JP5533063B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路 Download PDF

Info

Publication number
JP5533063B2
JP5533063B2 JP2010057470A JP2010057470A JP5533063B2 JP 5533063 B2 JP5533063 B2 JP 5533063B2 JP 2010057470 A JP2010057470 A JP 2010057470A JP 2010057470 A JP2010057470 A JP 2010057470A JP 5533063 B2 JP5533063 B2 JP 5533063B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mos transistor
conductivity type
type mos
current
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010057470A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011191176A (ja
Inventor
祐治 丸山
竜大 水正
隆之 仲代
繁 後藤
隆幸 矢野
進 越沼
俊介 谷口
憂樹 柳迫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Semiconductor Ltd
Original Assignee
Fujitsu Semiconductor Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Semiconductor Ltd filed Critical Fujitsu Semiconductor Ltd
Priority to JP2010057470A priority Critical patent/JP5533063B2/ja
Priority to US13/022,174 priority patent/US8648617B2/en
Publication of JP2011191176A publication Critical patent/JP2011191176A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5533063B2 publication Critical patent/JP5533063B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/2851Testing of integrated circuits [IC]
    • G01R31/2884Testing of integrated circuits [IC] using dedicated test connectors, test elements or test circuits on the IC under test
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L22/00Testing or measuring during manufacture or treatment; Reliability measurements, i.e. testing of parts without further processing to modify the parts as such; Structural arrangements therefor
    • H01L22/30Structural arrangements specially adapted for testing or measuring during manufacture or treatment, or specially adapted for reliability measurements
    • H01L22/32Additional lead-in metallisation on a device or substrate, e.g. additional pads or pad portions, lines in the scribe line, sacrificed conductors
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/02Bonding areas; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/0212Auxiliary members for bonding areas, e.g. spacers
    • H01L2224/02122Auxiliary members for bonding areas, e.g. spacers being formed on the semiconductor or solid-state body
    • H01L2224/02163Auxiliary members for bonding areas, e.g. spacers being formed on the semiconductor or solid-state body on the bonding area
    • H01L2224/02165Reinforcing structures
    • H01L2224/02166Collar structures
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/02Bonding areas; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/04Structure, shape, material or disposition of the bonding areas prior to the connecting process
    • H01L2224/05Structure, shape, material or disposition of the bonding areas prior to the connecting process of an individual bonding area
    • H01L2224/0554External layer
    • H01L2224/0555Shape
    • H01L2224/05552Shape in top view
    • H01L2224/05554Shape in top view being square
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/10Details of semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/11Device type
    • H01L2924/13Discrete devices, e.g. 3 terminal devices
    • H01L2924/1304Transistor
    • H01L2924/1306Field-effect transistor [FET]
    • H01L2924/13091Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor [MOSFET]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)

