JP5537002B2 - ストレプトミセス属に属する新規微生物、その微生物が産生する新規化合物、及びその化合物を有効成分とする医薬 - Google Patents
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Description
このため、癌細胞に対する細胞毒性を有するだけでなく、このような癌細胞の浸潤阻害活性を有していれば、抗癌剤として有用である。
したがって、細胞毒性活性の他、癌細胞の浸潤阻害活性やスーパーオキサイド消去活性を有する化合物に対する、高い要請があった。
まず、生ゴミ処理物を滅菌シャーレ上で風乾後、乳鉢で細かく粉砕し、所定の培地に懸濁させる。ついで、室温にて静置し、順次10倍希釈を行って試料を調製する。生ゴミ処理物としては、例えば、事業所系の生ゴミ、動物残渣・牛糞・魚腸骨、家庭からの生ゴミ、野菜残渣・魚残渣その他の各種生ゴミ由来の堆肥を使用することができる。
次いで、平板培地上にこれらの試料を塗布し、恒温器中で培養し、平板上に出現したコロニーを採取することにより、菌を分離することができる。平板培地としては、例えば、Bn2培地、HMG培地等を使用することができる。恒温器での培養は、約30℃〜64℃の間の所望の温度で行うことができる。
上記の減圧濃縮液と先の水相とを合わせ、カラムクロマトグラフィーに供する。
次に、吸着物質の溶出を行う溶離液を調製する。この溶出は、溶離液の極性を変えながら行うため、所定の割合で上記有機溶媒を含有する溶離液を数種類用意して、ステップグラジエント法によって行ってもよく、連続的な濃度勾配となるようグラジエント法で行ってもよい。
各溶出画分を高速液体クロマトグラフィー(HPLC)に供して分画し、各画分に化合物が含まれるか否かを確認する。
以上のようにして、本発明の新規化合物を得ることができる。これらの化合物を公知の方法に従って処理し、所望の塩や水和物を得ることができる。
本明細書中、「フリーラジカル」は不対電子を有する分子種をいい、活性酸素も含む。一般に、活性酸素には、スーパーオキシドアニオン及び一重項酸素、過酸化水素等が含まれるため、本明細書中においては、これらも「フリーラジカル」に含まれるものとなる。
上記の化合物を有効成分する抗癌剤は、上記以外の粉剤その他の固形剤としてもよく、注射剤用の凍結乾燥製剤、リポソーム剤等、各種の剤形とすることもできる。
上記の化合物を有効成分する周辺組織浸潤阻害剤は、上記以外の粉剤その他の固形剤としてもよく、注射剤用の凍結乾燥製剤、リポソーム剤その他の各種の剤形とすることができる。こうした製剤は、上記と同様にして行うことができる。
上記の化合物を有効成分するフリーラジカル消去剤は、上記以外の粉剤その他の固形剤としてもよく、注射剤用の凍結乾燥製剤、リポソーム剤その他の各種の剤形とすることができる。こうした製剤は、上記と同様にして行うことができる。
(1−1)試薬等
以下の試薬を使用した。
塩化カルシウム、炭酸カルシウム、ブドウ糖、グリセロール、硫酸マグネシウム7水和物(MgSO4・7H2O)、硫酸鉄7水和物(FeSO4・7H2O)、塩化マンガン(MnCl2SO4・4H2O)4水和物、硫酸ニッケル4水和物(NiSO4・4H2O)、硫酸亜鉛4水和物(ZnSO4・4H2O)、水酸化ナトリウム、塩化ナトリウム、NZケース(NZ Case)、NZアミン(NZ Amine)、溶性でんぷん(Soluble Starch)、メタノール、アセトン、アセトニトリル、リン酸水素2カリウム(K2HPO4)、リン酸水素2ナトリウム12水和物(Na2HPO4・12H2O)、リン酸水素2ナトリウム、ギ酸、塩酸、没食子酸、1,1-ジフェニル-2-ピクリルヒドラジル(DPPH)、ドデシル硫酸ナトリウム(SDS)、ビタミンC、ビタミンE、ゲランガム(Gellan gum)、Cell Counting Kit及び寒天は、和光純薬工業(株)より購入した。
ファーマメディア(Pharmamedia)はTraders Protein社より購入した。
NMR用メタノールは関東化学(株)より、また、NMR用DMSOはセティ(株)より、それぞれ購入した。
探索源として、下記表1に示す堆肥を使用した。これらの堆肥を滅菌シャーレ上で風乾し、乾燥後の堆肥を乳鉢で細かく粉砕した。
下記の表3及び4に、Bn2培地及びHMG培地の組成を示す。
以上のようにして得られた菌株の分類学的性質を、「放線菌の分類と同定」(日本放線菌学会編、日本学会事務センター刊 2001年2月)に従って決定した。
