JP5526685B2 - 大入熱溶接用鋼 - Google Patents

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本発明は、溶接入熱量が300kJ/cmを超える大入熱溶接の溶接熱影響部の低温靭性に優れた、降伏強度460N/mm以上の大入熱溶接用鋼に関する。
大入熱溶接による溶接熱影響部靱性の低下に対しては、従来、(1)鋼中に分散する粒子(介在物)によるピンニング効果に基づく結晶粒の粗大化防止(結晶粒の微細化)、(2)オーステナイト結晶粒内のフェライト変態促進に基づく変態組織及び有効結晶粒の微細化、(3)MA(Martensite−Austenite constituent;島状マルテンサイト)に代表される局所的な脆化相の生成抑制、(4)地組織の靭性改善が有効とされ、これらを組み合わせた大入熱溶接用鋼が種々提案されている。
例えば、TiNを微細分散させることによりオーステナイト粒の粗大化を抑制する技術は既に実用化されている。また、TiN中にNbを含有させ、大入熱溶接時に固溶したNbによりオーステナイト粒の粗大化を抑制する技術(特許文献1)や、Tiの酸化物を溶接熱影響部に分散させて溶接熱影響部の靱性を向上させる技術(特許文献2)も提案されている。
これらは、焼入れ性が低い成分組成で強度が低い鋼や、入熱量70kJ/cm程度の小入熱溶接で溶接する場合に有効であるものの、降伏強度が460N/mm以上で、比較的C量や合金添加量が多く添加された成分組成の鋼に入熱量300kJ/cmの大入熱溶接を施し、ボンド部組織に、島状マルテンサイト(MA)と呼ばれる硬質の脆化組織が数%形成する場合には十分な効果が得られない。
一方で、溶接構造用鋼の高強度化の観点からは、降伏強度が460N/mm2以上の高強度鋼のニーズが高く、溶接熱影響部靭性とともに母材強度を確保することも重要な課題となっている。大入熱溶接用鋼材を高強度化する技術として、特許文献3〜5などが開示されている。特許文献3には、BとMoとを複合的に添加し、かつ添加Ti量やN量等を制御して変態前のオーステナイト素地に固溶しているB量を所定量確保することにより、母材の高強度化が可能であることが記載されている。また、特許文献4および5には、固溶Bおよび固溶Nbを確保するために、これらが完全に固溶する温度までスラブを加熱することによって、母材強度に優れた高強度鋼の製造が可能であることが記載されている。
特開2004−218010号公報 特開昭57−51243号公報 特開2007−284712号公報 特開平11−229078号公報 特開平11−256270公報
最近、使用温度が−20℃以下の溶接構造物を降伏強度(YP)460N/mmクラスを超える高強度鋼に、大入熱溶接を適用して製造することが検討されるようになり、大入熱溶接熱影響部の低温靭性向上が新たな課題となっている。
しかし、特許文献3には板厚が50mmを超える発明例の降伏強度は460N/mm を下回っており、こうした板厚が50mmを超える厚肉材においても高強度と大入熱溶接熱影響部の低温靱性とが両立するかどうか不明である。
一方、特許文献4および5においては、固溶Nb確保の観点から全Nb量に対する不溶Nb量の割合を規定しているものの、Nbを完全に固溶させる温度にスラブを再加熱する、ということ以外にNb存在形態の制御方法について記載がない。
そこで、本発明は、板厚が60mm以上の厚肉材にも適用可能で、降伏強度が460N/mm以上の高強度であり、溶接入熱量が300kJ/cmを超える大入熱溶接熱影響部の低温靭性に優れるものを提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討を行い、基本成分系をTi−Nb系として、鋼を圧延後、冷却する際の焼入れ性を高める固溶Nb量を確保し、さらに、高温域のオーステナイト粒の粒成長を抑制するTiN、あるいは、TiとNbとの複合析出物を確保するように成分設計を行った場合、母材強度と優れたHAZ靭性を有する高強度鋼板が得られることを知見した。
特に、固溶Nb量としては、室温にて析出しているNb量を鋼中のNb含有量から差し引いた値ではなく、高温状態での固溶Nb量を制御することが肝要であり、これにより変態組織形成や析出強化などのNbの機能を安定して発揮できることを知見した。また、この固溶Nbを確保する方法として、鋼材製造時のスラブなど鋼素材がたとえば1000〜1250℃の温度域に再加熱される工程を想定した上で、かかる熱履歴を経た鋼において固溶Nb量が適正となるようにするには、いかなる鋼成分であるべきか、との観点で検討を加え、鋼中のNb量とN量との間の関係式を導出するに至った。
