JP2014198164A - 計測装置、計測部位判定方法、及びプログラム - Google Patents

計測装置、計測部位判定方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2014198164A
JP2014198164A JP2013075025A JP2013075025A JP2014198164A JP 2014198164 A JP2014198164 A JP 2014198164A JP 2013075025 A JP2013075025 A JP 2013075025A JP 2013075025 A JP2013075025 A JP 2013075025A JP 2014198164 A JP2014198164 A JP 2014198164A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
angular velocity
measurement
detected
value
acceleration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013075025A
Other languages
English (en)
Inventor
弘樹 板垣
Hiroki Itagaki
弘樹 板垣
隆行 山地
Takayuki Yamaji
隆行 山地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2013075025A priority Critical patent/JP2014198164A/ja
Priority to US14/219,117 priority patent/US20140296748A1/en
Publication of JP2014198164A publication Critical patent/JP2014198164A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/48Other medical applications
    • A61B5/4869Determining body composition
    • A61B5/4872Body fat
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/0059Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons using light, e.g. diagnosis by transillumination, diascopy, fluorescence
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/06Devices, other than using radiation, for detecting or locating foreign bodies ; determining position of probes within or on the body of the patient
    • A61B5/065Determining position of the probe employing exclusively positioning means located on or in the probe, e.g. using position sensors arranged on the probe
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B2562/00Details of sensors; Constructional details of sensor housings or probes; Accessories for sensors
    • A61B2562/02Details of sensors specially adapted for in-vivo measurements
    • A61B2562/0219Inertial sensors, e.g. accelerometers, gyroscopes, tilt switches
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/68Arrangements of detecting, measuring or recording means, e.g. sensors, in relation to patient
    • A61B5/6887Arrangements of detecting, measuring or recording means, e.g. sensors, in relation to patient mounted on external non-worn devices, e.g. non-medical devices
    • A61B5/6898Portable consumer electronic devices, e.g. music players, telephones, tablet computers

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Abstract

【課題】計測部位を自動的に判定可能とすること。【解決手段】計測対象の複数の部位における所定の情報を計測する計測装置であって、当該計測装置の回転の態様を検出する第一の検出部と、所定位置からのいずれかの前記部位への当該計測装置の移動過程において前記第一の検出部が検出する回転の態様に基づいて、当該計測装置が計測する部位を判定する判定部とを有する。【選択図】図3

