JP5533061B2 - 密閉型圧縮機および冷凍装置 - Google Patents
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Description
また、これにより、前記吸入孔から流れ込み、吐出孔に向かう気体の流れを遮ることができ、これに伴って前記吐出孔に向かう気体の流れを生成し、特に圧縮行程終了時の圧縮負荷を軽減し、圧縮機の入力を低減することができる。
また、かかることにより、前記吸入孔から流れ込み、吐出孔に向かう気体の流れを遮ることができ、これに伴って前記吐出孔に向かう気体の流れを生成し、特に圧縮行程終了時の圧縮負荷を軽減し、圧縮機の入力を低減することができる。
請求項2に記載の発明は、密閉容器内に、電動要素と、前記電動要素によって駆動される圧縮要素を収容し、前記圧縮要素は、圧縮室空間を有するシリンダブロックと、前記圧縮室空間内を往復運動するピストンと、前記圧縮室空間の端部に配置され、かつ前記ピストンとで圧縮室を形成するバルブプレートを備え、前記バルブプレートに、前記圧縮室内で圧縮される気体が流入する吸入孔と該圧縮室内で圧縮された気体が吐出される吐出孔を設け、さらに、前記ピストンの先端面で、かつ前記吐出孔と対向した位置に、該ピストンの往復動に伴って前記吐出孔を出没する凸部を設け、前記凸部に、前記ピストンの往復動方
向と略平行に延びる少なくとも一つの平面を設け、前記平面の向きを、該平面と直角で、かつこの平面の中心を通る直線Yが、前記吸入孔の軸心とピストンの軸心を通る線Zにおいて、吸入孔の軸心とピストンの軸心の間で交差する位置関係となる向きとしたものである。
かかる構成とすることにより、前記吐出孔に形成されるデッドボリュームを低減し、圧縮機の効率を向上することに加えて、吸入孔から吐出孔に向かって流れる気体の流れにおいて、前記平面によって凸部の軸方向に延びる周壁への回り込みを遮ることができる。
その結果、前記平面によって遮った気体を吐出孔方向へ導くことができ、圧縮行程終了時における気体の圧縮室内での溜まり込み(残存)を抑制し、その溜まり込んだ気体の圧縮に伴う負荷損失を軽減し、圧縮機の入力を低減することができる。
また、かかることにより、前記凸部に設けた平面の向きを、前記気体の吐出孔に向かう流れを遮り易い方向とし、合理的に吐出孔に向かう気体の流れを生成することができ、特に圧縮行程終了時の圧縮負荷を軽減し、圧縮機の入力を低減することができる。
請求項3に記載の発明は、密閉容器内に、電動要素と、前記電動要素によって駆動される圧縮要素を収容し、前記圧縮要素は、圧縮室空間を有するシリンダブロックと、前記圧縮室空間内を往復運動するピストンと、前記圧縮室空間の端部に配置され、かつ前記ピストンとで圧縮室を形成するバルブプレートを備え、前記バルブプレートに、前記圧縮室内で圧縮される気体が流入する吸入孔と該圧縮室内で圧縮された気体が吐出される吐出孔を設け、さらに、前記ピストンの先端面で、かつ前記吐出孔と対向した位置に、該ピストンの往復動に伴って前記吐出孔を出没する凸部を設け、前記凸部に、前記ピストンの往復動方向と略平行に延びる少なくとも一つの平面を設け、前記平面の向きを、前記吸入孔の軸心と前記ピストンの軸心を通る線Zに対して、前記平面における前記ピストンの軸心側に面する平面の延長線Xが角度αとなるように配置し、前記角度αを、約15°≦α≦約75°の範囲、または約105°≦α≦約150°の範囲としたものである。
