JP5539594B2 - ファイバ及びファイバの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、大きな開口数を実現することができる新しい構造のファイバに関し、特にフォトニック結晶ファイバを用いたファイバに関する。
近年の光ファイバ通信技術の飛躍的な発展に伴い、従来の光ファイバでは実現できない特性を持つ新しい光ファイバ、すなわち、フォトニック結晶ファイバが出現して来た。このフォトニック結晶ファイバは、光を閉じ込める原理の違いから二種類に大別される。第一のファイバ40は、図19に示すように、石英ガラスからなるクラッド41の中心部周辺に空孔42を三角(あるいは蜂巣)の格子状に周期的に配置して等価的に屈折率を下げることにより、全反射により光を空孔の存在しない石英ガラスコア43に閉じ込めて伝送する全反射型のファイバであり、第二のファイバ44は、図20に示すように、石英ガラスからなるクラッド45の中心に設けた中空コア46の周囲を格子状に周期的に配置された空孔47がブラッグ回折格子を形成することによりフォトニックバンドギャップが発生し、ブラッグ反射によって光を閉じ込めて中空コア46内を伝送するフォトニックバンドギャップ型と呼ばれるものである(非特許文献1参照)。上記ファイバに関連した特許も出願されている(特許文献1参照)。
特開2004-077891号公報
倉嶋:次世代光ファイバ技術―空孔構造型光ファイバを用いた伝送技術の動向―OPTRONICS, 2008年1月、pp.173-178 ピーター・モーズリー:超高速可視パルスを伝送する中空コアファイバ、Laser Focus World, 2011.7, pp.22-24
前記図19の全反射型のファイバ40は、空孔42の直径dと空孔間隔Λの組み合わせにより、空孔間隔Λが光の波長と同程度のとき、空孔42の直径dを小さくする(d/Λ≦0.4)と任意の波長で単一モード動作をするという特徴を持っており、特に短波長帯(紫外域から可視域)において大きなモードフィールド径(6μmから15μm)を持つ単一モードファイバとして機能する。しかしながら上記単一モード動作をするファイバの開口数は0.1以下であり、光源や光導波路などとの結合が難しいという課題があった。これを解決するためには空孔42の直径dを大きくしてクラッド部分の全面にわたって多くの空孔を設けてクラッド部分の平均屈折率を低下させればよいが、クラッド部分の全面にわたって多くの空孔を設けたファイバのプリフォームの構造は蜂の巣状構造となり、これを精密に、かつ再現性良く製造することが難しいことと、そのプリフォームを低コストで、かつ長尺に製造することが難しいという課題がある。また単一モードファイバとして機能することができなくなる。
次に図20のフォトニックバンドギャップ型のファイバ44は中空コア46を空孔構造とすることにより、極限の低損失性を実現可能な伝送媒体として期待されており、これも大きなコア径のファイバが実現されているが、開口数は0.2程度である。開口数を大きくするためには空孔47の数を大幅に増加させるか、空孔間隔Λを狭くして格子部分に占める空気の割合を極端に上げて蜂の巣状構造にしなければならない。
これに挑戦した製造例として、図21に示すファイバ(断面写真)が英国バース大学から報告されている。このファイバは石英ガラス製の数百本の毛細管を積層し、その積層した構造をファイバ線引き装置に取り付けて線引きして製造したものである(非特許文献2参照)。その結果、ファイバへの光源の光結合効率60%以上が実現されている。しかし伝送損失が大きい(<1dB/m)、長尺のファイバを製造するのが難しい、均一な構造を製造するのが難しい、低コスト化が難しい、といった多くの課題を有している。
そこで、本発明の目的は前記した従来の課題を解決することができるファイバを提供することにある。すなわち、
まず第1の発明は、石英ガラスファイバ中に空孔の配列構造を持つフォトニック結晶ファイバの外周が、外形断面が円形の石英ガラス管で空隙を介して覆われた構造からなり、該フォトニック結晶ファイバの前記外周が該石英ガラス管に少なくとも3箇所で接していることを特徴とするファイバである。
