JP5536561B2 - 空気調和機群制御装置及び空気調和システム - Google Patents
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図8は、空調負荷に対するGHP式の空気調和機による空調出力及びEHP式の空気調和機による空調出力のバランス(分配)の一例を示すグラフである。同図に示すように、空調負荷の小さい状態では、低負荷での高効率を考慮してEHP式の空気調和機のみの空調出力となる。しかしながら、空調負荷の大きい状態では、契約電力を低減すべくEHP式の空気調和機の空調出力が一定レベル(例えば最大デマンド値の目標値)に抑えられて、GHP式の空気調和機の空調出力が増加し始める。そして、空調負荷が所定値K(%)を超えると、EHP式の空気調和機の空調出力よりもGHP式の空気調和機の空調出力の方が大きくなる。つまり、GHP式の空気調和機による空調出力及びEHP式の空気調和機による空調出力は、所定値K(%)の空調負荷を起点に大小関係が逆転する。
以下、本発明を具体化した第1の実施形態について図面に従って説明する。
図1は、本実施形態に係る空気調和機群制御装置及び該空気調和機群制御装置が適用される空気調和システムを示す概略構成図である。
(1)本実施形態では、バランス決定部31により、空調負荷の変動に応じてGHP10による空調出力及びEHP20による空調出力のバランスが決められ、これに基づきGHP指令及びEHP指令が生成される。そして、GHP指令部32によりGHP指令がGHP10に送られ、EHP指令部33によりEHP指令がEHP20に送られることで、被空調空間Sの全体として必要な空調出力が得られるようにGHP10及びEHP20が制御(統括制御)される。この際、GHP10による空調出力及びEHP20による空調出力がアンバランスになることがあるが、外部機器指令部34により開度指令(GHP出力抑制状態指令若しくはEHP出力抑制状態指令、又はGHP出力抑制量指令若しくはEHP出力抑制量指令)が還気システム40(ダンパD1〜D3)に送られることで、被空調空間Sに発生する還気RAが制御される。従って、GHP10が分担する被空調空間Sの一部(GHP室内機近傍エリアAG)の空調出力及びEHP20が分担する被空調空間Sの他部(EHP室内機近傍エリアAE)の空調出力のアンバランスを抑制するように被空調空間Sに発生する還気RAを制御することができ、空調の快適性を向上することができる。また、基本的に被空調空間Sの空調に必須の既存設備である還気システム40を利用するため、部品点数及び施工工数の増大を抑制することができる。
(4)本実施形態では、従来例のようにGHP10及びEHP20の最適制御と空調快適性との両立のために、小出力の室内機(16,26)を選定してこれらを多数設置(市松配置)したり、GHP10から供給される空調空気とEHP20から供給される空調空気とを共通の吹出口を介して被空調空間Sに送ったりする必要がない。すなわち、総合空調コントローラ30に外部機器指令部34を追加して該外部機器指令部34と還気システム40(ダンパD1〜D3)とを電気的に接続することで同様の効果が得られるため、機器コストアップや施工コストアップ等を最小限に抑えることができる。
以下、本発明を具体化した第2の実施形態について図面に従って説明する。なお、第2の実施形態は、第1の実施形態の外部機器としての還気システム40を給気システムに変更したのみの構成であるため、同様の部分についてはその詳細な説明は省略する。
反対に、GHP10の空調出力がEHP20の空調出力よりも小さい状態では、開度指令によりダンパD11,D12の開度を増加させ、ダンパD13の開度を減じる。この場合、給気口63a,63bの風量が増加されるとともに、給気口63cの風量が減ぜられることでEHP室内機近傍エリアAE(空調出力過多のエリア)からGHP室内機近傍エリアAG(空調出力不足のエリア)への気流が作られ、これらGHP室内機近傍エリアAG及びEHP室内機近傍エリアAEの空調出力のアンバランスによる空調快適性の低下が抑制される。
以上詳述したように、本実施形態によれば、前記第1の実施形態の効果と同様の効果が得られるようになる。
以下、本発明を具体化した第3の実施形態について図面に従って説明する。なお、第3の実施形態は、外部機器として被空調空間Sの空気を攪拌するサーキュレータを採用したことが第1及び第2の実施形態と異なる構成であるため、同様の部分についてはその詳細な説明は省略する。
(第4の実施形態)
以下、本発明を具体化した第4の実施形態について図面に従って説明する。なお、第4の実施形態は、ダクト型の室内機において、外部機器として室内機の吹出システムを採用したことが第1〜第3の実施形態と異なる構成であるため、同様の部分についてはその詳細な説明は省略する。
