JP5535259B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、カバー部付きのメス端子又はオス端子を有するコネクタに関する。
従来から、ワイヤハーネス等を構成する電線の端部にメス端子を接続し、このメス端子をハウジングに収容した構成のメスコネクタが知られている。このメスコネクタに対して、オス端子を収容したオスコネクタを嵌合させることにより、メス端子とオス端子を電気的に接続させることができる。この種のメスコネクタ及びオスコネクタは、例えば特許文献1に開示されている。
また、メス端子又はオス端子(以下、まとめて接続端子と称する)には、端子部を覆うカバー部を取付可能な構成が知られている。これにより、端子部に埃等が付着しにくくなる他、コネクタの組立て時に作業者が端子部に触れにくくなるので、端子部が劣化してしまうことを防止できる。この種の接続端子は、カバー部を付けた状態でハウジング等に取り付けられる。
特開平8−213092号公報
ところで、接続端子とハウジングとの接続は、作業を簡単にする観点等から、一方(一般的にはハウジング)に突起を設け、他方(一般的には接続端子)に当該突起に対応する孔を設けた構成を採用することが多い。しかし、カバー部を付けた状態では、接続端子の孔が隠れてしまったり、カバー部に突起が引っ掛かってしまったりすることがある。また、カバー部に孔を設ける場合、一般的にカバー部の厚みは薄いのでハウジングにしっかりと固定することができなかった。
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その目的は、カバー部を付けた状態でハウジングに取り付けられる接続端子において、スムーズかつ確実に取付けを行うことができる構成を提供することにある。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
本発明の観点によれば、以下の構成のコネクタが提供される。即ち、このコネクタは、接続端子と、カバー部と、ハウジングと、を備える。前記接続端子は、他の端子と接続可能であり、取付孔が形成されている。前記カバー部は、前記接続端子を覆うように当該接続端子に取付可能である。また、前記カバー部には、切欠き部が形成されている。前記ハウジングは、前記カバー部付きの前記接続端子を挿入可能な挿入部が形成されているとともに、前記取付孔に嵌合する取付突起が形成されている。前記カバー部付きの前記接続端子を前記挿入部に挿入したときに、前記取付突起が前記切欠き部を通り、前記取付孔に嵌合する。
これにより、カバー部付きの接続端子を挿入部に挿入する際にカバー部と取付突起とが干渉しにくくなるので、接続端子等をスムーズにハウジングに取り付けることができる。また、取付突起がカバー部に引っ掛かって接続端子の取付けが行えなくなることを回避できる。
前記のコネクタにおいては、前記切欠き部は、前記カバー部を厚み方向に貫通するように形成されていることが好ましい。
これにより、カバー部付きの接続端子を挿入部に挿入する際に、取付突起とカバー部とが接触しない(カバー部による段差がない)ので、接続端子等を一層スムーズにハウジングに取り付けることができる。
前記のコネクタにおいては、前記切欠き部は、前記カバー部を前記接続端子の差込方向に貫通するように形成されていることが好ましい。
これにより、接続端子の取付孔の位置に関係なく本発明の効果を発揮させることができるので、汎用性の高いカバー部を実現できる。
前記のコネクタにおいては、以下の構成とすることが好ましい。即ち、コネクタは、前記接続端子を複数備える。前記ハウジングには、前記挿入部が複数形成されている。
これにより、上記の構成は、コネクタを組み立てるときに接続端子を挿入する作業が多くなるので、本発明の効果を有効に発揮させることができる。
前記のコネクタにおいては、前記取付突起は、スナップフィットにより前記取付孔に嵌合することが好ましい。
これにより、カバー部付きの接続端子を挿入部に挿入するだけで、接続端子等をハウジングに取り付けることができるので、取付作業を一層スムーズにすることができる。
前記のコネクタにおいては、前記接続端子は、オス端子と接続可能に構成されるメス端子であることが好ましい。
これにより、メス端子が取り付けられるコネクタ(メスコネクタ)において、本発明の効果を発揮させることができる。
