JP5555593B2 - 集積回路の作動パラメータモニター - Google Patents

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Description

本発明は、集積回路の分野に関する。より厳密には、本発明は、集積回路内部における作動パラメータの監視に関する。
集積回路の作動パラメータに関する情報の監視を提供しようとする1つ又はそれ以上の監視回路を備える集積回路を提供することは知られている。監視される代表的な作動パラメータは、作動温度である。監視される他の作動パラメータは、作動電圧を含む。この情報は、集積回路の正確な動作を保証するために使用することができ、状況によっては、フィードバックメカニズムを用いて動作を調整するために使用される場合もある。
振動周波数が、集積回路の作動温度の目安となるリング発振器回路を提供することは知られている。集積回路の温度が上昇するにつれて、リング発振器内部のインバータチェーンを構成するトランジスタは、より迅速に作動し、それに応じて振動周波数は高まる。このようなメカニズムの問題は、振動周波数と温度の関係が、複雑になっている可能性があること、且つリング発振器が、比較的に複雑な付勢回路及び/又はアナログ出力を必要とすることである。
"COMPUTER−AIDED DESIGN OF INTEGRATED CIRCUITS AND SYSTEMS"に関するIEEE TRANSACTIONS、1997年4月、第4号、16巻
プロセス幾何学のサイズが減少すると、基本的なMOSFET特性の局所的な変化は、非常に大きくなるので、単純チップレベルの保護周波数帯設計は、ひどく複雑化し、非効率的なものになる。更に、埋め込みシャドーイング又は応力工学の影響などの重要な系統的な影響は、系統的な影響周辺の過剰に複雑な設計を最小限に抑えるために監視される必要のあるMOSFET実装の順列数を増やす。そのような影響のせいで、MOSFET特性は、ロケーション及び文脈上特異的になった。従って、単純な一連の境界提供ウェーハ承認試験に依存すると、MOSFETパラメータは、文脈依存影響と、ウェーハモニターが設置される離れた場所からは監視することができない局所的な変化と、が原因で、システムオンチップ埋め込みMOSFETモニターに比べて精度が低くなると考えられる。この様な次第で、シリコン承認試験、性能ビニング及び適応用回路に加え、埋め込みMOSFET監視用の小型且つ低電力の監視回路の必要性が存在する。
1つの態様から見れば、本発明は、集積回路の作動パラメータの監視方法を提供しており、前述の方法は、
複数の直列に接続された反転ステージを備えているリング発振器を用いて振動周波数で振動信号を生成する工程と、
前述の反転ステージに電流を供給する少なくとも1つのトランジスタが、中の電流フローと、前述の反転ステージの出力信号スルーレートを制限し、それによって、前述の振動周波数を制御するように、前述の反転ステージの少なくとも1つを作動させる工程と、
実質的には前述のトランジスタを通過する全ての電流フローが電流漏洩によるものである、漏洩モードで前述のトランジスタを作動するために、ゲート電圧を前述のトランジスタに供給する工程と、から成り、
前述の振動周波数は、前述の作動パラメータに依存するように、前述の作動パラメータは、前述の電流漏洩の大きさを制御する。
反転ステージで制限電流フローを供給するトランジスタを有する少なくとも1つの反転ステージを備えるリング発振器は、その様な反転ステージのスルーレートを制限する働きをし、結果的に、リング発振器の振動周波数を制御する(反転ステージは、単一インバータ、NANDゲートなど様々な異なる形態を有することができる)。本技法は、振動周波数を制御する働きをするこのトランジスタが、実質的には、トランジスタを通過する電流フローの全てが電流漏洩によるものである漏洩モードで作動され、その後、電流漏洩が、複数の作動パラメータを伴う予想可能な変動がある場合には、監視することが望ましく、従って、それらのパラメータは、リング発振器の振動周波数を観察することによって監視されてもよいものと認める。この方法でリング発振器を作動させると、集積回路の様々なパラメータを監視する能力を提供しながら、同時に小さい、低コスト及び低電力である監視回路を提供することになる。
幾つかの実施形態では、監視するように所望される作動パラメータは、所与のゲート電圧でトランジスタを通過する漏洩電流である。漏洩モードで作動するトランジスタは、集積回路内部の他のトランジスタの特色を有しており、全てのそれらのトランジスタの重要なパラメータは、電圧を伴う漏洩電流変動である。この方法では、適切な制御電圧は、電流漏洩を通して電力消耗を減らすために決めることができる。
特別に関心のある更なる作動パラメータは、漏洩電流が実質的にはゼロになるゲート電圧の閾値である。集積回路を、漏洩電流を実質的にゼロまで減らすことが所望される低電力モードに入れることは低電力集積回路では多くの場合望ましい。従って、監視回路は、実質的にゼロ漏洩電流を実現するために、監視回路のトランジスタ及び集積回路全体で実質的にゼロ漏洩を実現するために使用されるゲート電圧を能動的に決定することができる。
いくつかの実施形態では、当該閾値は、
ゲート電圧を用いる前述の振動周波数の増加率が最大になるゲート電圧として前述のトランジスタの最大相互コンダクタンスゲート電圧を特定する工程と、
前述の振動周波数がゼロになる外挿ゲート電圧を特定するために、前述の最大相互コンダクタンスゲート電圧と、前述の最大相互コンダクタンスゲート電圧時の振動周波数の前述の増加率と、から線形に逆方向に外挿する工程と、
前述の外挿ゲート電圧を前述の閾値として使用する工程と、によって決定されてもよい。
本技法が監視するのに適切な別の作動パラメータは、リング発振器内部のトランジスタの作動温度である。この作動温度は、集積回路の周辺部分の作動温度と十分な相関性があってもよい。
