JP5529816B2 - 携帯型再生装置、携帯型再生装置の制御方法、プログラム、及び情報記憶媒体 - Google Patents

携帯型再生装置、携帯型再生装置の制御方法、プログラム、及び情報記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は携帯型再生装置、携帯型再生装置の制御方法、プログラム、及び情報記憶媒体に関する。
ユーザが指示した画面内の位置を検出する検出部を備えた携帯情報端末が知られている。例えば、タッチパネルを備えたタブレット型コンピュータ等が知られている。このような携帯情報端末においてタッチパネルを用いて行われる操作としては、例えばフリック操作やタッチ操作等が知られている(例えば特許文献1)。
例えば、フリック操作等は上記の携帯情報端末において各種操作として採用されている。例えば、コンテンツデータを再生する携帯情報端末では、コンテンツデータの再生位置を変更する(進める又は戻す)ための操作としてフリック操作が採用されている。例えば、電子書籍を表示する携帯情報端末では、ページをめくるための操作としてフリック操作が採用されている。音楽を再生する携帯情報端末では、音楽をスキップするための操作としてフリック操作が採用されている。
特開2010−103919号公報
しかしながら、上記のような携帯情報端末を手で持って使用する場合、ユーザは携帯情報端末を支える指とは異なる指でフリック操作等を行う必要がある。例えば、タブレット型コンピュータのように比較的サイズが大きい携帯情報端末を手で持って使用する場合、ユーザは一方の手で携帯情報端末を持ち、他方の手でフリック操作等を行う必要がある。
このため、状況によっては、フリック操作やタッチ操作を行い難くなってしまう場合があり、その結果として、コンテンツデータの再生位置を変更するための操作を行い難くなってしまう場合がある。例えば、携帯情報端末で再生されるコンテンツデータをユーザが電車内等で立った状態で視聴する場合、ユーザは一方の手でつり革等をつかみ、他方の手で携帯情報端末を持つ必要がある。この場合、両手がふさがってしまうため、ユーザはフリック操作を行い難くなってしまい、コンテンツデータの再生位置を変更するための操作を行い難くなってしまう。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、携帯再生装置で再生されるコンテンツデータの再生位置を変更するための操作をユーザが行い易くなるようにすることが可能な携帯型再生装置、携帯型再生装置の制御方法、プログラム、及び情報記憶媒体を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る携帯型再生装置は、コンテンツデータを再生する携帯型再生装置において、前記携帯型再生装置の傾きを検出する傾き検出手段と、前記傾き検出手段によって検出される前記携帯型再生装置の傾き状態が、基準状態から、前記基準状態との傾きの差が基準値以上である他の状態に変化し、該他の状態から前記基準状態に戻った場合に、前記携帯型再生装置の傾き状態が前記基準状態から前記他の状態へと変化し始めてから前記基準状態に戻るまでの経過時間が基準時間以内であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段によって前記経過時間が前記基準時間以内であると判定された場合、前記他の状態における前記携帯型再生装置の、前記基準状態に対する傾き方向に基づいて、前記コンテンツデータの再生位置を変更する再生制御手段と、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係る携帯型再生装置の制御方法は、コンテンツデータを再生する携帯型再生装置であって、前記携帯型再生装置の傾きを検出する傾き検出手段を含む携帯型再生装置の制御方法において、前記携帯型再生装置の傾きに関する傾き情報を前記傾き検出手段から取得するステップと、前記傾き検出手段によって検出される前記携帯型再生装置の傾き状態が、基準状態から、前記基準状態との傾きの差が基準値以上である他の状態に変化し、該他の状態から、前記基準状態に戻った場合に、前記携帯型再生装置の傾き状態が前記基準状態から前記他の状態へと変化し始めてから前記基準状態に戻るまでの経過時間が基準時間以内であるか否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップにおいて前記経過時間が前記基準時間以内であると判定された場合、前記他の状態における前記携帯型再生装置の、前記基準状態に対する傾き方向に基づいて、前記コンテンツデータの再生位置を変更する再生制御ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係るプログラムは、前記携帯型再生装置の傾きを検出する傾き検出手段を含むコンピュータを、コンテンツデータを再生する携帯型再生装置として機能させるためのプログラムであって、前記携帯型再生装置の傾きに関する傾き情報を前記傾き検出手段から取得する手段、前記傾き検出手段によって検出される前記携帯型再生装置の傾き状態が、基準状態から、前記基準状態との傾きの差が基準値以上である他の状態に変化し、該他の状態から前記基準状態に戻った場合に、前記携帯型再生装置の傾き状態が前記基準状態から前記他の状態へと変化し始めてから前記基準状態に戻るまでの経過時間が基準時間以内であるか否かを判定する判定手段、及び、前記判定手段によって前記経過時間が前記基準時間以内であると判定された場合、前記他の状態における前記携帯型再生装置の、前記基準状態に対する傾き方向に基づいて、前記コンテンツデータの再生位置を変更する再生制御手段、として前記コンピュータを機能させるためのプログラムである。
また、本発明に係る情報記憶媒体は、前記携帯型再生装置の傾きを検出する傾き検出手段を含むコンピュータを、コンテンツデータを再生する携帯型再生装置として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体であって、前記携帯型再生装置の傾きに関する傾き情報を前記傾き検出手段から取得する手段、前記傾き検出手段によって検出される前記携帯型再生装置の傾き状態が、基準状態から、前記基準状態との傾きの差が基準値以上である他の状態に変化し、該他の状態から、前記基準状態に戻った場合に、前記携帯型再生装置の傾き状態が前記基準状態から前記他の状態へと変化し始めてから前記基準状態に戻るまでの経過時間が基準時間以内であるか否かを判定する判定手段、及び、前記判定手段によって前記経過時間が前記基準時間以内であると判定された場合、前記他の状態における前記携帯型再生装置の、前記基準状態に対する傾き方向に基づいて、前記コンテンツデータの再生位置を変更する再生制御手段、として前記コンピュータを機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体である。
また、本発明の一態様では、前記再生制御手段は、前記コンテンツデータの再生位置を変更する場合の前記コンテンツデータの再生位置の変更の程度を、前記他の状態における前記携帯型再生装置の、前記基準状態に対する傾きの大きさに基づいて設定する手段を含むようにしてもよい。
また、本発明の一態様では、前記傾き検出手段によって検出される前記携帯型再生装置の傾き状態が前記基準状態から前記他の状態に変化した場合に、前記携帯型再生装置の傾き状態が前記基準状態から前記他の状態へと変化するまでの経過時間が基準時間以内であるか否かを判定する第2判定手段を含み、前記再生制御手段は、前記第2判定手段によって前記経過時間が前記基準時間以内であると判定された後の期間において、現在の前記携帯型再生装置の、前記基準状態に対する傾き方向に基づいて、前記コンテンツデータの再生位置を変更する手段を含むようにしてもよい。
また、本発明の一態様では、前記第2判定手段によって前記時間が前記基準時間以内であると判定された後の前記期間において、現在の前記携帯型再生装置の、前記基準状態に対する傾きの大きさに対応する速度で、前記コンテンツデータの再生位置を変更するようにしてもよい。
また、本発明の一態様では、前記携帯型再生装置へのユーザの近接を検出する近接検出手段と、前記再生制御手段による前記コンテンツデータの再生制御の実行を前記近接検出手段の検出結果に基づいて制限する制限手段と、を含むようにしてもよい。
また、本発明の一態様では、前記再生制御手段は、前記判定手段によって前記経過時間が前記基準時間以内であると判定された場合において、前記他の状態における前記携帯型再生装置の、前記基準状態に対する前記傾き方向が、第1の軸を回転軸とする傾き方向である場合に、前記コンテンツデータの再生位置を変更し、前記携帯型再生装置は、前記判定手段によって前記経過時間が前記基準時間以内であると判定された場合において、前記他の状態における前記携帯型再生装置の、前記基準状態に対する前記傾き方向が、前記第1の軸と直交する第2の軸を回転軸とする傾き方向である場合に、前記コンテンツデータの現在の再生位置を示す情報を、記憶手段に記憶されるブックマークデータに登録するブックマーク登録手段を含むようにしてもよい。
