JP5538351B2 - ワイヤ放電加工装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施の形態1にかかるワイヤ放電加工装置100の加工中の状態を示す概略図である。ワイヤボビン3から繰り出されるワイヤ加工電極2が第1ガイドローラ7、第2ガイドローラ8、回収ローラ4A及び4Bの順にかかっており、第1ガイドローラ7と第2ガイドローラ8の間で工作物1に対向している。ここで、第1ガイドローラ7及び第2ガイドローラ8は摩擦以外のトルクを発生させない。加工電源(図示せず)によりワイヤ加工電極2と工作物1の間にパルス状に電圧を印加する。ワイヤ回収モータ検出器10により検出した状態を用いて回収モータ速度制御装置(図示せず)により回転速度制御されたワイヤ回収モータ6に直結した回収ローラ4Aによって一定速度でワイヤ加工電極2を引き込み、ワイヤ送給モータ5でワイヤ加工電極2の張力を制御している。
図6は、本発明の実施の形態2におけるワイヤ送給モータ5の回転角速度とワイヤ送給モータ5のトルクとの関係を示した図である。ワイヤ送給モータ5の回転角速度はワイヤ加工電極2の走行速度に比例している。ワイヤ送給モータ検出器9を用いて検出したワイヤ送給モータ5の回転角速度が送り出し方向になっている、または、巻き取り方向でもその絶対値が設定角速度(A)の絶対値(第1設定値)より小さい場合、設定値(B)(第2設定値)通りのトルクをワイヤ送給モータ5に発生させる。ワイヤ送給モータ5の回転角速度が巻き取り方向であってその絶対値が設定角速度(A)の絶対値以上となる場合は、ワイヤ送給モータ5のトルクを0とする。
図7は、本発明の実施の形態3におけるワイヤ送給モータ5の回転角速度とワイヤ送給モータ5のトルクとの関係を示した図である。ワイヤ送給モータ5の回転角速度はワイヤ加工電極2の走行速度に比例している。ワイヤ送給モータ検出器9を用いて検出したワイヤ送給モータ5の回転角速度が送り出し方向になっている、または、巻き取り方向でもその絶対値が設定角速度(A)の絶対値(第1設定値)より小さい場合、設定値(B)(第2設定値)通りのトルクをワイヤ送給モータ5に発生させる。ワイヤ送給モータ5の回転角速度が巻き取り方向であってその絶対値が設定角速度(A)の絶対値以上となる場合は、回転角速度の絶対値が設定角速度(A)の絶対値を超えた量に比例してトルクの絶対値が設定値(B)の絶対値から減少するようにワイヤ送給モータ5のトルクを発生させる。
本発明の実施の形態4においてもワイヤ送給モータ5の回転角速度はワイヤ加工電極2の走行速度に比例している。ワイヤ送給モータ検出器9を用いて検出したワイヤ送給モータ5の回転角速度が送り出し方向になっている、または、巻き取り方向でもその絶対値が設定角速度(A)の絶対値(第1設定値)より小さい場合、設定値(B)(第2設定値)通りのトルクをワイヤ送給モータ5に発生させる。ワイヤ送給モータ5の回転角速度が巻き取り方向であってその絶対値が設定角速度(A)の絶対値以上となる場合は、回転角速度の絶対値が設定角速度(A)の絶対値を超えた量を時間積分した値に比例してトルクの絶対値が減少するようにワイヤ送給モータ5のトルクを発生させる。
図9は、本発明の実施の形態5によるワイヤ放電加工装置200の加工中の状態を示す概略図である。ワイヤボビン3から繰り出されるワイヤ加工電極2が第1ガイドローラ7、第2ガイドローラ8、回収ローラ4A及び4Bの順にかかっており、第1ガイドローラ7と第2ガイドローラ8の間で工作物1に対向している。ここで第1ガイドローラ7及び第2ガイドローラ8は摩擦以外のトルクを発生させない。加工電源(図示せず)によりワイヤ加工電極2と工作物1の間にパルス状に電圧を印加する。ワイヤ回収モータ検出器10により検出した状態を用いて回収モータ速度制御装置(図示せず)により回転速度制御されたワイヤ回収モータ6に直結した回収ローラ4Aによって一定速度でワイヤ加工電極2を引き込み、ワイヤ送給モータ5でワイヤ加工電極2の張力を制御している。
V=k×R×ω (kは定数)
である。ここで、ワイヤ巻きつけ部分の半径(R)はワイヤ加工電極2を使用するに従って小さくなる。そこで、直前のワイヤ走行時にワイヤ残量推定器で求めたワイヤ巻きつけ部分の半径(R)を用いて、ワイヤ加工電極2の巻取り時の走行速度Vの設定値からワイヤボビン3およびワイヤ送給モータ5の回転角速度(ω)の設定角速度(A)を演算する速度換算器を備える。この速度変換器は上記実施の形態1乃至4にて利用することが可能である。この構成によれば、ワイヤ残量に依らず、ワイヤの巻き取り速度を抑制することができる。
2 ワイヤ加工電極
3 ワイヤボビン
4A、4B 回収ローラ
5 ワイヤ送給モータ
6 ワイヤ回収モータ
7 第1ガイドローラ
8 第2ガイドローラ
9 ワイヤ送給モータ検出器
10 ワイヤ回収モータ検出器
11 ガイドローラ検出器
100、200 ワイヤ放電加工装置
Claims (6)
- ワイヤ加工電極を巻きつけた状態で回転しながら前記ワイヤ加工電極を送り出すワイヤボビンと、
前記ワイヤボビンに連結され前記ワイヤボビンの回転方向にトルクを発生させるワイヤ送給モータと、
前記ワイヤ加工電極を引っ張って走行させるワイヤ回収ローラと、
前記ワイヤ回収ローラに連結され前記ワイヤ回収ローラを回転させるワイヤ回収モータと、
前記ワイヤ送給モータが送り出し方向に回転している、或いは前記ワイヤ送給モータが巻き取り方向に回転してその回転角速度の絶対値が第1設定値より小さい場合は、前記トルクが第2設定値となるように前記ワイヤ送給モータを制御し、前記ワイヤ送給モータが巻き取り方向に回転してその回転角速度の絶対値が第1設定値以上の場合は、前記トルクの絶対値が第2設定値の絶対値より小さくなるように前記ワイヤ送給モータを制御する制御部と、
を備え、
前記ワイヤボビンと前記ワイヤ回収ローラとの間において前記ワイヤ加工電極により工作物をワイヤ放電加工する
ことを特徴とするワイヤ放電加工装置。 - 前記制御部は、前記ワイヤ送給モータが巻き取り方向に回転してその回転角速度の絶対値が第1設定値以上の場合は、前記回転角速度の絶対値が第1設定値を超えた量に対して、前記トルクの絶対値が第2設定値の絶対値から単調減少となるように前記トルクを制御する
ことを特徴とする請求項1に記載のワイヤ放電加工装置。 - 前記制御部は、前記ワイヤ送給モータが巻き取り方向に回転してその回転角速度の絶対値が第1設定値以上の場合は、前記トルクを0とする
ことを特徴とする請求項1に記載のワイヤ放電加工装置。 - 前記制御部は、前記ワイヤ送給モータが巻き取り方向に回転してその回転角速度の絶対値が第1設定値以上の場合は、前記回転角速度の絶対値が第1設定値を超えた量に比例して前記トルクの絶対値が第2設定値の絶対値より減少するように前記トルクを制御する
ことを特徴とする請求項1に記載のワイヤ放電加工装置。 - 前記制御部は、前記ワイヤ送給モータが巻き取り方向に回転してその回転角速度の絶対値が第1設定値以上の場合は、前記回転角速度の絶対値が第1設定値を超えた量を時間積分した値に比例して前記トルクの絶対値が第2設定値の絶対値より減少するように前記トルクを制御する
ことを特徴とする請求項1に記載のワイヤ放電加工装置。 - 前記ワイヤボビンのワイヤ巻きつけ部分の半径および前記ワイヤ加工電極の巻取り時の所定走行速度に基づいて、第1設定値を演算する速度換算器を備える
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のワイヤ放電加工装置。
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