Description

本発明は、半導体集積回路に関する。
電子機器にはLSI等の様々は半導体装置が搭載される。その半導体装置に対しては、製品として出荷する前に、仕様を満たすどうかを確認するための電気的な試験が行われる。その試験は、ウエハレベルで行われることもあれば、ウエハをダイシングしてチップに個片化した後に行われることもある。
その試験においては、回路のパッドに探針を接触させ、当該探針から回路の電流を取り出すことにより、回路動作が仕様を満たすかどうかが判断される。このとき、試験の信頼性を向上させるべく、高精度に当該試験を行うのが好ましい。
特開2000−196021号公報 特開2007−258728号公報
半導体集積回路において、電気的な試験の信頼性を高めることを目的とする。
以下の開示の一観点によれば、高電位電源電圧が供給される第1の電源線と、前記高電位電源電圧よりも低電位の低電位電源電圧が供給される第2の電源線と、前記第1および第2の電源線に接続される内部回路と、第1のスイッチと、ドレインが前記第1のスイッチを介して前記内部回路に接続される第1の第1導電型MOSトランジスタと、前記第1の第1導電型MOSトランジスタとカレントミラー接続された第2の第1導電型MOSトランジスタと、ドレインが前記第2の第1導電型MOSトランジスタのドレインに接続された第1の第2導電型MOSトランジスタと、前記第1の第2導電型MOSトランジスタとカレントミラー接続された第2の第2導電型MOSトランジスタと、一端が前記第2の電源線に接続され、他端が前記第1の第2導電型MOSトランジスタのソースに接続された第2のスイッチと、一端が前記第2の第2導電型MOSトランジスタのドレインに接続され、他端が試験パッドに接続された第3のスイッチと、第4のスイッチと、第5のスイッチと、ソースが前記第4のスイッチを介して前記第1の電源線に接続され、ドレインが前記第5のスイッチを介して前記内部回路に接続される第3の第2導電型MOSトランジスタと、前記第3の第2導電型MOSトランジスタとカレントミラー接続された第4の第2導電型MOSトランジスタと、一端が前記第4の第2導電型MOSトランジスタのドレインに接続され、他端が前記試験パッドに接続された第6のスイッチとを有し、前記第3のスイッチがオン状態であるときに、前記第1および第2のスイッチがオン状態であると共に、前記第4、第5および第6のスイッチがオフ状態であり、前記第6のスイッチがオン状態であるときに、前記第4および第5のスイッチがオン状態であると共に、前記第1、第2および第3のスイッチがオフ状態である半導体集積回路が提供される。
また、その半導体集積回路に関連する技術として、信号電流の入力又は出力に供する内部回路と、前記信号電流に応じた複製電流を出力するカレントミラー部と、前記複製電流を取り出す試験パッドとが形成された半導体装置を用意する工程と、前記試験パッドに試験装置の探針を接触させ、該探針を介して前記試験装置に前記複製電流を取り込み、前記試験装置が該複製電流に基づいて前記内部回路の電気的な試験をする工程とを有する半導体装置の試験方法がある。
以下の開示によれば、カレントミラー部が信号電流から複製電流を生成し、その複製電流を試験パッドから取り出す。カレントミラー部は、一定の値の複製電流を生成するように機能するので、試験装置の探針と試験パッドとの間に接触抵抗がある場合でも、それが原因で複製電流の値が変動することがない。これにより、接触抵抗の影響を排除しながら、高精度に内部回路の試験を行うことができる。
図1は、半導体装置に対して電気的な試験を行うときの断面図である。 図2は、半導体装置と試験装置の等価回路図である。 図3は、第1実施形態に係る半導体集積回路の回路図である。 図4は、第1実施形態に係る半導体集積回路が備えるスイッチの回路図である。 図5は、第1実施形態に係る半導体集積回路の試験時におけるタイミングチャートである。 図6は、第1実施形態に係る半導体集積回路の試験方法のフローチャートである。 図7は、第1実施形態に係る半導体集積回路において、第2の複製電流を測定するときの回路図である。 図8は、第1実施形態に係る半導体集積回路において、第3の複製電流を測定するときの回路図である。 図9は、第2実施形態に係る半導体集積回路において、トランジスタのサイズについて説明するための平面図である。 図10は、第2実施形態に係る半導体集積回路において、第1のカレントミラー回路と第2のカレントミラー回路の各トランジスタのサイズについて説明するための回路図である。 図11は、第2実施形態に係る半導体集積回路において、第3のカレントミラー回路の各トランジスタのサイズについて説明するための回路図である。 図12は、第3実施形態に係る半導体集積回路の回路図である。 図13は、第4実施形態に係る半導体集積回路の回路図である。 図14は、第4実施形態に係る半導体集積回路のスイッチの開閉状態を示す図である。 図15は、第5実施形態に係るスイッチの回路図である。
各実施形態の説明に先立ち、各実施形態の基礎となる事項について説明する。
図1は、半導体装置10に対して電気的な試験を行うときの断面図である。
図1に示すように、半導体装置10は、シリコン基板1の上方に試験パッド2を有する。その試験パッド2は、ポリイミド層等の保護層3の窓3aから露出しており、試験時には試験装置14の探針4が接触する。
そして、試験に際しては、試験パッド2に探針4が接触した状態で、半導体装置10の内部回路で発生した電流Iを試験装置14が測定し、その測定結果に基づいて内部回路の回路特性が仕様を満たすかどうかが判断される。
但し、このように試験パッド2に探針4を接触させると、これらの間に接触抵抗15が発生する。その接触抵抗15は、以下に説明するように、試験装置14において電流Iを正確に測定するのを阻害する要因となる。
図2は、この半導体装置10と試験装置14の等価回路図である。
図2に示すように、半導体装置10には内部回路11が設けられる。
内部回路11は、例えば、半導体装置10の出力電圧のレベルを別の半導体装置の電圧レベルに合わせるのに使用され、電源線12に供給された電源電圧Vddにより駆動する。
ここで、内部回路11の様々な回路特性のなかで特に抵抗に着目すると、内部回路11は、電源線12に接続された抵抗16に等価であると考えることができる。
その抵抗16は、試験パッド2を介して上記の接触抵抗15と直列に接続されている。よって、試験装置14の内部抵抗を無視して接触抵抗15の一方の端部が接地電位であるとみなし、接触抵抗15の抵抗値をr、抵抗16の抵抗値をRとすれば、内部回路11から出力される上記の電流Iはオームの法則からI=Vdd/(R+r)となる。
しかしながら、測定器14で本来測定するべき電流は、接触抵抗15がない場合に内部回路11から出力される電流I0(=Vdd/R)であって、上記の電流I(=Vdd/(R+r))はこのI0から解離したものとなってしまう。
