JP5535563B2 - 乗物のメータ取付構造 - Google Patents
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Description
本発明の目的は、メータ取付専用の新たな取付部あるいは取付部品を設けることなく、メータをコンパクトに取り付けることができ、かつ、ライダーの眼の位置から短い距離に配置できる乗物のメータ取付構造を提供することである。本発明の他の目的は、新たなメータ支軸部等を設けることなく、メータを傾動可能に取り付けることができる乗物のメータ取付構造を提供することである。
図1乃至図10は、本発明の実施の形態に係る自動二輪車のメータ取付構造であり、図1は、自動二輪車のメータ近傍を後上方から見た斜視図であって、乗車姿勢のライダーの眼の位置から見た図に略相当し、図2は図1の右側面図、図3は図1の左側面図、図4は図2のIV-IV断面図である。
図2において、ハンドルバーホルダー12は、上側ホルダー部材21と下側ホルダー部材22とに、上下二分割されており、上側ホルダー部材21の下面には、ハンドルバー11が嵌り込む形状、たとえば、該実施の形態では半円形の把持凹部21aが形成され、下側ホルダー部材22の上面には、前記上側ホルダー部材21と同様に、ハンドルバー11が嵌り込む形状、たとえば、該実施の形態では半円形の把持凹部22aが形成されており、上側及び下側の把持凹部21a,22aの深さは、ハンドルバー11の半径よりも小さく設定され、両凹部21a,22aの内周面でハンドルバー11を把持している。上下のホルダー部材21,22の前端部同士は、略水平に左右方向に延びる左右一対のヒンジ軸25により、その軸芯O1回りに回動自在に連結されており、上下のホルダー部材21,22の後端部同士は、左右一対のボルト26(図1)により締結されている。前記ボルト26によって上下のホルダー部材21,22を近接させることで、両ホルダー部材21,22間に挟持したハンドルバー11を支持している。
図4において、メータ13の表面には、速度表示部の他に、ウインカの点滅表示部及びニュートラル表示部等、各種表示部が設けられており、メータケース31の裏面には、樹脂製のメータブラケット32が複数のボルト33により固着されている。メータブラケット32の下端部でメータケース31から下方に露出した部分には、メータ取付部として、左右一対の第3のボス部34がメータブラケット32と一体に成形されている。
図7はメータ13、アッパーブラケット2及びその近傍を右前方から見た斜視図、図8は図2のVIII-VIII断面拡大図である。図8において、メータ13を、メータ支軸部35の軸芯(ヒンジ軸25の軸芯)O1回りの所望の傾動位置(回動)で固定するために、樹脂製の係止レバー41及び金属製のガイド板42を有する係止機構が備えられている。
図6において、メータ13をハンドルバーホルダー12に取り付ける作業は、上側ホルダー部材21をヒンジ軸25により下側ホルダー部材22に締結してハンドルバー11を固定する作業と同時に、次のように実施される。
1)車輛を停止し、ライダーが乗車した状態で、メータ13の傾動位置を調節する場合には、たとえば、図7において、左手の親指をメータ13の左端部の前面(表面)に当て、残りの任意の指(たとえば人差し指と中指)を係止レバー41の指当て部41aに当て、板ばね45の弾性力に抗して、指当て部41aをメータ13側に引き寄せることにより、係止爪46を係合溝53から外す。すなわち、係止爪46を係止位置から非係止位置に移動し、係止状態を解除する。この係止解除状態において、メータ13は、図5の筒状部材36と第3のボス部36の軸挿通孔28の内周面又はメータ支軸部35との間の摩擦力により、ぐらつくことなく、保持される。
(1)ハンドルバー11をアッパーブラケット2に固定するためのハンドルバーホルダー12に、メータ13を傾動可能(回動自在)に支持しているので、メータ取付用の新たな取付部及び取付部材を、アッパーブラケット2又はヘッドパイプ部8に設ける必要がなく、メータ取付用の部品点数を減らすことができる共に、コンパクトにメータ13を配置することができる。また、乗車姿勢のライダーの眼の位置からメータ13までの距離を短くでき、メータ13の指標及び数字等が視認し易くなり、それらの表示を大きくする必要が無くなる。
要するに、メータ13を把持する位置に係止レバー41の端部が配置されているので、係止レバー41の移動とメータ13の把持とを片手でできる。これによって、別途工具を用いることなく、メータ13の角度調節を片手で容易に行うことができる。
(1)本実施の形態では、ハンドルバーホルダー12のうち、ハンドルバー11との接触部分よりの前方部分にヒンジ軸25が配置され、ハンドルバー11との接触部分よりも後方部分に、上下のホルダー部材21,22の締結用のボルト孔が形成されているが、ハンドルバー11との接触部分よりの前方部分にホルダー部材21,22の締結用のボルト孔を形成し、ハンドルバー11との接触部分よりも後方部分に、ヒンジ軸52を配置することもできる。
