JP6659923B2 - シンキングおよび着脱可能な弾性結合インプラントシステム - Google Patents

シンキングおよび着脱可能な弾性結合インプラントシステム Download PDF

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Description

本発明は、簡単に着脱することができるインプラント - アバットメント装置に関するもので、特に、フィクスチャーにアバットメントが結合された状態での位置を維持することができ、フィクスチャーにアバットメントを着脱可能に結合することができるように構造を改善した簡単に着脱することができるインプラント - アバットメント装置に関するものである。
最近では、損失歯ないし喪失歯を交換するインプラント手術が普遍化されている。これらのインプラント手術方法は、通常、歯槽骨にドリリング(drilling)を形成した後、フィクスチャーを固定し、各種アバットメントをフィクスチャーと固定して、最終的に補綴物をアバットメントに固定させる一連のプロセスである。
このようにアバットメントをフィクスチャーに固定させるために、現在広く適用される方法として、第一に、ネジなどを利用して固定させる締結タイプ、第二に、アバットメントとフィクスチャーを一定の角度範囲で相互に結合される摩擦力を利用して結合するロッキングタイプ(locking type)などに区分される。
まず、最初の「締結(あるいはネジ)タイプ」では、一般的にアバットメントとフィクスチャーが分離されている2ピースの形で具備され、利便性を提供しているが、結合部位付近で細菌が繁殖したりネジなどの結合手段が外れるまたは破損されるなどの恐れがある。これを防止するために、最近ではフィクスチャーとアバットメントの一体型インプラントが出たりもするが、どうしても長すぎて手術するのが不便で、ユーザーが必要とする様々な直径、長さと角度に対応して製作することも難しいという問題があり、使用が多少限定的である。
次に、第二の「ロッキングタイプ」は、ネジを使用しない方法でテーパー形状の組み合わせが非常に高い結合力を維持することができる、例えば、船舶の推進力を発生させるプロペラエンジンの推進軸に結合するコールドウェルディング(cold welding )原理を適用したロッキングテーパー(locking taper)方式である。この方法は、内部のネジがないのでネジの緩み、折れなどの心配がなく、フィクスチャーとアバットメントが精密に結合しなければアバットメントが外れてしまうため、アバットメントとフィクスチャーの間に細菌が挟まり繁殖することを防止するというなどの利点を持つ。しかし、この方式は、一度精密に結合されると、フィクスチャーとアバットメントを分離することはほぼ不可能であるという問題点を有している。
一方、インプラント手術後もインプラント補綴は維持管理のために着脱を行う必要があり、着脱可能(retrievability)を備えることが望ましい。つまり、手術者が望むときインプラント補綴および/またはアバットメントをフィクスチャーから分離も可能で、通常の場合には、結合された状態を堅固に維持しなければならない。また、インプラント手術後かみ合う歯との咬合力によって微細に(例えば、数μmから数十μm)アバットメントがフィクスチャーに対して沈むシンキング(sinking)が行われることがある。
これらの必要性によってシンキングが可能でありながら分離ないし着脱が容易な仮称「弾性(結合)型」が提案されている。つまり、通常の結合状態では、フィクスチャーに対するアバットメントの目標結合力を維持することができながら目標結合力以上の外力を加えるとアバットメントとフィクスチャーが容易に分離もすることができることが望ましい。
このような従来の技術の一例が特許文献1に開示されている。しかし、これら従来の技術は、補綴物とアバットメントの間に弾性体が存在しており、比較的強度が弱い補綴物の移動や動きにより、補綴物が簡単に破損したり、補綴物の固定が容易でないことがあるという問題点を有している。
特許文献2は、アバットメントの下端部にスプリングの弾性部ないし締結突起を備えているが、アバットメントとフィクスチャーの間の隙間に異物や細菌などが浸透するおそれがあり、構造が複雑である問題点を有している。
特許文献3は、アバットメントの上側が弾性変形が可能な構造や、フィクスチャーとアバットメントがねじ結合される点、弾性変形が可能な構造が非常に複雑で部品が多い点などの欠点を有している。
韓国公開特許公報第10−2014−0130773号(2014. 11. 12.公開) 韓国公開特許公報10−2015−0072363号(2015.06.26公開) 韓国登録特許公報第10−1386560号(2014.04.17広告)
本発明の目的は、フィクスチャーと結合された状態を安定的に維持することができながら、歯のかみ合う咬合力によって一定の外力以下でより沈んだ状態でも結合された状態を維持することができながら、簡単に着脱することができるインプラント - アバットメント装置を提供することである。
また、本発明の他の目的は、必要に応じてフィクスチャーとアバットメントが結合を維持することができる目標結合力以上の外力を加えると、アバットメントがフィクスチャーから分離が可能であり簡単に着脱することができるインプラント - アバットメント装置を提供することである。
また、本発明の他の目的は、構造が簡単で部品を削減することができ、経済性を向上することが可能な、簡単に着脱することができるインプラント - アバットメント装置を提供することである。
また、本発明の他の目的は、インプラント補綴物の交換作業を容易にすることができ、患者および/または手術者の利便性と信頼性を向上することが可能な、簡単に着脱することができるインプラント - アバットメント装置を提供することである。
また、本発明の目的は、結合された状態を、そのまま維持してフィクスチャーとアバットメントの間の緩衝等による流動が発生しなく、流動による隙間に病原菌、ウイルスなどにより汚染されて炎症などを発生させることを防ぐことができ、簡単に着脱することができるインプラント - アバットメント装置を提供することである。
本発明の目的は、歯槽骨に結合され、内側にテーパー形状の雌テーパー部を含むフィクスチャーと;一側は前記雌テーパー部とかみ合って結合可能に前記雌テーパー部に対応した形状を有する雄テーパー部を含み、他側は補綴物が結合されるアバットメントと;前記アバットメントが、前記フィクスチャーに結合された状態を維持して歯槽骨から離れることを抑制するロッキング位置とかみ合う歯の咬合力によって歯槽骨に向かって移動して、沈む位置であるシンキング(sinking)位置の間を移動可能に前記雌テーパー部と、前記雄テーパー部との間に設けられた弾性部;とを含むことを特徴とする弾性結合型アバットメント装置によって達成される。