このように、接触抵抗15が原因で、測定器14においては、本来測定すべき電流I0とは異なる電流Iを測定しまい、内部回路11の回路特性を正確に測定するのが難しい。
そのため、この方法では、接触抵抗15を低減するために一定のメンテナンス周期で探針4(図1参照)の先端をクリーニングしなければならず、試験に時間を要してしまう。また、場合によっては、探針4を交換しなければならないこともあり、試験のコストが上昇してしまう。
このように、この方法では、半導体装置10に対して高速かつ低コストに試験を行うのが難しい。
本願発明者は、このような問題に鑑み、以下に説明するような各実施形態に想到した。
(第1実施形態)
図3は、本実施形態に係る半導体集積回路の回路図である。
この半導体集積回路20は、LSI等の半導体装置の内部に形成されるものであって、第1及び第2の電源線26、27と、内部回路21と、カレントミラー部22とを有する。
このうち、内部回路21は、第1の電源線26に供給された電源電圧Vddによって駆動し、例えば、LSIの内部で生成された信号の電圧レベルを他のLSIの電圧レベルに合わせる機能を有する。
その内部回路21は、電極パッド31と電気的に接続される。電極パッド31は、実使用化において、他のLSIと内部回路21とを電気的に接続するのに使用される。
そして、内部回路21は、他のLSIに出力信号電流I3を出力したり、当該他のLSIから入力信号電流I6の入力を受けたりする。
一方、カレントミラー部22は、第1〜第3のカレントミラー回路23〜25を有する。
このうち、第1のカレントミラー回路23は、内部回路21からの出力信号電流I3がドレインに入力される第1のnチャンネルMOSトランジスタTRn1と、該トランジスタTRn1とゲート同士が接続された第2のnチャンネルMOSトランジスタTRn2とを有する。
また、第1のnチャンネルMOSトランジスタTRn1においては、ゲートとドレインとが接続される。
このような各トランジスタTRn1、TRn2の接続形態はカレントミラー接続とも呼ばれる。
なお、カレントミラー回路が電流の複製機能を発揮するには各トランジスタのソース側を同電位にしなければならないので、本実施形態では上記の各トランジスタTRn1、TRn2のソースを接地電位としている。
また、第2のカレントミラー回路24は、上記のトランジスタTRn2のドレイン電流が入力される第1のpチャンネルMOSトランジスタTRp1と、該トランジスタTRp1とカレントミラー接続された第2のpチャンネルMOSトランジスタTRp2とを有する。
そのような第2のカレントミラー回路24において電流の複製機能を持たせるべく、各トランジスタTRp1、TRp2のソースは、互いに接続されて同電位とされる。
一方、第3のカレントミラー回路25は、内部回路21に入力される入力信号電流I6がドレインから出力される第3のpチャンネルMOSトランジスタTRp3と、該トランジスタTRp3とカレントミラー接続された第4のpチャンネルMOSトランジスタTRp4と有する。
その第3のカレントミラー回路25においては、該回路が電流の複製機能を発揮できるように、各トランジスタTRp3、TRp4のソースが互いに接続されて同電位とされる。
そして、これらのカレントミラー回路23〜25で複製された複製電流は、試験パッド32から外部に取り出される。
また、この半導体集積回路20の各部には第1〜第6のスイッチSW1〜SW6が設けられる。
このうち、第1及び第4のスイッチSW1、SW4はカレントミラー部22と内部回路21との間に設けられ、第3及び第6のスイッチSW3、SW6は試験パッド32とカレントミラー部22との間に設けられる。また、第2のスイッチSW2と第3のスイッチSW5は各電源線26、27とカレントミラー部22との間に設けられる。
図4は、これらのスイッチSW1〜SW6の回路図である。
スイッチSW1〜SW6は、第1のスイッチングトランジスタTR1と第2のスイッチングトランジスタTR2とを有する。これらのうち、第1のスイッチングトランジスタTR1はpチャンネルのMOSトランジスタであり、第2のスイッチングトランジスタTR2はnチャンネルのMOSトランジスタである。
また、各スイッチングトランジスタTR1、TR2は、各々のソースとドレイン同士が電気的に接続される共に、各ゲートがインバータ30の入力端28と出力端29に電気的に接続される。
なお、インバータ30の入力端28は、外部の試験装置等の探針が接触するスイッチングパッド36と電気的に接続される。
このような回路構成によれば、試験装置からスイッチングパッド36に入力されるスイッチング信号Sをハイレベルにすることで、p型の第1のスイッチングトランジスタTR1がオン状態となる。このとき、n型の第2のスイッチングトランジスタTR2も、スイッチング信号Sをインバータ30で反転してなるローレベルの信号がゲートに入力されるので、オン状態となる。
よって、この状態では、各トランジスタTR1、TR2がオン状態となり、スイッチング端子33、34間に電流Isが流れる。しかも、その電流Isは各トランジスタTR1、TR2に分かれて流れるので、一つのトランジスタのみをスイッチSW1〜SW6として利用する場合と比較して、これらのスイッチSW1〜SW6を低抵抗化することができる。これにより、SW1〜SW6の抵抗が原因で、半導体集積回路20に対する試験精度が低下するのを抑制できる。
なお、スイッチSW1〜SW6をオフ状態にするには、スイッチングパッド36に入力されるスイッチング信号Sをローレベルにし、各トランジスタTR1、TR2がオフ状態にすればよい。
次に、この半導体集積回路20が形成された半導体装置の試験方法について、図5と図6を参照しながら説明する。図5は、試験時における半導体集積回路20のタイミングチャートである。また、図6は、この試験方法のフローチャートである。
なお、この試験は、ウエハレベルで行ってもよいし、ウエハをダイシングしてチップに個片化した後に行ってもよい。
まず、図6の最初のステップP1では、上記した半導体集積回路20が形成された半導体装置を用意する。
次いで、ステップP2に移り、以下のように試験を開始する。
まず、図5に示すように、時刻T1において各電源線26、27(図3参照)に電源電圧Vddを供給することにより、半導体集積回路20全体の電源を入れる。
なお、各電源線26、27に供給される電源電圧Vddは同一レベルである必要はなく、各電源線26、27に異なるレベルの電源電圧を供給してもよい。
次いで、時刻T2において、第1の電源線26に電源電圧Vddが供給されたのを受けて、内部回路21が動作を開始する。
次に、時刻T3において、第1〜第3のスイッチSW1〜SW3をオン状態にする。なお、第4〜第6のスイッチSW4〜SW6はオフ状態に維持される。
図7は、このときの半導体集積回路20の回路図である。
図7に示すように、この状態では、内部回路21から出力された出力信号電流I3が第1のスイッチSW1を介して第1のカレントミラー回路23に入力される。