トランジスタが、ソース電圧とバルク電圧を有するMOSFETであり、ゲート電圧とソース電圧の電圧差が、バルク電圧とソース電圧の電圧差と実質的に等しくなるように、トランジスタが、作動される時には、作動温度と振動周波数の簡素化した関係は、多数の装置特有のパラメータが関連性から実質的に無効になることで獲得される。
具体的には、当該実施形態では、漏洩電流は、eVBS/kTに比例し、ここにおいて、eは、自然対数の底であり、kは、Boltzmann定数であり、Tは、前述の作動温度である。
当該温度監視回路を較正するために、以下の工程を実行してもよい、
(a)周知の温度Tknownで前述のリング発振器を含む前述の集積回路を提供する工程と、
(b)前述のバルク電圧と前述のソース電圧の前述の電圧差VBSを第1の値VBSに設定する工程と、
(c)前述のリング発振器の第1の振動周波数Fを測定する工程と、
(d)前述のバルク電圧と前述のソース電圧の前述の電圧差VBSを第2の値VBSに設定する工程と、
(e)前述のリング発振器の第2の振動周波数Fを測定する工程と、
(f)計算温度Tcalを(VBS−VBS)/(k1n(F/F))と決定する工程と、
(g)オフセット温度ToffsetをTcal−Tknownとして計算する工程と、それによって、前述の集積回路の未知の温度Tunknownは、その後、工程(b)から(f)まで繰り返す工程と、TunknownをTcal−Toffsetと決定する工程と、によって決定することができる。
リング発振器内部の1つのステージだけが、漏洩モードで作動し、中の電流フロー及びその関係付けられる反転ステージの出力スルーレートを制限するトランジスタを含んでいてもよい。しかしながら、好適な実施形態では、複数の反転ステージが漏洩モードで作動する当該トランジスタを含む時には、より強い影響が達成され得る。幾つかの実施形態では、リング発振器内部の反転ステージは、それぞれが漏洩モードで作動するトランジスタを含んでいてもよい。
インバータは、様々な異なる形態を有していてもよいが、トライステートインバータであれば望ましい。
トライステートインバータを使用する時には、ヘッダトランジスタ及びフッタトランジスタは、それらのトランジスタが反転ステージの出力と同じレールに提供される時と比較して本体の影響を減らす目的で、トライステートインバータの出力が生成されるレールよりも、集積回路の中を通る異なるレール上に形成されてもよい
漏洩モードで作動するトランジスタは、異なるパラメータ及び異なる測定領域に対してモニター回路を敏感にするために、インバータを形成する他のトランジスタとは異なる大きさで形成されてもよい。
漏洩モードで作動するトランジスタは、NMOSFET又はPMOSFETであってもよい。
別の態様から見れば、本発明は、集積回路の作動パラメータを監視するように構成されている監視回路を提供し、前述の監視回路は、
振動周波数で振動信号を生成するように構成された複数の直列に接続された反転ステージを有するリング発振器であって、前述の反転ステージの少なくとも1つは、電流を前述の反転ステージへ供給し、中の電流フロー及び前述の反転ステージの出力信号スルーレートを制限するように構成される少なくとも1つのトランジスタを有し、それによって前述の振動周波数を制御する、リング発振器と、
実質的には、前述のトランジスタを通過する全ての電流フローは、電流漏洩によるものであるような漏洩モードで前述のトランジスタを作動させるためにゲート電圧を前述のトランジスタに供給するように構成されたゲート電圧供給回路と、を備えており、
前述の振動周波数が、前述の作動パラメータに依存するように、前述の作動パラメータは、前述の電流漏洩の大きさを制御している。
更に別の態様から見れば、本発明は、集積回路の作動パラメータを監視するように構成された監視回路を提供し、前述の監視回路は、
振動周波数で振動信号を生成するために複数の直列に接続された反転ステージ手段を有するリング発振器手段であって、前述の反転ステージ手段の少なくとも1つは、電流を前述の反転ステージ手段に提供するために少なくとも1つのトランジスタ手段を有し、且つ中の電流フロー及び前述の反転ステージ手段の出力信号スルーレートを制限するために、それによって、前述の振動周波数を制御している、リング発振器手段と、
実質的には、前述のトランジスタ手段を通過する全ての電流フローは、電流漏洩によるものであるような漏洩モードで前述のトランジスタ手段を作動させるために、ゲート電圧を前述のトランジスタ手段に供給するためのゲート電圧供給手段と、を備えており、
前述の振動周波数が、前述の作動パラメータに依存するように、前述の作動パラメータは、前述の電流漏洩の大きさを制御している。
本発明の上記の及び他の物、特徴及び利点は、添付図面と関連させて読まれるべきである、以下に示す例証的な実施形態の詳細説明から明らかになるであろう。
集積回路の作動パラメータを監視するための複数の監視回路を含む集積回路を概略的に示している図である。 リング発振器(RO)の形態の監視回路を概略的に示している図である。 図2のリング発振器内部で使用されるトライステートインバータを概略的に示している図である。 集積回路内部の実質的なゼロ漏洩電流用の閾値電圧を決定する技法を概略的に図解する流れ図である。 電界効果トランジスタの断面を概略的に示している図である。 温度監視回路を較正する技法を概略的に示しているフローチャートである。 温度監視回路を用いて未知の温度を測定する技法を概略的に示している図である。 閾値電圧監視回路として働き、シミュレーション目的で設けられた(即ち、作業用設計では必要ではない)トランジスタP2を含むリング発振器の内部で使用されるトライステートインバータを示している図である。 閾値電圧を監視し、リング発振器を可能にするNANDゲートを含む、リング発振器回路を概略的に示している図である。 理想電流源又は図8のトランジスタN1の何れかによって制御されるトライステート反転工程の間の電流を用いてリング発振器周波数の変動を概略的に示している図である。 (共に0.3Vの値に標準化された)リング発振器周波数と漏洩モードで作動するトランジスタを通過する電流との間の関係をトランジスタのゲート電圧を用いて概略的に示している図である。 リング発振器周波数及びリング発振器周波数の変化率を、漏洩モードで作動するトランジスタに印加されるゲート電圧の変動と共に変化する、電圧を用いて概略的に示している図である。 様々なトランジスタ用の閾値電圧の半導体製造会社の定義と比較して先に検討した監視回路を用いて決定される閾値電圧の変動を概略的に示している図である。 温度監視回路として働くリング発振器で使用されるトライステートインバータを概略的に示す図である。 温度監視回路として用いられるリング発振器回路を概略的に示している図である。 図14のPMOSFETを通過するドレイン電流の間における、漏洩モードで作動する電流制限トランジスタのバルク及びソース間の電圧との関係を概略的に示している図である。 図15で図示する監視回路を使用する測定時の、測定温度とシミュレーション温度の間の変化を示している図である。 温度の関数として、漏洩モードで作動するトランジスタを通過する電流、ゲートとソース間の電圧、バルクとソース間の電圧、ドレインとソース間の電圧を表す等式を示している図である。 発振器の本体をトランジスタのゲートと結合したリング発振器の中のPMOSFET電流制限トランジスタを用いて、測定温度とシミュレーション温度の関係を示している図である。 漏洩モードで作動するトランジスタを理想電流源と置き換えた時の、リング発振器周波数とトライステートインバータを通過する電流の関係を示している図である。 トライステートインバータを通過する電流に関して測定周波数の絶対誤差を示している図である。 トランジスタを通過する飽和電流に加えて漏洩モードで作動するトランジスタのゲート電圧を伴う発振器周波数変動を示している図である。 様々な入力電圧ペアに関して温度の関数として周波数比を概略的に示している図である。 監視回路と、298Kで較正を実行する先に検討した技法と、を用いる抽出温度測定を概略的に示している図である。 温度の関数として発振器周波数の変動を示している図である。 代替方法が温度情報を抽出するために使用される時に、シミュレート温度対測定温度を示している図である。
図1は、システムバス4を介して相互接続される複数の機能ユニットを含むシステムオンチップ集積回路2を概略的に図示している。機能ユニットは、プロセッサコア6、グラフィック処理ユニット8、デジタル信号プロセッサ10及びメモリ12を含んでいる。理解されるように、本技法は、多種多様の異なる集積回路に適用できる。
集積回路2内部には、複数の監視回路14、16、18、20が設置されている。監視回路16は、プロセッサ6の内部に設置され、プロセッサ6の作動パラメータを監視する働きをする。この作動パラメータは、例えば、漏洩電流を減らす低電力状態と関連付けられる閾値電圧レベル、作動温度などであってもよい。同様に、グラフィック処理ユニット8は、グラフィック処理ユニット8に埋め込まれるモニター回路18を有している。更に、監視回路14、20は、作動温度及び/又は閾値電圧の様なパラメータを監視するために集積回路2の上に間隔をとった位置に提供される。
理解されるように、現代の集積回路では、作動温度などの作動パラメータは、集積回路2の内部では様々であるので、集積回路の1つの特定の部分は、別の部分が許容可能な温度で作動している時と同じくして、非常に熱い温度で作動している場合がある。従って、集積回路内部に分散して複数の監視回路14、16、18、20を設置することで、不適切な作動からより強力に保護し、より精度の高い微細なレベルの作動パラメータ監視を実現することが可能になる。更に、アライメント、ドーピング、層厚さ等の変動の様な、集積回路2全体に亘るプロセス変動は、同じ集積回路内部の異なるロケーションで発生する異なる作動パラメータをもたらす可能性があるので、集積回路2の至る所に複数の監視回路14、16、18、20を分散させることで、その様な異なる作動パラメータを正確に感知することが可能になる。
図2は、振動周波数FOSCを有するリング発振器の形態の監視回路22を概略的に図示している。このリング発振器は、直列に配置され、直列の最後のインバータ28から直列の最初のインバータ24の入力へ戻るフィードバック経路を備えている3つのインバータ24、26、28で形成されている。1つの経路内に奇数のインバータ24、26、28(又はより概略的には信号反転)を設置すると、その結果、振動信号出力は、インバータチェーン24、26、28を通過する遅延によって制御される周波数FOSCを備えて生成されるであろう。ANDゲート30は、信号経路内に設けられ、リング発振器を通ってフィードバックする信号経路を有効及び無効にすることで、有効信号に依存してリング発振器のオン、オフを切り替える働きをする。
個々のインバータ24、26、28は、トライステートインバータとして形成され、これらのトライステートインバータ内のトランジスタの1つは、ゲート電圧源回路32を用いて制御されるゲート電圧を有する。このゲート電圧源回路32は、インバータ24、26、28内部の制御トランジスタを、このトランジスタを通過する電流フローが電流漏洩によって実質的に全てになる、作動の漏洩モードに入れる、ゲート電圧を生成する。このトランジスタは、反転ステージ用の電流制限装置としての機能を果たす。当業者には認識されるように、電流漏洩とは、トランジスタへの制御信号が、オフに切り替えられたと標準的には判断されるような時に、限られた量の電流がトランジスタを通過するためのプロセスである。何れにしても、量子トンネルの様な影響は、有限漏洩電流をもたらす。
図3は、2つのPMOSFETトランジスタ36、38及び2つのNMOSFETトランジスタ40、42を積み重ねて形成されるトライステートインバータ34を概略的に図示している。トランジスタ36及び42は、信号A及びZをそれぞれ運ぶ入力及び出力レールに比べて、集積回路を通り抜ける異なるレール上に形成されている。これは、本体影響を減らす。トランジスタ36及び42は、トランジスタ38及び40よりも大きい装置幅を有しており、これは、通常のレール電圧、例えばOE側で接地及びEN側でVdd、でより信頼性のある作動を可能にするためである。