図11乃至図22は、それぞれメータ13を所定傾動位置で係止するための係止機構の変形例を示しており、以下、それらの構造を順次説明する。
(a)係止ピン213は、ガイド板201の回動面Pと略直交する方向(ヒンジ軸25の軸芯O1と略平行な軸芯O2方向)に移動可能となっており、コイルばね217によりガイド板201側に付勢され、係合孔202に係合するので、メータ13の回動方向の反力が、コイルばね217を直接押し戻す方向に掛かることはない。したがって、弱いばね力のコイルばね217を使用しても、メータ13にかかる回動方向への外力により、係止ピン213が抜けたり、がたつくことはなく、係止状態が安定する。しかも、弱いコイルばね217を使用することにより、解除操作が楽に行える。
11 ハンドルバー
12 ハンドルバーホルダー
13 メータ
21 上側ホルダー部材
22 下側ホルダー部材
25 ヒンジ軸
31 メータのケース
35 メータ支軸部
36 筒状部材(弾撥性を有する部材の一例)
41 係止レバー
42 ガイド体(ガイド部)
43 係止レバーの軸部
44 係止レバーの軸部用のボス部
45 板ばね
101、102 係止レバー、ガイド体(係止機構)
111、112 ガイド体、係止爪(係止機構)
121、122 ガイド体、ピニオン(係止機構)
131、132 ガイド体、係止爪(係止機構)
141、145 ガイド体、係止爪(係止機構)
151、152 ガイド体、係止爪(係止機構)
161,162 雄ねじ、ナット(係止機構)
171,173 ガイド体、ボルト(係止機構)
201 ガイド板
202 係合孔
210 取付金具
212 筒体
213 係止ピン
214 抓み
Claims (9)
- 操舵軸と共に回動する回動部材に、ハンドルバーホルダーによりハンドルバーを固定してある乗物のメータ取付構造において、
前記ハンドルバーホルダーは、前記回動部材と一体的に設けられた下側ホルダー部材と、該下側ホルダー部材との間で前記ハンドルバーを挟持する上側ホルダー部材と、前記上側ホルダー部材を前記下側ホルダー部材に回動自在に連結するヒンジ軸と、を含んでおり、
前記上側ホルダー部材及び前記下側ホルダー部材の前端部同士は、左右方向に延びる前記ヒンジ軸により回動自在に連結され、
前記上側ホルダー部材及び前記下側ホルダー部材の後端部同士は、ボルトにより互いに近接可能に締結され、
メータは、前記ヒンジ軸のメータ支軸部に傾動可能に支持されている、ことを特徴するメータ取付構造。 - 請求項1に記載の乗物のメータ取付構造において、
前記ヒンジ軸とは別に、前記メータを所定の傾動位置で係止する係止機構を備えている、乗物のメータ取付構造。 - 請求項2記載の乗物のメータ取付構造において、
前記係止機構は、前記メータのケースの裏面に設けられている、乗物のメータ取付構造。 - 請求項1乃至3のいずれか一つに記載の乗物のメータ取付構造において、
前記メータ支軸部の外周に、弾撥性を有する部材を介して前記メータをしまり嵌めで嵌合している、乗物のメータ取付構造。 - 操舵軸と共に回動する回動部材に、ハンドルバーホルダーによりハンドルバーを固定してある乗物のメータ取付構造において、
前記ハンドルバーホルダーに、傾斜可能にメータを取り付けてあり、
前記メータには、係合部及び指当て部を有するメータ係止用のレバーが設けられ、
前記回動部材には、前記係合部が、選択的に係合可能な複数の被係合部を有するガイド部が設けられ、
前記レバーは、前記係合部が前記被係合部と係合する係止位置と、前記係合部が前記被係合部から離脱する非係止位置と、の間で位置変更自在に前記メータに支持されると共に、付勢手段により係止位置に付勢され、
前記指当て部を前記付勢手段に抗して操作することにより、前記レバーを前記非係止位置に変位させる、乗物のメータ取付構造。 - 請求項5に記載の乗物のメータ取付構造において、
前記レバーは、レバー長さ方向の中間部が、前記メータに回動自在に支持され、一方の端部に前記係合部が形成され、他方の端部に前記指当て部が形成されている、乗物のメータ取付構造。 - 操舵軸と共に回動する回動部材に、ハンドルバーホルダーによりハンドルバーを固定してある乗物のメータ取付構造において、
前記ハンドルバーホルダーに、傾斜可能にメータを取り付けてあり、
前記メータ及び前記回動部材の一方に、前記メータ支軸部の軸芯を中心とする同一円周上に配置された複数の係合孔を有するガイド板が設けられ、他方に、前記メータ支軸部の軸芯と略平行に移動自在であると共に付勢ばねにより前記ガイド板側に付勢されて前記係合孔に選択的に係合する係止ピンが設けられている、乗物のメータ取付構造。 - 請求項7に記載の乗物のメータ取付構造において、
前記係止ピンの前記ガイド板側の先端部は、丸みを有する形状に形成されている、乗物のメータ取付構造。 - 請求項7又は8に記載の乗物のメータ取付構造において、
前記係止ピンには、該係止ピンの径よりも拡径する抓みが設けられている、乗物のメータ取付構造。
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