の区域において既知の欠点が可能な限り回避されるように設計されているマルチパーツ歯インプラントを提供することである。
本発明によれば、冒頭で述べたタイプの歯インプラント(以下、単にインプラントと呼ぶ)であって、封止要素が環状かつ弾性であり、その完全アセンブル状態において、歯インプラントが、互いに対向する封止面、すなわち、基部側インプラントパーツの封止面及び末端側インプラントパーツの封止面の間に押し付けられて、封止要素が、歯インプラントの外側輪郭の一部を形成する外面部分を有し、二つの封止面が、歯インプラントの中央縦軸から外を向く方向に収束し、すなわち互いに接近し、完全にアセンブルされた歯インプラントのそれぞれの外側輪郭において、封止要素によって形成される面部分がそれぞれのインプラントパーツによって形成される面部分に隣接する場所で歯インプラントのそれぞれの外面に合流し、それらの外面が外を向く方向において互いに離れるように動く、すなわち散開する、歯インプラントによって目的が達成される。
好ましくは、少なくとも二つのインプラントパーツの一つは、弾性の環状封止要素のための外側封止座面を含み、この封止座面は、歯インプラントの中央縦軸に関して外側に位置する。前記封止座面は、周方向に延びるこの一つのインプラントパーツの少なくとも二つの面部分によって形成されるように設計されている。一つのインプラントパーツの前記二つの周面部分は、このインプラントパーツの縦断面に関してそれらの間に、外側に向かう半径方向において方向成分を持つ角度二等分線を有する角を包含し、封止座面が半径方向に関して外向きに開くようになっている。周方向に延びるインプラントパーツの二つの面部分は、他方のインプラントパーツに面する縦部分及び半径方向の両方において、二つのインプラントパーツの接続状態においてそれらによって包含される角により、環状封止要素を内側から担持又は支持するように設計されている。
他方のインプラントパーツは、二つのインプラントパーツの接続状態において封止要素を角の中に押し込むように配設され、設計された、周方向に延びる少なくとも一つの面部分を有する。
さらには、二つのインプラントパーツは、好ましくは、封止要素が、二つのインプラントパーツの接続状態において、歯インプラントの縦方向が基部側又は末端側インプラントパーツのそれぞれの面部分と隣接する歯インプラントの外側輪郭の面部分を形成するように設計されている。接続された歯インプラントの縦断面における一方又は他方のインプラントパーツの前記面部分それぞれは、それが、歯インプラントの外側輪郭の面部分を形成する封止要素の面部分に触れる場所に接線を有し、その結果、二つの接線が得られる。封止要素に隣接するインプラントパーツの二つの外面部分は、前記二つの接線が、それらの間に、インプラントに関して外向きに開く角を包含するように設計されている。
その結果、アセンブルされた歯インプラントの外側輪郭は、細菌が蓄積しうる凹み又は切れ目を含まない。むしろ、歯インプラントが完全にアセンブルされると、封止要素、より正確には封止要素の外面部分が露出する。
好ましくは、二つのインプラントパーツの接続状態において、弾性封止要素は、封止要素に近接する二つのインプラントパーツの少なくとも一方よりも大きな直径を有する。
二つのインプラントパーツは、二つのインプラントパーツの接続状態において当接し、又は突き合い、それにより、弾性封止要素の圧縮の程度を制限する、相互に対面する当接面を含むことがさらに好ましい。この場合、前記当接面は、封止要素によって閉じられる歯インプラントの外側輪郭内に位置する。
当接面は、好ましくは、それぞれ、歯インプラントの縦軸及び歯インプラントのそれぞれの横断面の両方に対して横向きの面に延び、したがって、縦アバットメント(接合部)及びねじれ防止として同時に働く。
当接面の好ましい設計のさらなる詳細は、同じ発明者によるWO2007/031562公報に見いだすことができる。特に、前記公報の図1〜12及びそれぞれの記載を参照されたい。
この公報によると、末端側インプラントパーツを形成する末端側部ステムは、円形断面の基本ジオメトリを有する内壁を有し、その基端に向かって開いた縦開口と、少なくともおおよそ当該ステムの縦方向に延び、ステムの基端に向かって開いたV字形凹みとを含むことが好ましい。基部側インプラントパーツを形成する積み重ね部ステムは、その末端に、末端側部ステムの縦開口が嵌り込む、円形断面の基本ジオメトリを有する外壁を有する縦突起を含む。
本発明にしたがって設計された封止要素のそれぞれの封止面は、それぞれのインプラントパーツの縦開口及び縦突起を包含する。
