JPH0880048A - 電力変換制御装置 - Google Patents

電力変換制御装置

Info

Publication number
JPH0880048A
JPH0880048A JP21229694A JP21229694A JPH0880048A JP H0880048 A JPH0880048 A JP H0880048A JP 21229694 A JP21229694 A JP 21229694A JP 21229694 A JP21229694 A JP 21229694A JP H0880048 A JPH0880048 A JP H0880048A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
rectifier
power
voltage
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21229694A
Other languages
English (en)
Inventor
Michiya Takezoe
美智也 竹添
Norio Kagimura
紀雄 鍵村
Isao Tanatsugi
功 棚次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP21229694A priority Critical patent/JPH0880048A/ja
Publication of JPH0880048A publication Critical patent/JPH0880048A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rectifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 200ボルト電源に対する耐圧を要する回路
で400ボルト電源に対応し得るようにする。 【構成】 電源(40)に整流器(21)と平滑回路(22)
とインバータ回路(23)とが順に接続されると共に、イ
ンバータ回路(23)に圧縮機モータ(CM)が接続されて
いる。整流器(21)は、半波整流と全波整流との何れか
を行うように交流を半サイクルづつ半波整流する第1半
波整流部(2A)と第2半波整流部(2B)を備えている。
平滑回路(22)における片方の電源ライン(2N)は、整
流器(21)における第2半波整流部(2B)と端子盤(T
es)のN端子とに接続されると共に、第2半波整流部
(2B)と電源ライン(2N)との間には切換えスイッチ
(12)が設けられている。そして、電源電圧が200ボ
ルトであると切換えスイッチ(12)をオンし、400ボ
ルトであると切換えスイッチ(12)をオフするリレース
イッチ(Ry1,Ry4)が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電力変換制御装置に関
し、特に、2種類の電源電圧に対応可能にした電力変換
制装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電力変換制御装置には、
実開平1−71992号公報に開示されているように、
電源に電源スイッチを介して整流器が接続されると共
に、該整流器に平滑回路とインバータ回路を介して圧縮
機モータが接続されて構成されているものがある。そし
て、上記電力変換制御装置は、電源電圧が200ボルト
であると、第1周波数設定回路をインバータ回路に接続
し、200ボルトの電源電圧に対応した電圧−周波数特
性に従ってインバータ回路を制御する一方、電源電圧が
400ボルトであると、第2周波数設定回路をインバー
タ回路に接続し、400ボルトの電源電圧に対応した電
圧−周波数特性に従ってインバータ回路を制御するよう
に構成されている。この両周波数設定回路によって20
0ボルトの電源と400ボルトの電源とに対処できるよ
うにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した電力変換制御
装置においては、インバータ回路の出力周波数を200
ボルトの電源と400ボルトの電源とで切換えるように
しているので、電源電圧が200ボルトであっても40
0ボルトであっても整流された電圧がそのまゝインバー
タ回路に印加されることになる。従って、整流器や平滑
回路の他、インバータ回路の各素子は、400ボルトの
受電時に対応した耐圧を要するものを使用しなければな
らないという問題があった。また、200ボルトの専用
回路を搭載した電力変換制御装置と400ボルトの専用
回路を搭載した電力変換制御装置とにおいては、部品の
共用化を図ることができず、この結果、400ボルトの