また、前記弾性部は、前記フィクスチャーに前記アバットメントが結合される過程で、弾性変形ができるよう設けられた弾性部材と;前記弾性部材が、前記雌テーパー部および前記雄テーパー部のいずれかに弾性変形結合が可能に形成された弾性部材結合溝と;前記弾性部材が前記ロッキング位置と前記シンキング位置の間を移動可能にした前記雌テーパー部および前記雄テーパー部の他の一つに形成された変形部材の溝;とを含むことが望ましい。
また、弾性部材は、リング形状を含むことが望ましい。
また、前記フィクスチャーに対して前記アバットメントが結合された状態で回転の抑制が可能な前記雌テーパー部および前記雄テーパー部の領域又は前記雌テーパー部および前記雄テーパー部の領域から延長された領域に設けられた回転防止部を含むことが望ましい。
一方、本発明の目的は、歯槽骨に結合され、内側にテーパー形状の雌テーパー部を含むフィクスチャーと;一側は前記雌テーパー部とかみ合って結合可能に前記雌テーパー部に対応した形状を有するできる雄テーパー部を含み、他側は補綴物が結合されるアバットメントと;前記フィクスチャーに対して前記アバットメントが結合された状態で回転の抑制が可能な前記雌テーパー部および前記雄テーパー部の領域又は前記雌テーパー部および前記雄テーパー部の領域から延長された領域に設けられた回転防止部と;前記アバットメントが、前記フィクスチャーに結合された状態を維持して歯槽骨から離れることを防止するロッキング位置とかみ合う歯の咬合力によって歯槽骨に向かって移動して、沈む位置であるシンキング(sinking)位置の間を移動可能に前記回転防止部に設けられた弾性部;とを含むことを特徴とする弾性結合型アバットメント装置によっても達成される。
一方、本発明の目的は、歯槽骨に結合されるフィクスチャーと前記フィクスチャーに結合されるアバットメントを有するアバットメント装置において、前記フィクスチャーおよび前記アバットメントは、それぞれ結合部(coupling part)と係止部(latching part)で相互に接触され結合され、前記結合部又は前記詰まり部に対して弾性変形が可能に結合され、前記フィクスチャーに対して前記アバットメントが移動することを抑制して結合された状態を維持させることができるように用意された弾性部;を含むことを特徴とするアバットメント装置によっても達成される。
また、前記係止部および前記結合部と接触する領域がテーパー形状を含み、前記アバットメントが、前記フィクスチャーにより密着される力が加わると、前記弾性部はさらに押し出され沈んだシンキング状態を維持可能に設けられたものが望ましい。
また、前記弾性部は、弾性変形が可能な弾性部材を含み、前記弾性部材は、前記アバットメントに垂直に作用する力によって、前記弾性部材は、垂直方向に弾性変形されず、水平方向に弾性変形することが望ましい。
また、前記弾性部材は、リング形状のスプリング(coil spring)を含むことが望ましい。
また、前記弾性部材は、リング形状の一部が切断されて弾性変形が可能な形状(「C」形状)を含むことが望ましい。
また、前記弾性部材の断面は、円形、楕円形、涙滴状または非定型の丸い形状を含むことが望ましい。
また、前記アバットメントが、前記フィクスチャーに結合される形式は、サブマージドタイプ(submerged type)、インターナルサブマージドタイプ(internal submerged type)、エクスターナル・タイプ(external type)を含むことが望ましい。
また一方で、本発明の目的は、歯槽骨に結合されるフィクスチャーと前記フィクスチャーに結合されるアバットメントを有するアバットメント装置において、前記フィクスチャーおよび前記アバットメントは、それぞれ結合部と係止部で相互接触されて結合され、前記結合部又は前記詰まり部に対して弾性変形が可能に結合され、前記フィクスチャーに対して前記アバットメントが移動することを抑制して結合された状態を維持させることができるように用意された弾性部;を含み、前記弾性部は、弾性変形が可能に設けられた前記の結合部および前記詰まり部に結合されるリング形状のコイルスプリングを含むことを特徴とするアバットメント装置によっても達成される。
また一方で、本発明の目的は、歯槽骨に結合されるフィクスチャーと前記フィクスチャーに結合されるアバットメントを有するアバットメント装置において、前記フィクスチャーおよび前記アバットメントは、それぞれ結合部と係止部で相互に接触され結合され、前記結合部又は前記詰まり部に対して弾性変形が可能に結合され、前記フィクスチャーに対して前記アバットメントが移動することを抑制して結合された状態を維持させることができるように用意された弾性部;を含むことを特徴とするが、前記弾性部は、前記結合部および前記係止部のいずれかに弾性変形が可能に結合された板バネと、複数設けられ、前記板バネの円周上に着脱可能に前記結合部および前記詰まり部に結合されるボールを含む位置の維持手段を含むことを特徴とするアバットメント装置によっても達成される。
本発明によると、フィクスチャーと結合された状態を安定的に維持することができながら、歯のかみ合う咬合力によって一定の外力以下で若干の移動が可能でき、必要に応じてフィクスチャーとアバットメントが結合を維持することを目標結合力以上の外力を加えると、アバットメントがフィクスチャーから分離が可能な簡単に着脱することができるインプラント - アバットメント装置を提供することができる。
また、構造が簡単で部品を削減することができ、経済性を向上することができながら、インプラント補綴物の交換作業を容易にすることができて、患者および/または手術者の利便性と信頼性を向上することができる、簡単に着脱することができるインプラント - アバットメント装置を提供することができる。
また、結合された状態を、そのまま維持してフィクスチャーとアバットメントの間の緩衝等による流動が発生しないため、流動による隙間に病原菌、ウイルスなどによって汚染されて炎症などを発生させることを防ぐことができるインプラント - アバットメント装置を提供することができる。