また、本発明の一態様では、前記携帯型再生装置は、前記判定手段によって前記経過時間が前記基準時間以内であると判定された場合において、前記他の状態における前記携帯型再生装置の、前記基準状態に対する前記傾き方向が、前記第2の軸を回転軸とする傾き方向であり、かつ、前記コンテンツデータの現在の再生位置を示す情報が前記ブックマークデータにすでに登録されている場合、前記コンテンツデータの現在の再生位置を示す情報を前記ブックマークデータから削除する手段を含むようにしてもよい。
また、本発明の一態様では、前記コンテンツデータは複数の単位コンテンツデータを含み、前記携帯型再生装置は、複数の単位コンテンツデータの各々を順序情報に従って順番に再生し、前記再生制御手段は、再生対象の単位コンテンツデータを、現在の再生対象の単位コンテンツデータよりも後又は前の単位コンテンツデータに変更することによって、前記コンテンツデータの再生位置を変更するようにしてもよい。
また、本発明の一態様では、前記他の状態は、前記基準状態との傾きの差が第1の基準値以上である状態であり、前記判定手段は、前記傾き検出手段によって検出される前記携帯型再生装置の傾き状態が、前記基準状態との傾きの差が、前記第1の基準値よりも小さい第2の基準値以内である状態になった場合に、前記携帯型再生装置の傾き状態が前記基準状態に戻ったとみなすようにしてもよい。
本発明によれば、携帯再生装置で再生されるコンテンツデータの再生位置を変更するための操作をユーザが行い易くなるようにすることが可能になる。
本発明の実施形態に係る携帯型再生装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る携帯型再生装置の外観の一例を示す図である。 表示部に表示される画面の一例を示す図である。 ページめくり操作の一例について説明するための図である。 ブックマーク登録操作の一例について説明するための図である。 本発明の実施形態に係る携帯型再生装置の機能ブロック図である。 把持状態データの一例を示す図である。 ブックマークデータの一例を示す図である。 対応関係データの一例を示す図である。 対応関係データの他の一例を示す図である。 速度データの一例を示す図である。 情報処理装置で実行される処理の一例を示すフロー図である。 情報処理装置で実行される処理の一例を示すフロー図である。
以下、本発明の実施形態の例について図面に基づき詳細に説明する。
本実施形態に係る携帯型再生装置は、例えば携帯情報端末、携帯電話機、又は携帯ゲーム機等によって実現される。図1は、本実施形態に係る携帯型再生装置10のハードウェア構成の一例を示しており、図2は、本実施形態に係る携帯型再生装置10の外観の一例を示している。
図1に示すように、携帯型再生装置10は、制御部11、主記憶部12、補助記憶部13、姿勢検出センサ14、操作部15、表示部16、音声出力部17、及び通信部18を備えている。制御部11は例えば1又は複数のCPUを含み、補助記憶部13に記憶されたオペレーションシステム又はプログラムに従って情報処理を実行する。主記憶部12は例えばRAMであり、補助記憶部13は例えばハードディスク又はソリッドステートドライブである。
例えば、プログラムやデータはインターネット等の通信ネットワークを介して補助記憶部13に供給される。すなわち、サーバコンピュータから通信ネットワークを介して送信されたプログラムやデータが携帯型再生装置10において受信され、補助記憶部13に記憶される。なお、携帯型再生装置10は、光ディスク(情報記憶媒体)に記憶されたプログラムやデータを読み取るための光ディスクドライブを含むようにしてもよい。そして、プログラムやデータが光ディスクを介して補助記憶部13に供給されるようにしてもよい。すなわち、プログラムやデータが記憶された光ディスクが光ディスクドライブに装着され、光ディスクに記憶されたプログラムやデータが光ディスクドライブによって読み出され、補助記憶部13に記憶されるようにしてもよい。または、光ディスク以外の情報記憶媒体(例えばメモリカード)に記憶されたプログラム又はデータを読み取るための構成要素が光ディスクドライブの代わりに含まれるようにしてもよい。そして、光ディスク以外の情報記憶媒体を介してプログラムやデータが補助記憶部13に供給されるようにしてもよい。
姿勢検出センサ14は、携帯型再生装置10の姿勢(傾き)を検出するための一又は複数のセンサを含む。例えば、姿勢検出センサ14は加速度センサ及びジャイロセンサの少なくとも一方を含む。以下では、加速度センサ及びジャイロセンサの両方が携帯型再生装置10に内蔵されていることとして説明する。
例えば、加速度センサは互いに直交する三つの軸方向(X軸方向、Y軸方向、及びZ軸方向)の加速度を検出する。図2に示すように、携帯型再生装置10は矩形形状を有しており、X軸は携帯型再生装置10の短手方向に対応し、Z軸は携帯型再生装置10の長手方向に対応している。また、Y軸は携帯型再生装置10の奥行き方向に対応している。
また例えば、ジャイロセンサは互いに直交する三つの軸(X軸、Y軸、及びZ軸)の角速度を検出する。すなわち、ジャイロセンサは、携帯型再生装置10がX軸を回転軸として回転した場合の単位時間当たりの回転量を検出する。つまり、ジャイロセンサは図2に示すα方向の角速度を検出する。同様に、ジャイロセンサは、携帯型再生装置10がY軸を回転軸として回転した場合の単位時間当たりの回転量を検出する。つまり、ジャイロセンサは図2に示すβ方向の角速度を検出する。さらに、ジャイロセンサは、携帯型再生装置10がZ軸を回転軸として回転した場合の単位時間当たりの回転量を検出する。つまり、ジャイロセンサは図2に示すγ方向の角速度を検出する。
姿勢検出センサ14の検出結果を示す情報は所定時間(例えば1/60秒)ごとに制御部11に供給される。制御部11は姿勢検出センサ14の検出結果に基づいて携帯型再生装置10の姿勢(傾き)を判断する。
例えば、制御部11は加速度センサの検出結果に基づいて携帯型再生装置10の姿勢(傾き)を判断する。例えば、制御部11は、重力加速度がX軸方向、Y軸方向、及びZ軸方向の加速度としてどのように検出されているかに基づいて、携帯型再生装置10の姿勢(傾き)を判断する。
また例えば、制御部11はジャイロセンサの検出結果に基づいて携帯型再生装置10の姿勢(傾き)を判断する。例えば、制御部11は、ジャイロセンサによって検出された各軸の角速度を積分することによって、各軸を回転軸として携帯型再生装置10がどの程度回転したかを判断する。
操作部15はユーザが操作を行うためのものである。本実施形態の場合、表示部16に表示される画面内の位置をユーザが指示するための指示部が操作部15として備えられる。例えば、タッチパネル等のポインティングデバイスが操作部15として備えられる。なお、以下では、表示部16の上に重ねて設けられるタッチパネルが携帯型再生装置10に備えられていることとして説明する。
携帯型再生装置10に備えられるタッチパネルは一般的なタッチパネルであり、ユーザによって接触された位置を検出する。タッチパネルとしては、例えば静電容量方式のタッチパネルが用いられる。静電容量方式のタッチパネルでは、タッチパネルの表面がユーザによって接触された場合に生じる電荷の変化に基づいて、ユーザによって接触されている1又は複数の位置が検出される。なお、タッチパネルとしては、例えば抵抗膜方式等の他の方式のタッチパネルが用いられるようにしてもよい。
ユーザによって接触されている位置を示す情報が所定時間(例えば1/60秒)ごとに制御部11に供給される。ユーザによって接触されている位置は例えばスクリーン座標系の座標値として表される。「スクリーン座標系」とは、画面の左上頂点を原点Oとし、右方向をXs軸正方向とし、下方向をYs軸正方向とする座標系である(図2参照)。制御部11は、タッチパネルから供給される情報に基づいて、ユーザによって接触されている位置を取得する。
表示部16は例えば液晶表示ディスプレイ等であり、音声出力部17は例えばスピーカ又はヘッドホン端子等である。
通信部18は携帯型再生装置10が他の装置とデータ通信を行うためのものである。通信部18は制御部11からの指示に従って他の装置にデータを送信したり、他の装置から受信したデータを制御部11に供給したりする。なお、携帯型再生装置10が電話機能を有する場合、通信部18は他の装置への発呼や他の装置からの着呼も行う。
携帯型再生装置10では、各種コンテンツデータを再生するためのアプリケーションプログラムが実行される。例えば、下記のようなアプリケーションプログラムが実行される。
・電子書籍を表示(再生)するためのアプリケーションプログラム
・音楽データを再生するためのアプリケーションプログラム
・映像データを再生するためのアプリケーションプログラム
・画像データを表示(再生)するためのアプリケーションプログラム
上記の携帯型再生装置10では、コンテンツデータの再生位置をユーザが変更し易くなるようなユーザインタフェースが実現されている。以下、このユーザインタフェースについて説明する。なお、以下では、主に、電子書籍を表示するためのアプリケーションプログラム(以下「電子書籍ビューア」と呼ぶ。)が実行される場合を例として説明する。
図3は、電子書籍ビューアが実行されている場合に表示部16に表示される画面の一例を示している。図3に示す例では電子書籍のうちの1ページが画面に表示されている。なお、見開き2ページが画面に表示されるようにしてもよい。