第2の発明は、上記フォトニック結晶ファイバの外形断面が円形であり、前記石英ガラス管の内形断面が四角形か三角形であることを特徴とするファイバである。
第3の発明は、上記フォトニック結晶ファイバの外形断面が四角形であり、前記石英ガラス管の内形断面が円形か四角形であることを特徴とするファイバである。
第4の発明は、上記フォトニック結晶ファイバの外周にFを添加したSiOガラス膜が形成されていることを特徴とするファイバである。
第5の発明は、外形が円形の石英ガラス管の内面にFを添加したSiOガラス膜が形成されていることを特徴とするファイバである。
第6の発明は、石英ガラスファイバ中に空孔の配列構造を有する、除去前フォトニック結晶ファイバを形成し、
前記除去前フォトニック結晶ファイバのうち前記空孔が形成されていない外周部を除去することにより前記フォトニック結晶ファイバを形成することを特徴とするファイバの製造方法である。
第7の発明は、フォトニック結晶ファイバは全反射型かフォトニックバンドギャップ型のいずれかであることを特徴とするファイバである。
第8の発明は、上記第1から第7のいずれかの発明において、ファイバ断面中に設けた空隙のファイバ断面内に占める面積の割合が10%から54%の範囲にあることを特徴とするファイバである。
第9の発明は、上記第1から第8のいずれかの発明において、前記石英ガラス管の内形断面が四角形か三角形の場合には該内形断面を変形して多角形にしたことを特徴とするファイバである。
第10の発明は、上記第1から第9のいずれかの発明において、前記ファイバの両端にシングルモードファイバ、あるいはマルチモードファイバを融着接続したことを特徴とするファイバである。
本発明は下記に示すような効果を有している。
まず本発明は、石英ガラス中に空孔の配列構造を持つフォトニック結晶ファイバの外周が空隙を介して外形断面が円形の石英ガラス管で覆われた構造からなり、該フォトニック結晶ファイバの外周が該石英ガラス管に少なくとも3箇所で接していることを特徴とするファイバである。本発明の構成と特徴の一例を図1を用いて説明する。すなわち、本発明のファイバは、同図(a)の石英ガラスファイバ3中に空孔4を三角の格子状に周期的に配列した構造を持つフォトニック結晶ファイバ1の外周を、同図(b)に示すように、外形断面が円形の石英ガラス管8で空隙7を介して覆った新しい構造のファイバ6であり、該石英ガラス管8内に少なくとも3箇所の接触部(図1(b)では4箇所の接触部91、92、93、94)で接していることを特徴とする。そしてファイバ6は、空孔4の存在しない中心部2に光を閉じ込めて伝送する全反射型のファイバである。また、本発明のファイバは、同図(c)に示すように、フォトニック結晶ファイバ1の空孔4の形成されていない外周部の石英ガラスファイバ3の一部分を除去し、その断面積を64%から72%の範囲に小さくした該フォトニック結晶ファイバ5を用い、同図(d)に示すように、そのファイバ5の外周を外形断面が円形の石英ガラス管8で空隙7を介して覆った新しい構造のファイバ10である。
上記新しいファイバ(6、10)は、その断面中に設けた空隙7のファイバ断面内に占める面積の割合(空隙率)を10%から54%の範囲にした構造を有するものである。これにより上記新しいファイバ(6、10)のクラッドは空孔4を有する石英ガラスファイバ3、空隙7、石英ガラス管8から構成されることになり、前記空隙率を高くすることによって新しいファイバ(6、10)のクラッドの等価屈折率nを大きく下げることができ、この新しいファイバ(6、10)の開口数NAを従来の4倍から9倍近く大きくすることができる。その結果、この新しいファイバへの光源(半導体レーザ、発光ダイオード、ランプ光源など)の光を高効率で中心部2に入射させて伝送させることができるようになると共に、前記中心部2から出射した光を広角度に照射させることができる。