本発明の<第1の実施例>によるアバットメント装置を含むインプラントの断面図 図1の要部部位の分離断面図 本発明の実施形態に係るアバットメント装置の結合過程を説明するための概略図 本発明の実施形態に係るアバットメント装置の結合過程を説明するための概略図 アバットメント装置の結合位置とシンキング位置を説明するための概略図 アバットメント装置が分離される過程を説明するための概略図 アバットメント装置が分離される過程を説明するための概略図 本発明の<第2の実施例>を示す断面図 本発明の<第3の実施例>を示す断面図 本発明の<第4の実施例>によるアバットメント装置を含むインプラントの断面図 図6の要部部位の分離断面図 本発明の実施形態に係るインプラント装置の結合過程を説明するための断面図 インプラント装置の結合位置を説明するための断面図 インプラント装置が分離される過程を説明するための概略断面図 インプラント装置が分離される過程を説明するための概略断面図 本発明の<第5の実施例>を示す断面図 本発明の<第6の実施例>を示す断面図 アバットメント装置の<第7の実施例>を示した断面図 アバットメント装置の<第7の実施例>を示した断面図 アバットメント装置の<第8の実施例>を示した断面図 本発明の「第9の実施例>を説明するための結合前と結合後を比較した断面図 本発明の「第9の実施例>を説明するための結合前と結合後を比較した断面図 本発明の<第10の実施例>を説明するための断面図と要部の斜視図 本発明の<第10の実施例>を説明するための断面図と要部の斜視図 図14aおよび図14bの他の実施例を説明するための断面図
本発明の一実施例に係る簡単に着脱できるインプラント - アバットメント装置100(以下では「インプラント装置」とする)について以下の図1ないし図15を参照して、具体的に説明すると、次のようである。
<第1の実施例>
インプラント装置100を含むインプラントは、図1に示すように、歯槽骨10に結合され、内側にテーパー形状の雌テーパー部113を含むフィクスチャー110と、歯槽骨10の上側に、外部に露出された歯茎50ないし歯肉と、フィクスチャー110に結合されるアバットメント130と、アバットメント130に結合されて外観を形成してかみ合う歯と咬合される補綴物30ないしクラウンを含む。
アバットメント130の一側は、前記雌テーパー部113と噛み合って結合可能に前記雌テーパー部113に対応した形状を有する雄テーパー部133を含み、他側は補綴物30が結合される。
弾性部150は、前記アバットメント130が前記フィクスチャー110に結合された状態を維持して歯槽骨10から離れることを抑制するロッキング位置(図3c参照)と噛み合う歯の咬合力の作用によってアバットメント130が歯槽骨10に向かって移動して、沈む位置であるシンキング(sinking)位置(図3cの下側の矢印表示を参照)との間を移動可能に前記雌テーパー部113と、前記雄テーパー部133との間に形成されている。
前記弾性部150は、前記フィクスチャー110に前記アバットメント130が結合される過程で、弾性変形が可能に設けられた弾性部材153と;前記弾性部材153が前記雌テーパー部113および前記雄テーパー部133のいずれかに弾性変形結合可能に形成された弾性部材結合溝155と;前記弾性部材153が前記ロッキング位置と前記シンキング位置の間を移動可能に前記雌テーパー部113および前記雄テーパー部133の他の一つに形成された弾性部材溝157を備えることが望ましい。
以下で示した図1ないし図3cは、本発明の一実施例としてロッキング位置で弾性部材153がフィクスチャー110に結合され、弾性部材結合溝155は、アバットメント130に形成されてあり、弾性部材溝157は、フィクスチャー110に形成されていることを示した図である。
弾性部材153は、一例として図2に示すように、断面が円形であるリングないしリング形状に設けられリング状の円柱が続いてなく一部が切断された形状として備えられたものが好ましく、結合位置でフィクスチャー110の弾性部材溝157に密着することができる弾性力を備えたことが望ましい。弾性部材153の断面の形状は、必要に応じて円形ではなく、楕円形などの多様な形状を含むことができ、弾性部材153の材質は、一例として、形成記憶合金を含むことができ、人体に害を与えていない許可された材質やこれらの材質でコーティングすることもできる。
弾性部材結合溝155は、後述するようにフィクスチャー110にアバットメント130を結合する過程で、弾性部材153が弾性部材結合溝155の内側にすぼむよう/収縮するように変形して溝係止部157aを通過できるように形成されていることが望ましい。つまり、このような構造により、図3aの拡大図の「GAP」である空間に弾性部材153が弾性変形されてすぼみ/収縮して弾性部材153が一番狭い区間である溝係止部157aを通過することができる。また、弾性部材結合溝155の下端部は、ロッキング位置から雌テーパー部113とすることが雄テーパー部133の結合力に加えて、アバットメント130がフィクスチャー110から結合された状態を維持するように弾性部材153にかかる溝下部係止部155aを備えることが望ましい。これらの溝下部係止部155aは、今後必要に応じてアバットメント130をフィクスチャー110から分離させる過程で、弾性部材153が外力によって内側にすぼむよう加圧して、後述する溝係止部157aと一緒に弾性部材結合溝155に弾性部材153を案内するようにする機能もある。
弾性部材溝157は、フィクスチャー110に形成されてロッキング位置から弾性部材153が結合されて位置保持されるように弾性部材153の断面形状に備わった溝係止部157aと、溝係止部157aの下側に溝係止部157aの外径と同じ径に延長された溝壁157bを備えることが望ましい。
このような構造によって弾性部材153の上側と外側は弾性部材溝157の溝係止部157aに密着され、弾性部材153の下側は、溝下部係止部155aと接触してアバットメント130は、ロッキング位置を維持することができる。
ロッキング位置でフィクスチャー110にアバットメント130が結合されてロッキングを維持する目標結合力を考慮して、雌テーパー部113とすることが雄テーパー部133の傾斜角度(図2での「B」参照)と精度、弾性部材153の材質、直径、断面の形状。リングの直径などを選定することが望ましい。
これらの弾性部150のロックを維持作用により、従来技術では非常に高い精度でロッキングされていることに比べて、雌テーパー部113と雄テーパー部133の精度を多少減らすことができるため、従来のロッキングタイプより製作費を減らすことができ、一方、本発明でも、雌テーパー部113や雄テーパー部133との間で細菌が侵入することを防ぐことができるほどの精度を維持することが望ましい。