この電子書籍ビューアにおけるページめくり操作について説明する。図4はページめくり操作について説明するための図である。なお、図4は携帯型再生装置10を上面10U側から見た場合を示している。
ユーザは携帯型再生装置10の傾きを変えることによってページをめくることができる。具体的には、ユーザは、Z軸を回転軸として回転するようにして携帯型再生装置10を傾けることによってページをめくることができる。
例えば、次のページを画面に表示させたい場合、ユーザは、例えば図4の矢印Lのように携帯型再生装置10の左側面10Lを手前に出し、右側面10Rを奥に引くようにして携帯型再生装置10を比較的短い時間(例えば0.5秒以内の時間)だけ傾ける。すなわち、ユーザは、携帯型再生装置10を図4の矢印Lのように傾けて直ちに元の状態に戻すという操作を比較的短い時間内に行う。このような操作が行われた場合、次のページが画面に表示される。
一方、前のページを画面に表示させたい場合、ユーザは、例えば図4の矢印Rのように携帯型再生装置10の右側面10Rを手前に出し、左側面10Lを奥に引くようにして携帯型再生装置10を比較的短い時間(例えば0.5秒以内の時間)だけ傾ける。すなわち、ユーザは、携帯型再生装置10を図4の矢印Rのように傾けて直ちに元の状態に戻すという操作を比較的短い時間内に行う。このような操作が行われた場合、前のページが画面に表示される。
次に、ページをめくり続けたい場合にユーザが行う操作について説明する。例えば、最後のページに向かってページをめくり続けたい場合、ユーザは図4の矢印Lのように携帯型再生装置10を素早く傾ける。そして、ユーザは携帯型再生装置10が傾けられた状態を維持する。携帯型再生装置10が傾けられた状態が維持されている間、最後のページに向かってページがめくり続けられる。
この場合、ページめくりの速度は、携帯型再生装置10の傾きの大きさに基づいて設定される。傾きの大きさが大きいほど、速度が速くなるようになっている。このため、ユーザは携帯型再生装置10の傾きの大きさを調整することによって、ページめくりの速度を指定できるようになっている。
一方、最初のページに向かってページをめくり続けたい場合、ユーザは図4の矢印Rのように携帯型再生装置10を素早く傾ける。そして、ユーザは携帯型再生装置10が傾けられた状態を維持する。携帯型再生装置10が傾けられた状態が維持されている間、最初のページに向かってページがめくり続けられる。
この場合も、ページめくりの速度は、携帯型再生装置10の傾きの大きさに基づいて設定される。傾きの大きさが大きいほど、速度が速くなるようになっている。このため、ユーザは携帯型再生装置10の傾きの大きさを調整することによって、ページめくりの速度を指定できるようになっている。
なお、電子書籍ビューアでは、ユーザが現在のページ(画面に表示されているページ)をブックマークとして登録できるようになっている。ここで、ブックマーク登録操作について説明する。図5はブックマーク登録操作について説明するための図である。なお、図5は、携帯型再生装置10を左側面10L側から見た場合を示している。
先述したように、ページめくり操作は、Z軸を回転軸として回転するようにして携帯型再生装置10を傾けるような操作になっていた。これに対し、ブックマーク登録操作は、Z軸と直交するX軸を回転軸として回転するように携帯型再生装置10を傾けるような操作になっている。
現在のページをブックマークとして登録したい場合、ユーザは、例えば図5の矢印Fのように携帯型再生装置10を手前に比較的短い時間(例えば0.5秒以内の時間)だけ傾ける。すなわち、ユーザは、携帯型再生装置10を図5の矢印Fのように傾けて直ちに元の状態に戻すという操作を比較的短い時間内に行う。このような操作が行われた場合、現在のページがブックマークデータ(ブックマークリスト)に登録される。なお、現在のページがすでにブックマークデータに登録されている状態において上記のような操作が行われた場合には、現在のページがブックマークデータから削除される。
なお、ブックマーク登録操作は、例えば図5の矢印Bのように携帯型再生装置10を奥に比較的短い時間(例えば0.5秒以内の時間)だけ傾ける操作であってもよい。すなわち、ユーザが、携帯型再生装置10を図5の矢印Bのように傾けて直ちに元の状態に戻すという操作を比較的短い時間内に行った場合に、現在のページがブックマークとして登録されるようにしてもよい。
以上のように、携帯型再生装置10では、ユーザは携帯型再生装置10を傾けることによってページめくりやブックマーク登録を指示できるようになっている。携帯型再生装置10を傾けることは携帯型再生装置10を持っている方の手で行うことができる。このため、例えば、電車内等で立った状態で一方の手でつり革等をつかみ、他方の手で携帯型再生装置10を持ちながら、携帯型再生装置10で表示される電子書籍を読む場合であっても、ユーザはページめくりやブックマーク登録を容易に指示できるようになる。
なお、図3〜図5では、携帯型再生装置10の長手方向が縦方向となるような状態(以下「縦長状態」と呼ぶ。)でユーザが携帯型再生装置10を持っている場合について説明したが、ユーザは、携帯型再生装置10の長手方向が横方向となるような状態(以下「横長状態」と呼ぶ。)で携帯型再生装置10を持つことも可能である。なお、ユーザが携帯型再生装置10の持ち方を変えた場合、それに応じて画面の向きも変更される。
以下、上記のようなユーザインタフェースを実現するための構成について説明する。図6は、本実施形態に係る携帯型再生装置10において実現される機能ブロックのうち、本発明に関連する機能ブロックを示す機能ブロック図である。図6に示すように、携帯型再生装置10は、記憶部30、傾き検出部32、傾き情報取得部34、判定部36、再生制御部38、及びブックマーク登録部40を含んでいる。なお、ブックマーク登録部40は必須の構成ではなく、省略するようにしてもよい。
例えば、記憶部30は主記憶部12及び補助記憶部13である。また例えば、傾き検出部32は姿勢検出センサ14である。その他の機能ブロックは制御部11によって実現される。すなわち、制御部11がプログラムに従って処理を実行することによって、制御部11が該他の機能ブロックとして機能するようになる。
まず、記憶部30について説明する。記憶部30には各種データが記憶される。例えば、各種コンテンツデータが記憶部30に記憶される。また例えば、コンテンツデータが再生されている場合には、コンテンツデータの再生位置を示すデータが記憶部30に記憶される。
また、例えば図7に示すような把持状態データが記憶部30に記憶される。図7に示す把持状態データは、ユーザが携帯型再生装置10を縦長状態又は横長状態のいずれの状態で持っているのかを示すデータである。例えば、把持状態データは「0」又は「1」の値をとる。値「0」は、ユーザが携帯型再生装置10を縦長状態で持っていることを示す。値「1」は、ユーザが携帯型再生装置10を横長状態で持っていることを示す。なお例えば、把持状態データはオペレーティングシステムによって姿勢検出センサ14の検出結果に基づいて更新される。
また、例えば図8に示すようなブックマークデータが記憶部30に記憶される。図8に示すブックマークデータは「ID」及び「ブックマーク」フィールドを含んでいる。「ID」フィールドには、コンテンツデータを一意に識別する識別情報(ID)が登録される。また、「ブックマーク」フィールドには、ブックマークとして設定された位置(言い換えれば、ブックマーク登録操作が行われた時点の再生位置)を示す情報が登録される。例えば、コンテンツデータが電子書籍である場合にはページ番号が「ブックマーク」フィールドに登録される。
傾き検出部32及び傾き情報取得部34について説明する。傾き検出部32は携帯型再生装置10の傾きを検出する。上述したように、本実施形態の場合、姿勢検出センサ14が傾き検出部32に相当している。傾き情報取得部34は、携帯型再生装置10の傾きに関する傾き情報を傾き検出部32から取得する。
判定部36、再生制御部38、及びブックマーク登録部40について説明する。
判定部36は、傾き検出部32によって検出される携帯型再生装置10の傾き状態が「基準状態」から「基準状態との傾きの差が基準値(第1の基準値)以上である他の状態」に変化し、「該他の状態」から「基準状態」に戻った場合に、携帯型再生装置10の傾き状態が基準状態から他の状態へと変化し始めてから基準状態に戻るまでの経過時間(t1)が基準時間(T1)以内であるか否かを判定する。
なお、ここで、「基準状態」とは、例えば、ある時点(基準時点)における携帯型再生装置10の傾き状態のことを意味している。「基準時点」とは、例えば、携帯型再生装置10の電源が投入された時点、コンテンツデータを再生するためのアプリケーションプログラム(例えば電子書籍ビューア)が起動された時点、又はタッチパネルがユーザによって接触された時点である。あるいは、携帯型再生装置10の傾き(姿勢)が所定期間にわたって維持された場合には、その時点における状態が「基準状態」として設定されるようにしてもよい。なお、この場合、携帯型再生装置10の傾きの変化が所定範囲内である状態が所定期間にわたって継続されたら、携帯型再生装置10の傾きが所定期間にわたって維持されたとみなすようにすればよい。
