JP5540697B2 - 演算処理装置、情報処理装置および演算処理装置の制御方法 - Google Patents

演算処理装置、情報処理装置および演算処理装置の制御方法 Download PDF

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Description

この発明は、演算処理装置、情報処理装置および演算処理装置の制御方法に関する。
情報処理装置(サーバ)に搭載される演算処理装置(CPU:Central Processing Unit)のアーキテクチャの一つとして、SPARC−V9(SPARC(Scalable Processor ARChitecture)はスパーク インターナショナル インクの登録商標)がある。SPARC−V9アーキテクチャにおいては、汎用レジスタ(GPR:General−Purpose Registers)として、64ビットのレジスタを64個から528個まで実装することができる。
図11は、SPARC−V9アーキテクチャにおける汎用レジスタファイルのレジスタウインドウの一例を示す図である。図11に示す例では、レジスタウィンドウ1は、例えば8個のインレジスタ(W0 in〜W7 in)、例えば8個のローカルレジスタ(W0 local〜W7 local)および例えば8個のアウトレジスタ(W0 out〜W7 out)を例えば8ウィンドウ分備えている。図11に示すように、これらのレジスタのうち、W0 inとW7 out、およびW1 inとW0 outというように、インレジスタとアウトレジスタはオーバーラップしている。インレジスタとアウトレジスタがオーバーラップしていることによって、複数の処理をまとめた手続きの呼び出しを行うプロシージャ・コールの性能が向上する。
図12は、汎用レジスタファイルに対するデータの選択回路の一例を示す図である。図12に示す例では、汎用レジスタファイル2は、上述したレジスタウィンドウの構成と8個の汎用レジスタ(global)を4セット備えている。図11および図12に示す例では、合計でレジスタの数は160(=8[global]×4[セット]+(8[local]+8[inout])×8[ウィンドウ])となる。図12に示すように、図示省略する多段の選択論理を有する読み出し回路3が設けられている。この読み出し回路3によって例えば160個のレジスタから一つのレジスタが選択され、レジスタのデータが読み出される。読み出されたデータは、ソースラッチ4に格納される。ソースラッチ4に格納されたデータは、演算器を有する演算部5に渡される。
ところで、情報処理装置の故障を検出する手法の一つに、レジスタファイルが保持しているデータにパリティを付加し、データに対する当該パリティをチェックすることによってデータのエラーを検出する手法がある。また、データにエラー訂正符号(ECC:Error Correcting Code)を付加し、データのエラーを検出したときにエラー訂正符号を用いてデータを訂正する手法がある。上述したような汎用レジスタファイルを有する情報処理装置においても、エラーの検出を行うとともに、エラーを検出した場合にデータを訂正することが望まれている。
従来、パリティチェックによるエラー検出手法とエラー訂正符号によるデータ訂正手法とを備えた主記憶制御装置が知られている。例えば、主記憶制御装置は、データと誤り検出・訂正ビットとパリティビットが記憶されるDIMM(Dual Inline Memory Module)等の複数の主記憶モジュールと、主記憶モジュールから読み出した情報を処理するメインプロセッサと、主記憶モジュールから読み出した情報のパリティチェックを行うパリティチェック手段と、主記憶モジュールから読み出した情報のエラー検出訂正を行うエラー検出訂正手段と、を備えている。パリティチェックによってエラーが検出された場合、メインプロセッサは、情報処理動作を中断し、エラーが訂正された後に情報処理動作を再開する。また、パリティビット付きのデータを保持するメモリと、パリティチェックを行うパリティチェック手段と、パリティチェック手段からのエラー報告によりエラー訂正を行うエラー訂正手段と、を備える情報処理装置がある。
特開平9−81465号公報 特開平5−20215号公報
しかしながら、上述したような汎用レジスタファイルを有する情報処理装置では、汎用レジスタファイルからの読み出しパスに多段の選択論理が設けられているため、汎用レジスタファイルからデータを読み出すのに時間がかかる。そのため、プロセッサの動作周波数が汎用レジスタファイルからの読み出しパスによって決まってしまうおそれがある。汎用レジスタファイルからの読み出しパスに、エラー訂正符号を用いるエラー訂正部を組み込むと、汎用レジスタファイルからのデータの読み出しにさらに時間がかかってしまう。従って、読み出しパスにエラー訂正部を組み込むことは困難である。一方、情報処理動作を中断してエラー訂正を行った後に情報処理動作を再開する手法では、読み出されたデータのエラーが検出されると、命令制御部などにエラーを報告した後にエラーの訂正処理が行われる。そのため、エラーを検出してから通常の動作状態に復帰するまでに、エラーの報告に要する時間とエラーの訂正処理に要する時間とがかかるため、性能が低下してしまう、という問題点がある。また、通常の動作状態の他にエラーの訂正状態が必要となるため、エラーの訂正状態の制御回路が複雑になり、ハードウェアの量(回路量)が増えてしまう、という問題点がある。
読み出されたデータのエラーを検出してからエラーを訂正して通常の動作状態に復帰するまでの時間を短縮することができる演算処理装置、情報処理装置および演算処理装置の制御方法を提供することを目的とする。ハードウェアの量を減らすことができる演算処理装置、情報処理装置および演算処理装置の制御方法を提供することを目的とする。