Description

本発明は、計測装置、計測部位判定方法、及びプログラムに関する。
従来、左右の二の腕の裏側、左右の腹部(脇腹)、及び左右の大腿部の裏側等の各部位の皮下脂肪厚を計測することで、体脂肪率を導出可能な計測装置が有る。このような計測装置具の中には、小型化されているものも有り、利用者は、自らの体脂肪率を比較的簡易な操作で計測することができる。
特開2011−67344号公報 特表2011−523730号公報
しかしながら、体脂肪率の算出のためには、各計測値が、二の腕、腹部、大腿部等のいずれの部位に対応するものであるのかを記録しておく必要がある。そのため、利用者は、各部位の皮下脂肪厚を計測するたびに、計測対象の部位を記録するためのキー入力等の操作が必要とされた。
そこで、一側面では、計測部位を自動的に判定可能とすることを目的とする。
一つの案では、計測対象の複数の部位における所定の情報を計測する計測装置であって、当該計測装置の回転の態様を検出する第一の検出部と、所定位置からのいずれかの前記部位への当該計測装置の移動過程において前記第一の検出部が検出する回転の態様に基づいて、当該計測装置が計測する部位を判定する判定部とを有する。
一態様によれば、計測部位を自動的に判定可能とすることができる。
第一の実施の形態における携帯端末のハードウェア構成例を示す図である。 第一の実施の形態における携帯端末の外観の一例を示す図である。 第一の実施の形態における携帯端末の機能構成例を示す図である。 左二の腕の裏側の計測時のユーザの姿勢を示す図である。 左右の二の腕を計測する際の角速度センサの検出値の実験データを示す図である。 角速度センサの検出値と携帯端末の持ち手との関係を示す図である。 持ち手ごと及び計測部位ごとの加速度センサの検出値の実験データを示す図である。 持ち手及び加速度センサの検出値と計測部位との関係を示す図である。 第一の実施の形態における携帯端末が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 第一の実施の形態における計測部位判定処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 第二の実施の形態における角速度関係情報記憶部が記憶する情報の例を示す図である。 第二の実施の形態における携帯端末が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 第二の実施の形態における計測部位判定処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 加速度センサの検出値と顔の一部の計測部位との関係を示す図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。本実施の形態では、スマートフォン又は携帯電話等の携帯端末を用いて、皮下脂肪厚及び体脂肪率を計測する装置を実現する例について説明する。但し、皮下脂肪厚及び体脂肪率を計測するための専用の装置に関して、本実施の形態が適用されてもよい。
図1は、第一の実施の形態における携帯端末のハードウェア構成例を示す図である。図1において、携帯端末10は、MPU101、メモリ102、補助記憶装置103、タッチパネル104、計測用センサ部105、角速度センサ106、及び加速度センサ107等を有する。
補助記憶装置103は、携帯端末10にインストールされたプログラム等を記憶する。メモリ102は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置103からプログラムを読み出して記憶する。MPU101は、メモリ102に記憶されたプログラムに従って携帯端末10に係る機能を実現する。
タッチパネル104は、入力機能と表示機能との双方を備えた電子部品であり、情報の表示や、ユーザからの入力の受け付け等を行う。タッチパネル104は、表示装置104a及び入力装置104b等を含む。
表示装置104aは、液晶ディスプレイ等であり、タッチパネル104の表示機能を担う。入力装置104bは、表示装置104aに対する接触物の接触を検出するセンサを含む電子部品である。接触物の接触の検出方式は、静電方式、抵抗膜方式、又は光学方式等、公知の方式のいずれであってもよい。なお、接触物とは、タッチパネル104に接触する物体をいう。斯かる物体の一例として、ユーザの指や専用又は一般のペン等が挙げられる。
計測用センサ部105は、皮下脂肪厚及び体脂肪率の計測用のハードウェアであり、発光部105a及び受光部105b等を含む。発光部105aは、例えば、発光素子であり、生体表面である皮膚に入射する光を発光する。受光部105bは、例えば、受光素子であり、発光部105aによって入射された光のうち、生体表面に現れる光の受光量を検出する。当該受光量に基づいて、皮下脂肪厚が算出される。すなわち、本実施の形態では、光学式の皮下脂肪計測技術が用いられる。なお、発光部105a及び受光部105bは、皮下脂肪厚計測を用途として専用に備えられたものでなくてもよい。例えば、携帯電話やスマートフォン等が一般的に備えている、IrDA(Infrared Data Association)に準拠した赤外線による光無線通信用の発光素子及び受光素子等が用いられてもよい。
角速度センサ106は、ジャイロセンサとも呼ばれ、携帯端末10の回転移動に応じた角速度を検出する。すなわち、角速度センサ106によって、携帯端末10の回転の態様が検出される。なお、角速度センサ106は、2軸以上の角速度センサであることが望ましい。
加速度センサ107は、携帯端末10の加速度を検出することにより、携帯端末10の姿勢を検出する。なお、加速度センサ107は、2軸以上の加速度センサであることが望ましい。
図2は、第一の実施の形態における携帯端末の外観の一例を示す図である。図2中、図1と同一部分には同一符号を付している。
図2において、(A)は、携帯端末10の正面を示す。(B)は、携帯端末10の裏面を示す。また、携帯端末10の上下方向は、図の上下方向に一致する。本実施の形態の携帯端末10は、裏面の上部に、計測用センサ部105が設置されている。
図3は、第一の実施の形態における携帯端末の機能構成例を示す図である。図3において、携帯端末10は、角速度判定部11、加速度判定部12、発光制御部13、信頼性判定部14、皮下脂肪厚算出部15、及び体脂肪率算出部16等を有する。これら各部は、携帯端末10にインストールされたプログラムが、MPU101に実行させる処理により実現される。携帯端末10は、また、角速度関係情報記憶部21、加速度関係情報記憶部22、及び受光量記憶部23等を有する。これら各記憶部は、補助記憶装置103又はメモリ102等を用いて実現可能である。
角速度判定部11は、角速度センサ106による検出値である角速度に基づく判定処理を行う。第一の実施の形態において、角速度判定部11は、皮下脂肪厚の計測開始時において検出される角速度に基づいて、携帯端末10の持ち手を判定する。本実施の形態において、「持ち手」とは、携帯端末10を把持している左右いずれかの手をいう。したがって、携帯端末10の持ち手の判定とは、左右いずれの手によって携帯端末10が把持されているかの判定をいう。