なお図1の(a)の全反射型フォトニック結晶ファイバの代わりに、図2(a)に示すような、石英ガラスファイバ13中の中空コア12の周囲に、空孔14を格子状に周期的に配置してブラッグ回折格子を形成するようにしたフォトニックバンドギャップ型フォトニック結晶ファイバ11を用い、該フォトニックバンドギャップ型フォトニック結晶ファイバ11の外周を、同図(b)に示すように、外形断面が円形の石英ガラス管8で空隙7を介して覆った新しい構造のファイバ16としても良い。該ファイバ16は、フォトニックバンドギャップ型フォトニック結晶ファイバ11が石英ガラス管8に少なくとも3箇所の接触部(図2(b)では4箇所の接触部91、92、93、94)で接していることを特徴とする。また同図(c)に示すように、同図(a)のフォトニックバンドギャップ型フォトニック結晶ファイバ11の空孔4の形成されていない外周部の石英ガラスファイバ13の一部分を除去することにより、該フォトニックバンドギャップ型フォトニック結晶ファイバ11の断面積を64%から72%の範囲に小さくしたフォトニックバンドギャップ型フォトニック結晶ファイバ15とし、同図(d)に示すように、そのフォトニックバンドギャップ型フォトニック結晶ファイバ15の外周を外形断面が円形の石英ガラス管8で空隙7を介して覆った新しい構造のファイバ17としても良い。該ファイバ17は、フォトニックバンドギャップ型フォトニック結晶ファイバ15が該石英ガラス管8に少なくとも3箇所の接触部(図2(d)では4箇所の接触部91、92、93、94)で接していることを特徴とする。このファイバ17でも前述したような同様の性能を実現することができる。
本発明に用いる全反射型かフォトニックバンドギャップ型のいずれかのフォトニック結晶ファイバは、図3(a)のフォトニック結晶ファイバの外形断面を同図(b)あるいは同図(c)に示すように、円形、あるいは四角形に加工したもの、あるいは空孔の形成されていない外周部の石英ガラスの一部分を除去することにより断面積を64%から72%の範囲に小さくし、外形断面を円形、あるいは四角形に加工したフォトニック結晶ファイバを用いる。そしてそのフォトニック結晶ファイバを取り込む石英ガラス管は、図4に示すように、外形断面が円形でその内形断面が同図(a)および同図(d)に示すような四角形、同図(b)に示すような円形、同図(c)に示すような三角形のいずれかの形状のものを用いることができる。そして上記内形断面の形状により、空隙率を10%から最大で54%の範囲にまで大きくすることができ、それによって開口数NAを0.4程度の値から0.8に近い値にまで大きくすることができる。
なお、例えば図4(a)に示すファイバを構成する石英ガラス管の外形断面である円形の半径(外径)をR、石英ガラス管の内形断面である四角形の一辺の長さを2r、石英ガラス管内に配置されているフォトニック結晶ファイバの外形断面である四角形の一辺の長さを√2rとすると、空隙率(%)は、下記の式で表される。
空隙率(%)=[{(2r)−(√2r)}/πR]×100)
ただし、本実施例では、空隙率が10%〜54%になるように上記したRやrを決定しているわけではない。ファイバを設計する上では、石英ガラス管の外径Rとフォトニック結晶ファイバの形状(断面積)が重要であることから、本発明では、これらを先に決め、それから、石英ガラス管内にフォトニック結晶ファイバが少なくとも3箇所の接触部で接するように該石英ガラス管の内形断面の形状を決める。そして、石英ガラス管内にフォトニック結晶ファイバを存在させたときの空隙率を求めている。
この具体的なファイバ中の空隙の割合に対するファイバのクラッドの等価屈折率nと開口数NAとの関係を計算によって求めた結果を図5に示す。これは、図1に示すフォトニック結晶ファイバ1の空孔4の形成されていない外周部の石英ガラスファイバ3の一部分を除去して直径80μmのフォトニック結晶ファイバ5とし、同図(d)の新しいファイバ10の直径を125μmとして計算した結果である。この結果から新しいファイバ10の開口数は0.4から0.8に近い値にまで大きくすることができることが分かる。さらに大きな開口数を実現するためにはフォトニック結晶ファイバ5の直径を80μmよりも小さい値(例えば70μm)にすればよい。また新しいファイバ10の直径を125μmよりも大きく(126μmから250μmの範囲)すれば良い。なお図1の(a)の全反射型フォトニック結晶ファイバの代わりに、図2に示したフォトニックバンドギャップ型フォトニック結晶ファイバを用いた場合にも上記結果と同様の結果が得られる。