演算処理装置は、演算部、記憶部、エラー検出部、エラー識別部、エラー識別信号保持部、エラー検出信号保持部、第1の計数部およびエラー訂正部を備える。演算部は、演算処理を行う。記憶部は、データを保持するとともに、データを演算部に出力する。エラー検出部は、記憶部が出力したデータのエラーを検出した場合に、エラー検出信号を出力する。エラー識別部は、記憶部にエラーが発生したことを示すエラー識別信号を出力する。エラー識別信号保持部は、エラー識別信号を保持して、エラー検出フラグ信号として出力する。エラー検出信号保持部は、エラー検出信号を保持して、演算部の演算処理を中止させるキャンセル信号を出力する。第1の計数部は、エラー検出フラグ信号とキャンセル信号とに基づき第1の計数を開始し、第1の計数期間を経過した場合に、訂正開始信号を出力する。エラー訂正部は、訂正開始信号を受信した場合に、記憶部が出力したデータのエラーを訂正する。情報処理装置は、この演算処理装置と、演算処理装置にデータを供給する記憶装置を有する。
この演算処理装置、情報処理装置および演算処理装置の制御方法によれば、読み出されたデータのエラーを検出してからエラーを訂正して通常の動作状態に復帰するまでの時間を短縮することができる。ハードウェアの量を減らすことができる。
実施例1にかかる情報処理装置を示す図である。 実施例1にかかる演算処理装置の全体を示す図である。 実施例1にかかる演算処理装置の要部を示す図である。 実施例1にかかる命令制御部の要部を示す図である。 実施例1にかかる演算処理装置の動作タイミングを示す図である。 実施例1にかかる演算処理装置における処理の流れを示す図である。 実施例2にかかる演算処理装置の要部を示す図である。 実施例2にかかる命令制御部の要部を示す図である。 実施例2にかかる演算処理装置の動作タイミングを示す図である。 実施例2にかかる演算処理装置における処理の流れを示す図である。 汎用レジスタファイルのレジスタウインドウの一例を示す図である。 汎用レジスタファイルに対するデータの選択回路の一例を示す図である。
以下に添付図面を参照して、この演算処理装置、情報処理装置および演算処理装置の制御方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。以下の各実施例の説明においては、同様の構成要素には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
(実施例1)
実施例1は、記憶部の出力データが正しくないときに、出力データのエラーを訂正する例である。
・情報処理装置の説明
図1は、実施例1にかかる情報処理装置を示す図である。図1に示すように、サーバ等の情報処理装置11は、例えば1個以上のCPU等の演算処理装置12、例えば1個以上の記憶装置13、例えば1個以上のコントローラ14および例えば1個以上の入出力インタフェース(I/O)15を備えている。コントローラ14には、例えば1個以上の演算処理装置12および例えば1個以上の記憶装置13が接続されている。コントローラ14と入出力インタフェース15とは、バス16によって接続されている。演算処理装置12は、演算処理およびデータのエラー訂正処理を行う。記憶装置13は、データを記憶しており、コントローラ14の制御によって演算処理装置12にデータを供給する。記憶装置13は、例えばDIMM(Dual Inline Memory Module)などのRAM(Random Access Memory)のメモリモジュールを備えている。コントローラ14は、演算処理装置12および記憶装置13を制御する。入出力インタフェース15には、図示しない種々の周辺装置が接続される。周辺装置としては、例えばディスクドライブやテープドライブ等の各種ドライブ装置や通信カードなどが挙げられる。
・演算処理装置の全体の説明
図2は、実施例1にかかる演算処理装置の全体を示す図である。図2において、実線の矢印はデータ信号の流れを示し、破線の矢印は制御信号の流れを示す。図2に示すように、演算処理装置12は、演算ブロック22、命令制御ブロック23、キャッシュ制御ブロック24およびメモリブロック25を備えている。演算ブロック22は、演算制御部31、演算部32、記憶部33およびエラー訂正部34を備えている。記憶部33は、例えば図11に示すレジスタウィンドウ1を有する汎用レジスタファイル2と、例えば図12に示す読み出し回路3と、を備えていてもよい。命令制御ブロック23は、命令制御部36を備えている。キャッシュ制御ブロック24は、キャッシュ38を備えている。演算部32は、記憶部33が出力したデータに基づいて演算処理を行う。エラー訂正部34は、記憶部33が出力したデータのエラーを訂正する。記憶部33は、キャッシュ38が出力したデータ、演算部32が出力した演算結果のデータ、およびエラー訂正部34が出力したエラー訂正済みのデータを保持する。記憶部33は、演算部32、エラー訂正部34およびキャッシュ38に、保持しているデータを出力する。
キャッシュ38は、メモリブロック25が出力したデータを保持するとともに、データを記憶部33へ出力する。キャッシュ38は、記憶部33が出力したデータをメモリブロック25へ出力する。演算制御部31は、記憶部33が出力した制御信号に基づいて、演算部32の動作および命令制御部36の動作を制御する。演算制御部31は、記憶部33に対するデータの入出力を制御する。命令制御部36は、演算部32の動作およびエラー訂正部34の動作を制御する。命令制御部36は、エラー訂正部34によって制御される。命令制御ブロック23は、キャッシュ制御ブロック24の動作を制御する。メモリブロック25には、記憶装置13(図1参照)が記憶しているデータの一部または全部を記憶する。メモリブロック25は、記憶しているデータを記憶装置13(図1参照)へ出力する。
・演算処理装置の要部の説明
図3は、実施例1にかかる演算処理装置の要部を示す図である。図3に示すように、記憶部33の出力データは、ラッチ41に格納される。ラッチ41の出力データは、演算部32、エラー訂正符号(ECC)を用いてデータのエラーを訂正するエラー訂正部34、およびパリティ検査を行うチェック部43に渡される。演算部32は、記憶部33の出力データに基づいて演算処理を行う。演算部32が出力した演算結果のデータは、ラッチ42に格納される。チェック部43は、記憶部33の出力データのパリティを検査する。演算制御部31は、パリティ検査の結果に基づいて、エラー検出信号EU_PDを出力する。エラー検出信号EU_PDは、記憶部33の出力データが正しくないことを示す信号である。