このような構成を有するインプラント装置100の結合過程を図3aおよび図3bを参照して具体的に説明すると、次の通りである。
まず、図3aに示すように、フィクスチャー110が歯槽骨10に埋入された状態で、弾性部材153を弾性部材結合溝155に結合したままでアバットメント130をフィクスチャー110 に結合させるように加圧する。
これらの加圧力によって図3bに示すように、リング状の弾性部材153が最も狭い領域である溝係止部157aから弾性部材結合溝155の内側に弾性変形されてすぼんだ後(図3bの「点線」および「dmin」を参照)より下降する且つ溝係止部157aを超えると、弾性部材153の外側に広がろうとする弾性力によって「カチッ」と言いながら溝係止部157aに結合(図3bの「点線」と「dsink」を参照)され、弾性部材153はロッキング位置から位置を維持することができる。つまり、ロッキング位置から弾性部材153の上部から外側段に向かう領域はフィクスチャー110の溝係止部157aに接触されて下側は、アバットメント130の溝係止部155aに結合された状態であるロッキング位置を維持することができる(図3c参照)。
これらのロッキング位置から連結歯の咬合力によってシンキング作用が行われる過程は図3cを参照して説明すると、次の通りである。
外部の咬合力(図3cの「Y1」を参照)が作用すると、アバットメント130は、フィクスチャー110に対して下側に移動することができる(無論、ここでの移動量は、非常に微細な数ミクロンから数十ミクロンの範囲であることができる)。移動が可能な理由は、従来技術とは異なり、弾性部材153が弾性部材溝157に沿って下側に移動することができるからである。すなわち、本発明によれば、連結歯の咬合力によってアバットメント130が下側に移動する/沈むシンキング作用をすることができる。
ただし、一定の目標結合力以上の分離可能な外力以下(図3cの矢印「Y2」を参照)では、雌テーパー部113とすることが雄テーパー部133の結合力と弾性部材153のロッキング作用によってアバットメント130がフィクスチャー110から分離されていないのは無論である。
そして、アバットメント130をフィクスチャー110から分離する過程を図3dと3eを参照して具体的に説明すると、次の通りである。
まず、取り外し可能な外力(図3dおよび図3eの「F−ext」を参照)を加えると、溝下部係止部155aが弾性部材153を上側に加圧し、弾性部材153の上側には溝係止部157aに沿って弾性部材153が弾性部材結合溝155に案内されることができる。
ここで、ロッキング位置から溝下部係止部155aが弾性部材153と接触した位置は、弾性部材153の断面の上下中心軸線(図3eの「Y−Y」を参照)よりも外側に離間された位置( 図3e の「K」を参照)であることが望ましい。そして、前述したように、弾性部材の上部ないし上部に近接されるように 最外側に向かう領域では、円形の弾性部材153の形状に対応した溝係止部157aによる接触されており、外力の加圧によって弾性部材153が弾性部材結合溝155の内側に向かって容易に収縮されることができる 。
徐々に加圧をしてアバットメント130を上側に持ち上げると弾性部材153が、図3eのようにアバットメント130の弾性部材結合溝155に位置してアバットメント130をフィクスチャー110から容易に分離することができる。
そこで、本発明によると、フィクスチャーと結合された状態を安定的に維持することができながら、歯のかみ合う咬合力によってシンキングが可能で、必要に応じて目標結合力以上の外力を加えると、フィクスチャーから分離することができるアバットメント装置を提供することができる。
また、構造が簡単で部品を削減することができ、経済性を向上させることができ、インプラント補綴物の交換作業を容易にすることができ、患者および/または手術者の利便性と信頼性を向上することができるアバットメント装置を提供することができる。
<第2の実施例>
本発明に係る他の実施例のインプラント装置200は図4を参照して具体的に説明すると、次の通りである。また、前述した実施例と同一の構成の参照番号に前述した実施例の構成の参照番号「一」の単位、「十」の単位数と同じように表示し、以下の実施例にも同様である。
本実施例は、前述した実施例とは異なり、弾性部材253は弾性変形が可能に結合される弾性部材結合溝255がフィクスチャー210に形成されてあり、弾性部材253が移動することができ、シンキング効果を発生させることができる弾性部材溝257がアバットメント230に形成されている。つまり、ロッキング位置では弾性部材253が弾性部材溝257の内径に密着されている構造である。
このような本実施例の構成は、前述した構成と位置を除いて、各構成の機能、作用、効果などが、前述した実施例と同様であるので、具体的な説明を省略する。
<第3の実施例>
図5は、本発明の他の実施例に係るインプラント装置300を図示したものであり、 フィクスチャーに対してアバットメントが結合された状態で上下回転の抑制が可能に雌テーパー部313および雄テーパー部333の領域又は雌テーパー部313および前記雄テーパー部333の領域から延長された領域に、六角形断面のような回転防止部(115、135)をさらに含み、弾性部350はこれらの回転防止部(115、135)に形成されてあり、各構成の機能、作用、効果などは、前述した実施例と同じなので、具体的な説明を省略する。
これらの回転防止部(115、135)は、雌テーパー部313および雄テーパー部333に形成されることもあることは、無論である。
<第4の実施例>
本発明の他の実施例に係るインプラント装置1100は、図6ないし図8dに示すように、歯槽骨1010に結合されるフィクスチャー1110と、前記フィクスチャー1110に結合されるアバットメント1130を備え、前記フィクスチャー1110および前記アバットメント1130は、それぞれ部結合部1113と係止部1133で相互に接触され結合され、一側は前記部結合部1113に結合され、他側は前記係止部1133に結合され、前記フィクスチャー1110に、前記アバットメント1130を結合維持する結合位置と前記フィクスチャー1110から前記アバットメント1130を着脱時の弾性変形により前記部結合部1113と、前記係止部1133のいずれか一つに移動される変形位置の間を移動可能に設けられた弾性部1150;を含むことが望ましい。
また、弾性部1150は、後述するコイルスプリングを含む弾性変形が可能な弾性部材1153を含み、弾性部材1153は、前記アバットメント1130に垂直に作用する力によって、前記弾性部材1153は、垂直方向に弾性変形されず、水平方向に弾性変形することが望ましい。
