JPH04183527A - ワイヤ放電加工機のワイヤ供給装置 - Google Patents

ワイヤ放電加工機のワイヤ供給装置

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Publication number
JPH04183527A
JPH04183527A JP31037290A JP31037290A JPH04183527A JP H04183527 A JPH04183527 A JP H04183527A JP 31037290 A JP31037290 A JP 31037290A JP 31037290 A JP31037290 A JP 31037290A JP H04183527 A JPH04183527 A JP H04183527A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
tension
bobbin
radius
speed
Prior art date
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Pending
Application number
JP31037290A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Kikuyama
菊山 洋一
Masao Tomizawa
富沢 正雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP31037290A priority Critical patent/JPH04183527A/ja
Publication of JPH04183527A publication Critical patent/JPH04183527A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、ワイヤ放電加工機の電極であるワイヤの静的
な張力を一定に保つことのできるワイヤ供給装置に関す
るものである。
[従来の技術] 第4図は例えば特開昭61−121831号公報に示さ
れている従来のこの種の装置を示す構成図である。
図において、(1)は電極となるワイヤ(2)を繰り出
し供給するボビン、(3)はボビン(1)にプレ張力T
pを与えるためのヒステリシスモータ、(4)はヒステ
リシスモータ(3)に所要の電流を供給するための駆動
回路、(5)はボビン(1)から引き出されたワイヤ(
2)にメイン張力Tmを与えるためのブレーキプーリ、
(6)はブレーキプーリ(5)に直結されたブレーキ、
(7)はブレーキ(6)に所要の電流を供給するための
駆動回路であって、メイン張力設定部(7a)と、電力
増幅器(7b)と、電力フィードバック回路(7c)と
で構成される。
しかして、(8)はワイヤ送給経路中に複数箇所設置さ
れたガイドプーリであり、ワイヤの走行方向をかえる機
能を有する。(9)はガイドプーリ(8a)。
(8b)間に配置された被加工物であり、ワイヤ(2)
はガイドプーリ(8a)、 (8b)部を通過する間に
、被加工物(9)との間でパルス状の放電を発生させ、
放電エネルギにより被加工物(9)を加工する。
(10)はワイヤ(2)を挾みこんでこれに所要の走行
速度Vを与えるための回収ローラ、(11)は回収ロー
ラ(]0)を駆動するためのサーボモータ、(12)は
サーボモータ(11)の回転速度を検出するための速度
検出器、(13)はサーボモータ(11)の駆動回路で
あって、ワイヤ走行速度設定部(13a)と、電力増幅
器(13b)と、速度検出器(12)の信号を受けた速
度フィードバック回路(13c)とで構成されている。
したがって、回収ローラ(10)は駆動回路(13)に
よって、設定された速度を維持するように制御される。
ところで、ワイヤ放電加工機においては、被加工物(9
)を高精度に加工するため、加工条件に応じて使用する
ワイヤの径、ワイヤ走行速度、被加工物位置におけるワ
イヤ張力を変える必要があり。
ワイヤ供給装置は、その回収ローラ側駆動回路(13)
のワイヤ走行速度設定部(13a)やブレーキ駆動回路
(7)のメイン張力設定部(7a)の設定値か上述の加
工条件に応じて決定されるようになっている。
このようなものにおいて、ワイヤ(2)はボビン(1)
から供給されるが、ワイヤ(2)にはボビン(1)の回
転を安定化するためにヒステリシスモータ(3)でプレ
張力Tpが与えられ、さらにブレーキ(6)と直結され
たブレーキプーリ(5)でメイン張力Tmが加えられ、
そして速度制御された回収ローラ(10)で一定の走行
速度で回収される。このとき被加工物(9)の位置にお
けるワイヤの静的張力はT p + T mとなる。
[発明が解決しようとする課題] 従来のワイヤ供給装皺は、ワイヤを消費するするにつれ
てボビン(9)の半径(r2)が減少していくのに対し
、ヒステリシスモータ(3)の発生トルクは一定のまま
のためプレ張力Tpは半径(r2)に反比例して変化し
、被加工物(9)位置における張力もその分だけ変化し
ていった。このためこの張力の変化によって加工精度が
低下するといった間層があった。
本発明は上記のような間層点を解消するためになされた
もので、ワイヤを消費するにつれてボビン半径が変化し
ても、ワイヤに常に一定の張力を与えてワイヤの走行を
安定化させる放電加工機のワイヤ供給装置を得ることを
目的とする。
[!l!I厘を解決するための手段] 本発明に係るワイヤ放電加工機のワイヤ供給装置は、電
極となるワイヤを繰り出し供給するボビンと、このボビ
ンの回転軸に設置されワイヤに所要の張力を与えるブレ
ーキ手段と、上記ワイヤを所要の速度で走行させる速度
制御された回収ローラと、ワイヤの走行方向の変換のた
めに上記ワイヤ送給経路内の複数箇所に設置したガイド
プーリと、上記ボビンに設置された回転速度検出器と、
この回転速度検出器の検出値と上記回収ローラの実際の
速度または予め設定された速度から張力指令値をブレー
キ手段の静的トルク指令値へ換算する要素を含む張力制
御回路と、ブレーキ手段の駆動回路とを備えたものであ
る。
[作用コ 本発明においては、ボビン半径が変化してもボビン半径
に比例した静的トルク指令値をブレーキ手段に与えるた
め、静的張力を一定に保持することができる。
[実施例コ 以下、図示実施例により本発明を説明する。第1図は本
発明の一実施例によるワイヤ放電加工機のワイヤ供給装