第一の実施の形態では、左右の二の腕の裏側、左右の腹部(脇腹)、及び左右の大腿部の裏側のうち、左右いずれかの二の腕の裏側が最初の計測対象の部位(以下、計測対象の部位を「計測部位」という。)とされる。角速度判定部11は、ユーザによって、携帯端末10に対して計測指示が入力されてから、左右いずれかの二の腕の裏側に計測用センサ部105が宛がわれるまでの移動過程において角速度センサ106によって検出される角速度に基づいて、持ち手を判定する。すなわち、ユーザが右手で携帯端末10を持った場合と、左手で持った場合とでは、手首の自然な回転方向の相違によって、携帯端末10の回転態様が異なる。本実施の形態では、このような現象に着目して、持ち手の判定が行われる。
例えば、左二の腕の裏側を計測する場合、ユーザは、図4に示されるような姿勢となる。図4は、左二の腕の裏側の計測時のユーザの姿勢を示す図である。図4に示されるように、ユーザは、左二の腕の裏側を計測し易い体勢を作るため、左二の腕を持ち上げる。ユーザは、持ち上げた左二の腕の裏側に、携帯端末10の裏側の上部を宛がうことにより、左二の腕の裏側の皮下脂肪厚を計測する。携帯端末10の正面がユーザの顔にほぼ正対している状態(以下、「基準状態」という。)から、携帯端末10が、図4に示される状態に移動する過程において検出される角速度に基づいて、持ち手は右手であると判定される。なお、右二の腕が計測部位となる場合についても、左右対称となる点を除き、同様の姿勢によって、計測が行われる。
図4に示されるような姿勢によって、携帯端末10を用いて左右の二の腕の裏側を計測する際の、角速度センサ106の検出値の実験データを図5に示す。
図5は、左右の二の腕を計測する際の角速度センサの検出値の実験データを示す図である。
図5の左側には、実験に用いられた携帯端末10の角速度センサ106のX軸、Y軸、及びZ軸と、各軸の正の回転方向とが示されている。角速度センサ106は、携帯端末10の上下方向をX軸とし、左右方向をY軸とし、表裏方向をZ軸とする。また、角速度センサ106は、携帯端末10の上面から見て、X軸を中心に反時計回りの方向を、X軸における正の回転方向とする。また、角速度センサ106は、携帯端末10の右側面から見て、Y軸を中心に時計回りの方向を、Y軸における正の回転方向とする。また、角速度センサ106は、携帯端末10の正面から見て、Z軸を中心に反時計回りの方向を、Z軸における正の回転方向とする。
図5の右側の(A)及び(B)のグラフは、実験時における角速度センサ106の検出値を示す。(A)は、左手で把持された携帯端末10が、基準状態から、右二の腕の裏側に計測用センサ部105が宛がわれるまでに移動する過程において角速度センサ106によって検出された角速度である。(B)は、右手で把持された携帯端末10が、基準状態から、左二の腕の裏側に計測用センサ部105が宛がわれるまでに移動する過程において、角速度センサ106の検出された角速度である。
(A)に示されるように、左手で携帯端末10を把持して右二の腕の裏側を計測する場合、X軸に対してはプラス方向の回転(角速度)が検出され、Y軸に対してはマイナス方向の回転(角速度)が検出される。
一方、(B)に示されるように、右手で携帯端末10を把持して左二の腕の裏側を計測する場合、X軸に対してはマイナス方向の回転(角速度)が検出され、Y軸に対してもマイナス方向の回転(角速度)が検出される。
以上を整理すると、図6に示される通りとなる。図6は、角速度センサの検出値と携帯端末の持ち手との関係を示す図である。
図6に示されるように、本実施の形態の携帯端末10の場合、二の腕の計測時において、X軸に関してプラスの角速度が検出され、かつ、Y軸に関してマイナスの角速度が検出される場合、左手が持ち手である可能性が高い。一方、X軸に関してマイナスの角速度が検出され、かつ、Y軸に関してマイナスの角速度が検出される場合、右手が持ち手である可能性が高い。
角速度判定部11は、図6に示される情報に基づいて、携帯端末10の持ち手を判定する。また、角速度関係情報記憶部21は、図6に示される情報を記憶する。なお、角速度と持ち手との関係は、携帯端末10における計測用センサ部105の位置や、角速度センサ106の各軸及び正の回転方向の定義等によって異なりうる。したがって、例えば、携帯端末10の機種等毎に、角速度と持ち手との関係が定義されてもよい。
なお、右手によって携帯端末10が把持されている場合、左二の腕の裏側、右腹部、及び右大腿部の裏側が計測部位とされる。一方、左手によって携帯端末10が把持されている場合、右二の腕の裏側、左腹部、及び左大腿部の裏側が計測部位とされる。ユーザが自らの各部位の皮下脂肪厚を計測する場合、このような計測方法が、自然な動作であると考えられるからである。
また、一方の手による全ての計測部位に関する計測の完了後、他方の手による全ての計測部位に関する計測が行われることとする。例えば、最初に右手によって携帯端末10が把持されて計測が行われる場合、まず、左二の腕の裏側が計測部位とされる。その後、右腹部及び右大腿部の裏側が順不同で計測部位とされる。続いて、左手によって携帯端末10が把持されて、右二の腕の裏側が計測部位とされる。その後、左腹部及び左大腿部の裏側が順不同で計測部位とされる。
図3に戻る。加速度判定部12は、加速度センサ107による検出値に基づく判定処理を行う。第一の実施の形態において、加速度判定部12は、角速度判定部11による判定結果と、加速度センサ107による検出値とに基づいて、計測部位を判定する。すなわち、加速度判定部12は、携帯端末10が左右いずれの手で把持されているのかを示す情報と、携帯端末10の姿勢とに基づいて、計測部位を判定する。本実施の形態の携帯端末10に関して、持ち手ごと及び計測部位ごとの加速度センサ107の検出値の実験データは、以下の通りである。なお、以下において、二の腕及び大腿部に関して、「裏側」は省略される。
図7は、持ち手ごと及び計測部位ごとの加速度センサの検出値の実験データを示す図である。
図7において、左側に示されている携帯端末10の図は、X軸、Y軸、及びZ軸と、各軸の加速度の正の方向とを示す図である。すなわち、各軸において矢印によって示される方向が、正の方向である。なお、計測時において、携帯端末10はほぼ静止状態であるため、検出されるのは、重力加速度である。したがって、例えば、正面が下側を向いている状態では、Z軸において正の加速度が検出されことになる。
図7の右側の(A)のグラフは、左手が持ち手である場合の各部位の計測時の加速度センサ107の検出値を示す。(B)のグラフは、右手が持ち手である場合の各部位の計測時の加速度センサ107の検出値を示す。
(A)及び(B)の内容を整理すると、図8に示される通りとなる。図8は、持ち手及び加速度センサの検出値と計測部位との関係を示す図である。
図8では、持ち手が右手である場合に、X軸の加速度が約0、Y軸の加速度が約0、Z軸の加速度が約−1であれば、計測部位は、二の腕(左二の腕)のであることが示されている。また、持ち手で右手である場合に、X軸の加速度が約1、Y軸の加速度が約0、Z軸の加速度が約0であれば、計測部位は、腹部(右腹部)であることが示されている。更に、持ち手で右手である場合に、X軸の加速度が約−1、Y軸の加速度が約0、Z軸の加速度が約0であれば、計測部位は、大腿部(右大腿部)のであることが示されている。
また、持ち手が左手である場合に、X軸の加速度が約0、Y軸の加速度が約0、Z軸の加速度が約−1であれば、計測部位は、二の腕(右二の腕)のであることが示されている。また、持ち手で左手である場合に、X軸の加速度が約−1、Y軸の加速度が約0、Z軸の加速度が約0であれば、計測部位は、腹部(左腹部)であることが示されている。更に、持ち手で左手である場合に、X軸の加速度が約1、Y軸の加速度が約0、Z軸の加速度が約0であれば、計測部位は、大腿部(左大腿部)のであることが示されている。