記憶部33でエラーが発生した場合には、演算制御部31は、エラー識別信号GPR_DATA_ERRORを出力する。エラー識別信号GPR_DATA_ERRORは、記憶部33でエラーが発生したことを示す信号である。チェック部43および演算制御部31は、エラー検出部およびエラー識別部として動作する。命令制御部36は、エラー検出信号EU_PDおよびエラー識別信号GPR_DATA_ERRORに基づいて、キャンセル信号CANCELおよび訂正開始信号CORRECT_STARTを出力する。キャンセル信号CANCELは、演算部32の演算処理を中止させる信号である。訂正開始信号CORRECT_STARTは、エラー訂正部34でのデータのエラー訂正処理を開始させる信号である。エラー訂正部34は、訂正部44および訂正制御部45を備えている。訂正部44は、記憶部33の出力データのエラーを訂正する。訂正制御部45は、訂正開始信号CORRECT_STARTに基づいて、訂正部44の動作を制御する。
エラー訂正部34が出力したエラー訂正済みのデータは、ラッチ46に格納される。エラー訂正部34は、訂正有効信号CORRECT_VALIDおよび訂正終了信号CORRECT_COMPを出力する。訂正有効信号CORRECT_VALIDは、エラー訂正部34が出力するエラー訂正済みのデータが有効であることを示す信号である。訂正有効信号CORRECT_VALIDは、エラー訂正部34がデータのエラー訂正処理を行っている間、アサートされる(図5参照)。セレクタ47は、訂正有効信号CORRECT_VALIDがアサートされている間、ラッチ46に格納されたエラー訂正済みのデータを選択する。セレクタ47は、訂正有効信号CORRECT_VALIDがネゲートされている間、ラッチ42に格納された演算結果のデータを選択する。つまり、セレクタ47は、エラー訂正部34がデータのエラー訂正処理を行っている間、エラー訂正部34が出力したエラー訂正済みのデータを出力し、それ以外のときには、演算部32が出力した演算結果のデータを出力する。
セレクタ47で選択されたデータは、ラッチ48に格納される。ラッチ48の出力データは、ライトデータとして記憶部33に書き込まれる。命令制御部36は、訂正終了信号CORRECT_COMPに基づいて、命令の実行を再開する。訂正終了信号CORRECT_COMPは、エラー訂正部34でデータのエラー訂正処理が終了したことを示す信号である。なお、図2に示す全体の構成と図3に示す要部の構成との対応関係において、図3に示すチェック部43は、図2においては記憶部33に含まれている。また、図3においては、演算制御部31が演算部32および記憶部33に対して出力する制御信号が、省略されている。
・命令制御部の説明
図4は、実施例1にかかる命令制御部の要部を示す図である。図5は、実施例1にかかる演算処理装置の動作タイミングを示す図である。図4に示すように、命令制御部36は、エラー識別信号保持部51、エラー検出信号保持部52、カウンタ53、アンド回路54,55および訂正状態保持部56を備えている。図4および図5に示すように、エラー識別信号保持部51は、エラー識別信号GPR_DATA_ERRORがアサートされるとセットされる。エラー識別信号GPR_DATA_ERRORは、記憶部33でのエラーの発生が原因で記憶部33の出力データが正しくない場合に所定期間アサートされる。エラー識別信号保持部51は、訂正終了信号CORRECT_COMPがアサートされるとリセットされる。訂正終了信号CORRECT_COMPは、エラー訂正部34でのデータの訂正処理が終了すると所定期間アサートされる。エラー識別信号GPR_DATA_ERRORと訂正終了信号CORRECT_COMPとが同時にアサートされることはない。エラー識別信号保持部51は、エラー検出フラグ信号CORRECT_PENDを出力する。エラー検出フラグ信号CORRECT_PENDは、エラー識別信号保持部51がセットされてからリセットされるまでの期間、アサートされる。
エラー検出信号保持部52は、エラー検出信号EU_PDがアサートされるとセットされる。エラー検出信号EU_PDは、記憶部33の出力データがエラーである場合に所定期間アサートされる。エラー検出信号保持部52は、リセット信号10BIT_COUNT_ALL1がアサートされるとリセットされる。リセット信号10BIT_COUNT_ALL1は、カウンタ53が所定の値に達したときに所定期間アサートされる。エラー検出信号EU_PDとリセット信号10BIT_COUNT_ALL1とが同時にアサートされることはない。エラー検出信号保持部52は、リストア信号RESTOREを出力する。リストア信号RESTOREは、キャンセル信号CANCELとして訂正制御部45(図3参照)および演算部32(図3参照)へ渡される。リストア信号RESTORE(キャンセル信号CANCEL)は、エラー検出信号保持部52がセットされてからリセットされるまでの期間、アサートされる。
カウンタ53は、記憶部33の出力データにエラーが発生したことを、演算処理装置12の外のコントローラ14(図1参照)へ報告する処理に要する時間以上の時間を計る。カウンタ53のビット数は、特に限定しないが、ここでは例えば10ビットとする。カウンタ53は、リストア信号RESTOREがアサートされると初期値(例えば、0)からのカウントを開始する。カウンタ53は、所定の値に達すると初期値に戻る。第1のアンド回路54は、カウンタ53の各ビットの値の論理積をリセット信号10BIT_COUNT_ALL1として出力する。例えば、10ビットのカウンタ53の場合、カウンタ53の値が「1111111111」になるとリセット信号10BIT_COUNT_ALL1がアサートされる。リセット信号10BIT_COUNT_ALL1がアサートされるとキャンセル信号CANCELがネゲートされる。従って、記憶部33の出力データにエラーが発生してからカウンタ53の値が例えば「1111111111」になるまでの期間、訂正制御部45(図3参照)および演算部32(図3参照)の動作が停止することになる。