動作中、トランジスタ42に印加されるゲート電圧OEは、トランジスタ42を動作の漏洩モードへ入れる。トランジスタ42は、而して、インバータ34によって生成される出力信号Zのスルーレートを制限する電流制限装置として機能を果たす。理解されるように、関連付けられる接続及び信号伝送ラインと共に、トランジスタ36、38、40及び42は、有限電気容量を有しており、従って、インバータ34を通過する電流フローを制限すると、出力信号Zで達成することができるスルーレートを抑制し、結果的には、トライステートインバータ34を通過する伝搬遅延を制限する。而して、1つ又はそれ以上の当該トライステートインバータ34は、図2で図示する様なリング発振器22の中に設置される時には、トライステートインバータ34を通過する電流フローを制御するゲート電圧OEは、リング発振器22の振動周波数FOSCを順々に制御するであろう。
先に述べたことから理解されるように、リング発振器22の振動周波数FOSCは、電流制限トランジスタとして機能している1つ又はそれ以上のトランジスタ42を通過する漏洩電流の測定を提供する。リング発振器からの出力信号は、感知し易さのためにレール間信号まで拡張され得るように、波形調整回路を必要とする場合もあるが、振動周波数FOSCは、十分に低いので、その様な状態の回路は、例えば、基本Schmidttトリガーのように容易に形成され得る。リング発振器22は、近代の非常に複雑な集積回路と比べて単純な構造及び動作を有している。その様な小さいリング発振器22は、比較的小さい回路オーバーヘッドとなる。リング発振器信号FOSCの出力周波数は、十分に低いので測定するのが困難ではない。漏洩電流を伴うリング発振器信号FOSCの比較的大きな度合いの変動は、良好な度合いの感度を提供して実現される。
集積回路2の様々な作動パラメータは、電流限定装置として働くトランジスタ42を通過する漏洩電流への影響、及び結果的には発振器信号FOSCへの影響を検出することによって監視されてもよい。当該パラメータの1つの実例は、トランジスタ42を通過する漏洩電流が実質的にゼロであるゲート電圧OEの閾値である。検出時のこの閾値電圧は、集積回路2(又は集積回路2の一部)を個々の集積回路及び現在の作動状態/環境に適合する低漏洩モードに入れるために、集積回路2全体で使用されてもよい。
図4は、閾値電圧を決定するためのプロセスを図示している。工程44では、ゲート電圧を用いた振動周波数の変化率の測定は、異なるゲート電圧で行われる。工程46では、次に、ゲート電圧を用いた振動周波数の変化率が最大になる位置に対応するゲート電圧Vtrans及び周波数Ftransを特定する。これは、トランジスタ42内部の最大相互伝導点に対応する。
工程48及び工程50(結合されることも考え得る)は、外挿がゼロ振動周波数に終わったことを示す電圧を見つけるために最大相互伝導Ftrans、Vtrans点から戻って外挿する働きをする。而して、電圧は、振動周波数を用いたゲート電圧の変化率が、最大相互伝導点で検出される変化の最大率である、工程50で図示する数式を用いて線形外挿によって計算される。
図5は、電界効果トランジスタ52の断面を概略的に図示している。電界効果トランジスタは、ソース領域54、ドレイン領域56及びソース領域54とドレイン領域56の間に伸張するチャネル領域58を含んでいる。絶縁層62によってチャネル領域58から隔てられているゲート60は、チャネル領域58を通してソース領域54とドレイン領域56の間で電流フローを制御する働きをする。チャネル領域58及び電界効果トランジスタ52の他の部分は、バルク半導体領域64の上に形成される。ゲート60は、ゲート電位Vに保持される。ソース54は、ソース電位Vに保持される。ドレインは、ドレイン電位Vに保持される。バルク半導体64は、バルク電位Vに保持される。
温度センサーとして機能するように働く、ここで説明される監視回路の実施形態では、温度とトランジスタ52を通過する漏洩電流の簡素化された関係は、ゲート及びソース間の電圧差VGS(即ちV−V)が、バルク及びソース間の電圧差VBS(即ちV−V)と等しい時には実現される。これについて、下文で更に説明してゆく。
図6及び図7は、温度を監視するために監視回路14、16、18及び20を較正し、未知の温度を測定するためにこの監視回路14、16、18及び20を使用するプロセスをそれぞれ概略的に図示している。図6は、周知の温度Tknownを、埋め込み監視回路14、16、18、20を含む集積回路2用に設定する工程66で始まる。工程68は、バルクとソース間の電圧差VBSを第1値VBS0に設定する。ゲート及びソース間の電圧VGSは、温度モニターとして使用されるインバータと内部接続されているので同じ値である。工程70は、周知温度Tknownと第1の電圧VBS0で振動周波数Fを測定する。
工程72は、電圧VBSを第2の値VBS1に設定する(ゲート及びソース間の電圧は同様に変化する)。工程72は、この第2の制御電圧VBS1で振動周波数Fを測定する。
工程74は、VBS0、VBS1及び工程74で示す関係に従って関連付けられる振動周波数F、Fを使用して集積回路2用の温度を計算する。計算された温度Tcalと周知の温度Tknownの差は、工程76でオフセット温度Toffsetを計算するのに使用される。このオフセット温度Toffsetは、次に、図7に従った未知の温度の測定時に較正値として使用することができる。
図7は、監視回路14、16、18、20が図6のプロセスに従って較正された後で未知の温度を測定するプロセスを図示している。工程78では、バルク及びソース間の電圧VBSは、第1の値VBS0に設定される。工程80は、この第1の制御電圧で振動周波数Fを測定する。工程82は、電圧VBSを第2の値VBS1に設定し、工程84は、この第2の制御電圧で振動周波数Fを測定する。工程86は、2つの測定周波数F及びFを、図7の工程86に示される関係に従う制御電圧VBS1及びVBS0と共に使用して計算温度を決定する。工程88は、工程86から計算された温度Tcalを、先に計算したオフセット温度Toffsetと共に使用して未知の温度を計算する。