メスコネクタの斜視図。 メスコネクタの側面図。 メスコネクタの分解斜視図。 オスコネクタの斜視図。 オスコネクタの側面図。 オスコネクタの分解斜視図。 カバー部付きのメス端子の斜視図。 カバー部付きのメス端子を内側ハウジングに挿入する途中の様子を示す斜視図。 カバー部付きのメス端子が内側ハウジングに取り付けられた後の様子を示す斜視図。 メス端子及びカバー部の他の例を示す斜視図。
次に、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。本実施形態のコネクタは、図1から図3に示すメスコネクタ10と、図4から図6に示すオスコネクタ30と、から構成されている。コネクタは、メスコネクタ10の開口側(図1の左下側)と、オスコネクタ30の開口側(図4の左下側)と、が嵌合するように構成されている。
初めに、メスコネクタ10について説明する。図1から図3までは、メスコネクタ10の斜視図、側面図、及び分解斜視図である。なお、以下では、メスコネクタ10の説明において、オスコネクタ30と嵌合される側(図1及び図3の左下側)を組付側と称し、その反対側(図1及び図3の右上側)を基端側と称する。
メスコネクタ10は、図3等に示すように、外側ハウジング11と、シールドカバー12と、メスリテーナ13と、ハウジング防水シール14と、内側ハウジング15と、カバー部16と、電線防水シール17と、電線カバー18と、連結レバー19と、メス端子(接続端子)20と、を備える。
メス端子20は、電線2と電気的に接続されており、オスコネクタ30が保持するオス端子40(詳細は後述)と電気的に接続される。また、本実施形態のメスコネクタ10は、2本のメス端子20を保持可能に構成されている。それぞれのメス端子20は、図3に示すように、圧着部21と、取付板22と、挟み部23と、を備える。
圧着部21は、電線2の導体部に対して圧着されている。取付板22は、メス端子20の一側(図3の下側)に配置されている。この取付板22には、取付孔(詳細は後述)が形成されており、当該取付孔を利用してメス端子20が内側ハウジング15に取り付けられる。挟み部23は、櫛歯状に配置された複数のリブ状の部材によって構成されている。挟み部23は、オス端子40を挟み込むようにして当該オス端子40と接続される。
カバー部16は、メス端子20の一部を覆う部材である。具体的には、カバー部16は、取付板22及び挟み部23を覆うように、メス端子20に取り付けられる。これにより、メスコネクタ10の組立てを行う作業者の指等から挟み部23を保護することができる。メス端子20は、このカバー部16を取り付けた状態で、内側ハウジング15に取り付けられる。
内側ハウジング15には、カバー部16付きのメス端子20を挿入するための挿入孔(挿入部)15aが形成されている。本実施形態のメスコネクタ10は2本のメス端子20を保持可能な構成であるため、内側ハウジング15には、2つの挿入孔15aが形成されている。カバー部16付きのメス端子20を挿入孔15aに挿入することで、取付板22の取付孔と、内側ハウジング15に形成された取付突起と、が嵌合するように構成されている(詳細は後述)。このようにして、メス端子20を内側ハウジング15に取り付けることができる。このとき、メス端子20の一部分(具体的には、カバー部16及び挟み部23等)は、内側ハウジング15の前記組付側に形成された収容部15bに位置する。
電線防水シール17は、シリコン及びゴム(シリコンゴムを含む)等を材料とするリング状の部材である。電線防水シール17は、メス端子20を内側ハウジング15に取り付けた後に、挿入孔15aの基端側に、電線カバー18によって取り付けられる。これにより、電線2を伝う水がメスコネクタ10内に浸入することを防止できる。
ハウジング防水シール14は、シリコン及びゴム(シリコンゴムを含む)等を材料とする枠状の部材である。ハウジング防水シール14は、メスコネクタ10とオスコネクタ30とを嵌合したときに、内側ハウジング15とオスコネクタ30側の内側ハウジング35(詳細は後述)との間に挟み込まれることで、メスコネクタ10とオスコネクタ30との間を防水することができる。
メスリテーナ13は、内側ハウジング15の収容部15bを覆うように、内側ハウジング15に取り付けられる。従って、メスリテーナ13は、メス端子20を覆うように配置される。
シールドカバー12は、金属製の筒状の部材である。シールドカバー12は、メスリテーナ13及び収容部15bを覆うように、かつ外側ハウジング11の内側に配置される。これにより、電線2及びメス端子20から放射されるノイズが外に漏れることを防止できる(遮蔽できる)。