本発明は得られた知見を基に更に検討を加えてなされたもので、すなわち、本発明は、
1.鋼組成が、質量%で、
C:0.03〜0.1%、
Si:0.01〜0.5%、
Mn:1.0〜3.0%、
P:0.02%以下
S:0.0050%以下
Al:0.005〜0.1%
Ti:0.004〜0.03%
Nb:0.01〜0.05%
B:0.0003〜0.0025%
N:0.0020〜0.0080%
を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなり、母相の固溶Nb量(Nb*)が下記の式を満たすことを特徴とする大入熱溶接用鋼。

(Nb*)≧0.007%。
但し、(Nb*)=(Nb)−88×{[13×(Nb)−1.5]×(N)
+[−8.3×10−2×(Nb)+2.7×10−2]×(N)+1.1×10−2×(Nb)−1.7×10−4}で、各元素は含有量(質量%)
2.鋼組成が、更に、V:0.2%以下、Cu:1.0%以下、Ni:1.0%以下、Cr:0.4%以下、Mo:0.4%以下のうちから選ばれる1種または2種以上を含有することを特徴とする1に記載の大入熱溶接用鋼。
3.鋼組成が、更に、Ca:0.0005〜0.0050%、Mg:0.0005〜0.0050%、Zr:0.001〜0.02%、REM:0.001〜0.02%のうちから選ばれる1種または2種以上を含有することを特徴とする1または2に記載の大入熱溶接用鋼。
本発明によれば、溶接入熱量が300kJ/cmを超える大入熱溶接熱影響部の低温靭性に優れる降伏強度が460N/mmを超える高強度鋼が得られ産業上極めて有用である。
本発明では、スラブ加熱時において固溶Nb量(Nb*)を確保することによって母材を変態強化および/または析出強化し、溶接熱影響部ではTiNあるいはTi、Nbの複合析出物によるピンニング効果によってオーステナイト粒を微細化する。
[成分組成]
以下の説明において%は質量%とする。
C:0.03〜0.1%
Cは、強度を確保するため0.03%以上添加する。一方、0.1%を超えて添加すると、溶接熱影響部靭性を低下させるので、0.03〜0.1%、好ましくは0.04〜0.09%とする。
Si:0.01〜0.5%
Siは、製鋼上0.01%以上が必要で、一方、0.5%を超えると、母材の靱性を劣化させるようになるので0.01〜0.5%とする。
Mn:1.0〜3.0%
Mnは、母材の強度を確保するため1.0%以上必要である。3.0%を超えて含有すると溶接部の靱性を劣化させるようになるので、1.0〜3.0%とする。
P:0.02%以下、S:0.0050%以下
P、Sは、不可避的に混入する不純物であり、Pは0.02%を超えると、溶接部の靭性を低下させるため、0.02%以下に制限する。Sは、0.0050%を超えると、母材および溶接部の靭性を低下させるため、0.0050%以下とする。
Al:0.005〜0.1%
Alは、鋼の脱酸上0.005%以上、好ましくは0.01%以上必要で、一方、0.1%を超えて含有すると母材の靱性を低下させると同時に溶接金属の靱性を劣化させるため、0.005〜0.1%とする。
Ti:0.004〜0.03%
Tiは、凝固時にTiNとなって析出し、溶接熱影響部でのオーステナイトの粗大化抑制やフェライト変態核となって高靱性化に寄与する。0.004%に満たないとその効果が少なく、0.03%を超えるとTiN粒子の粗大化によって前記の期待する効果が得られなくなるため、0.004〜0.03%とする。
Nb:0.01〜0.05%
Nbは、本発明において重要な元素であり、母材の強度・靱性を確保するために0.01%以上必要である。0.05%を超えて含有すると、溶接熱影響部の靱性が低下するようになるので、0.01〜0.05%とする。
B:0.0003〜0.0025%
Bは、溶接熱影響部でBNを生成して、固溶Nを低減するとともにフェライト変態核として作用する元素である。このような効果を得るには0.0003%以上の含有が必要であるが、0.0025%を超えて添加すると焼入れ性が過度に増して靱性が劣化するようになるので0.0003〜0.0025%とする。
N:0.0020〜0.0080%