専用回路を開発しなければならないという問題があっ
た。
【0004】本発明は、斯かる点に鑑みてなされたもの
で、200ボルト電源と400ボルト電源との双方に対
応し得るようにすると同時に、200ボルト電源に対す
る耐圧を要する回路で400ボルト電源に対応し得るよ
うにすることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明が講じた手段は、電源電圧に対応して全波
整流と半波整流の何れかを行うようにしたものである。
具体的に、図1に示すように、請求項1に係る発明が講
じた手段は、先ず、三相交流を供給する電源(40)と、
該電源(40)に接続されて交流を直流に変換する整流器
(21)とが設けられている。更に、該整流器(21)に接
続されて整流器(21)が変換した直流を平滑する平滑回
路(22)と、該平滑回路(22)に接続されて平滑回路
(22)が平滑した直流を交流に変換するインバータ回路
(23)と、該インバータ回路(23)に接続された負荷
(CM)とを備えている電力変換制御装置を前提としてい
る。そして、上記整流器(21)は、半波整流と全波整流
との何れかを行うように交流を半サイクルづつ半波整流
する第1半波整流部(2A)と第2半波整流部(2B)を備
えている。加えて、上記平滑回路(22)における片方の
電源ライン(2N)が第2半波整流部(2B)と電源(40)
とに切換え接続可能に構成されている。また、請求項2
に係る発明が講じた手段は、上記請求項1の発明におい
て、平滑回路(22)における片方の電源ライン(2N)
は、整流器(21)における第2半波整流部(2B)と電源
(40)とに接続されると共に、第2半波整流部(2B)と
電源ライン(2N)との間には開閉手段(12)が設けられ
ている。そして、電源(40)には、電源電圧が200ボ
ルトであるか400ボルトであるかを判別する電圧判別
手段(35)が接続されている。その上、該電圧判別手段
(35)が200ボルトを判別すると、上記開閉手段(1
2)をオンする開閉制御手段(Ry1,Ry4)が設けられ
ている。また、請求項3に係る発明が講じた手段は、上
記請求項1又は2の発明において、負荷(CM)が、コン
テナ用冷凍装置における圧縮機のモータで構成されたも
のである。
【0006】
【作用】上記の構成により、請求項1に係る発明では、
電源(40)が整流器(21)に接続されると、電源電圧に
対応して平滑回路(22)における片方の電源ライン(2
N)を第2半波整流部(2B)と電源(40)との何れかに
接続し、具体的に例えば、電源ライン(2N)を第2半波
整流部(2B)と端子盤との何れかに接続する。具体的
に、請求項2に係る発明では、電源(40)が接続される
と、電圧判別手段(35)が200ボルトを受電している
か、400ボルトを受電しているか否かを判別する。そ
して、電源(40)が200ボルトであると、上記電圧判
別手段(35)が200ボルト電源(40)を判別し、この
電圧判別手段(35)の判別によって開閉制御手段(Ry
1,Ry4)が開閉手段(12)をオンし、整流器(21)の
第1半波整流部(2A)と第2半波整流部(2B)とが作動
可能状態になって該整流器(21)が全波整流するように
なる。その後、運転指令信号によって電源電力が整流器
(21)に供給され、電源(40)からの三相交流は、整流
器(21)で全波整流されて直流に変換された後、平滑回
路(22)で平滑にされ、インバータ回路(23)は直流を
交流に変換した後、負荷(CM)に交流の制御電力を供給
する。例えば、請求項3に係る発明では、コンテナ用冷
凍装置における圧縮機のモータ(CM)に制御電力が供給
される。一方、上記電源(40)が400ボルトである場
合、上記電圧判別手段(35)が400ボルト電源(40)
を判別し、この電圧判別手段(35)の判別によって開閉
制御手段(Ry1,Ry4)が開閉手段(12)をオフしたま
ゝであるので、整流器(21)の第1半波整流部(2A)の
みが作動可能状態になって該整流器(21)が半波整流す
るようになる。その後、運転指令信号によって電源電力
が整流器(21)に供給され、電源(40)からの三相交流
は、整流器(21)で半波整流されて直流に変換された
後、平滑回路(22)で平滑にされ、インバータ回路(2
3)は直流を交流に変換した後、負荷(CM)に交流の制
御電力を供給する。
【0007】
【発明の効果】従って、請求項1に係る発明によれば、
電源電圧によって平滑回路(22)における片方の電源ラ
イン(2N)が整流器(21)と電源(40)とに切換え可能
に接続されると共に、整流器(21)が200ボルト電源
(40)の場合に全波整流し、400ボルト電源(40)の
