JP5541805B2 - カート - Google Patents

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Description

本発明は、旅行・通勤・買い物などにおいて、運びたい物品をひとまとめにして、路面上を円滑に移動させるカートに関する。
方向が自在に転換する4個の車輪を路面に接触させ、車輪を回転させて路面に平行に移動させるカートが従来より多数使われている。これを図2に示す。
この種のカートは、一般に取手24の延長をなすグリップ21を進行方向に押してカートを移動させる。
しかしこの方式のカートでは、進行方向に常に直進させることが難しいことが起こりうる。とくに、路面の凹凸が激しい場合は、進行方向に対してカートが左右に振れる現象が起こりやすい。また、進行方向につんのめる現象を発生させやすい。そのため、円滑に直進させにくくなる。
以上に述べた従来の4輪カートの問題点は、つぎのようである。
第一に、4つの車輪が方向自在の車輪であること。方向自在であるため、進行時にカートが左右に振れやすくなる。そのため、操作者は直進しようとしても、直進が円滑にできなくなる場合が往々にして起こる。
第二に、図3のように、取手34につけられているグリップ31が、前輪の位置から水平方向に後方の位置に置かれていること。そのため、カート操作者の手は前輪から後方に位置するグリップを握持することになる。そして、進行方向にグリップを押すと、カートには水平方向に回転力が発生し、そのために左右に振れやすくなる。
第三に、グリップの位置の地上高が比較的高い位置に置かれていること。そのため、進行方向にグリップを押すと、進行方向に向かう回転力が強くなり、カートと鞄は前方につんのめりやすくなる。
第四に、図3に示すような形状をしたグリップ31は、カートを進行方向に進めていくために十分適切であるとはいえないこと。この形状では、進行方向に力を加えずらい。
第五に、図4のように(図4はカートの操作者がカートを操作しながら歩行している様を正面から見た図である)、グリップ部分が鞄の中央付近に位置していると、鞄あるいはカートの車輪が操作者の足に接触して、操作者の歩行および動作に邪魔になる場合があること。そのため、カート操作者は、円滑な、カートを移動しながらの歩行ができにくくなる。
上記第一の課題については、少なくとも後方の2輪を方向転換しない車輪(固定型車輪と呼ばれる)にし、進行方向のみに向けてカート底面に装着させる(請求項1)。これによって、左右のふらつきを少なくすることができる。
上記第二の課題については、図5のように、グリップを、前方の車輪の位置よりも前方に位置させたグリップ51の位置にすること(請求項)。グリップをこのように配置することによって、グリップを進行方向に押しても水平方向の回転力の発生を極力抑えることができる。その結果、カートが左右にふらつくことを減少させることができる。
上記第三の課題については、グリップ51(図5)をできるだけ低位置に配置することである。グリップを低位置に配置することによって、上下方向に発生する回転力を減少させることができる。
上下方向に発生する回転力を減少させるもう一つの方法は、前輪を路面の凸部分にできるだけ衝突させないことである。というのは、上下方向に回転力が発生する原因は、路面の凹凸にあり、車輪は凸面に衝突し、その反動で回転力を発生させるためである。車輪を凸面に衝突させないようにするには、前輪を地上から若干上方に持ち上げることである。路面の凹凸状況に応じて、前輪を上方に若干持ち上げることができるようにするためには、グリップを上方に持ち上げやすい位置に配置することである。グリップの位置を低くすると持ち上げやすくなる。つまり、グリップを低位置に配置することによって、つんのめることを少なくすることができる。
上記第四の課題については、グリップの形状を、進行方向に十分に押すことができる形状にすべきである。一方、第三の課題の解決案を考慮すると、グリップの形状は、進行方向に引っ張りやすくかつ適時に持ち上げやすい形状がよい。それには、図6のグリップ61のように進行方向に向かって斜め下になるような形状にすることである(請求項)。
上記第4の課題と第五の課題については、左手でカートを操作しようとする利用者用には、図7のように鞄の進行方向右側の端のフレームにグリップを直結する。右手でカートを操作しようとする利用者用には、鞄の進行方向左側の端のフレームにグリップを直結する(請求項)。こうすることによって、足がカートや鞄に接触する可能性を少なくすることができる。
つまり、カートフレームの左右両側のうち、少なくとも何れか一方の側に位置するフレームにグリップを設けることによって、足がカートや鞄に接触する可能性を少なくすることができる。