次に上記フォトニック結晶ファイバの外周にFを添加したSiOガラス膜を形成しておくことにより、このフォトニック結晶ファイバ外周表面での不要な散乱損失や吸収損失を低減することができる。同様に外形断面が円形の石英ガラス管の内面にFを添加したSiOガラス膜を形成しておくことにより、この管内面での不要な散乱損失や吸収損失を低減することができる。
また本発明のファイバは、外形断面が円形の石英ガラス管の内形断面が四角形か三角形の場合には前記内形断面を変形して多角形にすれば、ファイバプリフォームを線引きしてファイバを製造する際の熱的影響によって石英ガラス管の四角形か三角形の内形断面の形状が変形して多角形になる可能性を許容することが出来、これによりファイバの製造歩留まりを大幅に向上させることができる。またこの熱的な変形により、ファイバ断面内の応力を緩和させることができ、曲げに対するファイバの機械的強度を向上させることにもつながる。
また本発明のファイバは、ファイバの両端にシングルモードファイバ、あるいはマルチモードファイバを融着接続することによって、ファイバ内の空隙や空孔内に不純物(水、遷移金属、有機物、塵など)が混入することによる特性の劣化を抑えることができ、長期的に安定した特性を維持することができる。
本発明のファイバの基本的な構成例その1。 本発明のファイバの基本的な構成例その2。 本発明のファイバの基本的な構成例その3。 本発明のファイバの基本的な構成例その4。 本発明のファイバの特性の計算結果。 本発明のファイバの第1実施例を示す概略図であり、(a)は正面断面図、(b)は側面図。 本発明のファイバの第2実施例を示す概略図であり、(a)は正面断面図、(b)は側面図。 本発明のファイバの第3実施例を示す概略図であり、(a)は正面断面図、(b)は側面図。 本発明のファイバの第4実施例を示す概略図であり、(a)は正面断面図、(b)は側面図。 本発明のファイバの第5実施例を示す概略図であり、(a)は正面断面図、(b)は側面図。 本発明のファイバの第6実施例を示す概略図であり、(a)は正面断面図、(b)は側面図。 本発明のファイバの第7実施例を示す概略図であり、(a)は正面断面図、(b)は側面図。 本発明のファイバの第8実施例を示す概略図であり、(a)は正面断面図、(b)は側面図。 本発明のファイバの第9実施例を示す概略図であり、(a)は正面断面図、(b)は側面図。 本発明のファイバの第10実施例を示す概略図であり、(a)は正面断面図、(b)は側面図。 本発明のファイバの第11実施例を示す概略図。 本発明のファイバの第12実施例を示す概略図であり、(a)は正面断面図、(b)は側面図。 本発明のファイバの第13実施例を示す概略図であり、(a)は正面断面図、(b)は側面図。 従来のファイバの実施例。 従来のファイバの実施例。 従来のファイバの実施例。
以下、本発明の具体的な実施例について図面を用いて説明する。
図6に本発明のファイバに関する第1の実施例を示す。この図は本実施例に係るファイバの概略図を示したものである。同図(a)は正面断面図、(b)は側面図である。このファイバ18は石英ガラスファイバ3中に空孔4の三角格子状の配列構造を持つフォトニック結晶ファイバ1の外周を、外形断面が円形の石英ガラス管8で空隙7を介して覆った構造からなり、該フォトニック結晶ファイバ1が該石英ガラス管8の四角形の内形断面19に4箇所の接触部91,92,93,94で接していることを特徴とするファイバである。そして光を空孔4の存在しない中心部2に閉じ込めて伝送する全反射型のファイバである。このファイバ18の試作結果について述べる。