アバットメント1130の一側は、前記部結合部1113と噛み合って結合可能に前記部結合部1113に対応した形状を有する係止部1133を含み、他側は補綴物1030が結合される。
部結合部1113と係止部1133は、フィクスチャー1110とアバットメント1130が相互に結合されて接触して弾性部1150によって結合される領域である。
弾性部1150は、前記係止部1133と、前記部結合部1113のいずれかにおいて、前記結合位置(図6、図8b参照)を維持可能に前記係止部1133と、前記部結合部1113のうち、他の一つにおいて、前記変形位置(図8a、図8d参照)を維持することができ、前記係止部1133と前記部結合部1113に結合されたものが望ましい。
弾性部1150は、弾性変形が可能な弾性部材1153と;前記弾性部材1153の一側が前記部結合部1113および、前記係止部1133のいずれかに結合可能に陥没形成された弾性部材結合溝1155と;前記弾性部材1153の他側が前記結合位置の前記弾性部材結合溝1155と対応する領域に、前記部結合部1113と、前記係止部1133の他の一つに陥没形成された弾性部材溝1157;を含み、前記ロッキング位置から前記弾性部材1153の断面の中心軸垂直方向の延長線が、前記弾性部材の結合溝1155または前記弾性部材溝1157の下側最外郭に位置する係止部より外側に位置して、前記結合位置でロックされるように設定された力である目標結合力よりも大きな外力を前記アバットメント1130に加えると、前記弾性部材1153が前記弾性部材の結合溝1155または前記弾性部材溝1157で弾性変形して移動して、前記アバットメント1130が、前記フィクスチャー1110から分離されることが望ましい。
以下での説明の便宜のために、図6ないし図8dに示すように弾性部材結合溝1155は、アバットメント1130の係止部1133に陥没形成されてあり、弾性部材結合溝1155に対応した位置にフィクスチャーの部結合部1113に弾性部材溝1157が陥没形成されている場合について説明する。
弾性部材1153は、弾性変形が可能な様々な形状に備えられることができ、例えば、リング形状のスプリングを含むことが望ましい。リング形状のスプリングは、コイルスプリング(coil spring)と呼ばれもして、図7に部分的に示されている形でスプリングをリング状ないしリング形状に接続したものとして含む。
無論、弾性部材1153は、通常の棒形の部分が切断されて弾性変形が可能なリング形状を含むことができるが、前述したスプリングから成るリング形状の弾性部材1153は、棒形のリング形状より重量が軽く、特に人体に使用する特殊な材質であることを考慮すると、生産、製造などが容易で弾性変形に対する弾性力調整なども有利であり経済性、安定性をはるかに増大させることができる。
また、弾性部材1153は、後述するように、図7に示すように楕円形の断面に設けられることができる。
また、弾性部材1153として使用されるスプリングの外径、線径、ピッチ、弾性部材結合溝1155の深さなどは、フィクスチャー1110に結合されるアバットメント1130の結合位置での目標結合力に応じて選択可能で適用範囲がより広くなることができるものが望ましい。
また、弾性部材1153で使用されるリング形状のスプリングは、外径側に膨張する方向(図6ないし図8dを参照)に弾性変形したり内径側に収縮しようとする方向(後述する他の実施例も9参照)に弾性変形することができることが望ましい。これらの弾性変形の方向は、棒形リング形状の弾性部材1153の場合にも、前述したのと同じように適用することができる。
弾性部材結合溝1155は、結合位置で弾性部材1153を結合保持するように弾性部材1153の外側を収容し、その形状は弾性部材1153の形状に対応した形状に陥没している。弾性部材結合溝1155の深さ(図7の「d1」を参照)は、弾性部材1153の直径に対応して弾性部材1153が収容されるよう形成されることが望ましい。つまり、弾性部材1153が結合される結合位置で弾性部材1153の最低限の面積が弾性部材結合溝1155に収容されてアバットメント1130がフィクスチャー1110から結合されたり、分離される過程で弾性部材1153の最大の面積が弾性部材結合溝1155に収容される。
そして、弾性部材結合溝1155の入口側の幅(図7の「Wa1」を参照)は、弾性部材1153の直径(図7の「d」を参照)が通過できる大きさで設けられることが望ましい。
ここで、弾性部材溝1157は、結合位置で弾性部材1153が結合されて弾性部材1153がフィクスチャー1110とアバットメント1130に結合された位置を維持させるようにする機能をする。
弾性部材溝1157の入口側の上側は溝状係止部1157bが形成されてあり、弾性部材1153の形状に対応して陥没形成されて延長された後、垂直方向に一定の長さに延長された垂直壁形状の溝壁1157aを備えている。
これらの溝壁1157aは、アバットメント1130がフィクスチャー1110に結合された後に補綴物1030に咬合力などの垂直力が作用すると、部結合部1113と係止部1133との間に力が作用してフィクスチャー1110の延性によって、より密着するようになり咬合力などによりアバットメント1130がやや沈む現象(sinking現象)が発生することができる空間を確保することができる(このような現象は、特に結合部(coupling part)1113と係止部(latching part)1133が傾斜形のコニカルインターフェース(conical interface)である場合に主に発生(図6ないし図9、図12、図13aおよび図13bを参照)して、そうではなく平面対平面が結合されるフラット・ツー・フラット・インターフェース(flat−to−flat interface)である場合(図11a、11bを参照)には、沈む現象が発生しないことが望ましい)。
そして、図7の拡大断面図に示すように弾性部材結合溝1155の入口側の下側の係止部である溝下部係止部1155aの垂直延長線位置(図7の「CL2」を参照)よりも弾性部材1153の中心軸の垂直延長線(図7の「CL1」を参照)は、弾性部材結合溝1155の外側に位置し、その間隔は離間(図7の「K」を参照)されている。このような構造により、弾性部材1153が弾性部材結合溝1155と弾性部材溝1157に結合されて外力によって変形位置に弾性変形することができる。すなわち、本実施例では、外力を加えると弾性部材溝1157に収容された弾性部材1153は、弾性部材の結合溝1155の内側に押されて(リング形状の半径方向に直径が小さくなって)弾性部材1153は、弾性部材の結合溝1155側に徐々に移動してフィクスチャー1110からアバットメント1130が分離されることができる。