置の全体構成図であり、従来と同一部分には同一符号を
付しその説明は省略する。
図において(14)はボビン(1)に取り付けた回転速
度検出器、(15)は張力設定部(7a)から出力され
る張力指令値丁と上記回転速度検出器(14)の記号θ
2及び回収ローラ(10)側の回転速度検出器(12)
の信号δ、とを受けてブレーキ手段(6)のトルク指令
値を生成する張力制御回路であり、この張力制御回路(
15)で生成されたトルク指令値は電力増幅器(7b)
へと送られる。
第2図は、第1図における張力制御回路(15)の詳細
を示す構成図で1図中(15a)は回収ローラ(10)
の半径を考えてワイヤ(2)の走行速度r、θ1へ変換
するための増幅回路、(15b)は上記増幅器(15a
)の信号r1θ、と信号δ2を受け、 次式 %式% よりその時点におけるボビン半径r2を算出するための
除算器、(15c)は張力指定値Tと上記除算器(15
b)の出力信号r2を受け、ワイヤ(2)に一定の張力
を与えるためにブレーキ手段(6)に対する静的なトル
ク指令値Mを。
次式 %式% より算出するための除算器である。
実施例についてワイヤ(2)の静的張力を一体に保つ作
用について説明する。本ワイヤ供給装置を運転し、ワイ
ヤ(2)を消費していくと、ボビン(1)の半径が減少
していくためブレーキ手段(6)で−定トルクを発生さ
せても被加工物(9)位置のワイヤ(2)の静的張力は
、ボビン(1)の半径r、に反比例して変化する。この
ため回収ローラ(10)の回転速度検出器の出力信号δ
、と回収ローラ半径r1から得られるワイヤの走行速度
rlj、とボビン (1)の回転速度検出器の出力信号
b2から0式によりボビン(1)の半径r2を求め、■
式のようにこのr2と張力指定値↑を掛けて得られる静
的なトルク指定値Mを電力増幅器(7b)に与えればワ
イヤ(2)の静的な張力を一定にすることができる。
第2図において、検出した回収ローラ(10)の回転速
度δ1を用いる代わりに、回収ローラ(10)の速度制
御に用いている回転速度設定値θ1refを用いても同
様の効果が得られる。
また、これまで述べた実施例ではボビン(1)の回転速
度検出に回転速度検出器(14)を用いたものを示した
が、これをエンコーダなどの回転角度検出器に替え、こ
の回転角度検出器の信号から回転速度信号への変換をF
V変換機で行うようにしてもよい。
[発明の効果] 以上のように1本発明によればボビンの回転速度と、回
収ローラの実際の速度または加工条件に応じて予め設定
されている回転速度から、ブレーキ手段のトルク信号を
生成し、このトルク信号によってブレーキ手段を駆動す
るように構成したので、ワイヤの消費でボビン半径が変
化してもワイヤの静的張力を一定りこ保つことができる
また、従来のワイヤ送給系にあったブレーキプーリやプ
レ張力設定用のヒステリシスモータが不要となるため、
装置が簡素化できコストも低減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるワイヤ放電加工機のワ
イヤ供給装置を示す全体構成図、第2図は第1図におけ
る張力制御回路の詳細を示す#I構成図第3図は本発明
の他の実施例を示す張力制御回路の構成図、第4図は従
来装置の全体構成図。 図において(1)はボビン、(2)はワイヤ、(6)は
ブレーキ手段、(7)はブレーキ手段の駆動回路。 (8a)、(8b)は ガイドプーリ、(10)は回収
ローラ、(12) 、 (14)は回転速度検出器、(
13)は回収ローラの駆動回路、(I5)は張力制御回
路である。 なお、図中、同一符号は同一、または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 電極となるワイヤを繰り出し供給するボビンと、このボ
    ビンに設置されワイヤに所要の張力を与えるブレーキ手
    段と、上記ワイヤを所要の速度で走行させる速度制御さ
    れた回収ローラと、ワイヤの走行方向の交換のために上
    記ワイヤ送給経路内の複数箇所に設置したガイドプーリ
    と、上記ボビンに設置された回転速度検出器と、この回
    転速度検出器の検出値と上記回収ローラの実際の回転速
    度または予め設定された回転速度から張力指令値をブレ
    ーキ手段のトルク指令値に換算する要素を含む張力制御
    回路と、ブレーキ手段の駆動回路とを備えることを特徴
    とするワイヤ放電加工機のワイヤ供給装置。
JP31037290A 1990-11-14 1990-11-14 ワイヤ放電加工機のワイヤ供給装置 Pending JPH04183527A (ja)

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JPH04183527A true JPH04183527A (ja) 1992-06-30

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ID=18004458

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31037290A Pending JPH04183527A (ja) 1990-11-14 1990-11-14 ワイヤ放電加工機のワイヤ供給装置

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JP (1) JPH04183527A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013119124A (ja) * 2011-12-06 2013-06-17 Mitsubishi Electric Corp ワイヤ放電加工装置
US8564846B2 (en) 2010-09-13 2013-10-22 Ricoh Company, Ltd. Form processing apparatus, form processing method, and storage medium for updating definition data
WO2021193323A1 (ja) * 2020-03-24 2021-09-30 ファナック株式会社 ワイヤ放電加工機の制御装置および推定方法

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