かかる構成とすることにより、前記吐出孔に形成されるデッドボリュームを低減し、圧縮機の効率を向上することに加えて、吸入孔から吐出孔に向かって流れる気体の流れにおいて、前記平面によって凸部の軸方向に延びる周壁への回り込みを遮ることができる。
その結果、前記平面によって遮った気体を吐出孔方向へ導くことができ、圧縮行程終了時における気体の圧縮室内での溜まり込み(残存)を抑制し、その溜まり込んだ気体の圧縮に伴う負荷損失を軽減し、圧縮機の入力を低減することができる。
また、かかる角度αの設定は、吸入孔から吐出孔へ複雑な挙動を伴いながら流れる気体を効率よく吐出穴へ導く角度であり、圧縮行程終了時の気体の溜まり込み(残存)に伴う圧縮負荷を軽減し、圧縮機の入力を最小とする作用効果が期待できる。
請求項4に記載の発明は、密閉容器内に、電動要素と、前記電動要素によって駆動される圧縮要素を収容し、前記圧縮要素は、圧縮室空間を有するシリンダブロックと、前記圧縮室空間内を往復運動するピストンと、前記圧縮室空間の端部に配置され、かつ前記ピストンとで圧縮室を形成するバルブプレートを備え、前記バルブプレートに、前記圧縮室内で圧縮される気体が流入する吸入孔と該圧縮室内で圧縮された気体が吐出される吐出孔を設け、さらに、前記ピストンの先端面で、かつ前記吐出孔と対向した位置に、該ピストンの往復動に伴って前記吐出孔を出没する凸部を設け、前記凸部に、前記ピストンの往復動方向と略平行に延びる少なくとも一つの平面を設け、前記凸部の形状を、前記ピストンの先端面と略平行な面による断面形状が、複数の平面を有する多角形形状としたものである。かかる構成とすることにより、前記吐出孔に形成されるデッドボリュームを低減し、圧縮機の効率を向上することに加えて、吸入孔から吐出孔に向かって流れる気体の流れにおいて、前記平面によって凸部の軸方向に延びる周壁への回り込みを遮ることができる。
その結果、前記平面によって遮った気体を吐出孔方向へ導くことができ、圧縮行程終了時における気体の圧縮室内での溜まり込み(残存)を抑制し、その溜まり込んだ気体の圧縮に伴う負荷損失を軽減し、圧縮機の入力を低減することができる。
また、かかる構成とすることにより、前記吸入孔から吐出孔に向かって流れる気体の流れにおいて、凸部の軸方向に延びる周壁への回り込みを、多角形を形成する複数の平面で遮
り、その平面によって遮った気体を吐出孔方向へ導くことができ、圧縮行程終了時における気体の圧縮室内での溜まり込み(残存)をさらに抑制することができる。その結果、その溜まり込んだ気体の圧縮に伴う負荷を軽減し、圧縮機の入力をさらに低減することができる。
請求項5に記載の発明は、密閉容器内に、電動要素と、前記電動要素によって駆動される圧縮要素を収容し、前記圧縮要素は、圧縮室空間を有するシリンダブロックと、前記圧縮室空間内を往復運動するピストンと、前記圧縮室空間の端部に配置され、かつ前記ピストンとで圧縮室を形成するバルブプレートを備え、前記バルブプレートに、前記圧縮室内で圧縮される気体が流入する吸入孔と該圧縮室内で圧縮された気体が吐出される吐出孔を設け、さらに、前記ピストンの先端面で、かつ前記吐出孔と対向した位置に、該ピストンの往復動に伴って前記吐出孔を出没する凸部を設け、前記凸部に、前記ピストンの往復動方向と略平行に延びる少なくとも一つの平面を設け、前記凸部の形状を、前記ピストンの先端面と略平行な面による断面形状が、略長方形となるようにしたものである。
かかる構成とすることにより、前記吐出孔に形成されるデッドボリュームを低減し、圧縮機の効率を向上することに加えて、吸入孔から吐出孔に向かって流れる気体の流れにおいて、前記平面によって凸部の軸方向に延びる周壁への回り込みを遮ることができる。