そして、出力信号電流I3は、第1のカレントミラー回路23において複製され、これにより第1の複製電流I4が生成される。
その第1の複製電流I4は、第1の電源線26から第2のスイッチSW2を介して第2のカレントミラー回路24に入力される。更に、第2のカレントミラー回路24においては、第1の複製電流I4が第2のpチャンネルMOSトランジスタTRp2のドレイン電流に複製され、当該ドレイン電流が第2の複製電流I5として出力される。
試験時には、図7のように、試験パッド32に試験装置14の探針4を接触させる。探針4は、例えば、ウエハプローバのプローブや、ICテスタのコンタクタである。
試験装置14は、第3のスイッチSW3と試験パッド32とを介して第2の複製電流I5を取り込む。そして、試験装置14は、内部回路21から出力された信号電流I3に代えて、この第2の複製電流I5を利用して、内部回路21の回路特性が仕様を満たしているかどうかを判断する。
ここで、試験装置14の探針4と試験パッド32との間には接触抵抗15が発生するが、各カレントミラー回路23、24は、その接触抵抗15の有無によらず常に一定の電流値をもった第2の複製電流I5を複製する性質がある。
よって、本実施形態では、接触抵抗15の影響を排除して、定電流化された第2の複製電流I5に基づいて内部回路21の回路特性を試験することができる。
なお、この例では、二段のカレントミラー回路23、24を用いたが、これに代えて第1のカレントミラー回路23のみ用い、当該回路23から出力された第1の複製電流I4を試験パッド32から取り出すことも考えられる。
但し、既述のように、第1のカレントミラー回路23は、二つのトランジスタTRn1、TRn2のソース同士を同電位にすることで電流複製機能が発揮する。したがって、トランジスタTRn2のソースを試験パッド32に接続すると、探針4の電位によっては各トランジスタTRn1、TRn2のソースが異電位になってしまい、第1のカレントミラー回路23が電流複製機能を果たさなくなるおそれがある。
よって、出力電流I3を複製するには、本例のように第1のカレントミラー回路23の後段に、pチャンネルのトランジスタTRp1、TRp2を含む第2のカレントミラー回路24を設け、当該トランジスタTRp2のドレインから第2の複製電流I5を取り出すのが好ましい。
次に、図5の時刻T4において、第1〜第3のスイッチSW1〜SW3をオフ状態にする。
続いて、時刻T5において、第4〜第6のスイッチSW4〜SW6をオン状態にする。
図8は、このときの半導体集積回路20の回路図である。
図8に示されるように、この状態では、入力信号電流I6が、第5のスイッチSW5を介して第2の電源線27から第3のカレントミラー回路25に入力される。
その入力信号電流I6は、第4のスイッチSW4を介して第3のpチャンネルMOSトランジスタTRp3のドレインから出力され、最終的には内部回路21に入力される。
また、第3のカレントミラー回路25においては、入力信号電流I6が第4のpチャンネルMOSトランジスタTRp4のドレイン電流に複製され、当該ドレイン電流が第3の複製電流I7として出力される。
その第3の複製電流I7は、第6のスイッチSW6と試験パッド32とを介して試験装置14に入力される。そして、試験装置14は、内部回路21に入力される信号電流I6に代えて、第3の複製電流I7を利用することにより、内部回路21の回路特性が仕様を満たしているかどうかを判断する。
このとき、試験装置14の探針4と試験パッド32との間に接触抵抗15が存在しても、第3のカレントミラー回路25は、接触抵抗15の有無によらず常に一定の電流値を持った第3の複製電流I7を複製する性質がある。
そのため、内部回路21に入力される入力信号電流I6が仕様を満たすかどうかを判断する場合でも、上記のように入力信号電流I6から複製されて定電流化された第3の複製電流I7を利用することで、接触抵抗15の影響を排除することができる。
この後は、図5の時刻T6において第4〜第6のスイッチSW4〜SW6をオフ状態にした後、時刻T7において内部回路21の動作を終了する。
そして、時刻T8において各電源線26、27への電源電圧Vddの供給を停止することにより、半導体集積回路20に対する試験を終了する。
なお、上記した図5の例では、時刻T3〜T4の間に第2の複製電流I5の試験をし、その後に時刻T5〜T6の間に第3の複製電流I7の試験をしたが、試験順序はこれに限定されない。
例えば、最初に第3の複製電流I7の試験をし、次に第2の複製電流I5の試験をしてもよい。或いは、第2の複製電流I5と第3の複製電流I7のいずれか一方のみに試験をしてもよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、内部回路21に入出力される信号電流I3、I6を試験装置14で直接測定するのではなく、これらの信号電流I3、I6をカレントミラー部22で複製した第2及び第3の複製電流I5、I7を試験装置14で測定するようにした。
カレントミラー部22で生成される各複製電流I5、I7は、接触抵抗15によってその値が変動することがないので、本実施形態では接触抵抗15の影響を排除しながら、各複製電流I5、I7に基づいて内部回路21の試験を高精度に行うことができる。
また、このように接触抵抗15の影響を排除し得るので、接触抵抗15を低減するための探針4のクリーニングや交換の作業回数を低減できる。これにより、試験装置14を実質的にメンテナンスフリーにすることができ、試験を高速かつ低コストで行うことができる。
(第2実施形態)
本実施形態では、第1実施形態で説明した第1〜第3のカレントミラー回路23〜25に含まれる各トランジスタTRn1〜TRn2、TRp1〜TRp4の好適なサイズについて説明する。
図9は、トランジスタのサイズについて説明するための平面図である。
図9に示されるように、各トランジスタTRn1〜TRn2、TRp1〜TRp4は、シリコン基板等の半導体基板40の上に、ゲート電極41、ソース42、及びドレイン43を備える。
ここで、トランジスタのゲート幅をW、ゲート長をLとすると、トランジスタのサイズαはこれらの比W/Lで定義される。そして、トランジスタの増幅率βは、当該サイズα(=W/L)に比例する。
図10は、第1のカレントミラー回路23と第2のカレントミラー回路24の各トランジスタTRn1〜TRn2、TRp1〜TRp2のサイズについて説明するための回路図である。
図10に示されるように、本実施形態では第1のnチャンネルMOSトランジスタTRn1のサイズをαとしたとき、残りのトランジスタTRn2、TRp1〜TRp2のサイズをαのA倍とする。このような倍率にするには、例えば、トランジスタTRn2、TRp1〜TRp2のゲート幅WをトランジスタTRn1のそれのA倍にすればよい。