場合に半波整流するようにしたゝめに、整流器(21)や
平滑回路(22)の他、インバータ回路(23)の各素子
は、200ボルトの受電時に対応した耐圧を要するもの
を使用することができる。この結果、耐圧を小さい素子
を使用することができるので、安価な回路にすることが
できる。また、200ボルト電源(40)と400ボルト
電源(40)とで部品の共通化を図ることができるので、
400ボルト電源(40)の専用のインバータ回路(23)
等を開発する必要がなく、インバータ回路(23)等の適
用範囲の拡大を図ることができる。また、請求項2に係
る発明によれば、電源電圧を判別して開閉手段(12)を
開閉し、平滑回路(22)における片方の電源ライン(2
N)を整流器(21)と電源(40)とに切換えるようにし
たゝめに、自動的に異なる電源電圧に対応することがで
きることから、操作性の向上を図ることができる。ま
た、請求項3に係る発明によれば、電源電圧が異なる電
源(40)で使用されるコンテナ用冷凍装置においては、
開閉手段(12)を開閉するのみでもって異なる電源電圧
に容易に対応することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図2及び図3に示すように、電力変換制御
装置(10)は、電力変換部(20)と信号制御部(30)と
を備え、コンテナ用冷凍装置に設けられて負荷である圧
縮機モータ(CM)に制御電力を供給するものである。上
記電力変換部(20)は、電源(40)から供給される電力
を制御電力に変換するものであって、整流器(21)と平
滑回路(22)とインバータ回路(23)とを備えている。
上記電源(40)は、三相交流を供給するものであって、
電圧が200ボルトの電源(40)と400ボルトの電源
(40)の何れかが適用される。そして、200ボルトの
電源(40)は、図2に示すように、R相線(4R)とS相
線(4S)とT相線(4T)とを備え、端子盤(Tes)に接
続され、中性線(4N)を備えていない。一方、400ボ
ルトの電源(40)は、図3に示すように、R相線(4R)
とS相線(4S)とT相線(4T)の他、中性線(4N)を備
え、端子盤(Tes)に接続されている。上記整流器(2
1)は、電源スイッチ(11)を介して電源(40)に接続
されたダイオードモジュールであって、ダイオード
(D,D,…)を備えて電源(40)からの交流を半サイ
クルづつ整流する第1半波整流部(2A)と第2半波整流
部(2B)とを備えている。上記平滑回路(22)は、直流
を平滑するものであって、リアクトル(L)が設けられ
ると共に、2つの電源ライン(2P,2N)の間に平滑コン
デンサ(C)が接続されて構成されている。上記インバ
ータ回路(23)は、平滑回路(22)が平滑した直流を交
流に変換するトランジスタモジュールであって、圧縮機
モータ(CM)が接続されて三相交流の制御電力を圧縮機
モータ(CM)に供給している。そして、本発明の特徴と
して、上記整流器(21)の第2半波整流部(2B)は、一
端が電源(40)のR相線(4R)とS相線(4S)とT相線
(4T)とに接続されると共に、他端が開閉手段である切
換えスイッチ(12)を介して平滑回路(22)における片
方の電源ライン(2N)に接続され、この電源ライン(2
N)は端子盤(Tes)のN端子にも接続されている。つ
まり、上記整流器(21)は、切換えスイッチ(12)をオ
ンした全波整流と、切換えスイッチ(12)をオフした半
波整流との何れかを行うように構成されている。
【0009】上記信号制御部(30)は、電力変換部(2
0)に制御信号を出力するものであって、CPU(31)
及びドライブ回路(32)を備えている。該CPU(31)
は、コントローラ(50)と制御信号を授受すると共に、
リレー制御回路(33)と電圧判別処理回路(34)とが接
続されている。一方、上記電源(40)のR相線(4R)に
は、電源スイッチ(11)の励磁コイル(52C)が接続さ
れ、該励磁コイル(52C)は、第3リレースイッチ(Ry
3)が直列に接続されると共に、電源(40)のS相線
(4S)と中性線(4N)とに第1リレースイッチ(Ry1)
と第2リレースイッチ(Ry2)とを介して分岐接続され
ている。また、上記電源(40)のR相線(4R)には、切
換えスイッチ(12)の励磁コイル(83)が接続され、該
励磁コイル(83)は、第4リレースイッチ(Ry4)及び
上記第2リレースイッチ(Ry2)を介して端子盤(Te
s)のN端子に接続されている。そして、上記第3リレ
ースイッチ(Ry3)は、リレー制御回路(33)に設けら
れ、該リレー制御回路(33)は、CPU(31)からの制
御信号に基づいて第3リレースイッチ(Ry3)を開閉す