好ましくは、積み重ね部ステムの外壁は、その末端の区域に、末端側部ステムのV字形凹みに適合するV字形突起を含み、末端側部ステム及び積み重ね部ステムが互いに接続されると、末端側部ステムのV字形凹みの側面部分が積み重ね部ステムのV字形突起の側面部分と相互作用して、積み重ね部ステムのV字形突起がくさびのように末端側部ステムのV字形凹みに滑り込み、V字形突起の二つの側面とV字形凹みの二つの側面とが互いに接触し、そのようにして、末端側部ステムと積み重ね部ステムとの相対位置を軸方向及び回転方向に隙間なく固定するようになっている。互いに接触する側面は当接面として働き、所定の高さアバットメントを形成する。高さアバットメントは、インプラントパーツそのものの所定の幾何学形状によって表される。したがって、基部側インプラントパーツ(基部側部ステム)に対して上から作用する力は末端側インプラントパーツ(末端側部ステム)だけに伝達される。作用する力が前記高さアバットメントによって逸らされず、封止によって逸らされるならば、前記封止はその使用期間中に破壊されるであろう。
ここで、末端側部ステムの設計は、V字形突起なしでも積み重ね部ステムを受けることができ、端部で互いに接続されたステムが、互いに対して軸方向には正確に固定されるが、回転方向には固定されないという利点を提供する。これは、軸がブリッジを取り付けるように働く場合に特に有利である。その場合、ブリッジを受けるためのさらなる要素は不要である。アセンブリ中、担当医は、一つの相互接続された要素を患者の口腔内でインプラント固定具にねじ付けるだけでよい。
好ましくは、V字形突起又は凹みの側面は、それぞれ、インプラントの縦軸に対して垂直に延びる横断面に関して、半径方向外側に延び、したがって、周方向に対して垂直に延びる。その結果、インプラントがアセンブルされたのち、たとえばセラミック製の末端側部ステムの破裂を生じさせるおそれのある半径方向の力が互いに接触する側面によって伝達されることはない。
また、末端側部ステムがより延性の材料、たとえば金属、特にチタンでできているならば、側面は、上記の厳密な半径方向に関して傾斜することができ、積み重ね部ステム(すなわち基部側インプラントパーツ)のそれぞれの突起又は末端側部ステム(末端側インプラントパーツ)のそれぞれの凹みに対応する側面は互いに向かって外方向に延びるようになる。たとえば、側面は、半径方向に関して、ひいては周方向に関して45°傾斜することができる。したがって、側面は、回転方向に関しては求心効果を有さず、横方向に関して求心効果を有する。
積み重ね部ステムの外壁の基本ジオメトリは、有利には、少なくともV字形突起の区域において円錐形である。したがって、有利には、末端側部ステムの縦開口の内壁の基本ジオメトリもまた、少なくともV字形凹みの区域において円錐形である。
特定の用途の場合、特に末端側部ステムがセラミックス製である場合、積み重ね部ステムの外壁の基本ジオメトリ及び末端側部ステムの縦開口の内壁の基本ジオメトリが少なくともV字形凹みの区域において円柱形であることが有利であるかもしれない。
いずれの場合でも、積み重ね部ステムの外壁と末端側部ステムの内壁との間の嵌め合いは、好ましくは、少なくともV字形凹みの区域において隙間嵌めを有する。
そのうえ、末端側部ステム及び積み重ね部ステムの両方において、それぞれのステムの周囲に沿って均等に分布した好ましくは四つのV字形凹み又はV字形突起が設けられる。このようにして、末端側部ステムと積み重ね部ステムとの間の回転の方向において、四つの正確に画定された位置決めオプションが提供される。あるいはまた、より多数又は少数の、互いに一致する数の、好ましくはそれぞれのステムの周囲に沿って均等に分布した突起及び凹みを設けることも可能である。適当な数は、たとえば3、6又は8である。
また、広く開いたV字形(鈍角のV角)の突起を、末端側部ステム中の対応する凹みとともに設けることが有意であることもできる。
可能なV角(それぞれのV字形の開口角)は10°〜170°の角度である。自己求心的な実施態様の意味においては、V角が、V字形突起及び凹みの相互に対向する側面の区域における材料の対合の結果として生じるそれぞれの摩擦円錐の頂点角よりも小さいことが有利である。