結合位置でフィクスチャー1110にアバットメント1130が結合されてロッキングを維持する目標結合力を考慮して、部結合部1113と係止部1133の傾斜角度(図7での「B」を参照)と精密度、弾性部材1153の材質、直径、断面の形状。リングの直径などを選定することが望ましい。
説明していない参照番号「1050」は、歯茎(歯肉)を示す。
このような構成を有するインプラント装置1100の結合過程を図8aおよび図8bを参照して具体的に説明すると、次の通りである。
まず、図8aに示すように、フィクスチャー1110が歯槽骨1010に埋入された状態で、弾性部材1153を弾性部材結合溝1155に結合したままでアバットメント1130をフィクスチャー1110に結合させるように加圧する。
これらの加圧力によってリング状ないしリング形状の弾性部材1153が係止部1133と接触しながら弾性部材結合溝1155の内側に移動するように収縮される。ここで、より下降して係止部1133と部結合部1113との間が接触すると弾性部材結合溝1155と弾性部材溝1157が対応した位置である結合位置に到達し、弾性部材1153の外側に膨張しようとする弾性力によって「カチッ」との音と一緒に弾性部材1153は、図8bのような結合状態を維持してフィクスチャー1110にアバットメント1130が結合されるようになる。これらの結合された位置を維持することが望ましい。
図8bに示すように結合位置で(外部からの一定の力である目標結合力(図8bの「Y2」を参照)よりも少ない力である場合)動かず、ただ、ユーザーが食べ物を咀嚼するなどによりアバットメント1130に咬合力(図8bの「Y1」を参照)が作用すると、これらの咬合力が部結合部1113と係止部1133を接触させる力として作用して強固な剛体であるフィクスチャー1110が、延性を備えているので、多少広がることができ、微細な移動によってアバットメント1130が下側に移動することができるアバットメント1130から補綴物1030が沈むシンキング(sinking)現象が発生することがある。これらのシンキング状態をそのまま維持することができることも、本発明の弾性部1150の特徴である。
すなわち、本実施例のようなテーパー状の部結合部1113と係止部1133との間が、前述した繰り返される咬合力によって延性を有する部結合部1113は、より広がって部結合部1113と係止部1133がより密着してアバットメント1130がフィクスチャー1110に向けて、より沈むシンキング現象ないしシンキング状態が発生して、これらのシンキング状態を維持できる力は、弾性部1150で発生する水平的な弾性部材結合溝1155または弾性部材溝1157側に作用する弾性力と部結合部1113と係止部1133との間の摩擦による結合力であることがある。
ここで、図8bの弾性部材結合溝1155の点線で示されている部分が結合位置にアバットメント1130がフィクスチャー1110に結合される過程で、結合する弾性部材結合溝1155側に収縮した/すぼんだ弾性部材1153が弾性部材溝1157でカチッと結合される位置が結合位置であり、咬合力などの外力によってフィクスチャー1110に向かってアバットメント1130で作用する垂直力によってフィクスチャー1110とアバットメント1130が密着してアバットメント1130がさらに下降して沈む現象をシンキング形状とし、これらのシンキング現象が起きた位置をシンキング位置とし、これを点線で表示し結合位置とシンキング位置との差を図8bから「Ysink」として表示した。
ただし、後述するように図8aおよび図8bの場合と同じである場合には、前述した結合部と詰まり部テーパー形状ではないのでテーパーによって摩擦によって発生する結合力は発生しないこともある。つまり、このようなシンキング現象は、前述したフィクスチャー1110とアバットメント1130が結合される形式や後述するサブマージドタイプなどの構造に応じて発生したり発生しなかったりする可能性もあるのは無論である。
つまり、このような本発明の特徴により、従来技術とは異なり、ボルト等によって結合されず、弾性部によって結合されながらも緩衝作用が発生しなく、フィクスチャーとアバットメントが結合される面が結合された状態では、相対的に移動せずに結合した状態を維持することができ、緩衝等により移動した場合に発生する隙間からスライディング面(または本発明の接触領域である係止部または結合部の間)の間に細菌、ウイルス、などや異物などによって発生することがある腐敗、炎症などの様々な問題を防ぐことができる。
また、本発明に係るインプラント装置1100の分離過程を図8cと8dを参照して説明すると、次の通りである。
まず、目標結合力以上の分離可能な外力(図8cおよび図8dの「F−ext」を参照)を加えると、弾性部材結合溝1155の溝下部係止部1155aが弾性部材1153を加圧すると、弾性部材1153は、図8dに示すように弾性部材溝1157の上側の丸い形状に沿って案内されて弾性部材結合溝1155の内側に移動することになる。
次に、図8dに示すように弾性部材1153が弾性部材結合溝1155側に収容されてアバットメント1130は、フィクスチャー1110から分離されることができる。
これにより本発明によると、フィクスチャーと結合された状態を安定的に維持することができながら、歯のかみ合う咬合力によって一定の外力以下での若干の移動が可能であり、必要に応じてフィクスチャーとアバットメントが結合を維持する目標結合力以上の外力を加えると、アバットメントがフィクスチャーから分離が可能な簡単に着脱することができるインプラント - アバットメント装置を提供することができる。
また、構造が簡単で部品を削減することができ、経済性を向上させることができ、インプラント補綴物の交換作業を容易にすることができ、患者および/または手術者の利便性と信頼性を向上することができる簡単に着脱することができるインプラント - アバットメント装置を提供することができる。
また、結合された状態を、そのまま維持してフィクスチャーとアバットメントの間の緩衝等による流動が発生しないため、流動による隙間に病原菌、ウイルスなどによって汚染されて炎症などを発生させることを防ぐことができるインプラント - アバットメント装置を提供することができる。
<第5の実施例>
本発明に係る他の実施例のインプラント装置1200に対して、図9を参照して、具体的に説明すると次の通りである。