加速度判定部12は、図8に示される情報に基づいて、計測部位を判定する。また、加速度関係情報記憶部22は、図8に示される情報を記憶する。なお、持ち手及び加速度センサ107の検出値と計測部位との関係は、携帯端末10における計測用センサ部105の位置や、加速度センサ107の各軸及び正の方向の定義等によって異なりうる。したがって、例えば、携帯端末10の機種等毎に、持ち手及び加速度センサ107の検出値と計測部位との関係が定義されてもよい。
図3に戻る。発光制御部13は、発光部105aによる発光を制御する。受光量記憶部23は、受光部105bによる受光量を示す値を記憶する。信頼性判定部14は、受光量記憶部23に記憶された受光量の値の信頼性を判定する。例えば、受光量に外光が混入している場合、受光量の値は、極端に大きくなる。したがって、このような場合、信頼性判定部14は、受光量の値の信頼性は低いと判定する。皮下脂肪厚算出部15は、受光量記憶部23に記憶された受光量の値に基づいて、皮下脂肪厚を算出する。受光量に基づく皮下脂肪厚の算出には、公知の技術が利用されればよい。例えば、受光量と皮下脂肪厚との関係を示す情報が予め記憶され、当該情報に基づいて、皮下脂肪厚が算出されてもよい。また、当該情報は、ユーザの年齢等に応じて、複数の候補の中から選択されてもよい。体脂肪率算出部16は、各部位の皮下脂肪厚に基づいて、体脂肪率を算出する。皮下脂肪厚に基づく体脂肪率の算出方法についても、公知の方法が利用されてもよい。
以下、第一の実施の形態において携帯端末10が実行する処理手順について説明する。図9は、第一の実施の形態における携帯端末が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。図9の処理は、例えば、タッチパネル104等を介して、ユーザによって計測指示が入力されることにより開始される。
ステップS101において、角速度判定部11は、角速度の検出値を角速度センサ106より取得する。すなわち、携帯端末10が、初期状態から、左右いずれかの二の腕の皮下脂肪厚の計測位置に移動する過程における角速度の時系列の検出値が取得される。その結果、図5の(A)又は(B)に示されるような検出値が得られる。
続いて、角速度判定部11は、取得された計測値を、角速度関係情報記憶部21が記憶する情報(図6)と照合することにより、持ち手を判定する。本実施の形態では、図6に示される情報に基づいて、X軸方向にマイナスの閾値以下の角速度が検出され、かつ、Y軸方向にマイナスの閾値以下の角速度が検出されたか否かが判定される(S102)。X軸方向にマイナスの閾値以下の角速度が検出され、かつ、Y軸方向にマイナスの閾値以下の角速度が検出された場合(S102でYes)、角速度判定部11は、持ち手は右手であると判定する(S103)。それ以外の場合(S102でNo)、角速度判定部11は、持ち手は左手であると判定する(S104)。角速度判定部11による判定結果は、例えば、メモリ102に記憶される。
続いて、計測用センサ部105が、計測部位に宛がわれると、加速度判定部12は、計測部位判定処理を実行する(S105)。計測部位判定処理の処理手順の詳細については後述される。計測部位判定処理の処理結果である、計測部位の判定結果は、例えば、メモリ102に記憶される。なお、計測用センサ部105が、計測部位に宛がわれたことは、例えば、受光部105bによる受光量が小さくなったことに基づいて検知されてもよい。
続いて、携帯端末10は、皮下脂肪厚を計測する(S106)。具体的には、発光制御部13の制御によって発光部105aが発光を行う。受光部105bは、ユーザの皮膚である生体表面に現れる光の受光量を検出し、受光量を示す値を受光量記憶部23に記憶する。信頼性判定部14は、受光量記憶部23に記憶された受光量の値の信頼性を判定する。信頼性判定部14によって、受光量の値について信頼性が有ると判定された場合、皮下脂肪厚算出部15は、当該受光量の値に基づいて、皮下脂肪厚を算出する。
続いて、皮下脂肪厚算出部15は、皮下脂肪厚の算出結果を、ステップS105における計測部位の判定結果に関連付けて、例えば、メモリ102又は補助記憶装置103に記憶する(S107)。すなわち、計測部位を示す情報と、皮下脂肪厚の算出結果とが関連付けられて記憶される。
ステップS105〜S107は、計測予定の部位ごとに実行される。なお、携帯端末10は、音声ガイダンス等により、次の計測部位をユーザに指示してもよい。例えば、「右腹部を計測してください。」といったようなメッセージを出力してもよい。この場合であっても、ユーザが計測部位を誤る可能性が有るため、計測部位判定処理が実行される意義は有る。また、各部位の皮下脂肪厚の計測の完了前にユーザが携帯端末10を当該部位から離してしまうのを防止するため、携帯端末10は、各部位の計測が完了するたびに、計測の完了を示す確認音等を発してもよい。
計測予定の全ての部位に関して皮下脂肪厚の計測が完了すると(S108でYes)、体脂肪率算出部16は、メモリ102又は補助記憶装置103に記憶されている、各部位の皮下脂肪厚に基づいて、体脂肪率を算出する(S109)。部位ごとの皮下脂肪厚の算出結果、及び体脂肪率の算出結果は、例えば、タッチパネル104の表示装置104aに表示される。なお、全ての部位に関する皮下脂肪厚の計測の完了は、携帯端末10が自動的に判定してもよいし、ユーザによる入力に基づいて判定されてもよい。
続いて、ステップS105の詳細について説明する。図10は、第一の実施の形態における計測部位判定処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
ステップS201において、加速度判定部12は、加速度センサ107より加速度の検出値を取得する。続いて、加速度判定部12は、加速度関係情報記憶部22が記憶する情報(図8)に基づいて、計測部位を判定する。
例えば、ステップS202において、加速度判定部12は、X軸の検出値が0であり、Y軸の検出値が0であり、かつ、Z軸の検出値が−1であるか否かを判定する。なお、各検出値は、厳密に0、1、又は−1でなくてもよい。例えば、加速度判定部12は、マイナスの閾値以下の加速度が検出された場合、検出値を−1に丸め、プラスの閾値以上の加速度が検出された場合、検出値を1に丸め、それ以外の場合は、検出値を0に丸めてもよい。
各軸の検出値が、比較された各値に合致する場合(S202でYes)、加速度判定部12は、持ち手は右手であるか否かを判定する(S203)。持ち手を示す情報は、図9のステップS103又はS104において、例えば、メモリ102に記憶されている。
持ち手が右手である場合(S203でYes)、加速度判定部12は、左二の腕が計測部位であると判定する(S204)。持ち手が左手である場合(S203でNo)、加速度判定部12は、右二の腕が計測部位であると判定する(S205)。
一方、ステップS202でNoの場合、加速度判定部12は、例えば、X軸の検出値が1であり、Y軸の検出値が0であり、かつ、Z軸の検出値が0であるか否かを判定する(S206)。各軸の検出値が、比較された各値に合致する場合(S206でYes)、加速度判定部12は、持ち手は右手であるか否かを判定する(S207)。持ち手が右手である場合(S207でYes)、加速度判定部12は、右腹部が計測部位であると判定する(S208)。持ち手が左手である場合(S203でNo)、加速度判定部12は、左大腿部が計測部位であると判定する(S209)。