まず初めに、断面が円形の金属管内の中心に断面が矩形の金属体を保持した型を作成し、その型内の金属体の外周にテトラエトキシシラン、バインダー、純水を含む溶液を流し込み、乾燥、硬化させた。その後に、前記金属体及び前記金属管を取り外すことによる石英ガラス多孔質管の形成工程、その石英ガラス多孔質管の高温加熱処理工程、及び高温での塩素処理の工程を経て、外形断面が円形で内形断面が四角形である透明な石英ガラス管を製造した。次に、上記石英ガラス管内に挿入するフォトニック結晶ファイバ用のプリフォームを以下の方法で製造した。断面が円形の金属管容器を準備し、その該容器内に直径Dの金属ワイヤを間隔Vを持たせて配列構造を形成するように張り巡らせた。上記容器内にテトラエトキシシラン、バインダー、純水を含む溶液を流し込み、乾燥、硬化させた後に金属ワイヤ及び金属管を取り外すことによる石英ガラス多孔質管の形成工程、その石英ガラス多孔質管の高温加熱処理工程、及び高温での塩素処理の工程を経て、外形断面が円形の石英ガラスロッド内に空孔の配列構造を持つフォトニック結晶ファイバ用のプリフォームを製造した。その後に、上記プリフォームを外形断面が円形で内形断面が四角形からなる透明な石英ガラス管内に挿入してファイバプリフォームを製造した。そして上記ファイバプリフォームを高温電気炉内に一定速度で挿入しながら、高温電気炉内で溶融したファイバプリフォームの先端部を一定速度で延伸して本実施例のファイバを製造した。本実施例のファイバ18の直径は125μm、フォトニック結晶ファイバ1の直径は80μm、中心部のコア2の直径は3μm、空孔4の直径dは1μm、空孔間隔Λは2μmであった。このファイバ18の開口数を波長780nmで測定した結果、0.4であった。本発明は本実施例に限定されない。例えば、フォトニック結晶ファイバ1の空孔4の直径は0.5μmから3μmの範囲でもよい。また空孔間隔Λは0.5μmから5μmの範囲から選んでも良い。
図7に本発明のファイバに関する第2の実施例を示す。この図もファイバの概略図を示したものである。同図(a)は正面断面図、(b)は側面図である。このファイバ20は、石英ガラスファイバ3中に空孔4の三角格子状の配列構造を持つフォトニック結晶ファイバ1の外周を外形断面が円形の石英ガラス管8で空隙7を介して覆った構造からなり、該フォトニック結晶ファイバ1が該石英ガラス管8の三角形の内形断面21に3箇所の接触部91,92,93で接していることを特徴とする。このファイバ20の断面内に設けた空隙7のファイバ断面内に占める面積の割合、すなわち空隙率は約27%になり、開口数は0.56にまで大きくすることが出来る。三角形の内形断面21を有する石英ガラス管8は、実施例1と同様の方法で製造した。すなわち、断面が円形の金属管内の中心に断面が三角形の金属体を保持した型を作成し、その型内の前記金属体の外周にテトラエトキシシラン、バインダー、純水を含む溶液を流し込み、乾燥、硬化させた。その後に前記金属体及び前記金属管を取り外すことによる石英ガラス多孔質管の形成工程、その石英ガラス多孔質管の高温加熱工程、及び高温での塩素処理の工程を経て、外形断面が円形で内形断面が三角形からなる透明な石英ガラス管8を製造した。
図8に本発明のファイバに関する第3の実施例を示す。この図もファイバの概略図を示したものである。同図(a)は正面断面図、同図(b)は側面図である。このファイバ22に用いるフォトニック結晶ファイバ23は、図3(c)に示した、外形断面を四角形に加工したものを用いる。ファイバ22は、このフォトニック結晶ファイバ23の外周を空隙7を介して外形断面が円形の石英ガラス管8で覆った構造からなり、該フォトニック結晶ファイバ23が該石英ガラス管8の四角形の内形断面23に4箇所の接触部91、92、93、94で接していることを特徴とする。このファイバ22の外形断面内に設けた空隙7のファイバ断面内に占める面積の割合、すなわち空隙率は約54%になり、開口数は0.76にまで大きくすることが出来る。ただし、この構造では空隙率が高くなって、四角形の内形断面23を有し外形断面が円形の石英ガラス管8の肉厚が薄くなるので、該石英ガラス管8の直径を125μmよりも大きく、例えば130μmから150μmの範囲にしておくのが好ましい。このように石英ガラス管8の直径を大きくすると、空隙率は少し下がるが、より機械的強度の安定したファイバを実現することができる。