外側ハウジング11は、シールドカバー12を覆うように内側ハウジング15に取り付けられる。また、外側ハウジング11には、オスコネクタガイド部11aと、レバー取付部11bと、が形成されている。
オスコネクタガイド部11aは、オスコネクタ30側の部材(後述の外側ハウジング31のメスコネクタガイド部31a)に挿入可能に構成されている。これにより、メスコネクタ10とオスコネクタ30とを正しい向きで嵌合させることができる。レバー取付部11bには、連結レバー19が取り付けられる。なお、連結レバー19の構成については後述する。
次に、オスコネクタ30について説明する。図4から図6までは、オスコネクタ30の斜視図、側面図、及び分解斜視図である。なお、以下では、オスコネクタ30の説明において、メスコネクタ10と嵌合される側(図4及び図6の左下側)を組付側と称し、その反対側(図4及び図6の右上側)を基端側と称する。
オスコネクタ30は、図6等に示すように、外側ハウジング31と、シールドカバー32と、オスリテーナ33と、内側ハウジング35と、電線防水シール37と、電線カバー38と、オス端子40と、を備える。
オス端子40は、電線4と電気的に接続されており、メス端子20と電気的に接続される。オス端子40は、図6に示すように、圧着部41と、端子部43と、を備える。
圧着部41は、電線4の導体部に対して圧着されている。端子部43は、圧着部41と電気的に接続された金属製の平板である。オス端子40は、端子部43がメス端子20の挟み部23に挟み込まれるようにして、メス端子20と接続される。また、端子部43には、取付孔が形成されており、この取付孔を利用して、オス端子40が内側ハウジング35に取り付けられる。
内側ハウジング35には、オス端子40を挿入するための挿入孔35aと、オス端子40を保持するための保持部35bと、が形成されている。オスコネクタ30の組立てを行う作業者は、オス端子40を挿入孔35aに挿入して、オス端子40の取付穴と、保持部35bに形成された突起と、を嵌合させることで、オス端子40を内側ハウジング35に取り付けることができる。
電線防水シール37は、シリコン及びゴム(シリコンゴムを含む)等を材料とするリング状の部材である。電線防水シール37は、オス端子40を内側ハウジング35に取り付けた後に、挿入孔35aの基端側に、電線カバー38によって取り付けられる。これにより、電線4を伝う水がオスコネクタ30内に浸入することを防止できる。
オスリテーナ33は、内側ハウジング35の保持部35bに被さるように取り付けられる。従って、オスリテーナ33はオス端子40を覆うように配置される。
シールドカバー32は、金属製の筒状の部材である。シールドカバー32は、内側ハウジング35の組付側を覆うように配置される。これにより、電線4及びオス端子40から放射されるノイズが外に漏れることを防止できる(遮蔽できる)。
外側ハウジング31は、シールドカバー32を覆うように内側ハウジング35に取り付けられる。また、外側ハウジング31には、メスコネクタガイド部31aと、レバー取付部31bと、が形成されている。前述のように、メスコネクタガイド部31aは、オスコネクタガイド部11aを挿入可能に構成される。レバー取付部31bは、連結レバー19を着脱できるように構成されている。
連結レバー19には、図3等に示すように、取付部19aと、ガイド溝が形成されたガイド部19bと、が形成されている。連結レバー19は、取付部19aにレバー取付部11bを挿入することで、外側ハウジング11に回転可能に取り付けられる。また、連結レバー19は、ガイド部19bにレバー取付部31bを挿入することで、外側ハウジング31に取り付けられる。この構成により、取付部19aを回転中心として連結レバー19を回転させることで、レバー取付部31bがガイド部19bに沿って移動するため、外側ハウジング31(ひいてはオスコネクタ30)をメスコネクタ10に近づける又は離す方向に移動させることができる。従って、作業者に要求される操作力を低減することができる。従って、オスコネクタ30とメスコネクタ10とを強く嵌合することができるので、ハウジング防水シール14を強力に圧縮して防水効果を発揮させることができる。
次に、カバー部16付のメス端子20を内側ハウジング15に取り付ける方法について詳細に説明する。図7は、カバー部16付きのメス端子20の斜視図である。図8及び図9は、カバー部16付きのメス端子20を内側ハウジング15に挿入する様子を示す斜視図である。