第2のアンド回路55は、エラー検出フラグ信号CORRECT_PENDとリセット信号10BIT_COUNT_ALL1との論理積を訂正開始信号CORRECT_STARTとして出力する。訂正開始信号CORRECT_STARTは、記憶部33でエラーが発生してからカウンタ53の値が例えば「1111111111」になるまでの期間が経過した直後、すなわち演算処理装置12の外のコントローラ14(図1参照)へのエラー報告処理が済んだ後に所定期間アサートされる。訂正開始信号CORRECT_STARTがアサートされると、訂正制御部45(図3参照)がデータのエラー訂正処理を開始する。
訂正状態保持部56は、訂正開始信号CORRECT_STARTがアサートされるとセットされる。訂正状態保持部56は、訂正終了信号CORRECT_COMPがアサートされるとリセットされる。訂正状態保持部56がセットされると、エラーの訂正状態にあることを示す信号が命令制御部36の各回路へ渡される。それによって、演算処理装置12の状態がエラーの訂正状態に保持される。訂正状態保持部56がリセットされると、エラーの訂正状態から復帰して通常状態にあることを示す信号が命令制御部36の各回路へ渡される。それによって、演算処理装置12は、命令制御部36および演算部32により再び命令を実行し、通常の処理を再開する。演算処理装置12の状態は、通常状態に保持される。
・動作タイミングの説明
各信号の変化を時系列的に説明すると、図5に示すように、パリティ検査の結果、記憶部33の出力データが正しくない場合、演算制御部31から出力されるエラー検出信号EU_PDがアサートされる。それによって、エラー検出信号保持部52から出力されるキャンセル信号CANCEL(リストア信号RESTORE)がアサートされ、演算部32およびエラー訂正部34の動作が停止するとともに、カウンタ53がカウントを開始する。また、記憶部33から正しくないデータが出力されたことの原因が記憶部33でのエラーの発生である場合には、演算制御部31から出力されるエラー識別信号GPR_DATA_ERRORがアサートされる。それによって、エラー識別信号保持部51から出力されるエラー検出フラグ信号CORRECT_PENDがアサートされる。
カウンタ53がカウントを開始してから所定の値に達するまでの間に、演算処理装置12の外部に対するエラーの報告処理および演算処理装置12の中でのエラーの報告処理が終了する。カウンタ53が所定の値に達すると、リセット信号10BIT_COUNT_ALL1がアサートされる。それによって、キャンセル信号CANCEL(リストア信号RESTORE)がネゲートされ、カウンタ53が初期値に戻って停止し、演算部32およびエラー訂正部34が動作を再開する。同時に、訂正開始信号CORRECT_STARTがアサートされ、演算処理装置12がエラーの訂正状態に移行し、エラー訂正部34でデータのエラー訂正処理が開始される。また、訂正開始信号CORRECT_STARTのアサートによって、訂正有効信号CORRECT_VALIDがアサートされるので、セレクタ47がエラー訂正部34でのエラー訂正済みのデータを出力する。エラー訂正部34でデータのエラー訂正処理が終了すると、エラー訂正部34から出力される訂正終了信号CORRECT_COMPがアサートされる。それによって、演算処理装置12の状態が通常状態に移行し、訂正有効信号CORRECT_VALIDがネゲートされるので、セレクタ47が演算部32での演算結果のデータを出力する。
・演算処理装置の制御方法の説明
図6は、実施例1にかかる演算処理装置における処理の流れを示す図である。図6に示すように、演算処理装置12は、記憶部33からデータを読み出すと(ステップS1)、データのパリティをチェック部43により検査する(ステップS2)。パリティ検査の結果、記憶部33が出力したデータにエラーがなければ(ステップS3:No)、記憶部33が出力したデータに基づいて演算部32により通常の演算処理を行う(ステップS7)。パリティ検査の結果、記憶部33が出力したデータにエラーがある場合には(ステップS3:Yes)、演算処理装置12は、演算部32およびエラー訂正部34の処理を停止し、例えば10ビットのカウンタ53のカウントを開始する。演算処理装置12は、カウンタ53が所定の値になるまでにエラー報告処理を行う(ステップS4)。カウンタ53が所定の値になると、演算処理装置12は、エラー訂正部34によりデータのエラー訂正処理を行う(ステップS5)。エラー訂正処理が終了すると、演算処理装置12は、命令制御部36および演算部32により再び命令を実行し(ステップS6)、通常の処理を再開する(ステップS7)。
実施例1によれば、パリティの検査によってデータのエラーを検出し、エラー訂正符号を用いてデータのエラーを訂正することができる。従って、例えば図11に示すレジスタウィンドウ1を有する汎用レジスタファイル2と、例えば図12に示す読み出し回路3と、を備えた演算処理装置12において、データのエラーを訂正することができる。また、汎用レジスタファイル2からデータを読み出すパスにエラー訂正部を組み込まずに済む。また、このような演算処理装置12を備えた情報処理装置11において、同様にデータのエラーを検出し、データを訂正することができる。
(実施例2)
例えば図11に示すレジスタウィンドウ1を有する汎用レジスタファイル2と、例えば図12に示す読み出し回路3と、を備えた演算処理装置においては、演算処理装置内でのエラーの報告処理は、演算処理装置外のコントローラへのエラーの報告処理よりも短時間で終了する。演算処理装置内でのエラーの報告処理に要する時間は、例えば数サイクル程度である。実施例2は、汎用レジスタファイルが出力したデータのエラーを訂正する際に、演算処理装置がエラーの訂正状態にならずに、演算処理装置外へのエラーの報告処理とデータのエラー訂正処理を並行して行う例である。情報処理装置の構成は、図1に示す実施例1と同様であるので、説明を省略する。演算処理装置の全体の構成は、図2に示す実施例1と同様であるので、説明を省略する。ただし、実施例2では演算処理装置がエラーの訂正状態にならないので、図2に示す構成において、エラー訂正部34が命令制御部36にエラーの訂正状態が終了したことを知らせる制御信号がない。
・演算処理装置の要部の説明