その結果、前記平面によって遮った気体を吐出孔方向へ導くことができ、圧縮行程終了時における気体の圧縮室内での溜まり込み(残存)を抑制し、その溜まり込んだ気体の圧縮に伴う負荷損失を軽減し、圧縮機の入力を低減することができる。
また、かかる構成とすることにより、前記吸入孔から吐出孔に向かって流れる気体の流れにおいて、吐出孔へ向かう気体の流れを、前記凸部を囲い、かつ複数の平面に沿った流れとすることができ、前記凸部の周囲方向への回り込みを抑制して気体を吐出孔方向へ円滑に導くことができる。その結果、圧縮行程終了時における気体の圧縮室内での溜まり込み(残存)を抑制し、その溜まり込んだ気体の圧縮に伴う負荷損失を軽減して圧縮機の入力を低減することができる。
図1は、本発明の実施の形態1における密閉型圧縮機の縦断面図である。図2は、同実
施の形態1における密閉型圧縮機のピストンの要部斜視図である。図3は、同実施の形態1における密閉型圧縮機のピストンの要部側面図である。図4は、同実施の形態1における密閉型圧縮機のピストンの圧縮面から見た凸部の吸入孔および吐出孔との配置関係を示す説明図である。図5は、同実施の形態1における密閉型圧縮機の圧縮行程終了前の冷媒ガスの流れを説明する要部断面図である。図6は、同実施の形態1における密閉型圧縮機の圧縮行程終了時の冷媒ガスの流れを説明する要部断面図である。図7は、同実施の形態1における異なる構成の凸部を設けたピストンの要部斜視図である。図8は、同実施の形態1におけるさらに異なる構成の凸部を設けたピストンの要部斜視図である。
の孔径が圧縮室125側から圧縮室125の反対側(シリンダヘッド114側)に向かって断面積が大きくなるように形成されているとともに、ピストン106の凸部118が容易に入り込める大きさに形成されている。また、吐出孔113は、圧縮室125の軸心124よりも外周側に偏心させた位置の軸心126に設けられている。
(シリンダ108の容積)等の設計諸元に応じて設定される。
示すように吐出孔113を介して一気にシリンダヘッド114内の吐出室117内へ吐出される。
、図2、図7、図8に示す各凸部118、218、318の構成は、冷媒ガス104の周囲(側面)への回り込みを抑制する構成として同様の作用が期待できる。
図9は、本発明の実施の形態2における密閉型圧縮機のピストンの斜視図である。図10は、同実施の形態2における密閉型圧縮機の要部断面図である。図11は、同実施の形態2における密閉型圧縮機の特性比較図である。
図12は、本発明の実施の形態3における密閉型圧縮機を構成するピストンの斜視図である。図13は、同実施の形態3における密閉型圧縮機を構成するピストンの圧縮面から見た平面図である。図14は、同実施の形態3における密閉型圧縮機を構成するピストンの側面図である。図15は、同ピストンに設けた凸部の吸入孔および吐出孔との配置関係を示すピストンの圧縮面から見た説明図である。図16は、同ピストンに設けた凸部の拡大斜視図である。図17は、同凸部の側面形状を示すピストンの要部側面図である。図18は、同実施の形態3における密閉型圧縮機の圧縮行程終了前の冷媒ガスの流れを説明する図15のA−A線による要部断面図である。図19は、同圧縮行程終了時の冷媒ガスの流れを説明する図15のA−A線による要部断面図である。図20は、同実施の形態3における密閉型圧縮機の吐出孔部の冷媒ガスの流れを説明する模式図である。図21は、同実施の形態3における密閉型圧縮機のピストンに設けた凸部(側壁)の突出角度θと成績係数COPの関係を示す特性図である。図22は、同実施の形態3における密閉型圧縮機のピストンに設けた凸部(側壁)の吸入孔側に対向させる配置角度αと成績係数COPの関係を示す特性図である。図23は、同ピストンに設けた凸部の異なる形状を示す斜視図である。