初めに、カバー部16付きのメス端子20の形状等について説明する。図7に示すように、メス端子20の取付板22には、取付孔22aが形成されている。取付孔22aは、取付板22の一側(メス端子20の外側)の面であって、取付板22の幅方向中央かつ前記基端側の端部近傍に形成されている。
また、カバー部16には、切欠き部16aが形成されている。切欠き部16aは、カバー部16の所定の面(取付板22と接触又は対向する面)であって、カバー部16の幅方向の中央部に形成されている。従って、取付板22の取付孔22aと切欠き部16aとは同じ直線状に位置すると言うことができる。また、切欠き部16aは、カバー部16をメス端子20の長手方向に貫通するとともに、カバー部16の厚み方向にも貫通するように形成されている。
次に、内側ハウジング15の形状について説明する。図8に示すように、内側ハウジング15には、前述の挿入孔15a及び収容部15bに加え、取付突起15cが形成されている。取付突起15cは、2つの収容部15bの近傍にそれぞれ形成されている。また、取付突起15cは、挿入孔15aから挿入されたメス端子20の取付孔22aと係合する位置に形成されている。
次に、カバー部16付きのメス端子20を内側ハウジング15に取り付ける作業について説明する。カバー部16付きのメス端子20を挿入孔15aに挿入していくと、初めに、カバー部16及びメス端子20の前記組付け側(挟み部23が形成される側)の端部が15cと接触する。
前述のように、カバー部16には切欠き部16aが形成されており、当該切欠き部16aと取付突起15cとが同一直線状に位置しているため、取付突起15cは切欠き部16aを通る(カバー部16と接触しない)。従って、取付突起15cがカバー部16に引っ掛からないので、カバー部16付きのメス端子20をスムーズに挿入することができる(図8を参照)。
そして、取付板22の取付孔22aが取付突起15cと一致したときに、当該取付突起15cが取付孔22aにスナップフィットにより嵌合する(図9を参照)。以上により、カバー部16付きのメス端子20を内側ハウジング15に取り付けることができる。
なお、メス端子20をスムーズに挿入できるようにカバー部16に切欠き部16aが形成されていれば、当該切欠き部16aの形状は任意である。例えば、カバー部16を厚み方向に貫通する切欠き部16aに代えて非貫通状(切欠き部16a部分が他と比べて薄くなっている形状)とすることもできる。この場合、取付突起15cが切欠き部16aと引っ掛かりにくくなるので、メス端子20をスムーズに挿入することができる。また、カバー部16に形成された窪みや凹み等を切欠き部16aとして、それらに対応する形状の取付突起15cを形成する構成であっても良い。
他にも、切欠き部16aがカバー部16をメス端子20の差込方向に貫通しない構成であっても良い。しかし、この場合、非貫通部分が取付孔22aよりも基端側に位置させる必要がある。そうしないと、メス端子20を挿入孔15aに挿入する際に、取付突起15cが取付孔22aと嵌合する前に非貫通部分と干渉してしまうので、取付けをスムーズにする効果を発揮できなくなってしまう。従って、本実施形態のような貫通状の切欠き部16aを有するカバー部16は、取付孔22aの位置を問わないので、汎用性が高いということができる。
以上に説明したように、本実施形態のメスコネクタ10は、メス端子20と、カバー部16と、内側ハウジング15と、を備える。メス端子20は、オス端子40と接続可能であり、取付孔22aが形成されている。カバー部16は、メス端子20を覆うように当該メス端子20に取付可能である。また、カバー部16には、切欠き部16aが形成されている。内側ハウジング15は、カバー部16付きのメス端子20を挿入可能な挿入孔15aが形成されているとともに、取付孔22aに嵌合する取付突起15cが形成されている。カバー部16付きのメス端子20を挿入孔15aに挿入したときに、取付突起15cが切欠き部16aを通り、取付孔22aに嵌合する。
これにより、カバー部16付きのメス端子20を挿入孔15aに挿入する際にカバー部16と取付突起15cとが干渉しにくくなるので、メス端子20等をスムーズに内側ハウジング15に取り付けることができる。また、取付突起15cがカバー部16に引っ掛かってメス端子20の取付けが行えなくなることを回避できる。
また、本実施形態のメスコネクタ10においては、切欠き部16aは、カバー部16を厚み方向に貫通するように形成されている。