監視回路のコアは、図8に図示するような標準型又は改良型トライステートインバータセル(INVZ)を使用して形成されるリング発振器である。標準型INVZと比較すると、図8の例示のINVZ概略図は、トライステートスイッチを隣接するレールに移動している。これは、必要なことではないが、装置P1/N1が出力Zの隣にある時と比較して本体影響が減っているので、潜在的に精度を増加する可能性がある。P2装置は、シミュレーション目的のものであり、機能する実装では必要ではない。例えば、N1ENが信号を送ることができる発振器と接続される場合には、発振器が使用可能でない時には、本技法のリング発振器の周波数結果と対照するために、装置N1のドレイン電流を測定してもよい。
このINVZゲートは、その後、図9に示される1つの可能な実施形態と共にリング発振器を形成するために使用される。
この場合、機能を有効にする発振器を提供するために、1つのNANDゲートが追加された。示される実例では、OEピンは、VDDに結合され、OENピンは、この使用においては可変アナログ信号であるPOWER_EN_Nに結合される。ステージの数は任意であるが、この発振器は、nA領域電流制限動作に起因する低い作動速度及び電力消費の結果、表記より少ないステージを用いても確実に作動され得るものと留意されたい。奇数の総数のステージ(NANDを含む)の基本のリング発振器要件が観察される。観察は、周波数カウンタ回路又は外部試験機周波数カウンタから直接実施することができる。
この回路の動作は、発振器電流リミッタとして使用される単数又は複数のMOSFETは、振動周波数が電流に比例するように、閾値領域付近又は閾値下で(即ち、動作の漏洩モードで)付勢されるものである。業界を代表する32nm MOSFET PSP HSPICEモデルを使用するシミュレーションは、この仮定が適切な付勢温度、電圧、及びプロセスコーナー全域で妥当であることを示す。図10では、NMOSプルダウンFET(図8の装置N1)は、SPICEシミュレーションの理想的な電流源に置き換えられた。このシミュレーションは、FがIに直接的に比例する仮定の精度を示している。INVZラインは、電流源からの供給電流の関数として回路周波数を表わす。
図10は、理想電流源置換トランジスタN1と比較したリング発振器周波数を示している。実際の回路(図10の電流源の代わりのMOSFET N1)をシミュレートすると、RO FrequencyとMOSFET N1ドレイン電流には、図11について下文で示すように、良好な一致が存在している。同じグラフに描画するために、両方の曲線は、0.3V(〜Vt)での値に標準化された。
図11は、共にVOE=0.3Vに標準化されたMOSFET N1ドレイン電流及びRO周波数を示している。
制限された精度の中で、この図は、閾値下体制のRO周波数は、MOSFETドレイン電流に十分に追尾しており、従って、MOSFETドレイン電流(mV/デケードまでのMHz/デケード)の閾値下勾配を近似的に測定するために、閾値下領域のRO周波数の勾配を直接的に使用することが可能であることを図示している。
次に、RO周波数は、閾値電圧に至るまでずっとMOSFETドレイン電流に適度に十分に追尾しているので、RO周波数の勾配は、MOSFET Vtの最大相互コンダクタンス外挿の方法と同様に使用することができる。この方法では、ピーク相互コンダクタンス点が決定され、MOSFET I−V曲線は、Xインタセプトまで戻って外挿される。この同じ方法は、RO周波数を用いて、図12について下文で示される。勾配のピークは、Yインタセプトが外挿されるVOE点を決定するために使用される。
図13では、装置N1の実際Vtが、RO周波数特性から外挿されるVtと比較されている。この特殊な場合では、Vtの半導体製造会社の定義は、定電流密度定義である。そうであっても、一致は、好ましいことである。標準的には、RO周波数外挿方法は、Vtを〜20mVから30mVだけ多く見積もる。
抽出ROと実際Vtの間には僅かな勾配差が存在しているが、この結果は、シリコン承認試験及び適度な適応用方法にとって十分な精度である。
差異の理由
1.回路それ自体(図8参照)が、RO周波数を制限する電流源と比較して、勾配に或る種の非理想性を呈している。
2.定電流値としての半導体製造会社によるVtの定義は、プロセスコーナー全域に歪みを発生させる場合がある。
3.厳格には、Vtは、Vドレイン/2を差し引いた最大相互コンダクタンス点のXインタセプトと定義される。装置N1に対してVドレイン/2を決定する工程及び任意の追加的な精度を付与された量を差し引く工程を提示することはできなかった。
最終的には、多くの場合、MOSFET Vtは、周知の電流密度(例えば、nAW/L)と定義することができるので、抽出VtでのROの周波数は、絶対電流と直接的に関係し得る。即ち、RO勾配外挿法を用いてVt値を決定し、次に、それを、Vg=VtのMOSFET用の半導体製造会社定義の定電流値と同等に見なす。その後、以下の式、 VOE=Vt定電流定義@Vtの場合における、VOE=0/周波数の場合における、Iオフ=RO周波数、を用いて、VG=0オフ状態漏洩の近似値を求めることができる。
MOSFET Iオフを決定するこの方法には、RO Vt測定の誤差、RO閾値下勾配の誤差及び微弱電流時のRO周波数の誤差を含む多数の誤差の原因が存在するが、図4から分かるように、この方法は、2−3の因数までは正確であり得るので、MOSFETオフ状態漏洩電流の任意の一桁分の差異を的確に解消するために使用することができる。
上記の実例は、INVZセルのOENピンに対して可変アナログ入力を使用している。しかしながら、PMOSFET制限動作も妥当である(OENをVSSと結合し、OEの電圧を変える)。