一方、ステップS206でNoの場合、加速度判定部12は、例えば、X軸の検出値が−1であり、Y軸の検出値が0であり、かつ、Z軸の検出値が0であるか否かを判定する(S210)。各軸の検出値が、比較された各値に合致する場合(S210でYes)、加速度判定部12は、持ち手は右手であるか否かを判定する(S211)。持ち手が右手である場合(S211でYes)、加速度判定部12は、右大腿部が計測部位であると判定する(S212)。持ち手が左手である場合(S203でNo)、加速度判定部12は、左腹部が計測部位であると判定する(S213)。
上述したように、第一の実施の形態によれば、携帯端末10が自動的に計測部位を判定することができる。したがって、ユーザが、計測部位を記録するための操作を行う必要性を低減することができる。その結果、例えば、各部位の皮下脂肪厚を連続的に計測する際の所要時間を短縮することができる。
なお、本実施の形態では、持ち手も自動的に判定される例を示したが、持ち手が左右いずれであるかについては、ユーザに入力させるようにしてもよい。持ち手の入力回数は、高々2回であるため、計測部位ごとの入力操作に比べれば、ユーザの操作負担は小さいと考えられる。
また、持ち手を判定するための最初の計測部位は二の腕以外であってもよい。この場合、図6に示される情報は、最初の計測部位に合わせて変更されればよい。
また、持ち手が固定的である計測装置に関しては、持ち手の判定処理は省略されてもよい。
次に、第二の実施の形態について説明する。第二の実施の形態では第一の実施の形態と異なる点について説明する。したがって、特に言及されない点については、第一の実施の形態と同様でもよい。
第一の実施の形態では、左右いずれかの二の腕の皮下脂肪厚を計測する際の、携帯端末10の回転態様に基づいて、携帯端末10の持ち手が判定され、持ち手の判定結果と、加速度センサ107の検出値とに基づいて、計測部位が判定される例について説明した。このような手順に基づく計測部位の判定方法では、最初の計測部位が、固定的であることが前提となる。すなわち、第一の実施の形態では、最初の計測部位が、左右いずれかの二の腕であることが前提となる。
第二の実施の形態では、最初の計測部位の自由度を向上できる例について説明する。すなわち、第二の実施の形態では、最初の計測部位を固定化せずとも、各計測部位を判定可能な例について説明する。
図11は、第二の実施の形態における角速度関係情報記憶部が記憶する情報の例を示す図である。図11に示されるように、第二の実施の形態における角速度関係情報記憶部21は、計測部位及び持ち手と、携帯端末10を下から又は上から持った場合の角速度の検出値との対応関係を記憶する。なお、図11に示される、各計測部位に対応する角速度の検出値は、それぞれ、携帯端末10を、基準状態から、各計測部位に移動させる過程において検出される角速度である。また、携帯端末10を下から持つ場合とは、携帯端末10の裏面が、ユーザの手のひらに対向するように、携帯端末10を持つ場合をいう。携帯端末10を上から持つ場合とは、携帯端末10の表面が、ユーザの手のひらに対向するように、携帯端末10を持つ場合をいう。なお、携帯端末10を下から持つ場合と上から持つ場合との場合分けについては、第一の実施の形態において考慮されてもよい。
図11に示される情報によれば、携帯端末10を下から持った場合において、X軸方向、Y軸方向、及びZ軸方向のそれぞれの角速度の検出値が、プラス、マイナス、約0であれば、持ち手は左手であり、計測部位は、右二の腕である可能性が高いことが分かる。
なお、第二の実施の形態において、加速度関係情報記憶部22が記憶する情報は、第一の実施の形態と同様に、図8に示される通りであるとする。
以下、第二の実施の形態において携帯端末10が実行する処理手順について説明する。図12は、第二の実施の形態における携帯端末が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。図12中、図10と同一ステップには同一ステップ番号を付し、その説明は省略する。
図12では、ステップS101〜S104が削除されている。また、ステップS105が、ステップS105aに置換されている。その他のステップについては、図9と同様である。
続いて、ステップS105aの詳細について説明する。図13は、第二の実施の形態における計測部位判定処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
ステップS301において、角速度判定部11は、角速度の検出値を角速度センサ106より取得し、取得された検出値を、例えば、メモリ102に記憶する。例えば、プラスの閾値以上の角速度が検出された場合、「+」、マイナスの閾値以下の角速度が検出された場合、「−」、それ以外の場合は、「0」が、X軸、Y軸、及びZ軸のそれぞれに対して記憶される。なお、ステップS301は、携帯端末10が、基準状態からいずれかの計測部位に移動する過程において実行される。
続くステップS302以降は、携帯端末10が、いずれかの計測部位に宛がわれた後に実行される。ステップS302において、加速度判定部12は、加速度センサ107より加速度の検出値を取得する。なお、加速度の検出値が0、1、又は−1に丸められてもよいのは、第一の実施の形態と同様である。続いて、加速度判定部12は、X軸方向の加速度の検出値が、0であるか否かを判定する(S303)。X軸方向の加速度が0である場合(S303でYes)、角速度判定部11は、ステップS301において検出され、メモリ102に記憶されている角速度の値(以下、「角速度記憶値」という。)を取得する(S304)。
続いて、角速度判定部11は、Y軸方向の角速度記憶値が0であるか否かを判定する(S305)。Y軸方向の角速度記憶値が0である場合(S305でYes)、角速度判定部11は、X軸方向の角速度記憶値が「+」であるか否かを判定する(S306)。X軸方向の角速度記憶値が「+」である場合(S306でYes)、角速度判定部11は、左二の腕が計測部位であると判定する(S307)。すなわち、ステップS307が実行されるのは、X軸方向の加速度が0であり、角速度記憶値が、Y軸方向に0、X軸方向に「+」である場合である。加速度が0である状態は、図8より、計測部位が左右いずれかの二の腕である場合に検出される状態である。また、計測部位が左右いずれかの二の腕である場合において、角速度記憶値が、Y軸方向に0、X軸方向に「+」である状態は、図11より、右手で携帯端末10を上から持って、左二の腕を計測する場合に検出される状態である。したがって、ステップS307において、角速度判定部11は、左二の腕が計測部位であると判定する。
一方、X軸方向の角速度記憶値が「+」でない場合(S306でNo)、角速度判定部11は、X軸方向の角速度記憶値が「−」であるか否かを判定する(S308)。X軸方向の角速度記憶値が「−」である場合(S308でYes)、角速度判定部11は、右二の腕が計測部位であると判定する(S309)。すなわち、ステップS309が実行されるのは、X軸方向の加速度が0であり、角速度記憶値が、Y軸方向に0、X軸方向に「−」である場合である。加速度が0である状態は、図8より、計測部位が左右いずれかの二の腕である場合に検出される状態である。また、計測部位が左右いずれかの二の腕である場合において、角速度記憶値が、Y軸方向に0、X軸方向に「−」である状態は、図11より、左手で携帯端末10を上からもって、右二の腕を計測する場合に検出される状態である。したがって、ステップS309において、角速度判定部11は、右二の腕が計測部位であると判定する。