封止体に適当な材料は、生体適合性プラスチック、特にエラストマー及びデュロマーである。また、天然ゴムとPTFEとの特に適当な混合物がこれらに入る。好ましくは、この混合物は、充填材としてすすを含有する。また、熱可塑性エラストマー及びエラストマー合金(たとえばポリオレフィン類の群のポリプロピレン)、熱可塑性材料(たとえばペルフルオロエラストマー(PTFE、FKM、FFKM、FFPM)及びポリエーテルエーテルケトン(PEEK))ならびにデュロプラスト(アミノ及びフェノールプラスチック)又はシリコーンを、封止体のための弾性プラスチックとして使用することもできる。
前記エラストマーのうち、基礎材料としてPTFEを含有し、充填材としてシリカを含有するFFKMが特に適している。そのようなエラストマーの黒化は、すすを使用して達成することができ、白化は、二酸化チタン又は硫酸バリウムを使用して達成することができる。シリカは単独ででも十分な白化を達成することができる。
また、特に適したものは、おおよそ、熱可塑性材料又はデュロマー、すなわち好ましくはPTFEで外側をコートされたエラストマーでできている封止体である。ここで、エラストマーは伸長状態を堅実に維持し、PTFEは耐口腔性であり、長期的に封止する。
もう一つの適当なコーティング材は、ダイマー、たとえばパリレンとも知られるジアプラキシリレンであり、これは、コートされる表面にプラズマコーティング法によって適用することができる。適当な層厚さは0.5μm〜50μmである。1μm〜5μm、たとえば3μmの層厚さが特に適当である。そのようなコーティング材の例示的な構造式を以下に示す。
Figure 0005543484
パリレンコーティング又はプラスチック材料(封止材料そのもの)の表面はさらに、同じくセラミック、二酸化ケイ素、リン酸カルシウム、炭素と組み合わされた金属、たとえばチタン又は銀のナノコーティングを施されてもよい。コーティングは、菌密性を提供すると同時に組織細胞に関して中性の挙動を提供する。
また、封止材料の成分が、ミクロ又はナノ粒子の形態の銀であってもよい。
コートされるそれぞれの面は、コーティングに関するその接着性を高めるために、好ましくは分極される。そのような表面の分極は、プラズマ法によって基本的に既知のやり方で実施することができる。
加えて、より良好な生体適合性を達成するためには、インプラント又はその構成パーツの表面、特に封止体の外向き面が分極されることが有利であるかもしれない。分極は、隣接組織、たとえば骨及び歯肉が、コーティングに関して拒絶挙動を示さないようにする。
おそらくは部分的にコートされた封止体に関して、コートされた面が鋭利な縁を有しないことが有意である。むしろ、封止体が変形したときコーティングが落屑することを防ぐため、すべてのコートされた縁は丸められるべきである。
封止体の弾性材料は、少なくとも5%、より好ましくは20%超、弾性的に伸縮又は圧縮可能であることが有利である。ある実施態様においては、例として、当接面によって事前に決まる、二つのインプラントパーツの相互に対面する面の間の間隔は250μmであり、シールは250μmの呼び寸法を有する。この場合、封止体は、アセンブリ後に50μmの圧縮(20%の圧縮)が起こるようにシールの呼び寸法(250μm)よりもたとえば50μm大きく作られるべきである。これらの値は、達成することが求められる理想的な寸法を代表している。シールの構造高さは、美観的理由のために、歯冠の構造高さを犠牲にすることのないよう、可能な限り小さくすべきである。特に、0.1mm〜3mmの寸法が呼び寸法として考慮される。寸法決定に関しては、シールが、咀嚼力の影響下でさえ、その弾性変形性の範囲内でしか変形せず、たとえば横荷重の場合、部分的領域において常に最小量だけ圧縮された状態でいることが非常に重要である。したがって、インプラントがアセンブルされるとき、封止体は必要な程度だけ圧縮されて、インプラント−アバットメント接続がすべての可能な状況下での封止の結着性を保証する。圧縮の程度は、材料及び材料の厚さに依存し、シールのためにより大きな構造高さを使用する場合、封止領域における動きを補償するために、材料の圧縮性はより小さいかもしれない。
熱が加えられた場合に膨張する封止体の場合、特に、20℃で75×10−6/Kを超える高い熱膨張係数を有するプラスチック材料が有利である。
好ましくは、インプラントの外面を形成する、封止体の少なくとも一つの外面は、先に記載したやり方で、金属又はセラミック層でコートされ、金属−パリレン又はセラミック層が、金属又はセラミック層で覆われているシール部品に細菌が浸透することを防ぐ。たとえばチタン粒子によるナノコーティングが特に適当である。封止面そのものは、生体適合性プラスチック材料から直接なることもできるし、上述のやり方でコートされることもできる。特に、おそらくは合金の成分の形態にあるチタン、銀又は金が金属層のための材料として考慮される。シールの全表面材料は耐口腔性かつ滅菌性であり、水を吸収しない、又はごくわずかな程度しか吸収しない。