このとき、第1のカレントミラー回路23で生成される第1の複製電流I4の大きさは、各トランジスタTRn1、TRn2のサイズの比に依存する。例えば、上記のようにTRn2のサイズがTRn1のA倍のときは、第1の複製電流I4の大きさは信号電流I3のA倍となる。
一方、第2のカレントミラー回路24においては、トランジスタTRp1、TRp2のサイズが同じなので、第1の複製電流I4と同一の大きさの第2の複製電流I5が生成される。
このことから、最終的には、第2の複製電流I5の大きさは、もとの信号電流I3のA倍となる。
上記したような各トランジスタTRn1〜TRn2、TRp1〜TRp2のサイズ比Aをどのような値にするかは、もとの信号電流I3に応じて次のように決められる。
例えば、信号電流I3が微弱である場合に、当該信号電流I3と同じ大きさの複製電流I5を生成したのでは、試験装置14において余裕をもって複製電流I5を測定できない。
よって、この場合は、サイズ比Aを1よりも大きい値、例えば10とすることで、第2の複製電流I5をもとの信号電流I3の10倍にするのが好ましい。このようにすると、もとの信号電流I3と同一の大きさに第2の複製電流I5を複製する場合と比較して、試験装置14において当該複製電流I5を余裕をもって測定することができる。
一方、内部回路21に対して高電力が要求されている場合には、内部回路21から大きな電流値をもった信号電流I3が出力され、これと同一の大きさに第1の複製電流I5を複製したのでは試験装置14が発熱する場合がある。
よって、この場合は、サイズ比Aを1よりも小さい値、例えば1/10とすることで、第2の複製電流I5をもとの信号電流I3の1/10倍に縮小するのが好ましい。このようにすると、もとの信号電流I3と同一の大きさに第2の複製電流I5を複製する場合と比較して、試験装置14の発熱を抑制することができる。
図11は、第3のカレントミラー回路25の各トランジスタTRp3、TRp4のサイズについて説明するための回路図である。
図11に示すように、第3のカレントミラー回路25においても、第3のpチャンネルMOSトランジスタTRp3のサイズをαとし、第4のpチャンネルMOSトランジスタTRp4のサイズをそのA倍とする。
サイズ比Aの値は、図10で説明したのと同様の理由により、内部回路21に入力される入力信号電流I6の大きさに応じて決められる。すなわち、信号電流I6が微弱な場合にはAを1よりも大きくすることにより第3の複製電流I7を大きくし、信号電流I6が大きな場合にはAを1よりも小さくして第3の複製電流I7を小さくするのが好ましい。
以上説明したように、本実施形態によれば、トランジスタのサイズ比Aに応じた大きさに各複製電流I5、I7を生成できるので、測定試験装置14での測定に好適な大きさにこれらの複製電流I5、I7を調節することができる。
(第3実施形態)
図12は、本実施形態に係る半導体集積回路の回路図である。
なお、図12において、第1実施形態で説明したのと同じ要素には同じ符号を付し、以下ではその説明を省略する。
図12に示されるように、本実施形態に係る半導体集積回路50においては、内部回路21を複数設けると共に、これらの内部回路21の各々に対応してカレントミラー部22を複数設ける。なお、内部回路21とカレントミラー部22との接続形態は第1実施形態と同じなので、その説明は省略する。
このようにすると、複数の内部回路21の各々に対応した第2の増幅電流I5と第3の増幅電流I7を生成することができ、これらの電流I5、I7を利用して各内部回路21を個別に試験することができる。
(第4実施形態)
図13は、本実施形態に係る半導体集積回路の回路図である。
なお、図13において、第1実施形態で説明したのと同じ要素には同じ符号を付し、以下ではその説明を省略する。
図13に示すように、本実施形態では、既述の信号電流I3、I6の入出力に供する第1〜第3の内部回路51〜53を複数設ける。そして、これらの内部回路51〜53のうちのいずれか一つのみを選択的にカレントミラー部22に接続すべく、第7〜第12のスイッチSW7〜SW12を設ける。
なお、カレントミラー部22の回路構成とその動作は第1実施形態と同じである。
このような回路構成によれば、一つのカレントミラー部22により、複数の内部回路51〜53の各々の信号電流I3、I6を複製できる。
例えば、第1の内部回路51の出力信号電流I3を複製して第2の複製電流I5を得るときは、スイッチSW2、SW3、SW7をオン状態にし、これ以外のスイッチSW5、SW6、SW8〜SW12をオフ状態にする。
また、第1の内部回路51の入力信号電流I6を複製して第3の複製電流I7を得るときは、スイッチSW5、SW6、SW10をオン状態にし、これ以外のスイッチSW2、SW3、SW7〜SW9、SW11、SW12をオフ状態にする。
そして、試験パッド32を介して試験装置においてこれらの複製電流I5、I7を測定することで、第1実施形態と同様に、第1の内部回路51の試験を行うことができる。
同様に、第2の内部回路52や第3の内部回路53の試験を行う場合には、図14に示すように各スイッチSW3、SW6〜SW12の開閉状態を制御することにより、各信号電流I3、I6を複製すればよい。
以上説明した本実施形態によれば、図13に示したように、各内部回路51〜53に共通の一つのカレントミラー部22を設けるので、各内部回路51〜53に個別に複数のカレントミラー部22を設ける場合よりも、半導体集積回路を小型化することができる。
(第5実施形態)
第1実施形態では、図4に示したように、各スイッチSW1〜SW6の各々にスイッチングのための専用のスイッチングパッド36を設け、そのスイッチングパッド36にスイッチング信号Sを入力することで、各スイッチSW1〜SW6の開閉状態を制御した。
本実施形態では、このようにスイッチング用の専用パッド36を設けるのではなく、以下のように多目的に使用されるパッドを用い、各スイッチSW1〜SW6を制御する。
図15は、本実施形態に係るスイッチSW1〜SW6とその周辺の回路図である。なお、図15において、第1実施形態と同じ要素には第1実施形態と同じ符号を付し、以下ではその説明を省略する。
図15に示されるように、スイッチSW1〜SW6の回路構成自体は第1実施形態の図4におけるのと同じである。
但し、本実施形態では、スイッチSW1〜SW6のインバータ30の入力端28に、論理回路57を電気的に接続する。そして、その論理回路57に、以下のように多目的に使用される電極パッド60と、試験対象とは別の内部回路58、59とを電気的に接続する。
論理回路57における論理は、電極パッド60から入力されるシリアルデータSDによって変更することができる。そのような論理の変更によって、論理回路57は、内部回路58、59、及びスイッチSW1〜SW6のいずれか一に電極パッド60を電気的に接続する。