「他の状態」とは、基準状態との差が比較的大きい状態である。「他の状態」とは、基準状態に対する携帯型再生装置10の傾きの大きさが第1の基準値以上であるような状態である。
また、「基準時間(T1)」とは、上記の経過時間(t1)が短いか否かを判定するために設定される時間である。このため、「基準時間(T1)」は比較的短い時間(例えば0.5秒)に設定される。
なお、判定部36は、携帯型再生装置10の傾き状態が、基準状態との傾きの差が第2の基準値(第1の基準値よりも小さい基準値)以内である状態に戻ったら、携帯型再生装置10の傾き状態が基準状態に戻ったとみなすようになっている。携帯型再生装置10の傾き状態を基準状態から他の状態に変化させた後に、携帯型再生装置10の傾き状態を基準状態と全く同じ状態に戻すことはユーザにとって困難である。このため、携帯型再生装置10では上記のようにみなすようになっている。
判定部36によって上記の経過時間(t1)が基準時間(T1)以内であると判定された場合、再生制御部38は、上記他の状態の携帯型再生装置10の「基準状態に対する傾き方向」に基づいて、コンテンツデータの再生位置を変更する(進める又は戻す)。
ここで、「コンテンツデータの再生位置を変更する(進める又は戻す)」の意味について説明しておく。
例えば、コンテンツデータが電子書籍である場合、画面に表示されているページ(表示対象になっているページ)が「再生位置」に相当する。また、表示対象のページを現在の表示対象のページの次のページに変更することが「再生位置を進める」ことに相当する。つまり、画面に表示するページを、現在画面に表示されているページの次のページに変更することが「再生位置を進める」ことに相当する。また、表示対象のページを現在の表示対象のページの前のページに変更することが「再生位置を戻す」ことに相当する。つまり、画面に表示するページを、現在画面に表示されているページの前のページに変更することが「再生位置を戻す」ことに相当する。なお、最後のページに向かってページをめくり続けることも「再生位置を進める」ことに相当し、最初のページに向かってページをめくり続けることも「再生位置を戻す」ことに相当する。
また例えば、コンテンツデータが音楽データである場合、早送りが「再生位置を進める」ことに相当し、巻き戻しが「再生位置を戻す」ことに相当する。なお、複数の楽曲データ(複数の単位コンテンツデータ)が順序情報に従って再生され、これら複数の楽曲データを一つのコンテンツデータとみなすことができるような場合には、現在再生されている楽曲データの次の楽曲データにスキップすることが「再生位置を進める」ことに相当する。すなわち、再生対象の楽曲データを現在の再生対象の楽曲データの次の楽曲データに変更することが「再生位置を進める」ことに相当する。また、現在再生されている楽曲データの前の楽曲データにスキップすることが「再生位置を戻す」ことに相当する。すなわち、再生対象の楽曲データを現在の再生対象の楽曲データの前の楽曲データに変更することが「再生位置を戻す」ことに相当する。
また例えば、コンテンツデータが映像データである場合、早送りが「再生位置を進める」ことに相当し、巻き戻しが「再生位置を戻す」ことに相当する。また、映像データが複数のチャプターデータ(複数の単位コンテンツデータ)を含んでおり、それら複数のチャプターデータが順序情報に従って再生されるような場合には、現在再生されているチャプターデータの次のチャプターデータにスキップすることが「再生位置を進める」ことに相当する。すなわち、再生対象のチャプターデータを現在の再生対象のチャプターデータの次のチャプターデータに変更することが「再生位置を進める」ことに相当する。また、現在再生中のチャプターデータの前のチャプターデータにスキップすることが「再生位置を戻す」ことに相当する。すなわち、再生対象のチャプターデータを現在の再生対象のチャプターデータの前のチャプターデータに変更することが「再生位置を戻す」ことに相当する。
また例えば、複数の画像データ(複数の単位コンテンツデータ)が順序情報に従って表示され、これら複数の画像データを一つのコンテンツデータとみなすことができるような場合には、画面に表示されている画像データが「再生位置」に相当する。また、表示対象の画像データを現在の表示対象の画像データの次の画像データに変更することが「再生位置を進める」ことに相当する。つまり、画面に表示する画像データを、現在画面に表示されている画像データの次の画像データに変更することが「再生位置を進める」ことに相当する。また、表示対象の画像データを現在の表示対象の画像データの前の画像データに変更することが「再生位置を戻す」ことに相当する。つまり、画面に表示する画像データを、現在画面に表示されている画像データの前の画像データに変更することが「再生位置を戻す」ことに相当する。
判定部36によって上記の経過時間(t1)が基準時間(T1)以内であると判定された場合、ブックマーク登録部40は、上記他の状態の携帯型再生装置10の「基準状態に対する傾き方向」に基づいて、コンテンツデータの現在の再生位置を示す情報をブックマークデータに登録する。
図9は、携帯型再生装置10の傾き方向と、再生制御部38又はブックマーク登録部40の制御内容と、の対応関係を示すデータ(以下「対応関係データ」と呼ぶ。)の一例を示している。図9に示す対応関係データでは、携帯型再生装置10の把持状態(縦長状態又は横長状態)の各々について、携帯型再生装置10の傾き方向と、再生制御部38又はブックマーク登録部40の制御内容と、の対応関係が定義されている。
図9に示す対応関係データでは、携帯型再生装置10の把持状態が縦長状態である場合において、γ方向の正方向への傾きと、制御内容「前のページに戻る」と、が対応づけられている。なお、「γ方向の正方向への傾き」とは、Z軸を回転軸とした時計回り方向(例えば図4における矢印R)への傾きのことを示している。また、図9に示す対応関係データでは、γ方向の負方向への傾きと、制御内容「次のページに進む」と、が対応づけられている。なお、「γ方向の負方向への傾き」とは、Z軸を回転軸とした反時計回り方向(例えば図4における矢印L)への傾きのことを示している。
また、図9に示す対応関係データでは、携帯型再生装置10の把持状態が横長状態である場合において、α方向の正方向への傾きと、制御内容「前のページに戻る」と、が対応づけられている。なお、「α方向の正方向への傾き」とは、X軸を回転軸とした時計回り方向への傾きのことを示している。また、図9に示す対応関係データでは、α方向の負方向への傾きと、制御内容「次のページに進む」と、が対応づけられている。なお、「α方向の負方向への傾き」とは、X軸を回転軸とした反時計回り方向への傾きのことを示している。
また、図9に示す対応関係データでは、携帯型再生装置10の把持状態が縦長状態である場合において、α方向の正方向への傾きと、制御内容「現在のページをブックマークデータに登録する(現在のページをブックマークデータから削除する)」と、が対応づけられている。なお、上述したように、「α方向の正方向への傾き」とは、X軸を回転軸とした時計回り方向(例えば図5における矢印F)への傾きのことを示している。また、図9に示す対応関係データでは、携帯型再生装置10の把持状態が横長状態である場合において、γ方向の正方向への傾きと、制御内容「現在のページをブックマークデータに登録する(現在のページをブックマークデータから削除する)」と、が対応づけられている。なお、上述したように、「γ方向の正方向への傾き」とは、Z軸を回転軸とした時計回り方向への傾きのことを示している。
なお、携帯型再生装置10の傾き方向と、再生制御部38又はブックマーク登録部40の制御内容と、の対応関係は図9に示した例に限られない。例えば、β方向の傾きがページめくり処理に関連づけられるようにしてもよい。
判定部36によって上記の経過時間(t1)が基準時間(T1)以内であると判定された場合、再生制御部38及びブックマーク登録部40は図9に示す制御内容データに従って制御を行う。詳細については後述する(図12のステップS112参照)。
また、判定部36(第2判定手段)は、傾き検出部32によって検出される携帯型再生装置10の傾き状態が基準状態から上記他の状態(基準状態との傾きの差が第1の基準値以上である状態)に変化した場合に、携帯型再生装置10の傾き状態が基準状態から上記他の状態へと変化するまでの経過時間(t2)が基準時間(T2)以内であるか否かを判定する。
ここで、「基準時間(T2)」とは、上記の経過時間(t2)が短いか否かを判定するために設定される時間である。このため、「基準時間(T2)」は比較的短い時間(例えば0.3秒)に設定される。
判定部36によって上記の経過時間(t2)が基準時間(T2)以内であると判定された後の期間において、再生制御部38は、現在の携帯型再生装置10の「基準状態に対する傾き方向」に基づいて、コンテンツデータの再生位置を変更する。
また、判定部36によって上記の経過時間(t2)が基準時間(T2)以内であると判定された後の期間において、再生制御部38は、現在の携帯型再生装置10の「基準状態に対する傾きの大きさ」に対応する速度で、コンテンツデータの再生位置を変更する。