ステップS308において、X軸方向の角速度記憶値が「−」でない場合(S308でNo)、計測部位の判定処理はエラーとなる。エラーとは、判定不能を意味する。
また、ステップS305において、Y軸方向の角速度記憶値が0でない場合(S305でNo)、角速度判定部11は、Y軸方向の角速度記憶値が「+」であるか否かを判定する(S311)。Y軸方向の角速度記憶値が「+」である場合(S311でYes)、角速度判定部11は、X軸方向の角速度記憶値が「−」であるか否かを判定する(S312)。X軸方向の角速度記憶値が「−」である場合(S313でYes)、角速度判定部11は、左二の腕が計測部位であると判定する(S313)。なお、計測部位の判定方法は、ステップS307やS309において説明した通りであるため、以降において、具体的な説明は省略する。
一方、X軸方向の角速度記憶値が「−」でない場合(S312でNo)、角速度判定部11は、X軸方向の角速度記憶値が「+」であるか否かを判定する(S314)。X軸方向の角速度記憶値が「+」である場合(S314でYes)、角速度判定部11は、右二の腕が計測部位であると判定する(S315)。
また、ステップS303において、X軸方向の加速度が0でない場合(S303でNo)、角速度判定部11は、ステップS301において検出され、メモリ102に記憶されている角速度記憶値を取得する(S317)。続いて、角速度判定部11は、Z軸方向の角速度記憶値が「+」であるか否かを判定する(S318)。Z軸方向の角速度記憶値が「+」である場合(S318でYes)、角速度判定部11は、Y軸方向の角速度記憶値が「0」であるか否かを判定する(S319)。Y軸方向の角速度記憶値が「0」である場合(S319でYes)、角速度判定部11は、左大腿部が計測部位であると判定する(S320)。
一方、Y軸方向の角速度記憶値が「0」でない場合(S319でNo)、角速度判定部11は、Y軸方向の角速度記憶値が「+」であるか否かを判定する(S321)。Y軸方向の角速度記憶値が「+」である場合(S321でYes)、角速度判定部11は、右大腿部が計測部位であると判定する(S322)。
また、ステップS318において、Z軸方向の角速度記憶値が「+」でない場合(S318でNo)、角速度判定部11は、Z軸方向の角速度記憶値が「−」であるか否かを判定する(S324)。Z軸方向の角速度記憶値が「−」である場合(S324でYes)、角速度判定部11は、Y軸方向の角速度記憶値が「+」であるか否かを判定する(S325)。Y軸方向の角速度記憶値が「+」である場合(S325でYes)、角速度判定部11は、左大腿部が計測部位であると判定する(S326)。一方、Y軸方向の角速度記憶値が「+」でない場合(S325でNo)、角速度判定部11は、Y軸方向の角速度記憶値が「0」であるか否かを判定する(S327)。Y軸方向の角速度記憶値が「0」である場合(S327でYes)、角速度判定部11は、右大腿部が計測部位であると判定する(S328)。
また、ステップS324において、Z軸方向の角速度記憶値が「−」でない場合(S324でNo)、角速度判定部11は、Z軸方向の角速度記憶値が「0」であるか否かを判定する(S330)。Z軸方向の角速度記憶値が「0」である場合(S330でYes)、角速度判定部11は、X軸方向の角速度記憶値が「−」であるか否かを判定する(S331)。X軸方向の角速度記憶値が「−」である場合(S331でYes)、角速度判定部11は、左腹部が計測部位であると判定する(S332)。一方、X軸方向の角速度記憶値が「−」でない場合(S331でNo)、角速度判定部11は、X軸方向の角速度記憶値が「+」であるか否かを判定する(S333)。X軸方向の角速度記憶値が「+」である場合(S333でYes)、角速度判定部11は、右腹部が計測部位であると判定する(S334)。
なお、図12より明らかなように、図13の処理は、計測部位が変更される度に繰り返される。したがって、第二の実施の形態では、計測部位が変更される度に、携帯端末10の位置は、一度基準状態に戻された後に、計測部位に移動される。
上述したように、第二の実施の形態によれば、計測部位の計測順に対する自由度を向上させることができる。すなわち、ユーザは、最初の計測部位を自由に選択することができる。
なお、図11において、X軸方向、Y軸方向、及びZ軸方向の角速度の検出値の組み合わせに重複は無い。したがって、加速度の検出値を用いずとも、基準状態から計測部位への携帯端末10の移動過程において検出される角速度に基づいて、計測部位を判定してもよい。但し、携帯端末10の姿勢が安定した状態で検出される加速度を用いることにより、計測部位の判定精度を向上させることができる。
なお、上記各実施の形態は、皮下脂肪厚の計測以外を計測対象とする計測装置に用いられてもよい。例えば、計測対象が肌水分又は肌油分である場合、頬や目尻等、顔の一部が計測部位とされる。本実施の携帯端末10を用いて肌水分又は肌油分を計測する場合、加速度センサ107による検出値に基づいて、計測部位を自動判定するために、図14に示されるような情報を用いることができる。
図14は、加速度センサの検出値と顔の一部の計測部位との関係を示す図である。図14では、左右の頬と、左右の目尻とを計測部位とした場合の、加速度センサ107による検出値の一例が示されている。二の腕、腹部、大腿部等を、肌水分又は肌油分の計測部位としたい場合は、図8に示した情報を用いることができる。
このように、部位ごとに、当該部位を計測する際の加速度センサ107の検出値や、当該部位を計測する際の角速度センサ106の検出値等が予め測定されていれば、各種の計測装置に対して本実施の形態を適用することができる。
また、本実施の形態では、ユーザが、自身の体の一部を計測する例を説明したが、ユーザが、他者について計測を行う場合や、物の各部における何らかの数、量委、重さ、又は長さ等を計測する場合に、本実施の形態が用いられてもよい。
また、基準状態は、必ずしも、携帯端末10の正面がユーザの顔にほぼ正対している状態でなくてもよい。計測に用いられる装置の操作入力時の状態等に鑑みて、基準状態は適宜定められてもよい。
なお、本実施の形態において、携帯端末10は、計測装置の一例である。角速度センサ106は、第一の検出部の一例である。加速度センサ107は、第二の検出部の一例である。角速度判定部11及び加速度判定部12は、判定部の一例である。基準状態は、所定位置の一例である。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 携帯端末
11 角速度判定部
12 加速度判定部
13 発光制御部
14 信頼性判定部
15 皮下脂肪厚算出部
16 体脂肪率算出部
21 角速度関係情報記憶部
22 加速度関係情報記憶部
23 受光量記憶部
101 MPU
102 メモリ
103 補助記憶装置
104 タッチパネル
104a 表示装置
104b 入力装置
105 計測用センサ部
105a 発光部
105b 受光部
106 角速度センサ
107 加速度センサ

