JP5539233B2 - 非同期媒介通信の方法および装置 - Google Patents

非同期媒介通信の方法および装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5539233B2
JP5539233B2 JP2010547782A JP2010547782A JP5539233B2 JP 5539233 B2 JP5539233 B2 JP 5539233B2 JP 2010547782 A JP2010547782 A JP 2010547782A JP 2010547782 A JP2010547782 A JP 2010547782A JP 5539233 B2 JP5539233 B2 JP 5539233B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
actor
message
role
available
routing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010547782A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011517380A (ja
Inventor
クリシュナムアシ、ゴビンダラジャン
スコムラ、スチュワート・エー.
ラグハベン、スリニバス
スリ、ディーパ
ジョーンズ、ドナルド・ジェイ.
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Qualcomm Inc
Original Assignee
Qualcomm Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Qualcomm Inc filed Critical Qualcomm Inc
Publication of JP2011517380A publication Critical patent/JP2011517380A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5539233B2 publication Critical patent/JP5539233B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G16INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
    • G16HHEALTHCARE INFORMATICS, i.e. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR THE HANDLING OR PROCESSING OF MEDICAL OR HEALTHCARE DATA
    • G16H40/00ICT specially adapted for the management or administration of healthcare resources or facilities; ICT specially adapted for the management or operation of medical equipment or devices
    • G16H40/20ICT specially adapted for the management or administration of healthcare resources or facilities; ICT specially adapted for the management or operation of medical equipment or devices for the management or administration of healthcare resources or facilities, e.g. managing hospital staff or surgery rooms
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L51/00User-to-user messaging in packet-switching networks, transmitted according to store-and-forward or real-time protocols, e.g. e-mail
    • H04L51/21Monitoring or handling of messages
    • H04L51/214Monitoring or handling of messages using selective forwarding
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L51/00User-to-user messaging in packet-switching networks, transmitted according to store-and-forward or real-time protocols, e.g. e-mail
    • H04L51/21Monitoring or handling of messages
    • H04L51/234Monitoring or handling of messages for tracking messages

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Primary Health Care (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Description