図10は、この場合における携帯型再生装置10の傾き方向と再生制御部38の制御内容との対応関係を示すデータ(対応関係データ)の一例を示している。図10に示す対応関係データでは、携帯型再生装置10の把持状態(縦長状態又は横長状態)の各々について、携帯型再生装置10の傾き方向と、再生制御部38の制御内容と、の対応関係が定義されている。
図10に示す対応関係データでは、携帯型再生装置10の把持状態が縦長状態である場合において、γ方向の正方向への傾きと、制御内容「最初のページに向かってページをめくる」と、が対応づけられている。または、γ方向の負方向への傾きと、制御内容「最後のページに向かってページをめくる」と、が対応づけられている。
また、図10に示す対応関係データでは、携帯型再生装置10の把持状態が横長状態である場合において、α方向の正方向への傾きと、制御内容「最初のページに向かってページをめくる」と、が対応づけられている。または、α方向の負方向への傾きと、制御内容「最後のページに向かってページをめくる」と、が対応づけられている。
なお、携帯型再生装置10の傾き方向と、再生制御部38の制御内容と、の対応関係は図10に示した例に限られない。例えば、β方向の傾きがページめくり処理に関連づけられるようにしてもよい。
図11は、コンテンツデータの再生位置を変更する場合の速度を制御するためのデータ(以下「速度データ」と呼ぶ。)の一例を示している。図11に示す速度データでは、携帯型再生装置10の傾きの大きさと、コンテンツデータの再生位置を変更する場合の速度に関する速度情報と、が対応づけられている。速度データは、携帯型再生装置10の傾きの大きさが大きいほど、コンテンツデータの再生位置を進める又は戻す場合の速度が速くなるように設定される。
なお、図11における「θ」は、基準状態に対する現在の携帯型再生装置10の傾きの大きさを示している。
また、図11における「速度情報」は下記に説明するように設定される。例えば、所定の時間間隔ごとに所与のページ数分のページめくりが行われるようになっている場合、上記の「ページ数」を示す情報が「速度情報」として設定される。この場合、携帯型再生装置10の傾きの大きさが大きいほど、上記の「ページ数」が多くなるように設定される。また例えば、所与の時間間隔ごとに所定のページ数分のページめくりが行われるようになっている場合、上記の「時間間隔」を示す情報が「速度情報」として設定される。この場合、携帯型再生装置10の傾きの大きさが大きいほど、上記の「時間間隔」が短くなるように設定される。
判定部36によって上記時間(t2)が基準時間(T2)以内であると判定された後の期間において、再生制御部38は、図10に示す制御内容データ及び図11に示す速度データに基づいて、ページめくり処理を実行する。この場合、ページめくり処理は、携帯型再生装置10の傾き状態が基準状態に戻るまで継続される。詳細については後述する(図12のステップS109,S110参照)。
次に、上記に説明した機能ブロックを実現するために携帯型再生装置10で実行される処理について説明する。
図12はページめくり処理の一例を示すフロー図である。図12に示すページめくり処理は携帯型再生装置10の傾き状態が基準状態である場合に開始される。制御部11が図12に示すページめくり処理をプログラムに従って実行することによって、制御部11が、傾き情報取得部34、判定部36、及び再生制御部38として機能するようになる。
なお、携帯型再生装置10では、ジャイロセンサの検出結果の履歴データが主記憶部12(又は補助記憶部13)に保存されるようになっている。そして、制御部11は、軸ごとに角速度を積分することによって、現在の携帯型再生装置10が基準状態に対して各方向(α方向、β方向、及びγ方向)にどれだけ傾いているのかを判断するようになっている。なお、携帯型再生装置10の傾き状態をジャイロセンサの検出結果に基づいて判断するための方法としては公知の方法を用いることができる。
図12に示すように、制御部11は携帯型再生装置10の傾き状態が基準状態であるか否かを判定する(S101)。すなわち、制御部11は、基準状態に対する現在の携帯型再生装置10の傾きの大きさ(θ)が基準値(θa:第2の基準値)以内であるか否かを判定する。なお例えば、携帯型再生装置10の把持状態が縦長状態である場合、ページめくり処理はγ方向への傾きに関連しているため(図9,10参照)、この場合、傾きの大きさ(θ)としてγ方向への傾きの大きさが用いられる。また例えば、携帯型再生装置10の把持状態が横長状態である場合、ページめくり処理はα方向への傾きに関連しているため(図9,10参照)、この場合、傾きの大きさ(θ)としてα方向への傾きの大きさが用いられる。これは以降のステップにおいても同様である。ステップS101において、傾きの大きさ(θ)が基準値(θa)以内である場合、制御部11は、携帯型再生装置10の傾き状態が基準状態であるとみなすようになっている。
携帯型再生装置10の傾き状態が基準状態であると判定された場合、制御部11は、携帯型再生装置10の傾き状態が基準状態であるか否かの監視を続行する。一方、携帯型再生装置10の傾き状態が基準状態でなくなったと判定された場合(すなわち、携帯型再生装置10の傾き状態が基準状態から変化した場合)、制御部11は、基準状態に対する現在の携帯型再生装置10の傾きの大きさ(θ)が基準値(θb:第1の基準値)よりも大きくなったか否かの監視を開始する(S102)。なお、この基準値(θb)は上記の基準値(θa)よりも大きい値である。
傾きの大きさ(θ)が基準値(θb)よりも大きくなったと判定された場合、制御部11は、ステップS101において携帯型再生装置10の傾き状態が基準状態でなくなったと判定されてから、ステップS102において傾きの大きさ(θ)が基準値(θb)よりも大きくなったと判定されるまでの経過時間(t2)を取得する(S103)。
また、制御部11は、基準状態に対する現在の携帯型再生装置10の傾き方向を取得する(S104)。例えば、携帯型再生装置10の把持状態が縦長状態である場合、ページめくり処理はγ方向の傾きに関連しているため(図9参照)、この場合、傾き方向がγ方向の正方向又は負方向のいずれであるのかを制御部11は判断する。一方、携帯型再生装置10の把持状態が横長状態である場合、ページめくり処理はα方向の傾きに関連しているため(図9参照)、この場合、傾き方向がα方向の正方向又は負方向のいずれであるのかを制御部11は判断する。
その後、制御部11は、携帯型再生装置10の傾き状態が基準状態に戻ったか否かの監視を開始する(S105)。すなわち、制御部11は、基準状態に対する現在の携帯型再生装置10の傾きの大きさ(θ)が基準値(θa)以内に戻ったか否かを監視する。
携帯型再生装置10の傾き状態が基準状態に戻っていないと判定された場合、制御部11は、ステップS101において携帯型再生装置10の傾き状態が基準状態でなくなったと判定されてからの経過時間(t1)を取得する(S106)。そして、制御部11(判定部36)は経過時間(t1)が基準時間(T1:例えば0.5秒)以内であるか否かを判定する(S107)。経過時間(t1)が基準時間(T1)以内であると判定された場合、制御部11は、携帯型再生装置10の傾き状態が基準状態に戻ったか否かの監視を続行する。
ステップS104において携帯型再生装置10の傾き状態が基準状態に戻ったと判定された場合、制御部11(再生制御部38)はページめくり処理を実行する(S112)。例えば、携帯型再生装置10の把持状態が縦長状態であり、かつ、ステップS104で取得された傾き方向がγ方向の正方向である場合、制御部11は、画面に表示されるページを前のページに更新する(図9参照)。また例えば、携帯型再生装置10の把持状態が縦長状態であり、かつ、ステップS104で取得された傾き方向がγ方向の負方向である場合、制御部11は、画面に表示されるページを次のページに更新する(図9参照)。
なお、ステップS107において経過時間(t1)が基準時間(T1)以内でないと判定された場合、制御部11(判定部36)は、ステップS103で取得された経過時間(t2)が基準時間(T2:例えば0.3秒)以内であったか否かを判定する(S108)。
経過時間(t2)が基準時間(T2)以内であったと判定された場合、制御部11(再生制御部38)はページめくり処理を実行する(S109)。
この場合、制御部11は、基準状態に対する現在の携帯型再生装置10の傾き方向及び傾きの大きさを取得する。上述したように、携帯型再生装置10の把持状態が縦長状態である場合、ページめくり処理はγ方向への傾きに関連しているため(図10参照)、この場合、制御部11は、傾き方向がγ方向の正方向又は負方向のいずれであるのかを判断し、かつ、γ方向への傾きの大きさを取得する。一方、携帯型再生装置10の把持状態が横長状態である場合、ページめくり処理はα方向への傾きに関連しているため(図10参照)、この場合、制御部11は、傾き方向がα方向の正方向又は負方向のいずれであるのかを判断し、かつ、α方向への傾きの大きさを取得する。