これにより、電極パッド60は、別の内部回路58、59から信号を取り出すための入出力用のパッドとしても利用できるし、スイッチSW1〜SW6のいずれかにスイッチング信号Sを入力するためのパッドとしても利用できる。そのため、第1実施形態のようにスイッチング信号Sを入力するための専用のスイッチングパッド36を設ける場合と比較して、パッドの数を少なくすることができる。
以上説明した各実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1) 信号電流の入力又は出力に供する内部回路と、
前記信号電流に応じた複製電流を出力するカレントミラー部と、
前記複製電流を取り出す試験パッドと、
を有することを特徴とする半導体集積回路。
(付記2) 前記カレントミラー部は、
前記内部回路から出力された前記信号電流がドレインに入力される第1の第1導電型MOSトランジスタと、該第1の第1導電型MOSトランジスタとカレントミラー接続された第2の第1導電型MOSトランジスタとを有する第1のカレントミラー回路と、
前記第2の第1導電型MOSトランジスタのドレイン電流が入力される第1の第2導電型MOSトランジスタと、該第1の第2導電型MOSトランジスタとカレントミラー接続された第2の第2導電型MOSトランジスタとを有する第2のカレントミラー回路とを有し、
前記第2の第2導電型MOSトランジスタのドレイン電流が、前記複製電流として前記試験パッドから取り出されることを特徴とする付記1に記載の半導体集積回路。
(付記3) 前記第1の第1導電型MOSトランジスタのサイズは、前記第2の第1導電型MOSトランジスタのサイズよりも小さいことを特徴とする付記2に記載の半導体集積回路。
(付記4) 前記第1の第1導電型MOSトランジスタのサイズは、前記第2の第1導電型MOSトランジスタのサイズよりも大きいことを特徴とする付記2に記載の半導体集積回路。
(付記5) 前記第1の第1導電型チャンネルMOSトランジスタの前記サイズは、該トランジスタのゲート幅とゲート長との比であり、
前記第2の第1導電型チャンネルMOSトランジスタの前記サイズは、該トランジスタのゲート幅とゲート長との比であることを特徴とする付記3又は付記4に記載の半導体集積回路。
(付記6) 前記カレントミラー部は、
前記内部回路に入力される前記信号電流がドレインから出力される第3の第2導電型MOSトランジスタと、該第3の第2導電型MOSトランジスタとカレントミラー接続された第4の第2導電型MOSトランジスタとを備えた第3のカレントミラー回路を有し、
前記第4の第2導電型MOSトランジスタのドレイン電流が、前記複製電流として前記試験パッドから取り出されることを特徴とする付記1に記載の半導体集積回路。
(付記7) 前記第1導電型はn型であり、前記第2導電型はp型であることを特徴とする付記2〜6のいずれかに記載の半導体集積回路。
(付記8) 前記内部回路を複数設けると共に、複数の該内部回路の各々に対応して前記カレントミラー部を複数設けたことを特徴とする付記1に記載の半導体集積回路。
(付記9) 前記内部回路を複数設けると共に、複数の該内部回路のいずれかを選択的に前記カレントミラー部に接続するスイッチを設けたことを特徴とする付記1に記載の半導体集積回路。
(付記10) 前記試験パッドと前記カレントミラー部との間、前記カレントミラー部と前記内部回路との間、及び電源線と前記カレントミラー部との間のいずれかに、スイッチング信号に基づいて開閉するスイッチを設けたことを特徴とする付記1に記載の半導体集積回路。
(付記11) 前記スイッチは、
第1のスイッチングトランジスタと、
前記第1のスイッチングトランジスタと異なる導電型であり、ソースが前記第1のスイッチングトランジスタのドレインに電気的に接続され、ドレインが前記第1のスイッチングトランジスタのソースに電気的に接続された第2のスイッチングトランジスタと、
入力端が前記第1のスイッチングトランジスタのゲートに電気的に接続され、出力端が前記第2のスイッチングトランジスタのゲートに電気的に接続されたインバータとを有し、
前記インバータに前記スイッチング信号を入力することにより、前記第1のスイッチングトランジスタと前記第2のスイッチングトランジスタの各々の開閉を制御することを特徴とする付記10に記載の半導体集積回路。
(付記12) 電極パッドと、
前記内部回路とは別の内部回路と、
論理回路とを有し、
前記論理回路は、論理の変更により、前記電極パッドを前記スイッチと前記別の内部回路のいずれか一方に選択的に電気的に接続することを特徴とする付記10に記載の半導体集積回路。
(付記13) 信号電流の入力又は出力に供する内部回路と、前記信号電流に応じた複製電流を出力するカレントミラー部と、前記複製電流を取り出す試験パッドとが形成された半導体装置を用意する工程と、
前記試験パッドに試験装置の探針を接触させ、該探針を介して前記試験装置に前記複製電流を取り込み、前記試験装置が該複製電流に基づいて前記内部回路の電気的な試験をする工程と、
を有することを特徴とする半導体装置の試験方法。
(付記14) 前記カレントミラー部は、
前記内部回路から出力された前記信号電流がドレインに入力される第1の第1導電型MOSトランジスタと、該第1の第1導電型MOSトランジスタとカレントミラー接続された第2の第1導電型MOSトランジスタとを有する第1のカレントミラー回路と、
前記第2の第1導電型MOSトランジスタのドレイン電流が入力される第1の第2導電型MOSトランジスタと、該第1の第2導電型MOSトランジスタとカレントミラー接続された第2の第2導電型MOSトランジスタとを有する第2のカレントミラー回路とを有し、
前記第2の第2導電型MOSトランジスタのドレイン電流が、前記複製電流として前記試験パッドから取り出されることを特徴とする付記13に記載の半導体装置の試験方法。
(付記15) 前記カレントミラー部は、
前記内部回路に入力される前記信号電流がドレインから出力される第3の第2導電型MOSトランジスタと、該第3の第2導電型MOSトランジスタとカレントミラー接続された第4の第2導電型MOSトランジスタとを備えた第3のカレントミラー回路を有し、
前記第4の第2導電型MOSトランジスタのドレイン電流が、前記複製電流として前記試験パッドから取り出されることを特徴とする付記13に記載の半導体装置の試験方法。
1…シリコン基板、2…試験パッド、3…保護層、3a…窓、4…探針、10…半導体装置、11…内部回路、12…電源線、14…試験装置、15…接触抵抗、16…抵抗、20、50…半導体集積回路、21…内部回路、22…カレントミラー部、23〜25…第1〜第3のカレントミラー回路、26、27…第1及び第2の電源線、28…入力端、29…出力端、30…インバータ、31…電極パッド、32…試験パッド、33、34、36…スイッチング端子、40…半導体基板、41…ゲート電極、42…ソース、43…ドレイン、51〜53…第1〜第3の内部回路、57…論理回路、58、59…別の内部回路、60…電極パッド。