菌の同定に使用したISP(International Streptomyces Project)培地No.2及び同No.4は、DIFCO社より購入した。また、ISP培地No.3、同No.5、及び同No.7培地としては、日本放線菌学会規格放線菌培地ダイゴNo.3、No.5、及び同No.7を日本製薬(株)より購入した。
色調は標準として、『新色名事典』(財団法人日本色彩研究所 1987年)を用いて決定し、色標名とともに括弧内にそのコードを併せて記した。観察は32℃、4週間目の各種培地における結果である。
(1)形態学的性質
ループ状の気菌糸と、表面が平滑な球形の胞子が5〜10個連鎖した胞子とを有する(図 参照)。
(a)ISP培地No.3(オートミール寒天培地、32℃培養)で良く増殖した。灰みの黄緑色の気中菌糸を着生し、可溶性色素は認められなかった。基底菌糸裏面は灰みの黄色を呈した。
(b)ISP培地No.4(スターチ・無機塩寒天培地、32℃培養)で良く増殖した。白色の気中菌糸を着生し、可溶性色素は認められなかった。基底菌糸裏面は淡い黄色を呈した。
(c)ISP培地No.7(チロシン寒天培地、32℃培養)で良く増殖した。灰みの白色の気中菌糸を着生し、明るい橙色の可溶性色素を認めた。基底菌糸裏面は淡い赤みの黄色を呈した。
(e)ISP培地No.5(グリセリン・アスパラギン寒天培地、32℃培養)では、増殖は不良であった。白色の気中菌糸を着生し、可溶性色素は認められなかった。基底菌糸裏面も白色を呈した。
TP-A0874菌株の各種寒天培地上の生育状態を表7にまとめた。
(a)ベネット寒天培地(肉エキス0.1%、酵母エキス0.1%、NZアミン0.2%、ブドウ糖1.0%、及び寒天2.0%)において15〜40℃で増殖し、約30℃付近で良好に増殖した。
(b)メラニン様色素生成は陽性である。
(c)利用可能な炭素源は、D−グルコース、D−キシロース、D−フラクトース、D−マンニトールである。一方、利用可能でない糖は、L−アラビノース、スクロース、L−ラムノース、ラフィノース、myo−イノシトールである。
(d)菌体分析の結果、全菌体加水分解物中のジアミノピメリン酸はLL型を含み、グリシンを含むことが明らかになった。全菌体糖としては、ガラクトースとリボースとを含む。
以上の分類学的性質を示したことから、TP-A0874株をStreptomyces sp.と同定した。
TP-A0874株を、100mLの種母培地であるV-22液体培地(溶性デンプン1.0%、ブドウ糖0.5%、NZケース0.3%、酵母エキス0.2%、トリプトン0.5%、K2HPO4 0.1%、MgSO4・7H2O 0.05%、CaCO3 0.3%)が入った500mLのK型フラスコに接種し、200rpm、30℃にて4日間、室温にて振とう培養した(振とう機:サンキ精機(株)RGS-200R)。
次いで、菌体部分に1Lのメタノールを加え、3時間、EYELA NZ(カタログ番号NZ1200 TOKYO RIKAKIKAI社製)で攪拌して抽出するという操作を2回繰り返し、再度、上記のロータを用いて、5,000回転で10分間遠心し、菌体部分とメタノール相とを分離し、減圧濃縮した。
装置:HEWLETTPACKARD 1090
溶離液:アセトニトリル:0.15%KH2PO4水溶液(pH3.5)=15:85〜85:15
流 速:1.2mL/min
カラム:MICROSORB-MV 75x4.6mm
カラム温度:室温
装 置:島津製作所製
システムコントローラ:SCL-10A VP
インジェクタ:SIL-10A
ポンプ:LC-8A
検出機:SPD-M10A VP
溶出溶媒:メタノール:0.1%ギ酸水溶液=30:70〜80:20
流 速:15mL/min
カラム:Waters Xterra RP18
カラム温度:室温
このHPLCのクロマトグラムを図2に示す。
次に、実施例1で得られた各粗精製物の構造決定を行った。構造決定のために、核磁気共鳴吸収(NMR)、紫外吸光(UV)分析、赤外吸収(IR)分析、質量分析(MS)、旋光度測定を行った。以下の機器を使用して分析を行い、UV及びIRスペクトラムの結果と合わせて、構造決定を行った。
UV:HITACHI U-3210
IR:PerkinElmer Spectrum 100
MS:BRUKER DALTONICOS micro TOF
旋光度:JASCO P-1030