差を含むものの、凸部318の軸心(中心)129と吐出孔113の軸心126が(略)一致する位置に設けられている。したがって、円形の吐出孔113内に凸部318が没入した状態は、冷媒通路となる空間が凸部318を軸に左右対称に形成される。
よって吐出される冷媒ガス104の流れを自然化し、冷媒ガス104の圧縮室125内への溜まり込み(残存)を抑制することができると推察する。
図24は、同実施の形態4における密閉型圧縮機の吐出孔部の圧縮行程終了時の冷媒ガス流れを説明する図15のA−A線による要部断面図である。
、ベルマウス部114の円弧に沿って流れ易くなり、円滑に吐出孔113を通過する。
図25は、本発明の実施の形態5における物品貯蔵装置の構成を示す模式図である。なお、ここでは、冷媒R600aを封入した冷凍サイクルに、実施の形態3の密閉型圧縮機100を組み込んだ構成として説明する。
101 密閉容器
102 圧縮要素
103 電動要素
104 冷媒ガス(気体)
106 ピストン
106a 先端面
106b 湾曲面
106c 湾曲面
106d 湾曲面
111 バルブプレート
112 吸入孔
112a 吸入弁
113 吐出孔
114 ベルマウス部
118 凸部
118a 平面
120 シリンダブロック
124 圧縮室の軸心
125 圧縮室
126 吐出孔の軸心
128 ピストンの軸心
129 凸部の軸心
130 吸入孔の軸心
218 凸部
218a 平面
226 凝縮器
227 減圧装置
228 蒸発器
318 凸部
318a 側壁(平面)
318b 側壁(平面)
318c 側壁(平面)
318d 側壁(平面)
X 延長線
Y 直線
Z 線
α 配置角度
θ 角度
Claims (11)
- 密閉容器内に、電動要素と、前記電動要素によって駆動される圧縮要素を収容し、前記圧縮要素は、圧縮室空間を有するシリンダブロックと、前記圧縮室空間内を往復運動するピストンと、前記圧縮室空間の端部に配置され、かつ前記ピストンとで圧縮室を形成するバルブプレートを備え、前記バルブプレートに、前記圧縮室内で圧縮される気体が流入する吸入孔と該圧縮室内で圧縮された気体が吐出される吐出孔を設け、さらに、前記ピストンの先端面で、かつ前記吐出孔と対向した位置に、該ピストンの往復動に伴って前記吐出孔を出没する凸部を設け、前記凸部に、前記ピストンの往復動方向と略平行に延びる少なくとも一つの平面を設け、前記平面が前記吸入孔側に面するように配置した密閉型圧縮機。
- 密閉容器内に、電動要素と、前記電動要素によって駆動される圧縮要素を収容し、前記圧縮要素は、圧縮室空間を有するシリンダブロックと、前記圧縮室空間内を往復運動するピストンと、前記圧縮室空間の端部に配置され、かつ前記ピストンとで圧縮室を形成するバルブプレートを備え、前記バルブプレートに、前記圧縮室内で圧縮される気体が流入する吸入孔と該圧縮室内で圧縮された気体が吐出される吐出孔を設け、さらに、前記ピストンの先端面で、かつ前記吐出孔と対向した位置に、該ピストンの往復動に伴って前記吐出孔を出没する凸部を設け、前記凸部に、前記ピストンの往復動方向と略平行に延びる少なくとも一つの平面を設け、前記平面の向きを、該平面と直角で、かつこの平面の中心を通る直線Yが、前記吸入孔の軸心とピストンの軸心を通る線Zにおいて、吸入孔の軸心とピストンの軸心の間で交差する位置関係となる向きとした密閉型圧縮機。
