JP5540566B2 - 整流装置 - Google Patents
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Description
この整流回路は、交流電源が出力する交流電圧を直流電圧に変換する整流回路であって、電源に接続されると共に整流回路の第1の出力端子に一方の極性の出力電圧を発生する第1の整流手段と、電源に接続されると共に整流回路の第2の出力端子に反対の極性の出力電圧を発生する第2の整流手段と、一端が電源に結合されると共に他端が第2の出力端子に結合されている一方向導電性素子と、第2の整流手段または一方向導電性素子のいずれかを非導通状態にするように選択的に動作するスイッチング手段とを有し、一方向導電性素子が非導通状態にあるときは3相全波整流回路として動作し、また第2の整流手段が非導通状態にあるときは3相半波整流回路として動作することによって、出力する直流電圧の範囲を交流電源の電圧範囲よりも狭くする。
このように、整流装置が、整流した直流電圧がしきい値を超えると、直流電圧の生成に供する相電圧を減らすことによって、従来行われていた3相全波整流から3相半波整流への切り替える方法よりも直流電圧を抑制することが出来る。これにより、従来よりも降圧チョッパに印加される電圧を抑制することが出来る。
〔第1実施形態〕
まず、第1実施形態に係る整流装置A1について、説明する。
第1実施形態に係る整流装置A1の回路構成について、図1を参照して、説明する。図1は、第1実施形態に係る整流装置A1の構成を示す回路図である。
なお、第1MOSFET2は、第1実施形態における第1のスイッチング手段であり、第2MOSFET3は、第1実施形態における第2のスイッチング手段である。また、電圧センサ7及び制御部8が、第1実施形態における制御手段を構成する。
整流用ダイオード1aは、カソード端子が、正極側の出力端子6aに接続され、アノード端子が、オルタネータBのU相巻線及び整流用ダイオード1dのカソード端子に接続されている。
整流用ダイオード1cは、カソード端子が、第1MOSFET2のドレイン端子に接続され、アノード端子が、オルタネータBのW相巻線及び整流用ダイオード1fのカソード端子に接続されている。
整流用ダイオード1eは、カソード端子が、オルタネータBのV相巻線及び整流用ダイオード1bのアノード端子に接続され、アノード端子が、第2MOSFET3のソース端子に接続されている。
第2MOSFET3では、ドレイン端子がコンデンサ4の他端及び負極側の出力端子6bに接続され、ソース端子が整流用ダイオード1dのアノード端子、整流用ダイオード1eのアノード端子及び整流用ダイオード1fのアノード端子に接続され、さらにゲート端子が制御部8にされている。
ダイオード5は、アノード端子がコンデンサ4の他端及び他方の出力端子6bに接続され、カソード端子がオルタネータBに接続されている。
整流装置A1では、オルタネータBが回転によって3相交流電圧の出力を開始すると、整流用ブリッジ回路1が交流電圧を直流電圧V1へ変換し、当該直流電圧V1を出力端子6a,6bから降圧チョッパ回路Cへ出力する。電圧センサ7は、直流電圧V1の出力動作の開始に伴って、制御部8への検出信号Sv1の出力を開始する。そして、オルタネータBの回転数の上昇に伴って、整流装置A1では、オルタネータBから入力される3相交流電圧が上昇する。
図2は、第1実施形態に係る整流装置A1の入力された3相交流電圧の線間電圧を示す波形図と、直流電圧V1を示す波形図と、第1MOSFET2及び第2MOSFET3のスイッチング周期を示す波形図である。
そして、制御部8は、直流電圧V1がしきい値Va1を超えると、第1MOSFET2及び第2MOSFET3をOFFすることによって、3相全波整流から単相半波整流に切り替え、これにより、図2の(b)に示すように、直流電圧V1がしきい値Va1を下回る電圧、すなわち降圧チョッパ回路Cの耐電圧を下回る電圧まで降圧させる。
(1)上記第1実施形態に係る整流装置A1では、直流電圧V1がしきい値Va1を超えると、第1MOSFET2及び第2MOSFET3をOFFにすることによって、3相全波整流から単相半波整流に切り替え、これによって直流電圧V1を抑制したが、本発明はこれに限定されない。
次に、第2実施形態に係る整流装置A2について、説明する。
第2実施形態に係る整流装置A2の回路構成について、図3を参照して、説明する。図3は、第2実施形態に係る整流装置A2の構成を示す回路図である。
整流用ダイオード11aは、カソード端子が、正極側の出力端子16aに接続され、アノード端子が、オルタネータBのU相巻線及び整流用ダイオード11dのカソード端子に接続されている。
整流用ダイオード11cは、カソード端子が、第1MOSFET12のドレイン端子に接続され、アノード端子が、オルタネータBのW相巻線及び整流用ダイオード11fのカソード端子に接続されている。
整流用ダイオード11eは、カソード端子が、オルタネータBのV相巻線及び整流用ダイオード11bのアノード端子に接続され、アノード端子が、第2MOSFET13のソース端子に接続されている。
第2MOSFET13では、ドレイン端子がコンデンサ14の他端及び負極側の出力端子16bに接続され、ソース端子が整流用ダイオード11dのアノード端子、整流用ダイオード11eのアノード端子及び整流用ダイオード11fのアノード端子に接続され、さらにゲート端子が制御部18にされている。