関連出願
本願は、2008年2月22日付けで出願され、内容全体が参照によって本明細書に組み込まれる、米国仮特許出願第61/030,829号の優先権の利益を主張する。
本発明は、一般に、コンピュータ通信技術に係わり、より具体的には、非同期通信メッセージのメッセージ開封確認を追跡し、ロギングし、再ルーティングし、供給するシステムおよび方法に関する。
電子メールおよびテキストメッセージ(たとえば、SMSメッセージ)の発展と共に、移動体通信では同期通信から非同期通信へのシフトが継続している。この状況において、同期通信は、発呼側および被呼側が情報の交換中に直接的に通信していることを必要とする。非同期通信は、発呼側および被呼側が直接的に通信していないときに現れる。人気のある非同期通信方法の実施例は、ショート・メッセージ・サービス(SMS)、マルチメディア・メッセージング・サービス(MMS)、電子メール(eメール)、ファクシミリ(ファックス)、および、数字だけまたは英数字ページング(ページング)のようなテキストメッセージング、音声メールなどを含む。
非同期通信モードは、メッセージの対象とする受信側(recipient)が実際にメッセージを読み、聞き、表示し、メッセージに対処する(すなわち、メッセージを開封する)仕組みを提供しない。最善でも、送信側(sender)は、殆どの電子メールシステムによって提供されているような受信確認、または、メッセージが受信された旨の肯定応答を要求できるだけである。さらに、現行の非同期通信モードは、送信メッセージの優先度レベルを格付けしない。一実施例として従来型の電子メールを使用すると、メッセージが緊急であることを示すためにフラグが送信側によって設定されることがある。しかし、受信側はメッセージをいつ読み取るかを決める。その結果、緊急事態において、いくつかのメッセージは時間に遅れずに読み取られないか、または、全く読み取られないことがある。これらの問題は、期限付きまたは緊急優先度付きの情報を通信するための現行の非同期通信モードの使用を限定することがある。
開示されているのは、非同期メッセージのルーティングおよび再ルーティングを媒介する通信システム、通信システムコンポーネント、および、方法である。非同期メッセージが通信ネットワークの中で送信されるとき、メッセージ送信側は、送信側の非同期メッセージに応答し、非同期メッセージに対処すること、および/または、返信が受信されることを促すか、または、確実にすることが可能であるツールが提供される。種々の実施形態は、メッセージに対処されないか、または、何らかの時間のスレッショルドの範囲内に応答が無かった場合、メッセージを再ルーティングする。
一実施形態によれば、非同期メッセージはメディエータ(mediator)および通信ネットワークを介して第1の受信側へ送信される。メディエータは、メッセージの中に格納されているルーティング情報を使用してメッセージを第1の受信側へ媒介し、メッセージ開封確認が第1の受信側から受信されない場合、第1の受信側によって実行される役割(role)と第1の受信側に対する第2の受信側の関係とに基づいて、メッセージを第2の受信側へ再ルーティングする。別の実施形態によれば、メッセージは、メッセージ開封確認が送信側によって付された期限内に受信されない場合、第2の受信側に再ルーティングされる。別の実施形態によれば、メッセージは、メッセージ開封確認がメッセージのタイプに基づいて自動的に付された期限内に受信されない場合、第2の受信側と、あるいは、場合によっては少なくとも第3の受信側とへ再ルーティングされる。1つ以上のさらなる受信側へのメッセージの転送は、メッセージ内容および状況、または、仕事環境によって判定されることがある。別の実施形態によれば、メッセージ開封確認が期限より早い何らかの期間内に受信されない場合、リマインダが第1の受信側へ送信される。
別の実施形態によれば、リマインダは、メッセージ開封確認が期限より早い何らかの期間内に第1の受信側から受信されない場合、第2の受信側へ送信される。第2の受信側は第1の受信側によって実行される役割に基づいて選択される。
本明細書中に組み込まれ、本明細書の一部を構成する添付図面は、本発明の実施形態を例示し、前述の概要および後述の詳説と一緒に、本発明の特徴を明らかにするために役立つ。
実施例の非同期媒介通信ネットワークのシステムブロック図である。 非同期媒介通信ネットワークにおいて2台の通信機器の間でメッセージ配信確認を提供する実施形態の方法のプロセスフロー図である。 対象とする受信側が非同期媒介通信ネットワークにおいて利用できないとき、メッセージを再ルーティングする実施形態の方法のプロセスフロー図である。 送信メッセージが期限前の所定の期間内に読まれなかったとき、メッセージを再ルーティングする実施形態の方法のプロセスフロー図である。 期限の満了前にリマインダを第1の受信側へ送信する実施形態の方法のプロセスフロー図である。 期限の満了前に第2のリマインダを第2の受信側へ送信する実施形態の方法のプロセスフロー図である。 第2のリマインダと併せて第1のリマインダを供給する代替的な実施形態の方法のプロセスフロー図である。 第2のリマインダと併せて第1のリマインダを供給する代替的な実施形態の方法のプロセスフロー図である。 送信側機器が利用できないときに、読み取り確認メッセージを再ルーティングする実施形態の方法のプロセスフロー図である。 送信メッセージの配信と送信メッセージへのアクションとを確実にする実施形態の方法で用いられるメッセージ構造体の実施例を示す図である。 送信メッセージを代替的な受信側へ再ルーティングする実施形態の方法のプロセスフロー図である。 対象とする代替的な受信側によって実行される役割に基づいて代替的な受信側への配信を確実にする実施形態の方法で用いられる代替的なメッセージ構造体の実施例を示す図である。 対象とする受信側および代替的な受信側によって実行される役割に基づいてメッセージを代替的な受信側へ再ルーティングする実施形態の方法のプロセスフロー図である。 特有の患者のための健康管理の共通の役割を実行する種々のアクタの静的な再ルーティングテンプレートの実施例を示す図である。 共通の役割を実行する種々のアクタの静的な再ルーティングテンプレートの実施例を示す図である。 メッセージの代替的な受信側を判定するため静的な再ルーティングテンプレートと併せて使用されることがある動的な再ルーティングテンプレートの実施例を示す図である。 送信メッセージの配信および送信メッセージへのアクションを確実にする実施形態の方法で用いられるメッセージ構造体の実施例を示す図である。 送信メッセージの配信および送信メッセージへのアクションを確実にする実施形態の方法で用いられるメッセージ構造体の実施例を示す図である。 送信メッセージの配信および送信メッセージへのアクションを確実にする実施形態の方法で用いられるメッセージ構造体の実施例を示す図である。 送信メッセージの配信および送信メッセージへのアクションを確実にする実施形態の方法で用いられるメッセージ構造体の実施例を示す図である。 対象とする受信側および代替的な受信側によって実行される役割に基づいてメッセージを代替的な受信側へ再ルーティングする実施形態の方法のプロセスフロー図である。 種々の実施形態と共に使用するため適した通信機器のコンポーネントブロック図である。 種々の実施形態と共に使用するため適した実施例のリモート・サーバのコンポーネントブロック図である。
種々の実施形態が添付図面を参照して詳述される。可能である限り、同じ参照番号が同じ部品または類似した部品を指すために図面を通じて使用される。特有の実施例および実施への参照は、例示の目的のためであり、発明または請求項の範囲を限定することは意図されていない。
本明細書中で使用されているように、用語「通信機器」は、携帯電話機、個人情報端末(PDA)、パームトップ・コンピュータ、ラップトップ・コンピュータ、デスクトップ・コンピュータ、ワイヤレス電子メール受信機(たとえば、Blackberry(登録商標)機器およびTreo(登録商標)機器)、マルチメディア・インターネット・イネーブル型携帯電話機、および、少なくとも1つの形式の非同期メッセージ(たとえば、SMS、MMS、IM(インスタント・メッセージング)、電子メール、ファクシミリ(ファックス)、音声メール、および、数値のみまたは英数字ページング(ページング)など)を送受信する能力のあるプログラマブル・プロセッサとメモリとを含む類似したパーソナル電子機器のうちのいずれか1つまたは全部を指すことがある。好ましい実施形態では、通信機器は、携帯電話ネットワークを介して通信可能であるセルラハンドセット(たとえば、携帯電話機)であり、非同期タイプのメッセージを送受信可能である。しかし、種々の実施形態は、このような通信機器および携帯電話システムに限定されることが意図されていない。実際に、種々の実施形態は、通信ネットワークを介して、デスクトップ・コンピュータを含む他の通信機器に結合されたいずれかのタイプの通信機器を使用して実施されることがある。
本明細書中で使用されているように、用語「サーバ」は、クライアント・サーバ・アーキテクチャで動作するように構成された種々の市販されているコンピュータシステムのいずれかを指す。具体的には、用語「サーバ」は、ネットワーク・サーバ、特に、典型的に、プロセッサ、メモリ(たとえば、ハードディスク・メモリ)、および、サーバ・プロセッサをインターネット、インスタント・メッセージング・ネットワーク、簡単なメッセージング・システム・ネットワークおよび/または携帯電話ネットワークのようなネットワークへ接続するように構成されたネットワーク・インターフェイス回路を含むインターネット・アクセス可能サーバを指す。
最近の技術的進歩は通信パラダイムに別のシフトを引き起こしている。ユーザが遠距離を越えて確実に同期通信することを可能にする従来型の電話機および携帯電話機技術の存在にもかかわらず、一部のユーザは、非同期通信モードを利用する方を好む。一部のオブザーバは、通信パラダイムシフトの要因としてグローバルに接続されたコミュニティの発展を指摘する。ユーザが世界中の遠方に位置している他のユーザと通信するとき、タイムゾーンの差は、多くの場合に同期通信を妨げる。たとえば、一方の参加者が米国に位置し、他方の参加者が中国に位置するとき、通話のため都合のよい時間を見つけることは難しいことがある。電子メールおよびSMSのような非同期通信は、ユーザが他のユーザと協調する必要なしに最も都合のよいときにメッセージを送受信できるので、多くの場合により効率的である。
最新の非同期通信システム(たとえば、テキストメッセージ(SMS)、電子メールなど)によって提供される比較的高度の配信の信頼性にもかかわらず、非同期通信モードに関連する問題が存続する。たとえば、受信側の通信機器へのメッセージの配信が確認されることはあるが、受信ユーザが実際に読み、表示し、および/または、再生し(すなわち、メッセージを開封し)、メッセージの開封の結果として所定の対処をすることを確実にするため適切な仕組みが存在しない。たとえば、電子メールは、受信側が電子メールを読み、電子メールに応答するまでに、数時間、数日、あるいは、数週間に亘って受信側の受信箱の中に置かれることがある。
緊急フラグ、ボールド体活字、または、他の識別子の使用が受信側にメッセージの相対的な重要性を通知するため利用されることがあるが、送信側は、受信側がメッセージを開封することを促すか、または、確認するためにできることは殆ど無い。さらに、送信側は、受信側が何らかの課された期限内に元のメッセージに対処するか、または、応答することを促すか、または、確認するためにできることは殆ど無い。
アクションまたは応答を導き出すこと、または、期限を強制することの不能性は、一部の参加者および何らかのアプリケーションにおける非同期通信モードの信用の欠如の原因になる。非同期通信モードの使用についてのこの信用および信頼性の欠如は、送信側および/または受信側にとっての重大な問題の原因になる可能性がある。
ある一定の環境では、メッセージへの迅速な対応および応答は決定的な重要性があることがある。たとえば、健康管理業界において、メッセージまたは要求に対する迅速な受信および応答は、生または死の結末があるかもしれない。別の実施例として、法律業界では、申立書または他の文書が厳密な提出期限より前に提出されるべきである。このような文書を提出する命令が非同期通信モード(たとえば、電子メール)を用いて送信される場合、命令を送信する側は、アクションが期限内に完了されることを確実にする仕組みから恩恵を受けることがある。別の実施例として、非同期通信モード(たとえば、電子メール、SMSメッセージなど)を用いて育児義務を協調する家族は、自分達の子供が時間通りに引き取られることを確実にするために、メッセージが読まれ、メッセージに対処することを確実にする仕組みから恩恵を受けることがある。その結果として、対象とする受信側が使用不可能である場合でさえも、受信側によって非同期メッセージが受信され、対処されることを確実にするためのシステムおよび方法が必要とされる。さらに、重要な期限の満了前に非同期メッセージが受信され、対処されることを確実にするためにシステムおよび方法を提供することが必要とされる。
健康管理業界の実施例をさらに利用すると、米国などにおける殆どの病院は、臨床医間通信のための従来型の同期モードおよび非同期モードの両方を使用する。メッセージフローの一実施例では、検査室試験を指示する医師は結果が報告されることを期待する。本実施例では、医師は患者を検査し、検査室試験指示で患者のカルテを更新し、必要に応じて、患者が検査室でのさらなる試験を必要とするという命令を助手または看護士に伝える。助手または看護士は、その後、患者から採取された標本に対処し、検査室試験を実行し、結果を報告するために検査室のための作業指示書を発行する。1つのシナリオでは、患者からの標本は医院で採取される。別のシナリオでは、患者は、患者から標本が採取される検査室または別の医療部へ移動する。検査室が標本を採取し、試験が完了すると、検査技術者は患者の管理を担当している看護士または助手に試験結果を伝える。医師の指示書または試験結果によって示された(たとえば、危篤、重篤、または通常として分類される)緊急性に依存して、看護士または助手は勤務中の医師に通知することがある。医師は、検査結果を理解すると直ぐに、次の適切な処置をとる。
従来型の非同期または同期通信モードを使用すると、通信機能停止が起こる可能性があるいくつかの通信ノードが存在する。第1に、通信の送信側および受信側は、メッセージが通信されているときに誰が勤務中であるかに依存して変化することがある。たとえば、最初に検査室試験を指示した医師は、検査室試験結果が取得されたとき、もはや勤務中ではないことがある。同様に、検査指示書を発行した助手または看護士は、検査室試験結果が検査技術者によって伝えられるときに昼休み中または勤務時間外であるかもしれない。
第2に、医師が検査室試験を指示する時点と助手または看護士が検査室試験指示書を発行する時点との間の時間遅れが発生することがある。たとえば、助手または看護士は、他の患者で忙しいため、ただちにメッセージ(たとえば、医師の検査室試験指示書)を読み取れないことがある。ことによると、助手または看護士は休憩中である。助手または看護士は、他の義務を再び割り当てられ、メッセージを読み取れない可能性がある。いくつかの状況では、助手または看護士は医師の指示を単純に見逃すことがある。よって、医師から助手または看護士へのメッセージ(たとえば、検査室試験指示)へのアクションは遅延するか、または、完全に損なわれることがある。
第3に、検査室試験結果が取得される時点と医師が検査結果を伝えるメッセージを受信する時点との間にさらなる時間遅れが発生することがある。たとえば、検査室が、検査室試験結果を伝えるメッセージを当初に検査室試験指示書を発行した助手または看護士へ送信するとき、助手または看護士はもはや勤務中ではないことがあり、この場合、メッセージは助手または看護士が翌日に戻るまで遅れる。別の実施例として、検査技術者は、メッセージが送信可能になる前に、患者を担当している現在の助手または看護士に関する識別情報および連絡先情報を判定するために時間を費やさなければならないことがある。
第4に、検査室試験結果に基づいて、検査室試験を指示した医師は、通知される必要があるが、居所がわからないことがあり、または、直ちにメッセージを読み取らないことがある。たとえば、医師はその時点で勤務時間外であるため、メッセージは医師が勤務に戻るまで遅れる。別の実施例として、現在患者を担当している医師は、忙しすぎて直ちにメッセージを読めないことがあるので、メッセージは医師の伝言サービスの中で終わることがある。これは、医師が試験結果を含むメッセージを通知される前にさらなる遅延の原因になる。
これらの種々の通信機能停止のそれぞれにおいて、迅速なメッセージの配信およびメッセージへの応答を確実にするため対処することが望ましい。このようなアクションは、メッセージ(または初期メッセージに対する応答)が受信されたことを受信側に警告することと、メッセージの受信側にメッセージに対処するか、または、メッセージに応答することを促すこととを含むことがある。メッセージが適時に受信できないか、または、期限内に応答されない場合、このようなアクションは、メッセージを受信する資格のある他の受信側へメッセージを再ルーティングすることを含むことがある。メッセージを再ルーティングするとき、メッセージを受信し、メッセージに対処し、および/または、メッセージに応答する資格のある別の受信側へメッセージを再ルーティングすることが望ましい。メッセージを再ルーティングすることによって、元のメッセージへの適切な応答を取得する機会は増加する。同様に別の実施形態では、メッセージは、その後の受信側が適時にメッセージに応答しない場合、当初の対象とする受信側と同じ役割を遂行する第3、第4またはさらなるアクタへ再ルーティングされ続けることがある。したがって、メッセージは当初の対象とする受信側と同じ役割を遂行する他のアクタへ再ルーティングされることがある。
役割は、所定の入力の組を用いて望ましい結果を達成するため利用される多段階のプロセス内での別個の作業でも、一群の仕事でも、または、職能的責任でもよい。個人の役割は、非同期媒介通信(asynchronous mediated communication:AMC)システム内部での個人の立場によって決定されることがある。たとえば、健康管理業界では、個人の役割は、管理者、医師、看護士、医師助手、検査技術者、関連病院職員などのうちの1つである。代替的に、個人の役割は、AMCシステム内部での個人の職務によって決定されることがある。たとえば、健康管理業界では、個人の役割は、緊急医師、癌専門医、放射線医師、産科医師などでもよい。さらに、個人の役割は、AMCシステム内部での個人の職責によって決定されることがある。たとえば、健康管理業界では、受信側の役割は、患者XYZ治療チームメンバ、患者123治療チームメンバ看護士などでもよい。さらに、個人の役割は、立場、職務および/または職責と、同様に他のパラメータとの組み合わせによって決定されることがある。
役割を遂行する個人はアクタ(actor)と称されることがあるが、アクタは人でもよく、または、システム資源でもよい。たとえば、健康管理業界では、アクタは、医師、看護士、病院職員などでもよい。アクタは、さらに、MRI機械、CTスキャナ、X線、放射線癌治療機器などでもよい。さらに、アクタは、非同期媒介通信システム100の内部、または、別の非同期媒介通信システムの内部で動作するメディエータ(mediator)130でもよい。アクタは、AMCシステム(たとえば、AMCメディエータサービス)の中でメッセージを受信し、読み取り、そして、メッセージに応答するように予めプログラムされた情報システムサービス(すなわち、エージェント)でもよい。これらの資源のそれぞれは、多段階通信プロセスを完了するためにAMCシステムの中での役割を遂行する。複数のアクタが特有の役割に割り当てられることがある。たとえば、健康管理業界では、複数の個人(すなわち、アクタ)は、場所、日時、曜日に依存して特有の患者への主治医の役割を実行することが可能である(たとえば、月曜日の病院部門1番の癌病棟の主治医は火曜日の主治医とは異なる個人である)。さらに、単一のアクタが2つ以上の役割を実行することがある。たとえば、健康管理業界では、特有の患者の主治医は別の患者の支援医師ということもある。
AMCシステムは、AMCシステムに個々のアクタに固有かつ独自である情報を提供する登録プロセスを通じて各アクタを知る。この情報は、ユーザIDおよびパスワードを含むことがあり、アクタの身元および嗜好に関係がある何らかの細目を含むように拡張可能である。たとえば、嗜好は、アクタが特有のメッセージングタイプのため使用したいと思う様々な通信技術(たとえば、電話、電子メール、SIPアドレスなど)、特定または一般的なカテゴリーの役割を遂行するためのアクタの利用可能性、アクタが個々の役割を遂行するときに相互作用することを好む他の個人、および、アクタが実行することを好む役割とを特定することがある。AMCシステムは、AMCシステムの認証(authentication)、許可(authorization)およびアカウンティング(accounting)(AAA)サービスのため使用されることがあるアクタの身元(ID)情報を作成し保持することがある。実施形態では、ID情報は、AAAサービスにおいてAMCシステムの中の他の移動体機器と共に用いられる「セキュリティ」鍵ペア(秘密および公開)を含む。一実施例では、AAAサービスはAMCシステムの中の少なくともプロセッサによって実行される。このプロセッサは媒介機器/サーバの内部に収容されることがある。一実施例では、プロセッサはID情報の記憶のための少なくとも1つのメモリに結合されている。メモリは、プロセッサにローカルであることがあり、または、別個のデータベースの中に位置することがある。
登録プロセスの結果として、非同期メッセージのルーティングおよび再ルーティングを支援するルーティングテンプレートおよび再ルーティングテンプレート(ルーティングテンプレートとして総称される)が生成されることがある。AMCシステムの内部の全アクタによって実行される可能性がある各役割についてのルーティングテンプレートが生成されることがある。登録プロセス中に収集された情報を使用することにより、ルーティングテンプレートは、同じ役割を遂行するアクタの他に、各アクタの連絡先情報および嗜好で占められることがある。代替的に、ルーティングテンプレートは、別個であるが、しかし、相互相関関係のあるデータベースの形をしていることがあり、その結果、アクタ役割データベース、アクタデータベース、患者データベースおよびメッセージ・ルーティング・ルール・データベースは本明細書中に記載されたメッセージ再ルーティングを達成するために次々にマッピングすることが可能である。その上、ルーティングテンプレートは、特有の役割を遂行するアクタの一覧表に優先順位を付けることがある。優先度一覧表は、アクタが非同期メッセージのルーティング受信側または再ルーティング受信側として選択される順序を決定することがある。