るように構成されている。また、上記第1リレースイッ
チ(Ry1)と第2リレースイッチ(Ry2)と第4リレー
スイッチ(Ry4)は、本発明の特徴とする電圧判別処理
回路(34)に設けられ、該電圧判別処理回路(34)は、
CPU(31)と制御信号を授受すると共に、電源(40)
のR相線(4R)とS相線(4S)とに接続されて電圧判別
手段(35)を備えている。該電圧判別手段(35)は、R
相線(4R)とS相線(4S)との相間電圧を検出して20
0ボルト電源(40)か400ボルト電源(40)かを判別
し、判別信号をCPU(31)に出力すると共に、上記第
1リレースイッチ(Ry1)と第2リレースイッチ(Ry
2)と第4リレースイッチ(Ry4)を開閉するように構
成され、該第1リレースイッチ(Ry1)と第4リレース
イッチ(Ry4)が開閉制御手段を構成している。具体的
に、上記電圧判別手段(35)は、電源電圧が200ボル
トであると、第1リレースイッチ(Ry1)と第4リレー
スイッチ(Ry4)とをオンして切換えスイッチ(12)を
オンし、整流器(21)が全波整流させるように構成さ
れ、また、電源電圧が400ボルトであると、第2リレ
ースイッチ(Ry2)のみをオンして切換えスイッチ(1
2)をオフしたまゝとし、整流器(21)が半波整流させ
るように構成されている。上記電源(40)のR相線(4
R)とS相線(4S)には、電源回路であるスイッチング
レギュレータ(36)が接続されて該スイッチングレギュ
レータ(36)からドライブ回路(32)に電力供給され、
該ドライブ回路(32)は、CPU(31)からパルス信号
が受け、該CPU(31)のパルス信号に基づくドライブ
信号をインバータ回路(23)に出力するように構成され
ている。
【0010】−電力変換制御装置(10)の電力変換動作
− 次に、上記電力変換制御装置(10)における電力変換動
作について図4の制御フロー図に基づき説明する。先
ず、電力変換動作がスタートすると、ステップST1から
の動作が開始される。つまり、200ボルト電源(40)
の場合、図2に示すように、各電源線(4R,4S,4T)を
端子盤(Tes)に接続し、400ボルト電源(40)の場
合、図3に示すように、各電源線(4R,4S,4T,4N)を
端子盤(Tes)に接続した後、図示しない電源ブレーカ
をオンする。その後、ステップST1において、スイッチ
ングレギュレータ(36)が作動し、つまり、電源(40)
より電力が供給されてCPU(31)の作動準備が完了す
ることになる。続いて、ステップST2に移り、電源電圧
が200ボルトであるか否かを判定する。つまり、電源
(40)のR相線(4R)とS相線(4S)とより電圧判別処
理回路(34)に電源電圧が印加されるので、電圧判別手
段(35)が200ボルトを受電しているか、400ボル
トを受電しているか否かを判別する。そして、電源(4
0)が図2に示す200ボルトであると、上記電圧判別
手段(35)が200ボルト電源(40)を判別し、上記ス
テップST2の判定がYESとなってステップST3に移る
ことになる。このステップST3において、上記電圧判別
手段(35)は、CPU(31)に200ボルトの判別信号
を出力すると共に、第1リレースイッチ(Ry1)及び第
4リレースイッチ(Ry4)をオンする。この第1リレー
スイッチ(Ry1)及び第4リレースイッチ(Ry4)のオ
ン動作によって切換えスイッチ(12)の励磁コイル(8
3)が励磁して切換えスイッチ(12)がオンし、整流器
(21)の第1半波整流部(2A)と第2半波整流部(2B)
とが作動可能状態になって該整流器(21)が全波整流す
るようになる。引き続いて、上記ステップST3からステ
ップST4に移り、コントローラ(50)から運転指令信号
が出力されたか否かを判定し、該運転指令信号が出力さ
れるまでステップST4に待機し、運転指令信号が出力さ
れると、ステップST5に移り、リレー制御回路(33)が
第3リレースイッチ(Ry3)をオンし、電源スイッチ
(11)をオンして三相全波整流の整流動作が完了する。
その後、コントローラ(50)からCPU(31)に周波数
指令が行われ、CPU(31)からドライブ回路(32)に
パルス信号が出力され、該ドライブ回路(32)からイン
バータ回路(23)にCPU(31)のパルス信号に基づく
ドライブ信号が印加される。そして、このドライブ信号
によって平滑回路(22)で平滑された直流電圧がインバ
ータ回路(23)により交流に変換され、圧縮機モータ
(CM)に交流の制御電力が供給されて該圧縮機モータ
(CM)が駆動する。その際、電源(40)の線間電圧は2
00Vであるので、整流器(21)が全波整流した直流電