ダイオード15は、アノード端子がコンデンサ14の他端及び他方の出力端子16bに接続され、カソード端子がオルタネータBに接続されている。
整流装置A2では、オルタネータBが回転によって3相交流電圧の出力を開始すると、整流用ブリッジ回路11が交流電圧を直流電圧V11へ変換し、当該直流電圧V11を出力端子16a,16bから降圧チョッパ回路Cへ出力する。電圧センサ17は、直流電圧V11の出力動作の開始に伴って、制御部18への検出信号Sv11の出力を開始する。そして、オルタネータBの回転数の上昇に伴って、整流装置A2では、オルタネータBから入力される3相交流電圧が上昇する。
図4は、第2実施形態に係る整流装置A2の入力された3相交流電圧の線間電圧を示す波形図と、直流電圧V11を示す波形図と、第1MOSFET12及び第2MOSFET13のスイッチング周期を示す波形図である。
次に、第3実施形態に係る整流装置A3について、説明する。
第3実施形態に係る整流装置A3の回路構成について、図5を参照して、説明する。図5は、第3実施形態に係る整流装置A3の構成を示す回路図である。
整流用ダイオード21aは、カソード端子が、正極側の出力端子24aに接続され、アノード端子が、オルタネータBのU相巻線及び整流用サイリスタ21dのカソード端子に接続されている。
整流用サイリスタ21cは、カソード端子が、正極側の出力端子24aに接続され、アノード端子が、オルタネータBのW相巻線及び整流用サイリスタ21fのカソード端子に接続され、ゲート端子が制御部26に接続されている。
整流用サイリスタ21eは、カソード端子が、オルタネータBのV相巻線及び整流用サイリスタ21bのアノード端子に接続され、アノード端子が、負極側の出力端子24bに接続され、ゲート端子が制御部26に接続されている。
ダイオード23は、アノード端子がコンデンサ22の他端及び他方の出力端子24bに接続され、カソード端子がオルタネータBに接続されている。
整流装置A3では、オルタネータBが回転によって3相交流電圧の出力を開始すると、整流用ブリッジ回路21が交流電圧を直流電圧V21へ変換し、当該直流電圧V21を出力端子24a,24bから降圧チョッパ回路Cへ出力する。電圧センサ25は、直流電圧V21の出力動作の開始に伴って、制御部26への検出信号Sv21の出力を開始する。そして、オルタネータBの回転数の上昇に伴って、整流装置A3では、オルタネータBから入力される3相交流電圧が上昇する。
(1)上記第3実施形態に係る整流装置A3では、整流用ブリッジ回路21を、1個の整流用ダイオード21aと、5個の整流用サイリスタ21b〜21fによって構成したが、本発明はこれに限定されない。
さらに、整流用ダイオード21aを整流用サイリスタに置き換え、制御部26が、直流電圧V21に応じて、各整流用サイリスタのON/OFFを制御することによって、直流電圧V21を0ボルト〜ピーク電圧までの間で段階的に変化させる、すなわち直流電圧V21の出力制御をするようにしてもよい。
Claims (2)
- カソード端子が正極側の出力端に接続された整流用ダイオードとアノード端子が負極側の出力端に接続された整流用ダイオードとが直列接続されたものを1対とし、外部のオルタネータから供給される3相の交流電圧に応じて設けられた3対の整流用ダイオードから構成された整流用ブリッジ回路と、
カソード端子が正極側の出力端に接続される前記整流用ブリッジ回路の3個の整流用ダイオードのうちの2個の整流用ダイオードのカソード端子と正極側の出力端との間に設けられた第1のスイッチング手段と、
負極側の出力端に接続される前記整流用ブリッジ回路の3個の整流用ダイオードのアノード端子と負極側の出力端との間に設けられた第2のスイッチング手段と、
一端が正極側の出力端に、また他端が負極側の出力端にそれぞれ接続されるコンデンサと、
アノード端子が負極側の出力端に、またカソード端子が前記オルタネータに接続されるダイオードと、
3相全波整流によって整流した直流電圧が所定のしきい値を超えた場合に、前記第1のスイッチング手段及び前記第2のスイッチング手段をOFFにすることによって、前記整流用ブリッジ回路の動作を3相全波整流から単相半波整流へ切り替える制御手段とを、
具備することを特徴とする整流装置。 - カソード端子が正極側の出力端に接続された整流用ダイオードとアノード端子が負極側の出力端に接続された整流用ダイオードとが直列接続されたものを1対とし、外部のオルタネータから供給される3相の交流電圧に応じて設けられた3対の整流用ダイオードから構成された整流用ブリッジ回路と、
カソード端子が正極側の出力端に接続される前記整流用ブリッジ回路の3個の整流用ダイオードのうちの1個の整流用ダイオードのカソード端子と正極側の出力端との間に設けられた第1のスイッチング手段と、
負極側の出力端に接続される前記整流用ブリッジ回路の3個の整流用ダイオードのアノード端子と負極側の出力端との間に設けられた第2のスイッチング手段と、
一端が正極側の出力端に、また他端が負極側の出力端にそれぞれ接続されるコンデンサと、
アノード端子が負極側の出力端に、またカソード端子が前記オルタネータに接続されるダイオードと、
3相全波整流によって整流した直流電圧が所定のしきい値を超えた場合に、前記第1のスイッチング手段及び前記第2のスイッチング手段をOFFにすることによって、前記整流用ブリッジ回路の動作を3相全波整流から2相半波整流へ切り替える制御手段とを、
具備することを特徴とする整流装置。
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