図9に本発明のファイバに関する第4の実施例を示す。この図もファイバの概略図を示したものである。同図(a)は正面断面図、同図(b)は側面図である。このファイバ25は、図3(c)に示した、外形断面を四角形に加工したフォトニック結晶ファイバ23を用い、このフォトニック結晶ファイバ23の外周を外形断面が円形の石英ガラス管8で空隙7を介して覆った構造からなり、該フォトニック結晶ファイバ23が該石英ガラス管8に4箇所の接触部91、92、93、94で接していることを特徴とする。このファイバ25の断面内に設けた空隙7のファイバ断面内に占める面積の割合、すなわち空隙率は約31%になり、開口数は約0.6にまで大きくすることが出来る。
図10に本発明のファイバに関する第5の実施例を示す。この図もファイバの概略図を示したものである。同図(a)は正面断面図、同図(b)は側面図である。このファイバ27は、図6のファイバ18における散乱損失や吸収損失を向上させるために工夫したファイバ構造を有する。すなわち、外形断面が円形の石英ガラス管8の内面にFを添加したSiOガラス膜28を形成したことを特徴とするファイバである。この石英ガラス管8の内面にFを添加したSiOガラス膜28を形成する方法として、MCVD(Modified Chemical Vapor phase Deposition)法を用いた。すなわち、石英ガラス管8内にSiF、Oガスを導入しながら石英ガラス管8の外周を酸水素バーナで加熱し、前記酸水素バーナを移動させながら石英ガラス管8内で高温加水分解反応を起こさせて石英ガラス管8の内面にFを添加したSiOガラス膜28を形成した。このFを添加したSiOガラス膜28の膜厚は、散乱や吸収の低損失化を実現する上では1μmから10μmの範囲でよい。これよりも厚くても良い。例えば、ファイバ27の外径が150μmよりも大きくなる場合には厚いほうが好ましい。なお製造方法上、この石英ガラス管8の四角形の内形断面の角部が、Fを添加したSiOガラス膜28のふくらみにより直角ではなく丸みをおびるが、これは光学的に影響が少ないので、問題にならない。
図11に本発明のファイバに関する第6の実施例を示す。この図もファイバの概略図を示したものである。同図(a)は正面断面図、同図(b)は側面図である。このファイバ29も図10のファイバ27と同様に外形断面が円形の石英ガラス管8の内面にFを添加したSiOガラス膜28を形成したことを特徴とする。
図12に本発明のファイバに関する第7の実施例を示す。この図もファイバの概略図を示したものである。同図(a)は正面断面図、同図(b)は側面図である。このファイバ30はフォトニック結晶ファイバ1の外周にFを添加したSiOガラス膜28を形成しておくことにより、このフォトニック結晶ファイバ1の外周表面での不要な散乱損失や吸収損失を低減するようにしたものである。このFを添加したSiOガラス膜28はフォトニック結晶ファイバ1のプリフォームの段階でその外周にVAD(Vapor phase Axial Deposition)法を用いて酸水素バーナにSiFとOガスを送り込んで火炎中で火炎加水分解反応を起こさせて形成した。このFを添加したSiOガラス膜28はフォトニック結晶ファイバ1の外周表面での不要な散乱損失や吸収損失を低減するためのものであるので、その膜厚は1μmから10μmの範囲でよいが、前述と同様にこれよりも厚くても良い。
図13及び図2(d)に本発明のファイバに関する第8の実施例を示す。この図もファイバの概略図を示したものである。同図(a)は正面断面図、(b)は側面図である。このファイバ17は、図2(c)に示した、石英ガラスファイバ13の空孔4が形成されていない外周部を除去して前記石英ガラスファイバ13よりも断面積を64%から72%にまで小さくしたフォトニックバンドギャップ型フォトニック結晶ファイバ15を用いて形成したものである。