これにより、カバー部16付きのメス端子20を挿入孔15aに挿入する際に、取付突起15cとカバー部16とが接触しない(カバー部16による段差がない)ので、メス端子20等を一層スムーズに内側ハウジング15に取り付けることができる。また、取付突起15cがカバー部16に引っ掛かってメス端子20の取付けが行えなくなることを回避できる。
また、本実施形態のメスコネクタ10において、切欠き部16aは、カバー部16をメス端子20の差込方向に貫通するように形成されている。
これにより、メス端子20の取付孔22aの位置に関係なく取付けがスムーズになるという効果を発揮させることができるので、汎用性の高いカバー部16を実現できる。
また、本実施形態のメスコネクタ10は、メス端子20を複数(2つ)備える。内側ハウジング15には、挿入孔15aが複数(2つ)形成されている。
これにより、上記の構成は、メス端子が1本の場合と比較して、メス端子20を挿入する作業が多くなるので、取付けがスムーズになるという効果を有効に発揮させることができる。
また、本実施形態のメスコネクタ10において、取付突起15cは、スナップフィットにより取付孔22aに嵌合する。
これにより、カバー部16付きのメス端子20を挿入孔15aに挿入するだけで、メス端子20等を内側ハウジング15に取り付けることができるので、取付作業を一層スムーズにすることができる。
以上に本発明の好適な実施の形態を説明したが、上記の構成は例えば以下のように変更することができる。
上記実施形態では、メス端子及びオス端子の数が2本であるが、端子の数はこれに限らず、回路構成に応じて適宜変更することができる。なお、端子の数が増える程、メスコネクタ10を組み立てるときにメス端子20を挿入する作業が多くなるので、取付けがスムーズになるという効果を一層有効に発揮させることができる。
また、メスコネクタ及びオスコネクタを構成する部材の形状は任意であり、適宜の形状に変更することができる。例えば、カバー部16及びメス端子20を図10に示すように変形しても良い。図10においては、取付板22が圧着部21の開放側と同じ側に位置するように、挟み部23と取付板22との位置が逆とされている。また、これに伴い、端子部43の挿入のためにカバー部16に形成された挿入口の位置が若干変更されている。
上記実施形態では、メス端子にカバー部が取り付けられる構成であるが、オス端子にカバー部が取り付けられる構成のオスコネクタにも本発明を適用することができる。
上記では、電線同士を接続する構成に本発明のコネクタを適用する例を説明したが、電線と補機とを接続する構成にも本発明のコネクタを適用することができる。
10 メスコネクタ(コネクタ)
15 内側ハウジング(ハウジング)
15a 挿入孔(挿入部)
16 カバー部
16a 切欠き部
20 メス端子(接続端子)
21 圧着部
22 取付板
23 挟み部
30 オスコネクタ
40 オス端子

Claims (6)

  1. 他の端子と接続可能であり、取付孔が形成されている接続端子と、
    前記接続端子を覆うように当該接続端子に取付可能であり、切欠き部が形成されているカバー部と、
    前記カバー部付きの前記接続端子を挿入可能な挿入部が形成されているとともに、前記取付孔に嵌合する取付突起が形成されているハウジングと、
    を備えるコネクタであって、
    前記カバー部付きの前記接続端子を前記挿入部に挿入したときに、前記取付突起が前記切欠き部を通り、前記取付孔に嵌合することを特徴とするコネクタ。
  2. 請求項1に記載のコネクタであって、
    前記切欠き部は、前記カバー部を厚み方向に貫通するように形成されていることを特徴とするコネクタ。
  3. 請求項1又は2に記載のコネクタであって、
    前記切欠き部は、前記カバー部を前記接続端子の差込方向に貫通するように形成されていることを特徴とするコネクタ。
  4. 請求項1から3までの何れか一項に記載のコネクタであって、
    前記接続端子を複数備え、
    前記ハウジングには、前記挿入部が複数形成されていることを特徴とするコネクタ。
  5. 請求項1から4までの何れか一項に記載のコネクタであって、
    前記取付突起は、スナップフィットにより前記取付孔に嵌合することを特徴とするコネクタ。
  6. 請求項1から5までの何れか一項に記載のコネクタであって、
    前記接続端子は、オス端子と接続可能に構成されるメス端子であることを特徴とするコネクタ。
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