圧は283Vdc(200V×√2)となる。
【0011】一方、電源(40)が図3に示す400ボル
トである場合、上記電圧判別手段(35)が400ボルト
電源(40)を判別し、上記ステップST2の判定がNOと
なってステップST6に移り、このステップST6の判定が
YESとなってステップST7に移ることになる。このス
テップST7において、上記電圧判別手段(35)は、CP
U(31)に400ボルトの判別手段を出力すると共に、
第2リレースイッチ(Ry2)をオンする。そして、上記
第1リレースイッチ(Ry1)及び第4リレースイッチ
(Ry4)がオフ状態を維持するので、上記切換えスイッ
チ(12)の励磁コイル(83)が消磁したまゝとなって切
換えスイッチ(12)がオフし、平滑回路(22)における
片方の電源ライン(2N)が電源(40)の中性線(4N)に
接続され、整流器(21)の第1半波整流部(2A)のみが
作動可能状態になって該整流器(21)が半波整流するよ
うになる。引き続いて、上記ステップST7からステップ
ST8に移り、上記ステップST4と同様に、コントローラ
(50)から運転指令信号が出力されたか否かを判定し、
該運転指令信号が出力されるまで待機し、運転指令信号
が出力されると、ステップST9に移り、リレー制御回路
(33)が第3リレースイッチ(Ry3)をオンし、電源ス
イッチ(11)をオンして三相半波整流の整流動作が完了
する。その後、コントローラ(50)からCPU(31)に
周波数指令が行われ、CPU(31)からドライブ回路
(32)にパルス信号が出力され、該ドライブ回路(32)
からインバータ回路(23)にCPU(31)のパルス信号
に基づくドライブ信号が印加される。そして、このドラ
イブ信号によって平滑回路(22)で平滑された直流電圧
がインバータ回路(23)により交流に変換され、圧縮機
モータ(CM)に交流の制御電力が供給されて該圧縮機モ
ータ(CM)が駆動する。その際、電源(40)の相電圧は
231V(400V/√3)であるので、整流器(21)
が半波整流した直流電圧は326Vdc(231V×√
2)となる。
【0012】また、上記ステップST6において、電圧判
別手段(35)が400ボルト電源(40)を判別しない場
合、判定がNOとなってステップST10に移り、電源電圧
が200ボルトでも400ボルトでもないので、電圧判
別手段(35)はコントローラ(50)に異常を伝送し、該
コントローラ(50)が異常表示などの異常処理を実行す
ることになる。
【0013】−電力変換制御装置(10)の効果− 以上のように、本実施例によれば、電源電圧によって平
滑回路(22)における片方の電源ライン(2N)が整流器
(21)と端子盤(Tes)のN端子とに切換え可能に接続
されると共に、整流器(21)が200ボルト電源(40)
の場合に全波整流し、400ボルト電源(40)の場合に
半波整流するようにしたゝめに、整流器(21)や平滑回
路(22)の他、インバータ回路(23)の各素子は、20
0ボルトの受電時に対応した耐圧を要するものを使用す
ることができる。この結果、耐圧を小さい素子を使用す
ることができるので、安価な回路にすることができる。
また、200ボルト電源(40)と400ボルト電源(4
0)とで部品の共通化を図ることができるので、400
ボルト電源(40)の専用のインバータ回路(23)等を開
発する必要がなく、インバータ回路(23)等の適用範囲
の拡大を図ることができる。また、電源電圧を判別して
切換えスイッチ(12)を開閉し、平滑回路(22)におけ
る片方の電源ライン(2N)を整流器(21)と端子盤(T
es)のN端子とに切換えるようにしたゝめに、自動的に
異なる電源電圧に対応することができることから、操作
性の向上を図ることができる。また、電源電圧が異なる
電源(40)で使用されるコンテナ用冷凍装置において
は、切換えスイッチ(12)を開閉するのみでもって異な
る電源電圧に容易に対応することができる。
【0014】−他の実施例− 図5及び図6は、他の実施例を示すものであって、平滑
回路(22)における片方の電源ライン(2N)が、整流器
(21)における第2半波整流部(2B)と、端子盤(Te
s)のN端子との何れかに接続可能に構成されたもので
ある。つまり、作業者が電源(40)を端子盤(Tes)に
接続する際、この電源(40)が200ボルトである場合
には、図5に示すように、平滑回路(22)における片方
の電源ライン(2N)を整流器(21)の第2半波整流部
(2B)に接続し、整流器(21)が全波整流するように設
定する。一方、上記電源(40)が400ボルトである場
合には、図6に示すように、平滑回路(22)における片
方の電源ライン(2N)を電源(40)の中性線(4N)に端