Claims (5)

  1. 計測対象の複数の部位における所定の情報を計測する計測装置であって、
    当該計測装置の回転の態様を検出する第一の検出部と、
    所定位置からのいずれかの前記部位への当該計測装置の移動過程において前記第一の検出部が検出する回転の態様に基づいて、当該計測装置が計測する部位を判定する判定部とを有する計測装置。
  2. 当該計測装置の姿勢を検出する第二の検出部を有し、
    前記判定部は、所定位置からのいずれかの前記部位への当該計測装置の移動過程において前記第一の検出部によって検出される回転の態様と、いずれかの前記部位への移動後において前記第二の検出部によって検出される姿勢とに基づいて、当該計測装置が計測する部位を判定する請求項1記載の計測装置。
  3. 前記判定部は、前記移動過程において前記第二の検出部によって検出される回転の態様に基づいて、当該計測装置を把持する手が左右いずれであるかを判定し、当該判定結果と、前記移動後において前記第二の検出部によって検出される姿勢とに基づいて、当該計測装置が計測する部位を判定する請求項2記載の計測装置。
  4. 計測対象の複数の部位における所定の情報を計測する計測装置が、
    所定位置からのいずれかの前記部位への当該計測装置の移動過程において当該計測装置の回転の態様を検出し、
    検出された回転の態様に基づいて、当該計測装置が計測する部位を判定する、
    処理を実行する計測部位判定方法。
  5. 計測対象の複数の部位における所定の情報を計測する計測装置に、
    所定位置からのいずれかの前記部位への当該計測装置の移動過程において当該計測装置の回転の態様を検出し、
    検出された回転の態様に基づいて、当該計測装置が計測する部位を判定する、
    処理を実行させるプログラム。
JP2013075025A 2013-03-29 2013-03-29 計測装置、計測部位判定方法、及びプログラム Pending JP2014198164A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013075025A JP2014198164A (ja) 2013-03-29 2013-03-29 計測装置、計測部位判定方法、及びプログラム
US14/219,117 US20140296748A1 (en) 2013-03-29 2014-03-19 Measuring apparatus, method of determining measurement region, and program