図7は、実施例2にかかる演算処理装置の要部を示す図である。図7に示す構成において、実施例2が実施例1と異なるのは以下の点である。キャンセル信号CANCELが例えばインバータ61によって反転されてエラー訂正部34に入力する。エラー訂正部34から命令制御部36へ訂正終了信号CORRECT_COMPが出力されない。訂正有効信号CORRECT_VALIDがアサート状態になるのは、訂正開始信号CORRECT_STARTがアサートされた後、キャンセル信号CANCELがアサートされている期間である。演算処理装置の要部の構成において、その他の構成は図3に示す構成と同様であるので、説明を省略する。なお、図2に示す全体の構成と図7に示す要部の構成との対応関係については、実施例1において図2と図3との対応関係について説明したとおりである。
・命令制御部の説明
図8は、実施例2にかかる命令制御部の要部を示す図である。図9は、実施例2にかかる演算処理装置の動作タイミングを示す図である。図8に示すように、命令制御部36は、エラー識別信号保持部51、エラー検出信号保持部52、カウンタ53,62およびアンド回路54,55,63,64を備えている。二つのカウンタ53,62を区別するため、実施例2で新たに追加されたカウンタ62を第1のカウンタ62とし、実施例1で設けられていたカウンタ53を第2のカウンタ53とする。また、四つのアンド回路54,55,63,64を区別するため、実施例2で新たに第1のカウンタ62の入力に追加されたアンド回路63を第3のアンド回路63とし、第1のカウンタ62の出力に追加されたアンド回路64を第4のアンド回路64とする。実施例2では、訂正状態保持部は設けられていない。図4に示す実施例1の構成と異なる点についてのみ説明する。
図8および図9に示すように、エラー識別信号保持部51は、訂正開始信号CORRECT_STARTがアサートされるとリセットされる。エラー識別信号GPR_DATA_ERRORと訂正開始信号CORRECT_STARTとが同時にアサートされることはない。エラー識別信号保持部51が出力するエラー検出フラグ信号CORRECT_PENDは、エラー識別信号保持部51がセットされてからリセットされるまでの期間、アサートされる。
エラー検出信号保持部52が出力するリストア信号RESTORE(キャンセル信号CANCEL)は、そのまま演算部32(図3参照)へ渡されるとともに、インバータ61により論理が反転されて訂正制御部45(図3参照)へ渡される。従って、リストア信号RESTORE(キャンセル信号CANCEL)がアサートされている期間の全体にわたって演算部32(図3参照)の動作は停止する。一方、訂正制御部45(図3参照)の動作は、リストア信号RESTORE(キャンセル信号CANCEL)がアサートされている期間のうち、訂正開始信号CORRECT_STARTがアサートされるまでは停止し、訂正開始信号CORRECT_STARTがアサートされた後は停止しない。つまり、リストア信号RESTORE(キャンセル信号CANCEL)がアサートされている期間でも、エラー訂正部34でのデータのエラー訂正処理が行われる。
第2のカウンタ53は、リストア信号RESTOREがアサートされると初期値(例えば、0)からのカウントを開始し、所定の値に達すると初期値に戻る。第2のカウンタ53のビット数は、演算処理装置12の外のコントローラ14(図1参照)へエラーを報告する処理に要する時間以上の時間を計ることができれば、特に問わない。ここでは、第2のカウンタ53のビット数が例えば10ビットであるとする。第2のカウンタ53の値が所定の値(例えば「1111111111」)になると、第1のアンド回路54が出力するリセット信号10BIT_COUNT_ALL1がアサートされる。それによって、エラー検出信号保持部52がリセットされ、キャンセル信号CANCELがネゲートされる。従って、演算部32(図3参照)での通常の処理動作が再開し、訂正制御部45(図3参照)でのエラー訂正処理の動作が停止する。第2のカウンタ53および第1のアンド回路54は、第2の計数部として動作する。
第3のアンド回路63は、エラー検出フラグ信号CORRECT_PENDとリストア信号RESTORE(キャンセル信号CANCEL)との論理積を出力する。従って、エラー検出フラグ信号CORRECT_PENDおよびリストア信号RESTORE(キャンセル信号CANCEL)がともにアサートされている状態のときに、第1のカウンタ62は、初期値(例えば、0)からのカウントを開始し、所定の値に達すると初期値に戻る。エラー検出フラグ信号CORRECT_PENDおよびリストア信号RESTORE(キャンセル信号CANCEL)がともにアサートされている状態となるのは、エラー識別信号保持部51およびエラー検出信号保持部52がともにセットされている状態のときである。
第1のカウンタ62のビット数は、演算処理装置12内でのエラーの報告処理に要する時間以上の時間を計ることができるビット数で、かつ第2のカウンタ53のビット数よりも少なければよい。ここでは、第1のカウンタ62のビット数は、特に限定しないが、例えば4ビットであるとする。第1のカウンタ62の値が所定の値(例えば「1111」)になると、第4のアンド回路64が出力する第1の計数期間経過信号4BIT_COUNT_ALL1がアサートされる。第1のカウンタ62がカウントを開始するタイミングは、第3のアンド回路63を信号が伝搬する時間の間、第2のカウンタ53がカウントを開始するタイミングよりも遅れるだけである。従って、第1のカウンタ62の方が、第2のカウンタ53よりも速く所定の値に達する。第3のアンド回路63、第1のカウンタ62および第4のアンド回路64は、第1の計数部として動作する。
第2のアンド回路55は、エラー検出フラグ信号CORRECT_PENDと第1の計数期間経過信号4BIT_COUNT_ALL1との論理積を訂正開始信号CORRECT_STARTとして出力する。訂正開始信号CORRECT_STARTは、記憶部33でエラーが発生してから第1のカウンタ62の値が例えば「1111」になるまでの期間が経過した直後、すなわち演算処理装置12内でのエラー報告処理が済んだ後に所定期間アサートされる。訂正開始信号CORRECT_STARTがアサートされると、訂正制御部45(図3参照)がデータのエラー訂正処理を開始する。訂正開始信号CORRECT_STARTがアサートされると、エラー識別信号保持部51がリセットされるので、エラー検出フラグ信号CORRECT_PENDがネゲートされ、訂正開始信号CORRECT_STARTがネゲートされる。