本実施例は、前述した実施例とは異なり、弾性部材1253は弾性変形が可能に結合される弾性部材溝1257がフィクスチャー1210に形成されてあり、アバットメント1230には、弾性部材結合溝1255が垂直方向に長く形成されて弾性部材1253を収容して結合位置で弾性部材1253を結合維持し、変形位置でフィクスチャー1210からアバットメント1230を分離することができる。すなわち、本実施例は、弾性部材1253が内側に収縮するよう弾性変形する性質を備えている。つまり、本発明に係る弾性部材1253は、上下方向ないし垂直方向に変形せず、左右方向から水平方向に弾性変形して、ここで、上下方向ないし垂直方向はフィクスチャーにアバットメントが分離または結合される方向を意味する。
そして、本実施例においても、前述したように、結合位置とシンキング位置に対して再び図8bの拡大された図面を参照して、具体的に説明すると次の通りである。
ここで、図9の弾性部材結合溝1255の点線で示されている部分が結合位置でアバットメント1230がフィクスチャー1210に結合される過程で、結合する弾性部材溝1257側に収縮した/すぼんだ弾性部材1253が弾性部材溝1257でカチッと結合される位置が結合位置であり、咬合力などの外力によってフィクスチャー1210に向かってアバットメント1230から作用する垂直力によってフィクスチャー1210とアバットメント1230が密着してアバットメント1230が下降して沈む現象をシンキング形状とし、これらのシンキング現象が起こった位置をシンキング位置として、これを点線で表示し結合位置とシンキング位置との差を、図9の「Ysink」で表示した。
このような本実施例の構成は、前述した構成と位置を除いて、各構成の機能、作用、効果などが、前述した実施例と同様であるので、具体的な説明を省略する。
<第6の実施例>
図10に示すように、本発明の他の実施例に係るインプラント装置1300は、フィクスチャーに対してアバットメントが結合された状態で上下の回転を抑制可能に結合部1313および係止部1333の領域又は前記結合部1313および前記係止部1333の領域から、延長された領域に六角形の断面のような回転防止部(1315、1335)をさらに含み、弾性部1350は、これらの回転防止部(1315、1335)に形成されていることに加えて、各構成の機能、作用、効果などは、前述した実施例と同様であるので、具体的な説明を省略する。
<第7の実施例>
一方、本発明の前述した、または後述する複数の実施形態に係るインプラント装置(1100、1200、1300)には、アバットメントがフィクスチャー1110と結合される様々な形態である未図示されたサブマージドタイプ(submerged type)と、図11aに図示されたインターナルサブマージドタイプ(internal submerged type)と、図11bに図示されたエクスターナルタイプ(external type)とが含まれることが望ましい。
前述したように、図6ないし図9は結合位置で外部からより作用する力によってアバットメントがフィクスチャーに向かってより沈むシンキング形状が発生するが、図11aおよび11bは、結合位置で結合された状態を維持してアバットメント(1530、1630)とフィクスチャー(1510、1610)が、前述した実施例とは異なり、係止部と結合部が接触する領域がテーパー形状を有し冷間結合され、その状態を維持するコールドウェルディング状態が発生しない。
これらの違いを除いて、前述した例とその作用、効果などが同一なので以下で、本実施形態に係る説明を具体的にしない。
<第8の実施例>
図12は、本発明の他の実施例に係るインプラント装置1700を示すものであり、弾性部材1753の断面が涙滴状である場合を示す。
これらの楕円形の上で変形された涙滴状は結合力が強く着脱はややしにくい構造に設けられて結合位置をよく維持することができ円形などの構造と比較して結合力と分離される外力を大きくすることができるという利点を持つ。
つまり、このような構造の特徴は、アバットメント1730がフィクスチャー1710に結合される過程で、弾性部1750の弾性部材1753の先の尖った部分(図12の「X2」の部分を参照)が下側に位置して結合が容易で分離時には、離間された距離(図12の「K」を参照)によって弾性部材1753が弾性変形され、この過程で上側の尖ってない部分(図12の「K1」の部分を参照)で大きな摩擦力が作用することができる構造を有する。つまり、涙滴状は下側が尖って上側が下側よりも尖ってない形状を備えていることが分かる 。
ここで、実施例では弾性部材1753の断面は楕円形や整形の円形ではないが、本発明の技術的思想を損なわない範囲で、丸みを帯びた形状の様々な形態で設けられることは無論である。
<第9の実施例>
図13aおよび図13bに図示されたように、本発明の他の実施例に係るインプラント装置1800は、弾性部材1853の断面の非定型状(irregular−shaped) が含まれている。
図13aはフィクスチャー1810にアバットメント1830が結合される過程を示した断面図であり、図13bは、フィクスチャー1810がアバットメント1830に結合された結合状態を示す断面図である。
本実施例は、前述した実施例とは異なり、弾性部材1853の断面の形状が非定型状な円の形形状であり、外側の下側は、やや尖った楕円形であり、外側の上側は下側よりも尖ってない楕円形であり、内側は非常に大きな曲率半径を有する円弧の一部ないしほぼ平らな構造を有するという点で相違し、他の作用、効果は同じなので、具体的な説明を省略する。
ただし、弾性部材溝1857の上端部に弾性部材1853の形状に対応して内側から外側に丸みを帯びた形状に形成された溝内面1857cが形成されているのは、前述した内容と同じである。
<第10の実施例>
図14aないし図15を参照して、本発明の他の実施例に係るインプラント装置(1900、1950`)について説明すると、次の通りである。
まず、図14aおよび図14bによると、インプラント装置1900は、前記フィクスチャー1910および前記アバットメント1930は、それぞれ結合部1913と係止部1933で相互に接触され結合され、前記結合部1913または前記係止部1933に対して弾性変形が可能に結合されて前記フィクスチャー1910に対して、前記アバットメント1930が移動することを抑制して結合された状態を維持させることができるように用意された弾性部1953;を含むことを特徴とし、前記弾性部1953は、前記結合部1913と、前記係止部1933のいずれか一つに弾性変形が可能に結合された板バネ1953a と、複数設けられ、前記板バネ1953aの円柱状に着脱可能に前記結合部1913と、前記係止部1933に結合されたボールを含む位置維持手段1953bを備える。