Nは、ピンニング効果により溶接熱影響部組織の粗大化を抑制する、TiN、あるいはTiとNbとの複合析出物を生成する、本発明において重要な元素である。大入熱溶接であってもボンド近傍を除いた溶接熱影響部においてTiNあるいはTi、Nbの複合析出物は溶解せずにピンニング効果により溶接熱影響部組織の粗大化を抑制して靭性を改善する。そのような効果を得るために0.0020%以上必要である。0.0080%を超えて含有すると、溶接熱サイクルによってTiN、あるいはTiとNbとの複合析出物が溶解する領域で固溶N量が増加して靱性が低下するようになるので0.0020〜0.0080%とする。
母相の固溶Nb量(Nb*)≧0.007%
変態強化および/または析出強化により母材の降伏強度を460N/mm以上とするため、変態前のオーステナイト素地に固溶しているNb量(Nb*)を0.007%以上とする。
本発明では固溶Nb量(Nb*)を下式で規定する。
固溶Nb量(Nb*)=(Nb)−88×{[13×(Nb)−1.5]×(N)
+[−8.3×10−2×(Nb)+2.7×10−2]×(N)+1.1×10−2×(Nb)−1.7×10−4
固溶Nb量(Nb*)が0.007%未満の場合、固溶Nb量(Nb*)が不十分となり焼入れ性向上効果が得られず、母材強度が低下する。
なお、上記、固溶Nb量(Nb*)を規定する式は、Nb量とN量を種々変化させた鋼について、変態前のオーステナイト素地に固溶しているNb量(Nb*)を測定した結果から導出したものである。
固溶Nb量(Nb*)を求めるには、まず、製造したスラブを1000℃〜1250℃の加熱段階から急冷し、前記急冷した鋼中から抽出残渣として得られたNb(C,N)析出物中のNb量を化学分析し、次に添加した全Nb量からNb(C,N)析出物中のNb量を差し引くことにより算出する。
以上が本発明の基本成分組成であるが、更に特性を向上させる場合、V、Cu、Ni、Cr、Mo、Ca、Mg、Zr、REMから選ばれる少なくとも1種または2種以上を含有させることができる。Vはフェライト生成核としての機能を有し、Cu、Ni、Cr、Moは強度向上などの機能を有する。Ca、Mg、Zr、REMは靱性改善効果を有する。
V:0.2%以下
Vは、母材の強度・靱性の向上およびVNとしてのフェライト生成核として働くが、0.2%を超えて含有すると靱性の低下を招くようになるので、添加する場合は0.2%以下とすることが好ましい。
Cu:1.0%以下
Cuは、強度を増加させる作用を有するが、1.0%を超えて含有すると熱間脆性により鋼板表面の性状を劣化させるとともに母材の靭性を劣化させるようになるので、添加する場合は1.0%以下とすることが好ましい。
Ni:1.0%以下
Niは、母材の靭性を低下させることなく強度を増加させることができる元素であるが、多量に添加すると、合金コストが高くなり経済的に不利となる。このため、Niを添加する場合は、好ましくは上限を1.0%、さらに好ましくは上限を0.8%とする。
Cr:0.4%以下
Crは、母材の高強度化に有効な元素であるが、多量に添加すると靱性に悪影響を与えるため、添加する場合は上限を0.4%とすることが好ましい。
Mo:0.4%以下
Moは、母材の高強度化に有効な元素であるが、多量に添加すると靱性に悪影響を与えるため、添加する場合は上限を0.4%とすることが好ましい。
Ca:0.0005〜0.0050%
Caは、Sを固定し、酸硫化物を分散せしめることによる靱性改善効果を有する元素である。このような効果を発揮させるには少なくとも0.0005%以上含有することが好ましいが、0.0050%を超えて含有しても効果が飽和するため、添加する場合は0.0005〜0.0050%とすることが好ましい。
Mg:0.0005〜0.0050%
Mgは、酸化物あるいは酸硫化物の分散による靱性改善効果を有する元素である。このような効果を発揮させるには少なくとも0.0005%以上含有することが好ましいが、0.0050%を超えて含有しても効果が飽和するため、添加する場合は0.0005〜0.0050%とすることが好ましい。
Zr:0.001〜0.02%
Zrは、酸化物の分散による靱性改善効果を有する元素である。このような効果を発揮させるには少なくとも0.001%以上含有することが好ましいが、0.02%を超えて含有しても効果が飽和するため、添加する場合は0.001〜0.02%とすることが好ましい。
REM:0.001〜0.02%