・動作タイミングの説明
各信号の変化を時系列的に説明すると、図9に示すように、パリティ検査の結果、記憶部33の出力データが正しくない場合、演算制御部31から出力されるエラー検出信号EU_PDがアサートされる。それによって、エラー検出信号保持部52から出力されるキャンセル信号CANCEL(リストア信号RESTORE)がアサートされ、演算部32の動作が停止するとともに、第2のカウンタ53がカウントを開始する。また、記憶部33から正しくないデータが出力されたことの原因が記憶部33でのエラーの発生である場合には、演算制御部31から出力されるエラー識別信号GPR_DATA_ERRORがアサートされる。それによって、エラー識別信号保持部51から出力されるエラー検出フラグ信号CORRECT_PENDがアサートされ、第1のカウンタ62がカウントを開始する。
第1のカウンタ62がカウントを開始してから所定の値に達するまでの間(第1の係数期間)に、演算処理装置12の中でのエラーの報告処理が終了する。第1のカウンタ62が所定の値に達すると、第1のカウンタ62が初期値に戻って停止し、第1の計数期間経過信号4BIT_COUNT_ALL1がアサートされる。それによって、訂正開始信号CORRECT_STARTがアサートされるので、エラー訂正部34でデータのエラー訂正処理が開始される。また、訂正開始信号CORRECT_STARTのアサートによって、訂正有効信号CORRECT_VALIDがアサートされるので、セレクタ47がエラー訂正部34でのエラー訂正済みのデータを出力する。訂正開始信号CORRECT_STARTがアサートされると、エラー検出フラグ信号CORRECT_PENDはネゲートされる。
その後、第2のカウンタ53が所定の値に達する。第2のカウンタ53がカウントを開始してから所定の値に達するまでの間(第2の係数期間)に、演算処理装置12の外に対するエラーの報告処理が終了する。第2のカウンタ53が所定の値に達すると、第2のカウンタ53が初期値に戻って停止し、リセット信号10BIT_COUNT_ALL1がアサートされる。それによって、キャンセル信号CANCEL(リストア信号RESTORE)がネゲートされるので、演算部32が動作を再開し、エラー訂正部34が動作を停止する。また、訂正有効信号CORRECT_VALIDがネゲートされるので、セレクタ47が演算部32での演算結果のデータを出力する。
・演算処理装置の制御方法の説明
図10は、実施例2にかかる演算処理装置における処理の流れを示す図である。図10に示すように、演算処理装置12は、記憶部33からデータを読み出すと(ステップS11)、データのパリティをチェック部43により検査する(ステップS12)。パリティ検査の結果、記憶部33が出力したデータにエラーがなければ(ステップS13:No)、記憶部33が出力したデータに基づいて演算部32により通常の演算処理を行う(ステップS17)。パリティ検査の結果、記憶部33が出力したデータにエラーがある場合には(ステップS13:Yes)、演算処理装置12は、記憶部33でエラーが発生したか否かを判断する。記憶部33でエラーが発生したか否かは、エラー識別信号GPR_DATA_ERRORの状態によって判断することができる(ステップS14)。
エラー識別信号GPR_DATA_ERRORがネゲートの状態である場合には記憶部33でエラーが発生していないので(ステップS14:No)、演算処理装置12は、演算部32の処理を停止し、第2のカウンタ53のカウントを開始する。演算処理装置12は、第2のカウンタ53が所定の値になるまでにエラー報告処理を行う(ステップS15)。第2のカウンタ53が所定の値になると、演算処理装置12は、演算部32により再び命令を実行し(ステップS16)、通常の処理を再開する(ステップS17)。
一方、エラー識別信号GPR_DATA_ERRORがアサートの状態である場合には記憶部33でエラーが発生しているので(ステップS14:Yes)、演算処理装置12は、演算部32およびエラー訂正部34の処理を停止し、第1のカウンタ62および第2のカウンタ53のカウントを開始する。演算処理装置12は、第1のカウンタ62が所定の値になるまでに演算処理装置12内でのエラー報告処理を終了する。また、演算処理装置12は、第2のカウンタ53が所定の値になるまでに演算処理装置12の外に対してエラー報告処理を終了する(ステップS18)。第1のカウンタ62が所定の値になった後、第2のカウンタ53が所定の値に達するまでの間に、演算処理装置12は、エラー訂正部34によりデータのエラー訂正処理を行う(ステップS19)。エラーの報告処理およびエラー訂正処理が終了すると、演算処理装置12は、演算部32により再び命令を実行し(ステップS16)、通常の処理を再開する(ステップS17)。
実施例2によれば、実施例1と同様の効果が得られる。また、エラーの報告処理とエラー訂正処理が並行して行われるので、記憶部33から読み出されたデータのエラーを検出してからエラーを訂正して通常の動作状態に復帰するまでの時間が、エラーの報告処理に要する時間だけで済む。つまり、演算処理装置12は、エラーの報告処理の終了後、直ちに通常の動作に復帰することができる。従って、記憶部33から読み出されたデータのエラーを検出してからエラーを訂正して通常の動作状態に復帰するまでの時間を短縮することができる。また、記憶部33から読み出されたデータのエラーを検出したときに演算処理装置12がエラーの訂正状態へ移行しないので、状態の制御回路が簡素な構成となり、ハードウェアの量(回路量)を減らすことできる。
なお、本発明は、上述した構成の情報処理装置および演算処理装置に限らず、種々の構成の情報処理装置および演算処理装置に適用することができる。例えば、本発明は、図11に示すレジスタウィンドウ1を有する汎用レジスタファイル2と、図12に示す読み出し回路3と、を備えた演算処理装置以外のものにも適用することができる。