INVZセルを正式に使用する必要はない。例えば、INVセルを使用することも可能であり、発振器周波数を電流制限するために、NMOSフッタ又はPMOSヘッダMOSFETを使用することも可能である。
装置幅比率N0/N1は、結果精度を最適化するために変えることができる。例えば、W(N1)=10×W(N0)を行うと、応答曲線を一桁分シフトし、より精度の高い結果をもたらすことができる。
作動温度を監視するこの監視回路のコアは、標準型又は改良型トライステートインバータセル(INVZ)を使用して形成されるリング発振器である。この例示のINVZ回路図では、標準型INVZセルと比較して3つの改良箇所が以下のように存在し、
1. トライステートスイッチP1及びN1は、大きい装置幅を有する。これは、設計の必要要件ではないが、これらの装置幅を増すことで、通常のレール電圧(OEで0V、OENでVDD)でより信頼性のある動作が潜在的に可能になる。上述の通り、これは入力電圧生成の要件を簡素化し得る。
2. トライステートスイッチが、移動されてレールに隣接している。これは、必要なことではないが、装置P1/N1が出力Zに隣接する場合と比較して本体影響が減っているので、潜在的に精度を増加することができる。
3. この実例では、P1の本体は、OENにも結合されているが、一般的なようにVNWには結合されていない。この変更理由を以下で説明してゆく。
図14のトライステートインバータは、図15に示される1つの可能性のある実装でリング発振器を形成するために使用される。図15のリング発振器では、機能を有効にする発振器を提供するために、1つのNANDゲートが、追加された。示している実例では、OEピンは、VDDに結合され、OENピンは、この使用において可変アナログ信号であるPOWER_EN_Nに結合される。ステージの数は任意であるが、この発振器は、nA領域電流制限動作に起因する非常に低い作動速度及び電力消費の結果、表記より少ないステージを用いても確実に作動され得るものと留意されたい。奇数の総数のステージ(NANDを含む)の基本のリング発振器要件が観察される。
本発明の動作の基本方針は、発振器電流リミッタとして用いられる単数又は複数のMOSFETは、閾値下領域で付勢されること、及び使用される装置は、理想閾値勾配を示すことであり、ここにおいて、電流は、e(Vg−Vt)/kTに比例しており、kは、Boltzmann定数(8.62e−5eV/K)であり、Tは、Kelvin絶対温度である。
業界を代表する32nm MOSFET PSP HSPICEモデルを使用するシミュレーションは、この仮定が、適切な付勢温度及び電圧全域で妥当であることを示す。指数傾向線の完璧に近いR2値は、この実装では同じノードに結合されているので「VGS」と等しい「VBS」の関数として図1から装置P1を通過する電流を示す下記の図に適合するものと留意されたい。
図16は、VBS(=VGS)の関数としてPMOSFETドレイン電流を示している。この機器構成では、PMOSFET電流はeVBS/kTに比例している。図16に組み込まれた傾向線の指数勾配を使用して、結果をT=25Cに較正すれば、その後に、任意のその後の測定で電流を測定し、exp(1/kT)に比例するように温度を外挿することができる。結果は、プロセスコーナー全域で精度を有していることが図17に示され、較正温度を超えて少なくとも100Cまでは実際温度の僅かなパーセントの範囲内である。
図17は、上記のアルゴリズム、T=25Cで較正された測定を用いて、PMOSドレイン電流から抽出された測定温度を示している。VGS=VBSを設定する特徴は、電流が、1/nkTではなく、1/kTに指数的に依存することを可能にし、ここにおいて、「n」は、閾値下の勾配の非理想性因数である。これは、図18の説明で示すように、「集積回路及びシステムのコンピュータ支援設計」“COMPUTER−AIDED DESIGN OF INTEGRATED CIRCUITS AND SYSTEMS”に関するIEEE TRANSACTIONS、1997年4月、第4号、16巻、343頁でChen及びHoによって提示された閾値下のMOSFETモデルに基づいて、以下のように説明することができる。
DSに依存する、第3の指数期間は、熱電圧(25CでkT=26mV)の数倍より大きい任意のVDSに関して無視することができる。電流制限RO設計に関しては、リング発振器の任意のその後のステージ「N+1」がこの値で切り替わり始める際には、電流制限装置によって見られるVDSは、通常VDD/2以上であり、ステージ「N」に何が起きても、RO遅延には無関係である。従って、この実装では、第3の指数期間は、完全に無視することができる。ここで示すシミュレーションは、全て完全な飽和状態(VDS=VDD)に関している。
VBS=0VでMOSFETを作動させることができ、第2の指数期間は、消失する。この場合、Iドレインがexp(VGS/nkT)に比例する、古典的挙動を獲得する。この方法における動作は、更に「設計代案」“Alternative Design”セクション、第3号で更に説明されている。
本発明の第1の形態では、VBS=VGSを設定し、次にVBS/nkT及びVGS/nkT期間は無効になり、先に図16で示したVBS/kT依存が続く。
周知のように、適切な電流水準のために、電流制限リング発振器の周波数は、フィーダ電流の値に直接的に追尾するであろう。従って、予想外というわけではなく、図14及び図15で示す回路の完全なシミュレーションは、図18のMOSFET電流シミュレーションと非常に似ている、図19で示す結果をもたらす。
図19の測定もたらすために、以下の手順が用いられた。
1) 「周知の」温度25Cを設定
2) VB=VG=0.8V(VBS=VGS=0.2V)で発振器周波数を測定
3) VB=VG=0.84Vで発振器周波数を測定
4) (0.84V−0.8V)/(kIn(Freq1/Freq2)として中間Tcalを計算