本発明は、カートを押していく型ではなく、引っ張っていく型である。そのため、従来の4輪カートに比べて、進行方向に対して左右の振れを少なくすることができる。また、進行方向につんのめる現象を軽減することができる。
本発明は、グリップを鞄の進行方向に対して右端または左端に装着するため、グリップを引っ張っていくと、カートが直進せずに、左旋回または右旋回してしまうような危惧をもつかもしれない。しかし実際にはそのようにはなりにくい。というのは、カートおよび鞄自体に自重があるため、路面と車輪との摩擦は大きくなり、かつまた進行方向に固定された後方の2つの車輪を装備しているため、左旋回あるいは右旋回の発生を少なくすることができる。
4輪型カートに、ベビーカーとよく似た形態の手押し式のショッピングカートが従来より使用されている。これと比較すると、最も大きな相違点は手押し式ショッピングカートは両手で押さなければならないのに対して、本発明は片手で走行できることである。路面が滑らかな場合は、片手のみならず、指一本でも走行可能である。
本発明は、固定型の車輪を少なくとも後輪に配置しているため、カートは直進するのみで、方向転換が行いにくいように思われるかもしれない。しかし、本発明は引っ張り方式であり、またそれによってカートの前輪部分を若干上方に持ち上げることができることによって、方向転換はさほど苦にならない。
上記のような効果があるため、本発明は、旅行用・買い物用の鞄としてだけではなく、通勤用の鞄としても使用することができる。
本発明の実施形態を示す4輪カート(左手操作者用)の斜視図 従来多く見られる4輪カートを、人が操作している図 従来多く見られる4輪カートの斜視図 従来多く見られる4輪カートを、人が操作している図 本発明の4輪カートの元になる4輪カートの図 本発明の実施形態を示す4輪カートの斜視図(図1に等しい) 本発明の4輪カートを、人が左手で操作している図 本発明の4輪カートの実施形態の、他の1つの図 本発明の4輪カートの実施形態の、他のもう1つの図
以下、本発明の実施の形態として、つぎのようなものを挙げる。
後方の両隅に配置する2つの車輪は、固定式の車輪にする必要があるが、前方の両隅に配置する車輪は、固定式であっても、回転式であっても構わない。
底面に装着する車輪は、底面の4隅にそれぞれ1個ずつ、計4個配置するが、5個以上の車輪を底面に装着しても構わない。
グリップは、フレームで兼用してもよい。つまり、図8のように、フレームを前方に斜め下に曲げ、その部分を手で握ることができるようにしておけば、必ずしもグリップを特別に取り付ける必要はない。
グリップ部分とそれに直結するフレーム部分とは、図9のように前方に斜めに倒した形態にすると、さらに、つんのめることを軽減させることができる。それは、カートを引っ張る支点をさらに低位置に置くことができ、それによって、進行方向に向かう回転力をさらに弱くすることができるためである。
11,21,31,41,51,61,71,81,91 ・・・ グリップ
12,82,92 ・・・ カートのフレーム
13,23,33,43,53,63,73,83,93 ・・・ 鞄
24,34,44,74 ・・・ カートの取手
15,45,75,85,95 ・・・ 車輪(前輪)
16,26,86,96 ・・・ 車輪(後輪)

Claims (4)

  1. 底面の少なくとも4隅部に、進行方向に向かって前方でかつ左右両側に取り付けた2個の前輪と、進行方向に向かって後方でかつ左右両側に取り付けた2個の後輪とを備えた荷物搬送用のカートであって、
    少なくとも前記後輪は、直進方向から逸れた角度に回転することがないように、直進方向に固定的に向けられた固定型であり、
    カートフレームに、把持用のグリップが前記前輪より前方位置において進行方向斜め下に向けて設けられていることを特徴とするカート。
  2. 前記グリップが前記カートフレームの上端より下方に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のカート。
  3. 前記カートフレームの左右両側のうち、少なくとも何れか一方の側に位置するフレームに前記グリップが設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のカート。
  4. 前記グリップは、前記カートフレームの一部で兼用されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のカート。
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