上述した実施例1、2に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)演算処理を行う演算部と、データを保持するとともに、前記データを前記演算部に出力する記憶部と、前記記憶部が出力した前記データのエラーを検出した場合に、エラー検出信号を出力するエラー検出部と、前記記憶部にエラーが発生したことを示すエラー識別信号を出力するエラー識別部と、前記エラー識別信号を保持して、エラー検出フラグ信号として出力するエラー識別信号保持部と、前記エラー検出信号を保持して、前記演算部の演算処理を中止させるキャンセル信号を出力するエラー検出信号保持部と、前記エラー検出フラグ信号と前記キャンセル信号とに基づき第1の計数を開始し、第1の計数期間を経過した場合に、訂正開始信号を出力する第1の計数部と、前記訂正開始信号を受信した場合に、前記記憶部が出力した前記データのエラーを訂正するエラー訂正部と、を備えることを特徴とする演算処理装置。
(付記2)前記キャンセル信号の出力により第2の計数を開始し、第2の計数期間を経過した場合に、前記エラー検出信号保持部へのリセット信号を出力する第2の計数部、をさらに備えることを特徴とする付記1に記載の演算処理装置。
(付記3)前記第1の計数部は、前記エラー検出フラグ信号と前記キャンセル信号との論理積に基づいて前記第1の計数を開始し、前記第1の計数期間を経過したことを表す第1の計数期間経過信号と前記エラー検出フラグ信号との論理積に基づいて、前記訂正開始信号を出力することを特徴とする付記2に記載の演算処理装置。
(付記4)前記訂正開始信号は、前記エラー識別信号保持部をリセットさせることを特徴とする付記2または3に記載の演算処理装置。
(付記5)前記第2の計数期間は、前記第1の計数期間よりも長いことを特徴とする付記2〜4のいずれか一つに記載の演算処理装置。
(付記6)演算処理装置と前記演算処理装置にデータを供給する記憶装置を有する情報処理装置において、演算処理を行う演算部と、前記記憶装置からのデータを保持するとともに、前記データを前記演算部に出力する記憶部と、前記記憶部が出力した前記データのエラーを検出した場合に、エラー検出信号を出力するエラー検出部と、前記記憶部にエラーが発生したことを示すエラー識別信号を出力するエラー識別部と、前記エラー識別信号を保持して、エラー検出フラグ信号として出力するエラー識別信号保持部と、前記エラー検出信号を保持して、前記演算部の演算処理を中止させるキャンセル信号を出力するエラー検出信号保持部と、前記エラー検出フラグ信号と前記キャンセル信号とに基づき第1の計数を開始し、第1の計数期間を経過した場合に、訂正開始信号を出力する第1の計数部と、前記訂正開始信号を受信した場合に、前記記憶部が出力した前記データのエラーを訂正するエラー訂正部と、を備えることを特徴とする情報処理装置。
(付記7)演算処理装置の制御方法において、前記演算処理装置が有する演算部が、演算処理を行うステップと、前記演算処理装置が有する記憶部が、保持したデータを前記演算部に出力するステップと、前記演算処理装置が有するエラー検出部が、前記記憶部が出力した前記データのエラーを検出した場合に、エラー検出信号を出力するステップと、前記演算処理装置が有するエラー識別部が、前記記憶部にエラーが発生したことを示すエラー識別信号を出力するステップと、前記演算処理装置が有するエラー識別信号保持部が、前記エラー識別信号を保持して、エラー検出フラグ信号として出力するステップと、前記演算処理装置が有するエラー検出信号保持部が、前記エラー検出信号を保持して、前記演算部の演算処理を中止させるキャンセル信号を出力するステップと、前記演算処理装置が有する第1の計数部が、前記エラー検出フラグ信号と前記キャンセル信号とに基づき第1の計数を開始し、第1の計数期間を経過した場合に、訂正開始信号を出力するステップと、前記演算処理装置が有するエラー訂正部が、前記訂正開始信号を受信した場合に、前記記憶部が出力した前記データのエラーを訂正するステップと、を含むことを特徴とする演算処理装置の制御方法。
(付記8)前記演算処理装置が有する第2の計数部が、前記キャンセル信号の出力により第2の計数を開始し、第2の計数期間を経過した場合に、前記エラー検出信号保持部へのリセット信号を出力するステップ、をさらに含むことを特徴とする付記7に記載の演算処理装置の制御方法。
(付記9)前記第1の計数部は、前記エラー検出フラグ信号と前記キャンセル信号との論理積に基づいて前記第1の計数を開始し、前記第1の計数期間を経過したことを表す第1の計数期間経過信号と前記エラー検出フラグ信号との論理積に基づいて、前記訂正開始信号を出力することを特徴とする付記8に記載の演算処理装置の制御方法。
(付記10)前記訂正開始信号は、前記エラー識別信号保持部をリセットさせることを特徴とする付記8または9に記載の演算処理装置の制御方法。
(付記11)前記第2の計数期間は、前記第1の計数期間よりも長いことを特徴とする付記8〜10のいずれか一つに記載の演算処理装置の制御方法。
(付記12)前記第1の計数部は、前記エラー検出フラグ信号と前記キャンセル信号との論理積に基づいて前記第1の計数を開始し、前記第1の計数期間を経過したことを表す第1の計数期間経過信号と前記エラー検出フラグ信号との論理積に基づいて、前記訂正開始信号を出力することを特徴とする付記1に記載の演算処理装置。
(付記13)前記訂正開始信号は、前記エラー識別信号保持部をリセットさせることを特徴とする付記1または12に記載の演算処理装置。
(付記14)前記第1の計数部は、前記エラー検出フラグ信号と前記キャンセル信号との論理積に基づいて前記第1の計数を開始し、前記第1の計数期間を経過したことを表す第1の計数期間経過信号と前記エラー検出フラグ信号との論理積に基づいて、前記訂正開始信号を出力することを特徴とする付記7に記載の演算処理装置の制御方法。
(付記15)前記訂正開始信号は、前記エラー識別信号保持部をリセットさせることを特徴とする付記7または14に記載の演算処理装置の制御方法。
11 情報処理装置
12 演算処理装置
13 記憶装置
31,43 エラー検出部、エラー識別部
32 演算部
33 記憶部
34 エラー訂正部
51 エラー識別信号保持部
52 エラー検出信号保持部
53,54 第2の計数部
62,63,64 第1の計数部

Claims (7)

  1. コントローラに接続する演算処理装置において、
    演算処理を行う演算部と、