図14に本発明のファイバに関する第9の実施例を示す。この図もファイバの概略図を示したものである。同図(a)は正面断面図、同図(b)は側面図である。このファイバ31もフォトニックバンドギャップ型フォトニック結晶ファイバ15の外周を外形断面が円形の石英ガラス管8で空隙7を介して覆った構造からなり、該フォトニック結晶ファイバ15が該石英ガラス管8の三角形の内形断面21に3箇所の接触部91、92、93で接していることを特徴とする。このファイバ31の断面内に設けた空隙7のファイバ断面内に占める面積の割合、すなわち空隙率は約27%になり、開口数は0.56にまで大きくすることが出来る。中空コア12内を通じた可視光を用いた超高速光パルス伝送、高パワーソリトン伝送、紫外線光や赤外線光の伝送に好都合なファイバを得ることが出来る。
図15に本発明のファイバに関する第10の実施例を示す。この図もファイバの概略図を示したものである。同図(a)は正面断面図、同図(b)は側面図である。このファイバ32は図2(a)に示した石英ガラスファイバ13を、図3(c)に示すように四角形に加工したフォトニックバンドギャップ型フォトニック結晶ファイバ33を用いる。ファイバ32は、このフォトニックバンドギャップ型フォトニック結晶ファイバ33の外周を外形が円形の石英ガラス管8で空隙7を介して覆った構造からなり、該フォトニックバンドギャップ型フォトニック結晶ファイバ33が該石英ガラス管8の四角形の内形断面23に4箇所の接触部91、92、93、94で接していることを特徴とする。このファイバ32の断面内に設けた空隙7のファイバ断面内に占める面積の割合、すなわち空隙率は約54%になり、開口数は少なくとも0.76にまで大きくすることが出来る。このファイバ32も前記したように、中空コア12内を通じた可視光を用いた超高速光パルス伝送、高パワーソリトン伝送、紫外線光や赤外線光の伝送に極めて好都合なファイバである。特に紫外線光を高効率でファイバ内に結合させて伝送させることが出来るので、非常に有利である。なお、実施例3と同様に、より機械的強度の安定したファイバを実現させるためには、空隙率は下がるが、このファイバの外径も150μm程度に大きくした方が好ましい。
図16に本発明のファイバに関する第11の実施例を示す。この図はファイバの正面断面図を示したものである。このファイバ34は、図10と同様に、散乱損失や吸収損失を向上させるために工夫した構造を有する。すなわち、外形断面が円形の石英ガラス管8の内面にFを添加したSiOガラス膜28を形成したことを特徴とする。
図17に本発明のファイバに関する第12の実施例を示す。この図もファイバの概略図を示したものである。同図(a)は正面断面図、同図(b)は側面図である。このファイバ35は、外形断面が円形の石英ガラス管の内形断面が四角形の場合において、この四角形の角を符合36のように変形することにより前記内形断面を多角形にしことを特徴とする。このように外形断面が円形の石英ガラス管の内形断面が四角形の場合に、前記内形断面を変形して多角形にすれば、ファイバプリフォームを線引きしてファイバを製造する際の熱的影響によって石英ガラス管の内形断面が変形して多角形になる可能性を許容することが出来、これによりファイバ35の製造歩留まりを大幅に向上させることができる。またこの熱的な変形により、ファイバ断面内の応力を緩和させることができ、曲げに対するファイバ35の機械的強度を向上させることにもつながる。
図18に本発明のファイバに関する第13の実施例を示す。この図もファイバの概略図を示したものである。同図(a)は正面断面図、同図(b)は側面図である。この実施例のファイバ37も図17の場合と同様に外形断面が円形の石英ガラス管の内形断面が四角形の場合において、この四角形の角を符合36のように変形することにより前記内形断面を多角形にしたことを特徴とする。
本発明は上記実施例に限定されない。例えば、本発明のファイバの外周は、一つ或いは複数層のプラスチック樹脂(たとえば、シリコーン樹脂やエポキシ樹脂など)により覆われていても良い。これらのプラスチック樹脂はファイバの線引き時、あるいはファイバのケーブル化時に形成することができる。また、金属層を併用しても良い。また本発明のファイバを複数本束ねて使用しても良い。またプラスチック材で被覆したファイバを変形自在な金属管(ジャバラ管)内に入れて覆ってもよい。
外形断面が円形の石英ガラス管の内形断面が四角形か三角形である場合に、四角形、三角形の角の部分は鋭角でなくてもよく、わずかに丸まっていても良い。また円形の場合も略円形でも良い。