・前記第1〜第2の実施形態において、ダンパ(吸気口又は給気口)の個数及びその配置態様は一例である。また、これらダンパの開度は、互いに全てが異なるように制御してもよい。
・前記各実施形態において、GHP10の空調出力及びEHP20の空調出力の分配態様(図2参照)は一例である。例えば、空調負荷が低負荷のときには高効率のEHP20のみで運転し、中間負荷のときには高効率のGHP10のみで運転し、これを超える高負荷のときにはGHP10及びEHP20の協働で運転するようにしてもよい。あるいは、空調負荷が低負荷であってもGHP10及びEHP20の運転を同時に開始してもよい。要は、GHP10の空調出力及びEHP20の空調出力がアンバランスになったときに、外部機器指令部34からの制御指令によってこれを抑制するように被空調空間Sに発生する気流を制御すればよい。
Claims (4)
- 単一の被空調空間の一部の空調を行うガスヒートポンプ式の第1空気調和機に第1制御指令を送る第1指令部と、
前記被空調空間の他部の空調を行う電気ヒートポンプ式の第2空気調和機に第2制御指令を送る第2指令部と、
空調負荷の変動に応じて前記第1空気調和機による空調出力及び前記第2空気調和機による空調出力のバランスを決め、前記第1制御指令及び前記第2制御指令を生成するバランス決定部と、
前記第1空気調和機による空調出力及び前記第2空気調和機による空調出力のバランスに応じて、前記被空調空間に気流を発生する外部機器に外部機器制御指令を送る外部機器指令部とを備えた空気調和機群制御装置において、
前記外部機器は、前記被空調空間に供給する空気の流路を形成する前記被空調空間に連通する複数の給気口を有する給気システム又は前記被空調空間の還り空気の流路を形成する前記被空調空間に連通する複数の吸気口を有する還気システムであり、前記複数の給気口又は前記複数の吸気口にはそれぞれダンパが配設され、前記外部機器制御指令に基づき各ダンパの開度が制御されることを特徴とする空気調和機群制御装置。 - 単一の被空調空間の一部の空調を行うガスヒートポンプ式の第1空気調和機に第1制御指令を送る第1指令部と、
前記被空調空間の他部の空調を行う電気ヒートポンプ式の第2空気調和機に第2制御指令を送る第2指令部と、
空調負荷の変動に応じて前記第1空気調和機による空調出力及び前記第2空気調和機による空調出力のバランスを決め、前記第1制御指令及び前記第2制御指令を生成するバランス決定部と、
前記第1空気調和機による空調出力及び前記第2空気調和機による空調出力のバランスに応じて、前記被空調空間に気流を発生する外部機器に外部機器制御指令を送る外部機器指令部とを備えた空気調和機群制御装置において、
前記第1空気調和機の室内機は、前記被空調空間に空調した空気を吹き出す第1吹出口を複数備え、
前記第2空気調和機の室内機は、前記被空調空間に空調した空気を吹き出す第2吹出口を複数備え、
前記外部機器は、前記複数の第1吹出口及び前記複数の第2吹出口にはそれぞれダンパが配設され、前記外部機器制御指令に基づき各ダンパの開度が制御されることで、前記複数の第1吹出口の吹出位置及び前記複数の第2吹出口の吹出位置をそれぞれ切り替える吹出システムであることを特徴とする空気調和機群制御装置。 - 請求項1又は2に記載の空気調和機群制御装置において、
前記外部機器指令部は、前記外部機器制御指令として、前記第1空気調和機による空調出力及び前記第2空気調和機による空調出力のバランスの状態を表す状態指令及び該バランスの状態量を表す状態量指令の少なくとも一方を送ることを特徴とする空気調和機群制御装置。 - 単一の被空調空間の一部の空調を行うガスヒートポンプ式の第1空気調和機と、
前記被空調空間の他部の空調を行う電気式の第2空気調和機と、
前記第1空気調和機及び前記第2空気調和機を統括制御する制御手段と、
前記被空調空間に気流を発生する外部機器とを備える空気調和システムにおいて、
前記制御手段は、
前記第1空気調和機に第1制御指令を送る第1指令部と、
前記第2空気調和機に第2制御指令を送る第2指令部と、
空調負荷の変動に応じて前記第1空気調和機による空調及び前記第2空気調和機による空調出力のバランスを決め、前記第1制御指令及び前記第2制御指令を生成するバランス決定部と、
前記第1空気調和機による空調出力及び前記第2空気調和機による空調出力のバランスに応じて、前記外部機器に外部機器制御指令を送る外部機器指令部とを備え、
前記外部機器は、前記被空調空間に供給する空気の流路を形成する前記被空調空間に連通する複数の給気口を有する給気システム又は前記被空調空間の還り空気の流路を形成する前記被空調空間に連通する複数の吸気口を有する還気システムであり、前記複数の給気口又は前記複数の吸気口にはそれぞれダンパが配設され、前記外部機器制御指令に基づき各ダンパの開度が制御されることを特徴とする空気調和システム。
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