- 密閉容器内に、電動要素と、前記電動要素によって駆動される圧縮要素を収容し、前記圧縮要素は、圧縮室空間を有するシリンダブロックと、前記圧縮室空間内を往復運動するピストンと、前記圧縮室空間の端部に配置され、かつ前記ピストンとで圧縮室を形成するバルブプレートを備え、前記バルブプレートに、前記圧縮室内で圧縮される気体が流入する吸入孔と該圧縮室内で圧縮された気体が吐出される吐出孔を設け、さらに、前記ピストンの先端面で、かつ前記吐出孔と対向した位置に、該ピストンの往復動に伴って前記吐出孔を出没する凸部を設け、前記凸部に、前記ピストンの往復動方向と略平行に延びる少なくとも一つの平面を設け、前記平面の向きを、前記吸入孔の軸心と前記ピストンの軸心を通る線Zに対して、前記平面における前記ピストンの軸心側に面する平面の延長線Xが角度
αとなるように配置し、前記角度αを、約15°≦α≦約75°の範囲、または約105°≦α≦約150°の範囲とした密閉型圧縮機。 - 密閉容器内に、電動要素と、前記電動要素によって駆動される圧縮要素を収容し、前記圧縮要素は、圧縮室空間を有するシリンダブロックと、前記圧縮室空間内を往復運動するピストンと、前記圧縮室空間の端部に配置され、かつ前記ピストンとで圧縮室を形成するバルブプレートを備え、前記バルブプレートに、前記圧縮室内で圧縮される気体が流入する吸入孔と該圧縮室内で圧縮された気体が吐出される吐出孔を設け、さらに、前記ピストンの先端面で、かつ前記吐出孔と対向した位置に、該ピストンの往復動に伴って前記吐出孔を出没する凸部を設け、前記凸部に、前記ピストンの往復動方向と略平行に延びる少なくとも一つの平面を設け、前記凸部の形状を、前記ピストンの先端面と略平行な面による断面形状が、複数の平面を有する多角形形状とした密閉型圧縮機。
- 密閉容器内に、電動要素と、前記電動要素によって駆動される圧縮要素を収容し、前記圧縮要素は、圧縮室空間を有するシリンダブロックと、前記圧縮室空間内を往復運動するピストンと、前記圧縮室空間の端部に配置され、かつ前記ピストンとで圧縮室を形成するバルブプレートを備え、前記バルブプレートに、前記圧縮室内で圧縮される気体が流入する吸入孔と該圧縮室内で圧縮された気体が吐出される吐出孔を設け、さらに、前記ピストンの先端面で、かつ前記吐出孔と対向した位置に、該ピストンの往復動に伴って前記吐出孔を出没する凸部を設け、前記凸部に、前記ピストンの往復動方向と略平行に延びる少なくとも一つの平面を設け、前記凸部の形状を、前記ピストンの先端面と略平行な面による断面形状が、略長方形となるようにした密閉型圧縮機。
- 前記平面の前記ピストンの先端面とでなす角度θを、約70°≦θ≦90°の範囲とした請求項1から5のいずれか一項に記載の密閉型圧縮機。
- 前記凸部におけるピストンの先端面との交差部分を所定の径の湾曲面とした請求項1から6のいずれか一項に記載の密閉型圧縮機。
- 前記吐出孔を、前記圧縮室側から前記圧縮室の反対側に向かって断面積が大きくなるように形成した請求項1から7のいずれか一項に記載の密閉型圧縮機。
- 前記凸部の軸心を、前記吐出孔の軸心と略一致するように配置した請求項8に記載の密閉型圧縮機。
- 前記吐出孔の圧縮室側角部に、前記圧縮室側から圧縮室の反対側に向かって断面積が小さくなるベルマウス部を設けた請求項1から9のいずれか一項に記載の密閉型圧縮機。
- 圧縮機、放熱器、減圧装置、吸熱器を配管によって環状に連結した冷媒回路を有し、前記圧縮機を、請求項1から9のいずれか一項に記載の密閉型圧縮機とした冷凍装置。
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