空孔の形状も略円形か楕円、略矩形に近い形状でも良い。
本発明のファイバは、石英ガラス中に空孔の配列構造を持つフォトニック結晶ファイバの外周を外形断面が円形の石英ガラス管で空隙を介して覆った構造からなり、該フォトニック結晶ファイバは該石英ガラス管内に少なくとも3箇所で接していることを特徴とするが、上記石英ガラス管内に接する箇所が点接触となるように石英ガラスの内形断面を局部的に突型形状あるいはふくらみを持たせた形状に加工してもよい。
本発明のファイバ内の空隙内には気体(NAr、Heなど)を封入して密封しておいてもよい。
なお、本発明のファイバを使用する場合には、その両端に通常のシングルモードファイバ、あるいはマルチモードファイバをアーク放電、レーザ加熱などで融着接続して、ファイバ内の空隙や空孔内に不純物(水、遷移金属、有機物、塵など)が混入することによる特性の劣化が無いようにする。このようにすると、本発明のファイバを通常のシングルモードファイバ、あるいはマルチモードファイバを用いた伝送システムにも用いることもできるし、また本発明のファイバと通常の光機器や光部品(光スペクトラムアナライザ、光パワメータ、レーザ光源、光合分波器や光方向性結合器や光スイッチなどの光部品など)との接続が容易になる。
1、5、23…フォトニック結晶ファイバ
2…コア
3、13…石英ガラスファイバ
4、14…空孔
6、10、16、17、18、20、22、25、27、29、30、31、32、34、35、37…ファイバ
7…空隙
8…石英ガラス管
11、15、33…フォトニックバンドギャップ型フォトニック結晶ファイバ
91、92、93、94…接触部
12…中空コア
19、24…石英ガラス管の内形断面の四角形状
21…石英ガラス管の内形断面の三角形状
26…石英ガラス管の内形断面の円形形状
28…Fを添加したSiOガラス膜
36…四角形の角の変形部

Claims (9)

  1. 石英ガラスファイバ中に空孔の配列構造を持つフォトニック結晶ファイバの外周に、Fを添加したSiOガラスが形成され、該フォトニック結晶ファイバの外周が、外形断面が円形の石英ガラス管で空隙を介して覆われた構造からなり、該フォトニック結晶ファイバの前記外周が該石英ガラス管内に少なくとも3箇所で接していることを特徴とするファイバ。
  2. 請求項1において、前記石英ガラス管の内面にFを添加したSiOガラス膜が形成されていることを特徴とするファイバ。
  3. 請求項1または2において、前記フォトニック結晶ファイバの外形断面が円形であり、前記石英ガラス管の内形断面が四角形か三角形であることを特徴とするファイバ。
  4. 請求項1または2において、前記フォトニック結晶ファイバの外形断面が四角形であり、前記石英ガラス管の内形断面が円形か四角形であることを特徴とするファイバ。
  5. 請求項1からのいずれかにおいて、前記フォトニック結晶ファイバは全反射型かフォトニックバンドギャップ型のいずれかであることを特徴とするファイバ。
  6. 請求項1からのいずれかにおいて、ファイバ断面中に設けた空隙のファイバ断面内に占める面積の割合は10%から54%の範囲にあることを特徴とするファイバ。
  7. 請求項1からのいずれかにおいて、前記外形断面が円形の石英ガラス管の前記内形断面が四角形か三角形の場合には、該内形断面を変形して多角形にしたことを特徴とするファイバ。
  8. 請求項1からのいずれかにおいて、前記ファイバの両端にシングルモードファイバ、あるいはマルチモードファイバを融着接続したことを特徴とするファイバ。
  9. 請求項1から8のいずれかに記載のファイバを製造する方法であって、
    石英ガラスファイバ中に空孔の配列構造を有する、除去前フォトニック結晶ファイバを形成し、
    前記除去前フォトニック結晶ファイバのうち前記空孔が形成されていない外周部を除去することにより前記フォトニック結晶ファイバを形成することを特徴とするファイバの製造方法。
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