1H-NMRの結果、メチル基由来のシグナルが1個、メチン及びメチレンのシグナルが9プロトン分、芳香族水素が3プロトン分観測された。13C-NMRの結果、0〜70ppmの高磁場にシグナルが6個、芳香族炭素のシグナルが6個、カルボニル炭素のシグナルが2個、計14個のシグナルが観測された(CD3OD、30℃)。
BG32-4-AのNMRデータを下記表8に示す。
更に、HMBC(Heteronuclear Multiple-Bond Correlation)法)及びNOESY(nuclear Overhauser enhancement and exchange spectroscopy)スペクトルを解析することによって、図3に示す相関が確認できた。以上の結果からBG32-4-Aの平面構造を決定した。
BG32-4-Aの物理化学的性質を表9に示す。
カラム:MICROSORB-MVTM (75xi.d. 4.6mm、バリアン・テクノロジーズ・ジャパン・リミテッド)
移動相:CH3CN:0.15% KH2PO4(pH3.5)(15:85〜85:15)
流 速:1.2mL/min
温 度:30℃
検 出:UV 254nm
また、質量分析では、高分解能ESI-TOF-MSにより[M+Na]+がm/z 321.1101に検出された。このため、分子式をC14H19NO6と決定した。
1H-NMRでは、メチンとメチレンのシグナルが9プロトン分、芳香族水素が9プロトン分、NHプロトンが3プロトン分観測された。13C-NMRでは、0〜70ppmの高磁場にシグナルが6個、芳香族炭素のシグナルが18個、カルボニル炭素のシグナルが6個、計30個のシグナルが観測された(DMSO-d6,30℃)。
BG32-4-BのNMRデータを下記表10に示す。
BG32-4-Bの物理化学的性質を表11に示す。
カラム:MICROSORB-MVTM (75x4.6mm)
移動相:CH3CN:0.15%KH2PO4(pH3.5)(15:85〜85:15)
流 速:1.2mL/min
温 度:30℃
検 出:UV 254nm
また、質量分析では高分解能ESI-TOF-MSにより、[M-H]-がm/z 686.1468に検出された。このため、分子式をC30H29N3O16と決定した。
1H-NMRでは、メチンとメチレンのシグナルが6プロトン分、芳香族水素が6プロトン分、NHプロトンが2プロトン分観測された。13C-NMRでは、0〜70ppmの高磁場にシグナルが4個、芳香族炭素のシグナルが12個、カルボニル炭素のシグナルが4個、計20個のシグナルが観測された(DMSO-d6,30℃)。
BG32-4-CのNMRデータを下記表12に示す。
BG32-4-Cの物理化学的性質を下記表13に示す。
カラム:MICROSORB-MVTM (75x4.6mm)
移動相:CH3CN:0.15%KH2PO4 (pH3.5)(15:85〜85:15)
流 速:1.2mL/min
温 度:30℃
検 出:UV 254nm
また、質量分析では高分解能ESI-TOF-MSにより、[M-H]- がm/z 463.0988に検出された。このため、分子式をC20H20N2O11と決定した。
上記(2−1)〜(2−3)で構造決定を行ったBG32-4-A、BG32-4-B及びBG32-4-Cの構造中のセリンの立体構造を調べるために、HPLCによるセリンの分析を行った。
BG32-4-A、BG32-4-B及びBG32-4-Cをそれぞれ1mgずつスクリューキャップ付バイアルに取り、これらのバイアルにそれぞれ500μLの6N塩酸を加えた。その後、130℃で4時間、加水分解を行った。
カラム:Sumichiral OA-5000 (4.0 mmφx150 mm,住化分析センター)
移動層:1mM CuSO4水溶液
流 速:0.7 mL/min
温 度:30℃
検 出:UV 254nm
このため、BG32-4-A及びBG32-4-B、BG32-4-Cの構造中のセリンは、L体であることが明らかになった。
実施例2で構造決定を行ったBG32-4-A、BG32-4-B及びBG32-4-Cの生物学的活性を検討した。
(3−1)細胞傷害活性
WST-1細胞を使用するCell Counting Kit(和光純薬工業(株))を用いて、細胞傷害活性の測定を行った。10%牛胎児血清を含有するRPMI培地に、マウス大腸癌由来Colon 26L−5細胞を10x104cells/mLになるように懸濁した。
DMSOで溶解した上記の化合物を10〜1000μg/mLでこの細胞懸濁液に添加し、96ウェルマイクロプレートに、100μLずつ加えた(化合物の終濃度は、0.1〜10μg/mL)。