子盤(Tes)のN端子を介して接続し、整流器(21)が
半波整流するように設定する。そして、信号制御部(3
0)は、前実施例の如く電圧判別処理回路(34)が設け
られておらず、電源スイッチ(11)を制御するリレー制
御回路(33)のみが設けられている。従って、本実施例
によれば、電源電圧によって結線構造を切換え可能にす
ると共に、200ボルト電源(40)の場合に全波整流
し、400ボルト電源(40)の場合に半波整流するよう
にしたゝめに、整流器(21)や平滑回路(22)の他、イ
ンバータ回路(23)の各素子は、200ボルトの受電時
に対応した耐圧を要するものを使用することができる。
この結果、耐圧を小さい素子を使用することができるの
で、安価な回路にすることができる。また、200ボル
ト電源(40)と400ボルト電源(40)とで部品の共通
化を図ることができるので、400ボルト電源(40)の
専用のインバータ回路(23)等を開発する必要がなく、
インバータ回路(23)等の適用範囲の拡大を図ることが
できる。
【0015】−その他の変形例− 尚、本実施例においては、切換えスイッチ(12)は第4
リレースイッチ(Ry4)及び第1リレースイッチ(Ry
1)で制御するようにしたが、他の制御手段であっても
よい。また、本実施例においては、コンテナ用冷凍装置
の電力変換制御装置(10)について説明したが、請求項
1及び2の発明では、各種の電力変換制御装置に適用し
てもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例を示し、電源電圧が200ボル
トの場合の電力変換制御装置の回路ブロック図である。
【図3】図2の実施例における電源電圧が400ボルト
の場合の電力変換制御装置の回路ブロック図である。
【図4】電力変換動作を示す制御フロー図である。
【図5】他の実施例を示し、電源電圧が200ボルトの
場合の電力変換制御装置の回路ブロック図である。
【図6】図4の実施例における電源電圧が400ボルト
の場合の電力変換制御装置の回路ブロック図である。
【符号の説明】
10 電力変換制御装置 11 電源スイッチ 12 切換えスイッチ(開閉手段) 20 電力変換部 21 整流器 22 平滑回路 23 インバータ回路 2A 第1半波整流部 2B 第2半波整流部 2P,2N 電源ライン 30 信号制御部 31 CPU 33 リレー制御回路 34 電圧判別処理回路 35 電圧判別手段 40 電源 CM モータ(負荷) Ry1,Ry4 リレースイッチ(開閉制御手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 三相交流を供給する電源(40)と、 該電源(40)に接続されて交流を直流に変換する整流器
    (21)と、 該整流器(21)に接続されて整流器(21)が変換した直
    流を平滑する平滑回路(22)と、 該平滑回路(22)に接続されて平滑回路(22)が平滑し
    た直流を交流に変換するインバータ回路(23)と、 該インバータ回路(23)に接続された負荷(CM)とを備
    えている電力変換制御装置において、 上記整流器(21)は、半波整流と全波整流との何れかを
    行うように交流を半サイクルづつ半波整流する第1半波
    整流部(2A)と第2半波整流部(2B)を備える一方、 上記平滑回路(22)における片方の電源ライン(2N)が
    第2半波整流部(2B)と電源(40)とに切換え接続可能
    に構成されていることを特徴とする電力変換制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電力変換制御装置におい
    て、 平滑回路(22)における片方の電源ライン(2N)は、整
    流器(21)における第2半波整流部(2B)と電源(40)
    とに接続されると共に、第2半波整流部(2B)と電源ラ
    イン(2N)との間には開閉手段(12)が設けられてお
    り、 電源(40)には、電源電圧が200ボルトであるか40
    0ボルトであるかを判別する電圧判別手段(35)が接続
    され、 該電圧判別手段(35)が200ボルトを判別すると、上
    記開閉手段(12)をオンする開閉制御手段(Ry1,Ry
    4)が設けられていることを特徴とする電力変換制御装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の電力変換制御装置
    において、 負荷(CM)は、コンテナ用冷凍装置における圧縮機のモ
    ータであることを特徴とする電力変換制御装置。
