JP5528602B2 - C形フックのコイル落下防止装置 - Google Patents

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本発明はC形フックのコイル落下防止装置に関する。
略C字形に形成されたC形フックの先端部を、圧延薄鋼板などの金属薄板からなるコイルおよび線材をコイル状に束ねた線材コイルの内径空間に挿入係止して、該コイルを吊り上げることが行われている。
これまで知られているC形フックにはワーク(コイル)の落下を防止する手段が装備されていない。コイルのC形フックへの積荷状態が不安定であったり、クレーンによる搬送時にコイルが隣接構造物などの障害物に衝突したりすると、ワークが落下して重大事故に繋がる危険性があった。
したがって、本発明の課題は、C形フックにおいてコイルの落下を防止することにある。
この課題を解決するため、請求項1に係る本発明は、下端部をコイルの内径空間に挿入係止してコイルの吊り上げを行うC形フックにおいて、C形フック下端部を略水平方向に延長するシャフトと、該シャフトの先端に該シャフトと共に回転するように連結された板状ストッパであって、コイルの側面を係止してコイルの落下を防止する係止位置とコイルの側面に干渉しない待避位置とを取り得る板状ストッパと、前記シャフトの基端に固着されて該シャフトをC形フックの本体裏面側から回転させて板状ストッパを前記係止位置と待避位置との間で切替操作するためのレバーと、を有することを特徴とするC形フックのコイル落下防止装置である。
請求項2に係る本発明は、請求項1記載のC形フックのコイル落下防止装置において、前記板状ストッパを係止位置または待避位置に位置規制するための当板がC形フック下端部の先端に設けられて該板状ストッパに当接可能であることを特徴とする。
請求項3に係る本発明は、請求項1記載のC形フックのコイル落下防止装置において、前記板状ストッパを係止位置または待避位置に位置規制するための当板がC形フックの本体裏面側荷設けられて前記レバーに当接可能であることを特徴とする。
本発明によるC形フックのコイル落下装置は、コイルの側面を係止してコイルの落下を防止する係止位置とコイルの側面に干渉しない待避位置とを取り得るように移動可能に設けられる板状ストッパと、この板状ストッパをユーザによる操作で係止位置と待避位置との間で移動させる移動手段としてのレバーを備えて構成されている。したがって、C形フックの下端部をコイルの内径空間に挿入係止した状態にして、レバーを操作してストッパを係止位置に移動させることによって、コイルの落下を防止することができる。これにより、コイルのC形フックへの積荷状態が不安定であったり、クレーンによる搬送時にコイルが隣接構造物などの障害物に衝突したような場合であっても、ワークが落下することなく保持されるので、ワーク落下に伴う重大事故を未然に防止することができる。また、レバー操作を本体裏面側から行うことができるので、安全且つ容易に操作することができる効果がある。
本発明の一実施例によるコイル落下防止装置が組み込まれたC形フックの側面図(a)および正面図(b)である。 このコイル落下防止装置の動作説明図であり、(a)はストッパ係止位置の要部拡大正面図、(b)はストッパ待避位置の要部拡大正面図である。 このコイル落下防止装置におけるレバー操作を説明するための要部拡大裏面図である。 このコイル落下防止装置の要部拡大側面図(a)およびその先端部をさらに拡大して示す図(b)である。
以下に本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明はこの実施例に限定されるものではない。たとえば、図示実施例では比較的幅の狭いコイルを吊り上げるように設計されたC形コイルに本発明のコイル落下防止装置を組み込んでいるが、コイル幅の大きいタイプのC形フックにも本発明は適用可能である。
図1を参照して、C形フック10は本体11の上端および下端にそれぞれ略水平に延長する上端部12および下端部13を有して略C字形に形成されている。上端部12はアーム14の下端と回動自在に連結され、アーム14の上端には吊りピン15が連結されていて、クレーンフック(図示せず)などによる吊り上げを可能にしている。上端部12の先端にはカウンターウエイト16が取り付けられている。カウンターウエイト16は、このC型フック10により吊り上げようとするコイルWの重量に応じたものを選択して取り付けられている。下端部13は、このC型フック10により吊り上げようとするコイルWの幅寸法に応じた横方向延長長さを有するように形成される。本体11の内面と下端部13の上面にはコイルWへの傷付けを防止するための保護パッド17,18が取り付けられている。また、本体11の両側面にはC形フック10の持ち運びのための取手19が取り付けられている。