ルーティングテンプレートは静的でもよいが、アクタが非同期メッセージのルーティングまたは再ルーティング受信側として選択される実際の順序は、利用可能性または状態テンプレートに応じて動的に変化することがある。種々の役割(role)への個人の割り当ては静的でもよいが、種々の役割を遂行する実際の個人の勤務表は、場所の他に、分、時、日、週、月などの単位で動的に変化することがある。たとえば、個々の作業スケジュールまたは他のプロジェクト/患者への所属は、一部のアクタが当面自分の現在の義務、責務、職務を控えることを強制することがある。その結果として、これらのアクタへルーティングまたは再ルーティングされるメッセージは、無視され、そして、引き続き再ルーティングを要求することがある。この不必要な遅延を回避するため、動的な利用可能性の表がメッセージをより効率的にルーティングおよび再ルーティングするためメディエータ130によって保持されることがある。
したがって、静的ルーティングテンプレートに加えて、動的利用可能性テンプレートが生成され、プロセッサにローカルであるメモリまたは別個のデータベースに記憶されることがある。動的利用可能性テンプレートは、AMCシステム内部のすべてのアクタの利用可能性をリアルタイムで追跡することがある。一実施例として、動的利用可能性テンプレートは、アクタがAMCシステムにログイン/ログアウトするときを監視するAMCシステムの管理職務と結合されることがある。アクタがいずれかの通信機器を介してAMCシステムにログインするたびに、アクタの状態は「アウト」から「イン」に変化することがある。代替的に、登録プロセス中に関連付けられたワイヤレス通信機器がAMCシステムの通信ネットワークに登録するとき、対応するアクタの状態は「アウト」から「イン」に、および「イン」から「アウト」に変化することがある。代替的に、動的利用可能性テンプレートは、手動で更新されることがある作業スケジュールと結合されることがある。他の実施形態は、動的利用可能性テンプレートを更新するため種々の方法のうちのいずれかを利用することがある。静的役割テンプレートおよび動的利用可能性テーブルの実施例は図14A−14Cに示され、これらの図面を参照してより詳しく後述されている。
種々の実施形態では、元の非同期メッセージは所定のメッセージテンプレートに基づいて策定されることがある。一実施形態では、メッセージテンプレートは、以下のパラメータ:メッセージ内容、アクタ、役割(role)、優先度レベル、期限などのうちの1つ以上に基づいて選択される。当業者は、(個々で列挙されていない)他のパラメータが本発明の精神または範囲に影響を与えることなく選択されたメッセージテンプレートを決定するため使用されることがあることを理解するであろう。メッセージテンプレートは、メディエータがメッセージを受信側へルーティングし配信することがある構造体を作成する。健康管理業界の実施例では、検査技術者のテンプレートは、特殊な血液検査結果に関するメッセージが患者の主治医および看護士へ送信されるべきであることを示すことがある。したがって、メッセージタイプが血液検査として特定される場合、対象とする受信側が明示的に特定されることがあるが、しかし、受信側の役割によって特定されることもある。本実施例では、役割は、主治医もしくは看護士として、あるいは、場合によっては特定された患者の世話をする健康管理専門家として特定されることがある。前述されているように、メッセージテンプレートは、メッセージ作成者によって設定された、メッセージへの応答が要求される明示的な期間を含むことがある。代替的に、期限は特定されたメッセージタイプ(たとえば、血液検査)に基づいてメッセージに自動的に付されることがある。自動期限はメッセージ内容に応じてさらに割り当てられることがある。たとえば、肝機能の血液検査は、穏やかな細菌感染の血液検査より緊急の期限を含むことがある。したがって、特定のメッセージタイプをさらに定義することにより、可変期限が自動的に付されることがある。
役割に応じて、ある一定のアクションが役割を遂行するアクタによって行われることがある。一実施形態では、メッセージによって必要とされるアクションは、アクションテンプレートを使用して特有の役割に結合されることがある。アクションテンプレートは、その特有の役割におけるアクタがAMCシステム内部で実行することがあるアクションの組を含むデータベースである。各アクションは、今度は、メディエータが実行するルールの組と関連付けられることがある。アクションテンプレートは、割り当てられた、または、許容できるアクションから、システムがある一定の環境においてメッセージを適切に再ルーティングするためにアクセス可能である特有の役割への実施しやすい関連付けを提供する。たとえば、医師の役割のためのアクションテンプレートは、開始、委譲、上申、他のアクタの追加、状態チェックなどを含むメッセージを受信する医師のための許容できるアクションを列挙することがある。他方で、検査技術者の役割のためのアクションテンプレートは、上申、他のアクタの追加、状態チェックなどに限定され、開始または委託を除く同じメッセージを受信する検査技術者のための許容できるアクションを列挙することがある。
図1は、実施例の非同期媒介通信ネットワークシステム100のシステムブロック図である。非同期媒介通信(AMC)システム100は、N台の移動体機器110、110、110...110と、通信ネットワーク120と、メッセージの送信側(sender)と受信側(recipient)との間のメディエータ(mediator)130とを備える。メディエータ130は、場合によってはメディエータ・データベース135と通信することがある。メディエータ130は、メッセージ追跡およびロギングを提供し、このようにして、送信側と受信側との間の通信に閉ループを確保する。一実施形態では、メディエータ130は、サーバ機器210でもよく、および/または、メモリユニット362に結合されたプロセッサ361を含むことがある(たとえば、図21を参照のこと)。メディエータ130は、ネットワークにおいてハードウェアおよび/またはソフトウェアで分散システムとして実施されることもある。図1を参照すると、N台の移動体機器110のうちのいずれか1台がメッセージの送信側であり、同様にN台の移動体機器110の残りのうちいずれか1台以上が、メッセージの受信側である可能性がある。一実施例では、メッセージは移動体機器110から通信ネットワーク120およびメディエータ130を介して移動体機器110へ送信される。通信ネットワーク120はワイヤレスネットワークでもよく、または、非ワイヤレスネットワークでもよい。当業者は、AMCシステム100のいくつかの実施では、1台以上の移動体機器110が本発明の精神または範囲に影響を与えることなく、有線ネットワークへアクセスできる固定機器で置き換えられることがあることがわかる。
代替的な実施例の非同期媒介通信ネットワークシステムでは、通信機器110は、通信ネットワークシステムの中で互いに相互接続されることがある。1台ずつの通信機器110は、本明細書中で種々の実施形態に記載されたメディエータ130の機能を実行することができるハードウェアおよび/またはソフトウェアを収容することがある。
さらに、各通信機器110は、1台以上の非同期媒介通信ネットワークシステムと通信することがある。このようにして、各通信機器110は、異なる非同期媒介通信ネットワークシステムの中で動作する異なるテンプレートに応じて、異なる役割、アクタ、機器とメッセージを送受信することがある。
図2は、AMCシステム100の中の2台の通信機器(たとえば、110および110)の間でメッセージ再生/表示確認を供給する実施形態の方法のプロセスフロー図である。通信機器110を使用する送信側は、ステップ205で、メッセージを生成し、通信機器110を使用する受信側へルーティングするメディエータ130に送信する。メッセージは、図1に示されているような通信機器110および110とメディエータ130とを相互接続する通信ネットワーク120を介して送信される。メッセージは、ペイロードメッセージと共に、メッセージのルーティングおよび正確な配信とを支援することがあるメタデータ(metadata)を含むことがある。メディエータ130は、ステップ210で、発信元の通信機器110からメッセージを受信し、メッセージメタデータの中に収容されている電話番号、IPアドレス、または、他の身元パラメータを使用してメッセージを110へルーティングする。メッセージは、ステップ215で、受信側通信機器110によって受信される。実施形態では、メッセージを開封する(すなわち、メッセージを再生、表示、読み、および/または、実行する)前に、通信機器110は、ステップ220で、場合によっては、メッセージが受信されたことを示すために、メッセージ警告通知を生成し再生および/または表示することがある。メッセージ警告通知は、たとえば、送信側、緊急レベル、または、主題を示すような、メタデータの中に含まれる情報に応じて、再生/表示されることがある。警告されると、通信機器110を使用する受信側は、ステップ225で、メッセージを開封する。メッセージが開封されたとき、受信側の通信機器110は、ステップ230で、メッセージ開封確認を生成し、メディエータ130および通信ネットワーク120を介して、発信元の送信側の通信機器110へ返信することがある。メッセージ開封確認は、メッセージを受信し開封した受信側がメッセージを受信し開封した結果として必要とされる所定のアクションのすべてを完了する責任を担うことを示すことがある。メッセージ開封確認は、受信側がメッセージを受信し開封したことを単に示すことがある。代替的に、メッセージ開封確認は、受信側が元のメッセージを受信し開封する結果として所定のアクションを行っていることをさらに示すことがある。代替的な実施形態では、元の受信メッセージは、メッセージペイロード/内容の中に入れ子状のアクションテンプレートを収容し(図10、12、15−18のフィールド425を参照のこと)、種々の所定のアクションまたはアクションの系列が元のメッセージの受信および開封の結果として完了されたときに、確認または確認の系列を要求し生成する。入れ子状のアクションテンプレートは、ある特定の所定のアクションが完了されなければならない期限を含むことがある。メッセージが開封されると、入れ子状のアクションテンプレートは種々の所定のアクションまたはアクションの系列が何らかの期限の範囲内で終了することを確実にするためにメディエータ130を始動することがある。そうでなければ、メディエータ130は、図4−9を参照して後述されるプロセスフローと同様にメッセージを再ルーティングすることがある。
メッセージ開封確認は、ステップ235でメディエータ130によって発信元の送信側の通信機器110へ中継される。メッセージ開封確認は、ステップ240で発信元の送信側の通信機器110によって受信され、その後、メッセージ開封確認は、ステップ245で発信元の送信側の通信機器110によって再生/表示されることがある。メッセージ開封確認の再生/表示は、送信側にメッセージが受信されたことを通知する。
図2に表されたプロセスフローは、対象とする受信側が利用可能であり、メッセージを迅速に受信し読み取る理想的な状況を示している。しかし、この状況が常にこうであるとは限らない。図3は、対象とする受信側が利用できないとき、メッセージを再ルーティングする実施形態の方法のプロセスフロー図である。受信側は利用できないと判定されると直ちにメッセージを再ルーティングすることにより、実施形態の方法は、適切なアクションがメッセージに応答して行われる機会を増加させる。
図3のプロセスフローにおいて、通信機器110を使用する送信側は、ステップ205で、メッセージを生成し、受信側の通信機器110へアドレス指定された第1の受信側へルーティングするメディエータ130へ送信する。メッセージを受信すると、メディエータ130は、判定248で対象とする第1の受信側の通信機器110が利用可能であるかどうかを判定することがある。対象とする第1の受信側の通信機器110が利用できない種々の理由があるかもしれない。たとえば、対象とする第1の受信側の通信機器110は、オフにされるか、ネットワークをログオフされるか、ネットワークの圏外にあるか、または、電源が切れていることがある。代替的に、対象とする第1の受信側は、単に自分の通信機器110から離れているか、他の問題または他のメッセージに取り組むことに忙しいことがある。対象とする受信側が利用可能であるかどうかを判定するため、メディエータ130は、何らかの所定の期間が第1の受信側が利用可能であると判定する前に経過することを可能にすることがある。これを可能にすることにより、メディエータ130は、第1の受信側がある時間窓でメッセージを受信しメッセージに応答することを可能にする。
対象とする第1の受信側の通信機器110が利用可能(すなわち、判定248=肯定)である場合、図2のステップ215−245が実行されることがある。しかし、対象とする第1の受信側の通信機器110が利用できない(すなわち、判定248=否定)である場合、メディエータ130は、ステップ255で、ルーティングテンプレートに応じてメッセージを再ルーティングしようとすることがある。この再ルーティングステップおよびルーティングテンプレートは、図12−17を参照してより詳細に後述される。再ルーティングテンプレートに応じてメッセージを再ルーティングする目的は、メッセージがメッセージを受信し、メッセージに対処/応答する資格のある他のアクタへ送信されることを確実にするためである。たとえば、メッセージが患者を治療する医師向きの検査結果である場合、適切な役割は検査結果を読み取り、結果に適切に対処できる他のどの医師でも構わない。このような場合、再ルーティングテンプレートはメッセージを受信するため利用可能である他の医師を特定することがある。本実施例では、受信側の役割は立場(すなわち、医師対看護士)に依存することがある。対象とする第1の受信側の役割を正確に特定することにより、メッセージはメッセージへの適切な応答を導き出す機会を増加させるため効率的に再ルーティングされることがある。
いくつかの場合、メッセージを再ルーティングする適切な役割は責務に依存することがある。たとえば、一部の患者は独自の病歴を有することがあり、患者の病歴を知っている医療専門家だけが検査結果を受信し、検査結果に対処する資格がある。したがって、看護士または医師助手は、患者の病歴に詳しくない他の医師より、メッセージに対処し、および/または、メッセージに応答する資格があるというのが実情であるかもしれない。その結果、メッセージは、特有の患者を処置するチームの一員である誰かに再ルーティングされることがある。
メッセージがルーティングテンプレートに応じて再ルーティングされる場合、再ルーティングされた第2の受信側の通信機器110は、メッセージを受信し、図2のステップ215−230に関連して前述された方法と同様にメッセージを処理することがある(ステップ215a−230aを参照のこと)。図2に示されたプロセスフロートと同様に、メッセージ開封確認が生成され、送信されると(ステップ230a)、メッセージ開封確認はメディエータ130によって中継され、図2に示されている方法と同様に、送信側の通信機器110によって受信され、再生される。
一実施形態(図示せず)では、メッセージの再ルーティングは手動で実行されることがある。このような実施形態では、メディエータ130は、送信側に対象とする受信側が利用できないことを通知することがある。このように通知することにより、送信側は、新たな対象とする受信側を特定して元のメッセージを再び策定することがある。手動によるメッセージの宛先変更は、責務を別の受信側および/または役割に委託すること、移転すること、または、譲渡することを含むことが可能である。一態様では、責務は別の役割に移転されるが、説明責任は当初の対象とする受信側に残ることがある。手動によるメッセージの宛先変更は、当初の受取側がメッセージ内容に基づいて判断を下すことができないときのように、判断を下す権限を付与された他の役割(たとえば、適当な人員)へメッセージを転送するため上申される。
健康管理業界では、委譲および上申は多くの場合に必要とされるアクションである。委譲の実施例として、非常に多数の患者を担当している医師は、重大な判断を下さなければならないとき、非常に多数の患者の全員の面倒を見ることはできないことがある。この場合、医師は、自分の患者の世話の一部を他のケア提供者に委譲可能である。したがって、本実施例では、委譲された患者に関連したすべてのメッセージは、指定されたケア提供者へルーティングされることがある。一態様では、医師は、このようなメッセージをさらに受信すること、または、このようなメッセージを受信しないことを選択することがある。別の態様では、医師は、メッセージ内容に基づいて選択されたメッセージを受信するが、他のメッセージを受信しないことを選択することがあり、その間に(メッセージ内容と無関係に)すべてのメッセージが他のケア提供者へルーティングされる。
上申の実施例として、医師はメッセージ内容に基づいて判断を下す能力がないことがある。この状況では、AMCシステム100は、メディエータ130を介して、判断のためメッセージを別の役割(たとえば、監督医師)へ再送信することにより、メッセージを異なるアクタへ上申することがある。このようにして、最初に医師の通信機器110へ送信されたメッセージは、警告通知ブロック220aによって提出されるべき警告通知と共に監督医師の通信機器110へ再送信されることがある。
対象とする第1の受信側の通信機器110は利用可能であり、第1の受信側が離れているか、または、他の問題に取り組むのに忙しい間にメッセージを受信するということもまた実情であるかもしれない。この場合、メッセージは通信機器へ配信されているが、対象とする受信側によって読み取られないか、または、対処されていない。配信の確認は、送信側が何らかの期限内に元のメッセージへの応答を要求する場合、間に合わないことがある。たとえば、健康管理環境では、救急処置室医師は、外傷患者の頭部CTを迅速な解析および報告を目的として電子メールによって放射線医師へ送信することがある。患者は救急処置室に居るので、医師は、この頭部CTが優先的に取り扱われ、5分以内に読み取られることを要求することがある。したがって、(放射線医師がCTスキャンを受信済みであり、解析を検討している途中であるという)メッセージ開封確認は5分間の期限の満了前の時点でメディエータ130によって受信されない場合、メディエータ130は、メッセージを放射線医師の役割を遂行する別のアクタへ再ルーティングすることがある。
代替的な実施形態では、応答の期限は、送信側が期限を付すかどうかとは無関係に、ある一定のタイプのメッセージに自動的に付されることがある。たとえば、メディエータ130は、頭部CTスキャンを含むメッセージまたは救急処置室からのメッセージを認識し、メッセージへの応答に関して所定の期限を自動的に付すようプログラムされることがある。このようにプログラムすることにより、慌てている救急処置室の医師が期限を付すことを忘れた場合、AMCシステムは、応答が自動的に付された期限内に受信されないとき、メッセージを自動的に再ルーティングすることが可能である。
このようにして、救急治療室の実施例では、対象とする放射線医師が頭部CTメッセージを読み取らず、頭部CTの送信から、たとえば、2分以内に解析が実行されているという確認を返信しない場合、メディエータ130はメッセージを別の放射線医師(すなわち、適切な役割を遂行する別のアクタ)へ再ルーティングすることがある。当初の対象とする放射線医師は、別の救急治療室の患者のCTで忙しいため、次に入ってくるCTを精査できないことがある。当初の対象とする放射線医師が、CTが期限前のスレッショルド期間内に読み取られたことを確認しない場合、CTは、当初の期限を満たすために十分な期間をもって別の放射線医師へ再ルーティングされることがある。
図4は、応答が(自動または手動で付された)何らかの期限内に受信されない場合にメッセージを再ルーティングする実施形態の方法のプロセスフローである。図4を参照すると、メディエータ130は、ステップ210でメッセージを受信し、対象とする第1の受信側へルーティングする。メッセージをルーティングした後、メディエータ130は、ステップ260で、メッセージ開封確認を発信元の通信機器110へ中継するようにメッセージ開封確認を待ち受ける。メディエータ130は、判定265でメッセージ開封確認が受信されたかどうかを判定する。メッセージ開封確認が受信された場合(すなわち、判定265=肯定)、メッセージ開封確認は、図2および3のステップ235−245に関して前述されているように、発信元の通信機器110へ中継されることがある。
メッセージ開封確認が受信されない場合(すなわち、判定265=否定)、メディエータ130は、判定270で期限が経過したかどうかを判定する。期限が経過していない場合(すなわち、判定270=否定)、メディエータ130は、ステップ260で、メッセージ開封確認を引き続き待ち受ける。しかし、期限が経過した場合(すなわち、判定270=肯定)、メッセージは、ステップ255で、ルーティングテンプレートに応じて再ルーティングされることがある。当業者は、メディエータ130がメッセージを再ルーティングするために、送信側によって付された期限より短い区間の期限を付すことがあることを理解する。このような期限を付すことにより、メディエータ130は、再ルーティングされた受信側が送信側によって付された、または、自動的に付された期限が満了する前に対処するために十分な期間をもってメッセージを受信することを確実にすることがある。
代替的な実施形態では、受信済みの非同期メッセージに関するリマインダが第1の受信側へ送信されることがある。このような代替的な実施形態では、リマインダは、第1の受信側に受信済みのメッセージが期限の満了前に開封されるべき(そして対処されるべき)ことを気付かせるため、メディエータ130によって生成されることがある。代替的な実施形態では、期限が経過していない場合(すなわち、判定270=否定)、メディエータ130は任意的なリマインダプロセス271を実行するため進むことがある。
図5は、期限の満了前にリマインダを第1の受信側へ送信する実施形態の方法(たとえば、ステップ271)のプロセスフロー図である。本実施形態では、期限が経過していない場合(すなわち、判定270=否定)、メディエータ130は、判定272でリマインダスレッショルドが満了したかどうかを判定することがある。リマインダスレッショルドは、非同期メッセージが期限の満了前に開封可能であり、対処可能であることを第1の受信側に気付かせるためにリマインダが十分な期間をもって送信されるように、判定270でチェックされる期限より短い期間でもよい。リマインダスレッショルドが満了した場合(すなわち、判定272=否定)、メディエータ130は、ステップ260へ戻り、ステップ275でメッセージ開封確認を待ち受けることがある。しかし、リマインダスレッショルドが満了した場合(すなわち、判定272=肯定)、メディエータ130は、ステップ273で、受信済みの非同期メッセージに関するリマインダを生成することがある。一旦生成されると、メディエータ130は、ステップ274で、リマインダメッセージを第1の受信側へ送信することがある。送信後、メディエータ130は、ステップ260へ戻り、ステップ275でメッセージ開封確認を待ち受けることがある。
別の実施形態では、第2のリマインダが第2の受信側へ送信されることがある。いくつかの事例では、第1の受信側は、受信済みの非同期メッセージに関して自分の通信機器110をチェックしないことがある。たとえば、非同期メッセージの対象とする受信側は、自分の通信機器110をチェックしているかもしれない。第2のリマインダを第1の対象とする受信側に物理的に近接していることがある第2の受信側へ送信することにより、第2の受信側は、物理的に第1の受信側に受信済みのメッセージを気付かせることが可能である。実施例として、第2の受信側は、第1の受信側の助手、上司、または、同僚でもよい。考えられる第2の受信側のそれぞれは第1の受信側と同じ役割に割り当てられることがある。
図6は、期限の満了前にメッセージに応答することを第1の受信側に物理的に気付かせるため第2のリマインダを第2の受信側へ送信する方法のプロセスフロー図である。図6に示されたプロセスは、図5に示されたリマインダプロセスに代えて、または、併せて実施されることがある。図5に示されたプロセスに代えて実施されるとき、期限が経過していない場合(すなわち、判定270=否定)、メディエータ130は判定276で第2のリマインダスレッショルドが満了したかどうかを判定することがある。第2のリマインダスレッショルドが満了していない場合(すなわち、判定276=否定)、メディエータ130はステップ260へ戻り、ステップ275でメッセージ開封確認メッセージを待ち受けることがある。しかし、第2のリマインダスレッショルドが満了した場合(すなわち、判定276=肯定)、メディエータ130は、ステップ277で、第1の受信側へ送信された非同期メッセージに関する第2のリマインダを生成することがある。第2のリマインダは、たとえば、第2のリマインダの受信側に第1の受信側が注意を必要とする非同期メッセージを受信済みであることを通知し、第2の受信側が第1の受信側に非同期メッセージを物理的に気付かせる/通知することを要求することがある。一旦生成されると、メディエータ130は、ステップ278で、(図13のステップ320−345および図19のステップ325−350に関してより詳しく記載されているように)再ルーティングプロセス(ステップ255)と同じように第2のリマインダ受信側を選択し、第2のリマインダを第2のリマインダの受信側へ送信することがある。第2のリマインダが送信されると、メディエータ130は、ステップ260へ戻り、ステップ275でメッセージ開封確認を待ち受けることがある。図13および17に関連して後述される再ルーティングステップは、第2の受信側として利用できる特定の役割のため次に優先度の高いアクタを選択する。第2のリマインダの受信側選択プロセスは、第2のリマインダが受信側の上司より前に受信側の助手へ送信されるように、逆の優先順位で第2の受信側を選択する(すなわち、再ルーティングテンプレートに掲載された最も優先度の低いアクタを最初に選択する)。
図7は、期限の満了前にリマインダを第1の受信側へ送信することと併せて(すなわち、図5のプロセスフロー)、期限の満了前にメッセージに応答することを第1の受信側に物理的に気付かせるため(すなわち、図6のプロセスフロー)、第2のリマインダを第2の受信側へ送信する代替的な実施形態の方法のプロセスフロー図である。図7に示されたプロセスフローでは、第1のリマインダスレッショルドは、第2のリマインダスレッショルドより長い区間からなるように考慮される。このようにして、第2のリマインダの受信側は、受信済みの非同期メッセージへの応答が要求/必要とされるその後の(最終的な)リマインダを第1の受信側に送信する前に、受信済みの非同期メッセージに関して第1の受信側に物理的に気付かせる/通知するように要求されることがある。いくつかの状況では、第2のリマインダの受信側は、たとえば、第2の受信側が情報に判断を下すか、または、第1の受信側と相談できるようなとき、第1の受信側に代わってメッセージに応答することが可能である。いずれの場合も、効果的であるために、第1のリマインダスレッショルドおよび第2のリマインダスレッショルドの両方は、リマインダが第1の受信側または第2の受信側のいずれかが期限の満了前にリマインダを受信するために十分な時間をもって送信できるように、期限スレッショルドより区間が短いことがある。
図7を参照すると、期限が経過していない場合(すなわち、判定270=否定)、メディエータ130は、判定272で、第1のリマインダスレッショルドが満了したかどうかを判定することがある。第1のリマインダスレッショルドが満了した場合(すなわち、判定272=肯定)、メディエータ130は、図5に関連して前述されているのと同じように、ステップ273−275を完了することがある。しかし、第1のリマインダが満了していない場合(すなわち、判定272=否定)、メディエータ130は、判定276で、第2のリマインダスレッショルドが満了したかどうかを判定することがある。第2のリマインダスレッショルドは第1のリマインダより短い区間からなるので、第2のリマインダスレッショルドは第1のリマインダスレッショルドが未だ満了していなくても満了することがある。第2のリマインダスレッショルドが満了した場合(すなわち、判定276=肯定)、メディエータ130は図6に関連して前述されているのと同じようにステップ277、278および275を完了することがある。しかし、第2のリマインダスレッショルドが満了していない場合(すなわち、判定276=否定)、メディエータ130はステップ260へ戻り、ステップ275でメッセージ開封確認を待ち受けることがある。
代替的に、AMCシステム100の管理者は、受信済みの非同期メッセージを第1の受信側に気付かせる/通知するための最後の(最終的な)方策として、第2のリマインダプロセスおよび第2の受信側を実施することを希望することがある。したがって、第2のリマインダスレッショルドは、第1のリマインダスレッショルドより長い区間からなることがある。このようにして、第1のリマインダは、第2のリマインダが第2の受信側へ送信される前に第1の受信側へ送信されることがある。図8は、第1の受信側にメッセージに応答することを物理的に気付かせることを第2の受信側へ要求する第2のリマインダを第2の受信側へ送信する前に(すなわち、図6のプロセスフロー)、期限の満了前にリマインダを第1の受信側へ送信する方法(すなわち、図5のプロセスフロー)を実行する代替的な実施形態の方法のプロセスフロー図である。図8を参照すると、第2のリマインダスレッショルドの区間の方が本実施形態では長いので、第2のリマインダスレッショルドが、判定276で先に満了に関してチェックされる。第2のリマインダスレッショルドが満了した場合(すなわち、判定276=肯定)、メディエータ130は、図6に関連して前述されているのと同じようにステップ277、278および275を完了することがある。しかし、第2のリマインダスレッショルドが満了していない場合(すなわち、判定276=否定)、メディエータ130は、ステップ272で、第1のリマインダスレッショルドが満了したかどうかを引き続きチェックする。メディエータ130は、その後、図5に関連して前述されたのと同じようにステップ273−275を実行するため進行する。実施形態では、このプロセスは、プロセスが上申される前に、3個以上のリマインダが送信されるように拡張されることがあり、この場合、リマインダメッセージの各層に関連付けられたスレッショルドタイマは、このようなリマインダがメッセージ期限の満了前に送信されるように調整されることがある。
メッセージ開封確認を受信する前に、送信側の通信機器110が利用できなくなることもまた状況であるかもしれない。二重の努力を回避するため、メッセージ開封確認は、利用できない送信側の役割を遂行するアクタへ再ルーティングされることがある。たとえば、シフトの最後のアクションとして、医師は検査室結果の要求を送信することがある。医師は、検査結果の返却が予想されるとき、自分が空いていないことがわかることがある。それにもかかわらず、医師は、自分のシフトを引き継ぐ医師に検査結果が要求されたことを通知することを希望することがある。この通知を可能にするため、メッセージ開封確認はメッセージ開封確認を受信するため医師の役割を遂行するアクタへ再ルーティングされることがある。
図9は、発信元の機器がもはや利用できないとき、メッセージ開封確認を再ルーティングする実施形態の方法のプロセスフロー図である。第1の受信側が送信されたメッセージを開封するとき、メッセージ開封確認が、ステップ205−235で生成され、送信側へ返信される。メッセージ開封確認を受信し次第、メディエータ130は、判定279で送信側の通信機器110が利用可能であるかどうかを判定することがある。送信側の通信機器110が利用可能である場合(すなわち、判定279=肯定)、メッセージ開封確認は、図2−4(ステップ235−245)に関連して前述されているように再生または、表示される送信側の通信機器110へ中継される。しかし、送信側の通信機器110が利用できない場合(すなわち、判定279=否定)、メッセージ開封確認は、ステップ255でルーティングテンプレートに応じて再ルーティングされることがある。簡単に前述され、そして、図14A−14Cに関連してより詳細に後述されるルーティングテンプレートを使用して、メッセージ開封確認は、ステップ240aおよび245aで、メッセージ開封確認を受信するために適切である役割を遂行するアクタへ再ルーティングされることがある。
各メッセージは、メディエータ130が適時にメッセージを適切にルーティングおよび再ルーティングすることを可能にするルーティング情報を期限情報と共に収容することがある。図10は、送信されたメッセージの配信および対処を確実にする実施形態の方法で用いられるメッセージ構造体の実施例である。メッセージは、発信元の送信側のID 405と、対象とする受信側のID 410と、バックアップ受信側のID 415と、期限情報またはメッセージ対応420と、メッセージ内容ペイロード425とを含むことがある。実施形態では、発信元の送信側のID405は、発信元の送信側のIPアドレス、電話番号、電子メールアドレス、または、移動体機器識別子(MID)でもよい。同様に、受信側のID 410およびバックアップ受信側ID 415は、受信側またはバックアップ受信側のいずれのSIPアドレス、電話番号、電子メールアドレス、または、移動体機器識別子(MID)のいずれでもよい。メッセージ内容ペイロード425は、メッセージのタイプに対し指定されたフォーマット、たとえば、XMLフォーマットで表現されることがある。受信側を対象とするメッセージ内容ペイロードは、受信側アクタによって遂行される役割に割り当てられた「セキュリティ」鍵を使用して保護されることがある。メッセージペイロードの暗号化は、典型的に、メッセージが患者個人情報を含むときに実現される。実施例では、メッセージ内容はXMLフォーマットであり、XMLセキュリティ規格がメッセージ内容を保護するため使用される。
メディエータ130は、受信側ID410の情報を使用してメッセージ400を対象とする受信側へルーティングする。特有のメッセージタイプのため定められたメッセージ・ルーティング・プロセスはメッセージを受信側へ配信するため実施されることがある。同様に、メディエータ130は、送信側ID 405の情報を使用して、(受信側がメッセージによって要求された適切なアクションを引き受けたことを意味することができる)メッセージ開封確認を発信元の送信側へルーティングすることがある。図4に関連して前述されているように、メッセージ開封確認が何らかのスレッショルド期間内に受信されず、発信元の通信機器110に中継されない場合、メディエータ130はメッセージ400を再ルーティングすることを試みることがある。メッセージ構造体400の中に格納された期限情報420を使用することにより、メディエータ130は、メッセージ400を再ルーティングするために適当な時間を判定することがある。メディエータ130は、バックアップ受信側ID 415の情報を使用して、メッセージ400を指定されたバックアップ受信側へ再ルーティングすることがある。
代替的に、メッセージタイプが(明示的な期限情報と対照的に)サブフィールド420の中で特定される場合、メディエータ130は、メッセージタイプに対する期限を付すために、ローカル・メディエータ・メモリまたはメディエータ・データベース135のいずれかから、前に記憶されたメッセージ・フロー・ルーティング・ルールを検索することがある。このようにして、メディエータ130は、送信側がサブフィールド420の中に期限を入れられなかったとしても、メッセージ400に期限を付すことがある。したがって、期限はサブフィールド420の中で特定されたメッセージタイプに依存することになる。
複数の個人が特定され、サブフィールド405、410および415のそれぞれに入れられることがある。特定された受信側(またはバックアップ受信者)の数とは無関係に、メッセージ開封確認が何らかの時間のスレッショルドの範囲内で送信側へ中継されない場合、メディエータ130は、メッセージ400を再ルーティングすることがある。
図11は、送信メッセージを代替的な受信側へ再ルーティングする実施形態の方法のプロセスフロー図である(図2−9のステップ225を参照のこと)。図10に示された構造体を有するメッセージ400が利用される場合、メッセージ400が再ルーティングされるべきことを判定し次第、メディエータ130は、ステップ305で、元のメッセージ400からのバックアップ受信側ID情報415にアクセスすることがある。バックアップ受信側のIDが明示的なアドレス(たとえば、SIPアドレス、電話番号、電子メールアドレス、またはMID)を含まない場合、メディエータ130は、ステップ310で、データベースまたはローカルなメディエータ130のメモリに記憶された再ルーティングテンプレートからバックアップ受信側のアドレスを調べることがある。バックアップ受信側のアドレスを使用して、元のメッセージ400は、ステップ315で、バックアップ受信側へ再ルーティングまたは送信されることがある。
図12は、対象とする代替的な受信側によって実行される役割に基づいて代替的な受信側への配信を確実にする実施形態の方法で用いられる実施例の代替的なメッセージ構造体である。図10に示されたメッセージ400と同様に、図12に示されたメッセージ401は、送信側のID 405と、受信側ID 410と、期限情報/メッセージタイプ420と、メッセージ内容ペイロード425とを格納する。しかし、メッセージは、受信側の役割430のためのデータフィールドをさらに格納する。メッセージ401をルーティング中に、メディエータ130は、第1の受信側通信機器110に割り当てられたアクタの役割をさらに考慮することがある。
特定のアクタへのメッセージの送信中に、送信側は受信側430によって実行される役割をさらに特定することがある。メッセージヘッダの範囲内で対象とする受信側の役割を特定することにより、メディエータ130は、メッセージを対象とする受信側と同じ役割を実行する別のアクタへ再ルーティングすることが可能である。
図13は、非同期メッセージが対象とする受信側が実行した役割に応じてバックアップ受信側へ再ルーティングされる実施形態の方法のプロセスフロー図である。メディエータ130が、メッセージ(またはメッセージ開封確認)が再ルーティングされるべきであると判定した場合(図2−9のステップ255を参照のこと)、メディエータ130のプロセッサは、ステップ320で、元のメッセージの役割サブフィールド430から対象とする受信側の役割にアクセスすることがある。代替的に、メディエータ130のプロセッサは、メディエータ130のローカルメモリまたはメディエータのデータベース135に記憶された職員名簿またはルーティングテンプレートの中のルックアップ値としてメッセージ受信側IDサブフィールド410から対象とする受信側の名前またはIDを使用して受信側の役割を決定可能である。対象とする受信側の役割を知ると、メディエータ130のプロセッサは、ステップ325で、メディエータ130のローカルメモリまたはメディエータのデータベース135に記憶されたルーティングテンプレートから同じ役割を遂行する他のアクタを調べる。アクタは優先度順に掲載されることがあり、または、メディエータ130が特有のバックアップ受信側を選択するため使用することがあるアクタのデータレコードと関連付けられた優先度値を有することがある。メディエータ130のプロセッサは、ステップ330で、ルーティングテンプレートの範囲内に掲載された特定された役割のうち次に高い優先度をもつアクタを決定することがある。アクタの優先度順またはアクタに割り当てられた優先度値は、各アクタの利用可能性と無関係でもよい。次に優先度の高い特定された役割をもつアクタが選択されると、メディエータ130のプロセッサは、判定325で、選択されたアクタが利用可能であるかどうかを判定することがある。メディエータ130のプロセッサは、動的利用可能性テーブルの中で選択されたアクタの状態を調べることによりアクタの利用可能性を判定することがある(図14Cを参照のこと)。選択されたアクタが利用可能である場合(すなわち、判定335=肯定)、メッセージは、ステップ340で、選択されたアクタの通信機器へ再ルーティングおよび送信されることがある。メッセージは、ルーティングテンプレートの内部に格納されたアドレス情報を使用して再ルーティングされることがある(図14Aおよび14Bを参照のこと)。動的状態テンプレートを精査し次第(図14Cを参照のこと)、メディエータ130のプロセッサが選択されたアクタが利用できないと判定した場合(すなわち、判定335=否定)、メディエータ130のプロセッサは、ステップ330で、特定された役割に関して次に高い優先度レベルをもつアクタを選択するため再びルーティングテンプレートにアクセスすることがある。
図14Aは、特有の役割を実行するアクタを定義する実施例のルーティングテンプレートを示している。例示された実施例では、ルーティングテンプレートの中で、患者番号1を治療する役割を実行するアクタを含む部分だけが掲載されている。当業者は、この表がすべての役割を掲載することによって拡張されることがあることがわかる。本実施例のルーティングテンプレートに示されているように、4人の医師が患者1を治療する役割を割り当てられている。たとえば、これらの医師は、患者のプライマリ・ケア医師と、専門医と、主治医と、治療中の患者1を割り当てられた研修医または医学生とを含むことがある。患者1に割り当てられた他のヘルスケア専門家は、看護士(看護士Aないし看護士C)および医師助手(医師助手Aおよび医師助手B)をさらに含むことがある。患者1に関連したメッセージに関して、これらのアクタのうちのいずれかが患者1の治療に関連したメッセージの該当する受信側であることがある。アクタ役割の掲載(本実施例では、患者1治療セレクション)に加えて、ルーティング表は、特定された役割と関連付けられた各アクタの優先度値と、メッセージを送信するための主アドレス(たとえば、図示されているように電子メールアドレス)と、予備アドレス(たとえば、図示されているようにSMSメッセージを送信する電話番号)とを含むことがある。さらに、図14Aは、役割が患者によって定義された実施例のテンプレートの一部分だけを示している。別の実施では、たとえば、ルーティングテンプレートは、医師Aの患者のためのすべてのメッセージが医師Bへルーティングされることを指定することがある(たとえば、これは委譲の場合に起こる)。さらなる実施例では、ルーティングテンプレートは、特別なICU医師が空いていない場合、特別なICU医師へのすべての呼が医長へルーティングされるべきことがある。
図14Bは、役割がアクタのジョブタイプであるルーティング表の別の部分を示している。図14Bに示された本実施例では、ルーティング表の部分は、特定のジョブタイプ「看護士」を含む。掲載された各看護士の優先度レベルは、監督者(看護士A)から一般看護士(看護士B−看護士E)までの降順でもよい。このようにして、元のメッセージが、メッセージ役割サブフィールド430の中の役割を「看護士」(図14Aにおける「患者1」に対して)として特定する場合、図14Bに示されたルーティングテンプレートの部分は、図14Aに示されたルーティングテンプレートの部分に対し、図13のステップ325で取り出されることがある。それにもかかわらず、同じ動的状態テンプレートが各アクタの現在状態を判定するため使用されることがある。
図14Cに表された動的状態テンプレートは、種々の方法のうちのいずれかを通じてリアルタイムで更新されることがある。たとえば、アクタが通信機器110を介してAMCシステム100にログインするたびに、アクタの状態が「アウト」から「イン」に変化することがある。代替的に、動的状態テンプレートは、手動で更新される作業予定に応じて変化するように設定されることがある。別の実施形態では、動的状態テンプレートは、たとえば、Microsoft Outlook(登録商標)プロファイルのような仕事カレンダおよび予約システムにリンクされるか(または、一部として実施される可能性がある)。さらに別の実施形態では、アクタの現在状態は、アクタの通信機器が通信ネットワーク120の範囲を出入りするときに変化することがある。種々のアクタの利用可能性状態を動的に変更することにより、メッセージは、現在メッセージを受信することができるアクタだけに適切に再ルーティングされることがある。このようにして、何らかの通信機能停止がシステムから取り除かれることがある。
図14Aおよび14Cに示されたルーティングテンプレートの使用を例示するため、患者1に関するメッセージが第1の受信側として医師Cへ送信されるとする。このメッセージをフォーマットする際に、送信側の通信機器は、送信されたメッセージに関して医師Cが実行する役割として、治療中の患者1(または、患者1を治療するチームメンバ)を特定するメッセージを生成する。医師Cが現在「アウト」である場合(図14Cを参照のこと)、医師Cは送信メッセージに応答しないので、メッセージ開封確認はメディエータ130へ返送されないことになる。メッセージタイプ420によって、メッセージ期限情報サブフィールド420に示された期限に先行するスレッショルド期間、または、メディエータ130によって付された期限に先行するスレッショルド期間のいずれかが経過したとき、メディエータ130のプロセッサは、元のメッセージ401からの第1の受取側の役割にアクセスすることがある(図13のステップ320を参照のこと)元のメッセージから適切な役割、本実施例では、患者1のチームメンバを取り出した後、メディエータ130のプロセッサは、特定された役割を遂行する他のアクタを調べるため役割「患者1」に関してルーティングテンプレートにアクセスすることがある(図13のステップ325を参照のこと)。メディエータ130のプロセッサは、特定された役割に関して次に高い優先度をもつアクタを選択することがある(図13のステップ330を参照のこと)。本実施例では、医師Aが最高優先度(優先度=1)をもっている。メディエータ130のプロセッサは、次に、図14Cに示されているような動的状態テンプレートの中で医師Aの現在状態を調べることにより、医師Aが利用できるかどうかを判定する。図14に示された動的状態テンプレートは、医師Aが現在「アウト」(すなわち、利用できない)ことを表しているので、メディエータ130のプロセッサは、再び次に高い優先度をもつアクタを選択するために患者1のチームメンバに関してルーティングテンプレートにアクセスする(図13のステップ330を参照のこと)。患者1のチームメンバに関する図14Aのルーティングテンプレートは、医師Bが次に高い優先度(優先度=2)を有することを表している。メディエータ130のプロセッサは、次に、図14Cに示された動的状態テンプレートの中で医師Bの現在状態を調べることにより医師Bが利用できるかどうかを判定する。動的状態テンプレートは、医師Bもまた現在「アウト」(すなわち、利用できない)ことを表している。その結果、メディエータ130のプロセッサは、再び次に高い優先度をもつアクタを選択するために患者1のチームメンバに関するルーティングテンプレートにアクセスする(ステップ330)。このプロセスは選択されたアクタが利用可能であると判定されるまで継続することがある。本実施例では、次に高い優先度をもつ選択されたアクタのうち、同時に利用可能であるアクタは、医師Dである。したがって、本実施例では、メディエータ130のプロセッサは、ルーティングテンプレートから医師Dに関連付けられたアドレスを取り出し、元のメッセージ401を医師Dへ中継する(図13のステップ340)。
当業者は、図14A−14Cが典型的な実施例のデータ構造体であり、種々の実施形態が多種多様のデータ構造体を使用して実施されることがわかる。たとえば、複数の相互参照型データ表が使用され、その結果、アクタ情報が唯一の表(たとえば、各アクタの連絡先情報、役割、責務、組織上の立場などのための単一の一覧表)だけに掲載されることがある。ルーティングテンプレートは、掲載されたアクタが実行する役割をさらに指定することがある。たとえば、「患者1のチームメンバ」のためのルーティングテンプレートをもつことに加えて、「患者1の看護士」、「患者1の医師助手」に関して作成された付加的なルーティングテンプレートが存在することがある。同様に、「救急治療室看護士」、「小児科看護士」、「癌科看護士」などを指定するルーティングテンプレートが存在することがある。
代替的な実施形態では、メッセージ構造体は受信者の役割のためのサブフィールドを収容しないことがある。例えば、図15は、元の送信側ID 405と、対象とする受信側ID 410と、期限情報またはメッセージタイプ420と、メッセージ内容ペイロード425とを含む実施例のメッセージ構造体を示している。このメッセージ構造体402から欠如しているのは、受信側役割の指示、または、バックアップ受信側である。AMCシステム100においてこのようなメッセージを適切に再ルーティングするため、メディエータ130のプロセッサは、図19に示されたプロセスフローに例示されているような方法を実施することがある。図19を参照すると、メディエータ130が、メッセージ(またはメッセージ開封確認)が再ルーティングされなければならないと判定する場合(図2−9のステップ255を参照のこと)、メディエータ130のプロセッサは、ステップ350で、対象とする受信側IDに関して再ルーティングテンプレートを探索し、対象とする受信側IDに関連付けられた役割を調べることがある。役割が判定されると、メディエータ130のプロセッサは、図13のステップ325−345に関して前述されている方法と同様にメッセージを再ルーティングすることがある。メッセージ構造体402および図19のプロセスフローに示された代替的な実施形態の方法は、各アクタが単一のルーティングテンプレートの中に現れる環境において実施されることがある。このようにして、アクタの役割はアクタが掲載されている単一のルーティングテンプレートを探索することによって判定されることがある。たとえば、アクタはチームに体系化されることがあり、したがって、メッセージは他のチームメンバへ再ルーティング可能である。代替的に、各アクタが複数のルーティングテンプレートに現れることがある事例では、メディエータ130は、対象とする受信側の役割を判定するためにメッセージ自体から付加的な情報を取得しようとすることがある。たとえば、メディエータ130は、対象とする受信側の役割を判定するために、メッセージタイプと、患者識別子と、送信側の役割と、前の送信側と、または、メッセージスレッドの中の以前のメッセージの受信側と、これらのパラメータもしくはその他のパラメータのいずれかの組み合わせとに注意することがある。このような多元的決定は、メッセージを固有の終点(すなわち、最終的な受信側)へ効果的に再ルーティングするため、論理表または人工知能ルールエンジンを使用することがある。
図16は、別の代替的な実施形態で用いられる実施例のメッセージ構造体である。本メッセージ構造体403では、送信側IDと受信側IDの両方が含まれていない。その代わりに、送信側および対象とする受信側の両方の役割だけがメッセージ構造体サブフィールド450および455にそれぞれ含まれている。このようなメッセージ403を適切に再ルーティングするため、メディエータ130のプロセッサは、初期ルーティング手順において、ルーティングテンプレート(たとえば、図14A−14C)を取り出す。送信側が役割だけによって対象とする受信側を指定する事例では、メディエータ130のプロセッサは、図13に関して前述されているような方法を使用して、指定された受信側役割455に応じて適切なルーティングテンプレートを取り出し、適切な受信側を判定することがある。このようにして、メッセージに対する受信側を選択するプロセスは、初期ルーティングと、メッセージ開封確認が期限内に返送されない場合のメッセージの再ルーティングとの両方のため実行される。図16に示されているようにメッセージ構造体403を使用する代替的な実施形態では、メッセージ送信側は、メッセージの受信側が誰であるかに気付かないか、または、関心がないことがある。それどころか、送信側は、メッセージ403を受信し、メッセージ403に対処/応答する特定の役割だけを知っていることがある。
図17は、別の代替的な実施形態で用いられる実施例のメッセージ構造体である。本メッセージ構造体404では、送信側ID 405および受信側役割455の両方が含まれている。多数の事例では、送信側は特定された役割を遂行する特定のアクタのIDを知らない。その結果として、送信側はメッセージを受信し、および/または、メッセージに応答する資格のある役割だけを特定することがある。このようなメッセージ404を適切に再ルーティングするため、メディエータ130のプロセッサは、初期ルーティング手順において、ルーティングテンプレート(たとえば、図14A−14C)を取り出す。図16に示されたデータ構造体の場合と同様に、メディエータ130のプロセッサは、図13に関して前述されているような方法を使用して、指定された受信側役割455に応じて適切なルーティングテンプレートを取り出し、適切な受信側を判定することがある。図16に示されているようにメッセージ構造体404を使用する代替的な実施形態では、メッセージ送信側は、メッセージの受信側が誰であるかに気付かないか、または、関心がないことがある。それどころか、送信側は、メッセージ404を受信し、メッセージ404に対処/応答する特定の役割だけを知っていることがある。メッセージ構造体404は、単純に送信側役割がメッセージ構造体403のサブフィールド450において特定されるのに対して、送信側IDがサブフィールド405において特定される点で、図16に示されたメッセージ構造体403と異なる。
図18は、別の代替的な実施形態で用いられる実施例のメッセージ構造体である。本メッセージ構造体406では、送信側役割450および受信側ID 410だけがメッセージ構造体サブフィールドにおいて特定されている。いくつかの事例では、送信側は共有通信機器110からメッセージを送信することがある。たとえば、デスクトップ・コンピュータは、すべての看護士がメッセージを送信するため、ナースステーションに配備されることがある。このようにして、すべての送信側の役割がわかることがあるが、特定の送信側IDはわからない。メッセージは、特定の受信側IDを特定することによって送信されることがある。いずれかのメッセージ開封確認がルーティングテンプレートに応じて共同通信機器(たとえば、ナースステーションのコンピュータ)に割り当てられることがある同じ役割へルーティングされることになる。
当業者は発信元のメッセージが種々の実施形態のメッセージ構造体のうちのいずれかを使用して送信されても構わないことがわかる。応答メッセージは、発信元のメッセージと同じメッセージ構造体、または、本明細書中に開示された種々の実施形態のメッセージ構造体のうちのいずれかを使用して策定されることがある。
図1に提示されたAMCシステムのさらなる機能は、媒介型ブロードキャスト、リアルタイム期限通知、期限を使用する優先度レベルの実施、動的リマインダ、冗長制御、および、1対多通信を含む。媒介型ブロードキャスト機能は、複数の受信側へのメッセージの送信(たとえば、1対多通信機能)と、メッセージが受信、読み取りおよび承認されたかどうかの監視とを可能にする。1対多通信機能は1対多非同期通信を可能にさせる。たとえば、110によって開始されたメッセージは受信側通信機器110、110、...110へブロードキャスト可能である。メディエータ130は、受信側通信機器110、110、...110のそれぞれによってメッセージが受信され、読み取られ、承認されたことを確認するためメッセージ開封確認の受信を監視することがある。一態様では、確認メッセージが発信元の通信機器110へ返信される。一態様では、媒介型ブロードキャスト機能は、複数の受信側への同時放送を含む。別の態様では、媒介型ブロードキャスト機能はメッセージの非同時放送を含む。
リアルタイム期限通知機能は、通信必要性(たとえば、メッセージ内容)に基づくメッセージの状態チェックと期限の通知とを可能にする。一態様では、状態チェック機能へのアクセスは、所定のアクタ、役割、受信側および/またはこれらの組み合わせに制限される。一態様では、期限を修正する権限は、所定のアクタ、役割、受信側および/またはこれらの組み合わせに制限される。健康管理業界における実施例を使用すると、メッセージは看護士および医師へ同時に送信されることがある。看護士は、医師がメッセージを読み取ったかどうかを調べるのに十分な状態をチェックするためアクセスを許可されることがある。一実施例として、看護士は、状態によって医師が未だメッセージを読み取っていないことが示される場合、メッセージを医師へ再送信することがある。再送信されたメッセージは、メッセージ優先度レベルを示す警告通知を含むことがある。別の実施例では、看護士は、メッセージ内容の必要性に基づいて期限を修正し、修正された期限と共にメッセージを医師へ再送信することがある。これらの実施例は、状態チェック、手動による介入、および、期限の通知を例示している。
本明細書中に開示されているAMCシステムは、期限を使用して優先度レベルを実施する機能を含む。メッセージの優先度レベルは、メッセージと関連付けられた(1つ以上の)期限に基づいて割り当てられることがある。(1つ以上の)期限は、今度は、メッセージ内容の重要度に依存することがある。一実施例では、メッセージ内容が重要である程、受信側へ搬送されるべきメッセージの期限は短く、かつ、優先度レベルが高い。
実施形態では、リマインダは、メッセージが期限内に読み取られない場合に受信側へ送信されることがある。一態様では、リマインダは対象とする受信側または他の役割を完全に遂行する他のアクタへ送信されることがある。たとえば、メッセージが期間のスレッショルドの範囲内にルーティング・再ルーティングテンプレートの中のいずれの医師によっても読み取られない場合、リマインダメッセージは、医師の居所を見つけ、メッセージの再生または表示が必要であることを医師に気付かせることができる看護士へ送信されることがある。一実施例では、役割は、メッセージ内容、優先度レベル、役割を行うアクタ、および/または、これらの組み合わせなどのうちの1つ以上に基づいて決定される。一態様では、リマインダは、条件が変化したとき、または、付加的なリマインダ、もしくは、リマインダの修正が必要である場合、追加または修正されることがある。実施例では、リマインダは期限の形式である。
冗長制御機能は、メッセージ冗長制御が受信側によって受信されるメッセージのタイプを微調整することを可能にする。一態様では、冗長制御のパラメータはユーザの場所、役割、時刻などのような入力に基づく。本実施例では、ユーザは送信側および/または受信側を含む可能性がある。一態様では、冗長制御のパラメータのうちの1個以上は許容可能なメッセージ長を決定する。当業者に明白であるように、AMCシステムの前述の機能は、本開示の精神または範囲に影響を与えることなく非同期媒介通信の概念を実現するため、個別に、または、他の機能と組み合わせて実施されることがある。
一態様では、メッセージは、非同期媒介通信を実現するため、以下の機能:役割ベースのメッセージルーティング、メッセージ宛先変更、媒介型ブロードキャスト、リアルタイム期限修正、期限に基づく優先度レベルの実施、動的リマインダ、または、冗長制御のうちの1個以上を有効にする関連付けられたメタデータを含む。
前述の実施形態は、たとえば、携帯電話機、携帯電話機および/またはWIFI送受信機付きの個人情報端末(PDA)、モバイル電子メール受信機、モバイル・ウェブ・アクセス機器、ラップトップ・コンピュータ、パームトップ・コンピュータ、および、他のプロセッサ装備機器のような多種多様の通信機器のうちのいずれで実施されてもよい。さらに、本明細書中に開示された種々の実施形態は、固定式デスクトップ・コンピュータを含むどのようなプロセッサ装備機器によって実施されてもよい。典型的に、このような携帯型コンピューティング機器は、図20に示されたコンポーネントを共通に有している。たとえば、通信機器110は、内部メモリ192およびディスプレイ11に結合されたプロセッサ191を含むことがある。さらに、通信機器110、180は、プロセッサ191に結合されたワイヤレス・データ・リンクおよび/または携帯電話機送受信機195に接続され、電磁放射を送受信するアンテナ194を有することがある。いくつかの実施では、携帯電話通信のため使用される送受信機195とプロセッサ191およびメモリ182の一部分とは、ワイヤレス・データ・リンクを介したデータ・インターフェイスを提供するので無線インターフェイスと呼ばれる。通信機器10は、典型的に、ユーザ入力を受け取るキーパッド13または小型キーボードとメニュー選択ボタンまたはロッカースイッチ12とをさらに含む。プロセッサ191は、次にマイクロホン19およびスピーカ18に接続されているボコーダ199にさらに接続されることがある。通信機器110は、プロセッサ191をパーソナル・コンピュータのような外部コンピューティング機器または外部ローカル・エリア・ネットワークへ接続するため、ユニバーサル・シリアル・バス(USB)またはFireWire(登録商標)コネクタソケットのような有線ネットワーク・インターフェイス194をさらに含むことがある。
プロセッサ191は、前述された種々の実施形態の機能を含む種々の機能を実行するため、ソフトウェア命令(アプリケーション)によって構成可能であるプログラマブル・マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、または、複数のプロセッサ・チップでもよい。一態様では、プロセッサ191は、限定されることなく、役割ベースのメッセージルーティング、手動または自動的なメッセージ宛先変更、1対多通信を含む媒介型ブロードキャスト、リアルタイム期限修正、期限を使用する優先度レベルの実施、動的リマインダ、冗長制御などを含むAMCシステムの1個以上の機能を実現するため、メモリ192に記憶されたソフトウェアを実行する。いくつかの通信機器110では、ワイヤレス通信機能に専用である1台のプロセッサと、他のアプリケーションの実行に専用である1台のプロセッサとのような複数のプロセッサ191が設けられることがある。典型的に、ソフトウェアアプリケーションは、アクセスされ、プロセッサ191へロードされる前に、内部メモリ192に記憶されることがある。いくつかの通信機器110、180では、プロセッサ191は、アプリケーションソフトウェアメモリを記憶するために十分な内部メモリを含むことがある。本説明の目的のため、メモリという用語は、プロセッサ191によってアクセス可能であり、内部メモリ192およびプロセッサ191自体の内部にあるメモリを含むすべてのメモリを指す。多数の通信機器10において、メモリ192は、揮発性メモリ、もしくは、フラッシュメモリのような不揮発性メモリでもよく、または、両方の混合でもよい。
前述のある程度の数の実施形態も同様に図21に示されたサーバ210のようなメディエータ130としての機能を果たす種々のリモート・サーバ機器のいずれかを用いて実施されることがある。このようなリモート・サーバ210は、典型的に、揮発性メモリ362、および、ディスクドライブ363のような大容量不揮発性メモリに結合されたプロセッサ361を含む。サーバ210は、プロセッサ361に結合されたフロッピー(登録商標)・ディスクドライブおよび/またはコンパクトディスク(CD)ドライブ366をさらに含むことがある。典型的に、サーバ210は、キーボード(図示せず)のようなユーザ入力機器と、ディスプレイ(図示せず)とをさらに含むことがある。サーバ210は、プロセッサ361に結合され、データ接続を確立するか、または、USBもしくはFireWire(登録商標)コネクタソケットのような外部メモリ機器を収容するある程度の数のコネクタポート、あるいは、プロセッサ361をネットワーク205へ結合する他のネットワーク接続回路365をさらに含むことがある。
このようにして、本明細書中に開示された非同期媒介通信方法および装置の利点は、メッセージ内容またはユーザ指定に次に依存することがある期限に応じてメッセージのための優先度レベルを設定する能力を含む。一態様では、ユーザはメッセージ期限を設定する。付加的な利点は、通信必要性(たとえば、メッセージ内容)に基づいてメッセージ期限を修正することを含む。役割ベースであり、人ベースではないメッセージのルーティングは利点の一部である。手動および/または自動的なメッセージの再ルーティングを含むことがある役割の委譲は、必要性に基づくメッセージの上申と共に、本明細書中に開示された非同期媒介通信方法および装置の利点の全部分である。
説明の大半において、健康管理業界が参照にされている。しかし、健康管理業界は一実施例であり、開示された概念は開示の精神または範囲に影響を与えることなく、他のアプリケーションで実施されることがある。したがって、本明細書中の記載は、説明の目的のため実施例を例示することに注意を要する。開示された態様についてのこれまでの記載は、当業者が本開示内容を作るか、または、使用することを可能にするため与えられている。これらの態様への種々の修正は、当業者に容易に明白であり、本明細書中に定義された一般的な原理は、開示の精神または範囲から逸脱することなく他の態様に適用されることがある。
前述の方法の説明およびプロセスフロー図は、単に例示的な実施形態として記載され、種々の実施携帯のステップが提示された順序で実施されなければならないことを要求または示唆することは意図されていない。当業者によって認識されるように、前述の実施形態におけるステップの順序はどのような順序で実行されてもよい。
前述の実施形態を実施するため使用されたハードウェアは、当業者によって認識されるように、マイクロプロセッサユニット、マイクロコンピュータユニット、プログラマブル・フローティング・ポイント・ゲート・アレイ(FPGA)、および、特定用途向け集積回路(ASIC)を含み、命令の組を実行するように構成された処理要素およびメモリ要素でもよく、命令の組は上記方法に対応する方法ステップを実行するのに使われる。代替的に、いくつかのステップまたは方法は、所与の機能に固有の回路によって実行されることがある。
当業者は、本明細書中に開示されている実施形態に関連して種々の例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップが電子的ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または、両方の組み合わせとして実施されることがある。このハードウェアとソフトウェアとの互換性を明瞭に例示するため、種々の例示的なコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、およびステップが一般にこれらの機能性の観点で上述されている。このような機能性がハードウェアとして実施されるか、または、ソフトウェアとして実施されるかは、システム全体に課された特有の用途および設計上の制約に依存する。熟練者は特有の用途毎に様々な方法で記載された機能性を実施することがあるが、このような実施の決定は本発明の範囲からの逸脱を引き起こすものとして解釈されるべきではない。
本明細書中に開示された実施形態と関連して記載された方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアで直接的に、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで、または、両方の組み合わせで具現化されることがある。ソフトウェアモジュールは、プロセッサ読み取り可能な記憶媒体および/またはプロセッサ読み取り可能なメモリに存在することがあり、両方共にRAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または、技術的に知られている何らかの他の具体的な形式のデータ記憶媒体のいずれでもよい。さらに、プロセッサ読み取り可能なメモリは、2つ以上のメモリチップと、プロセッサ・チップの内部にあるメモリと、別個のメモリチップと、フラッシュメモリおよびRAMメモリのような異なるタイプのメモリの組み合わせとを備えることがある。本明細書中でのモバイル・ハンドセットのメモリの参照は、特有の構成、タイプまたはパッケージングを制限することなく、モバイル・ハンドセットの内部のメモリモジュールのいずれか1つまたは全部を包含することが意図されている。典型的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み出し、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、モバイル・ハンドセットまたはテーマ・サーバのいずれかの中のプロセッサに結合されている。代替的には、記憶媒体はプロセッサに一体でもよい。プロセッサおよび記憶媒体はASICの中に存在することがある。
種々の実施形態の前述の記載は、当業者が本発明を作成または使用することを可能にするため与えられている。これらの実施形態への種々の変更は、当業者に容易に理解され、本明細書中で定義された一般的な原理は発明の精神または範囲から逸脱することなく他の実施形態に適用されることがある。したがって、本発明は本明細書中で明らかにされた実施形態に限定されるようには意図されておらず、むしろ、請求項は本明細書中に開示された原理および新しい特徴と一貫した最も広い範囲で認められるべきである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]非同期メッセージルーティングを媒介する方法であって、
送信側の通信機器から第1の受信側を対象とする非同期メッセージを受信することと、
前記非同期メッセージの中の情報から前記第1の受信側の役割に関するルーティング情報を取り出すことと、
前記ルーティング情報に基づいて前記非同期メッセージを前記第1の受信側の通信機器へルーティングすることと、
前記第1の受信側の通信機器からのメッセージ開封確認を監視することと、
メッセージ開封確認が前記第1の受信側の通信機器から受信されない場合、前記第1の受信側によって実行される前記役割に基づいて前記非同期メッセージを第2の受信側の通信機器へ再ルーティングすることと、
を備える方法。
[2]前記メッセージ開封確認が期限内に前記第1の受信側から受信されない場合、前記第1の受信側によって実行される前記役割に基づいて前記非同期メッセージを第2の受信側の通信機器へ再ルーティングすることをさらに備える、[1]に記載の方法。
[3]前記期限の満了前の第1の期間のスレッショルドで前記非同期メッセージに関する第1のリマインダを生成することと、
前記第1のリマインダを前記第1の受信側の通信機器へ送信することと、
をさらに備える、[2]に記載の方法。
[4]前記期限の満了前の第2の期間のスレッショルドで前記非同期メッセージに関する第2のリマインダを生成することと、
前記第1の受信側の前記役割のためのルーティングテンプレートを取り出すことと、
前記ルーティングテンプレートの中で次に高い優先度を有する第1のアクタを選択することと、
前記選択されたアクタが利用できるかどうかを判定することと、
前記選択されたアクタが利用できる場合、前記第2のリマインダを前記選択されたアクタへ送信することと、
前記第1のアクタが利用できない場合、第2のアクタを選択することと、
前記第2のアクタが利用できる場合、前記第2のリマインダを前記第2のアクタへ送信することと、
をさらに備える、[3]に記載の方法。
[5]前記期限の満了前の何らかの期間のスレッショルドで前記非同期メッセージに関する第2のリマインダを生成することと、
前記第1の受信側の前記役割のためのルーティングテンプレートを取り出すことと、
利用可能である最高の優先度をもつ前記第1の受信側と同じ役割を有するアクタを選択することと、
前記第2のリマインダを前記選択されたアクタへ送信することと、
をさらに備える、[2]に記載の方法。
[6]前記期限が前記第1の送信側によって付される、[2]に記載の方法。
[7]前記期限が前記非同期メッセージの内容タイプに基づいて自動的に付される、[2]に記載の方法。
[8]前記第1の送信側の通信機器が利用できない場合、前記第1の送信側によって実行される役割に基づいてメッセージ開封確認を第2の送信側の通信機器へ再ルーティングすることをさらに備える、[1]に記載の方法。
[9]前記第1の受信側の前記役割のためのルーティングテンプレートを取り出すことと、
前記ルーティングテンプレートから次に高い優先度をもつ前記第1の受信側の前記役割を有するアクタを選択することと、
前記選択されたアクタが利用できるかどうかを判定することと、
をさらに備え、
前記選択されたアクタが利用できる場合、前記選択されたアクタが前記第2の受信側である、[1]に記載の方法。
[10]前記ルーティングテンプレートから前記選択された第2の受信側のルーティング情報を取り出すことをさらに備える、[9]に記載の方法。
[11]前記第1の受信側に基づいてルーティングテンプレートを取り出すことと、
前記ルーティングテンプレートから前記第1の受信側の役割を判定することと、
前記ルーティングテンプレートから次に高い優先度を保有するアクタを選択することと、
前記選択されたアクタが利用できるかどうかを判定することと、
をさらに備え、
前記選択されたアクタが利用できる場合、前記選択されたアクタが前記第2の受信側である、[1]に記載の方法。
[12]前記ルーティング情報が前記第1の受信側の役割だけを格納している、[11]に記載の方法。
[13]前記第1の送信側の前記役割のためのルーティングテンプレートを取り出すことと、
前記ルーティングテンプレートから次に高い優先度を保有するアクタを判定することと、
前記アクタが利用できるかどうかを判定することと、
前記アクタが利用できる場合、前記アクタを前記第2の送信側として選択することと、をさらに備える、[8]に記載の方法。
[14]前記ルーティングテンプレートから前記選択された第2の送信側のルーティング情報を取り出すことをさらに備える、[13]に記載の方法。
[15]特定された前記第1の送信側に基づいてルーティングテンプレートを取り出すことと、
前記ルーティングテンプレートから前記第1の送信側の役割を判定することと、
前記ルーティングテンプレートから次に高い優先度を保有するアクタを判定することと、
前記アクタが利用できるかどうかを判定することと、
前記アクタが利用できる場合、前記アクタを前記第2の送信側として選択することと、をさらに備える、[8]に記載の方法。
[16]前記ルーティング情報が前記第1の送信側の役割だけを格納している、[15]に記載の方法。
[17]前記選択されたアクタが利用できるかどうかを判定することは、動的利用可能性テンプレートの中で前記選択されたアクタの利用可能性を調べることにより達成される、[2]に記載の方法。
[18]非同期メッセージルーティングを媒介するメディエータであって、
送信側の通信機器から第1の受信側を対象とする非同期メッセージを受信する手段と、
前記非同期メッセージの中の情報から前記第1の受信側の役割に関するルーティング情報を取り出す手段と、
前記ルーティング情報に基づいて前記非同期メッセージを前記第1の受信側の通信機器へルーティングする手段と、
前記第1の受信側の通信機器からのメッセージ開封確認を監視する手段と、
メッセージ開封確認が前記第1の受信側の通信機器から受信されない場合、前記第1の受信側によって実行される前記役割に基づいて前記非同期メッセージを第2の受信側の通信機器へ再ルーティングする手段と、
を備えるメディエータ。
[19]前記メッセージ開封確認が期限内に前記第1の受信側から受信されない場合、前記第1の受信側によって実行される前記役割に基づいて前記非同期メッセージを第2の受信側の通信機器へ再ルーティングする手段をさらに備える、[18]に記載のメディエータ。
[20]前記期限の満了前の第1の期間のスレッショルドで前記非同期メッセージに関する第1のリマインダを生成する手段と、
前記第1のリマインダを前記第1の受信側の通信機器へ送信する手段と、
をさらに備える、[19]に記載のメディエータ。
[21]前記期限の満了前の第2の期間のスレッショルドで前記非同期メッセージに関する第2のリマインダを生成する手段と、
前記第1の受信側の前記役割のためのルーティングテンプレートを取り出す手段と、
前記ルーティングテンプレートの中で次に高い優先度を有する第1のアクタを選択する手段と、
前記選択されたアクタが利用できるかどうかを判定する手段と、
前記選択されたアクタが利用できる場合、前記第2のリマインダを前記選択されたアクタへ送信する手段と、
前記第1のアクタが利用できない場合、第2のアクタを選択する手段と、
前記第2のアクタが利用できる場合、前記第2のリマインダを前記第2のアクタへ送信する手段と、
をさらに備える、[20]に記載のメディエータ。
[22]前記期限の満了前の何らかの期間のスレッショルドで前記非同期メッセージに関する第2のリマインダを生成する手段と、
前記第1の受信側の前記役割のためのルーティングテンプレートを取り出す手段と、
利用可能である最高の優先度をもつ前記第1の受信側と同じ役割を有するアクタを選択する手段と、
前記第2のリマインダを前記選択されたアクタへ送信する手段と、
をさらに備える、[19]に記載のメディエータ。
[23]前記第1の送信側によって決定される前記期限を付す手段をさらに備える、[19]に記載のメディエータ。
[24]前記非同期メッセージの内容タイプに基づいて前記期限を自動的に付す手段をさらに備える、[19]に記載のメディエータ。
[25]前記第1の送信側の通信機器が利用できない場合、前記第1の送信側によって実行される役割に基づいてメッセージ開封確認を第2の送信側の通信機器へ再ルーティングする手段をさらに備える、[18]に記載のメディエータ。
[26]前記第1の受信側のための前記役割のためのルーティングテンプレートを取り出す手段と、
前記ルーティングテンプレートから次に高い優先度をもつ前記第1の受信側の前記役割を有するアクタを選択する手段と、
動的利用可能性テンプレートから前記選択されたアクタが利用できるかどうかを判定する手段と、
をさらに備え、
前記アクタが利用できる場合、前記選択されたアクタが前記第2の受信側である、[18]に記載のメディエータ。
[27]前記ルーティングテンプレートから前記選択された第2の受信側のルーティング情報を取り出す手段をさらに備える、[26]に記載のメディエータ。
[28]前記第1の受信側に基づいてルーティングテンプレートを取り出す手段と、
前記ルーティングテンプレートから前記第1の受信側の役割を判定する手段と、
前記ルーティングテンプレートから次に高い優先度を保有するアクタを選択する手段と、
動的利用可能性テンプレートから前記選択されたアクタが利用できるかどうかを判定する手段と、
をさらに備え、
前記アクタが利用できる場合、前記選択されたアクタが前記第2の受信側である、[18]に記載のメディエータ。
[29]前記ルーティング情報が前記第1の受信側の役割だけを格納している、[28]に記載のメディエータ。
[30]前記第1の送信側の前記役割のためのルーティングテンプレートを取り出す手段と、
前記ルーティングテンプレートから次に高い優先度を保有するアクタを判定する手段と、
動的利用可能性テンプレートから前記アクタが利用できるかどうかを判定する手段と、
前記アクタが利用できる場合、前記アクタを前記第2の送信側として選択する手段と、をさらに備える、[25]に記載のメディエータ。
[31]前記ルーティングテンプレートから前記選択された第2の送信側のルーティング情報を取り出す手段をさらに備える、[30]に記載のメディエータ。
[32]特定された前記第1の送信側に基づいてルーティングテンプレートを取り出す手段と、
前記ルーティングテンプレートから前記第1の送信側の役割を判定する手段と、
前記ルーティングテンプレートから次に高い優先度を保有するアクタを判定する手段と、
動的利用可能性テンプレートから前記アクタが利用できるかどうかを判定する手段と、
前記アクタが利用できる場合、前記アクタを前記第2の送信側として選択する手段と、をさらに備える、[25]に記載のメディエータ。
[33]前記ルーティング情報が前記第1の送信側の役割だけを格納している、[32]に記載のメディエータ。
[34]前記選択されたアクタが利用できるかどうかを判定する手段は、動的利用可能性テンプレートの中で前記選択されたアクタの利用可能性を調べる手段を備える、[21]に記載のメディエータ。
[35]非同期メッセージルーティングを媒介するメディエータであって、
メモリユニットと、
前記メモリユニットに結合され、
送信側の通信機器から第1の受信側を対象とする非同期メッセージを受信することと、
前記非同期メッセージの中の情報から前記第1の受信側の役割に関するルーティング情報を取り出すことと、
前記ルーティング情報に基づいて前記非同期メッセージを前記第1の受信側の通信機器へルーティングすることと、
前記第1の受信側の通信機器からのメッセージ開封確認を監視することと、
メッセージ開封確認が前記第1の受信側の通信機器から受信されない場合、前記第1の受信側によって実行される前記役割に基づいて前記非同期メッセージを第2の受信側の通信機器へ再ルーティングすることと、
の各ステップを実行するようにソフトウェア命令を用いて構成されているプロセッサと、を備える、メディエータ。
[36]前記プロセッサは、
前記メッセージ開封確認が期限内に前記第1の受信側から受信されない場合、前記第1の受信側によって実行される前記役割に基づいて前記非同期メッセージを第2の受信側の通信機器へ再ルーティングするステップをさらに実行するようにソフトウェア命令を用いて構成されている、[35]に記載のメディエータ。
[37]前記プロセッサは、
前記期限の満了前の第1の期間のスレッショルドで前記非同期メッセージに関する第1のリマインダを生成することと、
前記第1のリマインダを前記第1の受信側の通信機器へ送信することと、
の各ステップをさらに実行するようにソフトウェア命令を用いて構成されている、[36]に記載のメディエータ。
[38]前記プロセッサは、
前記期限の満了前の第2の期間のスレッショルドで前記非同期メッセージに関する第2のリマインダを生成することと、
前記第1の受信側の前記役割のためのルーティングテンプレートを取り出すことと、
前記ルーティングテンプレートの中で次に高い優先度を有する第1のアクタを選択することと、
前記選択されたアクタが利用できるかどうかを判定することと、
前記選択されたアクタが利用できる場合、前記第2のリマインダを前記選択されたアクタへ送信することと、
前記第1のアクタが利用できない場合、第2のアクタを選択することと、
前記第2のアクタが利用できる場合、前記第2のリマインダを前記第2のアクタへ送信することと、
の各ステップをさらに実行するようにソフトウェア命令を用いて構成されている、[37]に記載のメディエータ。
[39]前記プロセッサは、
前記期限の満了前の何らかの期間のスレッショルドで前記非同期メッセージに関する第2のリマインダを生成することと、
前記第1の受信側の前記役割のためのルーティングテンプレートを取り出すことと、
利用可能である最高の優先度をもつ前記第1の受信側と同じ役割を有するアクタを選択することと、
前記第2のリマインダを前記選択されたアクタへ送信することと、
の各ステップをさらに実行するようにソフトウェア命令を用いて構成されている、[36]に記載のメディエータ。
[40]前記プロセッサは、
前記第1の送信側によって決定される前記期限を付すステップをさらに実行するようにソフトウェア命令を用いて構成されている、[36]に記載のメディエータ。
[41]前記プロセッサは、
前記非同期メッセージの内容タイプに基づいて前記期限を自動的に付すステップをさらに実行するようにソフトウェア命令を用いて構成されている、[36]に記載のメディエータ。
[42]前記プロセッサは、
前記第1の送信側の通信機器が利用できない場合、前記第1の送信側によって実行される役割に基づいてメッセージ開封確認を第2の送信側の通信機器へ再ルーティングするステップをさらに実行するようにソフトウェア命令を用いて構成されている、[35]に記載のメディエータ。
[43]前記プロセッサは、
前記第1の受信側のための前記役割のためのルーティングテンプレートを取り出すことと、
前記ルーティングテンプレートから次に高い優先度をもつ前記第1の受信側の前記役割を有するアクタを選択することと、
前記選択されたアクタが利用できるかどうかを判定することと、
の各ステップをさらに実行するようにソフトウェア命令を用いて構成され、
前記選択されたアクタが利用できる場合、前記選択されたアクタが前記第2の受信側である、[35]に記載のメディエータ。
[44]前記プロセッサは、
前記ルーティングテンプレートから前記選択された第2の受信側のルーティング情報を取り出すステップをさらに実行するようにソフトウェア命令を用いて構成されている、[43]に記載のメディエータ。
[45]前記プロセッサは、
前記第1の受信側に基づいてルーティングテンプレートを取り出すことと、
前記ルーティングテンプレートから前記第1の受信側の役割を判定することと、
前記ルーティングテンプレートから次に高い優先度を保有するアクタを選択することと、
前記選択されたアクタが利用できるかどうかを判定することと、
の各ステップを実行するようにソフトウェア命令を用いて構成され、
前記選択されたアクタが利用できる場合、前記選択されたアクタが前記第2の受信側である、[35]に記載のメディエータ。
[46]前記プロセッサは、
前記第1の送信側の前記役割のためのルーティングテンプレートを取り出すことと、
前記ルーティングテンプレートから次に高い優先度を保有するアクタを判定することと、
前記アクタが利用できるかどうかを判定することと、
前記アクタが利用できる場合、前記アクタを前記第2の送信側として選択することと、の各ステップをさらに実行するようにソフトウェア命令を用いて構成されている、[42]に記載のメディエータ。
[47]前記プロセッサは、
特定された前記第1の送信側に基づいてルーティングテンプレートを取り出すことと、
前記ルーティングテンプレートから前記第1の送信側の役割を判定することと、
前記ルーティングテンプレートから次に高い優先度を保有するアクタを判定することと、
前記アクタが利用できるかどうかを判定することと、
前記アクタが利用できる場合、前記アクタを前記第2の送信側として選択することと、の各ステップをさらに実行するようにソフトウェア命令を用いて構成されている、[42]に記載のメディエータ。
[48]前記プロセッサは、
動的利用可能性テンプレートの中で前記選択されたアクタの利用可能性を調べることにより前記選択されたアクタが利用できるかどうかを判定するステップをさらに実行するようにソフトウェア命令を用いて構成されている、[42]に記載のメディエータ。
[49]送信側の通信機器から第1の受信側を対象とする非同期メッセージを受信することと、
前記非同期メッセージの中の情報から前記第1の受信側の役割に関するルーティング情報を取り出すことと、
前記ルーティング情報に基づいて前記非同期メッセージを前記第1の受信側の通信機器へルーティングすることと、
前記第1の受信側の通信機器からのメッセージ開封確認を監視することと、
メッセージ開封確認が前記第1の受信側の通信機器から受信されない場合、前記第1の受信側によって実行される前記役割に基づいて前記非同期メッセージを第2の受信側の通信機器へ再ルーティングすることと、
の各ステップをプロセッサに実行させるように構成されたプロセッサ実行可能なソフトウェア命令が記憶されている有形記憶媒体。
[50]前記メッセージ開封確認が期限内に前記第1の受信側から受信されない場合、前記第1の受信側によって実行される前記役割に基づいて前記非同期メッセージを第2の受信側の通信機器へ再ルーティングするステップをプロセッサにさらに実行させるように構成されたプロセッサ実行可能なソフトウェア命令を有する、[49]に記載の有形記憶媒体。
[51]前記期限の満了前の第1の期間のスレッショルドで前記非同期メッセージに関する第1のリマインダを生成することと、
前記第1のリマインダを前記第1の受信側の通信機器へ送信することと、
の各ステップをプロセッサにさらに実行させるように構成されたプロセッサ実行可能なソフトウェア命令を有する、[50]に記載の有形記憶媒体。
[52]前記期限の満了前の第2の期間のスレッショルドで前記非同期メッセージに関する第2のリマインダを生成することと、
前記第1の受信側の前記役割のためのルーティングテンプレートを取り出すことと、
前記ルーティングテンプレートの中で次に高い優先度を有する第1のアクタを選択することと、
前記選択されたアクタが利用できるかどうかを判定することと、
前記選択されたアクタが利用できる場合、前記第2のリマインダを前記選択されたアクタへ送信することと、
前記第1のアクタが利用できない場合、第2のアクタを選択することと、
前記第2のアクタが利用できる場合、前記第2のリマインダを前記第2のアクタへ送信することと、
の各ステップをプロセッサにさらに実行させるように構成されたプロセッサ実行可能なソフトウェア命令を有する、[51]に記載の有形記憶媒体。
[53]前記期限の満了前の何らかの期間のスレッショルドで前記非同期メッセージに関する第2のリマインダを生成することと、
前記第1の受信側の前記役割のためのルーティングテンプレートを取り出すことと、
利用可能である最高の優先度をもつ前記第1の受信側と同じ役割を有するアクタを選択することと、
前記第2のリマインダを前記選択されたアクタへ送信することと、
の各ステップをプロセッサにさらに実行させるように構成されたプロセッサ実行可能なソフトウェア命令を有する、[50]に記載の有形記憶媒体。
[54]前記第1の送信側によって決定された前記期限を付すステップをプロセッサにさらに実行させるように構成されたプロセッサ実行可能なソフトウェア命令を有する、[50]に記載の有形記憶媒体。
[55]前記非同期メッセージの内容タイプに基づいて前記期限を自動的に付すステップをプロセッサにさらに実行させるように構成されたプロセッサ実行可能なソフトウェア命令を有する、[50]に記載の有形記憶媒体。
[56]前記第1の送信側の通信機器が利用できない場合、前記第1の送信側によって実行される役割に基づいてメッセージ開封確認を第2の送信側の通信機器へ再ルーティングするステップをプロセッサにさらに実行させるように構成されたプロセッサ実行可能なソフトウェア命令を有する、[49]に記載の有形記憶媒体。
[57]前記第1の受信側のための前記役割のためのルーティングテンプレートを取り出すことと、
前記ルーティングテンプレートから次に高い優先度をもつ前記第1の受信側の前記役割を有するアクタを選択することと、
前記選択されたアクタが利用できるかどうかを判定することと、
の各ステップをプロセッサにさらに実行させるように構成されたプロセッサ実行可能なソフトウェア命令を有し、
前記選択されたアクタが利用できる場合、前記選択されたアクタが前記第2の受信側である、[49]に記載の有形記憶媒体。
[58]前記ルーティングテンプレートから前記選択された第2の受信側のルーティング情報を取り出すステップをプロセッサにさらに実行させるように構成されたプロセッサ実行可能なソフトウェア命令を有する、[57]に記載の有形記憶媒体。
[59]前記第1の受信側に基づいてルーティングテンプレートを取り出すことと、
前記ルーティングテンプレートから前記第1の受信側の役割を判定することと、
前記ルーティングテンプレートから次に高い優先度を保有するアクタを選択することと、
前記選択されたアクタが利用できるかどうかを判定することと、
の各ステップをプロセッサにさらに実行させるように構成されたプロセッサ実行可能なソフトウェア命令を有し、
前記選択されたアクタが利用できる場合、前記選択されたアクタが前記第2の受信側である、[49]に記載の有形記憶媒体。
[60]前記第1の送信側の前記役割のためのルーティングテンプレートを取り出すことと、
前記ルーティングテンプレートから次に高い優先度を保有するアクタを判定することと、
前記アクタが利用できるかどうかを判定することと、
前記アクタが利用できる場合、前記アクタを前記第2の送信側として選択することと、の各ステップをプロセッサにさらに実行させるように構成されたプロセッサ実行可能なソフトウェア命令を有する、[57]に記載の有形記憶媒体。
[61]前記ルーティングテンプレートから前記選択された第2の送信側のルーティング情報を取り出すステップをプロセッサにさらに実行させるように構成されたプロセッサ実行可能なソフトウェア命令を有する、[60]に記載の有形記憶媒体。
[62]特定された前記第1の送信側に基づいてルーティングテンプレートを取り出すことと、
前記ルーティングテンプレートから前記第1の送信側の役割を判定することと、
前記ルーティングテンプレートから次に高い優先度を保有するアクタを判定することと、
前記アクタが利用できるかどうかを判定することと、
前記アクタが利用できる場合、前記アクタを前記第2の送信側として選択することと、の各ステップをプロセッサにさらに実行させるように構成されたプロセッサ実行可能なソフトウェア命令を有する、[56]に記載の有形記憶媒体。
[63]動的利用可能性テンプレートの中で前記選択されたアクタの利用可能性を調べることにより前記選択されたアクタが利用できるかどうかを判定するステップをプロセッサにさらに実行させるように構成されたプロセッサ実行可能なソフトウェア命令を有する、[52]に記載の有形記憶媒体。

Claims (63)

  1. 非同期メッセージルーティングを媒介する方法であって、
    送信側の通信機器から第1の受信側を対象とする非同期メッセージを受信することと、
    前記非同期メッセージの中の情報から前記第1の受信側の役割に関するルーティング情報を取り出すことと、
    前記ルーティング情報に基づいて前記非同期メッセージを前記第1の受信側の通信機器へルーティングすることと、
    前記第1の受信側の通信機器からのメッセージ開封確認を監視することと、
    メッセージ開封確認が前記第1の受信側の通信機器から受信されない場合、前記第1の受信側によって実行される前記役割に基づいて前記非同期メッセージを第2の受信側の通信機器へ再ルーティングすることと、
    を備える方法、なお前記非同期メッセージによって前記非同期メッセージに対処/応答する資格のあるアクタにより対処/応答することが必要とされるアクションは、特有の役割におけるアクタが実行することがあるアクションの組を含むアクションテンプレートを使用して前記役割に結合されており、前記非同期メッセージは、前記アクションテンプレートによって定義される、前記必要とされるアクションに関連付けられた役割を遂行することができるアクタに、ルーティングまたは再ルーティングされる
  2. 前記メッセージ開封確認が期限内に前記第1の受信側から受信されない場合、前記第1の受信側によって実行される前記役割に基づいて前記非同期メッセージを第2の受信側の通信機器へ再ルーティングすることをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記期限の満了前の第1の期間のスレッショルドで前記非同期メッセージに関する第1のリマインダを生成することと、
    前記第1のリマインダを前記第1の受信側の通信機器へ送信することと、
    をさらに備える、請求項2に記載の方法。
  4. 前記期限の満了前の第2の期間のスレッショルドで前記非同期メッセージに関する第2のリマインダを生成することと、
    前記第1の受信側の前記役割のためのルーティングテンプレートを取り出すことと、
    前記ルーティングテンプレートの中で次に高い優先度を有する第1のアクタを選択することと、
    前記選択されたアクタが利用できるかどうかを判定することと、
    前記選択されたアクタが利用できる場合、前記第2のリマインダを前記選択されたアクタへ送信することと、
    前記第1のアクタが利用できない場合、第2のアクタを選択することと、
    前記第2のアクタが利用できる場合、前記第2のリマインダを前記第2のアクタへ送信することと、
    をさらに備える、請求項3に記載の方法。
  5. 前記期限の満了前の何らかの期間のスレッショルドで前記非同期メッセージに関する第2のリマインダを生成することと、
    前記第1の受信側の前記役割のためのルーティングテンプレートを取り出すことと、
    利用可能である最高の優先度をもつ前記第1の受信側と同じ役割を有するアクタを選択することと、
    前記第2のリマインダを前記選択されたアクタへ送信することと、
    をさらに備える、請求項2に記載の方法。
  6. 前記期限が前記第1の送信側によって付される、請求項2に記載の方法。
  7. 前記期限が前記非同期メッセージの内容タイプに基づいて自動的に付される、請求項2に記載の方法。
  8. 前記第1の送信側の通信機器が利用できない場合、前記第1の送信側によって実行される役割に基づいてメッセージ開封確認を第2の送信側の通信機器へ再ルーティングすることをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  9. 前記第1の受信側の前記役割のためのルーティングテンプレートを取り出すことと、
    前記ルーティングテンプレートから次に高い優先度をもつ前記第1の受信側の前記役割を有するアクタを選択することと、
    前記選択されたアクタが利用できるかどうかを判定することと、
    をさらに備え、
    前記選択されたアクタが利用できる場合、前記選択されたアクタが前記第2の受信側である、請求項1に記載の方法。
  10. 前記ルーティングテンプレートから前記選択された第2の受信側のルーティング情報を取り出すことをさらに備える、請求項9に記載の方法。
  11. 前記第1の受信側に基づいてルーティングテンプレートを取り出すことと、
    前記ルーティングテンプレートから前記第1の受信側の役割を判定することと、
    前記ルーティングテンプレートから次に高い優先度を保有するアクタを選択することと、
    前記選択されたアクタが利用できるかどうかを判定することと、
    をさらに備え、
    前記選択されたアクタが利用できる場合、前記選択されたアクタが前記第2の受信側である、請求項1に記載の方法。
  12. 前記ルーティング情報が前記第1の受信側の役割だけを格納している、請求項11に記載の方法。
  13. 前記第1の送信側の前記役割のためのルーティングテンプレートを取り出すことと、
    前記ルーティングテンプレートから次に高い優先度を保有するアクタを判定することと、
    前記アクタが利用できるかどうかを判定することと、
    前記アクタが利用できる場合、前記アクタを前記第2の送信側として選択することと、をさらに備える、請求項8に記載の方法。
  14. 前記ルーティングテンプレートから前記選択された第2の送信側のルーティング情報を取り出すことをさらに備える、請求項13に記載の方法。
  15. 特定された前記第1の送信側に基づいてルーティングテンプレートを取り出すことと、
    前記ルーティングテンプレートから前記第1の送信側の役割を判定することと、
    前記ルーティングテンプレートから次に高い優先度を保有するアクタを判定することと、
    前記アクタが利用できるかどうかを判定することと、
    前記アクタが利用できる場合、前記アクタを前記第2の送信側として選択することと、をさらに備える、請求項8に記載の方法。
  16. 前記ルーティング情報が前記第1の送信側の役割だけを格納している、請求項15に記載の方法。
  17. 前記選択されたアクタが利用できるかどうかを判定することは、動的利用可能性テンプレートの中で前記選択されたアクタの利用可能性を調べることにより達成される、請求項2に記載の方法。
  18. 非同期メッセージルーティングを媒介するメディエータであって、
    送信側の通信機器から第1の受信側を対象とする非同期メッセージを受信する手段と、
    前記非同期メッセージの中の情報から前記第1の受信側の役割に関するルーティング情報を取り出す手段と、
    前記ルーティング情報に基づいて前記非同期メッセージを前記第1の受信側の通信機器へルーティングする手段と、
    前記第1の受信側の通信機器からのメッセージ開封確認を監視する手段と、
    メッセージ開封確認が前記第1の受信側の通信機器から受信されない場合、前記第1の受信側によって実行される前記役割に基づいて前記非同期メッセージを第2の受信側の通信機器へ再ルーティングする手段と、
    を備えるメディエータ、なお前記非同期メッセージによって前記非同期メッセージに対処/応答する資格のあるアクタにより対処/応答することが必要とされるアクションは、特有の役割におけるアクタが実行することがあるアクションの組を含むアクションテンプレートを使用して前記役割に結合されており、前記非同期メッセージは、前記アクションテンプレートによって定義される、前記必要とされるアクションに関連付けられた役割を遂行することができるアクタに、ルーティングまたは再ルーティングされる
  19. 前記メッセージ開封確認が期限内に前記第1の受信側から受信されない場合、前記第1の受信側によって実行される前記役割に基づいて前記非同期メッセージを第2の受信側の通信機器へ再ルーティングする手段をさらに備える、請求項18に記載のメディエータ。
  20. 前記期限の満了前の第1の期間のスレッショルドで前記非同期メッセージに関する第1のリマインダを生成する手段と、
    前記第1のリマインダを前記第1の受信側の通信機器へ送信する手段と、
    をさらに備える、請求項19に記載のメディエータ。
  21. 前記期限の満了前の第2の期間のスレッショルドで前記非同期メッセージに関する第2のリマインダを生成する手段と、
    前記第1の受信側の前記役割のためのルーティングテンプレートを取り出す手段と、
    前記ルーティングテンプレートの中で次に高い優先度を有する第1のアクタを選択する手段と、
    前記選択されたアクタが利用できるかどうかを判定する手段と、
    前記選択されたアクタが利用できる場合、前記第2のリマインダを前記選択されたアクタへ送信する手段と、
    前記第1のアクタが利用できない場合、第2のアクタを選択する手段と、
    前記第2のアクタが利用できる場合、前記第2のリマインダを前記第2のアクタへ送信する手段と、
    をさらに備える、請求項20に記載のメディエータ。
  22. 前記期限の満了前の何らかの期間のスレッショルドで前記非同期メッセージに関する第2のリマインダを生成する手段と、
    前記第1の受信側の前記役割のためのルーティングテンプレートを取り出す手段と、
    利用可能である最高の優先度をもつ前記第1の受信側と同じ役割を有するアクタを選択する手段と、
    前記第2のリマインダを前記選択されたアクタへ送信する手段と、
    をさらに備える、請求項19に記載のメディエータ。
  23. 前記第1の送信側によって決定される前記期限を付す手段をさらに備える、請求項19に記載のメディエータ。
  24. 前記非同期メッセージの内容タイプに基づいて前記期限を自動的に付す手段をさらに備える、請求項19に記載のメディエータ。
  25. 前記第1の送信側の通信機器が利用できない場合、前記第1の送信側によって実行される役割に基づいてメッセージ開封確認を第2の送信側の通信機器へ再ルーティングする手段をさらに備える、請求項18に記載のメディエータ。
  26. 前記第1の受信側のための前記役割のためのルーティングテンプレートを取り出す手段と、
    前記ルーティングテンプレートから次に高い優先度をもつ前記第1の受信側の前記役割を有するアクタを選択する手段と、
    動的利用可能性テンプレートから前記選択されたアクタが利用できるかどうかを判定する手段と、
    をさらに備え、
    前記アクタが利用できる場合、前記選択されたアクタが前記第2の受信側である、請求項18に記載のメディエータ。
  27. 前記ルーティングテンプレートから前記選択された第2の受信側のルーティング情報を取り出す手段をさらに備える、請求項26に記載のメディエータ。
  28. 前記第1の受信側に基づいてルーティングテンプレートを取り出す手段と、
    前記ルーティングテンプレートから前記第1の受信側の役割を判定する手段と、
    前記ルーティングテンプレートから次に高い優先度を保有するアクタを選択する手段と、
    動的利用可能性テンプレートから前記選択されたアクタが利用できるかどうかを判定する手段と、
    をさらに備え、
    前記アクタが利用できる場合、前記選択されたアクタが前記第2の受信側である、請求項18に記載のメディエータ。
  29. 前記ルーティング情報が前記第1の受信側の役割だけを格納している、請求項28に記載のメディエータ。
  30. 前記第1の送信側の前記役割のためのルーティングテンプレートを取り出す手段と、
    前記ルーティングテンプレートから次に高い優先度を保有するアクタを判定する手段と、
    動的利用可能性テンプレートから前記アクタが利用できるかどうかを判定する手段と、
    前記アクタが利用できる場合、前記アクタを前記第2の送信側として選択する手段と、をさらに備える、請求項25に記載のメディエータ。
  31. 前記ルーティングテンプレートから前記選択された第2の送信側のルーティング情報を取り出す手段をさらに備える、請求項30に記載のメディエータ。
  32. 特定された前記第1の送信側に基づいてルーティングテンプレートを取り出す手段と、
    前記ルーティングテンプレートから前記第1の送信側の役割を判定する手段と、
    前記ルーティングテンプレートから次に高い優先度を保有するアクタを判定する手段と、
    動的利用可能性テンプレートから前記アクタが利用できるかどうかを判定する手段と、
    前記アクタが利用できる場合、前記アクタを前記第2の送信側として選択する手段と、をさらに備える、請求項25に記載のメディエータ。
  33. 前記ルーティング情報が前記第1の送信側の役割だけを格納している、請求項32に記載のメディエータ。
  34. 前記選択されたアクタが利用できるかどうかを判定する手段は、動的利用可能性テンプレートの中で前記選択されたアクタの利用可能性を調べる手段を備える、請求項21に記載のメディエータ。
  35. 非同期メッセージルーティングを媒介するメディエータであって、
    メモリユニットと、
    前記メモリユニットに結合され、
    送信側の通信機器から第1の受信側を対象とする非同期メッセージを受信することと、
    前記非同期メッセージの中の情報から前記第1の受信側の役割に関するルーティング情報を取り出すことと、
    前記ルーティング情報に基づいて前記非同期メッセージを前記第1の受信側の通信機器へルーティングすることと、
    前記第1の受信側の通信機器からのメッセージ開封確認を監視することと、
    メッセージ開封確認が前記第1の受信側の通信機器から受信されない場合、前記第1の受信側によって実行される前記役割に基づいて前記非同期メッセージを第2の受信側の通信機器へ再ルーティングすることと、
    の各ステップを実行するようにソフトウェア命令を用いて構成されているプロセッサと、を備える、メディエータ、なお前記非同期メッセージによって前記非同期メッセージに対処/応答する資格のあるアクタにより対処/応答することが必要とされるアクションは、特有の役割におけるアクタが実行することがあるアクションの組を含むアクションテンプレートを使用して前記役割に結合されており、前記非同期メッセージは、前記アクションテンプレートによって定義される、前記必要とされるアクションに関連付けられた役割を遂行することができるアクタに、ルーティングまたは再ルーティングされる
  36. 前記プロセッサは、
    前記メッセージ開封確認が期限内に前記第1の受信側から受信されない場合、前記第1の受信側によって実行される前記役割に基づいて前記非同期メッセージを第2の受信側の通信機器へ再ルーティングするステップをさらに実行するようにソフトウェア命令を用いて構成されている、請求項35に記載のメディエータ。
  37. 前記プロセッサは、
    前記期限の満了前の第1の期間のスレッショルドで前記非同期メッセージに関する第1のリマインダを生成することと、
    前記第1のリマインダを前記第1の受信側の通信機器へ送信することと、
    の各ステップをさらに実行するようにソフトウェア命令を用いて構成されている、請求項36に記載のメディエータ。
  38. 前記プロセッサは、
    前記期限の満了前の第2の期間のスレッショルドで前記非同期メッセージに関する第2のリマインダを生成することと、
    前記第1の受信側の前記役割のためのルーティングテンプレートを取り出すことと、
    前記ルーティングテンプレートの中で次に高い優先度を有する第1のアクタを選択することと、
    前記選択されたアクタが利用できるかどうかを判定することと、
    前記選択されたアクタが利用できる場合、前記第2のリマインダを前記選択されたアクタへ送信することと、
    前記第1のアクタが利用できない場合、第2のアクタを選択することと、
    前記第2のアクタが利用できる場合、前記第2のリマインダを前記第2のアクタへ送信することと、
    の各ステップをさらに実行するようにソフトウェア命令を用いて構成されている、請求項37に記載のメディエータ。
  39. 前記プロセッサは、
    前記期限の満了前の何らかの期間のスレッショルドで前記非同期メッセージに関する第2のリマインダを生成することと、
    前記第1の受信側の前記役割のためのルーティングテンプレートを取り出すことと、
    利用可能である最高の優先度をもつ前記第1の受信側と同じ役割を有するアクタを選択することと、
    前記第2のリマインダを前記選択されたアクタへ送信することと、
    の各ステップをさらに実行するようにソフトウェア命令を用いて構成されている、請求項36に記載のメディエータ。
  40. 前記プロセッサは、
    前記第1の送信側によって決定される前記期限を付すステップをさらに実行するようにソフトウェア命令を用いて構成されている、請求項36に記載のメディエータ。
  41. 前記プロセッサは、
    前記非同期メッセージの内容タイプに基づいて前記期限を自動的に付すステップをさらに実行するようにソフトウェア命令を用いて構成されている、請求項36に記載のメディエータ。
  42. 前記プロセッサは、
    前記第1の送信側の通信機器が利用できない場合、前記第1の送信側によって実行される役割に基づいてメッセージ開封確認を第2の送信側の通信機器へ再ルーティングするステップをさらに実行するようにソフトウェア命令を用いて構成されている、請求項35に記載のメディエータ。
  43. 前記プロセッサは、
    前記第1の受信側のための前記役割のためのルーティングテンプレートを取り出すことと、
    前記ルーティングテンプレートから次に高い優先度をもつ前記第1の受信側の前記役割を有するアクタを選択することと、
    前記選択されたアクタが利用できるかどうかを判定することと、
    の各ステップをさらに実行するようにソフトウェア命令を用いて構成され、
    前記選択されたアクタが利用できる場合、前記選択されたアクタが前記第2の受信側である、請求項35に記載のメディエータ。
  44. 前記プロセッサは、
    前記ルーティングテンプレートから前記選択された第2の受信側のルーティング情報を取り出すステップをさらに実行するようにソフトウェア命令を用いて構成されている、請求項43に記載のメディエータ。
  45. 前記プロセッサは、
    前記第1の受信側に基づいてルーティングテンプレートを取り出すことと、
    前記ルーティングテンプレートから前記第1の受信側の役割を判定することと、
    前記ルーティングテンプレートから次に高い優先度を保有するアクタを選択することと、
    前記選択されたアクタが利用できるかどうかを判定することと、
    の各ステップを実行するようにソフトウェア命令を用いて構成され、
    前記選択されたアクタが利用できる場合、前記選択されたアクタが前記第2の受信側である、請求項35に記載のメディエータ。
  46. 前記プロセッサは、
    前記第1の送信側の前記役割のためのルーティングテンプレートを取り出すことと、
    前記ルーティングテンプレートから次に高い優先度を保有するアクタを判定することと、
    前記アクタが利用できるかどうかを判定することと、
    前記アクタが利用できる場合、前記アクタを前記第2の送信側として選択することと、の各ステップをさらに実行するようにソフトウェア命令を用いて構成されている、請求項42に記載のメディエータ。
  47. 前記プロセッサは、
    特定された前記第1の送信側に基づいてルーティングテンプレートを取り出すことと、
    前記ルーティングテンプレートから前記第1の送信側の役割を判定することと、
    前記ルーティングテンプレートから次に高い優先度を保有するアクタを判定することと、
    前記アクタが利用できるかどうかを判定することと、
    前記アクタが利用できる場合、前記アクタを前記第2の送信側として選択することと、の各ステップをさらに実行するようにソフトウェア命令を用いて構成されている、請求項42に記載のメディエータ。
  48. 前記プロセッサは、
    動的利用可能性テンプレートの中で前記選択されたアクタの利用可能性を調べることにより前記選択されたアクタが利用できるかどうかを判定するステップをさらに実行するようにソフトウェア命令を用いて構成されている、請求項42に記載のメディエータ。
  49. 送信側の通信機器から第1の受信側を対象とする非同期メッセージを受信することと、
    前記非同期メッセージの中の情報から前記第1の受信側の役割に関するルーティング情報を取り出すことと、
    前記ルーティング情報に基づいて前記非同期メッセージを前記第1の受信側の通信機器へルーティングすることと、
    前記第1の受信側の通信機器からのメッセージ開封確認を監視することと、
    メッセージ開封確認が前記第1の受信側の通信機器から受信されない場合、前記第1の受信側によって実行される前記役割に基づいて前記非同期メッセージを第2の受信側の通信機器へ再ルーティングすることと、
    の各ステップをプロセッサに実行させるように構成されたプロセッサ実行可能なソフトウェア命令が記憶されている有形記憶媒体、なお前記非同期メッセージによって前記非同期メッセージに対処/応答する資格のあるアクタにより対処/応答することが必要とされるアクションは、特有の役割におけるアクタが実行することがあるアクションの組を含むアクションテンプレートを使用して前記役割に結合されており、前記非同期メッセージは、前記アクションテンプレートによって定義される、前記必要とされるアクションに関連付けられた役割を遂行することができるアクタに、ルーティングまたは再ルーティングされる
  50. 前記メッセージ開封確認が期限内に前記第1の受信側から受信されない場合、前記第1の受信側によって実行される前記役割に基づいて前記非同期メッセージを第2の受信側の通信機器へ再ルーティングするステップをプロセッサにさらに実行させるように構成されたプロセッサ実行可能なソフトウェア命令を有する、請求項49に記載の有形記憶媒体。
  51. 前記期限の満了前の第1の期間のスレッショルドで前記非同期メッセージに関する第1のリマインダを生成することと、
    前記第1のリマインダを前記第1の受信側の通信機器へ送信することと、
    の各ステップをプロセッサにさらに実行させるように構成されたプロセッサ実行可能なソフトウェア命令を有する、請求項50に記載の有形記憶媒体。
  52. 前記期限の満了前の第2の期間のスレッショルドで前記非同期メッセージに関する第2のリマインダを生成することと、
    前記第1の受信側の前記役割のためのルーティングテンプレートを取り出すことと、
    前記ルーティングテンプレートの中で次に高い優先度を有する第1のアクタを選択することと、
    前記選択されたアクタが利用できるかどうかを判定することと、
    前記選択されたアクタが利用できる場合、前記第2のリマインダを前記選択されたアクタへ送信することと、
    前記第1のアクタが利用できない場合、第2のアクタを選択することと、
    前記第2のアクタが利用できる場合、前記第2のリマインダを前記第2のアクタへ送信することと、
    の各ステップをプロセッサにさらに実行させるように構成されたプロセッサ実行可能なソフトウェア命令を有する、請求項51に記載の有形記憶媒体。
  53. 前記期限の満了前の何らかの期間のスレッショルドで前記非同期メッセージに関する第2のリマインダを生成することと、
    前記第1の受信側の前記役割のためのルーティングテンプレートを取り出すことと、
    利用可能である最高の優先度をもつ前記第1の受信側と同じ役割を有するアクタを選択することと、
    前記第2のリマインダを前記選択されたアクタへ送信することと、
    の各ステップをプロセッサにさらに実行させるように構成されたプロセッサ実行可能なソフトウェア命令を有する、請求項50に記載の有形記憶媒体。
  54. 前記第1の送信側によって決定された前記期限を付すステップをプロセッサにさらに実行させるように構成されたプロセッサ実行可能なソフトウェア命令を有する、請求項50に記載の有形記憶媒体。
  55. 前記非同期メッセージの内容タイプに基づいて前記期限を自動的に付すステップをプロセッサにさらに実行させるように構成されたプロセッサ実行可能なソフトウェア命令を有する、請求項50に記載の有形記憶媒体。
  56. 前記第1の送信側の通信機器が利用できない場合、前記第1の送信側によって実行される役割に基づいてメッセージ開封確認を第2の送信側の通信機器へ再ルーティングするステップをプロセッサにさらに実行させるように構成されたプロセッサ実行可能なソフトウェア命令を有する、請求項49に記載の有形記憶媒体。
  57. 前記第1の受信側のための前記役割のためのルーティングテンプレートを取り出すことと、
    前記ルーティングテンプレートから次に高い優先度をもつ前記第1の受信側の前記役割を有するアクタを選択することと、
    前記選択されたアクタが利用できるかどうかを判定することと、
    の各ステップをプロセッサにさらに実行させるように構成されたプロセッサ実行可能なソフトウェア命令を有し、
    前記選択されたアクタが利用できる場合、前記選択されたアクタが前記第2の受信側である、請求項49に記載の有形記憶媒体。
  58. 前記ルーティングテンプレートから前記選択された第2の受信側のルーティング情報を取り出すステップをプロセッサにさらに実行させるように構成されたプロセッサ実行可能なソフトウェア命令を有する、請求項57に記載の有形記憶媒体。
  59. 前記第1の受信側に基づいてルーティングテンプレートを取り出すことと、
    前記ルーティングテンプレートから前記第1の受信側の役割を判定することと、
    前記ルーティングテンプレートから次に高い優先度を保有するアクタを選択することと、
    前記選択されたアクタが利用できるかどうかを判定することと、
    の各ステップをプロセッサにさらに実行させるように構成されたプロセッサ実行可能なソフトウェア命令を有し、
    前記選択されたアクタが利用できる場合、前記選択されたアクタが前記第2の受信側である、請求項49に記載の有形記憶媒体。
  60. 前記第1の送信側の前記役割のためのルーティングテンプレートを取り出すことと、
    前記ルーティングテンプレートから次に高い優先度を保有するアクタを判定することと、
    前記アクタが利用できるかどうかを判定することと、
    前記アクタが利用できる場合、前記アクタを前記第2の送信側として選択することと、の各ステップをプロセッサにさらに実行させるように構成されたプロセッサ実行可能なソフトウェア命令を有する、請求項57に記載の有形記憶媒体。
  61. 前記ルーティングテンプレートから前記選択された第2の送信側のルーティング情報を取り出すステップをプロセッサにさらに実行させるように構成されたプロセッサ実行可能なソフトウェア命令を有する、請求項60に記載の有形記憶媒体。
  62. 特定された前記第1の送信側に基づいてルーティングテンプレートを取り出すことと、
    前記ルーティングテンプレートから前記第1の送信側の役割を判定することと、
    前記ルーティングテンプレートから次に高い優先度を保有するアクタを判定することと、
    前記アクタが利用できるかどうかを判定することと、
    前記アクタが利用できる場合、前記アクタを前記第2の送信側として選択することと、の各ステップをプロセッサにさらに実行させるように構成されたプロセッサ実行可能なソフトウェア命令を有する、請求項56に記載の有形記憶媒体。
  63. 動的利用可能性テンプレートの中で前記選択されたアクタの利用可能性を調べることにより前記選択されたアクタが利用できるかどうかを判定するステップをプロセッサにさらに実行させるように構成されたプロセッサ実行可能なソフトウェア命令を有する、請求項52に記載の有形記憶媒体。
JP2010547782A 2008-02-22 2009-02-20 非同期媒介通信の方法および装置 Active JP5539233B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US3082908P 2008-02-22 2008-02-22
US61/030,829 2008-02-22
US12/389,358 US8149850B2 (en) 2008-02-22 2009-02-19 Method and apparatus for asynchronous mediated communicaton
US12/389,358 2009-02-19
PCT/US2009/034633 WO2009105607A1 (en) 2008-02-22 2009-02-20 Method and apparatus for asynchronous mediated communication

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011517380A JP2011517380A (ja) 2011-06-02
JP5539233B2 true JP5539233B2 (ja) 2014-07-02

Family

ID=40551104

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010547782A Active JP5539233B2 (ja) 2008-02-22 2009-02-20 非同期媒介通信の方法および装置

Country Status (10)

Country Link
US (1) US8149850B2 (ja)
EP (1) EP2253152B1 (ja)
JP (1) JP5539233B2 (ja)
KR (1) KR101159994B1 (ja)
CN (1) CN101981954B (ja)
AT (1) ATE540542T1 (ja)
BR (1) BRPI0907590A2 (ja)
CA (1) CA2715888A1 (ja)
RU (1) RU2474071C2 (ja)
WO (1) WO2009105607A1 (ja)

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9361769B2 (en) * 2006-07-17 2016-06-07 Eloquence Communications, Inc. Method and system for advanced patient communication
US8595302B2 (en) * 2008-02-22 2013-11-26 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for monitoring message status in an asynchronous mediated communication system
US8149850B2 (en) 2008-02-22 2012-04-03 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for asynchronous mediated communicaton
US8255225B2 (en) 2008-08-07 2012-08-28 Vocollect Healthcare Systems, Inc. Voice assistant system
WO2011014551A1 (en) * 2009-07-28 2011-02-03 Vocollect Healthcare Systems, Inc. Method and system for sending messages
US20110166888A1 (en) * 2010-01-04 2011-07-07 Physio-Control, Inc. Simplified launching of electronic messages in center for treating patient
US9680786B2 (en) * 2012-01-18 2017-06-13 Loop Communications, Llc Communication and notification system and method thereof
WO2014197497A2 (en) 2013-06-03 2014-12-11 The Morey Corporation Geospatial asset tracking systems, methods and apparatus for acquiring, manipulating and presenting telematic metadata
US8983863B2 (en) * 2013-07-15 2015-03-17 Azul Mobile, Inc. Bidding engine for intention-based e-commerce among buyers and competing sellers
US10521559B1 (en) * 2013-10-18 2019-12-31 Advanced Health Communications, L.L.C. Advanced healthcare information routing and delivery systems and methods of use and doing business
US10775996B2 (en) * 2014-11-26 2020-09-15 Snap Inc. Hybridization of voice notes and calling
CN112152910A (zh) 2015-02-16 2020-12-29 钉钉控股(开曼)有限公司 通讯方法
CN106034068A (zh) 2015-03-20 2016-10-19 阿里巴巴集团控股有限公司 群聊中进行私聊的方法、装置、客户端、服务器及系统
US9961040B2 (en) 2015-09-22 2018-05-01 International Business Machines Corporation Social network and collaboration communications routing enhancement
US10164924B2 (en) * 2015-09-29 2018-12-25 Ringcentral, Inc. Systems, devices and methods for initiating communications based on selected content
CN105681056B (zh) 2016-01-13 2019-03-19 阿里巴巴集团控股有限公司 对象分配方法及装置
CN105812237B (zh) * 2016-03-07 2020-12-04 钉钉控股(开曼)有限公司 快速添加提醒对象的方法及装置
CN107306286B (zh) 2016-04-21 2020-12-04 钉钉控股(开曼)有限公司 离线考勤的处理方法及装置
CN107305459A (zh) 2016-04-25 2017-10-31 阿里巴巴集团控股有限公司 语音和多媒体消息的发送方法及装置
CN107368995A (zh) 2016-05-13 2017-11-21 阿里巴巴集团控股有限公司 任务处理方法及装置
CN107846345A (zh) 2016-09-18 2018-03-27 阿里巴巴集团控股有限公司 通讯方法及装置
CN108881378A (zh) * 2018-05-02 2018-11-23 象翌微链科技发展有限公司 一种文件的传输方法、系统及设备
US11232410B2 (en) * 2019-08-07 2022-01-25 Servicenow, Inc. On-call scheduling and enhanced contact preference management
US11097688B2 (en) 2019-09-20 2021-08-24 GM Cruise Holdings, LLC Journey verification for ridesharing via audible signals
US10953852B1 (en) 2019-09-27 2021-03-23 GM Cruise Holdings, LLC. Pick-up authentication via audible signals
US11267401B2 (en) 2019-09-27 2022-03-08 GM Cruise Holdings, LLC Safe passenger disembarking for autonomous vehicles via audible signals
CN115767448A (zh) * 2022-12-07 2023-03-07 京东科技信息技术有限公司 一种消息发送方法、装置、设备和存储介质

Family Cites Families (54)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4814763A (en) * 1987-12-14 1989-03-21 Motorola, Inc. Paging terminal apparatus with page forwarding capability and methodology thereof
DE68929523T2 (de) * 1988-07-22 2005-12-15 Hitachi, Ltd. ATM-Vermittlungssystem
JPH08314827A (ja) * 1995-05-22 1996-11-29 Hitachi Ltd 電子メールシステム
AU718960B2 (en) * 1996-11-22 2000-05-04 Sprint Communications Company, L.P. System and method for transporting a call in a telecommunication network
JPH10240639A (ja) * 1997-02-26 1998-09-11 Casio Comput Co Ltd 情報転送装置、及び情報転送処理プログラムを記録した記録媒体
JPH10240637A (ja) * 1997-02-26 1998-09-11 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 代替送信機能を持つデータ送信装置、データ送信方法、及びデータ送信プログラムを格納した記憶媒体
JPH114251A (ja) * 1997-06-11 1999-01-06 Hitachi Ltd 電子メールの自動転送通知方式
US6057782A (en) * 1997-07-30 2000-05-02 At&T Corporation Method and apparatus for paging alternate users
US6119014A (en) 1998-04-01 2000-09-12 Ericsson Inc. System and method for displaying short messages depending upon location, priority, and user-defined indicators
JP3865946B2 (ja) 1998-08-06 2007-01-10 富士通株式会社 文字メッセージ通信システム、文字メッセージ通信装置、文字メッセージ通信サーバ、文字メッセージ通信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、文字メッセージ通信管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、文字メッセージ送受信方法及び文字メッセージ通信管理方法
US6108346A (en) * 1998-08-27 2000-08-22 Xiox Corporation Combined synchronous and asynchronous message transmission
US6854007B1 (en) * 1998-09-17 2005-02-08 Micron Technology, Inc. Method and system for enhancing reliability of communication with electronic messages
US6311210B1 (en) * 1998-12-17 2001-10-30 At&T Corporation Method and apparatus for sending an electronic mail message to a receiving party
US6968458B1 (en) * 2000-04-28 2005-11-22 Ian Ruddle Apparatus and method for providing secure communication on a network
FI111312B (fi) * 2000-08-25 2003-06-30 Nokia Corp Yhteyden päätelaitteeseen valvonta tietoliikennejärjestelmässä
US7093025B1 (en) * 2000-10-04 2006-08-15 International Business Machines Corporation SMTP extension for email delivery failure
EP1399833B1 (en) * 2000-11-20 2017-04-19 AT & T Mobility II, LLC Methods and systems for providing application level presence information in wireless communication
US7043525B2 (en) * 2000-12-18 2006-05-09 Bang Networks, Inc. Techniques for updating live objects at clients using a dynamic routing network
US7058690B2 (en) * 2001-05-11 2006-06-06 Kabushiki Kaisha Square Enix Method for registering user information to exchange message on network
US7165093B2 (en) * 2001-06-22 2007-01-16 Xerox Corporation Active electronic messaging system
US7356564B2 (en) * 2002-01-09 2008-04-08 At&T Delaware Intellectual Property, Inc. Method, system, and apparatus for providing self-destructing electronic mail messages
WO2003105009A1 (en) * 2002-06-07 2003-12-18 Bellsouth Intellectual Property Corporation Sytems and methods for establishing electronic conferencing over a distributed network
JP2004032605A (ja) * 2002-06-28 2004-01-29 Systemport Inc 電子メール応答システム及び電子メール応答システム用コンピュータプログラム
US7970876B2 (en) * 2002-07-23 2011-06-28 Avaya Communication Israel Ltd. Global server load balancer
US20040019695A1 (en) * 2002-07-25 2004-01-29 International Business Machines Corporation Messaging system and method using alternative message delivery paths
US7370278B2 (en) * 2002-08-19 2008-05-06 At&T Delaware Intellectual Property, Inc. Redirection of user-initiated distinctive presence alert messages
US7412481B2 (en) * 2002-09-16 2008-08-12 Oracle International Corporation Method and apparatus for distributed rule evaluation in a near real-time business intelligence system
US7343394B2 (en) * 2003-03-10 2008-03-11 International Business Machines Corporation Method of managing e-mail messages
JP2004282655A (ja) * 2003-03-19 2004-10-07 Fujitsu Ltd 監視情報通報方法、監視情報通報装置および端末
US7430580B2 (en) * 2003-06-12 2008-09-30 International Business Machines Corporation Method and apparatus for adding recipients to sent email
EP1645145A1 (en) * 2003-06-18 2006-04-12 Iman, Inc. Arrangement for mobile communications and wireless publishing
US7359947B2 (en) * 2003-07-31 2008-04-15 International Business Machines Corporation Autonomic e-mail processing system and method
RU2249849C1 (ru) * 2003-10-08 2005-04-10 Курский государственный технический университет Модуль для обмена сообщениями
US20050164681A1 (en) * 2004-01-22 2005-07-28 Jenkins William W. Voice message storage in a push-to-talk communication system
CN101036403B (zh) * 2004-12-28 2010-09-08 三星电子株式会社 管理多媒体消息的方法和设备
US8682979B2 (en) * 2005-07-01 2014-03-25 Email2 Scp Solutions Inc. Secure electronic mail system
US20070224979A1 (en) * 2006-03-21 2007-09-27 Iman, Inc. Opt-in data communication to wireless devices
JP4371118B2 (ja) * 2006-03-28 2009-11-25 日本電気株式会社 作業依頼管理システム、方法、およびプログラム
JP2007274547A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Ricoh Co Ltd 電子メール処理装置、および、プログラム
US20080016575A1 (en) * 2006-07-14 2008-01-17 Motorola, Inc. Method and system of auto message deletion using expiration
US20080104175A1 (en) * 2006-10-30 2008-05-01 Keohane Susann M Automatically transmitting e-mail to specified backup address for out-of-office recipient
US20080270545A1 (en) * 2007-04-27 2008-10-30 Howe Anthony C Enhanced message-id as electronic watermark for electronic mail filtering
EP1990974A3 (en) * 2007-05-02 2010-03-24 Murata Machinery, Ltd. Relay server and relay communication system
US20100211638A1 (en) * 2007-07-27 2010-08-19 Goojet Method and device for creating computer applications
US20090049134A1 (en) * 2007-08-16 2009-02-19 David Bruce Kumhyr Method for delaying delivery of e-mail content
US8589493B2 (en) * 2007-08-17 2013-11-19 International Business Machines Corporation Sending related information to indirect email recipients
US20090100497A1 (en) * 2007-10-11 2009-04-16 Itzhack Goldberg Method and apparatus for preventing a set of users from accessing a message in an instant messaging system
US20090097631A1 (en) * 2007-10-12 2009-04-16 Doug Gisby Method, apparatus and system for routing a call using overflow groups
US7363344B1 (en) * 2007-11-16 2008-04-22 International Business Machines Corporation Method for redirecting an instant message in response to a notification of a change in a first MAC address to a second MAC address of a recipient
JP4406850B2 (ja) * 2007-12-25 2010-02-03 村田機械株式会社 中継サーバ及び中継通信システム
US8149850B2 (en) 2008-02-22 2012-04-03 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for asynchronous mediated communicaton
US8832201B2 (en) * 2008-08-18 2014-09-09 International Business Machines Corporation Method, system and program product for providing selective enhanced privacy and control features to one or more portions of an electronic message
US20100057765A1 (en) * 2008-08-28 2010-03-04 Jean-Claude Dispensa Email attachment storage method and system
US8005067B2 (en) * 2008-10-31 2011-08-23 Avaya Inc. Method for communication information recall in an enterprise network

Also Published As

Publication number Publication date
US8149850B2 (en) 2012-04-03
JP2011517380A (ja) 2011-06-02
ATE540542T1 (de) 2012-01-15
CN101981954A (zh) 2011-02-23
US20090213852A1 (en) 2009-08-27
EP2253152B1 (en) 2012-01-04
BRPI0907590A2 (pt) 2015-07-21
EP2253152A1 (en) 2010-11-24
KR20100115382A (ko) 2010-10-27
KR101159994B1 (ko) 2012-07-13
CN101981954B (zh) 2013-08-21
CA2715888A1 (en) 2009-08-27
RU2474071C2 (ru) 2013-01-27
RU2010138934A (ru) 2012-03-27
WO2009105607A1 (en) 2009-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5539233B2 (ja) 非同期媒介通信の方法および装置
JP5989747B2 (ja) 非同期仲介通信システムにおけるメッセージの状況を監視するための方法および装置
RU2605363C2 (ru) Система и способ распределения значимых клинических оповещений
US8965327B2 (en) Interactive multi-channel communication system
US8332239B2 (en) Automatic patient record update enabled clinical messaging
US20020144136A1 (en) Device and method of mediating access
EP2296386A1 (en) Asynchronous media communications using priority tags
US10986144B1 (en) System and method for collaboration over a network
US20110047406A1 (en) Systems and methods for sending, receiving and managing electronic messages
US20070038706A1 (en) Heterogeneous related document attaching for (clinical) messaging
JP2014038422A (ja) Smsメッセージ送信手段を備えた予約管理システム
US8429230B2 (en) Method for transmitting a communication invitation relating to a medical DICOM image
US20120246242A1 (en) System and method for electronically confirming appointments
JP5988469B1 (ja) メッセージ伝達システム、メッセージ伝達方法、それに用いるプログラム、当該プログラムを記録した記録媒体
JP2018197957A (ja) 予約通知装置、通知装置、通知方法、コンピュータプログラム
US20210158940A1 (en) Communication system and method for remote services platform
EP1724718A1 (en) Communication device with capability for handling conditional acceptance of meeting requests
JP2018198052A (ja) 予約通知装置、通知装置、通知方法、コンピュータプログラム
JP2005250679A (ja) 個人情報管理配信システム
JP2016164766A (ja) メッセージ伝達システム、メッセージ伝達方法、それに用いるプログラム、当該プログラムを記録した記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120611

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120619

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20120913

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120921

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130604

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130813

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140401

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5539233

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140430

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250