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013075025A JP2014198164A (ja) 2013-03-29 2013-03-29 計測装置、計測部位判定方法、及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014198164A true JP2014198164A (ja) 2014-10-23

Family

ID=51621528

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013075025A Pending JP2014198164A (ja) 2013-03-29 2013-03-29 計測装置、計測部位判定方法、及びプログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20140296748A1 (ja)
JP (1) JP2014198164A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10548528B2 (en) * 2015-08-07 2020-02-04 Ryan James Appleby Smartphone device for body analysis

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08280664A (ja) * 1995-04-13 1996-10-29 Hitachi Medical Corp 医療用診断ct装置
JP2002191578A (ja) * 2000-12-27 2002-07-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 皮下脂肪厚測定装置及びそれを用いた皮下脂肪厚測定方法
JP2005287618A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 生体情報測定装置
JP2007330550A (ja) * 2006-06-15 2007-12-27 Matsushita Electric Works Ltd 皮下脂肪厚計
JP2010178799A (ja) * 2009-02-03 2010-08-19 Panasonic Electric Works Co Ltd 光学式皮下脂肪厚測定装置
JP2012023554A (ja) * 2010-07-14 2012-02-02 Panasonic Corp 携帯端末、表示制御方法、及び表示制御プログラム
JP2013055376A (ja) * 2011-08-31 2013-03-21 Rakuten Inc 携帯型再生装置、携帯型再生装置の制御方法、プログラム、及び情報記憶媒体

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9367085B2 (en) * 2012-01-26 2016-06-14 Google Technology Holdings LLC Portable electronic device and method for controlling operation thereof taking into account which limb possesses the electronic device
US9146631B1 (en) * 2013-02-11 2015-09-29 Amazon Technologies, Inc. Determining which hand is holding a device

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08280664A (ja) * 1995-04-13 1996-10-29 Hitachi Medical Corp 医療用診断ct装置
JP2002191578A (ja) * 2000-12-27 2002-07-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 皮下脂肪厚測定装置及びそれを用いた皮下脂肪厚測定方法
JP2005287618A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 生体情報測定装置
JP2007330550A (ja) * 2006-06-15 2007-12-27 Matsushita Electric Works Ltd 皮下脂肪厚計
JP2010178799A (ja) * 2009-02-03 2010-08-19 Panasonic Electric Works Co Ltd 光学式皮下脂肪厚測定装置
JP2012023554A (ja) * 2010-07-14 2012-02-02 Panasonic Corp 携帯端末、表示制御方法、及び表示制御プログラム
JP2013055376A (ja) * 2011-08-31 2013-03-21 Rakuten Inc 携帯型再生装置、携帯型再生装置の制御方法、プログラム、及び情報記憶媒体

Also Published As

Publication number Publication date
US20140296748A1 (en) 2014-10-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8352639B2 (en) Method of device selection using sensory input and portable electronic device configured for same
US8886399B2 (en) System and method for controlling a vehicle user interface based on gesture angle
US8421752B2 (en) Portable electronic device and method therefor
Li et al. Leveraging proprioception to make mobile phones more accessible to users with visual impairments
EP2821879A1 (en) Method for entering commands and/or characters for a portable communication device equipped with a tilt sensor
CN102246125A (zh) 具有运动姿态识别的移动设备
US20130271400A1 (en) Shake unlock mobile touch device and method for unlocking the same
JP2016030086A (ja) 携帯端末、トレーニング管理プログラムおよびトレーニング管理方法
JP6483556B2 (ja) 操作認識装置、操作認識方法及びプログラム
JP6018474B2 (ja) プログラム、情報処理装置、情報処理方法および情報処理システム
US9823823B2 (en) Information processing device and information processing method
JP2014198164A (ja) 計測装置、計測部位判定方法、及びプログラム
CA2775662C (en) Method of device selection using sensory input and portable electronic device configured for same
CA2765542C (en) Portable electronic device and method therefor
CN109960404B (zh) 一种数据处理方法及装置
US10386185B2 (en) Information processing method and electronic device
CN105027037B (zh) 使用便携式电子设备来进行用户输入
JP5712663B2 (ja) 電子装置、補正方法およびプログラム
JP2013114433A (ja) 電子機器及び機械翻訳方法
KR20120054870A (ko) 휴대용 전자장치 및 그 동작 제어방법
KR20130012484A (ko) 가속도 센서를 이용한 휴대기기에서의 터치 세기 추정 방법
RU115937U1 (ru) Устройство пользовательского ввода
CN114903466A (zh) 测量肢体长度的方法及装置、可穿戴设备、存储介质
JP2017045472A (ja) タッチパネル式装置によるヘッドマウントディスプレイ上のポインタ操作が可能なシステム、プログラム、及び方法
JP2017150960A (ja) 携帯端末

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151204

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161012

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161101

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170509