コイルWは圧延薄鋼板などの金属薄板をコイル状に束ねたものであり、その内径空間Sに下端部13を挿入して、該下端部13の上(保護パッド18上)に係止する。この状態が図1に示されている。
図1とともに図2〜図4を参照して、このC形フック10に付設されている本実施例のコイル落下防止装置30は、C形フック下端部13の先端に回転可能に設けられた板状のストッパ31を有する。ストッパ31の基端部には、固定ボルト32の角軸(符号なし)が挿入される角穴33(図4(b))が設けられていて、固定ボルト32とともにストッパ31が一体に回転するように構成されている。固定ボルト32はC形フック下端部13の先端板13aに形成された貫通穴13bを回動自在に挿通し、該先端板13aの内側で先端丸軸部32aがシャフト34の穴に挿入されて、スプリングピン35a,35bで連結されている。シャフト34はC形フック下端部13に沿って本体11裏面側まで略水平に延長しており、本体11裏面側でボルト36でレバー37と一体に回転するように連結されている。
以上の構成において、ストッパ31が係止位置(図2(a))にあるとき、ストッパ31の先端がC形フック下端部13表面の保護パッド18を超えて上方に突出してコイルWの側面を係止し、C形フック10で吊り上げられているコイルWの落下を防止する。このときレバー37は図3に太実線で示された位置にあり、ストッパ31は同図に二点鎖線で示された位置にある。
この係止位置からレバー37を手動にて図3A矢印方向に回転させると、シャフト34および固定ボルト32も同方向に回転し、これとともにストッパ31も同方向に回転して、図2(b)に示される待避位置に移動する。C形フック下端部13の先端面には当板39が固着されており、ストッパ31の側面が当板39に当接することによりストッパ31は待避位置に止まる。図3において待避位置にあるストッパが一点鎖線で示されており、このときのレバー37位置が細実線で示されている。待避位置にあるときのストッパ31は保護パッド18より上方に突出しないので、コイルWの積み下ろしを円滑に行うことができる。図2(b)に示す待避位置でコイルWをC形フック下端部13に係止した後、レバー37を図3B方向に回転させると図2(a)に示される係止位置に移動する。このときのレバー37の回転は当板38で規制されるので、ストッパ31は係止位置に保持される。なお、この実施例ではシャフト34を回転させるように構成しているが、シャフトを固定にしてその中に長尺棒状の回転部材を貫通させて該回転部材の両端に固定ボルト32およびレバー37を各々一体に回転するように連結しても良い。
この実施例のコイル落下防止装置30によれば、ストッパ31が係止位置にあるときに誤ってコイルWを積荷しても、コイルWの内径がストッパ31に当たることによりストッパ31が図3A方向に回転して自動的に待避位置に移動するので、ストッパ31を破損させることがない利点がある。
10 C形フック
11 本体
12 上端部
13 下端部
30 コイル落下防止装置
31 ストッパ
32 固定ボルト
34 シャフト
37 レバー
38,39 当板

Claims (3)

  1. 下端部をコイルの内径空間に挿入係止してコイルの吊り上げを行うC形フックにおいて、C形フック下端部を略水平方向に延長するシャフトと、該シャフトの先端に該シャフトと共に回転するように連結された板状ストッパであって、コイルの側面を係止してコイルの落下を防止する係止位置とコイルの側面に干渉しない待避位置とを取り得る板状ストッパと、前記シャフトの基端に固着されて該シャフトをC形フックの本体裏面側から回転させて板状ストッパを前記係止位置と待避位置との間で切替操作するためのレバーと、を有することを特徴とするC形フックのコイル落下防止装置。
  2. 前記板状ストッパを係止位置または待避位置に位置規制するための当板がC形フック下端部の先端に設けられて該板状ストッパに当接可能であることを特徴とする、請求項1記載のC形フックのコイル落下防止装置。
  3. 前記板状ストッパを係止位置または待避位置に位置規制するための当板がC形フックの本体裏面側に設けられて前記レバーに当接可能であることを特徴とする、請求項1記載のC形フックのコイル落下防止装置。
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