JP21229694A 1994-09-06 1994-09-06 電力変換制御装置 Pending JPH0880048A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21229694A JPH0880048A (ja) 1994-09-06 1994-09-06 電力変換制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21229694A JPH0880048A (ja) 1994-09-06 1994-09-06 電力変換制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0880048A true JPH0880048A (ja) 1996-03-22

Family

ID=16620236

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21229694A Pending JPH0880048A (ja) 1994-09-06 1994-09-06 電力変換制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0880048A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010273451A (ja) * 2009-05-21 2010-12-02 Ihi Corp 整流装置
JP2015154660A (ja) * 2014-02-18 2015-08-24 三菱電機株式会社 三相交流電源用切替回路

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010273451A (ja) * 2009-05-21 2010-12-02 Ihi Corp 整流装置
JP2015154660A (ja) * 2014-02-18 2015-08-24 三菱電機株式会社 三相交流電源用切替回路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6211635B1 (en) Brushless motor driving system for driving outdoor fan of air conditioner
JP3463675B2 (ja) スイッチング電源装置
US9689598B2 (en) Systems and methods of powering a refrigeration unit of a hybrid vehicle
JP2010054065A (ja) 空気調和機
JP5579493B2 (ja) ハイブリッド式発動発電機の電力供給源切り替え装置
JPH0879963A (ja) 電力変換制御装置における故障診断装置
EP3382879B1 (en) Power supply apparatus having power saving function and air conditioner including the same
JP2007135254A (ja) 電源装置および冷凍・空調装置
GB2206751A (en) Starting a variable speed constant frequency generating system
JPH0880048A (ja) 電力変換制御装置
JPH06121408A (ja) バッテリ充電システム
CN212614660U (zh) 一种用于驱动压裂泵的压裂系统
JP2002211865A (ja) マンコンべアの制御装置
JPH08223706A (ja) 電気自動車用充電器
JPH0956197A (ja) 自動車用電力変換装置
JP2000317638A (ja) プラズマアーク切断機
JPH0549110A (ja) 電気自動車用バツテリ充電装置
JP2002318048A (ja) 冷凍車
JP2002209302A (ja) 電気自動車用電源装置及び該電源装置に用いられる直流電圧変換回路
JP2003235277A (ja) 電動機駆動システム
JPH033890Y2 (ja)
JPH08216657A (ja) 自動車用空調装置の電源回路
JPS62108948A (ja) 分離形空気調和機の通信装置
JPH1014132A (ja) 無停電電源装置
JP2547138B2 (ja) アーク電源装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040106

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02