    データを保持するとともに、前記データを前記演算部に出力する記憶部と、
    前記記憶部が出力した前記データのエラーを検出した場合に、エラー検出信号を出力するエラー検出部と、
    前記記憶部にエラーが発生したことを示すエラー識別信号を出力するエラー識別部と、
    前記エラー識別信号を保持して、エラー検出フラグ信号として出力するエラー識別信号保持部と、
    前記エラー検出信号を保持して、前記演算部の演算処理を中止させるキャンセル信号を出力するエラー検出信号保持部と、
    前記エラー検出フラグ信号と前記キャンセル信号とに基づき第1の計数を開始し、前記コントローラへエラーを報告する処理にかかる時間より短く前記演算処理装置内でのエラーを報告する処理にかかる時間より長い第1の計数期間を経過した場合に、訂正開始信号を出力する第1の計数部と、
    前記訂正開始信号を受信した場合に、前記記憶部が出力した前記データのエラーを訂正するエラー訂正部と、
    前記キャンセル信号の出力により第2の計数を開始し、前記コントローラへエラーを報告する処理にかかる時間より長い第2の計数期間を経過した場合に、前記エラー検出信号保持部へのリセット信号を出力する第2の計数部と、を備え
    前記記憶部は、前記エラー訂正部が出力したエラー訂正済みのデータを保持し、
    前記演算部は、前記エラー訂正部によりエラーの訂正が終了した後に、演算処理を実行することを特徴とする演算処理装置。
  2. 前記第1の計数部は、前記エラー検出フラグ信号と前記キャンセル信号との論理積に基づいて前記第1の計数を開始し、前記第1の計数期間を経過したことを表す第1の計数期間経過信号と前記エラー検出フラグ信号との論理積に基づいて、前記訂正開始信号を出力することを特徴とする請求項1に記載の演算処理装置。
  3. 前記訂正開始信号は、前記エラー識別信号保持部をリセットさせることを特徴とする請求項1または2に記載の演算処理装置。
  4. コントローラに接続する演算処理装置と前記演算処理装置にデータを供給する記憶装置を有する情報処理装置において、
    演算処理を行う演算部と、
    前記記憶装置からのデータを保持するとともに、前記データを前記演算部に出力する記憶部と、
    前記記憶部が出力した前記データのエラーを検出した場合に、エラー検出信号を出力するエラー検出部と、
    前記記憶部にエラーが発生したことを示すエラー識別信号を出力するエラー識別部と、
    前記エラー識別信号を保持して、エラー検出フラグ信号として出力するエラー識別信号保持部と、
    前記エラー検出信号を保持して、前記演算部の演算処理を中止させるキャンセル信号を出力するエラー検出信号保持部と、
    前記エラー検出フラグ信号と前記キャンセル信号とに基づき第1の計数を開始し、前記コントローラへエラーを報告する処理にかかる時間より短く前記演算処理装置内でのエラーを報告する処理にかかる時間より長い第1の計数期間を経過した場合に、訂正開始信号を出力する第1の計数部と、
    前記訂正開始信号を受信した場合に、前記記憶部が出力した前記データのエラーを訂正するエラー訂正部と、
    前記キャンセル信号の出力により第2の計数を開始し、前記コントローラへエラーを報告する処理にかかる時間より長い第2の計数期間を経過した場合に、前記エラー検出信号保持部へのリセット信号を出力する第2の計数部と、を備え、
    前記記憶部は、前記エラー訂正部が出力したエラー訂正済みのデータを保持し、
    前記演算部は、前記エラー訂正部によりエラーの訂正が終了した後に、演算処理を実行することを特徴とする情報処理装置。
  5. コントローラに接続する演算処理装置の制御方法において、
    前記演算処理装置が有する演算部が、演算処理を行うステップと、
    前記演算処理装置が有する記憶部が、保持したデータを前記演算部に出力するステップと、
    前記演算処理装置が有するエラー検出部が、前記記憶部が出力した前記データのエラーを検出した場合に、エラー検出信号を出力するステップと、
    前記演算処理装置が有するエラー識別部が、前記記憶部にエラーが発生したことを示すエラー識別信号を出力するステップと、
    前記演算処理装置が有するエラー識別信号保持部が、前記エラー識別信号を保持して、エラー検出フラグ信号として出力するステップと、
    前記演算処理装置が有するエラー検出信号保持部が、前記エラー検出信号を保持して、前記演算部の演算処理を中止させるキャンセル信号を出力するステップと、
    前記演算処理装置が有する第1の計数部が、前記エラー検出フラグ信号と前記キャンセル信号とに基づき第1の計数を開始し、前記コントローラへエラーを報告する処理にかかる時間より短く前記演算処理装置内でのエラーを報告する処理にかかる時間より長い第1の計数期間を経過した場合に、訂正開始信号を出力するステップと、
    前記演算処理装置が有するエラー訂正部が、前記訂正開始信号を受信した場合に、前記記憶部が出力した前記データのエラーを訂正するステップと、
    前記演算処理装置が有する第2の計数部が、前記キャンセル信号の出力により第2の計数を開始し、前記コントローラへエラーを報告する処理にかかる時間より長い第2の計数期間を経過した場合に、前記エラー検出信号保持部へのリセット信号を出力するステップと、
    前記記憶部が、前記エラー訂正部が出力したエラー訂正済みのデータを保持するステップと、
    前記演算部が、前記エラー訂正部によりエラーの訂正が終了した後に、演算処理を実行するステップと、
    を含むことを特徴とする演算処理装置の制御方法。
  6. 前記第1の計数部は、前記エラー検出フラグ信号と前記キャンセル信号との論理積に基づいて前記第1の計数を開始し、前記第1の計数期間を経過したことを表す第1の計数期間経過信号と前記エラー検出フラグ信号との論理積に基づいて、前記訂正開始信号を出力することを特徴とする請求項5に記載の演算処理装置の制御方法。
  7. 前記訂正開始信号は、前記エラー識別信号保持部をリセットさせることを特徴とする請求項5または6に記載の演算処理装置の制御方法。
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