5) Tcal−25Cでオフセット温度Toffsetを計算
6) 温度を変更
7) 工程2から工程4を反復
8) Tcal−Toffsetとして測定Tを計算
シミュレートされた制限電圧空間に関して、0.8V及び0.84Vの電圧水準は、良好な適合を生み出した。
上記のコア回路に加えて、入力電圧水準を生成するために完全な解決策として回路の追加を要求してもよく、この場合、レール電圧で単一の入力電圧は使用されない。更に、上述のリング発振器出力は、デジタル読み出し用のカウンタへ送られる必要がある。カウンタは、フルチップ設計で既に存在していてもよい。
上記の実例は、INVZセルのOENピンに対して可変アナログ入力を使用している。しかしながら、異極性動作も妥当である(OENをVSSに結合し、OEの電圧を変える)。
INVZセルを正式に使用する必要はない。例えば、INVセルを使用することもでき、発振器周波数を電流制限するためにNMOSフッタ又はPMOSヘッダMOSFETを使用することもできる。
同じ回路を、通常の井戸型電位に結合される電流制限MOSFET本体と一体となって構成することができる。この場合、閾値下勾配は、1/KTではなく1/nKTに比例し、ここにおいて、nは、周知の「理想因数」である。この回路を使用するために、最初に、同じTの2つの測定を使用して「n」について解き、この「n」は、電圧及び温度には依存しないと仮定する(これは、ほとんどの場合正しい仮定である)。第1の実施形態の利点は、「n」には依存しないことである。この理想因数は、最終的な精度に幾つかの制限を提示し、
a. 「n」は、技術間で非常に広範に変化し得る。
b. 「n」は、本体付勢依存性を有する。
c. 「n」は、酸化物捕獲電荷に依存するので、同じ集積回路内部において装置から装置へ変化し得る。
図20の結果では、NMOSプルダウンFET(図14の装置N1)は、SPICEシミュレーションの理想電流源と置き換えられた。このシミュレーションは、Fが直接的にIに比例するという仮定の精度を示している。緑の線は、回路周波数を電流源からの供給電流の関数として表している。
高電流では、プルダウン遅延は、プルアップ遅延と同程度に十分短くなるので、全体的遅延は、電流制限装置によって支配されない。低電流では、他の寄生的漏洩電流が、有意になり始める。そのためこの実例では、最適な動作は、100kHzと100MHzの間の周波数に対応する供給電流の1nA及び1uAの間である。入力電流に関する周波数の絶対誤差は、図21の表に示される。
装置N1を含む完全INVZを用いて、入力電圧OEと比較した周波数応答は、図22に示される。
INVZ線は、図14の装置N1によって供給される電流である。このNMOSFETのVtsatは、約360mVである。
第1の実例で見られるように、所与のOE電圧に関する絶対閾値下電流は、Vt及び他の因数に応じて大幅に変化するであろうと考えられるが、異なるOE電圧での2つの周波数比は、比較的に安定している。図23では、異なるOE電圧差での温度全域の周波数比は、以下の様に示され、
温度測定アルゴリズムは、次のようになるであろう、
1. 周知の温度及び精度のある感知領域内の2つのOE電圧(これらのシミュレーションでは、50mVから200mVまでが最適である)での周波数を測定する。
2. 理想因数nを解く。
3. 温度測定を計算n及び周知のTに関して較正する。
298度Kelvinでの初期較正を用いた実例結果は、図24に示される。
温度変化を伴う閾値電圧の変化を無効にするために、2つの周波数の比率を用いる第1の測定アルゴリズムが使用される。しかしながら、精度の低い温度測定が許容可能である場合には(例えば、過熱センサー)、1つの付勢電位で1つの周波数測定だけを使用することができる。回路が適正に設計されている場合には、任意のアナログ入力電圧水準を生成する必要性がなくなり、供給電圧(VGS=0V)での電流制限装置のゲート電位を用いて作動することができる。
温度の関数として周波数(周波数比ではなく)の変動は、第1の回路及びVBS=VGS=0Vに関して図25で示される。
温度の関数として絶対周波数の大きな変動が、勾配の変動に加えて、図25では見られる。勾配の変動が原因で、単一周波数測定方法は、第1の本発明で説明された2つの周波数比の方法よりも精度が落ちるであろう。この依存性は本質的にはVt依存であるという事実は、この方法を技術間で移動できないものにさせる。ここでシミュレートされる代表的な32nm技術に関して、しかしながら、HSPICEシミュレーション(TT)コーナーから仮定勾配を引き出し、初期の周知の温度で測定した後、周波数はexp(0.0361V/kT)に比例すると仮定してその次の温度を計算することによって、温度測定を作り出すためにその勾配(0.0361V)を適用することが可能である。この技法から得られた結果を図26で示す。
図26の結果は、図18及び図22で示す2つの周波数比の方法と比較して同等の精度を有しているように見えるが、勾配を決定するHSPICEシミュレーションの信頼性及びプロセス変化に伴う勾配の変動は、この方法は精度が低いことを暗示している。
本発明の例証的な実施形態を、添付図面を参照しながらここでは詳細に説明してきたが、本発明は、それらの実施形態そのものに限定されるものではなく、添付の特許請求の範囲によって画定される本発明の範囲及び精神から逸脱すること無く当業者によって様々な変更及び修正がもたらされることが可能であるものと理解頂きたい。
4 システムバス
6 プロセッサコア
8 グラフィック処理ユニット
10 デジタル信号プロセッサ
12 メモリ

Claims (16)

  1. 集積回路の作動パラメータを監視する方法において、
    複数の直列に接続された反転ステージを備えているリング発振器を用いて振動周波数で振動信号を生成する工程と、
    前記反転ステージに電流を供給する少なくとも1つのトランジスタが、中の電流フローと、前記反転ステージの出力信号スルーレートを制限し、それによって、前記振動周波数を制御するように、前記反転ステージの少なくとも1つを作動させる工程と、