REMは、酸化物の分散による靱性改善効果を有する元素である。このような効果を発揮させるには少なくとも0.001%以上含有することが好ましいが、0.02%を超えて含有しても効果が飽和するため、添加する場合は0.001〜0.02%とすることが好ましい。
本発明に係る鋼は、降伏強度として460N/mm以上が得られるように、例えば、以下のようにして製造される。まず上述した成分組成を有する溶銑を転炉で精錬して鋼とした後、必要に応じてRH脱ガスなど脱ガス処理を施す。なお、変態前のオーステナイト素地に固溶しているNb量(Nb*)が0.007%以上となるようにするためには、転炉滓精錬や脱ガス処理の後、必要に応じて加窒処理などを施し、N量を目標値とした溶鋼について、その溶鋼中のN量を化学分析したうえで、その後に添加する含Nb原料(例えば、FeNb)の添加量を決定すればよい。
成分調整が完了した溶鋼を、連続鋳造または造塊−分塊工程を経て鋼片とする。
鋼片を再加熱後、熱間圧延し、所望する板厚に応じて放冷また、前記熱間圧延後に、加速冷却、直接焼入れ−焼戻し、再加熱焼入れ−焼戻し、再加熱焼準−焼戻しなどの工程で製造する。
以下、実施例を用いて本発明の作用効果を説明する。
150kgの高周波溶解炉にて、種々の組成の鋼を溶製して鋼片とした後、1000℃〜1250℃に再加熱し、累積圧下率50%以上の熱間圧延を施して板厚60mmとした後に加速冷却(冷却速度:3〜10℃/s)を施して厚鋼板を製造した。表1に供試鋼の組成を示す。
Figure 0005526685
得られた厚鋼板から、平行部14φ×85mm、標点間距離70mmの丸棒引張試験片試験片長手方向が板幅方向と一致するように採取し、また、2mmVノッチシャルピー試験片を試験片長手方向が圧延方向と一致するように採取し、母材の強度と靭性を評価した。また、溶接継手の特性を測定するため、入熱量400kJ/cmのエレクトロガス溶接を実施して溶接継手を作製し、ボンド部の靱性を2mmVノッチシャルピー試験にて評価した。2mmVノッチシャルピー試験はvTrs(℃)と試験温度−40℃での衝撃吸収エネルギー値vE−40(J)を3本平均値で求めた。
表2に、母材の機械的性質と溶接継手ボンド部の靱性を示す。表2から、本発明例である鋼No.1〜7ではいずれも降伏強さ(YP)が460N/mm以上でシャルピー破面遷移温度も‐60℃以下と優れた母材特性を有していることが確認された。
また、本発明鋼は溶接継手ボンド部のシャルピー衝撃吸収エネルギー値(試験温度‐40℃、3回の試験の平均値)が100J以上であり、溶接熱影響部靱性にも優れている。
一方、化学成分や固溶Nb(Nb*)の少なくとも1つ以上が本発明範囲を外れる比較例である鋼No.8〜21は、上記いずれか1つ以上の特性が劣っている。
Figure 0005526685

Claims (3)

  1. 鋼組成が、質量%で、
    C:0.03〜0.1%、
    Si:0.01〜0.5%、
    Mn:1.0〜3.0%、
    P:0.02%以下
    S:0.0050%以下
    Al:0.039〜0.1%
    Ti:0.004〜0.03%
    Nb:0.01〜0.024%
    B:0.0003〜0.0025%
    N:0.0020〜0.0080%
    を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなり、母相の固溶Nb量(Nb*)が下記の式を満たすことを特徴とする大入熱溶接用鋼。

    (Nb*)≧0.007%。
    但し、(Nb*)=(Nb)−88×{[13×(Nb)−1.5]×(N)
    +[−8.3×10−2×(Nb)+2.7×10−2]×(N)+1.1×10−2×(Nb)−1.7×10−4}で、各元素は含有量(質量%)
  2. 鋼組成が、更に、V:0.2%以下、Cu:1.0%以下、Ni:1.0%以下、Cr:0.4%以下、Mo:0.4%以下のうちから選ばれる1種または2種以上を含有することを特徴とする請求項1に記載の大入熱溶接用鋼。
  3. 鋼組成が、更に、Mg:0.0005〜0.0050%、Zr:0.001〜0.02%、REM:0.001〜0.02%のうちから選ばれる1種または2種以上を含有することを特徴とする請求項1または2に記載の大入熱溶接用鋼。
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