そして、制御部11はページめくり方向を携帯型再生装置10の傾き方向と対応関係データ(図10)とに基づいて取得する。例えば、携帯型再生装置10の把持状態が縦長状態であり、かつ、携帯型再生装置10の傾き方向がγ方向の正方向である場合、制御部11は、最初のページに向かう方向をページめくり方向として取得する。また例えば、携帯型再生装置10の把持状態が縦長状態であり、かつ、携帯型再生装置10の傾き方向がγ方向の負方向である場合、制御部11は、最後のページに向かう方向をページめくり方向として取得する。
また、制御部11はページをめくる場合の速度を携帯型再生装置10の傾きの大きさと速度データ(図11)とに基づいて判断する。例えば、制御部11は、携帯型再生装置10の傾きの大きさに対応する速度情報を取得する。例えば、携帯型再生装置10の把持状態が縦長状態である場合、制御部11は、γ方向への傾きの大きさに対応する速度情報を取得する。また例えば、携帯型再生装置10の把持状態が横長状態である場合、制御部11は、α方向への傾きの大きさに対応する速度情報を取得する。
そして、制御部11は、上記のようにして取得されたページめくり方向に、上記のようにして取得された速度情報が示す速度で、画面に表示されるページを更新していく。
制御部11は、携帯型再生装置10の傾き状態が基準状態に戻るまでの間、ステップS109の処理を繰り返し実行する。すなわち、ステップS109の処理が実行された後、制御部11は携帯型再生装置10の傾き状態が基準状態に戻ったか否かを判定する(S110)。ステップS110の処理はステップS105と同様である。
携帯型再生装置10の傾き状態が基準状態に戻っていないと判定された場合、制御部11はステップS109の処理を再実行する。一方、携帯型再生装置10の姿勢が基準姿勢に戻ったと判定された場合、本処理は終了する。この場合、ステップS101の処理が再び実行されることになる。
なお、ステップS108において上記の経過時間(t2)が基準時間(T2)以内であると判定されなかった場合とは、ユーザが携帯型再生装置10を素早く傾けなかった場合である。
この場合、例えば、制御部11は、携帯型再生装置10の傾き状態を基準状態に戻すようにユーザに要求するためのメッセージを画面に表示させる(S111)。なお、この場合、ユーザが基準状態を把握できるようにするべく、基準状態を示す画像をメッセージとともに画面に表示するとよい。
あるいは、上記のようなメッセージを表示する代わりに、携帯型再生装置10の基準状態の再設定を実行するようにしてもよい。例えば、携帯型再生装置10の傾き状態が変化しない状態が所定期間にわたって継続した場合、制御部11はその時点の携帯型再生装置10の傾き状態を新たな基準状態として設定するようにしてもよい。以上で図12に示す処理の説明は終了する。
図13はブックマーク登録処理の一例を示すフロー図である。図12に示す処理と同様、図13に示すブックマーク登録処理も携帯型再生装置10の傾き状態が基準状態である場合に開始される。制御部11が図13に示すブックマーク登録処理をプログラムに従って実行することによって、制御部11が、傾き情報取得部34、判定部36、及びブックマーク登録部40として機能するようになる。
図13に示すように、制御部11は携帯型再生装置10の傾き状態が基準状態であるか否かを判定する(S201)。この処理は図12のステップS101と同様である。ただし、ブックマーク登録処理は、ユーザが携帯型再生装置10を縦長状態で持っている場合にはα方向(正方向)への傾きに関連し、ユーザが携帯型再生装置10を横長状態で持っている場合にはγ方向(正方向)への傾きに関連する。このため、ユーザが携帯型再生装置10を縦長状態で持っている場合には、α方向(正方向)への傾きの大きさが傾きの大きさ(θ)として用いられる。一方、ユーザが携帯型再生装置10を横長状態で持っている場合には、γ方向(正方向)への傾きの大きさが傾きの大きさ(θ)として用いられる。これは以降のステップにおいても同様である。
携帯型再生装置10の傾き状態が基準状態であると判定された場合、制御部11は、携帯型再生装置10の傾き状態が基準状態であるか否かの監視を続行する。一方、携帯型再生装置10の傾き状態が基準状態でなくなったと判定された場合(すなわち、携帯型再生装置10の傾き状態が基準状態から変化した場合)、制御部11は、基準状態に対する現在の携帯型再生装置10の傾きの大きさ(θ)が基準値(θb)よりも大きくなったか否かの監視を開始する(S202)。この処理は図12のステップS102と同様である。
傾きの大きさ(θ)が基準値(θb)よりも大きくなったと判定された後、制御部11は、携帯型再生装置10の傾き状態が基準状態に戻ったか否かの監視を開始する(S203)。この処理は図12のステップS105と同様である。
携帯型再生装置10の傾き状態が基準状態に戻っていないと判定された場合、制御部11は、ステップS201において携帯型再生装置10の傾き状態が基準状態でなくなったと判定されてからの経過時間(t1)を取得する(S204)。そして、制御部11(判定部36)は経過時間(t1)が基準時間(T1:例えば0.5秒)以内であるか否かを判定する(S205)。これらの処理は図12のステップS106,S107と同様である。経過時間(t1)が基準時間(T1)以内であると判定された場合、制御部11は、携帯型再生装置10の傾き状態が基準状態に戻ったか否かの監視を続行する。
ステップS203において携帯型再生装置10の傾き状態が基準状態に戻ったと判定された場合、制御部11(ブックマーク登録部40)はブックマーク登録処理を実行する(S206)。例えば、制御部11は、現在のページ(画面に表示されているページ)がブックマークデータに登録されているか否かを判定する。すなわち、制御部11は、表示中の電子書籍のIDと、現在のページと、の組合せがブックマークデータに登録されているか否かを判定する。現在のページがブックマークデータに登録されていない場合、制御部11は、表示中の電子書籍のIDと、現在のページと、の組合せをブックマークデータに登録する。一方、現在のページがブックマークデータに登録されている場合、制御部11は、表示中の電子書籍のIDと、現在のページと、の組合せをブックマークデータから削除する。
なお、ステップS205において経過時間(t1)が基準時間(T1)以内でないと判定された場合、本処理は終了する。以上で図13に示す処理の説明は終了する。
以上説明した携帯型再生装置10では、ユーザは携帯型再生装置10を比較的短い時間(例えば0.5秒以内の時間)だけ傾けることによってページめくりやブックマーク登録を指示できるようになっている。携帯型再生装置10を傾けることは携帯型再生装置10を持っている方の手で行うことが可能である。このため、例えば、電車内等で立った状態で一方の手がつり革等をつかみ、他方の手で携帯型再生装置10を持ちながら、携帯型再生装置10で表示される電子書籍を読むような場合であっても、ユーザはページめくりやブックマーク登録を容易に指示できるようになる。
また、携帯型再生装置10では、ユーザは携帯型再生装置10の傾きの大きさ(程度)を調整することによってページめくりの速度を調整できるようになっている。
なお、本発明は以上に説明した実施形態に限定されるものではない。
[1]例えば、携帯型再生装置10の傾き状態が基準状態から上記他の状態へと変化し始めてから基準状態に戻るまでの経過時間(t1)が基準時間(T1)以内であると判定部36によって判定された場合、再生制御部38は、コンテンツデータの再生位置を変更する場合のコンテンツデータの再生位置の変更の程度を、上記他の状態における携帯型再生装置10の、基準状態に対する傾きの大きさに基づいて設定するようにしてもよい。
例えば図12のステップS112において、制御部11はページめくりの量を変えるようにしてもよい。
この場合、制御部11は、基準状態からの傾きの大きさが最も大きくなった時点における傾きの大きさを取得する。例えば、携帯型再生装置10の把持状態が縦長状態である場合には、ページめくり処理がγ方向への傾きに関連しているため(図9参照)、制御部11は、γ方向の傾きの大きさが最も大きくなった時点における傾きの大きさ(γ方向の傾きの大きさ)を取得する。また例えば、携帯型再生装置10の把持状態が横長状態である場合には、ページめくり処理がα方向への傾きに関連しているため(図9参照)、制御部11は、α方向の傾きの大きさが最も大きくなった時点における傾きの大きさ(α方向の傾きの大きさ)を取得する。そして、制御部11は、以上のようにして取得された傾きの大きさに対応する速度情報を速度データ(図11)に基づいて取得する。この場合、速度データにおける「速度情報」はページめくりの量を示す情報となる。すなわち、「速度情報」はページ数を示す情報となる。
そして、ステップS112において、制御部11は、ステップS112で取得されるページめくり方向に、ステップS112で取得される上記速度情報が示すページめくり量(ページ数分)だけページを移動させる。
[2]また例えば、携帯型再生装置10は、携帯型再生装置10へのユーザの近接を検出する近接検出部(例えば近接センサ)を備えるようにしてもよい。そして、携帯型再生装置10(制限手段)は、再生制御部38によるコンテンツデータの再生制御の実行を近接検出部の検出結果に基づいて制限するようにしてもよい。