つまり、弾性部1953で弾性変形することは円周上に一部が開放された板バネ1953aであり、この板バネ1953aの外周上に均等に区画された領域に着脱可能に結合された球形のボールを含む位置維持手段1953bを備え、板バネ1953aの外周には、位置維持手段1953bが位置を維持できるように、例えば、貫通して形成されたり未図示された陥没された形状を含むボールシート部材1953cを備えている。これら球タイプのボール(球形のボール)は、複数の、例えば3つ設けられ、4つないし5つほど設けられることが望ましい。
前述したように、弾性部1953には、フィクスチャー1910に形成された結合部1913にボールを結合するように弾性部材溝1957が備えられており、アバットメント1930に形成された係止部1933には、位置維持手段1953bと板バネ1953aを結合して板バネ1953aが弾性変形することができるように空間を形成した弾性部材結合溝1955が設置されている。参照番号「1955a」は溝下部係止部を示す。
以上のように板バネ1953aが外側に弾性変形する性質を持って板バネ1953aの外側に位置維持手段1953bが結合された実施例は、図14aおよび図14bに示され前述したとおりである。
一方、他の実施例のインプラント装置1950‘では逆に板バネ1953a‘が内側に弾性変形する性質を持って、板バネ1953a‘の内側に球形のボールを含む位置維持手段1953b‘が着脱可能に結合されたことを、他の実施例の図15に示した。図15は、図14aおよび図14bの参照番号に「 '」という表示をより付着し、その機能などは、前述した例から十分に通常の技術者が類推できるので、以下で具体的な説明を省略する。
このような構成によって、より構造が簡単で製作、生産、組立、修理などが非常に便利で、経済性を向上することができる。
本発明の効果を総合すると、フィクスチャーと結合された状態を安定的に維持することができながら、歯のかみ合う咬合力によって一定の外力以下で若干の移動が可能でき、必要に応じてフィクスチャーとアバットメントが結合を維持することを目標結合力以上の外力を加えると、アバットメントがフィクスチャーから分離が可能な簡単に着脱することができるインプラント - アバットメント装置を提供することができる。
また、構造が簡単で部品を削減することができ、経済性を向上させることができて、インプラント補綴物の交換作業を容易にすることができ、患者および/または手術者の利便性と信頼性を向上することができる簡単に着脱することができるインプラント - アバットメント装置を提供することができる。
また、結合された状態を、そのまま維持してフィクスチャーとアバットメントの間の緩衝等による流動が発生しないため、流動による隙間に病原菌、ウイルスなどによって汚染されて炎症などを発生させることを防ぐことができるインプラント - アバットメント装置を提供することができる。
ここで、本発明のいくつかの実施例を図示して説明したが、本発明の属する技術分野の通常の知識を有する当業者であれば、本発明の原則や精神から逸脱ず、本実施例は変形することができる。発明の範囲は、添付された請求項とその均等物によって定められるものである。
100,1100:インプラント装置
10、1010:歯槽骨
30、1030:補綴物
50、1050:歯周
110、1110:フィクスチャー
113:雌テーパー部
115、1315:回転防止部
130、1130:アバットメント
133、1133:雄テーパー部
135、1335:回転防止部
150、1150:弾性部
153、1153:弾性部材
155、1155:弾性部材結合溝
155a:溝下部係止部

Claims (5)

  1. 環状の弾性部材と、
    一側にテーパー状の雄テーパー部と、前記雄テーパー部の円周方向に沿って、前記弾性部材の一側を収容する弾性部材結合溝または変形部材溝が形成されたアバットメントと、
    前記雄テーパー部に挿入されるよう、一側にテーパー状の雌テーパー部と、前記雄テーパー部が前記雌テーパー部に当接するように挿入されると、前記弾性部材の他側を収容することができるよう、前記雌テーパー部の円周方向に沿って、前記変形部材溝または前記弾性部材結合溝が形成されたフィクスチャーを含み、
    前記アバットメントに前記弾性部材結合溝が形成されると、前記フィクスチャーに前記変形部材溝が形成され、前記アバットメントに前記変形部材溝が形成されると、前記フィクスチャーに前記弾性部材結合溝が形成され、
    前記弾性部材結合溝及び前記変形部材溝は、前記雄テーパー部が前記雌テーパー部に当接するように挿入されると、前記アバットメントと前記フィクスチャーが結合されるよう、前記弾性部材を支持することができるように形成され、
    前記弾性部材結合溝は、一定の荷重よりも大きな負担が掛かると、前記アバットメントと前記フィクスチャーが分離されるように、前記変形部材溝から分離される前記弾性部材を収容することができるように、半径方向にスペースが確保されるように形成され、前記変形部材溝は、前記アバットメントが前記フィクスチャーを加圧するよう加圧力が作用すると、前記弾性部材に前記加圧力が作用しないように軸方向に沿って長く形成され
    前記変形部材溝は、前記弾性部材の形状に対応して陥没形成され前記弾性部材を係止する溝係止部と、前記溝係止部から前記フィクスチャーの根部側に延設され前記フィクスチャーの軸に平行な壁形状の溝壁を備える
    ことを特徴とするインプラント - アバットメント装置。
  2. 前記弾性部材は、コイルばねから成ったリングまたは一部が切断されたリングを備える
    請求項1に記載インプラント - アバットメント装置。
  3. 前記フィクスチャーと前記アバットメントは、前記アバットメントの雄テーパー部が前記フィクスチャーの雌テーパー部に当接するように挿入されると、前記アバットメントが、前記フィクスチャーに 回転しないように形成された
    請求項2に記載インプラント - アバットメント装置。
  4. 前記弾性部材は、断面が円形、楕円形、 涙滴形または非定型の丸い形状である
    請求項2に記載インプラント - アバットメント装置。
  5. 前記弾性部材は、半径方向に変形可能な板バネと、前記板バネの円周上に着脱できるように装着されているボールを備える
    請求項1に記載インプラント - アバットメント装置。
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