Claims (8)

  1. 高電位電源電圧が供給される第1の電源線と、
    前記高電位電源電圧よりも低電位の低電位電源電圧が供給される第2の電源線と、
    前記第1および第2の電源線に接続される内部回路と、
    第1のスイッチと、
    ドレインが前記第1のスイッチを介して前記内部回路に接続される第1の第1導電型MOSトランジスタと、
    前記第1の第1導電型MOSトランジスタとカレントミラー接続された第2の第1導電型MOSトランジスタと、
    ドレインが前記第2の第1導電型MOSトランジスタのドレインに接続された第1の第2導電型MOSトランジスタと、
    前記第1の第2導電型MOSトランジスタとカレントミラー接続された第2の第2導電型MOSトランジスタと、
    一端が前記第2の電源線に接続され、他端が前記第1の第2導電型MOSトランジスタのソースに接続された第2のスイッチと、
    一端が前記第2の第2導電型MOSトランジスタのドレインに接続され、他端が試験パッドに接続された第3のスイッチと、
    第4のスイッチと、
    第5のスイッチと、
    ソースが前記第4のスイッチを介して前記第1の電源線に接続され、ドレインが前記第5のスイッチを介して前記内部回路に接続される第3の第2導電型MOSトランジスタと、
    前記第3の第2導電型MOSトランジスタとカレントミラー接続された第4の第2導電型MOSトランジスタと、
    一端が前記第4の第2導電型MOSトランジスタのドレインに接続され、他端が前記試験パッドに接続された第6のスイッチと
    を有し、
    前記第3のスイッチがオン状態であるときに、前記第1および第2のスイッチがオン状態であると共に、前記第4、第5および第6のスイッチがオフ状態であり、
    前記第6のスイッチがオン状態であるときに、前記第4および第5のスイッチがオン状態であると共に、前記第1、第2および第3のスイッチがオフ状態であることを特徴とする半導体集積回路。
  2. 前記内部回路から前記第1の第1導電型MOSトランジスタに流れる電流に基づく電流が、前記第2の第2導電型MOSトランジスタのドレインから前記第3のスイッチを介して前記試験パッドに流れ、
    前記第3の第2導電型MOSトランジスタから前記内部回路に流れる電流に基づく電流が、前記第4の第2導電型MOSトランジスタのドレインから前記第6のスイッチを介して前記試験パッドに流れることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  3. 前記第1の第1導電型MOSトランジスタのサイズは、前記第2の第1導電型MOSトランジスタのサイズよりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  4. 前記第1の第1導電型MOSトランジスタのサイズは、前記第2の第1導電型MOSトランジスタのサイズよりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  5. 前記内部回路を複数設けると共に、複数の該内部回路のいずれかを選択的に、前記第1の第1導電型MOSトランジスタ、前記第2の第1導電型MOSトランジスタ、前記第1の第2導電型MOSトランジスタ、前記第2の第2導電型MOSトランジスタ、前記第3の第2導電型MOSトランジスタ、及び、前記第4の第2導電型MOSトランジスタを有するカレントミラー部に接続するスイッチを設けたことを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  6. 前記第1から第6のスイッチは、スイッチング信号に基づいて開閉することを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  7. 前記第1から第6のスイッチは、
    第1のスイッチングトランジスタと、
    前記第1のスイッチングトランジスタと異なる導電型であり、ソースが前記第1のスイッチングトランジスタのドレインに電気的に接続され、ドレインが前記第1のスイッチングトランジスタのソースに電気的に接続された第2のスイッチングトランジスタと、
    入力端が前記第1のスイッチングトランジスタのゲートに電気的に接続され、出力端が前記第2のスイッチングトランジスタのゲートに電気的に接続されたインバータとを有し、
    前記インバータに前記スイッチング信号を入力することにより、前記第1のスイッチングトランジスタと前記第2のスイッチングトランジスタの各々の開閉を制御することを特徴とする請求項6に記載の半導体集積回路。
  8. 電極パッドと、
    前記内部回路とは別の内部回路と、
    論理回路とを有し、
    前記論理回路は、論理の変更により、前記電極パッドを前記第1から第6のスイッチと前記別の内部回路のいずれか一方に選択的に電気的に接続することを特徴とする請求項6に記載の半導体集積回路。
JP2010057470A 2010-03-15 2010-03-15 半導体集積回路 Expired - Fee Related JP5533063B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010057470A JP5533063B2 (ja) 2010-03-15 2010-03-15 半導体集積回路
US13/022,174 US8648617B2 (en) 2010-03-15 2011-02-07 Semiconductor device and method of testing semiconductor device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010057470A JP5533063B2 (ja) 2010-03-15 2010-03-15 半導体集積回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011191176A JP2011191176A (ja) 2011-09-29
JP5533063B2 true JP5533063B2 (ja) 2014-06-25