例えば、携帯型再生装置10へのユーザの近接が検出されていない場合、携帯型再生装置10は、再生制御部38によるコンテンツデータの再生制御の実行を許可する。一方、携帯型再生装置10へのユーザの近接が検出された場合、携帯型再生装置10は、再生制御部38によるコンテンツデータの再生制御の実行を抑止する。このようにすれば、例えば、電車等が揺れた際にユーザが携帯型再生装置10を抱えたような場合に、ユーザが意図しないページめくり処理やブックマーク登録処理が実行されないように図ることが可能になる。
[3]また例えば、以上の説明では、携帯型再生装置10の傾き状態(姿勢)を主にジャイロセンサの検出結果に基づいて判断する場合について説明したが、携帯型再生装置10の傾き状態を加速度センサの検出結果に基づいて判断するようにしてもよい。この場合、携帯型再生装置10の傾き状態を加速度センサの検出結果に基づいて判断する方法としては公知の方法を用いるようにすればよい。なお、ユーザが電車等に乗っている場合、加速度センサは電車等の加速又は減速による影響を受けてしまい、携帯型再生装置10の傾き状態の判断結果の精度が低下してしまう場合がある。この点、ジャイロセンサを用いるようにすれば、そのような影響を受けなくてすむようになる。
[4]また例えば、以上では、電子書籍が再生される場合の例について主に説明したが、他のコンテンツデータが再生される場合にも本発明は適用することが可能である。本発明を適用することにより、例えば、電車内等で立った状態で一方の手でつり革等をつかみ、他方の手で携帯型再生装置10を持ちながら、携帯型再生装置10で再生されるコンテンツデータを視聴するような場合であっても、ユーザは早送り、巻き戻し、又はスキップ等を容易に指示できるようになる。
10 携帯型再生装置、11 制御部、12 主記憶部、13 補助記憶部、14 姿勢検出センサ、15 操作部、16 表示部、17 音声出力部、18 通信部、20 選択範囲、22 メニュー、30 記憶部、32 傾き検出部、34 傾き情報取得部、36 判定部、38 再生制御部、40 ブックマーク登録部。

Claims (14)

  1. コンテンツデータを再生する携帯型再生装置において、
    前記携帯型再生装置の傾きを検出する傾き検出手段と、
    前記傾き検出手段によって検出される前記携帯型再生装置の傾き状態が、基準状態から、前記基準状態との傾きの差が基準値以上である他の状態に変化し、該他の状態から前記基準状態に戻った場合に、前記携帯型再生装置の傾き状態が前記基準状態から前記他の状態へと変化し始めてから前記基準状態に戻るまでの経過時間が基準時間以内であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって前記経過時間が前記基準時間以内であると判定された場合、前記他の状態における前記携帯型再生装置の、前記基準状態に対する傾き方向に基づいて、前記コンテンツデータの再生位置を変更する再生制御手段と、
    前記傾き検出手段によって検出される前記携帯型再生装置の傾き状態が前記基準状態から前記他の状態に変化した場合に、前記携帯型再生装置の傾き状態が前記基準状態から前記他の状態へと変化するまでの経過時間が基準時間以内であるか否かを判定する第2判定手段と、
    を含み、
    前記再生制御手段は、前記傾き検出手段によって検出される前記携帯型再生装置の傾き状態が前記基準状態から前記他の状態に変化した場合、前記第2判定手段によって前記経過時間が前記基準時間以内であると判定された後の期間において、現在の前記携帯型再生装置の、前記基準状態に対する傾き方向に基づいて、前記コンテンツデータの再生位置を変更する手段を含む、
    とを特徴とする携帯型再生装置。
  2. 請求項に記載の携帯型再生装置において、
    前記第2判定手段によって前記経過時間が前記基準時間以内であると判定された後の前記期間において、現在の前記携帯型再生装置の、前記基準状態に対する傾きの大きさに対応する速度で、前記コンテンツデータの再生位置を変更することを特徴とする携帯型再生装置。
  3. コンテンツデータを再生する携帯型再生装置において、
    前記携帯型再生装置へのユーザの近接を検出する近接検出手段と、
    前記携帯型再生装置の傾きを検出する傾き検出手段と、
    前記傾き検出手段によって検出される前記携帯型再生装置の傾き状態が、基準状態から、前記基準状態との傾きの差が基準値以上である他の状態に変化し、該他の状態から前記基準状態に戻った場合に、前記携帯型再生装置の傾き状態が前記基準状態から前記他の状態へと変化し始めてから前記基準状態に戻るまでの経過時間が基準時間以内であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって前記経過時間が前記基準時間以内であると判定された場合、前記他の状態における前記携帯型再生装置の、前記基準状態に対する傾き方向に基づいて、前記コンテンツデータの再生位置を変更する再生制御手段と、
    前記再生制御手段による前記コンテンツデータの再生制御の実行を前記近接検出手段の検出結果に基づいて制限する制限手段と、
    を含むことを特徴とする携帯型再生装置。
  4. コンテンツデータを再生する携帯型再生装置において、
    前記携帯型再生装置の傾きを検出する傾き検出手段と、
    前記傾き検出手段によって検出される前記携帯型再生装置の傾き状態が、基準状態から、前記基準状態との傾きの差が基準値以上である他の状態に変化し、該他の状態から前記基準状態に戻った場合に、前記携帯型再生装置の傾き状態が前記基準状態から前記他の状態へと変化し始めてから前記基準状態に戻るまでの経過時間が基準時間以内であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって前記経過時間が前記基準時間以内であると判定された場合、前記他の状態における前記携帯型再生装置の、前記基準状態に対する傾き方向に基づいて、前記コンテンツデータの再生位置を変更する再生制御手段と、
    を含み、
    前記再生制御手段は、前記判定手段によって前記経過時間が前記基準時間以内であると判定された場合において、前記他の状態における前記携帯型再生装置の、前記基準状態に対する前記傾き方向が、第1の軸を回転軸とする傾き方向である場合に、前記コンテンツデータの再生位置を変更し、
    前記携帯型再生装置は、前記判定手段によって前記経過時間が前記基準時間以内であると判定された場合において、前記他の状態における前記携帯型再生装置の、前記基準状態に対する前記傾き方向が、前記第1の軸と直交する第2の軸を回転軸とする傾き方向である場合に、前記コンテンツデータの現在の再生位置を示す情報を、記憶手段に記憶されるブックマークデータに登録するブックマーク登録手段を含む、
    ことを特徴とする携帯型再生装置。
  5. 請求項に記載の携帯型再生装置において、
    前記携帯型再生装置は、前記判定手段によって前記経過時間が前記基準時間以内であると判定された場合において、前記他の状態における前記携帯型再生装置の、前記基準状態に対する前記傾き方向が、前記第2の軸を回転軸とする傾き方向であり、かつ、前記コンテンツデータの現在の再生位置を示す情報が前記ブックマークデータにすでに登録されている場合、前記コンテンツデータの現在の再生位置を示す情報を前記ブックマークデータから削除する手段を含む、
    ことを特徴とする携帯型再生装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の携帯型再生装置において、
    前記再生制御手段は、前記コンテンツデータの再生位置を変更する場合の前記コンテンツデータの再生位置の変更の程度を、前記他の状態における前記携帯型再生装置の、前記基準状態に対する傾きの大きさに基づいて設定する手段を含むことを特徴とする携帯型再生装置。
  7. 請求項1乃至のいずれかに記載の携帯型再生装置において、
    前記コンテンツデータは複数の単位コンテンツデータを含み、
    前記携帯型再生装置は、複数の単位コンテンツデータの各々を順序情報に従って順番に再生し、
    前記再生制御手段は、再生対象の単位コンテンツデータを、現在の再生対象の単位コンテンツデータよりも後又は前の単位コンテンツデータに変更することによって、前記コンテンツデータの再生位置を変更する、
    ことを特徴とする携帯型再生装置。
  8. 請求項1乃至のいずれかに記載の携帯型再生装置において、
    前記他の状態は、前記基準状態との傾きの差が第1の基準値以上である状態であり、
    前記判定手段は、前記傾き検出手段によって検出される前記携帯型再生装置の傾き状態が、前記基準状態との傾きの差が、前記第1の基準値よりも小さい第2の基準値以内である状態になった場合に、前記携帯型再生装置の傾き状態が前記基準状態に戻ったとみなす、
    ことを特徴とする携帯型再生装置。
  9. コンテンツデータを再生する携帯型再生装置であって、前記携帯型再生装置の傾きを検出する傾き検出手段を含む携帯型再生装置の制御方法において、
    前記携帯型再生装置の傾きに関する傾き情報を前記傾き検出手段から取得するステップと、