    前記トランジスタの閾値下領域である漏洩モードで前記トランジスタを作動するために、ゲート電圧を前記トランジスタに供給する工程と、から成り、
    前記振動周波数は、前記作動パラメータに依存するように、前記作動パラメータは、前記電流漏洩の大きさを制御する、方法。
  2. 前記作動パラメータは、所与のゲート電圧で前記トランジスタを通過する漏洩電流である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記作動パラメータは、前記ゲート電圧の閾値であ
    前記閾値は、
    ゲート電圧を用いる前記振動周波数の増加率が最大になるゲート電圧として前記トランジスタの最大相互コンダクタンスゲート電圧を特定する工程と、
    前記振動周波数がゼロになる外挿ゲート電圧を特定するために、前記最大相互コンダクタンスゲート電圧と、前記最大相互コンダクタンスゲート電圧時の振動周波数の前記増加率と、から線形に逆方向に外挿する工程と、
    前記外挿ゲート電圧を前記閾値として使用する工程と、によって決定される、請求項1に記載の方法。
  4. 前記作動パラメータは、前記トランジスタの作動温度である、請求項1に記載の方法。
  5. 前記トランジスタは、ソース電圧とバルク電圧を有するMOSFETであり、前記トランジスタは、前記ゲート電圧と前記ソース電圧の電圧差VGSが、前記バルク電圧と前記ソース電圧の電圧差VBSに等しくなるように動作する、請求項に記載の方法。
  6. 前記漏洩電流は、eVBS/kTに比例し、ここにおいて、eは、自然対数の底であり、kは、Boltzmann定数であり、Tは、前記作動温度である、請求項に記載の方法。
  7. (a)記リング発振器を含む前記集積回路を提供する工程であって、前記集積回路の温度は周知の温度T known である、工程と、
    (b)前記バルク電圧と前記ソース電圧の前記電圧差VBSを第1の値VBSに設定する工程と、
    (c)前記リング発振器の第1の振動周波数Fを測定する工程と、
    (d)前記バルク電圧と前記ソース電圧の前記電圧差VBSを第2の値VBSに設定する工程と、
    (e)前記リング発振器の第2の振動周波数F1を測定する工程と、
    (f)計算温度Tcalを(VBS−VBS)/(k*1n(F/F))と決定する工程と、
    (g)オフセット温度ToffsetをTcal−Tknownとして計算する工程と、を備えていて、それによって、前記集積回路の未知の温度Tunknownは、その後、工程(b)から(f)まで繰り返す工程と、TunknownをTcal−Toffsetと決定する工程と、によって決定することができる、較正工程を備えている、請求項に記載の方法。
  8. 前記リング発振器内部の複数の反転ステージは、それぞれが、前記漏洩モードで作動し、中の電流フローと、前記反転ステージの出力スルーレートを制限するトランジスタを含んでいる、請求項1に記載の方法。
  9. 前記リング発振器内部の全ての反転ステージは、それぞれが、前記漏洩モードで作動し、中の電流フローと、前記反転ステージの出力スルーレートを制限するトランジスタを含んでいる、請求項1に記載の方法。
  10. 前記反転ステージを形成するインバータは、トライステートインバータである、請求項1に記載の方法。
  11. 前記トライステートインバータは、それぞれが、前記トライステートインバータの出力信号が生成されるレールではなく、前記集積回路を通る異なるレール上で形成されるヘッダトランジスタとフットランジスタを含み、
    前記フッタトランジスタは、前記トランジスタである、請求項10に記載の方法。
  12. 前記漏洩モードで作動する前記トランジスタは、前記インバータを形成する他のトランジスタとは異なる大きさを有している、請求項1に記載の方法。
  13. 前記漏洩モードで作動する前記トランジスタは、NMOSFETである、請求項1に記載の方法。
  14. 前記漏洩モードで作動する前記トランジスタは、PMOSFETである、請求項1に記載の方法。
  15. 集積回路の作動パラメータを監視するように構成されている監視回路において、
    振動周波数で振動信号を生成するように構成された複数の直列に接続された反転ステージを有するリング発振器であって、前記反転ステージの少なくとも1つは、電流を前記反転ステージへ供給し、中の電流フロー及び前記反転ステージの出力信号スルーレートを制限するように構成される少なくとも1つのトランジスタを有し、それによって前記振動周波数を制御する、リング発振器と、
    前記トランジスタの閾値下領域である漏洩モードで前記トランジスタを作動させるためにゲート電圧を前記トランジスタに供給するように構成されたゲート電圧供給回路と、を備えており、
    前記振動周波数が、前記作動パラメータに依存するように、前記作動パラメータは、前記電流漏洩の大きさを制御している、監視回路。
  16. 集積回路の作動パラメータを監視するように構成されている監視回路において、
    振動周波数で振動信号を生成するために複数の直列に接続された反転ステージ手段を有するリング発振器手段であって、前記反転ステージ手段の少なくとも1つは、電流を前記反転ステージ手段に提供するために少なくとも1つのトランジスタ手段を有し、且つ中の電流フロー及び前記反転ステージ手段の出力信号スルーレートを制限するために、それによって、前記振動周波数を制御している、リング発振器手段と、
    前記トランジスタの閾値下領域である漏洩モードで前記トランジスタ手段を作動させるために、ゲート電圧を前記トランジスタ手段に供給するためのゲート電圧供給手段と、を備えており、
    前記振動周波数が、前記作動パラメータに依存するように、前記作動パラメータは、前記電流漏洩の大きさを制御している、監視回路。
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