弾性プラスチック材料の他に、封止体はまた、金属ばね又は別のプラスチック材料、たとえばPEEKの別個のプラスチックばね要素を含むこともできる。ばね要素は、たとえば、板ばね又は内向きに開いたU字形断面を有するリングの形態にあることができ、封止体のための永久的な弾性及び応力を保証する。特に、弾性プラスチック材料が少なくとも部分的にポリテトラフロオロエチレン(PTFE、Teflon)、ポリプロピレン(PP)又はポリエーテルエーテルケトン(PEEK)でできている封止体に関しては、金属ばねが有利であるかもしれない。
以下、実施態様及び図面を参照しながら本発明をさらに詳細に説明する。
2パーツ歯インプラントの第一の態様の断面図である。 図1aの一部分の拡大図である。 封止リングが圧密化されている2パーツ歯インプラントの第二の態様の断面図である。 図2aの歯インプラントの封止座面の一部分の拡大図である。 図2a及び2bの歯インプラントの部分断面斜視図である。 図2a及び2bの歯インプラントの部分断面斜視図である。 図2の2パーツ歯インプラント及びまだ圧縮されていない封止リングの縦断面図である。 図4aの一部分の拡大図である。 図4a及び4bの歯インプラントの断面斜視図である。 図4a及び4bの歯インプラントの断面斜視図である。 2パーツ歯インプラントの第三の態様の縦断面図である。 図6aの一部分の拡大図である。 本発明の完全にアセンブルされた2パーツ歯インプラントの外側斜視図である。 2パーツ歯インプラントの第四の態様の縦断面図である。 図8aの一部分の拡大図である。 2パーツ歯インプラントの第五の態様の封止座面の対応する縦断面の拡大図である。 2パーツ歯インプラントの第六の態様の縦断面図である。 図10aの封止座面の一部分の拡大図である。 本発明の2パーツ歯インプラントの第七の態様の縦断面図である。 封止座面を示すための、図11の一部分の拡大図である。 図11a及び11bの歯インプラントの部分断面斜視図である。 図11a及び11bの歯インプラントの部分断面斜視図である。 封止リングが圧密化されていない、図11及び12の2パーツ歯インプラントの図である。 封止リングが圧密化されていない、図11及び12の2パーツ歯インプラントの図である。 封止リングがまだ圧密化されていない、図11〜13の2パーツ歯インプラントの部分断面斜視図である。 封止リングがまだ圧密化されていない、図11〜13の2パーツ歯インプラントの部分断面斜視図である。 図11〜14の2パーツ歯インプラントをアセンブルする際の封止リングの段階的変形を示す図である。 図11〜14の2パーツ歯インプラントをアセンブルする際の封止リングの段階的変形を示す図である。 図11〜14の2パーツ歯インプラントをアセンブルする際の封止リングの段階的変形を示す図である。 図11〜14の2パーツ歯インプラントをアセンブルする際の封止リングの段階的変形を示す図である。 図11〜14の2パーツ歯インプラントをアセンブルする際の封止リングの段階的変形を示す図である。 起こり得ない状態を示す図である。 二つのインプラントパーツのアセンブリ中及びアセンブリ後の、図11〜15の2パーツ歯インプラントの外側輪郭を説明するための図である。 二つのインプラントパーツのアセンブリ中及びアセンブリ後の、図11〜15の2パーツ歯インプラントの外側輪郭を説明するための図である。 二つのインプラントパーツのアセンブリ中及びアセンブリ後の、図11〜15の2パーツ歯インプラントの外側輪郭を説明するための図である。 二つのインプラントパーツのアセンブリ中及びアセンブリ後の、図11〜15の2パーツ歯インプラントの外側輪郭を説明するための図である。 二つのインプラントパーツのアセンブリ中及びアセンブリ後の、図11〜15の2パーツ歯インプラントの外側輪郭を説明するための図である。 二つのインプラントパーツのアセンブリ中及びアセンブリ後の、図11〜15の2パーツ歯インプラントの外側輪郭を説明するための図である。
図1は、2パーツ歯インプラント10の第一の態様を示す。2パーツ歯インプラントは、歯インプラント10の人工歯根を形成し、そのために、歯根部ステムとも呼ばれる、末端側部ステムとも呼ばれる末端側インプラントパーツ12を含む。
そのうえ、歯インプラント10は、基部側部ステム又は積み重ね部ステムとも呼ばれる基部側インプラントパーツ14を含む。基部側インプラントパーツ14は、人工歯冠(図示せず)を受けるように働く。
図1aに見てとれるように、末端側インプラントパーツ12及び基部側インプラント14は、完全アセンブル状態において植込みボルト16によって互いに接続される。このために、末端側インプラントパーツ12中には、雌ねじを有する止まり穴18が設けられている。止まり穴18は、末端側インプラントパーツ12の中央縦軸に沿って延びる。
基部側インプラントパーツ14中には、基部側インプラントパーツ14の縦軸に沿って段付きの縦孔20が設けられている。段付きの縦孔20は、その基端がその末端よりも大きな直径を有し、その結果、基部側インプラントパーツ14の中央縦孔20の内部輪郭に段ができている。この段22において、植込みボルト16のヘッド24のカラーが支持されて、末端側インプラントパーツ12及び基部側インプラントパーツ14を、植込みボルトを援用する既知のやり方で互いに接続することができるようになっている。
末端側インプラントパーツ12中の中央止まり穴18の基端は、末端側インプラントパーツ12中の拡大した内径を有する縦開口と隣接している。拡大した直径を有する前記縦開口は、基部側インプラントパーツ14の末端部分26を受けるように働く。歯インプラント10が完全にアセンブルされたとき、基部側インプラントパーツ14の末端縦部分26の当接面28が、末端側インプラントパーツ12中の拡大直径を有する縦開口の床面30と当接するか又は突き合う。したがって、この床面30は、植込みボルト16のねじ込みによって実施されるアセンブリ中、末端側インプラントパーツと基部側インプラントパーツ14との接近のための縦アバットメントを形成する。
前記縦アバットメントは、事実上、完全にアセンブルされた歯インプラント10の内側に位置するということに注目しなければならない。完全にアセンブルされた歯インプラント10の外側輪郭は、封止体とも呼ばれる封止要素32により、末端側インプラントパーツ12の外側輪郭と基部側インプラントパーツ14の外側輪郭との間で架け渡しされている。封止要素32は、円形断面を有するOリングの形態を有する。円形断面の代わりに、封止要素32は、楕円形断面を有することもできる。
封止要素32は、図1a及び1bに示すような歯インプラント10のアセンブル状態において、制限的に圧縮され、対応する形状の断面を有するようになる。そのような変形を許すために、封止要素32は全体的又は部分的に弾性材料でできている。
封止要素32の圧縮及び変形は、一方では末端側インプラントパーツ12中の基部縦開口の床面及び他方では基部側インプラントパーツ14の末端縦部分の端面28によって形成される縦アバットメントによって制限される。これは、アセンブルされた歯インプラント10が、曲げ荷重の下、アセンブルされた歯インプラント10の外側輪郭中に穴又は切れ目を形成させることなく弾性的に変形することを可能にする。そのような曲げ荷重の場合、荷重は歯インプラント10の片側で封止要素32に加わり、封止要素32はさらに圧縮されるが、歯インプラント10の反対側の外側においては荷重は軽減され、封止要素は、その事前に圧縮された状態のため、弾性的に拡張することができる。このようにして、2パーツ歯インプラント10の外側輪郭の区域に切れ目が形成することを確実に防止する。
そのうえ、先に述べたことは、以下に説明する本発明の2パーツ歯インプラントのすべての態様に当てはまるため、以下に説明する態様に関してこの説明を繰り返す必要はなく、以下に説明する態様を示す図面は、図1〜3の2パーツ歯インプラントの第一の態様に使用したものと同じ参照符号を使用する。
この図及び後続の図に示す2パーツ歯インプラントの様々な態様は、それぞれの封止要素32のためのそれぞれの封止座面の実際の設計に関して異なる。
以下に説明するすべての態様に共通の特徴は、それぞれの封止座面が、インプラントの周方向に延びる少なくとも二つのそれぞれの面部分によって形成され、これらの面部分が、それらの間に、インプラントが完全にアセンブルされたときそれぞれの他方のインプラントパーツの周縁又は周面部分によってそれぞれの封止要素が押し込まれる角を包含するということである。
封止要素及びそれぞれの封止座面を形成する周面部分は、完全にアセンブルされたとき封止要素がインプラントの外側輪郭の一部を形成するように、それぞれ寸法決定され互いに適合される。完全にアセンブルされたインプラントの封止要素に隣接するそれぞれの外側輪郭は、半径方向外側を向く方向に関しては互いに離れるように動く歯インプラントの外面によって形成される。基部側インプラントパーツ及び末端側インプラントパーツは、互いから離れるように動くこれらの外面の一方をそれぞれ形成する。
以下さらに詳細に説明する本発明の歯インプラントの様々な態様は、それぞれの封止座面の実際の設計において異なる。すべての態様において、完全にアセンブルされた歯インプラントに関し、封止面が半径方向外側方向で互いに接近し、それぞれの封止要素32がこれらの面の間で押し付けられるように設計されている。以下、基部側封止面40とも呼ばれる封止面の一方は基部側インプラントパーツ14によって形成され、二つの封止面の反対側は、以下、末端側封止面42とも呼ばれ、末端側インプラントパーツ12によって形成される。そのうえ、封止座面は支持面42によって画定され、この支持面は、図示する実施態様においては、基部側インプラントパーツ14の一部をも形成する。基部側封止面40及び末端側封止面42は、それぞれ、半径方向外側を向く方向に関して互いに離れるように動く基部側外面46及び末端側外面48に合流する。このようにして、基部側インプラントパーツ14と末端側インプラントパーツ12との間の接続部位において、たとえば細菌が蓄積するおそれのあるガセットが形成されないことが保証される。
すでに述べたように、以下さらに詳細に説明する態様は、それぞれの基部側封止面40、それぞれの末端側封止面42及びそれぞれの支持面44によって形成される封止座面が異なるふうに設計されるという点において異なる。図1の実施態様において、基部側封止面40は、歯インプラント10の縦軸に対して垂直な面に延びるが、支持面44は、基部側封止面40に直接隣接し、円柱形の外面の形態を有する。末端側インプラントパーツ12の端面の一部によって形成される末端側封止面42は、仮想円錐が2パーツ歯インプラント10の縦軸と一致する縦軸又は対称軸を有する円錐内面の一部分の形態を有する。このようにして、基部側封止面40、末端側封止面42及び支持面44は、それらの間にガセットを包含し、このガセットの中に、2パーツ歯インプラントのアセンブル状態において圧縮された封止要素32が確実に押し込まれる。本発明によれば、基部側封止面40、末端側封止面42及び支持面44によって包含されるガセットは、歯インプラントのアセンブル状態で外向きに開き、そのため、完全にアセンブルされた歯インプラント10の外側輪郭は、圧縮(圧密化)された封止要素32の外面によって架け渡される。
図2〜5に示す2パーツ歯インプラントの第二の態様は、支持面44が、基部側インプラントパーツ14の末端部分26の残りの外側輪郭に滑らかに合流するのではなく、この残りの外側輪郭に関してより小さな直径を有して、ある種の半径方向の溝を形成し、その中に封止要素32が挿入されるという点においてのみ、図1に示す第一の態様と異なる。他に関しては、歯インプラントの第二の態様は、歯インプラントの第一の態様と本質的に同一である。図2、3a及び3bは、それぞれ、2パーツ歯インプラントの第二の態様の完全アセンブル状態を、それぞれ圧縮され、圧密化された封止要素32とともに示し、図4a、4b、5a及び5bは、基部側インプラントパーツ14の末端縦部分の端面28が、末端側インプラントパーツ12中の拡大した直径を有する縦開口のそれぞれの床面30にまだ当接しておらず、基部側インプラントパーツ14と末端側インプラントパーツ12との間で縦又は高さアバットメントがまだ有効になっていない、2パーツ歯インプラントの第二の態様の状態を示す。言い換えるならば、図4及び5において、基部側インプラントパーツ14及び末端側インプラントパーツ12はまだ完全にはアセンブルされていない。むしろ、これらの図は、封止要素32がまだ圧縮されていない、ひいては、まだ非圧密化状態にある状態を示す。
図6に示す2パーツ歯インプラントの第三の態様は、図6から見てとれるように、末端側封止面42が比較的小さな面を有するように形成されている点において、図2に示す第二の態様とは異なる。これは、末端側インプラントパーツ12の基端の区域におけるそれぞれの凹み50による。
最後に、図7は、2パーツ歯インプラントの完全アセンブル状態にある封止要素32が、その外側輪郭の一部を形成し、2パーツ歯インプラントの半径方向外側を向く方向において互いに離れるように動く二つの外面46及び48の間に配設されることによる、本発明の態様を示す。結論としては、基部側インプラントパーツ14(積み重ね)と末端側インプラントパーツ12(インプラントとも呼ばれる)との間に片寄り(オフセット)が存在する。見てとれるように、基部側インプラントパーツ14は、基部側インプラントパーツと末端側インプラントパーツとの間の接続区域において、末端側インプラントパーツ12よりも小さな直径を有する。あるいはまた、基部側インプラントパーツ14及び末端側インプラントパーツ12は、インプラントパーツ間の接続区域において、基部側インプラントパーツ14が末端側インプラントパーツ12よりも大きな直径を有するように設計されることもできる。この態様は図示されていない。
最後に、図8は、基部側封止面40及び支持面44が第一の態様と同様に設計されている2パーツ歯インプラントの第四の態様を示す。しかし、前記態様とは対照的に、末端側封止面42は、円柱形の内面の形態を有さず、基部方向及び内向き方向に横向きに開く中空の溝の形態を有する。中空の溝は末端側封止面42を形成すると同時に、封止リングを受けるための空間を形成する。中空の溝は凹形に設計されている。
最後に、図9は、いくつかの点において図2〜5に示す歯インプラントの2パーツ態様に非常に類似している2パーツ歯インプラントの第五の態様を示す。その態様との本質的な違いは、基部側インプラントパーツ14の末端縦部分26が円柱形ではなく、末端方向に円錐形に先細りするように設計されていることである。歯インプラントの第五の態様の支持面44は、外向きに開き、封止要素32を受けるように働く周溝の床面によって形成されているが、円柱筒状部の形態を有さず、円錐面部の形態を有する。あるいはまた、基部側封止面40及び支持面44を形成する環状の溝はまた、支持面44が円柱筒状部の形態を有し、基部側封止面40が歯インプラントの縦軸に対して垂直な面に位置するように設計されることもできる。
図9及び10の第五の実施態様の特徴は、基部側インプラントパーツ14の末端縦部分26の円錐面60及び、内側が同じく円錐形に設計されている、インプラントパーツ14の対応する反対側内面42により、前記円錐面そのものが、封止要素32の圧縮を制限する縦アバットメントを形成するということである。
最後に、図11〜14は、特に基部側封止面40が縦断面において横向きに延び、末端側封止面42と同様に、中空円錐の内面の縦部分の形態を有して、台形の封止座面が形成されるという点において第二の実施態様とは異なる2パーツ歯インプラントの第七の実施態様を示す。図11a及び11bならびに12a及び12bは、それぞれ、封止要素32が圧縮、圧密化された完全アセンブル状態にある2パーツ歯インプラントの異なる図を示す。図14a及び14bは、基部インプラントパーツ14及び末端インプラントパーツ12がまだ完全にはアセンブルされておらず、対向する当接面がまだ突き合っていない状態にある2パーツ歯インプラントの第七の実施態様の詳細を示す。封止要素32はまだ非圧縮状態にある。
図15a〜15fは、基端側インプラントパーツ14の末端縦部分26の端面28と、末端側インプラントパーツ12中の拡大した直径を有する縦開口の床面30との間の縦又は高さアバットメントの有効性をそれぞれ説明する。図15a〜15dは、両インプラントパーツがアセンブルされ両方の面が突き合うまで封止要素32がさらに圧縮されるように前記対向面が互いに接近する方法を段階的に示しており、2パーツ歯インプラントが完全にアセンブルされた最終状態が図15eに示される。
最後に、図15fは、端面28及び床面30が、図15fに仮想的に示すものとは異なり、互いに貫入することができないことから、2パーツ歯インプラントには起こり得ない状態を示している。また、床面30中の端面28によって形成される縦アバットメントのため、特に図15から見てとれるように、封止要素32が限られた程度にしか圧縮されず、歯インプラントの外側輪郭の一部を常に形成するということが保証される。
図16もまた、アセンブリ中に二つのインプラントパーツが図16dに示す状態に到達するまで互いに接近する方法を段階的に示している。図16e及び16fの詳細は、基部側インプラントパーツと末端側インプラントパーツとの間の接続部位の区域における完全にアセンブルされた2パーツ歯インプラントの考えられる外側輪郭の変化を説明する。特に、図16e及び16fの詳細は、封止要素32の外面が、隣接する基端側及び末端側インプラントパーツの外面に関してごくわずか後方に片寄り、そのため、歯磨きの際にも届かない、又は細菌が永久的に収容されうる切れ目又はガセットを形成しないことを示している。

Claims (7)

  1. 互いに接続される少なくとも基部側インプラントパーツ(14)及び末端側インプラントパーツ(12)を有して、二つのインプラントパーツ(12、14)が接続状態にあるとき接続部分が得られ、この接続部分に環状封止要素(32)が配設され、この環状封止要素が、歯インプラントの完全アセンブル状態において、相互に対向する封止面(40、42)、すなわち、基部側インプラントパーツ(14)の封止面(40)及び末端側インプラントパーツ(12)の封止面(42)の間に押し付けられて、封止要素(32)が、歯インプラントの外側輪郭の一部を形成する外面部分を有するマルチパーツ歯インプラントであって、
    二つの封止面(40、42)の間が、歯インプラントの中央縦軸から外側を向く方向において狭まるように形成され
    全にアセンブルされた歯インプラントの外側輪郭において、封止要素(32)によって形成される面部分と、隣接するそれぞれのインプラントパーツ(12、14)によって形成される面部分(48、46)との境界部で、二つの封止面(42、40)が、歯インプラントのそれぞれの外面部分(48、46)に繋がり、その外面部分(48、46)が外側を向く方向において互いに離れるように延び
    両方のインプラントパーツが、それぞれの他方のインプラントパーツに対面する当接面(28、30)を有し、この当接面が、歯インプラントが完全にアセンブルされたとき当接、歯インプラント接続状態における封止要素(32)の圧縮の程度を決定する、
    ことを特徴とするマルチパーツ歯インプラント。
  2. 中央縦軸に関して、一方のインプラントパーツ(14)が、封止要素(32)のための外側封止座面を有し、この封止座面が、前記インプラントパーツ(14)の周方向に延びる少なくとも二つの面部分(40、44)によって形成され、
    前記インプラントパーツ(14)の縦断面に関して、前記封止座面が半径方向で外向きに開口するように、前記外側封止座面を形成する二つの面部分(40、44)の間に外側に向かう半径方向に方向成分を持つ角度二等分線を有する角を包含しており、
    二つのインプラントパーツ(12、14)の接続状態において、縦方向では他方のインプラントパーツ(12)に対面し、半径方向では、前記角により、環状封止要素(32)を内側から担持又は支持し、
    前記他方のインプラントパーツ(12)が、周方向に延びる面部分(42)を有し、この面部分が、二つのインプラントパーツ(12、14)の接続状態において、封止要素(32)を前記角の中に押し込み、
    封止要素(32)の面部分が、接続状態における歯インプラントの外側輪郭の一部を形成し、
    封止要素(32)の露出面部分が、外側から自由にアクセス可能であって完全にアセンブルされた歯インプラントの表面輪郭の一部を形成するように、封止要素(32)に隣接するインプラントパーツ(12、14)の前記外面部分が設計されている、請求項1記載のマルチパーツ歯インプラント。
  3. 歯インプラントの縦方向における封止要素(32)の露出面部分において、基部側(14)及び末端側(12)インプラントパーツのそれぞれの面部分がそれぞれに隣接し、
    接続された歯インプラントの縦断面において、一方又は他方のインプラントパーツ(12、14)の前記面部分それぞれが、歯インプラントの外側輪郭を形成する封止要素(32)の面部分との境界部において接線を有して、その結果、二つの接線が得られ、
    前記二つの接線が、それらの間にインプラントに関して外向きに開く角を包含するように、封止要素(32)に隣接するインプラントパーツ(12、14)の二つの外面部分が設計されている、請求項2記載のマルチパーツ歯インプラント。
  4. 歯インプラントの外側輪郭を形成する封止要素(32)の面部分の最大直径が、隣接するインプラントパーツ(14)によって形成される外面部分(46)の直径に一致する又はそれを超える、請求項1〜3のいずれか1項記載のインプラント。
  5. 当接面が、インプラントパーツ(12、14)の縦面及び横断面の両方に関して横向きに延びる、請求項1〜4のいずれか1項記載のインプラント。
  6. 圧縮解除状態における封止要素(32)が円形Oリングであり、円形断面を有する、請求項1〜5のいずれか1項記載のインプラント。
  7. 封止要素(32)が円形Oリングとして設計され、少なくとも楕円形断面を含む細長い断面有する、請求項1〜5のいずれか1項記載のインプラント。
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