    前記傾き検出手段によって検出される前記携帯型再生装置の傾き状態が、基準状態から、前記基準状態との傾きの差が基準値以上である他の状態に変化し、該他の状態から前記基準状態に戻った場合に、前記携帯型再生装置の傾き状態が前記基準状態から前記他の状態へと変化し始めてから前記基準状態に戻るまでの経過時間が基準時間以内であるか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにおいて前記経過時間が前記基準時間以内であると判定された場合、前記他の状態における前記携帯型再生装置の、前記基準状態に対する傾き方向に基づいて、前記コンテンツデータの再生位置を変更する再生制御ステップと、
    前記傾き検出手段によって検出される前記携帯型再生装置の傾き状態が前記基準状態から前記他の状態に変化した場合に、前記携帯型再生装置の傾き状態が前記基準状態から前記他の状態へと変化するまでの経過時間が基準時間以内であるか否かを判定する第2判定ステップと、
    を含み、
    前記再生制御ステップは、前記傾き検出手段によって検出される前記携帯型再生装置の傾き状態が前記基準状態から前記他の状態に変化した場合、前記第2判定ステップにおいて前記経過時間が前記基準時間以内であると判定された後の期間において、現在の前記携帯型再生装置の、前記基準状態に対する傾き方向に基づいて、前記コンテンツデータの再生位置を変更するステップを含む、
    とを特徴とする携帯型再生装置の制御方法。
  10. 前記携帯型再生装置の傾きを検出する傾き検出手段を含むコンピュータを、コンテンツデータを再生する携帯型再生装置として機能させるためのプログラムであって、
    前記携帯型再生装置の傾きに関する傾き情報を前記傾き検出手段から取得する手段、
    前記傾き検出手段によって検出される前記携帯型再生装置の傾き状態が、基準状態から、前記基準状態との傾きの差が基準値以上である他の状態に変化し、該他の状態から前記基準状態に戻った場合に、前記携帯型再生装置の傾き状態が前記基準状態から前記他の状態へと変化し始めてから前記基準状態に戻るまでの経過時間が基準時間以内であるか否かを判定する判定手段
    前記判定手段によって前記経過時間が前記基準時間以内であると判定された場合、前記他の状態における前記携帯型再生装置の、前記基準状態に対する傾き方向に基づいて、前記コンテンツデータの再生位置を変更する再生制御手段、及び、
    前記傾き検出手段によって検出される前記携帯型再生装置の傾き状態が前記基準状態から前記他の状態に変化した場合に、前記携帯型再生装置の傾き状態が前記基準状態から前記他の状態へと変化するまでの経過時間が基準時間以内であるか否かを判定する第2判定手段、
    として前記コンピュータを機能させ
    前記再生制御手段は、前記傾き検出手段によって検出される前記携帯型再生装置の傾き状態が前記基準状態から前記他の状態に変化した場合、前記第2判定手段によって前記経過時間が前記基準時間以内であると判定された後の期間において、現在の前記携帯型再生装置の、前記基準状態に対する傾き方向に基づいて、前記コンテンツデータの再生位置を変更する手段を含む、
    ことを特徴とするプログラム。
  11. コンテンツデータを再生する携帯型再生装置であって、前記携帯型再生装置の傾きを検出する傾き検出手段と、前記携帯型再生装置へのユーザの近接を検出する近接検出手段とを含む携帯型再生装置の制御方法において、
    前記携帯型再生装置の傾きに関する傾き情報を前記傾き検出手段から取得するステップと、
    前記傾き検出手段によって検出される前記携帯型再生装置の傾き状態が、基準状態から、前記基準状態との傾きの差が基準値以上である他の状態に変化し、該他の状態から前記基準状態に戻った場合に、前記携帯型再生装置の傾き状態が前記基準状態から前記他の状態へと変化し始めてから前記基準状態に戻るまでの経過時間が基準時間以内であるか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにおいて前記経過時間が前記基準時間以内であると判定された場合、前記他の状態における前記携帯型再生装置の、前記基準状態に対する傾き方向に基づいて、前記コンテンツデータの再生位置を変更する再生制御ステップと、
    前記再生制御ステップによる前記コンテンツデータの再生制御の実行を前記近接検出手段の検出結果に基づいて制限する制限ステップと、
    を含むことを特徴とする携帯型再生装置の制御方法。
  12. 前記携帯型再生装置の傾きを検出する傾き検出手段と、前記携帯型再生装置へのユーザの近接を検出する近接検出手段とを含むコンピュータを、コンテンツデータを再生する携帯型再生装置として機能させるためのプログラムであって、
    前記携帯型再生装置の傾きに関する傾き情報を前記傾き検出手段から取得する手段、
    前記傾き検出手段によって検出される前記携帯型再生装置の傾き状態が、基準状態から、前記基準状態との傾きの差が基準値以上である他の状態に変化し、該他の状態から前記基準状態に戻った場合に、前記携帯型再生装置の傾き状態が前記基準状態から前記他の状態へと変化し始めてから前記基準状態に戻るまでの経過時間が基準時間以内であるか否かを判定する判定手段、
    前記判定手段によって前記経過時間が前記基準時間以内であると判定された場合、前記他の状態における前記携帯型再生装置の、前記基準状態に対する傾き方向に基づいて、前記コンテンツデータの再生位置を変更する再生制御手段、及び、
    前記再生制御手段による前記コンテンツデータの再生制御の実行を前記近接検出手段の
    検出結果に基づいて制限する制限手段、
    として前記コンピュータを機能させるためのプログラム。
  13. コンテンツデータを再生する携帯型再生装置であって、前記携帯型再生装置の傾きを検出する傾き検出手段を含む携帯型再生装置の制御方法において、
    前記携帯型再生装置の傾きに関する傾き情報を前記傾き検出手段から取得するステップと、
    前記傾き検出手段によって検出される前記携帯型再生装置の傾き状態が、基準状態から、前記基準状態との傾きの差が基準値以上である他の状態に変化し、該他の状態から前記基準状態に戻った場合に、前記携帯型再生装置の傾き状態が前記基準状態から前記他の状態へと変化し始めてから前記基準状態に戻るまでの経過時間が基準時間以内であるか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにおいて前記経過時間が前記基準時間以内であると判定された場合、前記他の状態における前記携帯型再生装置の、前記基準状態に対する傾き方向に基づいて、前記コンテンツデータの再生位置を変更するステップであって、前記判定ステップにおいて前記経過時間が前記基準時間以内であると判定された場合において、前記他の状態における前記携帯型再生装置の、前記基準状態に対する前記傾き方向が、第1の軸を回転軸とする傾き方向である場合に、前記コンテンツデータの再生位置を変更する再生制御ステップと、
    前記判定ステップにおいて前記経過時間が前記基準時間以内であると判定された場合において、前記他の状態における前記携帯型再生装置の、前記基準状態に対する前記傾き方向が、前記第1の軸と直交する第2の軸を回転軸とする傾き方向である場合に、前記コンテンツデータの現在の再生位置を示す情報を、記憶手段に記憶されるブックマークデータに登録するブックマーク登録ステップと、
    を含むことを特徴とする携帯型再生装置の制御方法。
  14. 前記携帯型再生装置の傾きを検出する傾き検出手段を含むコンピュータを、コンテンツデータを再生する携帯型再生装置として機能させるためのプログラムであって、
    前記携帯型再生装置の傾きに関する傾き情報を前記傾き検出手段から取得する手段、
    前記傾き検出手段によって検出される前記携帯型再生装置の傾き状態が、基準状態から、前記基準状態との傾きの差が基準値以上である他の状態に変化し、該他の状態から前記基準状態に戻った場合に、前記携帯型再生装置の傾き状態が前記基準状態から前記他の状態へと変化し始めてから前記基準状態に戻るまでの経過時間が基準時間以内であるか否かを判定する判定手段、
    前記判定手段によって前記経過時間が前記基準時間以内であると判定された場合、前記他の状態における前記携帯型再生装置の、前記基準状態に対する傾き方向に基づいて、前記コンテンツデータの再生位置を変更する手段であって、前記判定手段によって前記経過時間が前記基準時間以内であると判定された場合において、前記他の状態における前記携帯型再生装置の、前記基準状態に対する前記傾き方向が、第1の軸を回転軸とする傾き方向である場合に、前記コンテンツデータの再生位置を変更する再生制御手段、及び、
    前記判定手段によって前記経過時間が前記基準時間以内であると判定された場合において、前記他の状態における前記携帯型再生装置の、前記基準状態に対する前記傾き方向が、前記第1の軸と直交する第2の軸を回転軸とする傾き方向である場合に、前記コンテンツデータの現在の再生位置を示す情報を、記憶手段に記憶されるブックマークデータに登録するブックマーク登録手段、
    として前記コンピュータを機能させるためのプログラム。
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