Family

ID=44559383

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010057470A Expired - Fee Related JP5533063B2 (ja) 2010-03-15 2010-03-15 半導体集積回路

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8648617B2 (ja)
JP (1) JP5533063B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102623413B (zh) * 2012-03-31 2015-06-17 上海华力微电子有限公司 一种增加单位测试模块的可测器件的测试键回路
WO2017171815A1 (en) * 2016-03-31 2017-10-05 Intel Corporation In-situ transistor recovery systems and methods
US11610597B2 (en) * 2020-05-29 2023-03-21 Shure Acquisition Holdings, Inc. Anti-causal filter for audio signal processing

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3166281B2 (ja) * 1992-04-14 2001-05-14 株式会社日立製作所 半導体集積回路及びその製造方法
US5903012A (en) * 1997-07-28 1999-05-11 International Business Machines Corporation Process variation monitor for integrated circuits
WO2000011486A1 (fr) * 1998-08-24 2000-03-02 Hitachi, Ltd. Circuit integre a semi-conducteur
JP3235573B2 (ja) * 1998-11-05 2001-12-04 日本電気株式会社 半導体装置の試験システム
JP4234244B2 (ja) 1998-12-28 2009-03-04 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社 ウエハーレベルパッケージ及びウエハーレベルパッケージを用いた半導体装置の製造方法
US6342790B1 (en) * 2000-04-13 2002-01-29 Pmc-Sierra, Inc. High-speed, adaptive IDDQ measurement
KR100605594B1 (ko) * 2003-10-31 2006-07-28 주식회사 하이닉스반도체 파워업신호 발생 장치
JP4567020B2 (ja) 2007-04-02 2010-10-20 富士通セミコンダクター株式会社 ウエハーレベルパッケージ及びウエハーレベルパッケージを用いた半導体装置の製造方法
JP2008283110A (ja) * 2007-05-14 2008-11-20 Seiko Epson Corp 電流負荷駆動回路
JP2009193432A (ja) * 2008-02-15 2009-08-27 Sharp Corp 定電流回路検査装置、集積回路および定電流回路検査方法
US7868640B2 (en) * 2008-04-02 2011-01-11 International Business Machines Corporation Array-based early threshold voltage recovery characterization measurement
JP2010187047A (ja) * 2009-02-10 2010-08-26 Renesas Electronics Corp テスト回路、及びテスト方法
US8217671B2 (en) * 2009-06-26 2012-07-10 International Business Machines Corporation Parallel array architecture for constant current electro-migration stress testing

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011191176A (ja) 2011-09-29
US8648617B2 (en) 2014-02-11
US20110221466A1 (en) 2011-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5555593B2 (ja) 集積回路の作動パラメータモニター
US7282905B2 (en) System and method for IDDQ measurement in system on a chip (SOC) design
JP3720271B2 (ja) 半導体集積回路装置
US7868640B2 (en) Array-based early threshold voltage recovery characterization measurement
TW200805881A (en) Method and apparatus to test the power-on-reset trip point of an integrated circuit
US8779790B2 (en) Probing structure for evaluation of slow slew-rate square wave signals in low power circuits
JP5533063B2 (ja) 半導体集積回路
Karmani et al. Design and test challenges in Nano-scale analog and mixed CMOS technology
Yang et al. Silicon evaluation of cell-aware ATPG tests and small delay tests
Mallarapu et al. Iddq testing on a custom automotive IC
US20050229067A1 (en) Semiconductor integrated circuit
JP5291582B2 (ja) 測定装置、試験システム、および測定方法
Kaur et al. IDDQ testing of low voltage CMOS operational transconductance amplifier
US20030132754A1 (en) Test circuit arrangement and a method for testing a plurality of electric components
JPH04213849A (ja) 半導体装置及びその初期不良検出方法
US7532449B2 (en) Analog semiconductor integrated circuit and method of adjusting same
JP2848441B2 (ja) Cmos半導体装置
Favalli et al. Analysis of resistive bridging fault detection in BiCMOS digital ICs
JP2000147071A (ja) アナログ回路の特性検査装置
JP2000111607A (ja) 集積回路素子
KR100791623B1 (ko) 집적회로 장치에 흐르는 전류를 테스트하기 위한 내장형전류 검사 회로
JP3132635B2 (ja) 半導体集積回路の試験方法
US9449967B1 (en) Transistor array structure
JPH07182896A (ja) 自己過電流保護回路
Xue Voltage sensing based built-in current sensor for IDDQ test

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121031

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130814

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130827

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131028

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131212

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140401

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5533063

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140414

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees