JP5539914B2 - 汗放散用シートの製造方法 - Google Patents

汗放散用シートの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5539914B2
JP5539914B2 JP2011025499A JP2011025499A JP5539914B2 JP 5539914 B2 JP5539914 B2 JP 5539914B2 JP 2011025499 A JP2011025499 A JP 2011025499A JP 2011025499 A JP2011025499 A JP 2011025499A JP 5539914 B2 JP5539914 B2 JP 5539914B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
moisture
permeable resin
sheet
layer
resin layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011025499A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012162831A (ja
Inventor
松本重樹
荒井克浩
藤田実穂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NATURAN INTERNATIONAL CO., LTD.
Nissei Chemical Co Ltd
Original Assignee
NATURAN INTERNATIONAL CO., LTD.
Nissei Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NATURAN INTERNATIONAL CO., LTD., Nissei Chemical Co Ltd filed Critical NATURAN INTERNATIONAL CO., LTD.
Priority to JP2011025499A priority Critical patent/JP5539914B2/ja
Publication of JP2012162831A publication Critical patent/JP2012162831A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5539914B2 publication Critical patent/JP5539914B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Undergarments, Swaddling Clothes, Handkerchiefs Or Underwear Materials (AREA)

Description

本発明は、使用時において立体的形状をとり得る汗放散用シートの製造方法に関する。
従来より、種々のタイプの汗取りシート(汗取りパッド)が知られている。これらは、平面タイプのシートであり、各層を構成するシート(フィルム)を積層することによって製造されている。これらの汗取りシート等は平面タイプのシートであり、各層を構成するシート(フィルム)を積層することによって製造されている。
これらのシートは、使用時において、離型紙等を剥離し、発汗による影響を受けやすい衣服の部位(例えば、わき)に貼着される。このようなシートとして、例えば「汗を吸収するためのシート本体と衣服への付着のための粘着層とを備えた脇用汗取りパッドであって、折れ曲がりを容易にするための屈曲用ラインが、該シート本体の中央部を通る直線である基準線から離れる側に凸形状をなす弧状に形成されていることを特徴とする脇用汗取りパッド」が知られている(特許文献1)。
特開2009−121000
しかしながら、衣服のわき部等は実際には立体的な形状になっているために、その形状に三次元的に追従できるような立体的な形状になり得るシートを製造することが必要であるが、従来の製造方法では使用時にも平面的な形状を前提とするシートの製造を前提とするものであることから、立体的な形状シートを製造することができない。
従って、本発明の主な目的は、衣服に三次元的に追従することができる汗放散用シートを効率的に製造するための方法を提供することにある。
本発明者は、従来技術の問題点に鑑みて鋭意研究を重ねた結果、特定の工程を採用することにより上記目的を達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、下記の汗放散用シートの製造方法に係る。
1. 1)透湿性樹脂層、2)前記透湿性樹脂層のおもて面に積層された第1剥離層、3)前記透湿性樹脂層のうら面の一部に形成された粘着層及び4)前記粘着層を覆う第2剥離層を含む積層体からなる汗放散用シートを製造する方法であって、
(1)第1剥離層が外側になるように積層体を2つ折りにたたむ第1工程、
(2)当該折り目の両端部から伸びる1本の略凹状の切り目にて前記積層体を加熱下で切断することにより当該折り目と切り目により囲まれた領域を切除するとともに当該切り目にて切断された透湿性樹脂層を熱融着させる第2工程、
を含む、汗放散用シートの製造方法。
2. 第2工程に先立って、第1剥離層及び/又は第2剥離層のうち第2工程で切除される領域又は当該領域及びその周辺領域を予め剥離する工程をさらに含む、前記項1に記載の製造方法。
3. 積層体の当該折り目に折線又はミシン目が施されている、前記項1に記載の製造方法。
4. 透湿性樹脂層の透湿性が1000〜4000g/m・24hrである、前記項1に記載の製造方法。
5. 透湿性樹脂層及び第1剥離層として、多層インフレーション成形によって透湿性樹脂層と第1剥離層が同時に形成された積層シートが用いられる、請求項1に記載の製造方法。
6. 1)透湿性樹脂層、2)前記透湿性樹脂層のおもて面に積層された第1剥離層、3)前記透湿性樹脂層のうら面の一部に形成された粘着層及び4)前記粘着層を覆う第2剥離層を含む積層体からなる汗放散用シートであって、
第1剥離層が外側になるように積層体を2つ折りにたたんだ際に、当該折り目が略凹状のラインを形成することを特徴とする、汗放散用シート。
7. 吸湿性材料を含まない、前記項6に記載の汗放散用シート。
8. 透湿性樹脂層及び第1剥離層として、多層インフレーション成形によって透湿性樹脂層と第1剥離層が同時に形成された積層シートが用いられる、前記項6に記載の汗放散用シート。
本発明の製造方法によれば、衣服に三次元的に追従できる汗放散用シートを効率的に製造することができる。そして、本発明の製造方法による汗放散用シートは、前記の通り、衣服に三次元的に追従することができるので、着衣した際の違和感がない上、衣服にもしわ等が生じることがないので外観を損なうこともない。そして、この汗放散用シートは、所定の積層体から構成されているので、体内から分泌された汗滴が当該シートを通じてより微細な液滴として衣服を介して外へ放散させる役割を果たす。その結果、大きな汗滴が衣服に直接付着することを防止でき、衣服にしみ、汚れ等が発生することを効果的に抑制ないしは防止することができる。換言すれば、汗放散用シートが三次元的に衣服に追従するように貼り付いているので、所定の範囲を確実に前記シートで覆うことができる結果、しみ、汚れ等から衣服をより確実に保護することができる。
本発明の汗放散用シートの層構成を示す図である。 本発明の製造工程を示す模式図である。 実施例1で製造した汗放散用シートを示す図である。図3(a)は第1工程を行う前の積層体の平面図である。図3(b)は、第2工程を経た後のシートの正面図である。図3(c)は、第2工程を経た後のシートを展開した状態の側面図である。
本発明における汗放散用シートの製造方法は、1)透湿性樹脂層、2)前記透湿性樹脂層のおもて面に積層された第1剥離層、3)前記透湿性樹脂層のうら面の一部に形成された粘着層及び4)前記粘着層を覆う第2剥離層を含む積層体からなる汗放散用シートを製造する方法であって、
(1)第1剥離層が外側になるように積層体を2つ折りにたたむ第1工程、
(2)当該折り目の両端部から伸びる1本の略凹状の切り目にて前記積層体を加熱下で切断することにより当該折り目と切り目により囲まれた領域を切除するとともに当該切り目にて切断された透湿性樹脂層を熱融着させる第2工程、
を含むことを特徴とする。
A.汗放散用シートの層構成
本発明の汗放散用シート(本発明シート)の層構成としては、1)透湿性樹脂層、2)前記透湿性樹脂層のおもて面に積層された第1剥離層、3)前記透湿性樹脂層のうら面の一部又は全部に形成された粘着層及び4)前記粘着層を覆う第2剥離層を含む積層体から構成される。例えば、図1に示すように、積層体5は、透湿性樹脂層1のおもて面に第1剥離層2が形成され、透湿性樹脂層のうら面の一部又は全部に粘着層3が形成されており、さらに粘着層3上に第2剥離層4が形成されている。
透湿性樹脂層は、透湿性を有するものであれば良く、例えばアクリル系樹脂、ポリオレフィン、ポリウレタン等の各種の樹脂を採用することができる。例えば、ポリウレタンをインフレーション成形によって得られた透湿性フィルムを前記透湿性樹脂層として好適に用いることができる。特に、本発明では、インフレーション成形(多層インフレーション成形)によって、透湿性樹脂層に他の層が1層又は2層以上積層された積層シートを形成することもできる。例えば、多層インフレーション成形によって透湿性樹脂層と第1剥離層が同時に形成された積層シートを好適に用いることができる。インフレーション成形によって積層シートを製造する方法は、公知の方法に従えば良い。例えば、押出機を複数備えたリングダイを有する公知又は市販のインフレーション装置を用いることによって積層シートを製造することができる。このような方法で積層シートを製造することにより、透湿性樹脂層をより薄く形成することができる。すなわち、透湿性樹脂層をより薄くしようすればそれだけ自立性が下がり、後加工の取り扱い性等に支障を来すおそれがあるが、第1剥離層とともに積層シートの形態で透湿性樹脂層を形成すれば、透湿性樹脂層単独では自立性を失うような薄さに設定しても、第1剥離層が支持体として機能する結果、後加工(例えば粘着剤の塗布等)を円滑に進めることができ、2次加工性適性を付与することができる。
前記ポリウレタンとしては、ポリエステル系又はポリエーテル系のいずれでも良い。また、ポリウレタンそのものは公知のもの又は市販品を使用することもできる。また、透湿性樹脂層の透湿性(水蒸気透過率)の程度は特に制限されないが、汗等をより効果的に放散できるという点で1000〜4000g/m・24hr程度、特に2500〜4000g/m・24hrとすることが好ましい。透湿性樹脂層の厚みは限定的ではないが、通常は5〜50μm程度とし、特に10〜35μmとすることが好ましい。このようなウレタンシートを用いることによって、ウレタンシートに粘着層を形成した後の透湿性も600g/m・24hr以上、特に800g/m・24hr以上、さらには1000g/m・24hr以上を維持することができる。
粘着層は、公知又は市販の粘着剤によって形成される層である。粘着剤としては、皮膚に粘着可能なものであれば限定されず、例えばアクリル系粘着剤、シリコン系粘着剤等を用いることができる。特に、透湿性等の点からみて、シリコン系粘着剤を好適に用いることができる。また、粘着層は透湿性樹脂層のうら面の全面に形成されていても良いが、一部に形成されていても良い。例えば、折り目及びその周辺部を除く領域に粘着層を形成することができる。また例えば、ドット状、ストライプ状、格子状等のいずれの形状も採用することができる。粘着層の厚みは限定的ではないが、透湿性等の見地より、通常は5〜80μm程度とし、特に10〜50μmとすることが好ましい。
第1剥離層及び第2剥離層は、例えば、合成樹脂(ポリエチレンテレフタレート等)製シート又はフィルム、紙等の公知の離型紙を採用することができる。また、発泡樹脂シートも第1剥離層又は第2剥離層として好適に用いることができる。このようなシートも公知又は市販のものを使用することができる。第1剥離層及び第2剥離層は、互いに同じものであっても良いし、異なるものであっても良い。また、第1剥離層及び第2剥離層の厚みは限定的ではないが、通常はそれぞれ90〜200μm程度、特に100〜150μmとすることが望ましい。
本発明シートでは、これらの各層以外にも必要に応じて他の層(例えば、ポリオレフィン、アクリル系樹脂)を積層・形成することもできる。
本発明シートの合計厚みは、使用する部位等に応じて適宜設定することができるが、通常は190〜480μm程度とし、特に220〜385μmとすることが好ましい。
本発明シートの平面形状は特に限定されず、使用する部位、適用する衣服の種類・デザイン等に応じて適宜設計することができる。例えば、わきに適用する場合は、図2に示すような形状となるように設計すれば良い。
本発明シートは、汗放散用シートとして好適に用いることができる。すなわち、汗滴が湿性シートを通じてより微細な液滴(ミスト)として外へ放出させることができる。従って、本発明シートは、例えばわき、えり等の汗滴がたまりやすい部位に直接的又は間接的に当接する衣服の部分(特に内側)に貼着すれば良い。すなわち、衣服に貼着するための汗放散用シートとして好適に用いることができる。その使用方法自体は、公知又は市販の汗取りシート等と同様にすれば良い。
B.汗放散用シートの製造方法
本発明の製造方法は、(1)第1剥離層が外側になるように前記積層体を2つ折りにたたむ第1工程、(2)当該折り目の両端部から伸びる1本の略凹状の切り目にて前記積層体を加熱下で切断することにより当該折り目と切り目により囲まれた領域を切除するとともに当該切り目にて切断された透湿性樹脂層を熱融着させる第2工程を含む。
第1工程
第1工程では、第1剥離層が外側になるように積層体を2つ折りにたたむ。折りたたむ方法は特に限定的でなく、例えばプレス機等によって実施すれば良い。この場合、例えば図2(a)に示すように、折りたたみやすくするために、積層体5の折り目21に折線又はミシン目が施されていることが好ましい。折線又はミシン目を入れるための加工方法は公知の方法・装置を用いて実施することができる。
第2工程
第2工程では、当該折り目の両端部から伸びる1本の略凹状の切り目にて前記積層体を加熱下で切断することにより当該折り目と切り目により囲まれた領域を切除するとともに当該切り目にて切断された透湿性樹脂層を熱融着させる。
例えば図2(b)に示すように、積層体5の折り目21の両端部21a、21bから伸びる1本の略凹状の切り目22で積層体を加熱下で切断する。図2(b)では、前記切り目は、略U字状となっているが、その他にもV字状、凹状、すり鉢状等のいずれの形状であっても良い。この形状は、本発明シートを使用する部位等に応じて適宜変更することができる。
このように、加熱下で積層体5を切断することによって、当該折り目21と切り目22により囲まれた領域23を切除するとともに当該切り目21にて切断された透湿性樹脂層を熱融着させる。すなわち、透湿性樹脂層は、いったん切り目22にて切断された後、その切断された部位は加熱下で再び融着される。すなわち、折りたたんだ状態で略凹状の切り目22の部分で透湿性樹脂層が熱融着されているので、これを展開したときには立体的な形状を得ることができる。
加熱する際の温度は、透湿性樹脂層が溶融する温度があれば良く、用いる透湿性樹脂層の材質等に応じて適宜設定することができる。例えば、ウレタンシートを透湿性樹脂層として用いる場合は通常100〜160℃程度、好ましくは120〜140℃程度の範囲内で適宜設定すれば良い。
加熱下で切断するための装置は、公知又は市販のものを使用することができる。例えば、熱焼切り機という装置を用いることができる。すなわち、加熱装置と所定の形状からなる1枚刃が上下に動く切断装置とが一体的に組み込まれた装置を採用することができる。
本発明では、第2工程に先立って、第1剥離層及び/又は第2剥離層のうち第2工程で切除される領域又は当該領域及びその周辺領域を予め剥離する工程をさらに含んでいても良い。これによって、より確実に透湿性樹脂層どうしの熱融着を行うことが可能となる。
以下に実施例を示し、本発明の特徴をより具体的に説明する。ただし、本発明の範囲は、実施例に限定されない。
実施例1
衣服のわき部分に貼着する汗放散用シートを作製した。
(1)積層体の作製
まず図3(a)に示すような平面形状を有する積層体を作製した。図3(a)に示す通り、折り目21に対してa領域とb領域から構成され、a領域の方が小さめに設計された非対称の形状をなしている。
透湿性樹脂層として、インフレーション成形法により、ウレタンシート(厚み30μmであり、透湿性が2650g/m・24hr)及びそのシートのおもて面に積層された第1剥離層としての発泡ポリエチレンシート(厚み120μm)からなる積層シートを形成した。
一方、第2剥離層となる紙製の離型紙(厚み120μm)にアクリル系粘着剤をストライプ状に塗布し、乾燥させてアクリル系粘着層(乾燥後厚み20μm)を成形した。さらに、前記積層シートの第1剥離層の逆側の面である透湿性樹脂層面の斜線部にアクリル系粘着層を公知の方法で貼り合わせることにより積層体を作製した。
(2)汗放散用シートの製造
前記(1)で得られた積層体を第1剥離層が外側になるように折り目21で2つ折り(山折り)にたたんだ。その後、点線25,25で囲まれた領域の第2剥離層を剥離した。次いで、加熱された所定形状の刃(金型)を積層体に上から押し当てることにより、積層体の折り目21と円弧状の切り目22で囲まれた領域を切り抜くとともに、積層体の透湿性樹脂層を熱融着させた。このようにして、図3(b)に示すようなシートを得た。切り抜く際の金型を押し当てる条件は、約135℃で約3秒とした。図3(b)に示すシートは、当該折り目で折りたたんだ状態であり、折り目が円弧状となっている。これを展開すると、その側面が図3(c)に示すような状態となり、立体的な形状が得られた。
このシートの第2剥離層を剥がした上で、a領域が袖側、b領域が身傾側となるように女性用のブラウス(内側)のわき部分に貼り付けるとともに第1剥離層を剥がしたところ、上記シートの円弧状の折り目がブラウスの袖側と身傾側との境界に追従し、衣服と一体的になった。また、これを着用したところ、わき部分の違和感はなく、腕を動かした際にも貼着状態が良好に維持されていた。

Claims (8)

  1. 1)透湿性樹脂層、2)前記透湿性樹脂層のおもて面に積層された第1剥離層、3)前記透湿性樹脂層のうら面の一部に形成された粘着層及び4)前記粘着層を覆う第2剥離層を含む積層体からなる汗放散用シートを製造する方法であって、
    (1)第1剥離層が外側になるように積層体を2つ折りにたたむ第1工程、
    (2)当該折り目の両端部から伸びる1本の略凹状の切り目にて前記積層体を加熱下で切断することにより当該折り目と切り目により囲まれた領域を切除するとともに当該切り目にて切断された透湿性樹脂層を熱融着させる第2工程、
    を含む、汗放散用シートの製造方法。
  2. 第2工程に先立って、第1剥離層及び/又は第2剥離層のうち第2工程で切除される領域又は当該領域及びその周辺領域を予め剥離する工程をさらに含む、請求項1に記載の製造方法。
  3. 積層体の当該折り目に折線又はミシン目が施されている、請求項1に記載の製造方法。
  4. 透湿性樹脂層の透湿性が1000〜4000g/m・24hrである、請求項1に記載の製造方法。
  5. 透湿性樹脂層及び第1剥離層として、多層インフレーション成形によって透湿性樹脂層と第1剥離層が同時に形成された積層シートが用いられる、請求項1に記載の製造方法。
  6. 1)透湿性樹脂層、2)前記透湿性樹脂層のおもて面に積層された第1剥離層、3)前記透湿性樹脂層のうら面の一部に形成された粘着層及び4)前記粘着層を覆う第2剥離層を含む積層体からなる汗放散用シートであって、
    第1剥離層が外側になるように積層体を2つ折りにたたんだ際に、当該折り目が略凹状のラインを形成することを特徴とする、汗放散用シート。
  7. 吸湿性材料を含まない、請求項6に記載の汗放散用シート。
  8. 透湿性樹脂層及び第1剥離層として、多層インフレーション成形によって透湿性樹脂層と第1剥離層が同時に形成された積層シートが用いられる、請求項6に記載の汗放散用シート。
JP2011025499A 2011-02-08 2011-02-08 汗放散用シートの製造方法 Active JP5539914B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011025499A JP5539914B2 (ja) 2011-02-08 2011-02-08 汗放散用シートの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011025499A JP5539914B2 (ja) 2011-02-08 2011-02-08 汗放散用シートの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012162831A JP2012162831A (ja) 2012-08-30
JP5539914B2 true JP5539914B2 (ja) 2014-07-02

Family

ID=46842482

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011025499A Active JP5539914B2 (ja) 2011-02-08 2011-02-08 汗放散用シートの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5539914B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61155325U (ja) * 1985-03-19 1986-09-26
JPH07305211A (ja) * 1994-05-11 1995-11-21 Japan Vilene Co Ltd 汗取りパット及びその製造方法
JP2004182916A (ja) * 2002-12-05 2004-07-02 Shinwako Kasei Kk 透湿性樹脂組成物及び透湿性伸縮フィルム
JP5258267B2 (ja) * 2007-11-16 2013-08-07 小林製薬株式会社 脇用汗取りパッド及び体液吸収具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012162831A (ja) 2012-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4030484B2 (ja) 不織布の嵩回復方法
JP5762804B2 (ja) マスクの製造方法、マスク
TW200913963A (en) Method for manufacturing piles pad and piles pad
JP5877214B2 (ja) 貼付用温熱材の包材及びそれを用いた温熱材
TW200841833A (en) Breast pad and manufacturing method thereof
JP5539914B2 (ja) 汗放散用シートの製造方法
WO2015139346A1 (zh) 成衣及其成衣制作方法
JP5080193B2 (ja) 目用温熱具
ES2846198T3 (es) Material de múltiples capas que comprende al menos una capa de material textil no tejido
JP5068938B2 (ja) 通気性積層シート
JP5508237B2 (ja) 積層物品の製造方法
KR101399659B1 (ko) 단열, 보온, 통풍 및 투습 기능을 구비한 원단 및 그 제조방법
JP2009100878A (ja) 吸収性物品
JP7288804B2 (ja) シート状マスクの製造方法
JP2013515569A5 (ja)
JP2011137245A (ja) 不織布の製造方法
JP2010227444A (ja) 化粧用パフおよび化粧用パフの製造方法
JP4420864B2 (ja) 吸収性物品の個装体の製造方法
JP5922597B2 (ja) 一方アイロン部、及び/又は、他方アイロン部をカバーするアイロンカバーの製造方法
JP5805340B1 (ja) 着装用粘着部を有するナプキン
CN208263587U (zh) 一种纯棉柔纸巾
KR20100042546A (ko) 일회용 앞치마
JP5030040B2 (ja) 踵保護靴下
JP4360689B2 (ja) 母乳パッドおよびその製造方法
JP3162940U (ja) 脇用の汗取りパッド

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130712

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140325

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140408

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5539914

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140501

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250