その後、ウェルプレートリーダー(サンライズクラシック、和光純薬工業(株))を用いて、450nmの吸光強度を測定した。コントロールにはDMSOのみを添加し、コントロールを100%としたときの各サンプルの細胞傷害活性を測定した。
その結果、BG32-4-Aは3μg/mLで、BG32-4-B及びBG32-4-Cはそれぞれ10μg/mLで細胞傷害活性が見られなかった。
次に、BG32-4-A、BG32-4-B及びBG32-4-Cの基底膜浸潤阻害活性の測定を、membrane invasion culture system (MICS, Hendrix et al (1985) Clin. Exp. Metastasis 3:221-223)(癌と化学療法 31(4):512−517 2004)を用いて行った。
マウス大腸癌由来Colon 26 L−5を4x104 cells/100μLとなるよう同培地に加え、DMSOで溶解したサンプルを、24ウェルプレートの各ウェルにおける最終濃度になるよう加えた。この細胞懸濁液を、フィブロネクチンとマトリゲルとを上記のようにしてコーティングしたトランスウェル・チャンバー内に、100μLずつ分注した。
コントロールとなるウェルにはDMSOのみを添加し、コントロールを100%としたときの各試料の各濃度における基底膜浸潤阻害活性を測定した。
以上より、細胞傷害活性を示さない濃度領域で、これらの化合物が癌細胞の浸潤阻害活性を有することが示された。
DPPH法を用いて、BG32-4-A、BG32-4-B及びBG32-4-Cのそれぞれについて、フリーラジカル消去能の測定を行った。この試験においては、高いフリーラジカル消去能を持つ没食子酸を対照として使用した。
また、ブランクとしては、100μLのDPPH溶液(20mg/10mLメタノール溶液)と4.9mLのメタノールとの混合物を使用した。コントロールとしては、100μLのビタミンCの水溶液又はビタミンEのメタノール溶液と、4.9mLのメタノールとの混合物を使用した。
測定条件は以下の通りである。
吸光高度計:Hitachi U-3210
セル:Quartz cell F10-UV-10.00 (GL Sciences Inc.)
温度:室温
Claims (10)
- 特許生物寄託センターに寄託番号NITE P−630として寄託されたストレプトミセス(Streptomyces)属に属する新規微生物。
- 請求項1に記載の微生物を所定の条件で培養する培養工程を備え、下記式(I)〜(III)で表される化合物を同時並行で産生させる、化合物の製造方法。
- 前記所定の培養工程が、請求項1に記載の微生物を、28〜32℃にて数日間、本培養する本培養工程を備えることを特徴とする、請求項2に記載の化合物の製造方法。
- 前記本培養が、150〜250rpmで行う振蘯培養であることを特徴とする、請求項3に記載の化合物の製造方法。
- 前記所定の培養工程が、前記本培養に先立って、前記本培養工程とは異なる培地に接種して、28〜32℃の温度範囲で3〜5日間前培養する、前培養工程をさらに備えることを特徴とする、請求項3又は4に記載の化合物の製造方法。
- 前記前培養が、150〜250rpmで行う振蘯培養であることを特徴とする、請求項5に記載の化合物の製造方法。
- 請求項2〜6のいずれかに記載の製造方法で製造された下記式(I)〜(III)で表される化合物からなる群から選ばれる化合物、生理学的に許容されるそれらの塩、及びそれらの水和物からなる群から選ばれる、少なくとも1つを有効成分とする抗癌剤。
- 請求項2〜6のいずれかに記載の製造方法で製造された下記式(I)〜(III)で表される化合物からなる群から選ばれる化合物、生理学的に許容されるそれらの塩、及びそれらの水和物からなる群から選ばれる、少なくとも1つを有効成分とする癌細胞の周辺組織浸潤阻害剤。
- 請求項2〜6のいずれかに記載の方法で製造された下記式(I)〜(III)で表される化合物からなる群から選ばれる化合物、生理学的に許容されるそれらの塩、及びそれらの水和物からなる群から選ばれる、少なくとも1つを有効成分とするフリーラジカル消去剤。
- 請求項2〜6のいずれかに記載の方法で製造された、癌細胞の周辺組織浸潤阻害活性及びフリーラジカル消去活性を有する下記式(I)で表される化合物。
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